JP3856286B2 - 配線方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバ配線板配線方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信装置は、図15に示すように、キャビネット10内にラック20が配設され、当該ラック20内にサブラック30が複数配設され、当該サブラック30内に、必要に応じた機能を有するパッケージ40がブックシェルフ方式でそれぞれ複数配設されている。
【0003】
このような光通信装置1においては、図16に示すように、パッケージ40の後端の電気端子48とサブラック30の後端のバックパネル32の電気端子37とを接続することにより(または電気コネクタ付きコードを接続することにより)、外部から制御系電気信号を送信することができる。
【0004】
一方、パッケージ40のフロントパネル42に実装された光ファイバコネクタレセプタクル43,44に、図17,18に示すように、トレイ60で束ねられて端部に光ファイバコネクタプラグ52を装着された光ファイバ51を接続することにより、光信号がパッケージ40間でやりとりされる。なお、サブラック30のバックパネル32に光ファイバコネクタレセプタクル43を実装して光ファイバ51を接続することにより光信号のやりとりを行うこともある。
【0005】
このような光通信装置1においては、光波長多重伝送などの光通信方式の進展に伴って、接続する光端子の数量が激増しているため、例えば、MU形光ファイバコネクタなどのような単心形光ファイバコネクタ付き光ファイバコードはもちろんのこと、例えば、MPO形光ファイバコネクタなどのような多心形光ファイバコネクタ付き光ファイバコードであっても、輻輳してしまうという問題を生じている。
【0006】
そこで、図19に示すように、光ファイバコネクタプラグ52を端部に装着した光ファイバ51を樹脂製のシート53上に目的のパターンで複数配線した光ファイバ配線板50を接続することにより、輻輳を解消するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したような光ファイバ配線板50を用いてパッケージ40間を接続すると、サブラック30内のすべてのパッケージ40の前面(または後面)が光ファイバ配線板50で覆われてしまうため、サブラック30内の目的とするパッケージ40の保守点検や交換を行う場合には、サブラック30内のすべてのパッケージ40から光ファイバ配線板50の光ファイバコネクタプラグ52を外さなければならず、非常に手間がかかってしまっていた。
【0008】
このため、例えば、図20に示すように、シート53をラック20の側面へ位置させるように光ファイバ51を延長させた光ファイバ配線板50を適用することも考えられるが、結局、延長した光ファイバ51をトレイ60によって取り回さなければならなくなってしまうため、輻輳するという問題の解決にならなくなってしまう。
【0009】
このようなことから、本発明は、多数の光ファイバを接続する場合であっても、輻輳することなく効率よく高密度で実装することができる光ファイバ配線板配線方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するための、第一番目の発明による配線方法は、ラックに対して複数のサブラックを介して挿抜可能にそれぞれ配設された複数のパッケージに設けられた複数の光ファイバコネクタレセプタクルと光ファイバ配線板の光ファイバコネクタプラグとを接続して配線する配線方法であって、前記光ファイバ配線板が、可撓性を有する直線状のシートと、前記シートの一端側の一方の長辺側および他端側の他方の長辺側から櫛の歯状に端部をそれぞれ突出させると共に目的とするクロスパターンとなるように当該シートに取り付けられた複数の光ファイバと、前記光ファイバの両端にそれぞれ取り付けられた光ファイバコネクタプラグとを備えてなり、前記パッケージの挿抜移動を阻害しないように、前記光ファイバ配線板の前記シートの端部側を当該パッケージの前記光ファイバコネクタレセプタクルの近傍で、上下方向に隣り合う前記サブラックの間に位置させると共に、前記光ファイバ配線板の前記シートの中程部分を前記ラックの側面側に位置させるように当該光ファイバ配線板の当該シートを曲げながら当該光ファイバ配線板を配向することを特徴とする。
【0011】
第二番目の発明による配線方法は、ラックに対して複数のサブラックを介して挿抜可能に配設された複数のパッケージに設けられた複数の光ファイバコネクタレセプタクルと光ファイバ配線板の光ファイバコネクタプラグとを接続して配線する配線方法であって、前記光ファイバ配線板が、可撓性を有するコ字状のシートと、前記シートの端部側の対向する辺側から櫛の歯状に端部をそれぞれ突出させると共に目的とするクロスパターンとなるように当該シートに取り付けられた複数の光ファイバと、前記光ファイバの両端にそれぞれ取り付けられた光ファイバコネクタプラグとを備えてなり、前記パッケージの挿抜移動を阻害しないように、前記光ファイバ配線板の前記シートの端部側を当該パッケージの前記光ファイバコネクタレセプタクルの近傍で、上下方向に隣り合う前記サブラックの間、又は、最上段の前記サブラックの上側及び最下段の前記サブラックの下側に位置させると共に、前記光ファイバ配線板の前記シートの中程部分を前記ラックの側面側に位置させるように当該光ファイバ配線板の当該シートを曲げながら当該光ファイバ配線板を配向することを特徴とする。
