JP3852384B2 - ガス燃焼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はガス燃焼装置に関し、より詳細には、ガス通路が分岐されて第一の燃焼部と第二の燃焼部とに燃料ガスが供給されるとともに、各燃焼部にはそれぞれ燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁が設けられているガス燃焼装置において、各燃焼部に供給される燃料ガスの供給量を測定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6にガス燃焼装置の一例を示す。図6はガス風呂釜(暖房)付きの給湯器を示しており、図示のように、近時のガス燃焼装置においては、給湯側(図示のQ側)と、浴槽追い焚きまたは暖房側(図示のF側)の二系統の燃焼部を備えた給湯器が提供されている。
【0003】
この種の給湯器においては、各燃焼部にはそれぞれ熱交換器aと、バーナbと、送風ファンcなどが備えられており、上記バーナbには、ガス供給源から燃料ガスを供給するガス管(ガス通路)dが接続されている。ガス管dは、その途上の分岐点PでQ側とF側とに分岐され、分岐配管dq,dfが上記Q側とF側の各燃焼部のバーナbに接続されている。
【0004】
各分岐配管dq,dfには、それぞれの燃焼部への燃料ガスの供給量を調節するためのガス流量制御弁eが設けられており、その上流側にはバーナbに供給されるガス流量を測定するためのガス流量センサfがそれぞれ設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成よりなるガス燃焼装置では以下のような問題がありその改善が望まれていた。
【0006】
すなわち、従来のガス給湯器では、Q側およびF側の燃焼部の双方にガス流量センサが設けられているが、かかるガス流量センサは比較的高価な製品であるため、このようにQ側とF側の双方に一個ずつ設ける構成ではガス給湯器自体の製造コストの上昇を招くという問題があった。殊に最近では比較的低価格で高性能な給湯器(給湯以外にも風呂追い焚きや暖房機能を備えた給湯器)の提供が求められることがあるため、その改善が強く望まれていた。
【0007】
また、その一方で、従来のガス給湯器は上述したように製品コストが高いために比較的高級な商品となる傾向が強いが、各燃焼部へのガス供給量は単独の流量センサでしか検出していないため当該ガス流量センサが故障等した場合にガス流量を正確に測定できないという問題があった。そのため、器具についての信頼性が強く求められる高級な製品においては、このようなガス流量センサの故障を検出できる給湯器の提供が望まれていた。
【0008】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、従来品からのコスト上昇を可能な限り回避しつつ信頼性の高い給湯器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に記載のガス燃焼装置は、ガス通路が分岐されて少なくとも2以上の燃焼部に燃料ガスが供給されるとともに、各燃焼部にはそれぞれ燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁が設けられているガス燃焼装置において、前記ガス通路の分岐点の上流側と少なくとも下流側のいずれか一方のガス通路に、各通路内のガス流量を検出するガス流量検出手段がそれぞれ設けられ、ガス通路の分岐点の下流側であって、ガス流量センサが設けられた側の燃焼部のみが燃焼運転を行う場合に、制御手段が、これらガス流量検出手段の検出値を比較してガス流量検出手段の故障の有無を検出する制御構成を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項2に記載のガス燃焼装置は、ガス通路が分岐されて少なくとも2以上の燃焼部に燃料ガスが供給されるとともに、各燃焼部にはそれぞれ燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁が設けられているガス燃焼装置において、前記ガス通路の分岐点の上流側と少なくとも下流側のいずれか一方のガス通路に、各通路内のガス流量を検出するガス流量検出手段がそれぞれ設けられるとともに、前記各ガス流量制御弁における燃料ガスの分配比率を検出する分配比率検出手段が設けられてなり、制御手段が、前記ガス流量検出手段の検出値と前記分配比率検出手段で検出された燃料ガスの分配比率とに基づいてガス流量検出手段の故障の有無を検出する制御構成を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
