JP3855705B2 - 自動作曲装置および自動作曲用コンピュータプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、メロディ音列および伴奏音列からなる楽曲を自動的に作曲する自動作曲装置および自動作曲用コンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、例えば特開2000−305562号公報に示されているように、音楽ジャンル、拍子、楽節構成、小節数、コード進行などの楽曲を自動的に作曲するための複数のデータからなるテンプレートを用いて、楽曲を自動的に作曲する自動作曲装置は知られている。この場合、種々のテンプレートを予め用意してテンプレートデータベースに記憶しておき、ユーザの選択によりテンプレートデータベースから読出された一つのテンプレートに基づいて、メロディ音列を表すメロディデータと伴奏音列を表す伴奏データとをそれぞれ独立して所定のプログラム処理により自動的に生成して、同生成したメロディデータおよび伴奏データを合わせて出力するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
伴奏音列は、メロディ音列に比べれば独自性が必要とされない、すなわち伴奏音列はメロディ音列に付随するものであるが、この伴奏音列を表す伴奏データを自動的に生成するプログラム処理もメロディ音列を表すメロディデータの自動生成と同様に複雑であった。そのため、伴奏データの自動生成処理のためのプログラムを記憶するために多くの記憶領域を必要とするとともに、同処理のための多くのワーク領域を必要とし、また伴奏データを生成するために多くの処理時間を必要とする。したがって、上記従来の自動作曲装置においては、大きな容量のメモリが必要になるとともに、一楽曲の作曲に多くの時間を費やすという問題があった。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、メモリの容量および処理時間を少なく抑えた自動作曲装置および自動作曲用コンピュータプログラムを提供しようとすることにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、楽曲を自動的に作曲するための複数のデータからそれぞれなる複数の作曲用テンプレートを記憶したテンプレートデータベースと、所定長の伴奏音列を表す伴奏データであって、複数の作曲用テンプレートにそれぞれ対応して予め生成された複数の伴奏データを記憶した伴奏データベースと、テンプレートデータベースに記憶されている複数の作曲用テンプレートの中から一つの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段と、前記選択された作曲用テンプレートを用いて一楽曲分のメロディ音列を表すメロディデータを自動的に生成するメロディ生成手段と、伴奏データベースに記憶されている複数の伴奏データの中から前記選択された作曲用テンプレートに対応した伴奏データを読出し、前記自動的に生成されたメロディデータによって表される一楽曲分のメロディ音列の長短に応じて、前記読み出した伴奏データの一部を利用しまたは同伴奏データを繰り返し利用して一楽曲分の伴奏データを生成する伴奏データ読出し手段とを備え、前記自動的に生成されたメロディデータと前記生成された伴奏データとを合わせて出力する自動作曲装置にある。
【0006】
また、前記伴奏データベースおよび伴奏データ読出し手段に代えて、所定長の伴奏音列を表す伴奏データであって、複数の作曲用テンプレートにそれぞれ対応して予め生成された複数の伴奏データを記憶した外部の伴奏データベースから、選択された作曲用テンプレートに対応した伴奏データを入力し、前記自動的に生成されたメロディデータによって表される一楽曲分のメロディ音列の長短に応じて、前記入力した伴奏データの一部を利用しまたは同伴奏データを繰り返し利用して一楽曲分の伴奏データを生成する入力手段を設けるようにしてもよい。この場合、伴奏データベースを他の電子機器内に設けておき、他の電子機器と本自動作曲装置との間に接続したケーブルを介し、入力手段が前記選択された作曲用テンプレートに対応した伴奏データを入力するようにしてもよい。また、伴奏データベースを有するサーバコンピュータ装置を設け、入力手段がサーバコンピュータ装置から伴奏データをインターネットを介して入力するようにしてもよい。さらに、本発明は、前記自動作曲装置による機能をコンピュータにて実現させる自動作曲用プログラムとしても実施できる。
【0007】
