JP3854391B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、空気調和機に係り、特に室内機で熱交換を受ける空気に含まれる塵を集塵するための電気集塵フィルタ部を備える空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、室内機で熱交換を受ける空気に含まれる塵を集塵するための電気集塵機を備える空気調和機が知られている。
【0003】
電気集塵機では、荷電部に高電圧が印加され、これにより空気中の塵埃がイオン化され、集塵部で集積される。集塵部では、高電圧が印加されてイオン化された塵埃が電気的に集塵される。
【0004】
この場合、荷電部に加える高電圧と集塵部に加える高電圧とが同一のものも異なるものもある。いずれの形態においても、電気集塵機における動作確認や点検等において、高電圧を印加する高電圧端子における電圧状態を確認する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般家庭に使用される空気調和機では、電気集塵機に使用される高電圧に使用者が触れて感電することがないように、電気集塵機を構成する電極や各種電気端子や電機部品は、合成樹脂等で構成されるケーシング内に収納されている。
【0006】
そのために、従来は外部から高電圧端子に容易には触れることができず、電気集塵機を通電状態で高電圧端子における電圧状態を確認することが非常に困難であるという問題があった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術の有する問題を解消し、高電圧の電圧状態を容易に検査可能でメインテナンスの容易な電気集塵フィルタ部を備えた空気調和機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願の第1の発明に係る空気調和機は、室内機で熱交換を受ける空気に含まれる塵を集塵するための電気集塵フィルタ部を備える空気調和機において、前記電気集塵フィルタ部は、前記室内機本体に取り付けられたフィルタ保持枠と、前記フィルタ保持枠に装着されるフィルタ本体とを備え、
前記フィルタ本体は、高電圧が印加される放電極と、前記放電極を挟むように配置される対向電極と、前記放電極と前記対向電極との間を通過して荷電された塵を捕獲するために電極間に高電圧が印加される集塵用電極と、前記放電極と前記対向電極と前記集塵用電極とを収納するとともに前記フィルタ保持枠に取り付けられる絶縁材からなるフィルタ枠体とを有し、前記フィルタ枠体は、前記放電極または前記集塵用電極に印加される高電圧を測定するための電圧測定端子を挿入可能な測定端子挿入孔と、前記測定端子挿入孔から挿入される前記測定端子に接触可能であり前記放電極または前記集塵用電極に導通する測定電極とを有し、前記放電極と前記集塵用電極とは電気的に互いに独立に高電圧が印加されており、前記測定端子挿入孔は、前記放電極に印加される高電圧を測定するための第1測定端子挿入孔と、前記集塵用電極に印加される高電圧を測定するための第2測定端子挿入孔と、からなり、前記測定電極は、前記第1測定端子挿入孔から挿入される前記測定端子に接触可能であり前記放電極に導通する第1測定電極と、前記第2測定端子挿入孔から挿入される前記測定端子に接触可能であり前記集塵用電極に導通する第2測定電極と、からなることを特徴とする
【0009】
本願の第2の発明に係る空気調和機は、第1の発明において、前記フィルタ枠体は、接地電位を取るための接地側端子を挿入可能な接地側端子挿入孔と、前記接地側端子挿入孔から挿入される前記接地側端子に接触可能であり接地電位にある接地側測定電極と、を有する。
【0010】
本願の第3の発明に係る空気調和機は、第1の発明において、前記フィルタ枠体には、集塵される空気が通過するための開口部が形成されており、前記開口部は、そこから前記放電極または前記集塵用電極に対する接地電位を取るための接地側端子を挿入可能に形成されているとともに、前記対向電極は、前記開口部を通して挿入される前記接地側端子が接触可能な位置に配置されている。
【0011】
本願の第4の発明に係る空気調和機は、第1の発明において、前記測定電極は、前記放電極または前記集塵用電極に高電圧を印加する入力端子側から離れた終端子近傍に位置する。
【0012】
上述の発明において、放電極または集塵用電極に印加される高電圧を測定するための電圧測定端子を測定端子挿入孔から挿入し、測定端子を放電極または集塵用電極に接触できるので、電気集塵フィルタ部の高電圧の電圧状態を容易に検査しメインテナンスを容易に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本願発明の好適な実施の形態について説明する。
【0014】
図10は、室内機本体1の前面側1aにある吸込グリル2を開け、プレフィルタ3を外し、さらに室内機本体1に取り付けられたフィルタ保持枠5からフィルタ本体部7を取り外した状態を示す。なお、脱臭フィルタ9はフィルタ保持枠5の側方に配置されるものである。
【0015】
