JP3853072B2 - 電力系統の電圧制御方式 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力系統の送電線や配電線の電圧制御するタップ付変圧器を用いたステップ電圧制御装置(SVR装置)と直列変圧器とこの変圧器に出力する電力変換器からなる直列型電圧制御装置(直列型SVC装置)とを協調制御する電力系統の電圧制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来電圧制御方式について説明する。なお、文中、基準電圧Vref以外の電圧,電流はベクトル値である(ベクトル記号省略)。
【0003】
(1)SVR装置による電圧制御
配電線の一般的な電圧制御装置としてSVR装置(以下SVRという)が使われている。SVRの本体はタップ付変圧器であり、そのタップを電圧調整リレー(90リレー)により電圧制御を行う。
【0004】
図9にSVRの構成を、図10にSVRの制御方法を示す。SVRにタップ制御指令を出力する90リレーは、SVRの2次電圧V2,2次電流Iを取り入れ、線路の負荷中心aまでの線路の抵抗値Rおよびリアクタンス値Xを用いて負荷中心点aの電圧VLの大きさを求め、この電圧が負荷中心点の基準電圧Vrefに近づくようにSVR本体へタップ制御(上げ、下げ)指令を出力する。
【0005】
【数1】
【0006】
具体的には、「数1」式を演算し、△Vが不感帯幅を越えた量に対して積分回路11で時間積分し、その積分値が動作時間整定値に達したときに1タップ動作制御(上げ,下げ)指令を出力する。なお、負荷中心点aの位置は線路の抵抗分%R,リアクタンス分%Xの整定により決める。
【0007】
負荷Lの投入などによる急激な電圧変化に対して、SVRによる電圧変動補償は分単位の制御時間を要する。このため、負荷投入直後から一定期間は図11の波線に示すように配電線の電圧は変動する。
【0008】
しかし、SVRは変圧器のタップを機械的に切替えて電圧制御するので、電動機の始動電流などによる急激な電圧変化に対して応動できない。
【0009】
(2)直列型SVC装置による電圧制御
半導体素子を用いた電力変換装置により無効電力または有効電力を高速に制御して系統電圧を調整する装置の一例として、自励式インバータ,コンバータを適用直列型SVC装置が知られている。
【0010】
直列型SVC装置(以下直列型SVCという)は図12に示すように、配電線に接続された並列変圧器Taと直列変圧器Tbおよび変圧器Ta,Tb間に接続された自励式コンバータCONVと自励式インバータINVとからなり、直列変圧器Tbに自励式インバータINVから制御電圧Vcを加えて、この直列型SVCの2次側電圧を制御することによって配電線の電圧V2を制御する。電圧制御の目的から、この直列型SVCによる制御電圧Vcは1次側の電圧V1と同相になるように制御する。
【0011】
このような制御電圧Vcを発生させるため、自励式インバータINV側から直列変圧器Tbを介して系統側へ有効,無効電力P,Qを供給または吸引しなければならない。この有効電力は並列変圧器Ta,自励式インバータINVにより系統側から供給または吸収する。
【0012】
直列型SVCはその1次側電圧V1と2次側の電流Iを自励式インバータINVの制御回路に入力して電圧制御を行う。この電圧制御は図13に示すように、電圧V1を基準電圧にして、これと反対位相の電圧Vcを発生させる。発生電圧Vcの大きさは、SVC装置の2次側電圧V2から求めた負荷中心点aの電圧V2の大きさが基準電圧Vrefになるように制御する。
【0013】
【数2】
【0014】
直列型SVCは高速応答できるので、急激な電圧変動に対しても電圧変動補償が可能である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記SVR装置は秒単位の急激な電圧変動に対して電圧変動を補償できないが、分単位の緩慢な電圧変動は補償できる。また上記直列型SVC装置はいずれの電圧変動に対しても電圧変動補償できる。しかし、既設のSVR装置を直列型SVC装置に取換えることは経済的でない。
【0016】
