JP3855985B2 - ヒートポンプ給湯装置 - Google Patents

ヒートポンプ給湯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3855985B2
JP3855985B2 JP2003363053A JP2003363053A JP3855985B2 JP 3855985 B2 JP3855985 B2 JP 3855985B2 JP 2003363053 A JP2003363053 A JP 2003363053A JP 2003363053 A JP2003363053 A JP 2003363053A JP 3855985 B2 JP3855985 B2 JP 3855985B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
heat pump
pressure
pump cycle
water supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003363053A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005127588A (ja
Inventor
一彦 丸本
竹司 渡辺
啓次郎 國本
昌宏 尾浜
宣彦 藤原
誠一 安木
隆幸 高谷
立群 毛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003363053A priority Critical patent/JP3855985B2/ja
Publication of JP2005127588A publication Critical patent/JP2005127588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3855985B2 publication Critical patent/JP3855985B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、ヒートポンプサイクルを用いたヒートポンプ給湯装置に関する。
図6は従来の技術によるヒートポンプ給湯装置の構成図である。図6において、圧縮機1と、放熱器2と、減圧手段3と、吸熱器4を環状に連接してヒートポンプサイクル5を構成している。また、冷媒用配管6aと、水用配管6bは、放熱器2内で冷媒と水が互いに熱交換するように配置されている。
そして、送風機7は、吸熱器4に外気を導入して外気と冷媒の熱交換を促進している。給水源10から貯湯槽8に市水が蓄えられ、また、ポンプ9を動作させて、貯湯槽8内の水は貯湯槽8の底部から水用配管6bを経て、貯湯槽8の頭頂部へ導かれる。
給湯端末11は、貯湯槽8頭頂部の湯を供給される。ヒートポンプサイクル5は、室外の温度を検知する外気温センサ16、圧縮機1の回転数を制御する回転数制御手段29により能力制御される。圧縮機1の運転能力は外気温度に基づいて制御され、外気温度が低い程圧縮機2の運転能力が高くなるように制御される。
従来のヒートポンプ給湯装置は小さな空間に設置できるように、100〜250リットルの小容量の貯湯槽8を採用しており、貯湯槽8への貯湯は深夜電力を利用して、一部夜間に行っておき、湯切れを防止するため、昼間の電力によって適宜ヒートポンプ5により、追い炊きし貯湯している。
以上説明したように、従来から、ヒートポンプサイクル5を利用した給湯機が提案されている。しかし、このような貯湯型の給湯機では湯切れを生じないために大きな貯湯槽が必要であり、大きな設置スペースが必要となる。
そのため、貯湯槽の容量を小さくして主に夜間ヒートポンプサイクル5を駆動して貯湯槽8にお湯を貯め、昼間も適宜ヒートポンプサイクル5を駆動して貯湯槽8にお湯を貯めることによって、湯切れを回避するヒートポンプ給湯装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2001−116357号公報
しかしながら、上記従来の技術では、貯湯槽の小型化に伴って、湯切れを防止するために昼間における追い炊きの時間が長くなるにも関わらず、特に電気料金が高い昼間の運転効率向上への取り組みがなされていない。
本発明は上記課題を解決するもので、湯切れを防止すると共に、運転効率の高いヒートポンプ給湯装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために本発明のヒートポンプ給湯装置は、能力可変の圧縮機と放熱器と減圧装置と吸熱器を環状に接続したヒートポンプサイクルを用いて給湯用の液体を加熱し、その加熱された液体を貯湯槽に蓄えるヒートポンプ給湯装置において、前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力を検知する高圧センサと、前記ヒートポンプサイクルの低圧側の圧力を検知する低圧センサと、前記ヒートポンプサイクルの制御手段として加熱能力を目標とする場合と運転効率を目標とする場合を切り替える優先順位制御手段と、前記制御手段および前記優先順位制御手段を含むとともに運転効率がピークとなる目標とする前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と低圧側の圧力の組み合わせを記憶している制御装置とを備え、前記制御手段が運転効率を目標とする場合、前記高圧センサが検知する前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と前記低圧センサが検知する前記ヒートポンプサイクルの低圧側の圧力の組み合わせが、前記制御装置が記憶している運転効率がピークとなる前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と低圧側の圧力の組み合わせとなるよう前記制御手段が前記圧縮機の運転周波数と前記減圧装置の開度と前記吸熱器へ空気を送風する送風機の風量と前記給湯用の液体の循環量とのうち少なくとも1つを制御することを特徴とする。
