JP3851090B2 - パケット交換ネットワークのインテリジェントネットワークサービス - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は、パケット交換ネットワークにより提供されるインテリジェントネットワークサービスに係り、より詳細には、ワイヤレスパケット交換ネットワークにより提供されるサービスに係る。
【0002】
【背景技術】
人々が固定の電話ターミナルに手を届かせねばならない煩わしさから解放するために移動通信システムが開発された。移動通信システムと共に、移動ステーションを経て提供される種々のサービスも開発された。現在、第3世代の移動通信システムとして知られているもの、例えば、ユニバーサル移動テレコミュニケーションズシステム(UMTS)及びIMT−2000(インターナショナル移動テレコミュニケーションズ2000)に対して、種々の新たな形式のサービスが計画されている。これらサービスの大多数は、パケット交換送信を利用するように設計される。パケット交換サービスは、現在の移動通信システム、例えば、パンヨーロピアン移動通信システムGSM(移動通信用のグローバルシステム)についても開発されており、ETSI(ヨーロピアン・テレコミュニケーションズ・スタンダード・インスティテュート)におけるGSMフェーズ2+標準化の1つの目的が汎用パケット無線サービスGPRSである。このGPRSは、移動データターミナルと外部データネットワークとの間でパケットデータ送信を行うことができ、GSMネットワークは、アクセスネットワークとして機能する。
【0003】
開発中の移動通信システムは、将来の広範囲なサービスのニーズを満足することが予想される。現在では、将来必要となる多数のサービスを想像することすら困難である。これらのサービスは、益々複雑になり、そして益々多数の独立した機能を含むことになろう。少なくとも幾つかのサービスをインテリジェントネットワークサービスとして実施することが適当であろう。しかしながら、公知のインテリジェントネットワーク解決策は、回路交換データ送信をベースとするものであり、パケット交換サービスには適用できないという問題がある。
【0004】
インテリジェントネットワークの使用はコール制御に基づく。コールは、交換センターにおいて発信及び着信の基本的コール状態モデルO_BCSM及びT_BCSMによってモデリングされる。パケット交換ネットワークは、「コール」の概念を知らないので、このモデルを使用することができない。パケット交換ネットワークでは、データがセッションにおいて転送され、その間にパケット流をターミナルへ及びターミナルから転送することができる。更に、その同じセッション中に、ターミナルは、パケットを多数の他の当事者とやり取りすることができる。セッションにおいては発信者と受信者との相違がなく、パケット流のみがその方向に関わりなく処理される。又、セッション中には、どこにも何も転送されないと考えられる。インテリジェントネットワークの基本的コール状態モデルでは、このようなケースが規定されていない。
【0005】
【発明の開示】
従って、本発明の目的は、上記問題を解消する方法、及びこの方法を実施する装置を提供することである。本発明の目的は、インテリジェントネットワークを経てパケット交換ネットワークのユーザにサービスを提供する方法であって、パケットネットワークにおいてユーザのネットワーク登録を受け取り、そしてユーザから発信され及びユーザに着信するパケットのルート指定機能に対するセッションを確立する段階を含む方法により達成される。本発明の方法は、セッション中に事象管理を制御するセッション制御記録を形成し、この制御記録は、インテリジェントネットワークの少なくとも1つのサービス制御機能への機能的接続を有し、そしてセッション事象の少なくとも1つを制御記録に対するインテリジェントネットワーク事象として定義し、これに遭遇したときに、インテリジェントネットワークの制御原理を使用させることを特徴とする。
【0006】
ここで、ユーザとは、契約により識別されるエンティティを指し、ターミナル及び実際のユーザより成る。
本明細書では、「制御記録」という概念は、記録だけでなく、それに対応するエンティティもカバーする。
インテリジェントネットワークの制御原理を使用することは、パケットネットワークのサービスノードにおいて事象管理が保留にされるか、情報がインテリジェントネットワークのサービス制御機能SCFへ送信されそして命令がインテリジェントネットワークのサービス制御機能から待機されるか、或いは何が起きたかの情報だけがインテリジェントネットワークのサービス制御機能へ送信されることを意味する。
【0007】
又、本発明は、インテリジェントネットワークを経てパケット交換ネットワークのユーザにサービスを提供する方法であって、PDPコンテクストをアクチベートしてデータパケットを搬送する段階を含む方法において、PDPコンテクストの事象管理を制御するところのPDPコンテクスト制御記録を形成し、この制御記録は、状態モデルによってモデリングできると共に、インテリジェントネットワークサービスの少なくとも1つのサービス制御機能への機能的接続を有し、そしてPDPコンテクスト事象の少なくとも1つを制御記録に対するインテリジェントネットワーク事象として定義し、この事象は、インテリジェントネットワークの制御原理を使用させることを特徴とする方法にも係る。