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、既設のSVR装置を有効利用または、直列型SVC装置の所要容量の低減しうるように、SVR装置と直列型SVC装置とを併用し、緩慢な電圧変動に対してはSVR装置だけで補償し、急激な電圧変動に対してはSVR装置で不足する補償電圧を直列型SVC装置で補完する電力系統の電圧制御方式を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この発明の電力系統の制御方式は、電力系統の線路電圧を調整するタップ付変圧器と、負荷中心点電圧が基準電圧となるように所定の不感帯レベルを有してタップ付変圧器に対してタップ切換指令を出力する電圧調整リレーとからなるステップ電圧制御装置と、
前記ステップ電圧制御装置の下流側の線路と直列に接続された直列変圧器と、この線路から電力を受けて直列変圧器に無効電力ないし有効電力を出力し直列変圧器の出力電力を制御する電力変換器とからなる直列型電圧制御装置とを備え、
直列型電圧制御装置に不感帯レベルを設け、この直列型電圧制御装置は、ステップ電圧制御装置の2次側の電圧と、負荷中心点までの線路インピーダンスおよび線路電流から負荷中心点の電圧を算出し、この負荷中心点電圧が基準電圧と等しく、且つ出力電圧の位相をステップ電圧制御装置の2次側位相と同相となるように出力電圧を制御すると共に、求められた負荷中心点の電圧の基準電圧に対する電圧偏差を求め、この電圧偏差が前記ステップ電圧制御装置の不感帯レベル以下の場合出力電圧を零とし、ステップ電圧制御装置の電圧偏差の大きさが不感帯レベル内の場合に、直列型電圧制御装置の電圧変動補償能力が損なわれるのを防止するよう制御することを特徴としたものである。
【0019】
また、ステップ電圧制御装置とこれと協調制御される直列電圧制御装置が、線路の複数個所にそれぞれ設置されていることを特徴としたものである。
【0020】
また、直列電圧制御装置の不感帯レベルはステップ電圧制御装置の不感帯レベルとする。または、直列電圧制御装置の停止に対する不感帯レベルはステップ電圧制御装置の不感帯レベルと同じくし、起動に対する不感帯レベルはそれより高くするのがよい。
【0021】
ステップ電圧制御装置とこれと協調制御される直列型電圧制御装置は、線路の複数個所にそれぞれ設けることができる。または、1台のステップ電圧制御装置に対し、これと協調制御される直列型電圧制御装置を複数台直列に設置することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について説明する。なお、文中基準電圧Vref以外の電圧、電流はベクトル値である(ベクトル記号省略)。
【0023】
実施の形態1
図1について、SVR装置(以下単にSVRという)と直列SVC装置(以下単に直列SVCという)はそれぞれ従来図9,図10と図12に示したものと同様に構成されており、直列SVCはSVRの2次側に近接設置されている。なお、図中、aは負荷中心点、Lは急激な電圧変動をもたらす負荷を示す。
【0024】
定常状態の緩慢な電圧変動に対しては、SVRだけで変動を補償し、急激な電圧変動に対してのみ直列型SVCを応動させる、SVRと直列型SVCの協調制御を行う。
【0025】
上記SVRと直列型SVCの協調制御方法について説明する。
【0026】
SVRは、その2次側電圧V2、電流Iを電圧調整リレー(図示省略)へ入力し、定常状態や日負荷曲線のような変化の緩やかな負荷による電圧変動に対して、負荷中心点aの電圧VLを常時ほぼ基準電圧に制御する。
【0027】
【数3】
【0028】
しかし、急激な負荷変化に対しては電圧変動を補償できない。
【0029】
そこで、SVRの2次側に近接した直列型SVCに急激な電圧変動に対する補償分を補完させる。すなわち、図2に示すように、直列型SVCはその2次側電圧V3から見た負荷中心点aの電圧VLが基準電圧Vrefになるように、1次側の電圧と同相の電圧Vcを発生するように制御する。ただし、直列型SVCとSVRの負荷中心点の位置a及び基準電圧Vrefは同じ値とする。
【0030】
図3,図4について、具体的には、直列SVCはSVRと協調をとるため、SVRの2次側の電圧V2(=直列型SVCの1次側電圧)から算出した負荷中心点aの電圧VLと基準電圧Vrefを比較し、SVRの2次側電圧V2に対して過不足している電圧を直列型SVCで補償する。
【0031】
【数4】
【0032】
すなわち、「数4」式を満たすような電圧Vcを発生させる。(ただし、この電圧位相は直列型SVCの1次側の電圧V2と同相に制御する)