このことにより、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの加熱能力を引き出す運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができる。
本発明のヒートポンプ給湯装置は、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第1の発明は、能力可変の圧縮機と放熱器と減圧装置と吸熱器を環状に接続したヒートポンプサイクルを用いて給湯用の液体を加熱し、その加熱された液体を貯湯槽に蓄えるヒートポンプ給湯装置において、前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力を検知する高圧センサと、前記ヒートポンプサイクルの低圧側の圧力を検知する低圧センサと、前記ヒートポンプサイクルの制御手段として加熱能力を目標とする場合と運転効率を目標とする場合を切り替える優先順位制御手段と、前記制御手段および前記優先順位制御手段を含むとともに運転効率がピークとなる目標とする前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と低圧側の圧力の組み合わせを記憶している制御装置とを備え、前記制御手段が運転効率を目標とする場合、前記高圧センサが検知する前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と前記低圧センサが検知する前記ヒートポンプサイクルの低圧側の圧力の組み合わせが、前記制御装置が記憶している運転効率がピークとなる前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と低圧側の圧力の組み合わせとなるよう前記制御手段が前記圧縮機の運転周波数と前記減圧装置の開度と前記吸熱器へ空気を送風する送風機の風量と前記給湯用の液体の循環量
とのうち少なくとも1つを制御することとした。
このことにより、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第2の発明は、特に第1、2の発明の優先順位制御手段に、貯湯槽内の残湯量により、目標の優先順位を切り替えるよう制御を加えた。
このことにより、残湯の検知を行うことができるので、湯切れの防止をより確実に行うことができ、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第3の発明は、特に第1または2の発明の優先順位制御手段に、1日の時間帯により目標の優先順位を切り替える制御を加えた。
このことにより、1日の生活パターンに合わせて、ヒートポンプサイクルを運転効率を優先した運転ができるので、利用者の利便性を向上すると共に、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第4の発明は、特に第3の発明で、夜間には運転効率を優先とするようにした。
このことのより、給湯負荷の少ない夜間にヒートポンプサイクルは運転効率の高い運転を行うことができる。
また、運転効率の高い運転をすることによって最大能力に満たない加熱能力となるため、機器は加熱能力優先の運転に比べて静音化を図ることができ夜間の機器騒音による不快感を低減できる。
さらに、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第5の発明は、特に第1〜第4の発明の優先順位制手段に、カレンダ機能、外気温度または入水温の少なくとも一つより、目標の優先順位を切り替える制御を加えた。
このことにより、1年を通して変化する季節毎の生活パターンや外気温度、入水温に合わせて、その時々に合わせた運転の優先順位を決めることができるので、1年を通して、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第6の発明は、特に第5の発明の優先順位制手段に、夏季の場合は運転効率優先、冬季の場合は加熱能力優先とするようにした。
このことにより、 外気温度が高い夏季には、ヒートポンプサイクルとしては高い加熱
能力を引き出すことができるので、ヒートポンプサイクルの加熱能力を大きくしなくとも、湯切れの心配はなく運転効率優先とすることで、機器の効率を高めることができる。
また、外気温が低い冬期には、ヒートポンプサイクルとしては加熱能力が低下するため、ヒートポンプサイクルの加熱能力を最大とすることで湯切れを防止できる。
このように、1年を通して、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの高い加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第7の発明は、特に第1〜6の発明の優先順位制手段で、過去の同一時間帯、外気温度または入水温の少なくとも一つの同一条件での実績に基づいて目標の優先順位を切り替える様にした。