【0013】
番目の発明による配線方法は第一番目の発明による配線方法において前記光ファイバ配線板の前記シートの中程部分を前記ラックの後方で曲げて折り返し、当該シートの両方の端部を同一トレイに配置することを特徴とする。
【0014】
番目の発明による配線方法は第二番目の発明による配線方法において、厚さ方向に重ねられて配設される前記光ファイバ配線板の前記シートを前記ラックの前面から側面に向かって折り曲げたときに、当該シートのコ字状に曲折する角部分の位置が上下の当該光ファイバ配線板で互いに重ならないように当該光ファイバ配線板の当該シートの大きさが調整されて、当該ラックの側面で上下の当該光ファイバ配線板の位置を入れ替えて交差させることを特徴とする。
【0015】
番目の発明による配線方法は第一番目の発明による配線方法において前記光ファイバ配線板の前記シートを、上下方向に隣り合う前記サブラックの間で、厚さ方向に重ねて配設する際に、接続すべき前記光ファイバコネクタレセプタクルの位置が近い順に、前記シートを前記ラックに近い側から遠い側へと重ねて配置し、前記シートの端部側から突出した前記光ファイバの長さが前記ラックに近い側から遠い側へ順に長くなるように調整されていることを特徴とする。
第六番目の発明による配線方法は、第二番目の発明による配線方法において、前記光ファイバ配線板の前記シートを、上下方向に隣り合う前記サブラックの間、又は、最上段の前記サブラックの上側及び最下段の前記サブラックの下側で、厚さ方向に重ねて配設する際に、接続すべき前記光ファイバコネクタレセプタクルの位置が近い順に、前記シートを前記ラックに近い側から遠い側へと重ねて配置し、前記シートの端部側から突出した前記光ファイバの長さが前記ラックに近い側から遠い側へ順に長くなるように調整されていることを特徴とする。
【0016】
第七番目の発明による配線方法は、第一番目の発明による配線方法において前記光ファイバ配線板の前記シートを、隣り合うサブラックの間で、厚さ方向に重ねて配設する際に、立てた状態で保持することを特徴とする。
第八番目の発明による配線方法は、第二番目の発明による配線方法において、前記光ファイバ配線板の前記シートを、隣り合うサブラックの間、又は、最上段の前記サブラックの上側及び最下段の前記サブラックの下側で、厚さ方向に重ねて配設する際に、立てた状態で保持することを特徴とする。
第九番目の発明による配線方法は、第一番目の発明による配線方法において、前記パッケージの上側に入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられると共に、前記パッケージの下側に出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられ、上下方向に隣り合う下側の前記サブラックの前記パッケージの入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに前記光ファイバ配線板の一方の前記光ファイバコネクタプラグを接続すると共に、上下方向に隣り合う上側の前記サブラックの前記パッケージの出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに当該光ファイバ配線板の他方の前記光ファイバコネクタプラグを接続することを特徴とする。
第十番目の発明による配線方法は、第二番目の発明による配線方法において、前記パッケージの上側に入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられると共に、前記パッケージの下側に出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられ、最上段の前記サブラックの前記パッケージの入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに前記光ファイバ配線板の一方の前記光ファイバコネクタプラグを接続すると共に、最下段の前記サブラックの前記パッケージの出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに当該光ファイバ配線板の他方の前記光ファイバコネクタプラグを接続することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明による配線方法の実施の形態を以下に説明するが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
【0018】
[第一番目の実施の形態]
本発明による配線方法の第一番目の実施の形態を図1〜10を用いて説明する。図1は、異なるサブラックのパッケージ間をクロス配線するように2つのトレイで支持される基本的な光ファイバ配線板の概略構成図、図2は、上下方向に隣り合うサブラックのパッケージ間をクロス配線するように1つのトレイで支持される基本的な光ファイバ配線板の概略構成図、図3は、異なるサブラックのパッケージ間をクロス配線するように2つのトレイで支持される具体的な光ファイバ配線板の概略構成図、図4は、上下方向に隣り合うサブラックのパッケージ間をクロス配線するように1つのトレイで支持される具体的な光ファイバ配線板の概略構成図、図5は、パッケージの概略構成図、図6は、図5のパッケージを配設したサブラックを格納したラックの外観図、図7は、トレイの概略構成図、図8は、図6のパッケージ間を接続した状態の外観図、図9は、図8の一部抽出拡大図、図10は、クロス配線の説明図である。ただし、前述した従来の技術で説明した部材と同様な部材については、前述した従来の技術の説明で用いた符号と同一の符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0019】