図9は、室内機本体1に装着された状態の電気集塵フィルタ部10を示す。電気集塵フィルタ部10は、室内機本体1に取り付けられたフィルタ保持枠5とフィルタ保持枠5に取り外し自在に装着されるフィルタ本体7とを備えている。
【0016】
図1は室内機本体1に取り付けられた状態のフィルタ保持枠5を示す。フィルタ保持枠5は端部固定部15を介して室内機本体1及び室内熱交換器の前面側端板にねじ止めして取り付けられている。フィルタ保持枠5の右側部には、後述する荷電用電極と集塵用電極に高電圧を印加するための高圧電源55が配設されている。高圧電源55は、電気的に独立して高電圧を供給可能で原則的に異なる高電圧を供給する第1電源55aと第2電源55bを備えている(図8参照)。
【0017】
フィルタ保持枠5における高圧電源55の近傍には高圧電位にある導電性の板バネ71と板バネ73が設けられており、フィルタ保持枠5の中央部にはグランド電位にある導電性の板バネ72が設けられている。板バネ71、73は各々第1電源55aと第2電源55bに電気的に接続されている。また、板バネ71、73と板バネ72は紙面の背面方向へ向かって押す力を跳ね返すように作用し、板バネ71、73は各々後述する第1高電圧端子35、第2高圧端子36(図2参照)とに接続され、板バネ72は高圧電源55のグランド電位に導通するグランド端子39(図2参照)と接続されている。
【0018】
図2はフィルタ本体7を示す正面図である。フィルタ本体7は、フィルタ保持枠5に取り外し自在に装着できるように形成されている。
【0019】
フィルタ本体7は、塵を荷電させる荷電用電極と荷電された塵を捕獲する集塵用電極とから構成される電極部と、電極部が取り付けられるフィルタ枠体60(図6参照)とを備えている。
【0020】
図6(a)はフィルタ枠体60を示す平面図であり、図6(b)はその側面図である。フィルタ枠体60はフィルタ保持枠5に取り外し自在に装着できるように形成されており、これによって、フィルタ本体7はフィルタ保持枠5に取り外し自在に装着される。
【0021】
次に、図7及び図8を参照して、フィルタ枠体60に取り付けられる電極部の構成と作用について概略的に説明する。
【0022】
図8において、電極部は、塵50を荷電させる荷電用電極と荷電された塵50aを捕獲する集塵用電極を備えている。荷電用電極は、塵50を荷電するための線状の放電極51と、放電極51を挟むように配置された板状の対向電極52から構成されている。集塵用電極は、荷電された塵50aを捕獲する捕獲電極53と、荷電された塵50aを捕獲電極53に向かわせるように作用する反捕獲電極54から構成されている。放電極51は、高圧電源55の第1電源55aによって高電圧が印加され、反捕獲電極54は、高圧電源55の第2電源55bによって高電圧が印加され、放電極51と反捕獲電極54とは電気的に独立に高電圧が印加されている。対向電極52と捕獲電極53は、グランドの電位に設定されている。
【0023】
図示しないファンによって室内機本体1内へ吸引された空気中の塵50は放電極51と対向電極52との間を通過する間に正に荷電されて塵50aとなり、塵50aはさらに捕獲電極53と反捕獲電極54の間を通る間に高圧電位にある反捕獲電極54による電気的反発を受け塵50として捕獲電極53に捕獲される。
なお、図8では、電極構成が模式的に示されており、捕獲電極53と反捕獲電極54は対向電極52に対し平行に配設されているように示されているが、実際は図7に示すように、捕獲電極53と反捕獲電極54は対向電極52に対し垂直に配設されており、また、対向電極52と捕獲電極53とは一体的に形成されている。
【0024】
図5は、図2におけるA−B−C−Dにおける断面図である。図2におけるA−Bの断面部分は、捕獲電極53と反捕獲電極54との隙間(図7参照)から反捕獲電極54を見たものであり、図2におけるC−Dの断面部分は、捕獲電極53と反捕獲電極54との隙間(図7参照)から捕獲電極53を見たものである。
【0025】
次に、図2等を参照して、さらに詳細にフィルタ本体7の構成について説明する。
【0026】
図2に示すように、フィルタ枠体60には、フィルタ保持枠5に設けられた板バネ71を介して第1電源55aから高電圧が印加される第1高電圧端子35と、フィルタ保持枠5に設けられた板バネ73を介して第2電源55bから高電圧が印加される第2高電圧端子36とが設けられている。
【0027】
第1高電圧端子35の上部には放電極51が接続されている。第1高電圧端子35の下部にはその一部として、放電極51に適正に高電圧が印加されているか否かを検査するための第1測定電極35aが設けられている。第1測定電極35aの前方位置においてフィルタ枠体60には、テスタ等の測定端子が挿入され第1測定電極35aに接触可能であるように第1測定端子挿入孔31が形成されている。フィルタ本体7がフィルタ保持枠5に装着された状態のまま高電圧の測定検査できるように、第1測定端子挿入孔31は、図2に示すようにフィルタ枠体60の表面から測定端子を挿入できるように形成されている。
【0028】
