JP3854402B2 - 空気調和機のドレン排出機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和機のドレン排出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の分離型空気調和機の壁掛式室内ユニットの1例が図2に示されている。室内ユニットの本体1の内部には貫流フアン7、3個のフィンアンドチューブ型熱交換器5a、5b、5c、ドレンパン6a、6c等が内蔵されている。
【0003】
本体1の前面及び上面には吸込グリル2が設けられ、この吸込グリル2の背後にはフィルタ3が配設されている。
本体1の前面下部には吹出口4が設けられ、この吹出口4にはルーバ8及びフラップ9a、9bが配設されている。
【0004】
空気調和機の運転時、図示しない室外ユニットからの冷媒が熱交換器5a、5b、5cのチューブ10内を循環し、貫流フアン7が回転駆動される。
すると、室内空気が吸込グリル2から本体1内に吸い込まれ、フィルタ3を流過することによってこの空気中に含まれる塵埃が捕捉除去される。
【0005】
次いで、熱交換器5a、5b、5cを流過する過程でチューブ10内を流れる冷媒と熱交換することによって冷却又は加熱された後、貫流フアン7により付勢されて吹出口4からルーバ8及びフラップ9a、9bに案内されて室内に吹き出される。
【0006】
冷房運転時、熱交換器5a及び5bの表面に結露したドレンはドレンパン6aに滴下する。
一方、熱交換器5cの表面に結露したドレンはドレンパン6cに滴下して図示しないホースを経てドレンパン6aに集められる。
ドレンパン6a内に集められたドレンは、図3(B) に示すように、排水管12、ドレンホース13を通って屋外に排出される。
【0007】
ドレンパン6aはプラスチックからなり、その左端底部には、図3(A) に示すように、斜め下後方に伸びる排水管12が一体成形され、この排水管12の先端部外周には鍔11が形成されている。
【0008】
ドレンホース13の先端には、図3(B) に示されるように、軟質プラスチックからなる接続具14が接着剤等で接着することにより固定され、この接続具14をその先端が鍔11に当接するまで排水管12の先端に押し込むことによってドレンホース13は排水管12に接続される。
なお、図3(B) において、20はドレンパン6aの前面及び下面並びに排水管12の下部に貼り付けられた断熱材、21は接続具14の先端外周面に貼り付けられた断熱材である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のドレン排出機構においては、排水管12に接続具14を押し込んでドレンホース13を接続する際、排水管12が破損するおそれがあった。
また、排水管12と接続具14との隙間からドレンが洩れるおそれがあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために発明されたものであって、その要旨とするところは、プラスチック製のドレンパンと一体形成された排水管の先端にドレンホースを押し込むことによって接続してなる空気調和機のドレン排出機構において、上記排水管の根元部の上部外周面に所定高さの複数のリブが放射方向に向かって突設され、これら複数のリブは軸方向に沿って伸び、その内端は上記ドレンパンの後壁外面に接続され、外端は接続具を上記排水管に押し込んだときその先端の当接位置まで伸びていることを特徴とする空気調和機のドレン排出機構にある。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態が図1に示され、(A) はドレンパンの部分的斜視図、(B) はドレンホースの接続状態を示す断面図である。
排水管12の根元部の上部外周面には所定高さの複数のリブ15が放射方向に向かって突設されている。
【0012】
これら複数のリブ15は軸方向に沿って伸び、その内端はドレンパン6aの後壁外面に接続され、外端は接続具14を排水管12に押し込んだときその先端に当接するまで伸びている。
他の構成は図2及び図3に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0013】
しかして、排水管12は複数のリブ15によって補強されているため、接続具14を排水管12の先端に押し込む際、排水管12が破損するのを防止でき、従って、接続具14の内径を小さくしてその締め代を大きくできるので、排水管12と接続具14との隙間からドレンが洩れるのを防止できる。
【0014】
【発明の効果】
本発明においては、排水管の根元部に複数のリブを突設したため、ドレンホースを排水管の先端に押し込む際、排水管が破損するのを防止できる。
そして、ドレンホースの内径を小さくしてその締め代を大きくできるので、排水管とドレンホースとの隙間からドレンが洩れるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(A) はドレンパンの部分的斜視図、(B) はドレンホースの接続状態を示す断面図である。
【図2】従来の空気調和機の室内ユニットの縦断面図である。
【図3】従来のドレン排出機構を示し、(A) はドレンパンの部分的斜視図、(B) はドレンホースの接続状態を示す断面図である。
【符号の説明】
6a ドレンパン
12 排水管
13 ドレンホース
14 接続具
15 リブ
20、21 断熱材
Claims (1)
- プラスチック製のドレンパンと一体形成された排水管の先端にドレンホースを押し込むことによって接続してなる空気調和機のドレン排出水機構において、上記排水管の根元部の上部外周面に所定高さの複数のリブが放射方向に向かって突設され、これら複数のリブは軸方向に沿って伸び、その内端は上記ドレンパンの後壁外面に接続され、外端は接続具を上記排水管に押し込んだときその先端の当接位置まで伸びていることを特徴とする空気調和機のドレン排出機構。
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---|---|---|---|
JP03039598A JP3854402B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 空気調和機のドレン排出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP03039598A JP3854402B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 空気調和機のドレン排出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11211135A JPH11211135A (ja) | 1999-08-06 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03039598A Expired - Fee Related JP3854402B2 (ja) | 1998-01-29 | 1998-01-29 | 空気調和機のドレン排出機構 |
Country Status (1)
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1998
- 1998-01-29 JP JP03039598A patent/JP3854402B2/ja not_active Expired - Fee Related
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