JP3851169B2 - 電気ギターピックアップ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は変換器(transducer)に関する。これらの装置は振動する強磁性物体の物理的エネルギーを電気信号に変換するために使用される。電気ギターのピックアップは振動するギター弦の運動エネルギーを振動電圧の形状の電気信号に変換する変換器である。一般的に、ギターピックアップ変換器は永久磁石と磁極片(pole piece)の周囲に絶縁された導線を巻いて形成された電気コイルを利用している。この変換器の磁石とコイルのシステムはギターのボディに搭載され、複数のギター弦が磁束界中を通過し、弦が振動すると、磁界の形状を変化させる。この変化する磁束によりピックアップの巻線に電気信号が誘導される。ギターアンプはこの電圧を音に変換する。
【0002】
【従来の技術】
従来のギターは各端部で固定され且つ適切な周波数で振動させるために張られた複数本の弦を有する。ギター弦は変換器の上方にあるブリッジ(bridge)上で支持される。磁気ピックアップ付き電気ギターにおいて、ギター弦は正常状態ではピックアップ/変換器に接触しないが、近接している。これはアコースティックギターで使用されるトーンホール(tone-hole)ピックアップにも当てはまる。変換器は磁界を発生する磁石と、磁界の影響内に置かれた電気コイルを有する。弦は磁気透過材料で構成され、変換器の磁界を透過させるように配置される。弾いたり、軽くかき鳴らすと、振動するギター弦の磁気透過材料はコイルの巻線に対応する振動磁束を発生する。このように、磁気誘導を経て、ピックアップから発生する磁束線内で動くギター弦の振動により、電気信号がピックアップのコイル内で発生する。
【0003】
音楽を演奏中または録音中に、時々、所望の効果得るためピックアップ信号が処理される。最も共通の効果として、ハーモニック歪み、コーラス、反響が追加される。多音濁り(polyphonic fuzz)のようなより複雑な効果のために、分離した信号を各弦から得ることが好ましく、時に要求される。この目的のため、多音(polyphonic)ピックアップが使用される。多音ピックアップはマルチプルセンサー(multiple sensor)を持ち、各センサーはある1本の弦の振動に特に敏感であり、他の弦の振動には比較的鈍感である。6本弦ギターの多音ピックアップは6個のセンサーを有し、ヘクサフォニック(hexaphonic)ピックアップまたはヘクサ(hex)ピックアップと呼ばれている。多音またはヘクサフォニックギターピックアップはギターが最終音を作るデジタル信号処理装置またはシンセサイザーに接続されるシステムに使用される。
【0004】
ヘクサフォニックピックアップにおいて、各センサーは6本弦ギターの個別の弦に専用される。この目的に使用される2つの通常タイプのピックアップは圧電ピックアップ及び磁気ピックアップである。磁気ピックアップは一般的に永久磁石付きの可変磁気抵抗型磁界センサーと弦下に配置されたセンサーコイルから構成される。この型のピックアップは磁界内にある弦の一部の振動の速度に応答してコイル内に出力電圧を発生する。
【0005】
可変磁気抵抗型変換器はしばしば移動する強磁性目標物の速度を計測し、または検出するために使用される。目標物が所定の通路に沿ってのみ移動できる場合、速度の方向が変換器の検出コイルで誘導される電圧の極性から決定される。しかしながら、振動するギター弦の一部の場合のように、もし目標物が任意の経路に動くと、移動の方向は誘起された電圧極性で決定されず、誘起電圧の絶対値は目標物速度の絶対値を正確に示していない。
【0006】
上述のように、多音ギターピックアップは弦振動のある特性に依存する異なる音を作るように設計された信号処理装置と組み合わせて使用される場合がある。これによりギター奏者にモノラル(monophonic)ピックアップから得られる信号でできない表現の度合いを与える。場合により、音はピックアップ信号で得られる情報を使用してデジタル的に合成され、変形される。このようなシステムにおいて、ピックアップ信号に対する弦振動の不適切または不正確な変換により、不良デジタルピッチトラッキング及び不必要な音になる。従って、多音ピックアップが振動弦の全ての状況を表す信号をできるだけ正確に発生することが望まれる。近傍の弦振動、ギターの他の部分の振動、ギターボディに不注意な衝撃により生ずるノイズ、フレットノイズのような他の発生源により生じる信号成分は可能な限り回避される。一般的に、圧電ピックアップは磁気ピックアップより外部の好ましくない影響に対して敏感である。他方、磁気多音ピックアップは弦間で発生する磁気クロストーク(cross talk)を受ける。各変換器が問題の変換器の直上の弦の他に近傍の弦の振動を検出する場合にクロストークが生じる。これは第1変換器のコイルの磁界に影響を与える第2の弦振動により生じ、第1変換器のコイルの読み取りに影響を与える第2変換器の漂遊磁束により生じる。