図5に示すように、本実施の形態で適用するパッケージ140は、基板141に1×64の光スイッチ145を二つ搭載し、フロントパネル142の中央部分に単心形の光ファイバコネクタレセプタクル143を2個取り付けると共に、フロントパネル142の上下方向両端側に八心形の光ファイバコネクタレセプタクル144を八個ずつ(計十六個)取り付けたものである。なお、図中、146は光スイッチ145と光ファイバコネクタレセプタクル143とを接続する単心の光ファイバ、147は光スイッチ145と光ファイバコネクタレセプタクル144とを接続する八心の光ファイバ、148は光スイッチ145の作動用に基板141に取り付けられた電気端子である。
【0020】
なお、光スイッチ145としては、導波路によってマッハツェンダ干渉計を構成し、導波路長を熱光学的効果(TO効果)で調整して光の出力ポートを選択するようにしたPLC−TOSWが最も実用的である。
【0021】
前記パッケージ140は、図6に示すように、サブラック30内に左右方向に複数配設される。パッケージ140を複数配設されたサブラック30は、ラック20内に上下方向に複数配設される。
【0022】
例えば、パッケージ140の幅が標準の20.3mmである場合、ラック20の幅を19インチとすると、サブラック30内に最大二十一枚のパッケージ140を配設することが可能となる。このようなサブラック30内に十六枚のパッケージ140を配設すると共に、ラック20にサブラック30を四つ配設できるようにすれば、ラック20内にパッケージ140を六十四枚配設することができる。ここで、パッケージ140の高さを6U(266.7mm)とし、上下方向に隣り合うサブラック30の間に2U(88.9mm)の間隔をあけると、全体で32Uとなり、キャビネット10の全高を1800mm程度の大きさとすることができ、実用的なサイズに抑えることができる。
【0023】
また、例えば、各パッケージ140の基板141の上側に位置する光スイッチ145を入力用とし、下側に位置する光スイッチ145を出力用とし、単一のパッケージ140内で入出力を行う一対の光スイッチ145を備えるように割り振れば、ラック20内にパッケージ140を当初から六十四枚配設しなくても使用することが可能になり、パッケージ140を必要に応じて一枚ずつ増設することが可能となると共に、パッケージ140を入力用と出力用とに分ける必要がないので、制御するにあたって好都合となる。
【0024】
このようにパッケージ140を配設して、例えば、図10(a)に示すように、すべてのパッケージ140の光スイッチ145の入力側と出力側とを接続するように従来の場合と同様にして光ファイバ51でクロス配線すると(64心入力×64心出力の4096心)、64×64となるマトリックス形の光スイッチモジュールを構成でき、一チップで同様な機能を有する光スイッチを作製する場合よりも実用化が容易となる。なお、光スイッチ145がPLC−TOSWの場合、マトリックス形では32×32、1×N形では1×128程度までが実現可能な規模である。
【0025】
しかしながら、このようにして各パッケージ140の光スイッチ145間を光ファイバ51で各々クロス配線すると輻輳が著しくなってしまう。そこで、本実施の形態では、図10(b)に示すように、8×8クロス配線(8心入力8束×8心出力8束の64心)を64枚用いて光ファイバ配線板を構成することにより、輻輳を避けると共に作製の容易化を図るようにしたのである。
【0026】
このような構成による光ファイバ配線板の基本的な構成を図1,2を用いて説明する。
【0027】
図1に示すように、光ファイバ配線板150は、ポリイミド等のような耐熱性および可撓性を有する樹脂からなるコ字状のシート153の端部側の対向する辺側から櫛の歯状に端部を突出させると共に目的とするクロスパターンとなるように当該シート153に複数(図1では二十一本)の光ファイバ151(八心)を取り付け、当該光ファイバ151の両端に光ファイバコネクタプラグ152(八心用)をそれぞれ装着したものである。このような構造をなす光ファイバ配線板150は、異なるサブラック30に配設されたパッケージ140間を2つのトレイで支持しながらクロス配線する場合に適用すると有効である。
【0028】
一方、図2に示すように、光ファイバ配線板250は、ポリイミド等のような耐熱性および可撓性を有する樹脂からなる直線状のシート253の一端側の一方の長辺側および他端側の他方の長辺側から櫛の歯状に両端部を突出させると共に目的とするクロスパターンとなるように当該シート253に複数(図2では二十一本)の光ファイバ151(八心)を取り付け、当該光ファイバ151の両端に光ファイバコネクタプラグ152(八心用)をそれぞれ装着したものである。このような構造をなす光ファイバ配線板250は、上下方向に隣り合うサブラック30に配設されたパッケージ140間を1つのトレイで支持しながらクロス配線する場合に適用すると有効である。