このことにより、湯切れ防止のため、ヒートポンプサイクルが高い加熱量で運転しなければならない時間を事前に予測する精度が向上するため、加熱能力を優先した運転時間を最短時間にすることができる。
湯切れを防止しながら、運転効率を優先した運転時間を長くできるので、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクルの加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクルの運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができる。
第8の発明は、特に第1〜第7の発明の優先順位制手段に、利用者が目標の優先順位を切り替えることを可能とした。
このことにより、使用者の好みに応じて、運転効率を向上した運転コストを最小にする運転が可能となると共に、利便性を高めることができる。
第9の発明は、特に第1〜8の発明のヒートポンプサイクルに、臨界圧力以上に昇圧された冷媒を用いた。
このことにより、放熱器を流れる冷媒は、圧縮機で臨界圧力以上に加圧されているので、放熱器により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがない。したがって放熱器全域で冷媒と水とに温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ放熱器の熱交換効率を高くできる。
以下、本発明によるヒートポンプ給湯装置の実施例について、図面を参照しながら説明する。尚、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態によるヒートポンプ給湯装置ついて図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態おけるヒートポンプ給湯装置の構成図である。
まず、本実施の形態によるヒートポンプ給湯装置のヒートポンプサイクル回路について説明する。尚、背景技術で説明した構成については同一符号を付し詳細な説明を省略する。
本発明のヒートポンプ給湯装置は、給湯用の液体(以下、給湯用水と呼ぶ)を貯留する貯湯槽8、給湯用水の加熱手段であるヒートポンプサイクル5、貯湯槽8とヒートポンプサイクル5とを接続する給水管27a、出湯管27b、給湯用水を循環させるポンプ9、及び作動を制御する制御装置20等より構成される。図2に制御装置のブロック図を示す。
ヒートポンプサイクル5は、圧縮機1、放熱器2、減圧手段3、吸熱器4、を順次接続して構成され、冷媒として臨界温度の低いCO2を使用している。圧縮機1は、内蔵する
電動モータ(図示しない)によって駆動され吸引した冷媒を、一般的使用条件において臨界圧力以上まで圧縮して吐出する。
放熱器2は、圧縮機1より吐出された高圧のガス冷媒と給湯用水とを熱交換するもので、冷媒が流れる冷媒用配管6aと、給湯用水が流れる水用配管6bとを有し、冷媒の流れ方向と給湯用水の流れ方向とが対向するように構成されている。なお、冷媒用配管6aに流入する冷媒(CO2)は、圧縮機1で臨界圧力以上に加圧されており、放熱器2で放熱
しても凝縮することはない。
減圧手段3は、放熱器2から流出する冷媒を弁開度に応じて減圧する減圧装置で、制御装置20によって開度が電気的に制御される。吸熱器4は、減圧手段3で減圧された冷媒を送風機7によって送風される外気との熱交換によって蒸発させる。放熱器2の水用配管6bの入口側には、ポンプ9と流量センサ14が給水管27aを介して接続されており、給水管27aの上流端が貯湯槽8の底面に接続されている。
また、放熱器2の水用配管6bの出口側は出湯管27bを介して、貯湯槽8の上面に接続されている。貯湯槽8の底面には、貯湯槽8内に給水するための給水源10が接続され、入水温度を検知するため、入水温度センサ15が給水源10近傍に設置されている。貯湯槽8の上面には、貯湯槽8内に蓄えられた給湯用水(温水)を使用者に供給するための給湯配管28を介して、給湯端末11が設けられている。
ヒートポンプサイクル5の運転状態を検知するため、ヒートポンプサイクル5の高圧側の圧力を検知する高圧センサ12、低圧側の圧力を検知する低圧センサ13が設けられ、また、外気温度を検知するための外気温度センサ16、給水源10からの給水温度を検
知する入水温度センサ15が設けられている。
制御装置20は、図2に示すように、優先順位制御手段21、学習手段24、総合検知手段25、制御手段26、リモコン19により構成されている。
学習手段24には例えば月単位の時間を計数できるカレンダ機能22、1日の時間帯を計数できる時間帯タイマ23が内蔵され、このカレンダ機能22によって判断される季節ごとに、優先すべき目標が予め優先順位制御手段21に設定される。
この目標は、年間を通じて温水使用量を比較すると、夏季より冬季の方が多くなるので、夏季は運転効率を優先してヒートポンプサイクル5を運転し、冬季は湯切れ防止のため湯量を確保の観点から加熱能力を優先することを基本としている。
さらにまた、学習手段24には、1日の時間帯を計数できる時間帯タイマ23が内蔵さ
れこの時間帯タイマ23によって判断される1日の時間帯毎に、予め優先すべき目標が優先順位制御手段21に設定されている。