【0007】
ギター弦が弾かれ且つ開放されると、弦の任意の部分が横断面のマルチプル方向に振動する。横断面は弦の軸に対して垂直な面である。弦振動の通路は例えば横断面で加工楕円(precessing ellipse)である。従来の磁気多音ギターピックアップは主に垂直軸に沿って、例えばピックアップから遠ざかる方向に生じる弦振動に反応する。これらのピックアップは水平に、例えば弦で形成される面の軸に沿って生じる振動にも反応するが、感度は小さい。この交差軸感度の結果、異なる方向の弦振動は出力信号に分離出来ずに混合される検出コイルの異なるように変倍された(scaled)電圧を誘導する。この従来の磁気ピックアップの欠点は信号を解釈する電子システムのトラッキング速度と、ピッチ精度、及び他の性能特性を制限することである。例えば、水平に近い方向の大振幅の弦振動は垂直に近い方向の小振幅の弦振動と識別できない。逆に、ピックアップは異なる方向の等振幅の弦振動に対して異なる感度で反応する。
【0008】
全ての面での横弦振動を決定するための従来のギターピックアップの不十分さは従来技術の他の発明者らにより認識されている。単一弦用のマルチプル磁極ピックアップの一例は1982年9月14日にコバニアン(Chobanian)氏らに発行された米国特許第4,348,930号「Transducer for Sensing String Vibrational Movement in Two Mutually Perpendicular Planes」に示されている。この特許は分離した専用の磁極片と、2つの分離した相互に垂直な面の振動に敏感なコイルを教示している。この特許は第1の電気信号を供給するための第1コイル付き第1磁気透過磁極と、第2の電気信号を供給するための第2コイル付き第2磁気透過磁極を使用することを対象としている。この設計では第1面での弦の振動運動が前記第2コイルの最少または不十分な磁束変化を誘導する第1磁極を使用するか、またはその逆の構成を使用している。このように、一平面内の弦の振動動作は他の相互に垂直な面内の弦の振動動作の検出に独立に、且つ最少の影響で検出される。コバニアン特許は互いに垂直な検出軸を有する1本の弦に対して2つのセンサーコイルを持つ多音磁気ギターピックアップを記載している。弦が複数のセンサーの一つの検出面で振動する場合、極めて大きい変化が他の磁極片内での変化より1磁極片の磁束内で生じる。しかしながら、この装置は、両センサーの磁界が弦と両磁極片で互いに干渉するので、直交軸の弦振動の方向を決定することができない。これにより、どの方向の弦の振動も、無視できない電圧を両コイルに同時に誘導させる。
【0009】
米国特許第4,534,258号「Transducer Assembly Responsive To String Movement In Intersecting Planes」において、ノーマン ジェイ. アンダーソン(Norman J. Anderson)氏は弦の全ての横運動を決定するように設計された磁気ピックアップを記載している。この設計において、各コイルは第1面内の弦の振動に対して最大の感度を示し、第1面内に交差する第2面内の弦の振動に対して最小の感度を示す。アンダーソン特許の説明によれば、これらの主面はギターボディの上面に対して好ましくは垂直であり、−45度と+45度である。1組のコイル内の全ての弦の振動により誘導された信号は1つのオーディオチャンネルで合成され、他の組のコイル内の全ての弦の振動により誘導された信号は第2のオーディオチャンネルで合成される。このように、振動面が部分的に識別される間、弦信号は混合される。さらに、上記の装置で、弦が主面の一つで振動すると、主面が交差し電流が両コイルに誘導される弦の位置で磁束が変調されるので、振動面が充分に分離されない。2つの磁極片を包囲する磁界の相互作用のため、磁気密度を一方の磁極片で変化させると、他の磁極片でも変化が生ずる。
【0010】