【0029】
このような光ファイバ配線板150,250においては、パッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル143,144の配線位置等に応じて光ファイバ151の長さやシート153,253の大きさを決定すればよく、基本的な配線パターンが配置位置等に左右されることなく同一であるため、容易に製作することができる。例えば、シート153,253の幅を2U(88.9mm弱)とすれば、外径0.25mmの光ファイバ心線を256心(幅64mm)整列させることができる。
【0030】
なお、コ字状をなす光ファイバ配線板150においては、図3に示すように、両端側の光ファイバコネクタプラグ152をシート153aの端部側から順に突出させるように八本の光ファイバ151を当該シート153aに取り付ける一方(図3(a)参照)、上記シート153aの一端側から突出する上記光ファイバコネクタプラグ152の整列方向に沿って順に並ぶようにすると共に上記シート153aの他端側から突出する上記光ファイバコネクタプラグ152とシート153bの厚さ方向で重なるように、当該シート153bに八本の光ファイバ151を取り付け(図3(b)参照)、これらシート153a,153bを重ね合わせて接着することにより構成すれば(図3(c)参照)、パッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144に対して光ファイバコネクタプラグ152を接続しやすくシート153に配置することができる。
【0031】
一方、直線状をなす光ファイバ配線板250においては、図4に示すように、両端側の光ファイバコネクタプラグ152をシート253aの端部側から順に突出させるように八本の光ファイバ151を当該シート253aに取り付ける一方(図4(a)参照)、上記シート253aの一端側で突出する上記光ファイバコネクタプラグ152の整列方向に沿って順に並ぶようにすると共に上記シート253aの他端側で突出する上記光ファイバコネクタプラグ152とシート253bの厚さ方向で重なるように、当該シート253bに八本の光ファイバ151を取り付け(図4(b)参照)、これらシート253a,253bを重ね合わせて接着することにより構成すれば(図4(c)参照)、パッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144に対して光ファイバコネクタプラグ152を接続しやすくシート253に配置することができる。
【0032】
このような光ファイバ配線板150,250を使用して各パッケージ140間を配線する配線方法を次に説明する。
【0033】
まず、あらかじめ、図6に示すように、パッケージ140に配列順(本実施の形態では図6中、左上から)に番号(1〜64)を付しておくと共に、各パッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144に配列順(本実施の形態では図6中、上方から)に番号(1〜8)を付しておく一方、図1〜4に示すように、各光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152に配列順(本実施の形態ではシート153,253の端部側から)に番号(1〜16)を付しておく。さらに、図9に示すように、各光ファイバ配線板150に配列順(本実施の形態ではラック20側から)に番号(1〜16)を付しておく。
【0034】
そして、図8,9に示すように、ラック20に対するパッケージ140の挿抜移動を阻害しないように、ラック20内で上下方向に隣り合うサブラック30の間(光ファイバ配線板150,250の近傍)に光ファイバ配線板150,250のシート153,253の端部側を位置させると共に、ラック20の側面側に光ファイバ配線板150,250のシート153,253の中程部分を位置させるように当該光ファイバ配線板150,250の当該シート153,253を極端に屈曲させることなくある程度の曲率で曲げながら当該光ファイバ配線板150,250を配向し、前述した図10(b)に示したような配線パターンとなるように各パッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144と各光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152とをそれぞれ接続する。
【0035】
具体的には、パッケージ140の上側の光ファイバコネクタレセプタクル144においては、第一番目の光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152から昇順で接続し、パッケージ140の下側の光ファイバコネクタレセプタクル144においては、第十六番目の光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152から降順で接続するのである。この手順ですべての光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152を図10(b)に示したようなクロス配線で接続することができる。
【0036】