【0008】
更に、本発明は、パケットを転送し且つパケットネットワークへの接続を設定するための接続部分と、ユーザから発信し及びユーザに着信するパケットのルート指定機能に対するセッションを確立して維持するためのアプリケーション部分とを備えたパケットネットワークノードにも係る。本発明のパケットネットワークサービスノードは、アプリケーション部分がセッションの制御記録を形成するように構成されて、セッション事象の少なくとも1つがこの制御記録においてインテリジェントネットワーク事象として定義され、それに遭遇すると、インテリジェントネットワークの制御原理の使用を生じさせることを特徴とする。更に、このノードは、インテリジェントネットワーク事象との遭遇を検出するためのセッション管理手段を含む。アプリケーション部分は、インテリジェントネットワーク事象との遭遇に応答して、インテリジェントネットワークの制御原理を使用するように構成される。接続部分は、インテリジェントネットワークとアプリケーション部分との間にメッセージを搬送するように構成される。
【0009】
本発明は、パケットネットワークのサービスノードにセッション制御機能が追加され、このセッション制御機能が、インテリジェントネットワークへの接続をトリガーするセッション事象を識別するという考え方をベースとする。これは、インテリジェントネットワークの原理に基づいてサービスを実施することができると共に、パケット交換サービスにインテリジェントネットワークの利点を与えることができるという効果を発揮し、即ち迅速に且つコスト効率良くサービスを実施できると共に、サービスに対して容易に変更を加えることができる。本発明の更に別の効果は、回路交換及びパケット交換の両インテリジェントネットワークサービスを同じインテリジェントネットワークプラットホームから制御できることである。更に、本発明は、オペレータが既存のインテリジェントネットワーク構造体を使用できるという効果も発揮する。
【0010】
本発明の好ましい実施形態では、PDPコンテクストアクチベーションに応答してセッション記録が形成される。これは、データパケットを搬送するファシリティが必要となるまで記録が形成されないという効果を発揮する。従って、パケットの潜在的な搬送を待機するためだけの記録は形成されない。
本発明の好ましい実施形態では、インテリジェントネットワーク事象に関する情報が加入者データに維持され、好ましくは、ホーム位置レジスタに維持される。これは、サービスサポートノードが加入者特有のネットワークサービスに関する情報を簡単且つ確実に受け取るという効果を与える。
本発明の好ましい実施形態では、インテリジェントネットワーク事象に関する情報がサービスネットワークノードのメモリに配置される。これは、これらインテリジェントネットワーク事象が常に検出されそして誰にも共通の情報をシグナリングによって搬送する必要がないという効果を与える。これは、ネットワークリソースの節約となる。
【0011】
本発明の好ましい実施形態では、移動ステーションのネットワーク登録及びPDPコンテクストのアクチベーションといった種々のコンテクストの状態に関連した事象がインテリジェントネットワーク事象として定義される。これらは、移動ステーションのコンテクスト状態に基づいてインテリジェントネットワークをカスタマイズでき且つ少なくともコンテクストの確立及び状態の変化がインテリジェントネットワークに報告されるという効果を与える。
本発明の好ましい実施形態では、物理的及び論理的接続の割り当てがインテリジェントネットワーク事象として定義される。これは、事象に対して固定割り当てされた送信容量を使用することによりネットワーク要素間にパケットトラフィックが転送されるときにアクセスネットワーク及びコアネットワークリソースの使用を最適化できるという効果を与える。
【0012】
本発明の好ましい実施形態では、搬送されるべきパケットが監視され、そして所定基準の条件を満足するときだけ報告メッセージがインテリジェントネットワークのサービス制御機能へ送信される。これは、インテリジェントネットワークが必要な頻度で所要情報を受け取る一方、ネットワークの負荷を最小とするように、インテリジェントネットワークへ送信されるべき情報の量を最適化できるという効果を与える。
本発明の好ましい実施形態では、インテリジェントネットワークから課金基準が受け取られ、そしてサービスノードにおいて搬送されたパケット及び課金基準に基づき課金記録が形成される。これは、種々の課金基準を使用できると共に、1つの付加的なメッセージだけでも課金記録を形成できるという効果を与える。
【0013】
本発明の好ましい実施形態では、使った金額が常に観察され、そしてサービスネットワークノードにおいて使用できる金額と比較される。これは、プリペイド接続を使用できるという効果を与える。
本発明の好ましい実施形態では、ユーザを認証するための公開キーを含む証明がインテリジェントネットワークから受け取られる。証明の使用は、使用すべき認証方法についてユーザ及びネットワークが交渉できるという効果を与える。