また、メロディデータと伴奏データとを合わせて出力する場合、この出力は、楽音信号を形成出力する音源回路にメロディデータと伴奏データを出力すること、メモリ装置にメロディデータと伴奏データを記憶すること、または外部の電子機器にメロディデータと伴奏データを出力することを意味する。前記音源回路に出力する場合には、音源回路にて、メロディデータと伴奏データに応じたメロディ音信号および伴奏音信号が順次形成されて出力される。前記メモリ装置に記憶する場合には、その後のメロディデータ及び伴奏データの読出しおよび音源回路への供給により、メロディ音信号および伴奏音信号を順次発生させることになる。前記外部の電子機器に出力する場合には、メロディデータおよび伴奏データは、同外部の電子機器において、前述のように楽音信号の即時の発生に利用されまたはメモリ装置に一旦記憶される。
【0008】
このように構成した本発明においては、一つの作曲用テンプレートを選択するだけでメロディ音列を表すメロディデータが自動的に生成されるとともに、伴奏データベースに記憶されていてそれぞれ一楽曲分の伴奏音列を表す複数の伴奏データのうちで前記選択された作曲用テンプレートに対応した伴奏データが前記メロディデータに自動的に付加される。この場合、各伴奏データは作曲用テンプレートにそれぞれ対応して形成されたものであるので、前記メロディデータに付加される伴奏データは同メロディデータによるメロディ音列に音楽的に適した伴奏音列を表すものとなる。また、自動的に生成されたメロディデータによって表される一楽曲分のメロディ音列が長いまたは短い場合でも、一楽曲分の伴奏データは、前記読出した(または入力した)伴奏データの一部を利用しまたは同伴奏データを繰り返し利用して生成されるので、一つの作曲用テンプレートに基づいて異なる長さのメロディが作曲され得る。
【0009】
したがって、本発明によれば、伴奏データを自動的に生成するプログラムおよび同プログラムの実行に必要な変数データを記憶するためのメモリ領域を削除しても、音楽的に適した伴奏音列付きのメロディ音列からなる楽曲を自動的に作曲できる。また、伴奏データを自動的に生成するための処理に費やされる時間も節約でき、本発明によれば、伴奏音列付きのメロディ音列からなる楽曲を短時間で自動的に作曲できるようになる。また、伴奏データを予め作成して伴奏データベースに記憶しておくことにより、音楽的に質の高い伴奏音列を得ることもできる。特に、この伴奏データには、自動的に生成される平均的な伴奏音列を表すものばかりでなく、伴奏データを人手によってエディットしたもの、音楽家が予め作成したものも含ませることができるので、質の高い伴奏音列を表す伴奏データを用意することも可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る自動作曲装置および自動作曲方法について説明すると、図1は、同作曲方法の適用された同作曲装置のハード構成を概略的に示すブロック図である。なお、この自動作曲装置は、電子楽器、パーソナルコンピュータ、シーケンサ、各種電子機器など、いかなる形態の電子機器にも適用できるものである。
【0011】
自動作曲装置は、バス10に接続されてコンピュータ本体部を構成するCPU11、ROM12およびRAM13を備えている。CPU11は、各種プログラムを実行して自動作曲装置の作動を制御する。特に、図2の機能ブロック図で表される自動作曲プログラムの実行により、選択した一つの作曲用のテンプレートに基づいてメロディ音列を表すメロディデータおよび伴奏音列を表す伴奏データを自動的に生成する。このCPU11には、バス10にも接続されたタイマ14が接続されており、同タイマ14は時間を計測してCPU11によるプログラムの実行などを制御する。ROM12は、各種プログラムの一部を記憶するものである。RAM13は、後述するメモリ装置15から転送された各種プログラムの一部または全部を必要に応じて記憶するとともに、同プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶する。
【0012】
また、バス10には、メモリ装置15および外部記録媒体用ドライブ装置16も接続されている。メモリ装置15は、ハードディスクHDなどの大容量の記録媒体で構成されていて、自動作曲プログラムを含む各種プログラムおよび各種データの一部または全部を記憶するものである。なお、このメモリ装置15は、ハードディスクHDなどの記録媒体に記録されているプログラムおよびデータを読み取り、かつ同プログラムおよびデータを前記記録媒体に書込むことを可能とするドライブ装置も含んでいる。
【0013】