第2高電圧端子36は、フィルタ枠体60の上部周辺から左側周辺を経て下部周辺へ至るようにコの字状に設けられている。第2高電圧端子36はその上部と下部とで、反捕獲電極54に電気的に接続されている。第2高電圧端子36は、その上部の一端部で板バネ73と電気的に接触し、第2電源55bから高電圧が印加される。
【0029】
第2高電圧端子36の一部としてその下部の他端部には、反捕獲電極54に適正に高電圧が印加されているか否かを検査するための第2測定電極36aが設けられている。第2測定電極36aの下方位置においてフィルタ枠体60には、測定端子が挿入され第2測定電極36aに接触可能であるように第2測定端子挿入孔32が形成されている。第1測定端子挿入孔31と同様にフィルタ本体7がフィルタ保持枠5に装着された状態のまま測定検査できるように、第2測定端子挿入孔32は、図2または図3に示すようにフィルタ枠体60の下側表面から測定端子を挿入できるように形成されている。
【0030】
第2測定端子挿入孔32は、第2高電圧端子36の下部の端部に位置し板バネ73と接触する第2高電圧端子36の部分から最も離れて位置する。これによって、第2測定端子挿入孔32から測定端子を挿入することにより、いわゆる最も下流側で電気的な接触を検査できることになり、最も下流側に位置する第2測定電極36aに至るまでの高圧印加電気回路全体の導通状態を検査することができる。なお、上述の第1測定上述の端子挿入孔31は、高圧電気回路の最も下流側にはないが、下流側に配置することも可能である。
【0031】
フィルタ枠体60の中央部裏側には、高圧電源55のグランドに導通する板バネ72と接触可能なグランド端子39が設けられている。互いに一体的に形成された対向電極52及び捕獲電極53は、グランド端子39に電気的に接続されている。
【0032】
図2に示すように、第1測定端子挿入孔31と第2測定端子挿入孔32の近傍のフィルタ枠体60には、接地電位を取るための接地側端子挿入孔33が形成されている。接地側端子挿入孔33の下方には、対向電極52が延長された部分があり、この部分に接地側端子挿入孔33から挿入される接地側端子が接触できるようになっている。
【0033】
また、図2に示すように、放電極51は、第1高電圧端子35に接続された一端に始まり左右に蛇行するようにフィルタ枠体60に取り付けられ、フィルタ枠体60の左側部にあるスプリング80を介して終端している。フィルタ枠体60には左右に複数の邪魔板81が形成されている。放電極51は邪魔板81の背後に位置するように配設されており、室内機本体1の前面側1aにある吸込グリル2を開けてプレフィルタ3をはずしても作業者の手が誤って接触してしまう危険がないようになっている。邪魔板81と邪魔板81の間には、集塵される空気が通過するための開口部82が形成されている。
【0034】
また、挿入孔33を設ける替わりに開口部82の寸法をテスターの接地側端子を挿入可能な大きさ以上に形成し、この開口部82を通して挿入される接地側端子が、対向電極52に接触可能な位置に対向電極52を配置してもよい。
【0035】
このように構成すれば、接地側端子挿入孔33を設ける必要はない。但し、
この開口部82近傍には放電極51があり、接地側端子とこの放電極51間での放電や短絡を引き起こす可能性がある。これに対し、接地側端子挿入孔33を設けた場合、測定端子は対向電極52以外に触れるおそれはなく、安全性に優れる。
【0036】
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、次のような効果を奏することができる。
【0037】
フィルタ枠体60は第1測定端子挿入孔31と第1測定電極35aを備えるとともに、接地側端子挿入孔33または開口部82を備えているので、第1測定端子挿入孔31から高電圧を測定するための電圧測定端子を挿入し接地電位をとるとともに第1測定電極35aに接触できるので、放電極51の電圧状態を容易に検査することができる。
【0038】
また、フィルタ枠体60は第2測定端子挿入孔32と第2測定電極36aを備えるとともに、接地側端子挿入孔33または開口部82を備えているので、第2測定端子挿入孔32から高電圧を測定するための電圧測定端子を挿入し接地電位をとるとともに第2測定電極36aに接触できるので、反捕獲電極54の電圧状態を容易に検査することができる。
【0039】
この結果、放電極51や反捕獲電極54の高電圧電圧状態の良否を容易に検査することができ、電気集塵フィルタ部10のメインテナンスを安全に容易に行うことができる。
【0040】
なお、以上に説明において、放電極51と反捕獲電極54とには、各々電気的に独立に高電圧が印加されるとしたが、同じ電圧を電気的に導通させて印加することも可能である。この場合、第1測定端子挿入孔31と第2測定端子挿入孔32のいずれか一方のみを、また、第1測定電極35aと第2測定電極36aのいずれか一方のみを設けることも可能である。
【0041】