この目標は1日を通じて最もお湯を必要とする時間帯であるお風呂へ給湯する時間帯(16〜22時)には湯切れを防止するため湯量確保の観点から加熱能力優先とし、その他の時間帯においては、運転効率を優先する。特に、夜間には環境騒音を低減すると言う観点から、ヒートポンプサイクル5を運転する際に、加熱能力を圧縮機1の回転数を及び送風機7の風量を低減することによりやや低めに設定して低騒音として、運転効率を優先することを基本としている。
なお、個々のユーザーの使用状況に合わせて、学習手段24は使用する湯量を学習制御する。例えば、過去の同一季節の使用実績から、目標湯量を設定または補正するように学習制御し、それに応じて湯切れを防止しつつ効率的なヒートポンプサイクル5の運転ができるよう目標を優先順位制御手段21が変更する。また、あるいは最近において略毎日連続して使用した場合の1日の時間帯の実績によって目標を優先順位制御手段21が変更しすることで、利用者個々の事情に応じた制御が可能である。
さらにまた、外気温度センサで検知した16外気温度や入水温度センサ15で検知した入水温度によりお湯の使用状況に変化がある。即ち、外気温度も入水温度も低温である方が温水使用量が増加するため、外気温度、入水温度が低くなるにつれて加熱能力優先する方向に目標を優先順位制御手段21が変更しても良い。
そして、総合検知手段25は、ヒートポンプサイクル5の運転状態を検知するため、ヒートポンプサイクル5の高圧側の圧力を検知する高圧センサ12、低圧側の圧力を検知する低圧センサ13が設けられ、外気温度を検知するための外気温度センサ16、貯湯槽8外側表面に数カ所、残湯サ−ミスタ17a〜17fが設置され、それぞれの検知温度によって貯湯槽8内の残湯量を検知する残湯量検知手段18を構成し、給水源10からの給水温度を検知する入水温度センサ15、ポンプ9により水用配管6bに送り出される通水量を検知する流量センサ14より構成されている。
また、優先順位制御手段21は残湯量検知手段18で例えば残湯量を貯湯槽8の50%以下と検知した場合には湯入れの可能性を解消すべく加熱能力優先の制御を行う。
そして、制御手段26は優先順位制御手段21により設定された目標に合わせてヒートポンプサイクル5を運転するため、圧縮機1の運転周波数数、減圧手段3の減圧量、送風機7の送風量、ポンプ9の送水量を制御する。
さらに、使用者はリモコン19を操作することによって、貯湯槽8頭頂部の高温の湯と水混合管30より給水源10より供給された低温の水が混合弁31で給湯されるお湯の温度を好みの温度に調整して、給湯端末11より給湯することができる。
また、通常、制御装置20により優先目標は決定されるが、リモコン19には使用者が任意に優先目標を決めるスイッチ(図示しない)が用意されている。使用者がスイッチを使用して運転効率を選択した場合には常に運転効率を優先するようヒートポンプサイクル5は運転され、湯切れの可能性が高くなった場合には、例えばリモコン19は表示または警告音などにより使用者にその旨知らせる。
次に、本実施の形態の作動を説明する。制御装置20により運転を開始すると、ポンプ9の作動によって、貯湯槽8底部の水をポンプ9が吸入して給水管27aに送り出し、水用配管6bを通って、貯湯槽8の頭頂部に送水される。同時に、圧縮機1の作動によって
ヒートポンプサイクル5を冷媒が循環する。圧縮機1にて圧縮された高温高圧のガス冷媒は冷媒用配管6aに送られ、放熱器2内で水用配管6bの水と熱交換する。冷媒との熱交換によって加熱された給湯用水は、出湯管27bを通って貯湯槽8内の上部へ還流する。
一方、冷媒は放熱して低温のガス冷媒となって、減圧手段3で減圧されて液ガス二相の冷媒となり吸熱器4に流入し、吸熱器4で外気から吸熱して蒸発し低温低圧のガス冷媒となった後、圧縮機1に吸入される。この時、制御装置20は優先順位制御手段21で決定した目標に基づいて制御を行う。
運転効率を優先した場合のヒートポンプサイクル5の動作を図3〜図5を用いて説明する。図3はヒートポンプサイクル5により出湯管27bを通る加熱された湯温及び外気温度が一定の場合、圧縮機1の運転周波数を変化させた時の加熱能力、運転効率、高圧圧力及び低圧圧力を示した特性の一例である。
圧縮機1の運転周波数の上昇により、高圧圧力はやや上昇するものの略一定であり、低圧圧力は低下、加熱能力は上昇して最高点B点に至り、運転効率はA点でピークとなる。また、最大能力は圧縮機1の運転許容最大周波数(Hzmax)で決定されるが、本実施の形態ではB点で高圧圧力、低圧圧力などの諸条件が圧縮機1の運転許容範囲内であるとしている。運転効率を優先したヒートポンプサイクル5の制御では、運転効率がピーク(A点)となる高圧圧力(Pdc)、低圧圧力(Psc)となるよう圧縮機運転周波数を調整することになる。
但し、ここまでの説明では、出湯管27bを通る加熱された湯温及び外気温度が一定の場合としてきたが、それらが変化した場合の高圧圧力、低圧圧力の変化を図4、図5に示す。出湯管27bを通る加熱された湯温が変化した場合には主に高圧圧力への影響が大きく湯温の上昇と共に高圧圧力も上昇する傾向にあり、また、外気温度が変化した場合には主に低圧圧力への影響が大きく、外気温度の上昇と共に低圧圧力も上昇する傾向にある。
湯温や外気温度が変化した場合には運転効率がピーク近傍となる高圧圧力、低圧圧力の組み合わせが変わることになるため、制御装置20は予め運転効率がピークとなる目標とする高圧圧力、低圧圧力の組み合わせ記憶している。制御装置20は制御手段26を用いて、湯温、外気温度より予め記憶された高圧圧力、低圧圧力となるよう各アクチュエータを動作させる。