米国特許第5,206,449号「Omniplanar Pickup For Musical Instruments」において、リチャード イー. ディー. マッククリッシュ(Richard E. D. McClish)氏は弦振動に対する全面感度を実現するために磁気センサーの類似構造を記載している。この発明によれば、位相シフトを他方の信号に関して信号の一つに与えた後、2つのコイルからの信号が合成される。90度位相シフトは全面感度のために提案され、他の位相角の可能性が言及されている。これらの信号を180度の位相シフトで合成することは減算に対応し、ゼロ度で位相シフトで合成することは加算に対応する。しかしながら、従来技術の磁気変換器では、センサーコイルは直接に結合されず且つ充分に独立していない磁界中に置かれる。これらの磁束界は近接し、弦に交差するので、両センサーコイルはどの方向の弦振動にも反応し、異なるレベルの感度で反応する。2つのセンサーコイルの最大感度軸は平行でない。つまり、弦が1つの最大感度の主面内または近傍で振動する場合、差信号は相殺されない。従って、信号の位相シフト合成はセンサー単独よりより近い全面感度パターンを与える。個別のコイル信号、これらの和及び差信号、これらの信号のどのような位相シフト合成も交差平面の振動成分を示さない。対照的に、もし本発明で当てはまるように、直交面の振動成分が得られると、任意に全平面出力がこれらの信号から生成される。
【0011】
必要なものは特に複数の弦の間のクロストークを減少させ、2つの交差軸に沿って横弦振動を表す各弦の2つの信号を出力する振動弦のための変換器である。
【0012】
本発明は可変磁気抵抗型磁界センサーに関し、特に多音ギターピックアップに応用される。より具体的には、本発明は従来技術に比べて、振動弦の状態のより多くの情報を有する出力を発生する多音ギターピックアップに関する。
【0013】
本発明は弦振動を検出し、2つの個別のコイルからの信号を加算し減算することにより振動を2つの直交成分に決定するための変換器を対象としている。この発明は直交法で弦振動を検出する。本発明は各々が他方から水平に且つ逆方向に偏倚された同極性の磁極片と逆極性の第3磁極片を有する2つのピックアップコイルの使用を対象としている。両コイルは横面の2つの直交軸の弦の横振動に対して敏感である。
【0014】
本システムは第1面の横弦振動を表す合成信号を生成するため、第2コイルの信号から第1コイルの信号を減算し、第1面に対して直角な第2面での横弦振動を表す合成信号を生成するために、第1及び第2コイルの信号を加算する。第1面での弦の平均位置を表す信号が出力される。
【0015】
本発明の他の目的は、実質的に近傍の弦振動を検出することなく、変換器の上方にある弦の振動を検出する変換器を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明の好ましい一の実施例において、変換器は3個のセンサー磁極片と、弦に関連した2つの電気コイルを有する。周囲にセンサーコイル付きの2つの非対称磁極片が弦の下方に配置され、弦の軸に沿って互いに分離される。対称磁極片は2つの磁極片間に配置される。非対称磁極片は弦の水平で反対側に向けて延びる磁束を収束させるように設計される。弦は3個全てのセンサー磁極片の上方で振動すると、水平軸に沿った弦振動の動きにより2つのコイルに反対極性の電流を生成する。磁束が正信号を生成するために第1コイル内で増加すると共に、磁束は負信号を生成するために第2コイル内で減少する。これと対照的に、垂直軸に沿った弦振動の動きは2つのコイルで同じ極性の電流を発生させる。弦が垂直軸に沿って振動すると、磁束が第1コイル内で増加すると共に、第2コイル内でも磁束が増加し、磁束が減少するとその逆になる。従って、2つのコイルからの信号は共に加算されると、得られた信号は弦の速度の信号成分を表し、水平軸に沿った振動に関連する信号は互いに相殺する。これらの信号の一つを反転させることにより、2つの信号は合成され、これらの信号の差を形成する。2つのコイルからのこれらの信号を減算することにより、垂直面内の弦振動により誘導されたこれらの信号は互いに相殺し、残りの信号が水平軸での振動を表す。このように、第1オーディオチャンネルが弦振動の水平成分に対応し、第2オーディオチャンネルが弦振動の垂直成分に対応する2つの分離したオーディオチャンネルが与えられる。
【0017】
本発明の第2実施例はギター弦を支持するための磁気サドル型ブリッジを使用している。磁気透過材料でブリッジを構成し、それを磁気磁極片として利用することにより、ギター弦は磁束領域内を通過し、磁気ピックアップサドルに係合し、磁束線がギター弦の大部分を通るようにする。これにより、必要な永久磁石からの磁気エネルギーを減少させ、第1弦のための磁気ピックアップと近傍の弦のための近傍の磁気ピックアップ間のクロストークを減少させる。
【0018】
さらに本発明の実施例において、マルチプルセンサー磁極片と磁気サドルを組み合わせられ、楽器の各弦のために2つの信号を生成する。このように、多音ギターピックアップは6本弦ギター用の6個の個別の2重コイル素子を利用でき、2組の12個の個別のギター弦信号を発生する。第1組の信号が6本の各々の垂直信号を表し、第2組の信号は6本の弦の各々の水平信号を表す。