SVCの2次側からみた負荷中心点aの電圧VLが基準電圧Vrefになるように制御するので、「数4」式から「数5」式が得られる。
【0033】
【数5】
【0034】
【数6】
【0035】
「数5」式をdq変換すると「数6」式となる。負荷中心点の電圧VLは基準電圧Vrefになるように制御されるので、「数7」式が成立する。
【0036】
【数7】
Vrefd=VLd , Vq=VLq
また、直列型SVCの1次側電圧V2を基準ベクトル(d軸成分が零)にして、直列SVCの電圧Vcを同相に制御するので、「数8」式が成立する。
【0037】
【数8】
V2d=0 , Vcd=0
よって、「9式」の電圧Vcqが発生する。
【0038】
【数9】
【0039】
実施の形態2
上記実施の形態1のように直列型SVCを制御すれば、SVRの不感帯内においても常時、直列型SVCは電圧を発生することとなり、急峻な電圧変動に対する直列型SVCの電圧変動補償能力がその分損なわれてしまう。
【0040】
実施の形態2は、直列型SVCにもSVR同様に不感帯を設け上記電圧変動補償能力が損なわれないようにしたものである。
【0041】
すなわち、SVRと同様に、SVRの1次側電圧V2から負荷中心点の電圧VLを前記「数3」により求め、基準電圧Vrefに対する電圧偏差△V
【0042】
【数10】
【0043】
の大きさが不感帯レベル(通常1〜3%)以下になると、直列型SVCの出力電圧を零にする。(ただし、SVRと直列型SVCの不感帯レベルと負荷中心点の位置%R,%Xは同じとする)
このようにすれば、SVRの電圧調整リレー(図示省略)において、電圧偏差△Vの大きさが不感帯レベル内の場合は、直列型SVCの発生電圧は零になるので、急激な電圧変動に対して直列型SVCの電圧変動補償能力が損なわれることを防止できる。
【0044】
実施の形態3
上記実施の形態2において、電圧偏差△Vが不感帯レベル(1〜3%)の限界にある場合、僅かな電圧変動などで、直列型SVCの停止・起動(電圧偏差が不感帯レベル内で停止,不感帯レベル以上では起動)を繰り返す。
【0045】
亘長の長い配電線では、複数台のSVRが設置されており、同様な方法で設置されており、上記実施の形態1または2によりSVRと直列型SVCとの協調制御を行うと、SVRの台数だけ直列型SVCが設置される(図5)。
【0046】
上記のように不感帯レベル限界で直列型SVCが停止・起動を繰返すと、他の直列型SVCの電圧偏差にも影響を与え、同様に停止・起動を繰り返すことがある。
【0047】
実施の形態3は、上記複数台のSVRと直列型SVRが設置されている場合(図5)、図6に示すように、直列SVCの停止に対する不感帯レベルVL1はSVRの不感帯レベルと同じにするが、直列SVCの起動に対する不感帯レベルVL2はこれより高めに設定して、上記停止・起動の繰り返しを防止する。
【0048】
実施の形態4
実施の形態4は、直列型SVCの容量が不足する場合、これを複数台用いてSVRと協調制御するものである。図7に直列型SVCを2台使用する例を示す。
【0049】
図7について、2台の直列型SVC1,SVC2とも、その2次側電圧V3,V4から見た負荷中心点aの電圧VLが基準電圧Vrefになるように、電圧をVc1,Vc2を発生させる。それら発生電圧Vc1,Vc2の位相は、それぞれ1次側電圧と同相となるように制御する。
【0050】
直列型SVC1,SVC2の不感帯レベルは、1次側の電圧から求め、停止レベルはSVRの不感帯レベルと同じ値とし、起動レベルはこれより高めの値とする。
【0051】
このようにすれば、直列型SVC1はその2次側電圧V3からみた負荷中心点の電圧VLを基準電圧Vrefに維持するに必要な発生電圧を出力し、その1次側電圧V2からみた負荷中心点の電圧の基準電圧に対する電圧偏差がSVRと同じ不感帯レベル内になれば停止する。
【0052】
直列型SVC1で発生する電圧が足りなければ、SVC2の1次側からみた電圧偏差が不感帯内になるので、更にS直列型SVC2で電圧を発生させ、この2次側からみた負荷中心点の電圧を基準電圧に維持する。このようにすれば、直列型SVC1の容量不足を直列型SVC2で補うことができる。
【0053】