前記各種データのうちで主なものを説明しておくと、メモリ装置15には、作曲用テンプレートデータベース15aおよび伴奏データベース15bが設けられている(図2参照)。作曲用テンプレートデータベース15aは、テンプレート名称によってそれぞれ指定される複数のテンプレートを記憶している。テンプレート名称は、例えばアルファベットと数字の組み合わせ又は数字のみからなる単なる記号(例えば、A−1,A−2、111,112)でもよいが、例えば「哀愁演歌」、「冬景色」、「恋の迷い」のように曲名でもよい。各テンプレートは、音楽ジャンル、拍子、楽節構成、小節数などを表すリズム生成用パラメータRhと、調、コード進行などを表すピッチ生成用パラメータPtと、盛り上がり度パラメータEmとを含み、楽曲を自動的に作曲するための複数のデータからそれぞれなる。ここで、コード進行とは、複数の小節、1もしくは複数楽節、または1楽曲にわたる調を基準としたI-IV−V−I・・など和音の進行を度数で表すデータまたはC−Am−G−C・・などの実際の和音名で進行を表すデータである。盛り上がりパラメータPhとは、図4に示すように、複数の小節、1もしくは複数楽節、または1楽曲にわたり、楽曲進行の盛り上がり度の変化を時間経過に従って示すものである。
【0014】
伴奏データベース15bは、前記各作曲用テンプレートの名称と同一のテンプレート名称によってそれぞれ指定される複数の伴奏データを記憶している。各伴奏データは、前記作曲用テンプレートデータベース15aに記憶された複数のテンプレートにそれぞれ対応して形成された複数の伴奏音列を表す。この伴奏データの形成については詳しく後述する。
【0015】
外部記録媒体用ドライブ装置16は、コンパクトディスクCD、ミニディスクMD、フレキシブルディスクFDなどの種々の外部記録媒体16aに記録されたプログラムおよびデータを読み取り、かつ同プログラムおよびデータを前記外部記録媒体16aに書込むことを可能とする。
【0016】
また、この自動作曲装置は、バス10に接続された鍵盤インターフェース回路21、操作子スイッチ回路22、表示制御回路23および音源回路24も備えている。演奏操作子インターフェース回路21には、この自動作曲装置と一体的または別体に構成した演奏操作子としての鍵盤25が接続されまたは接続されるようになっている。鍵盤25の操作を表す操作情報は、鍵盤インターフェース回路21を介してバス10に供給される。操作子スイッチ回路22は、操作パネル(またはキーボード)に設けた数字キー、文字キー、カーソル移動キー、マウスなどの種々の指示操作子26の操作を検出して、同操作を表す操作情報をバス10に供給する。
【0017】
表示制御回路23は、バス10を介して供給された表示制御データにしたがって、操作パネル(またはディスプレイ装置)に設けたディスプレイ27の表示状態を制御する。音源回路24は、CPU11からの演奏情報(キーオン信号、キーオフ信号、ノート番号、ベロシティなど)に基づいて楽音信号を形成する。なお、本発明によって自動的に生成されるメロディデータおよび伴奏データも、この演奏情報に含まれるものである。音源回路24にて形成された楽音信号(メロディ音信号および伴奏音信号)は、サウンドシステム28に出力される。サウンドシステム28は、アンプ、スピーカなどからなり、前記出力された楽音信号に対応した楽音を発音する。
【0018】
さらに、この自動作曲装置は、バス10に接続されたラインインターフェース回路31および通信インターフェース32も備えている。ラインインターフェース回路31は、ケーブル33を介して他の電子楽器、パーソナルコンピュータなどの他の電子機器34に接続されるようになっている。このラインインターフェース回路31内には、バス10から供給されたデータをケーブル33を介して他の電子機器34に出力する出力回路、および他の電子機器34から入力したデータをバス10に供給する入力回路を有している。なお、このようなデータの授受は、MIDI規格に従うとよい。通信インターフェース回路32は、インターネットなどの通信ネットワーク35に接続されるようになっており、この通信ネットワーク35には、後述するようにサーバコンピュータ36が接続される。
【0019】
このように構成した自動作曲装置の作動を説明する前に、メモリ装置15に設けた伴奏データベース15b内に予め記憶されている伴奏データについて説明しておく。この伴奏データは、通常製造者にて作成されるもので、この伴奏データの作成においては、上記図1のような自動作曲装置とほぼ同一のハード構成を有する伴奏データ生成装置が利用される。したがって、この伴奏データ生成装置のハード構成については格別に説明しないが、この場合のCPUは、図3の機能ブロック図によって表される伴奏データ作成プログラムを実行する。また、この伴奏データ生成装置のメモリ装置には、図3の機能ブロック図に示すように、作曲用テンプレートデータベース15cおよび伴奏パターンデータベース15dが予め用意されている。
【0020】