【0019】
本発明のピックアップのさらなる改良ではセンサー磁極巻線をできるだけ磁束線に垂直に配置することによりピックアップ感度を増加させるためにセンサー磁極キャップを利用する。これによりコイルが、このコイル間の全磁束上での弦の位置の大きい衝撃状態で、高磁束密度領域に配置されることを可能にする。
【0020】
本発明は弦振動を検出するための3極磁極ピックアップを利用している。この実施例は第1極性の第1の対称形磁極片と、第2及び第3非対称形磁極片を有する。この第2及び第3非対称磁極片は第1対称磁極片のそれと逆の磁気極性を有する。第1及び第2磁極片は第1磁束領域を形成し、第2磁束領域は第1磁極片と第3磁極片の間に延びる。弦が振動すると、これらの磁束領域の変化速度は第2及び第3磁極片と動作可能に位置決めされた電気コイルを使用してモニタされる。対象物即ち弦が位置決めされるので、対象物の移動はコイルが受ける磁束の対応する変化を生じ、コイルに電流を誘導させる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は電気変換器10の側面図を示す。変換器10は対象物12の動きを検出する。図示された目的のため、電気変換器10は好ましい実施例に示される。ここで、電気変換器10はギターピックアップ10として示され、ピックアップ10はギター弦12として知られた対象物12の振動を検出するために使用される。好ましい実施例ではギターの6本の弦12の各々のための個別の磁気変換器10付きのヘクサフォニックピックアップを利用する。これにより、6本の弦の各々に2個の信号が発生すると、12個の個別の信号が検出できる。これらの信号は合成され、個別に増幅されるか、または利用される。変換器ピックアップを持つどの弦を張った対象物も任意の数の弦のために本発明を利用できることが想定される。
【0022】
この開示では、直交軸は水平軸及び垂直軸として参照される。これらの軸は横断面と弦平面の交差により定義される。横断面は弦に直交する平面のことである。横断面と弦平面間の交差は水平軸と呼ばれ、弦平面に垂直な軸は垂直軸と呼ばれる。複数の弦が平行でなく共面に無い電気ギターまたは他の楽器では、横断面は弦に垂直な面として各弦で定義され、水平軸は弦により形成される表面に正接する横断面内のラインとして定義され、垂直軸は水平軸に直交する横断面内の軸として定義される。
【0023】
図1はピックアップ10がどのようにブリッジ用のサドルとして働くか、どのように支持点22でギター弦12を上方に延び支持するピックアップブリッジサドル部20を有するかを示している。サドル20として知られる、ピックアップブリッジ部20は磁気透過材料から構成され、ピックアップ10の磁石24の第1磁極23の一部を形成する。好ましい実施例において、第1磁極23は磁石24の磁北極であるが、磁極の南北配向は反転できる。
【0024】
図1に示されるサドル20は固定位置ブリッジ部20として示されるが、各弦サドル20の高さ、水平位置を個別に調整しても良い。さらに、ブリッジ全体はマルチプルサドル20から構成されるが、適当な位置決めのために調整可能である。
【0025】
磁石24の第2磁極125は磁極先端25及び27上に電気コイル29及び30で巻かれた上方に延びるセンサー磁極片26に取り付けられる。第2磁極125は好ましい実施例おいて磁石24の磁南極である。電気コイル28は単一磁極片や他の取付部品上のマルチプルコイルのための異なった設計を利用できさらに、従来技術で良く知られたコイル設計に変更できる。これら変更はこの設計での実施のために期待される。
【0026】
ギター弦12はセンサー磁極片26に接触しないがわずかな間隔の空隙が置かれている。この空隙の適当な間隔は従来技術で良く知られている。
【0027】
当業者により理解されるように、ピックアップ10の磁界は第1磁極23から第2磁極125に延びる。第1磁極23と第2磁極25は磁界を画成し、この磁界はこの実施例ではギター弦12に対してほぼ平行に配向される。このように、磁石24からの全磁束線は磁石24の磁北極23から磁南極125への3つの通路の一つに従う。第1磁束通路は磁石24の磁北極23、磁極片122、サドル20、弦12、エアギャップ31、磁極片26の先端25、磁石24の磁南極125である。第2磁束通路は磁石24の磁北極23、磁極片122、サドル20、弦12、エアギャップ32、磁極片26の先端27、磁石24の磁南極125である。第3磁束通路は磁石24の磁北極23、磁極片122、エアギャップ31または32外側の空隙、磁極片26、磁石24の磁南極125である。
【0028】