【0013】
図1は本発明を適用した給湯器の概略構成を示している。図示のように、この給湯器1は、給湯用の燃焼部(図示のQ側)2aと、風呂追い焚きまたは温水暖房用の熱源など給湯以外の用途に用いられる燃焼部(図示のF側)2bの二系統の燃焼部2を備えた給湯装置である。
【0014】
各燃焼部2は、熱交換器3と、該熱交換器3を加熱するバーナ4とを有してなり、該バーナ4の下方には燃焼用空気を送風するための送風ファン5が設けられている。そして、入水管6から供給される被加熱水を熱交換器3で加熱して出湯管7から出湯可能とされている。
【0015】
なお、図において符号8で示すのは熱交換器3への入水温度を検出する入水温度センサであり、符号9で示すのは出湯温度を検出する出湯温度センサである。また、符号10で示すのは熱交換器3への入水流量を検出する入水流量センサである。
【0016】
バーナ4はガスを燃料とするガスバーナであって、該バーナ4にはガス供給源から燃料ガスを供給するためのガス管(ガス通路)11が接続されている。具体的には、このガス管11は、上記Q側、F側の双方のバーナ4に燃料ガスの供給ができるように、その配管途上の分岐点Pにおいて分岐配管11q,11fに分岐され、分岐配管11qがQ側のバーナ4に、また分岐配管11fがF側のバーナ4にそれぞれ接続されている。
【0017】
そして、各分岐配管11q,11fには、その上流側より燃料ガスの供給/遮断を切り替えるガス電磁弁12と、バーナ4に供給される燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁13とが設けられている。
【0018】
ここで、上記ガス流量制御弁13は、たとえばニードル弁のように弁体を作動させて弁座の開口面積を変化させることにより燃料ガスの流量を調節する比例弁が用いられる。具体的には図2に示すように、ガス管11に弁座100を設け、この弁座100に対して駆動機構(図示例ではステッピングモータ101)によって弁体102を進退動作させることにより弁座100を通過する燃料ガスの流量を調節するように構成されている。
【0019】
つまり、本実施形態に示すガス流量制御弁13では、後述する制御手段15でステッピングモータ101のステップ数を制御することによって弁体102の弁開度を調節し、これによりバーナ4に供給される燃料ガスの供給量が制御されている。
【0020】
また、上記ガス管11には配管内を流れる燃料ガスの流量を検出するガス流量センサ(ガス流量検出手段)14が設けられている。具体的には、本実施形態ではこのガス流量センサ14は上記ガス管11の分岐点Pの上流側に一個だけ設けられている。
【0021】
ここで、このガス流量センサ14は、配管内を流れる流体の質量流量を検出するセンサであって、この流量センサ14としては、たとえばヒータを挟んだ上下両側に温度センサを搭載して該温度センサ間の出力値の差から流体の質量流速を測定する熱式質量センサが用いられる。
【0022】
制御手段15は、給湯器1のコントローラを構成するものであって、図示しないが、所定の制御プログラムを搭載したマイクロコンピュータと、後述するデータ等を記憶する記憶装置などを備えて構成される。具体的には、この制御手段15は、上記入水温度センサ8や出湯温度センサ9などの各種センサ類で検出される検出値情報と、図示しない給湯器1の遠隔操作装置などで設定される設定情報(たとえば給湯設定温度など)とに基づいて給湯器1の各部の動作制御を実行する。
【0023】
そして、さらに本実施形態においては、この制御手段15は、上記ガス流量センサ14での検出値情報とガス流量制御弁13の弁開度情報(ステップ数情報)とに基づいて各燃焼部2a,2bに供給される燃料ガスの供給量を以下のようにして測定する。
【0024】
