JP3853322B2 - 溶射用粉末複合材料、溶射皮膜被覆部材およびその部材の製造方法 - Google Patents
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Description
これに対し、PFBC(加圧流動床)タイプの石炭火力ボイラーの場合には、ボイラー内で生成する燃焼ガスを発電に有効利用するために、フライアッシュ(硬質の酸化物粒子)を多く含んだ燃焼ガス中でタービンを回すため、タービン翼は該フライアッシュの衝突によるパーティクルエロージョンの損傷を受けることから、上述したような既存の表面処理皮膜では不十分である。
本発明の第二の目的は、高温耐久性と耐熱サイクル特性の両方の特性に優れる溶射皮膜にて保護された溶射皮膜被覆部材を提供することにある。
本発明の第三の目的は、高温耐久性と耐熱サイクル特性の両方の特性に優れる溶射皮膜被覆部材の製造方法を提案することにある。
そこで、本発明では、そのような複合化には不向きな硼化物の特性を緩和するために、金属間化合物に着目し、これを硼化物に添加して複合化した材料とすると、上述した欠点を解消できることを突き止めた。即ち、金属間化合物と複合化することで、硼化物のもつ複合化時の高温強度の低下を防ぐことができるのである。
また、本発明の第2のものは、Cr含有硼化物を配合してなる30〜60wt%の硼化物、30〜60wt%の金属間化合物、残部が40wt%を上限とする金属間化合物析出強化型合金および不可避的不純物からなり、かつ前記Cr含有硼化物および前記合金中のCr含有量が20wt%以下であることを特徴とする溶射用複合材料である。
本発明にかかる複合材料、例えば溶射用粉末材料の第1のものは、硼化物の配合量を30〜60wt%とし、その硼化物に対して、30〜60wt%の金属間化合物を配合した2種混合形の例である。この例において、硼化物の配合量を30〜60wt%とする理由は、30wt%未満では耐摩耗性が十分でなく、一方、60wt%超では形成された皮膜の耐熱サイクル特性が低下するからである。
この例では、硼化物として、WB:30wt%、CrB:10wt%、MoB:5wt%配合し、金属間化合物として、NiAl:20wt%、NiMo:20wt%を配合し、残部としてNi-25Cr合金:15wt%配合してなる溶射用粉末材料を用いた。この材料は、3種類の硼化物、2種類の金属間化合物およびNi-25Cr合金として、それぞれ平均粒径3μmの粉末を用い、前記組成比に従って混合した後、スラリーとし、そのスラリーをスプレードライヤーで噴霧して、顆粒とした後、水素雰囲気中で加熱して、焼結させ、その焼結後の粉末を、63〜15μmの粒度に分級したものである。
上記溶射用粉末材料を、高速ガス炎溶射法によりSUS304鋼およびSUS410鋼の平板(100×100mm×厚さ10mm)に対して、300μm厚みで溶射して溶射皮膜試験片とした。
この例では、硼化物として、WB:20wt%、ZrB2:10wt%、CrB:5wt%、MoB:5wt%を配合し、金属間化合物として、NiMo:30wt%、Ni3Al:30wt%を配合してなる溶射用粉末材料を用いた。この材料は、これら4種類の硼化物と2種類の金属間化合物として、それぞれ平均粒径3μmの粉末を用い、前記組成比に従って混合した後、水素雰囲気中で加熱、焼結させ、その焼結体の粉末は、45〜10μmの粒度に分級を行って得たものである。
上記溶射用粉末材料を、高速ガス炎溶射法によりSUS304鋼およびSUS410鋼の平板(100×100mm×厚さ10mm)に対して、300μm厚みで溶射して皮膜試験片とした。
この例では、硼化物として、WB:30wt%、CrB:5wt%、MoB:5wt%を配合し、金属間化合物として、NiMo:30wt%を配合し、残部としてNiCrAlY合金:30wt%配合するようにしたものを、造粒し焼結して製造した溶射用粉末材料(粒度53〜10μm)と、硼化物として、TiB2:30wt%、ZrB2:10wt%を配合し、金属間化合として、TiAl:30wt%配合し、残部としてCoNiCrAlY合金:30wt%配合するようにしたものを、焼結し粉砕して製造した溶射用粉末材料(粒度53〜10μm)を、体積比1:1でブレンドしたものを、高速ガス炎溶射法により、SUS304鋼およびSUS410鋼の平板(100×100mm×厚さ10mm)に対して、300μm厚みで溶射して皮膜試験片とした。
この試験では、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜と、比較試験片としてCr3C2−25wt%NiCr材の高速ガス炎溶射法による溶射皮膜(硬さは平均値でHv950)の高温硬さ測定結果に関するものである。
各皮膜ともに、試験片は、SUS410鋼製の基材(径φ10、厚さ10mm)上に、膜厚1mmで溶射したもので、試験荷重は1kgである。高温下において高温耐久性(耐摩耗性)を発揮するためには、高温においてもなるべく硬さが低下しない方がよい。
表1に示すように、600℃においてCr3C2−25wt%NiCr皮膜の硬さは、Hv800程度まで低下するのに対し、実施例1〜4に示した4種類の溶射皮膜は、いずれもHv930以上を維持しており、高温下での硬度低下が極めて少ないことがわかる。
この試験では、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜と比較試験片として前記Cr3C2−25wt%NiCr材の高速ガス炎溶射法による溶射皮膜(硬さは平均値でHv950)の熱サイクル試験結果に関するものである。