作曲用テンプレートデータベース15cは、上記自動作曲装置の場合と同様に構成されている。伴奏パターンデータベース15dには、音楽ジャンル別に大別されるとともに、同大別された音楽ジャンルがさらに拍子別に分類されて、各分類された拍子ごとに、イントロ、メイン、フィルインおよびエンディングに関する各パターンデータを一組とする伴奏パターンデータが記憶されている。これらの各伴奏パターンデータは、コード音の発音タイミング、発音される一つもしくは複数のコード構成音(例えば、コード根音からの音程により表されたコード構成音)などを表す時間経過に従った1小節または複数小節分のコード音列を表すデータからなる。
【0021】
次に、図3の機能ブロック図を用いて伴奏パターンデータの生成方法について、具体的に説明する。まず、製造者は、テンプレート名称選択部M10の指示に従い、操作子の操作によりテンプレート名称を入力する。このテンプレート名称の入力に応答して、テンプレート読出し部M11は、作曲用テンプレートデータベース15cから選択されたテンプレートを読出す。このテンプレートは、音楽ジャンル、拍子、楽節構成、小節数などを表すリズム生成用パラメータRhと、調、コード進行などを表すピッチ生成用パラメータPtと、盛り上がり度パラメータEmとを含んでいる。このようにして読出された各パラメータは、パラメータエディット部M12にて、製造者により必要に応じてエディットされる。
【0022】
次に、パターンデータ読出し部M13および伴奏データ生成部M14により、前記読出されたテンプレートまたはエディットされたテンプレートに基づいて伴奏パターンデータが自動的に生成される。この伴奏パターンデータの生成方法としては種々の方法が知られているが、特開2000−305562号公報に示されている一例を簡単に説明しておくと、同生成方法は次の(1)〜(4)のとおりである。
【0023】
(1)パターンデータ読出し部M13の処理により、リズム生成用パラメータRh中の「音楽ジャンル」および「拍子」によって特定される伴奏パターンデータを伴奏パターンデータベース15dから読出す。この伴奏パターンデータは、イントロ、メイン、フィルインおよびエンディングの各パターンデータを一組とする。また、「音楽ジャンル」および「拍子」によって特定される伴奏パターンデータが複数存在する場合には、製造者の指示またはランダムにいずれか一つを選択する。
【0024】
(2)次に、伴奏データ生成部M14の処理により、リズム生成用パラメータRh中の「楽節構成」および「小節数」に基づいて、前記パターンデータベース15dから読出したイントロ、メイン、フィルイン、エンディングの各パターンが時間経過に従って配列されて、一楽曲分の伴奏進行パターンが形成される。この場合、盛り上がり度パラメータEmにより、盛り上がりの高い部分ほどフィルインパターンの挿入の頻度を上げるようにするとよい。
【0025】
(3)次に、伴奏データ生成部M14の処理により、ピッチ生成用パラメータPt中の「調」および「コード進行」に基づいて、伴奏進行パターンが実際の伴奏音の音高を表す伴奏パターンデータに変換される。
【0026】
(4)次に、伴奏データ生成部M14の処理により、盛り上がり度パターンEmに基づいて、前記伴奏パターンデータにより示された各伴奏音の音量、音色、パート数などが決定される。例えば、盛り上がりが高いほど、音量が大きく、音色が特徴のある音色に、パート数が多くなるように決定される。
【0027】
このようにして自動的に生成された一楽曲分の伴奏データは、伴奏データ読出しおよび書込み部M15の処理により、テンプレート名称選択部M10の処理により選択されたテンプレート名称を付加して、この伴奏データ生成装置のメモリ装置内に設けた伴奏データベース15eに記憶される。このような伴奏データの生成処理を繰返し実行することにより、伴奏データベース15eには、伴奏データがテンプレート名称を付加されて蓄積記憶される。
【0028】
また、伴奏データエディット部M16の処理により、製造者は、前記のようにして自動生成された伴奏データまたは伴奏データベース15eに既に記憶されている伴奏データをエディットして伴奏データベース15eに記憶させておくこともできる。また、伴奏データマニアル作成部M17の処理により、製造者が鍵盤などの演奏操作子を用いて作成した伴奏データを伴奏データベース15eに記憶させておくこともできる。なお、この場合も、伴奏データにテンプレート名称を付加しておく。このようにして伴奏データベース15eに蓄積された伴奏データは、上述したように、自動作曲装置のメモリ装置15の伴奏データベース15bに記憶される。
【0029】