まず、本実施形態では、各燃焼部2a,2bに供給される燃料ガスの供給量を測定するにあたり、上記流量制御弁13としてステッピングモータ101で駆動するニードル弁が用いられているので、ステッピングモータ101のステップ数により燃料ガスの流量が決定されることから、制御手段(具体的には上記記憶装置)15に、予めQ側およびF側のそれぞれについて、上記ステッピングモータ101のステップ数(弁開度)とガス流量制御弁13を流れる燃料ガスの流量との相関関係を示す特性データ(ガス流量制御弁13の入出力特性データ)を記憶させておく。
【0025】
そしてさらに、上記制御手段15には、この入出力特性データとQ側およびF側の各流量制御弁13のステップ数とに基づいて分岐配管11qおよび11fにおける燃料ガスの分配比率を演算するプログラムを格納しておく。つまり、本実施形態では上記制御手段15が分配比率検出手段16としても機能する。
【0026】
そして、Q側またはF側の一方のみで燃焼運転が行われている場合(Q側またはF側の単独運転の場合)には、燃焼運転が行われている側といない側とではその分配比率が100対0になるので、上記ガス流量センサ14で検出された燃料ガスの流量の全てを燃焼運転が行われている側のバーナ4に供給された燃料ガスの供給量と判断する。
【0027】
一方、Q側とF側の双方がともに燃焼運転を行っている場合(Q側およびF側の同時運転の場合)には、上記制御手段15は、Q側およびF側のガス流量制御弁13におけるステッピングモータ101のステップ数からQ側とF側の分配比率を算出し、上記ガス流量センサ14での検出値をこの分配比率に応じてQ側とF側とに分配することにより、Q側とF側のそれぞれに供給される燃料ガスの供給量を算出する。つまり、ガス流量センサ14の検出値を上記分配比率に基づいて分配演算することで、Q側とF側のそれぞれについて燃料ガスの供給量の測定が行われる。
【0028】
このように、本実施形態に示す給湯器1によれば、Q側およびF側の各燃焼部2に供給される燃料ガスの流量を、ガス流量センサ14での検出値と、Q側とF側の各ガス流量制御弁13におけるステッピングモータ101のステップ数から導かれる分配比率とに応じて算出するようにされているから、ガス流量センサ14として一個の流量センサを設けるだけで、Q側およびF側の二系統の燃焼部2に供給される燃料ガスの供給量を測定することができる。
【0029】
なお、上述した実施形態では、ガス流量センサ14をガス管11の分岐点Pの上流側に配した場合を示したが、本発明はガス流量センサ14での検出値と、Q側とF側の各ガス流量制御弁13における燃料ガスの分配比率とに基づいて各燃焼部2に供給される燃料ガスの供給量を算出するものであるから、図3(a),(b)に示すように、ガス流量センサ14を上記分岐点Pの下流側、つまり分岐配管11q,11fのいずれか一方に配置してもよい。要は、一個の流量センサと上記分配比率とに基づいて各燃焼部2に供給される燃料ガスの供給量が実測または演算測定されればよく、ガス流量センサ14の配設位置は適宜変更可能である。
【0030】
実施形態2
次に本発明の第二の実施形態について説明する。この第二の実施形態は、図1に示す上記実施形態1の改変例であって、本実施形態では、図4に示すように、ガス管11の分岐点Pの下流側にもガス流量センサ14が設けられる(以下、説明の便宜上、分岐点Pの上流側のガス流量センサを符号14aで示し、下流側のガス流量センサを符号14bで示す)。
【0031】
すなわち、この第二の実施形態に示す給湯器1は、分岐点Pの下流側と上流側の双方にガス流量センサ14が設けられており、制御手段15においてこの上流側および下流側のガス流量センサ14a,14bの出力値を比較することによってガス流量センサ14の故障判定が行われる。
【0032】
具体的には、上記ガス流量センサ14a,14bとしては、流量対出力値の特性が同一もしくは一定の比率の流量センサが用いられる。そして、ガス流量センサ14a,14bが直列に配されている側(つまり、図示例ではQ側)の燃焼部2aのみが燃焼運転を行い、他方(つまり、図示例ではF側)の燃焼部2bが運転停止状態にある時に、上記制御手段15においてガス流量センサ14a,14bの出力値を比較して、両センサ14a,14bの出力値が同一もしくは上記一定の比率で出力されている場合には、上記制御手段15が両センサ14a,14bはともに正常であると判断する。一方、両センサ14a,14bの出力値が同一でないかあるいは上記一定の比率でない場合には、上記制御手段15が両センサ14a,14bのうちどちらかが異常であると判断する。