第3通路に従う磁束部分は漂遊磁束(stray flux)と呼ばれる。漂遊磁束はピックアップの物理的境界を越えて延びる。この設計の目的の一つは漂遊磁束に従う磁束の比率の割合を最小化することであるので、2本の近傍の弦のピックアップからの磁界の相互の干渉を可能な限り小さくできる。
【0029】
ギター弦12の一部はこれらの磁束線が通過する磁界内に配置される。このギター弦12は一般的に金属で構成され、磁束に影響を与える磁気透過材料から構成される。弦12は支持点22でピックアップサドル20と係合する。これにより、磁束線が支持点22とセンサー磁極片26間のギター弦12により大部分を運ばれる。これにより、磁気ピックアップまたは変換器10の必要電力を減少させることができる。より少ない必要電力は磁気ピックアップ10と近傍の弦12のための近傍の磁気ピックアップ素子10間のクロストークを減少させる。
【0030】
この発明の第2の態様は図2に関して理解される。図2は図1の2−2線に沿って取られた断面図である。図2を参照すると、磁南極26は第1センサー磁極片25と第2センサー磁極片27により形成される。検出装置は第1センサー磁極片25の周囲に巻かれた第1コイル29と第2センサー磁極片27の周囲に巻かれた第2コイル30とを有するこの設計のための2つの個別のコイルから構成される。コイル29及び30は単一コイルシステムとして示され、マルチプルコイル部品はそれぞれの位置で利用されることが想定される。コイル29と30の重要な特性は弦12の振動または移動により誘導された磁界変化を検出することであり、それにより、位置、形状、巻数、及び他のコイル特性の変更が従来技術でよく知られているように変更できる。
【0031】
ギター弦12はセンサー磁極片25と27間に等距離に配置されるように図2の邪魔されない位置に例示され、僅かにそこから上方に配置されている。中央の位置がこの実施例では利用されているが、弦の位置は変換器10により発生する信号を変更するためのこの構成から変更可能である。ギター弦12がかき鳴らされると、2つの磁極片25と27はギター弦12の垂直振動とギター弦12の水平振動を検出できる。
【0032】
ギター弦12の垂直振動はセンサー磁極片25と27のコイル29と30に同等に影響を与える。他方、ギター弦12の水平振動は1方のセンサー磁極片に近づき且つ他方のセンサー磁極片から遠ざかるように動き、それによりコイル29と30に反対極性の信号を生成する。第1センサーコイル29の第1信号と第2センサーコイル30の第2信号とを合成することにより、信号の水平成分が互いに相殺する。さらに、信号の垂直成分が互いに強化され、弦振動の垂直成分を実質的に表す信号を発生する。一方、もしセンサー信号の一つが反転され反転信号が他の信号と合成されると、信号は減算される。減算により、垂直成分は互いに相殺し、水平信号成分は互いに強化し、弦振動の水平成分を実質的に表す信号を発生する。これにより、異なる信号が水平振動に対して対比するように垂直振動のために検出可能になる。このように、変換器10の設計は単一の磁石と、3個の磁極片と、2個のコイルを利用しており、弦12の垂直振動を示す信号と弦12の水平振動を示す他の信号の2つの信号を発生するために使用できる。
【0033】
本発明のセンサーは、弦が公称の平均水平位置の周りの横断面の任意の方向に振動すると、電圧が各々が他のセンサーと「ほぼ同一」の電圧感度を有する2つのセンサー内に誘導されるように設計される。磁界の水平勾配及び左右相称のため、垂直及び水平軸を横切る弦速度の客観化がそれぞれ2つのセンサーコイルに誘導される電圧の和と差として得られる。「ほぼ同一」の特徴がこの装置と従来技術の装置間の重要な相違である。従来技術の特許は一方のコイルが他方のコイルより「実質的により敏感」であり、振動面に依存するピックアップを記載している。一方、本設計では、弦が垂直面で振動するとき磁界は結合されるが、2個のコイル信号が同一であるので、差信号が完全に相殺し、水平面ではコイル信号が完全に対称であるので和信号が相殺する。
【0034】
他方のコイルの電圧に関連した一方のコイルの電圧感度は、演奏者が、例えば、音符のピッチを歪めるためフレットボードを横方向にスライドさせるように、弦の平均水平位置が磁界の対称軸で公称の位置から修正されるとき変化する。この設計はまた、各弦の2つの直交軸に沿って横切る弦速度成分及び平均水平位置が弦1本に対する2個のセンサーコイルに誘導される電圧から決定されるのを可能にする。図13に示されるように、この動作はコイル29と30に誘導された信号の実行値(RMS)をモニタする電子等化スケーラ回路80で実施される。スケーラ回路80は弦12がその公称位置の近傍で振動するとき、2つのコイル信号82と84は水平81成分と垂直82成分の分離を可能にするためスケールドコイル信号182と184に適切にスケール処理されるように調整される。