この発明のSVRと直列型SVCとの協調制御方式の効果を図5に示すように、配電線に設置された3台のSVRと直列型SVCに対してのシュミレーション効果から確認した。負荷条件は重負荷条件で、500kwの負荷脱落による電圧変動に対する補償性能を確認した結果を図8に示す。
【0054】
図8では、5秒で500kwの負荷を脱落させたが、末端ノードの低圧線の電圧は殆ど変化していない。このように、SVRと直列型SVCは実施例1,2,3によって協調制御できることを確認した。
【0055】
【発明の効果】
この発明は、上述のとおり構成されているので下記の効果を奏する。
【0056】
(1)SVR装置と直列型SVC装置との協調制御ができる。
【0057】
(2)既設のSVR装置を有効に利用し、SVR装置で不足する補償電圧を直列型SVC装置により補完できる。
【0058】
(3)SVR装置で不足する補償電圧を直列型SVC装置で補完しているので、急激な電圧変動に対しても遅れのない電圧制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1にかかるSVRと直列SVCの協調制御説明図。
【図2】協調制御ベクトル図。
【図3】直列型SVCの制御説明図。
【図4】直列型SVCのベクトル図。
【図5】実施の形態3にかかる複数SVRと直列SVCの設置位置説明図。
【図6】直列型SVCの動作説明図。
【図7】実施の形態4にかかるSVRと複数直列型SVRの協調制御説明図。
【図8】SVRと直列SVCの協調制御による電圧変動補償性能を示すタイムチャート。
【図9】従来例にかかるSVRの構成説明図。
【図10】SVRの制御説明図。
【図11】SVRによる電圧制御説明図。
【図12】従来例にかかる直列型SVCの構成説明図。
【図13】直列型SVCのベクトル図。
【符号の説明】
SVR…SVR装置(ステップ電圧制御装置)
SVC…直列型SVC装置(直列型電圧制御装置)
Vc…SVCの発生電圧(制御電圧、補償電圧)
a…配電線の負荷中心点
R…SVCと負荷中心点間の配電線の抵抗分
X…SVCと負荷中心点間の配電線のリアクタンス分
V1,V2,V3…配電線の各部電圧
VL…負荷中心点の電圧
Vref…基準電圧
I…配電線の電流
Claims (5)
- 電力系統の線路電圧を調整するタップ付変圧器と、負荷中心点電圧が基準電圧となるように所定の不感帯レベルを有してタップ付変圧器に対してタップ切換指令を出力する電圧調整リレーとからなるステップ電圧制御装置と、
前記ステップ電圧制御装置の下流側の線路と直列に接続された直列変圧器と、この線路から電力を受けて直列変圧器に無効電力ないし有効電力を出力し直列変圧器の出力電力を制御する電力変換器とからなる直列型電圧制御装置とを備え、
直列型電圧制御装置に不感帯レベルを設け、この直列型電圧制御装置は、ステップ電圧制御装置の2次側の電圧と、負荷中心点までの線路インピーダンスおよび線路電流から負荷中心点の電圧を算出し、この負荷中心点電圧が基準電圧と等しく、且つ出力電圧の位相をステップ電圧制御装置の2次側位相と同相となるように出力電圧を制御すると共に、求められた負荷中心点の電圧の基準電圧に対する電圧偏差を求め、この電圧偏差が前記ステップ電圧制御装置の不感帯レベル以下の場合出力電圧を零とし、ステップ電圧制御装置の電圧偏差の大きさが不感帯レベル内の場合に、直列型電圧制御装置の電圧変動補償能力が損なわれるのを防止するよう制御することを特徴とする電力系統の電圧制御方式。 - 直列型電圧制御装置の不感帯レベルをステップ電圧制御装置の不感帯レベルと等しくしたことを特徴とする請求項1記載の電力系統の電圧制御方式。
- ステップ電圧制御装置とこれと協調制御される直列電圧制御装置が、線路の複数個所にそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電力系統の電圧制御方式。
- 直列型電圧制御装置の停止に対する不感帯レベルをステップ電圧制御装置の不感帯レベルと同じくし、起動に対する不感帯レベルはそれより高めに設定し、停止・起動の繰り返しを防止することを特徴とする請求項1乃至3記載の電力系統の電圧制御方式。
- 1台のステップ電圧制御装置に対し、これと協調制御される直列型電圧制御装置を複数台直列に設置したことを特徴とする請求項1乃至4記載の電力系統の電圧制御方式。
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