一例として、高圧圧力、低圧圧力が共に目標とする圧力より高い場合には、圧縮機1の運転周波数を上昇し、ポンプ9の送水量を増加、送風機7の風量を低減、減圧手段3を用いて調整を行う。高圧圧力が高く、低圧圧力が低い場合には、圧縮機1の運転周波数を低減、ポンプ9の送水量を増加して、送風機7風量を増加して、減圧手段3を用いて調整を行う。高圧圧力が低く、低圧圧力が高い場合には、圧縮機1の運転周波数を増加、ポンプ9の送水量を低減し、送風機風量を低減して、減圧手段2は開度を閉方向に動作させる。高圧圧力、低圧圧力が共に低い場合には圧縮機1の運転周波数を増加、ポンプ9の送水量を低減し、送風機7風量を増加して、減圧手段3を用いて調整を行う。このようにして、運転効率の最も良い運転ポイントの近傍でヒートポンプサイクル5の運転が可能となる。
次に、加熱能力を優先したヒートポンプサイクル5の動作では、ヒートポンプサイクル5の加熱量が最大になるよう制御を行う場合について説明を行う。即ち、圧縮機1の運転周波数がHzmaxを目標として制御装置20は制御を行い、外気温度、湯温によって、高圧圧力、低圧圧力が許容値を越える可能性のある場合には圧縮機1の運転周波数をHzmaxよりやや低減して運転を行う。このようにして、加熱能力の高い運転ポイントの近傍でヒートポンプサイクル5の運転が可能となる。
尚、ここでの加熱能力は機器最大の加熱能力に関わらない。例えば、必要最小限の加熱能力とすることにより、最大の運転効率が得られるので、給湯負荷より目標となる加熱能力を算出し、その結果に基づいて加熱能力を制御しても構わない。
以上のように、本実施の形態において、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を目標とする場合と運転効率を目標とする場合を切り替える優先順位制御手段21を備えたので、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができ、湯切れを防止すると共に運転効率を高めることができる。
また、本実施の形態において、ヒートポンプサイクル5として、能力可変の圧縮機1、放熱器2、減圧装置3、吸熱器4を環状に接続し、ヒートポンプサイクル5の高圧圧力及び低圧圧力の何れか1つ以上を調整することでヒートポンプサイクル5の加熱能力及び運転効率を制御するようにしたので、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができ、湯切れを防止すると共に運転効率を高めることができる。
また、本実施の形態において、優先順位制御手段21は、貯湯槽8内の残湯量により、目標の優先順位を切り替えるよう制御するようにしたので、残湯の検知により湯切れの防止をより確実に行うことができ、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができ、湯切れを防止すると共に運転効率を高めることができる。
また、本実施の形態において、優先順位制御手段21は、1日の時間帯により目標の優先順位を切り替えるようにしたので、1日の生活パターンに合わせて、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転ができ、利用者の利便性を向上すると共に、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができ、湯切れを防止すると共に、運転効率を高めることができる。
そして、本実施の形態において、優先順位制御手段21は、夜間には運転効率を優先するようにしたので、給湯負荷の少ない夜間にヒートポンプサイクル5は運転効率の高い運転を行うことができる。
また、運転効率の高い運転をすることによって、加熱能力優先の運転に比べて静音化を図ることができ夜間の機器騒音による不快感を低減できる。
さらに、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができ、湯切れを防止すると共に、運転効率を高めることができる。
そしてまた、本実施の形態において、優先順位制手段21は、カレンダ機能22、外気温度及び入水温の少なくとも一つより、目標の優先順位を切り替える様にしたので、1年を通して変化する季節毎の生活パターンや外気温度、入水温に合わせて、その時々に合わせた運転の優先順位を決めることができので、1年を通して、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの
心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができ、湯切れを防止すると共に、運転効率を高めることができる。
また、本実施の形態において、優先順位制手段21は、夏季の場合は運転効率優先、冬季の場合は加熱能力優先とするようにしたので、外気温度が高い夏季には、ヒートポンプサイクル5としては高い加熱能力を引き出すことができ、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高くしなくとも、湯切れの心配はなく運転効率優先とすることで、機器の効率を高めることができる。
また、外気温が低い冬期には、ヒートポンプサイクル5としては加熱能力が低下するため、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を最大とすることで湯切れを防止できる。