本発明の方法及びパケットネットワークノードの好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。
【0014】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
本発明は、接続がセッションをベースとするものでありそしてインテリジェントネットワークのサービス制御機能への機能的接続が存在するいかなるパケット交換システムにも適用できる。このようなシステムは、例えば、第3世代の移動通信システムUMTS及びIMT−2000である。以下、本発明は、例示的なシステムとしてGPRSシステムと称する第2世代GSMシステムのGPRSサービスを使用して説明するが、この特定のシステムに限定されるものではない。移動通信システムの仕様は、急速に開発されつつある。この種の開発は、本発明において付加的な変更を必要とする。それ故、全ての用語及び表現は、広く解釈されるべきであり、そしてそれらは、単に本発明を説明するものであって本発明を限定するものではない。本発明にとって重要なことは、その機能であり、どんなネットワーク要素又はどんな装置において機能が実行されるかではない。
【0015】
図1は、GPRSシステムの一般的なネットワークアーキテクチャーを示す。というのは、ネットワークの詳細な構造は、本発明に関わりないからである。このGPRSシステムは、図1の例ではベースステーションサブシステムBSSである実際のアクセスネットワークと、1つ以上のコアネットワークCNとを備えている。アクセスネットワークは、ベーストランシーバステーションBTSと、それらを制御するベースステーションコントローラBSCとを含む。アクセスネットワークBSSは、主として、無線経路に関する事柄を果たすものであり、従って、ワイヤレス動作に必要な無線アクセスをコアネットワークに与える。コアネットワークCNは、ワイヤレス通信においてアクセスネットワークを効率的に利用するように変更された従来の又は将来のテレコミュニケーションネットワークである。コアネットワークCNを経て、他のネットワークON1、ON2への接続を形成することができる。これら他のネットワークは、例えば、他のGPRSシステムネットワーク、データネットワーク及び公衆交換電話ネットワークである。
【0016】
GPRSシステムでは、アクセスネットワークサービスがコアネットワークCNによって提供される。図1の例では、GSMベースのネットワークがコアネットワークとして機能し、このネットワークでは、従来のGSMネットワークが情報の回路交換送信を与え、一方、GPRSが情報のパケット交換送信を与える。従来のGSMネットワークの加入者サービスは、少なくとも、移動交換センターMSC及びビジター位置レジスタVLRによって提供される。それらは、移動管理、制御及びシグナリングを行うときには、中心的なネットワーク要素となる。図1の例では、移動交換センターは、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCP、及び他のネットワークON1、例えば、公衆交換電話ネットワークPSTNへの交換接続を有する。
【0017】
又、図1は、本発明にとって中心的であるGPRSネットワーク要素、即ちサービスGPRSサポートノードSGSNと、ゲートウェイGPRSサポートノードGGSNとを示している。これらの異なる形式のサポートノードSGSN及びGGSNは、オペレータ間バックボーンネットワークGBBにより互いに接続される。オペレータ間バックボーンネットワークは、例えば、IPネットワークのようなローカルネットワークによって実施することができる。又、例えば、SGSN及びGGSN機能を同じネットワークノードに接続することにより、オペレータ間バックボーンネットワークを伴わずにオペレータGPRSネットワークを実施できることにも注意されたい。
【0018】
サービスGPRSサポートノードSGSNは、移動ステーションMSにサービスするノードである。各サポートノードSGSNは、セルラーパケット無線ネットワーク内の1つ以上のセルのエリアにおいてパケットデータサービスを制御する。このため、各サポートノードSGSNは、アクセスネットワークの特定のローカル部分に接続される。この接続は、通常、ベースステーションコントローラBSCへ行なわれる。セルに位置する移動ステーションMSは、無線インターフェイスを経てベーストランシーバステーションと通信すると共に、更に、ベースステーションコントローラを経てサポートノードSGSN(そのサービスエリアにセルが属している)と通信する。本発明のサービスサポートノードSGSNは図3を参照して詳細に説明する。
【0019】
ゲートウェイGPRSサポートノードGGSNは、オペレータのGPRSサービスを他のデータネットワーク、例えば、IPネットワーク(インターネット、イントラネット)、X.25ネットワーク、又はPLMN間バックボーンネットワークに接続する。データネットワークを経て異なるオペレータのサポートノードが互いに通信し、例えば、SGSNが別のオペレータのSGSNと、又はGGSNが別のオペレータのGGSNと通信することができる。GGSNは、GPRS加入者ルート情報、即ちSGSNアドレスを含む。