このとき、異なるサブラック30に配設されたパッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144間を2つのトレイで支持しながらクロス配線する部分には、コ字状をなすシート153を用いた光ファイバ配線板150を適用し、上下方向に隣り合うサブラック30に配設されたパッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144間を1つのトレイで支持しながらクロス配線する部分には、直線状をなすシート253を用いた光ファイバ配線板250を適用する。
【0037】
ここで、ラック20内の上下方向に隣り合うサブラック30間ならびに最上段のサブラック30の上側および最下段のサブラック30の下側に図に示すようなトレイ160をそれぞれ設けておくことにより、光ファイバ配線板150,250を各々立てた状態で保持することができる。このようなトレイ160においては、あらかじめ、配列順(本実施の形態では上から)に番号(1〜5)を付しておく。
【0038】
上記トレイ160は、図に示すように、底板161上に仕切り部材162が複数立設されると共に当該底板161の仕切り部材162間にスリット161aがそれぞれ形成される一方、前面板163に切欠き163aが複数形成された構造をなしており、上記仕切り部材162間に光ファイバ配線板150,250のシート153,253の端部側を差し込んで当該シート153,253を立てた状態で保持すると共に、底板161のスリット161aから各光ファイバ配線板150,250の各光ファイバコネクタプラグ152を貫通させ、前面板163の切欠き163aで単心の光ファイバ(図示省略)を保持することにより、光ファイバ配線板150をそれぞれ独立させて保持することができ、光ファイバ配線板150の交換等を容易に行うことができる。
【0039】
なお、例えば、第一段目のトレイ160の第一番目にシート153の一端側を配置して第二段目のトレイ160の第十六番目にシート153の他端側を配置した光ファイバ配線板150と、第一段目のトレイ160の第二番目にシート153の一端側を配置して第二目のトレイ160の第十五番目にシート153の他端側を配置した光ファイバ配線板150とのように、厚さ方向に互いに交差させながら接続させる光ファイバ配線板150においては、図9に示すように、シート153のコ字状に曲折する角部分の位置を互いに重ならないように当該シート153の大きさおよび光ファイバ151の長さを調整してずらしておくことにより、互いに干渉させることなく交差させてラック20側からの順番を入れ換えることができる。
【0040】
また、厚さ方向に互いに交差させながら接続させる光ファイバ配線板250においても、シート253および光ファイバ151の長さが互いに異なるように調整しておくことにより、互いに干渉させることなく交差させてラック20側からの順番を入れ換えることができる。
【0041】
なお、最上段(一段目)のトレイ160においては、光ファイバ配線板150とパッケージ140との接続がパッケージ140の入力側の光ファイバコネクタレセプタ144だけとなるので、第一〜八番の光ファイバ配線板150を支持するだけとなる一方、最下段(五段目)のトレイ160においては、光ファイバ配線板150とパッケージ140との接続がパッケージ140の出力側の光ファイバコネクタレセプタクル144だけとなるので、第九〜十六番の光ファイバ配線板150を支持するだけとなる。
【0042】
また、図1,2に示したような光ファイバ配線板150,250においては、光ファイバコネクタプラグ152が二十一個あるので、当該光ファイバ配線板150,250を適用する場合には、そのうち十六個の光ファイバコネクタプラグ152のみを使用する。
【0043】
このような本実施の形態においては、ラック20やサブラック30に対するパッケージ140の挿抜移動を光ファイバ配線板150,250が邪魔するようなことはないので、目的とするパッケージ140に接続する光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152を取り外すだけで当該パッケージ140を挿抜することができ、当該パッケージ140の保守点検や交換等を行うことができると共に、光ファイバ配線板150,250のシート153,253がパッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144の近傍にまで位置しているので、光ファイバ151の輻輳を大幅に抑制することができる。
【0044】
さらに、目的とする光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152をパッケージ140の光ファイバコネクタレセプタクル144から取り外すだけで当該光ファイバ配線板150,250のみを挿抜することができるので、光ファイバ配線板150,250の交換等を容易に行うことができる。
【0045】
したがって、本実施の形態によれば、輻輳することなく効率よく高密度でパッケージ140間を接続することができる。
【0046】
[第二番目の実施の形態]
本発明による配線方法の第二番目の実施の形態を図11〜14を用いて説明する。図11は、パッケージの概略構成図、図12は、図11のパッケージを配設したサブラックを格納したラックの外観図、図13は、図12のパッケージ間を接続した状態の外観図、図14は、クロス配線の説明図である。ただし、前述した従来の技術および第一番目の実施の形態で説明した部材と同様な部材については、前述した従来の技術の説明および第一番目の実施の形態の説明で用いた符号と同一の符号を用いることにより、その説明を省略する。