このように、1年を通して、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、運転効率を高めることができる。
さらに、本実施の形態において、優先順位制手段21は、過去の同一時間帯、外気温度または入水温の少なくとも一つの同一条件での実績に基づいて目標の優先順位を切り替える様にしたので、湯切れ防止のため、ヒートポンプサイクル5が最大加熱量で運転しなければならない時間を事前に予測する精度が向上するため、加熱能力を優先した運転時間を最短時間にすることができる。
湯切れを防止しながら、運転効率を優先した運転時間を長くできるので、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができるので、湯切れを防止すると共に、運転効率を高めることができる。
また、本実施の形態において、優先順位制手段21は、利用者が目標の優先順位を切り替えることを可能としたので、使用者の好みに応じて、運転効率を向上した運転コストを最小にする運転が可能となり、利便性を高めることができる。
そしてまた、本実施の形態において、ヒートポンプサイクル5における高圧圧力、低圧圧力の制御を圧縮機1の運転周波数、減圧装置3の開度、吸熱器4へ空気を送風する送風機7の風量及びヒートポンプサイクル5との間で循環する液体の循環量の少なくとも一つ以上を用いて行う様にしたので、湯切れの心配がある場合は、ヒートポンプサイクル5の加熱能力を高める運転を優先して湯切れを防止し、湯切れの心配がない場合には、ヒートポンプサイクル5の運転効率を優先した運転を行うことができ、湯切れを防止すると共に、運転効率を高めることができる。
最後に、本実施の形態において、ヒートポンプサイクル5に、臨界圧力以上に昇圧された冷媒を用いたので、放熱器2を流れる冷媒は、圧縮機1で臨界圧力以上に加圧されているので、放熱器2により熱を奪われて温度低下しても凝縮することがない。したがって放熱器2全域で冷媒と水とに温度差を形成しやすくなり、高温の湯が得られ、かつ放熱器の熱交換効率を高くできる。
尚、本実施形態では最高の運転効率近傍或いは最大の加熱能力近傍の何れかで制御することにしたが、例えば残湯量が49%など境界値をやや越えた様な領域では、最高の運転効率近傍と最大の加熱能力近傍の中間付近を目標に運転しても構わない。
また、ヒートポンプサイクル5で加熱した湯を一度、貯湯槽8へ蓄積するようにしたが、効率優先の運転を行う場合には、ヒートポンプサイクル5で加熱した湯をヒートポンプサイクル5で、通常貯湯槽8へ蓄積する湯温度より低くなる様に調整して、ヒートポンプサイクル5の高圧圧力を低くして、直接、給湯配管28より給湯端末11に出湯しても構わない。
以上のように、本発明にかかるヒートポンプ給湯装置は、湯切れを防止すると共に、ヒートポンプ給湯装置の運転効率を高めることができ、ヒートポンプサイクルを用いたヒートポンプ給湯装置として有用である。
本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯装置の構成図 本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯装置の制御装置のブロック図 本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯装置の圧縮機回転数と加熱能力、運転効率、高圧圧力、低圧圧力の関係を示す特性図 本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯装置の低圧圧力と外気温度の関係を示す特性図 本発明の実施の形態におけるヒートポンプ給湯装置の高圧圧力と出湯温度の関係を示す特性図 従来のヒートポンプ給湯装置の構成図
符号の説明
1 圧縮機
2 放熱器
3 減圧手段
4 吸熱器
5 ヒートポンプサイクル
8 貯湯槽
21 優先順位制御手段
22 カレンダ機能

Claims (9)

  1. 能力可変の圧縮機と放熱器と減圧装置と吸熱器を環状に接続したヒートポンプサイクルを用いて給湯用の液体を加熱し、その加熱された液体を貯湯槽に蓄えるヒートポンプ給湯装置において、前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力を検知する高圧センサと、前記ヒートポンプサイクルの低圧側の圧力を検知する低圧センサと、前記ヒートポンプサイクルの制御手段として加熱能力を目標とする場合と運転効率を目標とする場合を切り替える優先順位制御手段と、前記制御手段および前記優先順位制御手段を含むとともに運転効率がピークとなる目標とする前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と低圧側の圧力の組み合わせを記憶している制御装置とを備え、前記制御手段が運転効率を目標とする場合、前記高圧センサが検知する前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と前記低圧センサが検知する前記ヒートポンプサイクルの低圧側の圧力の組み合わせが、前記制御装置が記憶している運転効率がピークとなる前記ヒートポンプサイクルの高圧側の圧力と低圧側の圧力の組み合わせとなるよう前記制御手段が前記圧縮機の運転周波数と前記減圧装置の開度と前記吸熱器へ空気を送風する送風機の風量と前記給湯用の液体の循環量とのうち少なくとも1つを制御することを特徴とするヒートポンプ給湯装置。