振動する弦12が弦の面で横方向に動くと、第2コイル出力84のRMS’値に対する第1コイルの出力82のRMS値の比が弦12の平均水平位置の変位に比例して変化する。この変位比は弦12の平均水平位置を示す低帯域幅信号である。このスケーリング回路80スケールド第2コイル出力184を生成するために第2コイル出力84と低帯域幅信号を倍率変更または乗算する。第1コイル信号出力82は第2コイル信号出力184が第1スケールドコイル出力182に一致するように、第1コイルスケールド出力182を生成するため適切に変倍される。従って、第2コイルスケールド出力184は平均水平弦位置に関わらず第1コイルスケールド出力182と同じRMS値を有し、従って、スケールド出力182と184の加算及び減算演算は弦12の平均水平位置に関わらずそれぞれ垂直及び水平振動成分を生成する。RMS値の演算と、2つの信号の乗算またはスケーリングは従来技術で良く知られたアナログまたはデジタル信号処理手段により達成される。このようなスケーリング回路80をピックアップシステムに組み込むことにより2つの機能を提供する。即ち、このシステムは直交のままであり、弦がセンサ−に対して水平的に変位されるときでさえ、水平成分が和において相殺され、垂直成分はスケールド信号の差において相殺される。
【0035】
垂直及び水平弦速度信号の他に、振動する弦の平均水平変位86を表す低帯域幅の第3信号が発生する。水平変位信号86の帯域幅は2つのコイル信号のRMS値が決定されるスライド時間窓の長さに依存する。この期間は演奏者のダイナミック制御入力に応答するために充分に短くなるように選択されるが、可聴信号の最低周波数成分のマルチプル期間を含むために充分に長くなるように適切に選択させる必要がある。ギターでは、100から150ミリ秒の時間窓が推奨される。
【0036】
図6は電気変換器ピックアップ10のセンサー磁極片26上に配置されたセンサー磁極キャップ40の端部図を示し、図7は本発明のキャップ40、コイル28、及びセンサー磁極27のアセンブリの切り欠き図を示す。キャップ40の目的は、磁束線に対してきるだけ垂直にコイル28巻線を置くことであり、弦12の位置の小さい変化によりコイル28により受けられる磁束が大きい変化を生成するように磁気回路を設計するためである。コイル28を高磁束密度領域に置き、弦がギャップ41間の全磁束に最大の衝撃を与えるコイルギャップ41を設けることが最良である。このように、コイル28は磁束線に対してほぼ直角にされるべきである。
【0037】
図6及び図7に示されるように、実際には、キャップ40は磁石24の磁極23または磁極125のいずれにも接続されない。これにより、コイル上の磁束線を制御できる。第1磁極の始めに、弦は磁石24の第1磁極23からの磁界を運ぶブリッジサドル22上を通りまたはそれに接触する。好ましい実施例において、弦12は磁気サドル20を通して磁石24の磁北極23と磁気的に接触する。弦12がサドル片20からキャップ40に接近するにつれて、弦12は分極をブリッジサドル20からキャップ40に転送させる。このように、キャップ40は第1磁極23と同一の分極を有する。キャップ40の分極量は弦12からキャップ40への距離と弦12により運ばれる磁界の強度に依存する。このように、キャップ40と弦12間の距離が増大するにつれて、弦12からキャップ40への磁界の転送が減少し、対応する信号がコイル28に誘導される。さらなる改良において、コイルの通路の磁気抵抗を減らすためコイルキャップ41に強磁性流体を利用できる。さらに、さらなる改良において、キャップ40の周辺の渦電流を防止するためキャップ40の外部にコーティングまたは追加のシールドを利用できる。
【0038】
図8から図11は3極電気変換器またはピックアップ48として知られる本発明の他の実施例を示している。この実施例は3個の磁気磁極片を利用している。図8の磁極配置に示されるように、この特有な実施例は電気信号を発生するために2つの磁界を利用している。第1の磁界は第1磁極50と第2磁極52間に形成され、第2磁界は第1磁極50と第3磁極54間に延在する。第2磁極52と第3磁極54は各々同様な極性を有し、第1磁極50は反対極性を有する。このように、第1磁極50と第2磁極52は第1磁束領域、及び第1磁極50と第2磁極54間に延在する第2磁束領域を形成する。
【0039】
コイルアセンブリは各磁束領域内に配置され、振動弦の機械的エネルギーを電気エネルギーに変換する。このように、第1電気コイル56と第2電気コイル58は動作可能に位置決めされるので、磁束領域内の磁束変化が電気コイル56及び58内に電流を発生させる。弦または対象物12は第1及び第2磁束領域内に位置決めされるので、対象物12の動きは第1及び第2磁束領域に対応する変化になる。これらの変化は第1コイル56に第1電流を誘導し、第2コイル58に第2電流を誘導する。