【0047】
図11に示すように、本実施の形態で適用するパッケージ240は、基板141に1×128の光スイッチ245を二つ搭載し、フロントパネル142の中央部分に単心形の光ファイバコネクタレセプタクル143を2個取り付けると共に、フロントパネル142の上下方向両端側に十六心形の光ファイバコネクタレセプタクル244を八個ずつ(計十六個)取り付け、光スイッチ245と光ファイバコネクタレセプタクル244とを十六心の光ファイバ247で接続したものである。
【0048】
ここで、光ファイバコネクタレセプタクル244として、例えば、光ファイバ同士を細径孔で突き合わせて光ファイバを撓ませて、そのときの弾性力でPC(フィジカルコンタクト)接続させるようにしたFPCコネクタを適用すれば、パッケージ240の幅を従来通りのサイズ(20.3mm)に抑えることができる。
【0049】
また、光スイッチ245としては、導波路によってマッハツェンダ干渉計を構成し、導波路長を熱光学的効果(TO効果)で調整して光の出力ポートを選択するようにしたPLC−TOSWが最も実用的である。
【0050】
前記パッケージ240は、図12に示すように、サブラック30内に左右方向に複数配設される。パッケージ240を複数配設されたサブラック30は、ラック20内に上下方向に複数配設される。
【0051】
このようにパッケージ240を配設して、例えば、図14(a)に示すように、すべてのパッケージ240の光スイッチ245の入力側と出力側とを接続するように従来の場合と同様にして光ファイバ51でクロス配線すると(128心入力×128心出力の16384心)、128×128となるマトリックス形の光スイッチモジュールを構成でき、一チップで同様な機能を有する光スイッチを作製する場合よりも実用化が容易となる。
【0052】
しかしながら、このようにして各パッケージ240の光スイッチ245間を光ファイバ51で各々クロス配線すると輻輳が著しくなってしまう。そこで、本実施の形態では、図14(b)に示すように、16×16クロス配線(16心入力8束×16心出力8束の256心)を64枚用いて光ファイバ配線板を構成することにより、輻輳を避けると共に作製の容易化を図るようにしたのである。
【0053】
このような構成による光ファイバ配線板150,250は、前述した第一番目の実施の形態で説明した光ファイバ配線板150,250において、八心の光ファイバ151および八心用の光ファイバコネクタプラグ152に代えて、十六心の光ファイバ251および十六心用の光ファイバコネクタプラグ252を適用したものとなっている。
【0054】
このような光ファイバ配線板150,250を使用して各パッケージ140間を配線する配線方法を次に説明する。
【0055】
パッケージ240を十六枚配設したサブラック30を四つ配設したラック20を二台用意し、図12に示すように、あらかじめ、パッケージ240に配列順(本実施の形態では図12中、左上から)に番号(1〜128)を付しておくと共に、各パッケージ240の光ファイバコネクタレセプタクル244に配列順(本実施の形態では図12中、上方から)に番号(1〜8)を付しておく。また、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様に、各光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ152に配列順に番号(1〜16)を付しておくと共に、各光ファイバ配線板150に配列順に番号(1〜16)を付しておく。さらに、上記ラック20をそれぞれ配設した各キャビネット10の一部の側壁を取り外し、上記ラック20間での結線を容易にしておく。
【0056】
そして、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様に、図13に示すように、ラック20に対するパッケージ240の挿抜移動を阻害しないように、ラック20内で上下方向に隣り合うサブラック30の間(光ファイバ配線板150,250の近傍)に光ファイバ配線板150,250のシート153,253の端部側を位置させると共に、ラック20の側面側に光ファイバ配線板150,250のシート153,253の中程部分を位置させるように当該光ファイバ配線板150,250の当該シート153,253を極端に屈曲させることなくある程度の曲率で曲げながら当該光ファイバ配線板150,250を配向し、前述した図14(b)に示したような配線パターンとなるように二台のラック20の各パッケージ240の光ファイバコネクタレセプタクル244と各光ファイバ配線板150,250の光ファイバコネクタプラグ252とをそれぞれ接続する。
【0057】
ここで、隣り合うラック20のパッケージ240間を接続するにあたっては、光ファイバ配線板150の角部分を折り返すことで簡単に実施することができる。
【0058】
したがって、本実施の形態によれば、前述した第一番目の実施の形態の場合と同様に、輻輳することなく効率よく高密度でパッケージ240間を接続することができる。
【0059】
[他の実施の形態]
なお、前述した第一,二番目の実施の形態では、パッケージ140,240の前面側で接続する場合について説明したが、例えば、パッケージの後面側で接続したり、前面側および後面側の両側で接続する場合であっても、前述した第一,二番目の実施の形態の場合と同様に適用することができる。