次に、上記図1のように構成した自動作曲装置の動作について、図2の機能ブロック図を用いて説明する。上述した自動伴奏データの生成の場合と同様に、まず、ユーザは、テンプレート名称選択部U10の指示に従い、操作子の操作によりテンプレート名称を入力する。このテンプレート名称の入力に応答して、テンプレート読出し部U11は、作曲用テンプレートデータベース15aから選択されたテンプレートを読出す。なお、この場合も、このテンプレートは、音楽ジャンル、拍子、楽節構成、小節数などを表すリズム生成用パラメータRhと、調、コード進行などを表すピッチ生成用パラメータPtと、盛り上がり度パラメータEmとを含んでいる。そして、この読出された各パラメータは、パラメータエディット部U12の処理により、ユーザにより必要に応じてエディットされる。
【0030】
前記作曲用テンプレートデータベース15aから読出したテンプレートまたはパラメータエディット部U12の処理によってエディットしたテンプレートは、メロディデータ生成部U13に供給される。そして、メロディデータ生成部U13は、これらのテンプレートに基づいて一楽曲分のメロディ音列を表すメロディデータを自動的に生成して出力する。このテンプレートに基づくメロディデータの自動生成方法としては、公知の種々の方法を用いることができるが、本明細書では、一例として特開2000−305562号公報に記載の方法を簡単に説明しておく。
【0031】
この場合、メロディデータ生成部U13は、メロディリズムを生成するメロディリズム生成部U13−1および前記生成されたメロディリズムに対してメロディピッチを付加するメロディピッチ生成部U13−2からなる。メロディリズム生成部U13−1は、次の(1)〜(3)の手順を繰返し実行することにより、メロディリズムを自動的に生成する。
【0032】
(1)まず、楽節または小節単位で対象区間が指定される。この対象区間の指定においては、最初、先頭区間が指定され、一楽曲の終了まで次の区間が順次指定される。そして、前記指定された対象区間の盛り上がり度ランクが決定される。この盛り上がり度ランクの決定においては、まず選択テンプレート中の盛り上がり度パラメータEmによって表された対象区間の盛り上がり度の平均値が計算され、同平均値が予め定められた複数の区間のうちのいずれの区間に属するかにより盛り上がり度ランクが決定される。
【0033】
(2)前記決定された盛り上がり度ランクに基づいて、前記対象区間における最小音符(音符の細かさ)、音符数、シンコペーションの頻度が決定される。この決定においては、メモリ装置15に記憶された盛り上がり度テーブルが参照される。この盛り上がり度テーブルは、図5に示すように、盛り上がり度ランクに対応させて、一対象区間における最小音符(音符の細かさ)、音符数、シンコペーションの頻度を記憶している。
【0034】
(3)前記決定した最小音符、音符数、シンコペーション頻度を用いるとともに、リズム生成用パラメータRh中の「楽節構成」および「拍子」を用いて、前記対象区間におけるリズムパターンすなわちメロディリズムの打点が決定される。このメロディリズムの打点の決定においては、メモリ装置15など内に記録されていて、拍子、最小音符、音符数、シンコペーション頻度の種々の組合せに対応させて用意されている多数のリズムパターンが参照され、前記(2)により決定された拍子、最小音符、音符数、シンコペーション頻度などに応じたリズムパターンが選択される。なお、同じ条件を満たす複数のリズムパターンが存在する場合には、これらのリズムパターンの中から一つのリズムパターンがランダムに選択される。また、「楽節構成」を用いて、類似区間、例えば、タイプ“A”−“B”−“C”−“A”で示される4楽節構成の場合、タイプ“A”をもつ第1及び第4楽節の区間については、各値に拘らず、類似したリズムパターンが選択される。
【0035】
メロディピッチ生成部U13−2は、例えば、次の具体例に従ってメロディピッチすなわちメロディ音列を表すメロディデータを自動的に生成する。この具体例の手順について説明すると、次の(1)〜(3)の手順を繰返し実行することによりメロディピッチが決定される。
【0036】
(1)まず、前記メロディリズムの生成と同様に、楽節または小節単位で対象区間が指定される。そして、前記指定された対象区間の盛り上がり度パラメータEmがメモリ装置15から読出されて、盛り上がり度パラメータEmによって表された盛り上がり度をピッチに対応させた縦軸とし、かつ対象区間を横軸にした盛り上がり度カーブEcが形成される(図6参照)。この場合、盛り上がり度の所定の値が所定のピッチに対応するように、盛り上がり度とピッチとの関係は予め定められている。
【0037】
(2)次に、前記メロディリズム生成部U13−1の処理により決定したリズム打点を盛り上がり度カーブEcの横軸に重ね合わせて、複数のリズム打点位置にある各盛り上がり度カーブEcの値に対応したピッチが仮ピッチとして決定される。図6においては、この仮ピッチが白丸により示されている。
【0038】