  2. 優先順位制御手段は、貯湯槽内の残湯量により、目標の優先順位を切り替えることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ給湯装置。
  3. 優先順位制御手段は、1日の時間帯により目標の優先順位を切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載のヒートポンプ給湯装置。
  4. 優先順位制御手段は、夜間には運転効率を優先とすることを特徴とする請求項3に記載のヒートポンプ給湯装置。
  5. 優先順位制手段は、カレンダ機能と外気温度と入水温のうち少なくとも1つの情報により、目標の優先順位を切り替えることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
  6. 優先順位制手段は、夏季の場合は運転効率優先、冬季の場合は加熱能力優先とすることを
    特徴とする請求項5に記載のヒートポンプ給湯装置。
  7. 優先順位制手段は、過去の同一時間帯と外気温度と入水温のうち少なくとも1つの同一条件での実績に基づいて目標の優先順位を切り替えることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
  8. 優先順位制手段は、利用者が目標の優先順位を切り替えることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
  9. ヒートポンプサイクルは、臨界圧力以上に昇圧された冷媒を用いたことを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載のヒートポンプ給湯装置。
JP2003363053A 2003-10-23 2003-10-23 ヒートポンプ給湯装置 Expired - Fee Related JP3855985B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363053A JP3855985B2 (ja) 2003-10-23 2003-10-23 ヒートポンプ給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003363053A JP3855985B2 (ja) 2003-10-23 2003-10-23 ヒートポンプ給湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005127588A JP2005127588A (ja) 2005-05-19
JP3855985B2 true JP3855985B2 (ja) 2006-12-13

Family

ID=34642488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003363053A Expired - Fee Related JP3855985B2 (ja) 2003-10-23 2003-10-23 ヒートポンプ給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3855985B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012111063A1 (ja) 2011-02-14 2012-08-23 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置及び冷凍サイクル制御方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007211996A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 貯湯式給湯装置
JP4893006B2 (ja) * 2006-02-07 2012-03-07 パナソニック株式会社 貯湯式給湯装置
JP4893005B2 (ja) * 2006-02-07 2012-03-07 パナソニック株式会社 貯湯式給湯装置
JP4893010B2 (ja) * 2006-02-10 2012-03-07 パナソニック株式会社 貯湯式給湯装置
JP4893020B2 (ja) * 2006-02-20 2012-03-07 パナソニック株式会社 貯湯式給湯装置
JP5081050B2 (ja) * 2008-04-21 2012-11-21 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ給湯機
JP2010065852A (ja) * 2008-09-08 2010-03-25 Showa Mfg Co Ltd 給湯装置及び、その耐圧熱交換ユニット
JP2010071546A (ja) * 2008-09-18 2010-04-02 Panasonic Corp ヒートポンプ式給湯装置
JP2014009900A (ja) * 2012-06-29 2014-01-20 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ
EP3051224B1 (en) 2013-09-27 2018-08-08 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle device