【0060】
また、前述した第一,二番目の実施の形態では、マトリックス形の光スイッチモジュールを構成する配線パターンの場合について説明したが、これは各種配線パターンにおいて最も複雑なクロス配線パターンであり、これに適用することができると共に、16384心という多数の光ファイバを配することができるので、他のほとんどすべての配線パターンに適用することができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明による配線方法においては、ラックに対するパッケージの挿抜移動を光ファイバ配線板が邪魔するようなことはないので、目的とするパッケージに接続する光ファイバ配線板の光ファイバコネクタプラグを取り外すだけで当該パッケージを挿抜することができ、当該パッケージの保守点検や交換等を行うことができると共に、光ファイバ配線板のシートをパッケージの光コネクタレセプタクルの近傍にまで位置させることができるので、光ファイバの輻輳を大幅に抑制することができる。さらに、目的とする光ファイバ配線板の光ファイバコネクタプラグをパッケージの光コネクタレセプタクルから取り外すだけで当該光ファイバ配線板のみを挿抜することができるので、光ファイバ配線板の交換等を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による配線方法の第一番目の実施の形態の、異なるサブラックのパッケージ間クロス配線するように2つのトレイで支持される光ファイバ配線板の基本的な構造の概略構成図である。
【図2】 本発明による配線方法の第一番目の実施の形態の、上下方向に隣り合うサブラックのパッケージ間クロス配線するように1つのトレイで支持される光ファイバ配線板の基本的な構造の概略構成図である。
【図3】 本発明による配線方法の第一番目の実施の形態の、異なるサブラックのパッケージ間クロス配線するように2つのトレイで支持される光ファイバ配線板の具体的な構造の概略構成図である。
【図4】 本発明による配線方法の第一番目の実施の形態の、上下方向に隣り合うサブラックのパッケージ間クロス配線するように1つのトレイで支持される光ファイバ配線板の具体的な構造の概略構成図である。
【図5】 本発明による配線方法の第一番目の実施の形態で使用したパッケージの概略構成図である。
【図6】図5のパッケージを配設したサブラックを格納したラックの外観図である。
【図7】トレイの概略構成図である。
【図8】図6のパッケージ間を接続した状態の外観図である。
【図9】図8の一部抽出拡大図である。
【図10】クロス配線の説明図である。
【図11】 本発明による配線方法の第二番目の実施の形態で使用したパッケージの概略構成図である。
【図12】図11のパッケージを配設したサブラックを格納したラックの外観図である。
【図13】図12のパッケージ間を接続した状態の外観図である。
【図14】クロス配線の説明図である。
【図15】光通信装置の概略構成図である。
【図16】図15の一部抽出拡大図である。
【図17】光通信装置の従来の配線方法の一例の説明図である。
【図18】図17のラックの概略構成図である。
【図19】光通信装置の従来の配線方法の他の例の説明図である。
【図20】光通信装置の従来の配線方法のさらに他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 光通信装置
10 キャビネット
20 ラック
30 サブラック
40,140,240 パッケージ
41,141 基板
42,142 フロントパネル
43 44,144,244 光ファイバコネクタレセプタクル
45,145,245 光スイッチ
46,146,147,247 光ファイバ
48,148 電気端子
50,150,250 光ファイバ配線板
51,151,251 光ファイバ
52,152,252 光ファイバコネクタプラグ
53,153,153a,153b,253,253a,253b シート
60,160 トレイ
161 底板
161a スリット
162 仕切り部材
163 前面板
163a 切欠き

Claims (10)

  1. ラックに対して複数のサブラックを介して挿抜可能にそれぞれ配設された複数のパッケージに設けられた複数の光ファイバコネクタレセプタクルと光ファイバ配線板の光ファイバコネクタプラグとを接続して配線する配線方法であって、
    前記光ファイバ配線板が、
    可撓性を有する直線状のシートと、
    前記シートの一端側の一方の長辺側および他端側の他方の長辺側から櫛の歯状に端部をそれぞれ突出させると共に目的とするクロスパターンとなるように当該シートに取り付けられた複数の光ファイバと、
    前記光ファイバの両端にそれぞれ取り付けられた光ファイバコネクタプラグと
    を備えてなり、
    前記パッケージの挿抜移動を阻害しないように、前記光ファイバ配線板の前記シートの端部側を当該パッケージの前記光ファイバコネクタレセプタクルの近傍で、上下方向に隣り合う前記サブラックの間に位置させると共に、前記光ファイバ配線板の前記シートの中程部分を前記ラックの側面側に位置させるように当該光ファイバ配線板の当該シートを曲げながら当該光ファイバ配線板を配向する
    ことを特徴とする配線方法