【0033】
なお、制御手段15において両センサ14a,14bのうちどちらかが異常であると判断された場合には、たとえば上記制御手段15において、入水温度センサ8で検出される入水温度と、出湯温度センサ9で検出される出湯温度と、入水流量センサ10で検出される入水流量とに基づいて、被加熱水に与えられた発熱量を演算するとともに、この発熱量と、予め上記記憶装置に記憶される燃料ガスの単位流量あたりの発熱量と熱交換器3の熱交換効率についてのデータとに基づいてバーナ4に供給された燃料ガスの流量を逆算し、この逆算によって求めた値と、先にガス流量センサ14a,14bで検出された検出値とを比較することによっていずれのガス流量センサ14a,14bが異常であるかを判断する。つまり、上記逆算によって得られた数値と相違する検出値を示すガス流量センサ14を故障していると判断する。
【0034】
また、上記Q側およびF側の双方ともに燃焼運転を行っている場合の故障判定方法としては、上記制御手段15は、上述した実施形態1に記載の手順に従いガス流量制御弁13の制御量(ステップ数)からQ側とF側の分配比率を検出し、上流側の上記ガス流量センサ14aで検出された燃料ガスの供給量をこの分配比率に基づいて分配してガス流量センサ14bが設けられた側(図示例ではQ側)のガス流量を算出し、この算出結果とガス流量センサ14bの検出値とを比較して、両者が一致する場合はガス流量センサ14a,14bは双方とも正常であると判断する。一方、比較の結果が一致しない場合にはガス流量センサ14a,14bのうちいずれかが故障であると判断する。
【0035】
このように、本発明の第二の実施形態によれば、ガス管11の分岐点Pの前後にガス流量センサ14を配設することにより、ガス流量センサ14a,14bの検出値を相互に比較監視することができるので、ガス流量センサ14a,14bの検出値について信頼性の高い給湯器を提供することができる。
【0036】
なお、上述した実施形態では、分岐点Pの下流側に設置されるガス流量センサ14bがQ側にのみ設けられた場合を示したが、流量センサ14bをF側にのみ設けることも可能である。また、図5に示すように、Q側,F側の双方に設けておくことも可能である。つまり、分岐点Pの上流側と下流側にガス流量センサ14を設けてその検出値の比較監視が可能とされていれば、下流側に配されるガス流量センサ14bは分岐配管11q,11fの少なくともいずれか一方に設けられていればよく、その配置については適宜設計変更可能である。
【0037】
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0038】
上述した実施形態では、ガス流量制御弁12の弁開度をステッピングモータ101のステップ数を用いて判断する構成を示したが、弁開度はステップ数以外の要素(たとえばガス流量制御弁13の駆動機構としてムービングコイルが用いられている場合には当該コイルへの供給電流値)を用いて判断するように構成することも可能である。つまり、たとえばガス流量制御弁13の駆動機構としてムービングコイルが用いられるとともに、弁装置として圧力制御弁(ガバナ)が用いられるような場合には、ムービングコイルへの供給電流値でガス流量制御弁13の二次側ガス圧が決定するため、この場合は、制御手段15に電流値−二次圧特性を記憶させておき、この特性データに基づいて上記分配比率を求めるように構成される。
【0039】
また、上述した実施形態では第一および第二の2つの燃焼部2を有する給湯器1を示したが、この燃焼部2は2以上設けられてもよい。なおその場合、上記分配比率は各燃焼部2の全てを対象として算出されるのはもちろんである。