【0040】
これらの電流は対象物12に関する水平及び垂直情報を得るため前述のように利用される。
【0041】
図10及び図11に示されるように、対象物12は第1磁極50,第2磁極52,及び第3磁極54の上方に位置決めされる。好ましい実施例において、対象物はコイル56及び58の巻線軸に垂直に交差するように位置決めされる。図8から図11はコイル56と58がどのように第2磁極52と第3磁極54上に配置されるボビン60に巻回されるかを示している。これは従来技術で知られるように変換器10の製造を簡単化する。
【0042】
各コイル信号の個別の出力はミキサーで処理される。電気変換器10はミキサーで合成された第1信号及び第2信号を出力し、弦12の垂直及び水平振動成分に対応する混合信号を生成する。コイル56と58に誘導された信号がミキサーへの入力として使用されると、この合成動作により弦12の水平運動により誘導された信号を相殺し、弦12の垂直運動により誘導された信号を強化し、垂直振動信号を生成する。ミキサーは第2信号から第1信号を減算し、弦振動の垂直成分により誘導された信号を相殺し、弦振動の水平成分により誘導された信号を強化し、水平振動信号を生成する。ミキサーは、反転信号を形成するため前記信号の一つを反転させ且つこの反転信号と残りの信号を合成することにより差信号を生成する。
【0043】
図12に示されるように、第1コイル70と第2コイル72はミキサー74と結線される。ミキサー74は変換器10からの信号の種々の組合せを選択するように設計された装置である。図12に示されるミキサー74は簡単なアナログスイッチ型ミキサーであるが、デジタル信号ミキサー及び集積回路設計が信号の潜在的な組合せを実行しまたは選択するために利用できる。第1及び第2コイルからの信号を合成するミキサー設計の他に、さらなる改良が変換器の第1磁極と動作可能な位置に置かれた追加コイル、または第2または第3磁極と共に配置された追加コイルに利用できることが想定される。
【0044】
図12に示されるように、ミキサー74はミキサー出力信号M1,S1,S2を精製するための信号合成を選択できる。端子S1は第1コイル70の出力部に直接接続でき、端子S2は第2コイル72の出力部に直接接続できる。ミキサー74の合成セレクタスイッチ76に接続された第1コイル70と第2コイル72が示される。セレクタスイッチ76は各ウエハからの出力部を有する6つのウエハ小型ロータリスイッチである。これらのウエハは端子M1の出力信号の以下の組合せを提供するように結線される。
【0045】
位置0: 無信号
位置1: 第1コイル出力
位置2: 第2コイル出力
位置3: 第1コイルと第2コイルの直列接続
位置4: 第1コイルと第2コイルの並列接続
位置5: 反転第1コイル
位置6: 反転第1コイルと第2コイルの直列接続
位置7: 反転第1コイルと第2コイルの並列接続
位置8: 反転第2コイル
位置9: 第1コイルと反転第2コイルの直列接続
位置10: 第1コイルと反転第2コイルの並列接続
位置11: 反転第1コイルと反転第2コイルの直列接続
位置12: 反転第1コイルと反転第2コイルの並列接続
【0046】
第1コイル70と第2コイル72からの信号は従来技術で知られた組合せとしてここに示される組合せを含む多数の組合せで、加算され、減算され、または合成される。全てのこれらの組合せまたは選択された数の組合せが出力信号を変化させるためのミキサーにより実施できることが想定される。
【0047】
ここに記載された単一の変換器とミキサーの他に、複数の変換器が図1及び図2に示されたピックアップ素子のように6個の個別ピックアップ素子を含むヘクサフォニックピックアップを製造するために組み合わせて利用される。この方法では、本発明を利用する6本弦ギターは実際に12個の個別信号を発生する。各信号は弦の垂直振動を表す1つの信号と、弦の水平振動を表す1つの信号を有する。このように、1組の垂直信号と他の組の水平信号が形成される。これらの分離信号は個別に利用されるか、異なる出力の組合せを発生するために異なる方法で合成される。このように、1つの出力信号は1組の弦の垂直振動を表す。異なる出力の組合せが弦の水平出力のために利用される。第3グループは何本かの弦からの垂直出力と他の弦からの水平出力を選択的に使用できる。さらに、個々の変換器からの垂直信号及び水平信号が他の信号を形成するために合成される。
【0048】