  2. ラックに対して複数のサブラックを介して挿抜可能に配設された複数のパッケージに設けられた複数の光ファイバコネクタレセプタクルと光ファイバ配線板の光ファイバコネクタプラグとを接続して配線する配線方法であって、
    前記光ファイバ配線板が、
    可撓性を有するコ字状のシートと、
    前記シートの端部側の対向する辺側から櫛の歯状に端部をそれぞれ突出させると共に目的とするクロスパターンとなるように当該シートに取り付けられた複数の光ファイバと、
    前記光ファイバの両端にそれぞれ取り付けられた光ファイバコネクタプラグと
    を備えてなり、
    前記パッケージの挿抜移動を阻害しないように、前記光ファイバ配線板の前記シートの端部側を当該パッケージの前記光ファイバコネクタレセプタクルの近傍で、上下方向に隣り合う前記サブラックの間、又は、最上段の前記サブラックの上側及び最下段の前記サブラックの下側に位置させると共に、前記光ファイバ配線板の前記シートの中程部分を前記ラックの側面側に位置させるように当該光ファイバ配線板の当該シートを曲げながら当該光ファイバ配線板を配向する
    ことを特徴とする配線方法
  3. 請求項1に記載の配線方法において、
    前記光ファイバ配線板の前記シートの中程部分を前記ラックの後方で曲げて折り返し、当該シートの両方の端部を同一トレイに配置する
    ことを特徴とする配線方法。
  4. 請求項2に記載の配線方法において
    厚さ方向に重ねられて配設される前記光ファイバ配線板の前記シートを前記ラックの前面から側面に向かって折り曲げたときに、当該シートのコ字状に曲折する角部分の位置が上下の当該光ファイバ配線板で互いに重ならないように当該光ファイバ配線板の当該シートの大きさが調整されて、当該ラックの側面で上下の当該光ファイバ配線板の位置を入れ替えて交差させる
    ことを特徴とする配線方法。
  5. 請求項1に記載の配線方法において、
    前記光ファイバ配線板の前記シートを、上下方向に隣り合う前記サブラックの間で、厚さ方向に重ねて配設する際に、接続すべき前記光ファイバコネクタレセプタクルの位置が近い順に、前記シートを前記ラックに近い側から遠い側へと重ねて配置し、前記シートの端部側から突出した前記光ファイバの長さが前記ラックに近い側から遠い側へ順に長くなるように調整されている
    ことを特徴とする配線方法。
  6. 請求項2に記載の配線方法において、
    前記光ファイバ配線板の前記シートを、上下方向に隣り合う前記サブラックの間、又は、最上段の前記サブラックの上側及び最下段の前記サブラックの下側で、厚さ方向に重ねて配設する際に、接続すべき前記光ファイバコネクタレセプタクルの位置が近い順に、前記シートを前記ラックに近い側から遠い側へと重ねて配置し、前記シートの端部側から突出した前記光ファイバの長さが前記ラックに近い側から遠い側へ順に長くなるように調整されている
    ことを特徴とする配線方法。
  7. 請求項1に記載の配線方法において、
    前記光ファイバ配線板の前記シートを、隣り合うサブラックの間で、厚さ方向に重ねて配設する際に、立てた状態で保持する
    ことを特徴とする配線方法。
  8. 請求項2に記載の配線方法において、
    前記光ファイバ配線板の前記シートを、隣り合うサブラックの間、又は、最上段の前記サブラックの上側及び最下段の前記サブラックの下側で、厚さ方向に重ねて配設する際に、立てた状態で保持する
    ことを特徴とする配線方法。
  9. 請求項1に記載の配線方法において、
    前記パッケージの上側に入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられると共に、前記パッケージの下側に出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられ、
    上下方向に隣り合う下側の前記サブラックの前記パッケージの入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに前記光ファイバ配線板の一方の前記光ファイバコネクタプラグを接続すると共に、上下方向に隣り合う上側の前記サブラックの前記パッケージの出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに当該光ファイバ配線板の他方の前記光ファイバコネクタプラグを接続する
    ことを特徴とする配線方法。
  10. 請求項2に記載の配線方法において、
    前記パッケージの上側に入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられると共に、前記パッケージの下側に出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルがそれぞれ設けられ、
    最上段の前記サブラックの前記パッケージの入力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに前記光ファイバ配線板の一方の前記光ファイバコネクタプラグを接続すると共に、最下段の前記サブラックの前記パッケージの出力用の前記光ファイバコネクタレセプタクルに当該光ファイバ配線板の他方の前記光ファイバコネクタプラグを接続する
    ことを特徴とする配線方法。
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