【0040】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、ガス通路が分岐されて少なくとも2以上の燃焼部に燃料ガスが供給されるとともに、各燃焼部にはそれぞれ燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁が設けられているガス燃焼装置において、前記ガス通路の分岐点の上流側と少なくとも下流側のいずれか一方のガス通路に、各通路内のガス流量を検出するガス流量検出手段がそれぞれ設けられ、ガス通路の分岐点の下流側であって、ガス流量センサが設けられた側の燃焼部のみが燃焼運転を行う場合に、制御手段が、これらガス流量検出手段の検出値を比較してガス流量検出手段の故障の有無を検出する制御構成を有することから、分岐点の上流側と下流側のガス流量検出手段同士で検出値の相互監視を行うことができるので、信頼性の高い給湯器を提供することができる。
【0041】
また、本発明の請求項2に記載のガス燃焼装置は、ガス通路が分岐されて少なくとも2以上の燃焼部に燃料ガスが供給されるとともに、各燃焼部にはそれぞれ燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁が設けられているガス燃焼装置において、前記ガス通路の分岐点の上流側と少なくとも下流側のいずれか一方のガス通路に、各通路内のガス流量を検出するガス流量検出手段がそれぞれ設けられるとともに、前記各ガス流量制御弁における燃料ガスの分配比率を検出する分配比率検出手段が設けられてなり、制御手段が、前記ガス流量検出手段の検出値と前記分配比率検出手段で検出された燃料ガスの分配比率とに基づいてガス流量検出手段の故障の有無を検出する制御構成を有することから、分岐点の上流側と下流側のガス流量検出手段同士で検出値の相互監視を行うことができるので、信頼性の高い給湯器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガス燃焼装置の第一の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】同ガス燃焼装置に用いられるガス流量制御弁の構成を示す説明図である。
【図3】同ガス燃焼装置の改変例を示す概略構成図である。
【図4】本発明に係るガス燃焼装置の第二の実施形態を示す概略構成図である。
【図5】同ガス燃焼装置の改変例を示す概略構成図である。
【図6】従来のガス燃焼装置の概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1′ 給湯器
2 燃焼部
2a Q側の燃焼部(第一の燃焼部)
2b F側の燃焼部
3 熱交換器
4 バーナ
5 送風ファン
6 入水管
7 出湯管
8 入水温度センサ
9 出湯温度センサ
10 入水流量センサ
11 ガス管11(ガス通路)
11q,11f 分岐配管
13 ガス流量制御弁(ガス流量制御手段)
14 ガス流量センサ(ガス流量検出手段)
15 制御手段
16 分配比率検出手段

Claims (2)

  1. ガス通路が分岐されて少なくとも2以上の燃焼部に燃料ガスが供給されるとともに、各燃焼部にはそれぞれ燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁が設けられているガス燃焼装置において、
    前記ガス通路の分岐点の上流側と少なくとも下流側のいずれか一方のガス通路に、各通路内のガス流量を検出するガス流量検出手段がそれぞれ設けられ、
    ガス通路の分岐点の下流側であって、ガス流量センサが設けられた側の燃焼部のみが燃焼運転を行う場合に、制御手段が、これらガス流量検出手段の検出値を比較してガス流量検出手段の故障の有無を検出する制御構成を有する
    ことを特徴とするガス燃焼装置。
  2. ガス通路が分岐されて少なくとも2以上の燃焼部に燃料ガスが供給されるとともに、各燃焼部にはそれぞれ燃料ガスの供給量を制御するガス流量制御弁が設けられているガス燃焼装置において、
    前記ガス通路の分岐点の上流側と少なくとも下流側のいずれか一方のガス通路に、各通路内のガス流量を検出するガス流量検出手段がそれぞれ設けられるとともに、前記各ガス流量制御弁における燃料ガスの分配比率を検出する分配比率検出手段が設けられてなり、
    制御手段が、前記ガス流量検出手段の検出値と前記分配比率検出手段で検出された燃料ガスの分配比率とに基づいてガス流量検出手段の故障の有無を検出する制御構成を有する
    ことを特徴とするガス燃焼装置。
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