JP2017020672A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 ヒートポンプ式温水装置
US11739950B2 (en) 2018-02-23 2023-08-29 Mitsubishi Electric Corporation Hot water supply apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012111063A1 (ja) 2011-02-14 2012-08-23 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置及び冷凍サイクル制御方法
EP2677251A1 (en) * 2011-02-14 2013-12-25 Mitsubishi Electric Corporation Refrigeration cycle device and refrigeration cycle control method
EP2677251A4 (en) * 2011-02-14 2014-10-15 Mitsubishi Electric Corp REFRIGERATION CYCLE DEVICE AND REFRIGERATION CYCLE CONTROL METHOD

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005127588A (ja) 2005-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6467289B2 (en) Hot-water supply system with heat pump cycle
US20210108829A1 (en) Apparatus and methods for heating water with refrigerant from air conditioning system
JP3855985B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
KR101626675B1 (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
JP4453662B2 (ja) ヒートポンプ式給湯装置
EP1450110B1 (en) Hot water supply system with storing tank
JP2009144950A (ja) 空気調和機
EP2980504B1 (en) Hot-water supply device
JP2004116891A (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP5032284B2 (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP3700474B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2004340535A (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP3985773B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP3900186B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP4478052B2 (ja) 給湯暖房機
JP3703995B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP5059090B2 (ja) 給湯暖房機
JP3856025B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2009127992A (ja) 給湯装置、および、給湯装置の動作方法
JP3801169B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP7370138B2 (ja) 給湯装置
JP5764938B2 (ja) 給湯装置
JP4523528B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2006084121A (ja) 貯湯式温水器
JP2006329558A (ja) ヒートポンプ式給湯装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050708

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060904

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100922

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110922

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120922

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130922

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees