JP3852695B2 - 光ディスク再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置に関し、特に、装置全体を制御する制御部のメモリ内容を表示装置に表示できる機能を備えた光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、記録媒体としてDVD(digital versatile disk)を用い、そのDVDに記録された映像音声情報を再生する光ディスク再生装置が普及してきている。このような光ディスク再生装置は、従来から知られているように、装置全体を制御するための制御プログラムを記憶した書き換え可能なフラッシュメモリと、該フラッシュメモリから制御プログラムを読み出し該制御プログラムに従って装置全体を制御するCPUと、該CPUの処理に必要なデータを一時的に格納するRAMと有した制御部を備えており、メディアや機能の変更、あるいは新しいメディアや機能の追加をする必要が生じた場合、前記フラッシュメモリの制御プログラムを書き換えて、それに対処している。
【0003】
ところで、メーカの工場等でのテスト工程において、光ディスクを光ディスク再生装置にセットして再生する時や、再生中などに不具合が見つかった場合、メーカの技術部等にその不具合が通知され、その技術部等では、当該光ディスク再生装置の不具合に対処するため、その工場等から不具合に関する情報を教えてもらうと共に、不具合が発生したときの光ディスクを送ってもらい、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、当該光ディスクを当該光ディスク再生装置と同機種の光ディスク再生装置(あるいは工場等から送られてきた当該光ディスク再生装置がある場合は当該光ディスク再生装置)にセットして、その光ディスク再生装置を再生動作させ、デバッガにより当該制御プログラムの動作状態を確認している。
【0004】
なお、ユーザ側において、光ディスクを光ディスク再生装置にセットして再生する時や再生中などに不具合が見つかり、メーカの技術部等にその不具合が通知された場合、技術部等では、当該光ディスク再生装置の不具合に対処するため、ユーザから不具合に関する情報を教えてもらうと共に、不具合が発生したときの光ディスクを送ってもらい、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、当該光ディスクを当該光ディスク再生装置と同機種の光ディスク再生装置(あるいはユーザから送られてきた当該光ディスク再生装置がある場合は、当該光ディスク再生装置)にセットして、その光ディスク再生装置を再生動作させ、デバッガにより当該制御プログラムの動作状態を確認している。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−297516号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、メーカの工場等において、ある光ディスクに対して光ディスク装置に不具合が発生した場合、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、メーカの技術部等では、その不具合が発生したときの光ディスクを工場等から送ってもらって用意し、その光ディスクを同機種の光ディスク再生装置にセットして、この光ディスク再生装置を通常の再生動作させ、デバッガを用いて制御プログラムの動作状態を確認しなければならないので、不具合に対する処置に多くの時間と手間がかかることになる。
【0007】
なお、特許文献1に記載のディスク再生装置は、ディスク(光ディスク)から読み取ったデータに含まれる各種ディスク情報を信号処理手段から取得し、この取得したディスク情報に基づいてディスクの状態を表示手段に表示するようにしているので、ディスクの傷や汚れをユーザに知らせることができるが、あるディスクに対して不具合が発生した場合、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるには、メーカの技術部等では、その不具合が発生したときの光ディスクをユーザから送ってもらって用意し、デバッガを用いて制御プログラムの動作状態を確認しなければならないので、不具合に対する処置に多くの時間と手間がかかることになる。
【0008】
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、工場等においてある光ディスクに対して不具合が発生したとき、デバッガがなくても制御プログラムの状態を見ることができるようにした光ディスク再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光ディスクに記録された情報を光学的に読み取る光学系と、前記光ディスクを回転駆動するディスク駆動系と、前記光学系で読み取られた信号を所定処理して映像信号および音声信号を再生して表示装置および音響装置にそれぞれ供給する再生系とを備えた光ディスク再生装置において、前記各系を含む装置全体を制御するための制御プログラムを記憶したフラッシュメモリと、該フラッシュメモリから制御プログラムを読み出し該制御プログラムに従って装置全体を制御するCPUと、該CPUの処理に必要なデータを一時的に格納するRAM有し、前記フラッシュメモリから前記制御プログラムを読み出して前記CPUが制御を行う際に、前記制御プログラムのデータを一時的に前記RAMに格納する制御部を備え、前記CPUは、操作手段からのテスト表示指示があったときに前記表示装置へのテスト表示を可能状態に設定するテスト表示設定手段と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力するRAMデータ出力手段を備え、前記RAMのアドレスから読み出され出力されたデータを前記表示装置に表示させることを特徴とする光ディスク再生装置を提供する。
【0010】
この構成の光ディスク再生装置において、操作手段を操作してテスト表示指示を行うと、CPUは表示装置へのテスト表示を可能状態に設定し、次いで、前記操作手段を操作して表示したいRAMのアドレスのデータを読み出すために該アドレス情報を指定すると、CPUは該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力する。このようにして、前記RAMの指定アドレスから読み出され出力されたデータは、前記表示装置に表示される。
【0011】
したがって、この構成の光ディスク再生装置によれば、工場等において、ある光ディスクに対して不具合が発生した場合、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、前記RAMの指定アドレスのデータを前記表示装置に表示させることができるので、デバッガを用いずに不具合の原因を調べることができ、技術部等では不具合に対する処置が効率良く行える。
【0012】
請求項2の発明は、光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置において、装置全体を制御するための制御プログラムを記憶したフラッシュメモリと、該フラッシュメモリから制御プログラムを読み出し該制御プログラムに従って装置全体を制御するCPUと、該CPUの処理に必要なデータを一時的に格納するRAM有し、前記フラッシュメモリから前記制御プログラムを読み出して前記CPUが制御を行う際に、前記制御プログラムのデータを一時的に前記RAMに格納し、操作手段により指定されたアドレス情報を入力したとき、該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出し、該データを表示装置に表示させるための制御を行う制御部を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置を提供する。
【0013】
この構成の光ディスク再生装置において、操作手段を操作して表示したいRAMのアドレスのデータを読み出すために該アドレス情報を指定すると、制御部は該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力する。このようにして、前記RAMの指定アドレスから読み出され出力されたデータは、前記表示装置に表示される。
【0014】
したがって、この構成の光ディスク再生装置によれば、工場等において、ある光ディスクに対して不具合が発生した場合、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、前記RAMの指定アドレスのデータを前記表示装置に表示させることができるので、デバッガを用いずに不具合の原因を調べることができ、技術部等では不具合に対する処置が効率良く行える。
【0015】
請求項3の発明では、前記操作手段により指定されたアドレス情報を入力したとき、該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出し、該データを表示装置に表示させるための制御は、前記CPUにより行うので、この制御のための回路を追加することなく実現できる。
【0016】
請求項4の発明では、前記制御部は、操作手段からのテスト表示指示があったときに表示装置へのテスト表示を可能状態に設定するテスト表示設定手段と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力するRAMデータ出力手段とを備えているので、前記操作手段を操作してテスト表示指示を行うと表示装置へのテスト表示を可能状態に設定することができ、次いで、前記操作手段を操作して表示したいRAMのアドレスのデータを読み出すために該アドレス情報を指定すると、該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出し出力することができる。このようにして、前記RAMの指定アドレスから読み出されたデータは、前記制御部から出力され、前記表示装置に表示させることができる。
【0017】
請求項5の発明では、前記CPUは前記テスト表示設定手段と前記RAMデータ出力手段を備えているので、操作手段からのテスト表示指示があったときに表示装置へのテスト表示を可能状態に設定する制御と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力する制御とを、回路を追加することなく実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。この光ディスク再生装置は、光ディスクに記録された情報を光学的に読み取る光学系と、前記光ディスクを回転駆動するディスク駆動系と、前記光学系で読み取られた信号を所定処理して映像信号および音声信号を再生して表示装置および音響装置にそれぞれ供給する再生系と、前記各系を含む装置全体を制御する制御部を備えている。
【0019】
詳しくは、この光ディスク再生装置は、記録媒体としての光ディスク1に記録された情報を再生するためのレーザ光を出射すると共に、光ディスク1からの反射光を受光する光ピックアップ3と、光ディスク1を回転させるスピンドルモータ2と、スピンドルモータ2を駆動するスピンドルドライブ回路15と、光ピックアップ3のトラッキングサーボを行うアクチュエータ(図示せず)を駆動するトラッキングドライブ回路13と、光ピックアップ3のフォーカスサーボを行うアクチュエータ(図示せず)を駆動するフォーカスドライブ回路12と、光ピックアップ3を光ディスク1の半径方向に移動させるためのスレッド4と、スレッド4を駆動するスレッドドライブ回路14とを備えている。
【0020】
また、この光ディスク再生装置は、光ディスク1の再生時に光ピックアップ3からの再生信号を入力して該再生信号よりRF(radio frequency)信号を作成して増幅するRFアンプ5と、RFアンプ5からのRF信号を入力してデータと同期信号を分離するデータ/同期信号分離回路6と、前記分離された同期信号を入力して該同期信号と予め定めた基準信号との位相差に応じた電圧を作成し該電圧をスピンドルモータ2へのモータ制御信号として出力するVCO(voltage controlled oscillator)を含むPLL(phase locked loop)10と、前記分離されたデータを入力してデコード化することによりエラーチェックを行い、データに誤りがある場合はエラー訂正を行って正しいデータとし、この正しいデータをデコード化して映像データと音声データとして出力するデコード回路7と、デコード回路7からの映像データと音声データを入力してデジタル/アナログ変換しアナログの映像信号と音声信号を出力するD/A変換回路16とを備えている。
【0021】
このD/A変換回路16からの映像信号は表示装置21に供給され、音声信号は音響装置22に供給される。なお、表示装置21と音響装置22は、例えば、テレビジョン受信機のように表示装置と音響装置が内蔵され、一体化したものでも良い。
【0022】
更に、この光ディスク再生装置は、光ピックアップ3からの再生信号に含まれるトラッキングエラー信号を検出するトラッキングエラー検出回路8と、光ピックアップ3からの再生信号に含まれるフォーカスエラー信号を検出するフォーカスエラー検出回路11と、トラッキングエラー検出回路8からのトラッキングエラー信号に基づいてトラッククロスを検出してトラックパルスを出力するトラッククロス検出回路9とを備えている。
【0023】
更に、この光ディスク再生装置は、装置全体を制御する制御部17が備えられている。制御部17は、装置全体を制御するための制御プログラムを記憶したフラッシュメモリ172と、該フラッシュメモリ172から制御プログラムを読み出し該制御プログラムに従って装置全体を制御するCPU175と、該CPU175の処理に必要なデータを一時的に格納するRAM173と、入力信号を受け付けCPU175に入力する入力ポート171と、CPU175からの信号を出力する出力ポート174とを備えている。なお、入力ポート171と出力ポート174は別々に設けたが、入力ポートと出力ポートが一体化された入出力ポートを設けても良い。
【0024】
制御部17には、データ/同期信号分離回路6、トラッキングエラー検出回路8、トラッククロス検出回路9、フォーカスエラー検出回路11、フォーカスドライブ回路12、トラッキングドライブ回路13、スレッドドライブ回路14、スピンドルドライブ回路15、PLL10、表示処理回路18、および操作部19が接続されている。その操作部19は、複数のキーを有しており、キーを操作すると、操作したキーに対応する電気信号を出力し、また、リモコン20からのキー操作による光信号を受信したとき、この光信号を電気信号に変換し、この電気信号を出力するように構成されている。
【0025】
制御部17に備えられているCPU175は、本実施形態の特徴として、操作部19またはリモコン20からのテスト表示指示があったときに表示装置21へのテスト表示を可能状態に設定するテスト表示設定手段と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと操作部19またはリモコン20により指定されたアドレス情報に対応するRAM173のアドレスからデータを読み出して出力するRAMデータ出力手段とを備えている。
【0026】
図2は本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置におけるRAMデータ表示処理を説明するためのフローチャートである。以下、図1および図2を参照して、この光ディスク再生装置におけるRAMデータ表示処理について説明する。
【0027】
例えば、メーカの工場等でのテスト工程において、光ディスクを光ディスク再生装置にセットして再生する時や、再生中などに不具合が見つかった場合、不具合が発生したときの光ディスクを光ディスク再生装置にセットして、この光ディスク再生装置の通常の再生動作を開始させる(ステップS1)。 これにより、光ディスクの情報が光ディスク再生装置により再生され、映像が表示装置21に表示され、音声が音響装置22から出力される。
【0028】
ここで、当該光ディスクの情報を再生したときに発生する不具合の原因を調べるため、操作者は光ディスク再生装置の操作部19またはリモコン20を操作して、表示装置21へのテスト表示を可能状態に設定するためのテスト表示指示を行う。このテスト表示指示の信号は、制御部17において入力ポート171を介してCPU175に入力される。これにより、CPU175はテスト表示の操作があったと判定し(ステップS2)、 表示装置21へのテスト表示を可能状態に設定する(ステップS3)。 なお、このテスト表示は、表示装置21の画面の一部あるいは全領域に表示可能である。このテスト表示を、表示装置21の画面の一部に表示させた場合は、当該光ディスクの再生による映像状態も見ることができる。
【0029】
ところで、フラッシュメモリ172に予め記憶されている制御プログラムはCPU175により読み出され、これによりCPU175は制御を行うが、この制御に関連して制御プログラムのデータが一時的にRAM173に格納される。したがって、制御プログラムの流れに従って、不具合の原因となる制御プログラムのデータもRAM173に一時的に格納されるので、不具合の原因となるRAM173のアドレスを指定して、このアドレスのデータを調べれば、不具合の原因を解明できる可能性がある。
【0030】
そこで、操作者は、当該不具合の原因となるデータが格納されるRAM173のアドレスを、例えば技術部等の技術者から教えてもらい、操作部19またはリモコン20を操作して、アドレス情報を入力する(ステップS4)。 このアドレス情報の信号は、制御部17において入力ポート171を介してCPU175に入力される。これにより、CPU175は、前記アドレス情報に対応するRAM173のアドレスからデータを読み出し、出力ポート174を介して表示処理回路18に入力する。
【0031】
表示処理回路18に入力されたデータは、画面上で数字や文字で表示できるような形式のデータに変換処理され、更にD/A変換回路16によりアナログの映像信号に変換され、この映像信号による映像(制御プログラムの当該不具合に関係するデータ)が表示装置21に表示される(ステップS5)。 そして、この表示装置21に表示されたデータを見た操作者は、この内容を技術部等の技術者に伝え、ここで、不具合の原因が解明できた場合はRAMアドレスの入力は終了するが(ステップS6)、 ここでは未だ不具合の原因が解明できない場合は、RAM173の不具合の原因となる次のアドレス情報に対する入力処理を行う(ステップS4)。 このような処理により、例えば、工場側の操作者は、表示装置21に表示されたRAMのデータと、このデータの変化状態を技術部側の技術者に知らせることにより、技術者は制御プログラムの不具合箇所に見当をつけることができる。
【0032】
そして、不具合の原因が解明できれば、本処理は終了する。その後は、不具合の原因が制御プログラムによるものであると分かれば、フラッシュメモリ172に記憶されている制御プログラムを書き換えれば、解決することになる。このように制御プログラムを書き換えることによって、制御プログラムはバージョンアップし、メディアや機能の変更、あるいは新しいメディアや機能の追加をする必要が生じた場合に対処することができる。
【0033】
以上説明した実施形態によれば、工場等において、ある光ディスクに対して不具合が発生した場合、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、RAM173の指定アドレスのデータを表示装置21に表示させることができるので、デバッガを用いずに不具合の原因を調べることができ、技術部等では不具合に対する処置が効率良く行える。
【0034】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、操作手段からのテスト表示指示があったときに表示装置へのテスト表示を可能状態に設定するテスト表示設定手段と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応するRAMのアドレスからデータを読み出して出力するRAMデータ出力手段とを、CPUに持たせ、前記RAMのアドレスから読み出され出力されたデータを前記表示装置に表示させるようにしたので、工場等において、ある光ディスクに対して不具合が発生した場合、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、前記RAMの指定アドレスのデータを前記表示装置に表示させることができ、したがって、デバッガを用いずに不具合の原因を調べることができ、技術部等では不具合に対する処置が効率良く行える。
【0035】
請求項2の発明によれば、操作手段により指定されたアドレス情報を入力したとき該アドレス情報に対応するRAMのアドレスからデータを読み出し、該データを表示装置に表示させるための制御を行う制御部を備えたので、工場等において、ある光ディスクに対して不具合が発生した場合、その不具合の原因は制御プログラムによるものであるかを調べるため、前記RAMの指定アドレスのデータを前記表示装置に表示させることができ、したがって、デバッガを用いずに不具合の原因を調べることができ、技術部等では不具合に対する処置が効率良く行える。