(3)次に、前記決定された複数の仮ピッチが、ピッチ生成用パラメータPt中の調データにより表された調に属する複数の音階音のうちで、前記仮ピッチに最も近い音階音に修正される。すなわち、図6の白丸の仮ピッチは、図6の黒丸で示された前記調に属する音階音Spa,Spb,Spcに修正される。また、この修正動作においては、盛り上がり度カーブEcが所定以上の区間で一定である場合には、前記調に属する音階音であって前記仮ピッチに近い音階音にランダムに変更するとよい。また、楽節構成によって指定される類似区間については、盛り上がり度ピッチカーブに拘わらず、類似したピッチを選択するようにしてもよい。
【0039】
このようにして自動的に生成されたメロディピッチデータすなわち一楽曲分のメロディ音列を表すメロディデータは出力部U15に出力される。一方、テンプレート名称選択部U10の処理によって選択されたテンプレート名称は、伴奏データ読出し部U14にも出力される。伴奏データ読出し部U14は、伴奏データベース15bから前記テンプレート名称に対応した伴奏データ(一楽曲分の伴奏音列を表す伴奏データ)を読出して、出力部U15に出力する。出力部U15は、前記メロディデータと伴奏データを合わせて出力する。
【0040】
このメロディデータおよび伴奏データの出力とは、前記両データを音源回路24に出力すること、メモリ装置15に記憶すること、および他の電子機器34に出力することの少なくともいずれか一つを意味する。メロディデータおよび伴奏データが音源回路24に出力されると、音源回路24は、メロディデータおよび伴奏データに応じたメロディ音信号および伴奏音信号をそれぞれ順次形成する。そして、これらの形成されたメロディ音信号および伴奏音信号はサウンドシステム28に供給されて、同システム28からメロディ音および伴奏音として発音される。また、メロディデータおよび伴奏データがメモリ装置15に記憶された場合には、その後のメロディデータ及び伴奏データの読出しおよび音源回路24への供給により、メロディ音および伴奏音を順次発音させることになる。さらに、他の電子機器34に出力された場合には、同他の電子機器34において、前述のように楽音の即時の発音に利用されまたはメモリ装置に一旦記憶される。
【0041】
上記作動説明からも理解できるとおり、上記実施形態によれば、一つのテンプレートを選択するだけでメロディ音列を表すメロディデータが自動的に生成されるとともに、メモリ装置15内に設けた伴奏データベース15bに記憶されていて複数の伴奏音列を表す複数の伴奏データのうちで前記選択されたテンプレートに対応した伴奏データがメロディデータに自動的に付加される。この場合、各伴奏データはテンプレートにそれぞれ対応して形成されたものであるので、メロディデータに付加される伴奏データは同メロディデータによるメロディ音列に音楽的に適した伴奏音列を表すものとなる。したがって、伴奏データを自動的に生成するプログラムおよび同プログラムの実行に必要な変数データを記憶するためのメモリ領域を削除しても、音楽的に適した伴奏音列付きのメロディ音列からなる楽曲を自動的に作曲できる。また、伴奏データを自動的に生成するための処理に費やされる時間も節約でき、伴奏音列付きのメロディ音列からなる楽曲を短時間で自動的に作曲できるようになる。
【0042】
また、上記実施形態によれば、伴奏データベース15bには、図3の伴奏データ生成部M14によって自動的に生成された伴奏データ以外にも、伴奏データエディット部M16および伴奏データマニアル作成部M17の処理による人手を介した伴奏データも記憶される。したがって、伴奏データベース15bには、音楽的に質の高い伴奏音列を表す伴奏データを記憶させておくことができ、同伴奏データにより表された伴奏音列を含む質の高い楽曲の作曲が可能となる。
【0043】
なお、上記実施形態においては、自動作曲装置内に設けられた伴奏データベース15bに記憶されている複数の伴奏データの中から選択されたテンプレートに対応した伴奏データを読出して利用するようにした。しかし、これに代えて、前記伴奏データベース15bをこの自動作曲装置の外部に設けておいて、同伴奏データベース15bに記憶されている伴奏データを利用するようにしてもよい。
【0044】
例えば、図1に破線で示すように、前記テンプレートに対応した複数の伴奏データを記憶した伴奏データベースを内蔵したサーバコンピュータ36を通信ネットワーク(インターネット)35を介して接続しておき、同サーバコンピュータ36から自動作曲装置にて自動作曲されたメロディに対応した伴奏データを取得するようにしてもよい。この場合、自動作曲装置においては、テンプレート名称選択部U10の処理により選択されたテンプレートをサーバコンピュータ36に送信し、同テンプレートにより指定される伴奏データを通信ネットワーク35を介して受信して、前記選択テンプレートに基づいて自動的に生成したメロディデータと合わせて受信した伴奏データを出力するとよい。
【0045】
また、図1に破線で示すように、前記テンプレートに対応した複数の伴奏データを記憶した伴奏データベースを内蔵した他の電子機器34をケーブル33を介して接続しておき、自動作曲装置にて自動作曲されたメロディに対応した伴奏データを他の電子機器34から取得するようにしてもよい。この場合、自動作曲装置においては、テンプレート名称選択部U10の処理により選択されたテンプレートをラインインターフェース回路31を介して他の電子機器34に出力して、同テンプレートにより特定される伴奏データを他の電子機器34から入力し、前記選択テンプレートに基づいて自動的に生成したメロディデータと合わせて入力した伴奏データを出力するとよい。
【0046】
また、上記実施形態においては、テンプレートと伴奏データとを1対1に対応付けるようにした。しかし、一つのテンプレートに対して複数の伴奏データを対応付けておき、一つのテンプレートの選択に対して複数の伴奏データの中の一つが選択されるようにしてもよい。この場合、一つのテンプレートに対して同テンプレートに関連付けて生成された複数の伴奏データを伴奏データベース15bに記憶しておき、一つのテンプレートが選択されたとき、同一つのテンプレートに対応した複数の伴奏データのうちの一つをユーザが選択して、同選択された一つの伴奏データが伴奏データベース15bから出力されるようにしてもよい。また、前記ユーザによる選択に代えて、前記一つのテンプレートに対応した複数の伴奏データの一つがランダムに抽出されるようにしてもよい。
【0047】
また、上記実施形態においては、一つのテンプレートに基づいて作曲されるメロディの長さは常に一定であるものとした。しかし、一つのテンプレートに基づいて異なる長さのメロディが作曲される自動作曲装置にも、本発明は適用される。この場合、一つのテンプレートに対して複数の伴奏データを伴奏データベース15bに記憶しておき、長いメロディが作曲される場合には、複数の伴奏データを繋ぎ合わせて用いるようにしてもよい。また、長い伴奏データを伴奏データベース15bに記憶しておき、長いメロディが作曲される場合には全部の伴奏データが利用され、短いメロディが作曲される場合には、伴奏データの一部が利用されるようにしてもよい。さらに、短い伴奏データを伴奏データベース15bに記憶しておき、長いメロディが作曲される場合には伴奏データを繰返し利用するようにしてもよい。
【0048】
また、上記実施形態においては、メロディ作曲用のテンプレートと同一の名称を伴奏データにも用いて、テンプレートに基づいて自動作曲されるメロディ音列を表すメロディデータと、同メロディデータに付加される伴奏データとの対応付けを行うようにした。しかし、メロディデータと伴奏データとの対応付けが可能であれば、いかなる対応付けの方法を採用してもよい。例えば、テンプレート内に伴奏データを直接的または間接的に識別する情報(ファイル名等)を含ませておいたり、逆に伴奏データ内にテンプレートを直接的または間接的に識別する情報(ファイル名等)を含ませておいて、それらの情報を用いて前記対応付けを行ってもよい。また、テンプレートと伴奏データとの対応関係を表すテーブルを用いて前記対応付けを行ってもよい。
【0049】
また、上記実施形態においては、自動作曲装置の作曲用テンプレートデータベース15aおよび伴奏データベース15bには予めテンプレートおよび伴奏データを記憶しておくようにした。しかし、これに加えて、後日において他の電子機器34からケーブル33およびラインインターフェース回路31を介し、またはサーバコンピュータ39から通信ネットワーク35および通信インターフェース回路32を介し、作曲用テンプレートデータベース15aおよび伴奏データベース15bにテンプレートおよび伴奏データを追加記憶したり、両データベース15a、15b内の記憶データを変更することも可能である。
【0050】
さらに、上記実施形態においては、作曲用のテンプレートの選択は、ユーザが直接行うようにしたが、この選択を間接的に行うようにしてもよい。例えば、この自動作曲装置および作曲方法を、運勢の占い結果を音楽によりユーザに提供する音楽占い装置に適用した場合、占い条件の入力をテンプレートの選択に対応させることもできる。すなわち、ユーザは、生年月日、血液型、星座などの占い条件を入力し、この占い条件に対応した占い結果として自動作曲した楽曲をユーザに提供する場合、前記占い条件が自動作曲される楽曲を決定することになるので、同占い条件自体を自動作曲のためのテンプレートの選択にも利用できる。また、作曲用テンプレートデータの記憶内容は、例示したものに限らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る自動作曲装置のハード構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】 自動作曲プログラムの実行時における図1の自動作曲装置の機能ブロック図である。