このように、磁気ブリッジ及びマルチプルピックアップピース付きの新規で有用な電気ギターピックアップの本発明の特有の実施例が述べられたが、このような記載が特許請求の範囲に記載されるものを除いて本発明の範囲を限定するものとして解釈されることを意図していない。
【0049】
【発明の効果】
以上の説明から、本発明の電気変換器によれば、複数の弦相互のクロストークを減少させ、2つの交差軸に沿って横弦振動を表す2つの信号を出力することができる。本発明の電気変換器は振動本発明の弦の状態のより多くの情報を有する出力を発生する多音ギターピックアップに応用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に利用される磁気サドル型変換器ピックアップの側面を示す概略図である。
【図2】 図2は、本発明に利用される、2−2線に沿った図1の電気変換器ピックアップの多検出器磁極端を示す概略端部図である。
【図3】 図3は、本発明に利用される多チャンネルピックアップを示す概略上面図である。
【図4】 図4は、本発明に利用される、3−3線に沿った図1の磁気サドル型変換器を示す概略端部図である。
【図5】 図5は、本発明に利用される、電気変換器を示す等角投影図である。
【図6】 図6は、電気変換器ピックアップの多端部に配置されたキャップを示す概略端部図である。
【図7】 図7は本発明のキャップ、コイル及び検出器センサー磁極のアセンブリを示す破断図である。
【図8】 図8は、3極ピックアップを示す上面図である。
【図9】 図9は、図8の3極ピックアップを示す底面図である。
【図10】 図10は、A−A線に沿った図8の3極ピックアップを示す破断図である。
【図11】 図11は、図8の3極ピックアップを示す左側面図である。
【図12】 図12は、信号ミキサーの概略図である。
【図13】 図13は、信号ミキサーと組み合わせた平行スケーラーを示す概略図である。
【符号の説明】
10 電気変換器(ギターピックアップ)
12 対象物(弦)
20 ブリッジサドル部
22 支持点
23、125 磁極
24 磁石
28 コイル
29、30 電気コイル
31、32 エアギャップ
40 キャップ
41 ギャップ
74 ミキサー
70,72 コイル
81 水平成分
82 垂直成分
122 磁極片
Claims (10)
- 磁石と、磁石の第1の磁極側と一体に構成することにより第1の極性を有し、磁気透過性を有する弦を支持する第1の磁極片と、磁石の第2の磁極側と一体に構成することにより第2の極性を有し、前記弦の両側に配置され、弦の振動または移動による磁界の変化を電気信号に変換するためのコイルをそれぞれ有する第2及び第3の磁極片とを有していることを特徴とする電気ギターピックアップ装置。
- 前記第1磁極片は、前記第2磁極片と前記第3磁極片と磁石と協働してまたは独立して高さ及び水平位置を調整可能であることを特徴とする請求項1記載の電気ギターピックアップ装置。
- 第1コイルが前記第2磁極片の周囲に巻かれ、第2コイルが前記第3磁極片の周囲に巻かれることを特徴とする請求項1記載の電気ギターピックアップ装置。
- 前記弦が前記第2磁極片と前記第3磁極片との間に等距離に位置決めされることを特徴とする請求項1記載の電気ギターピックアップ装置。
- 弦の振動の水平成分に応答して誘導される信号成分を相殺し且つ弦の振動の垂直成分に応答して誘導され垂直振動信号を発生する信号成分を強化するために、第1コイル信号と第2コイル信号を合成するためのミキサーをさらに有することを特徴とする請求項3記載の電気ギターピックアップ装置。
- 弦の振動の垂直成分に応答して誘導される信号成分を相殺し且つ信号の水平成分に応答して誘導され水平振動信号を発生する信号成分を強化するために、第2コイル信号から第1コイル信号を減算するためのミキサーをさらに有することを特徴とする請求項3記載の電気ギターピックアップ装置。
- 反転信号を形成するため前記信号の一つを反転し、前記反転信号を残りの信号と合成することにより、ミキサーが前記減算処理を実行することを特徴とする請求項6記載の電気ギターピックアップ装置。
- 前記第2磁極片及び前記第3磁極片上には、前記コイルの巻線を磁束線に対してほぼ垂直に向けるための磁極キャップが設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気ギターピックアップ装置。
- 前記キャップと前記第2磁極片及び第3磁極片との間に強磁性流体をさらに有することを特徴とする請求項8記載の電気ギターピックアップ装置。
- 渦電流損失を減少するために前記キャップ上に電気的導電コーティングをさらに有することを特徴とする請求項8記載の電気ギターピックアップ装置。
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