【0036】
請求項3の発明によれば、前記操作手段により指定されたアドレス情報を入力したとき、該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出し、該データを表示装置に表示させるための制御は、CPUにより行うので、この制御のための回路を追加することなく実現できる。
【0037】
請求項4の発明によれば、前記制御部は、操作手段からのテスト表示指示があったときに表示装置へのテスト表示を可能状態に設定するテスト表示設定手段と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力するRAMデータ出力手段とを備えているので、前記RAMの指定アドレスから読み出されたデータは、前記制御部から出力され、前記表示装置に表示させることができる。
【0038】
請求項5の発明によれば、前記テスト表示設定手段と前記RAMデータ出力手段とを前記CPUに持たせたので、操作手段からのテスト表示指示があったときに表示装置へのテスト表示を可能状態に設定する制御と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力する制御とを、回路を追加することなく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態に係る光ディスク再生装置におけるRAMデータ表示処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク
2 スピンドルモータ(ディスク駆動系)
3 光ピックアップ(光学系)
5 RFアンプ(再生系)
6 データ/同期信号分離回路(再生系)
7 デコード回路(再生系)
16 D/A変換回路(再生系)
17 制御部
19 操作部(操作手段)
20 リモコン(操作手段)
21 表示装置
22 音響装置
172 フラッシュメモリ
173 RAM
175 CPU(テスト表示設定手段、RAMデータ出力手段)

Claims (5)

  1. 光ディスクに記録された情報を光学的に読み取る光学系と、前記光ディスクを回転駆動するディスク駆動系と、前記光学系で読み取られた信号を所定処理して映像信号および音声信号を再生して表示装置および音響装置にそれぞれ供給する再生系とを備えた光ディスク再生装置において、
    前記各系を含む装置全体を制御するための制御プログラムを記憶したフラッシュメモリと、該フラッシュメモリから制御プログラムを読み出し該制御プログラムに従って装置全体を制御するCPUと、該CPUの処理に必要なデータを一時的に格納するRAM有し、前記フラッシュメモリから前記制御プログラムを読み出して前記CPUが制御を行う際に、前記制御プログラムのデータを一時的に前記RAMに格納する制御部を備え、
    前記CPUは、操作手段からのテスト表示指示があったときに前記表示装置へのテスト表示を可能状態に設定するテスト表示設定手段と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力するRAMデータ出力手段を備え、前記RAMのアドレスから読み出され出力されたデータを前記表示装置に表示させることを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 光ディスクに記録された情報を再生する光ディスク再生装置において、装置全体を制御するための制御プログラムを記憶したフラッシュメモリと、該フラッシュメモリから制御プログラムを読み出し該制御プログラムに従って装置全体を制御するCPUと、該CPUの処理に必要なデータを一時的に格納するRAM有し、前記フラッシュメモリから前記制御プログラムを読み出して前記CPUが制御を行う際に、前記制御プログラムのデータを一時的に前記RAMに格納し、操作手段により指定されたアドレス情報を入力したとき、該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出し、該データを表示装置に表示させるための制御を行う制御部を備えたことを特徴とする光ディスク再生装置。
  3. 前記操作手段により指定されたアドレス情報を入力したとき、該アドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出し、該データを表示装置に表示させるための制御は、前記CPUにより行うことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 前記制御部は、操作手段からのテスト表示指示があったときに表示装置へのテスト表示を可能状態に設定するテスト表示設定手段と、前記テスト表示が可能状態に設定されたあと前記操作手段により指定されたアドレス情報に対応する前記RAMのアドレスからデータを読み出して出力するRAMデータ出力手段とを備えたことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  5. 前記CPUは前記テスト表示設定手段と前記RAMデータ出力手段を備えていることを特徴とする請求項4に記載の光ディスク再生装置。
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