【図3】 自動伴奏データ生成プログラムの実行時における自動伴奏データ生成装置の機能ブロック図である。
【図4】 盛り上がり度パラメータの変化特性の一例を示すグラフである。
【図5】 盛り上がり度テーブルの内容を示すデータフォーマット図である。
【図6】 メロディピッチを生成する方法を説明するために、同方法に利用される盛り上がり度カーブの一例を示すグラフである。
【符号の説明】
11…CPU、15…メモリ装置、15a,15c…作曲用テンプレートデータベース、15b,15e…伴奏データベース、15c…伴奏パターンデータベース、16…外部記録媒体用ドライブ装置、16a…外部記録媒体、24…音源回路、25…鍵盤、26…指示操作子、27…ディスプレイ、31…ラインインターフェース回路、32…通信インターフェース回路、34…他の電子機器、36…サーバコンピュータ、U10…テンプレート名称選択部、U11…テンプレート読出し部、U12…パラメータエディット部、U13…メロディデータ生成部、U14…伴奏データ読出し部、U15…出力部。
Claims (3)
- 楽曲を自動的に作曲するための複数のデータからそれぞれなる複数の作曲用テンプレートを記憶したテンプレートデータベースと、
所定長の伴奏音列を表す伴奏データであって、前記複数の作曲用テンプレートにそれぞれ対応して予め生成された複数の伴奏データを記憶した伴奏データベースと、
前記テンプレートデータベースに記憶されている複数の作曲用テンプレートの中から一つの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段と、
前記選択された作曲用テンプレートを用いて一楽曲分のメロディ音列を表すメロディデータを自動的に生成するメロディ生成手段と、
前記伴奏データベースに記憶されている複数の伴奏データの中から前記選択された作曲用テンプレートに対応した伴奏データを読出し、前記自動的に生成されたメロディデータによって表される一楽曲分のメロディ音列の長短に応じて、前記読み出した伴奏データの一部を利用しまたは同伴奏データを繰り返し利用して一楽曲分の伴奏データを生成する伴奏データ読出し手段とを備え、
前記自動的に生成されたメロディデータと前記生成された伴奏データとを合わせて出力する自動作曲装置。 - 楽曲を自動的に作曲するための複数のデータからそれぞれなる複数の作曲用テンプレートを記憶したテンプレートデータベースと、
前記テンプレートデータベースに記憶されている複数の作曲用テンプレートの中から一つの作曲用テンプレートを選択するテンプレート選択手段と、
前記選択された作曲用テンプレートを用いて一楽曲分のメロディ音列を表すメロディデータを自動的に生成するメロディ生成手段と、
所定長の伴奏音列を表す伴奏データであって、前記複数の作曲用テンプレートにそれぞれ対応して予め生成された複数の伴奏データを記憶した外部の伴奏データベースから、前記選択された作曲用テンプレートに対応した伴奏データを入力し、前記自動的に生成されたメロディデータによって表される一楽曲分のメロディ音列の長短に応じて、前記入力した伴奏データの一部を利用しまたは同伴奏データを繰り返し利用して一楽曲分の伴奏データを生成する入力手段とを備え、
前記自動的に生成されたメロディデータと前記生成された伴奏データとを合わせて出力する自動作曲装置。 - 楽曲を自動的に作曲するための複数のデータからそれぞれなる複数の作曲用テンプレートを記憶したテンプレートデータベースから一つの作曲用テンプレートを選択するステップと、
前記選択された作曲用テンプレートを用いて一楽曲分のメロディ音列を表すメロディデータを自動的に生成するステップと、
所定長の伴奏音列を表す伴奏データであって、前記複数の作曲用テンプレートにそれぞれ対応して予め生成された複数の伴奏データを記憶した伴奏データベースから、前記選択された作曲用テンプレートに対応した伴奏データを取得し、前記自動的に生成されたメロディデータによって表される一楽曲分のメロディ音列の長短に応じて、前記取得した伴奏データの一部を利用しまたは同伴奏データを繰り返し利用して一楽曲分の伴奏データを生成するステップと、
前記自動的に生成されたメロディデータと前記生成された伴奏データとを合わせて出力するステップとを、
コンピュータに実行させる自動作曲用コンピュータプログラム。
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