各皮膜とも試験片は、SUS304鋼製のチューブ(外径φ45、肉厚4mm、長さ40mm)を基材とし、膜厚500μmで溶射したものである。熱サイクルは、20℃と800℃の間で行い、昇温および冷却速度を6.5℃/minとし、その間800℃では1時間保持した。この熱サイクルを最高10サイクルまで行った。
Cr3C2−25wt%NiCr溶射皮膜の試験片は、0〜5サイクルの熱サイクル間で、軸方向に巨視的クラックが成長し、端部ではチッピングが生じた。一方、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜については、最大10回の試験後も健全状態を維持していた。
また、同種の熱サイクル試験により限界膜厚について調査したところ、表1に示すように、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜の限界膜厚は、Cr3C2−25wt%NiCr溶射皮膜の2〜3倍であることがわかった。
この試験では、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜と、比較試験片としてCr3C2−25wt%NiCr材を高速ガス炎溶射法による溶射皮膜(硬さは平均値でHv950)の耐酸化性試験結果に関するものである。
皮膜の耐酸化性を確認するために、10mm角程度のSUS304鋼平板に対し、溶射皮膜を作製し、その表面を研磨してRa0.1以下の鏡面状態とした試料を準備した。そして、650℃×100hの大気雰囲気下において加熱保持を行い、表面に形成される酸化膜の状態を調査した。
結果はいずれの皮膜も良好であり、黒っぽく着色するものの、半透明で金属光沢を保持していた。
そこで、別に同様の試料を準備し、950℃×30hの試験を行った。Cr3C2−25wt%NiCr皮膜には、緑色に着色した厚い酸化物層が形成され、剥離酸化の形態も一部に見とめられ、950℃では耐酸化性が認められなかった。一方、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜は、黒く着色するものの、やはり半透明で金属光沢を保持しており、950℃においてもなお良好な耐酸化特性を有することが確認できた。
この試験では、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜と、比較試験片としてCr3C2−25wt%NiCr材の高速ガス炎溶射法による溶射皮膜(硬さは平均値でHv950)およびボイラ−チューブ材STBA20鋼に対する高温ブラスト摩耗試験結果に関するものである。
ブラスト材には、石炭焚きボイラーから回収したアッシュ(粒度0.1〜300μm)を使用した。試験は、大気雰囲気下600℃で行い、流速90m/s、アッシュ密度は噴出ガス1m3当たり240gとした。また、アッシュの衝突角度は30°とし、試験時間を5時間とした。
試験片は、表面をRa0.1以下の鏡面状態としたものを準備し、予め600℃で50時間の加熱処理を行ったものを使用した。評価は、上記のブラストで各試験片に生じた窪みの最大深さを測定し、ボイラーチューブ材で得た値を各皮膜で得た値で除して耐摩耗性指数とした。
その結果によると、表1に示すように、Cr3C2−25wt%NiCr皮膜は、ボイラーチューブ材の約5倍の耐摩耗性を示し、実施例1〜3に示した3種類の溶射皮膜は、7〜8倍の耐摩耗性を示すことがわかった。
従って、限界膜厚を前提として高温耐摩耗性を比較した場合、本加速試験のような過酷なパーティクル・エロージョン条件下においても、上記実施例1〜3の溶射皮膜の耐摩耗性は、Cr3C2−25wt%NiCr溶射皮膜の3倍以上であることがわかった。
2:溶射皮膜
Claims (7)
- Cr含有硼化物を配合してなる30〜60wt%の硼化物と40〜70wt%の金属間化合物からなり、かつ前記Cr含有硼化物中のCr含有量が20wt%以下であることを特徴とする溶射用粉末複合材料。
- Cr含有硼化物を配合してなる30〜60wt%の硼化物、30〜60wt%の金属間化合物、残部が40wt%を上限とする金属間化合物析出強化型合金および不可避的不純物からなり、かつ前記Cr含有硼化物および前記合金中のCr含有量が20wt%以下であることを特徴とする溶射用粉末複合材料。
- 前記硼化物は、CrBとWB、MoB、ZrB2およびTiB2のうちから選ばれるいずれか1種以上とを含むものであることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の溶射用粉末複合材料。
- 前記金属間化合物は、Ni−Al系、Co−Al系、Ni−Mo系およびNi−Ti系のうちから選ばれるいずれか1種以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の溶射用粉末複合材料。
- 前記金属間化合物析出強化型合金は、Ni基、Co基、Fe基およびMo基のうちから選ばれるいずれか1種以上の合金であることを特徴とする請求項2に記載の溶射用粉末複合材料。
- 金属製基材の表面に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の溶射用粉末複合材料の溶射皮膜を有することを特徴とする溶射皮膜被覆部材。
- 金属基材の表面に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の溶射用粉末複合材料を、高速ガス炎溶射、プラズマ溶射、ガス粉末式溶射あるいは爆発式溶射法により溶射して、溶射皮膜を形成することを特徴とする溶射皮膜被覆部材の製造方法。
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