さらに、本実施例においては、集塵用電極の捕獲電極53と荷電用電極の対向電極52とを一体で構成しているが、これらの電極はそれぞれ別体にして設けてもよい。この場合、捕獲電極53と対向電極52それぞれをグランドに接続することになる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の構成によれば、フィルタ枠体は、放電極または集塵用電極に印加される高電圧を測定するための電圧測定端子を挿入可能な測定端子挿入孔と、測定端子挿入孔から挿入される測定端子に接触可能であり放電極または前記集塵用電極に導通する測定電極とを有するので、電気集塵フィルタ部の高電圧の電圧状態を容易に検査可能でメインテナンスの容易な空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の空気調和機の室内機本体に配設されたフィルタ保持枠を示す平面図。
【図2】本願発明の空気調和機のフィルタ保持枠に装着されるフィルタ本体を示す平面図。
【図3】図2に示すフィルタ本体の下部平面図。
【図4】図2に示すフィルタ本体の側面図。
【図5】図2におけるA−B−C−Dにおける断面図。
【図6】フィルタ枠体を示す平面図(a)と側面図(b)。
【図7】放電極と対向電極と捕獲電極と反捕獲電極との配置関係を示す斜視図。
【図8】放電極と対向電極と捕獲電極と反捕獲電極の概略構成とそれらの作用を説明する図。
【図9】本願発明の空気調和機の室内機本体に配設された電気集塵フィルタ部を示す平面図。
【図10】室内機本体の前面側にある吸込グリルを開け、プレフィルタを外し、さらに室内機本体に取り付けられたフィルタ保持枠からフィルタ本体と脱臭フィルタを取り外した状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 室内機本体
5 フィルタ保持枠
7 フィルタ本体
10 電気集塵フィルタ部
31 第1測定端子挿入孔
32 第2測定端子挿入孔
33 接地側端子挿入孔
35 第1高電圧端子
35a 第1測定電極
36 第2高電圧端子
36a 第2測定電極
50 塵
50a 荷電した塵
51 放電極
52 対向電極
53 捕獲電極
54 反捕獲電極
55 高圧電源
55a 第1電源
55b 第2電源
60 フィルタ枠体
71 板バネ
72 板バネ
73 板バネ
81 邪魔板
83 開口部

Claims (4)

  1. 室内機で熱交換を受ける空気に含まれる塵を集塵するための電気集塵フィルタ部を備える空気調和機において、
    前記電気集塵フィルタ部は、
    前記室内機本体に取り付けられたフィルタ保持枠と、
    前記フィルタ保持枠に装着されるフィルタ本体とを備え、
    前記フィルタ本体は、
    高電圧が印加される放電極と、
    前記放電極を挟むように配置される対向電極と、
    前記放電極と前記対向電極との間を通過して荷電された塵を捕獲するために電極間に高電圧が印加される集塵用電極と、
    前記放電極と前記対向電極と前記集塵用電極とを収納するとともに前記フィルタ保持枠に取り付けられる絶縁材からなるフィルタ枠体と、
    を有し、
    前記フィルタ枠体は、
    前記放電極または前記集塵用電極に印加される高電圧を測定するための電圧測定端子を挿入可能な測定端子挿入孔と、
    前記測定端子挿入孔から挿入される前記測定端子に接触可能であり前記放電極または前記集塵用電極に導通する測定電極と
    を有し、
    前記放電極と前記集塵用電極とは電気的に互いに独立に高電圧が印加されており、
    前記測定端子挿入孔は、
    前記放電極に印加される高電圧を測定するための第1測定端子挿入孔と、
    前記集塵用電極に印加される高電圧を測定するための第2測定端子挿入孔と、
    からなり、
    前記測定電極は、
    前記第1測定端子挿入孔から挿入される前記測定端子に接触可能であり前記放電極に導通する第1測定電極と、
    前記第2測定端子挿入孔から挿入される前記測定端子に接触可能であり前記集塵用電極に導通する第2測定電極と、
    からなる
    ことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記フィルタ枠体は、
    接地電位を取るための接地側端子を挿入可能な接地側端子挿入孔と、
    前記接地側端子挿入孔から挿入される前記接地側端子に接触可能であり接地電位にある接地側測定電極と、
    を有する
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記フィルタ枠体には、集塵される空気が通過するための開口部が形成されており、
    前記開口部は、そこから前記放電極または前記集塵用電極に対する接地電位を取るための接地側端子を挿入可能に形成されているとともに、前記対向電極は、前記開口部を通して挿入される前記接地側端子が接触可能な位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  4. 前記測定電極は、前記放電極または前記集塵用電極に高電圧を印加する入力端子側から離れた終端子近傍に位置することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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