【0020】
図1の例では、コアネットワークに位置するホーム位置レジスタHLRは、GPRS加入者データを含む。加入者データは、例えば、移動加入者の国際ISDN番号MSISDN、ルート情報、及び国際移動加入者認識IMSIを含む。更に、GPRS加入者データは、1つ以上のパケットデータプロトコルコンテクスト契約記録を含むことができる。加入者データにおいて、本発明のHLRは、プリペイドコール(いわゆるプリペイドSIM)のようなパケット無線サービスに関連したインテリジェントネットワーク事象に関する情報を維持することもできる。インテリジェントネットワーク事象は、トリガー情報として表現されるのが好ましく、この場合、事象形式がリストされ、基準及びそれらの条件が事象形式に対して定義され、そしてインテリジェントネットワークのサービス制御機能への接続命令がケース特有に定義される。接続命令は、インテリジェントネットワークのサービス制御機能のアドレス、サービスの認識、及びサービス制御機能とパケットネットワークノードとの間にダイアログが確立されるかどうか又はインテリジェントネットワークのサービス制御機能へ報告だけが送信されるかどうかに関する情報を含むのが好ましい。ローミングする移動ステーションMSのホーム位置レジスタHLRは、サービスSGSN以外の移動通信ネットワークに位置することもできる。
【0021】
図1の例では、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPが移動通信ネットワークGPRSに位置する。サービス制御ポイントSCPは、図1の例ではインテリジェントネットワークを表す。サービス制御ポイントSCPは、サービス機能をロードしそしてこれら機能を実行することのできるサービスプラットホームである。サービス制御ポイントSCPは、インテリジェントネットワークのサービス制御機能又はそのサービス制御機能への接続を含むネットワークノード又はネットワーク要素である。SCFにより、これら機能は、インテリジェントネットワークサービスを形成するように制御される。本明細書では、SCFとSCPは同等とみなす。1つの同じサービスに対して多数のサービス制御ポイントSCPが存在することもある。
【0022】
移動ステーションMSは、ここでは一般に、移動ステーション加入者及び実際のターミナルのエンティティを指す。ターミナルは、移動通信システムにおいて通信することのできる任意のターミナル、又は移動接続を設定するために例えばノキア社で製造されたカード電話が接続されるマルチメディアコンピュータのような多数の装置の組合せでよい。本明細書では、加入者とユーザとの間に相違はない。
本発明の機能を実施する移動通信システムは、公知技術によるサービスを実施するのに必要な手段を含むだけでなく、インテリジェントネットワークサービスに関連した事象をセッション中に確認する手段と、インテリジェントネットワークの制御原理を使用するための手段も含む。これらの手段は、サービスサポートノードSGSNに配置されるのが好ましい。又、それらは、ゲートウェイサポートノードGGSNに配置されてもよいし、或いはその両方のノードに配置されてもよい。
【0023】
図2は、本発明の第1の好ましい実施形態によるシグナリングを示す。この第1の好ましい実施形態では、サービスサポートノードSGSNにおいて全セッションに対する制御記録が形成される。公知のシグナリングは完全には説明せず、そして考えられる全てのシグナリング形態を考慮するものではない。セッション中の事象例が図2に示されている。従って、これは、インテリジェントネットワーク事象を広範囲に説明するものではない。
図2を参照すれば、移動ステーションMSは、GPRSアタッチメッセージ2−1をサービスサポートノードSGSNに送信する。メッセージ2−1を受け取ると、サービスサポートノードSGSNは、メッセージ2−2においてホーム位置レジスタHLRから加入者データをサーチする。ホーム位置レジスタから受け取られる加入者データは、PDPコンテクストの加入者データ及び/又は加入者に対して定義されたインテリジェントネットワーク事象の情報を含む。その後、サービスサポートノードSGSNは、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPへのGPRSアタッチを実行する加入者に関する情報をメッセージ2−3において送信し、そしてインテリジェントネットワーク検出ポイントに関するアーミング命令をSCPからメッセージ2−4において受け取る。インテリジェントネットワークの用語では、これらメッセージは、オペレーションと称される。しかしながら、本明細書では、「メッセージ」という用語を使用する。インテリジェントネットワーク検出ポイントのアーミング命令とは、サービスサポートノードが、これら事象に関する情報と、これら事象に潜在的に関連した基準及び条件とを受け取り、それらを満足した後に、インテリジェントネットワークの制御原理が使用される状態を指す。段階2−5において、サービスサポートノードSGSNは、加入者の移動を管理するために移動ステーションに対するMMコンテクストを確立すると共に、セッション特有のエンティティであるセッション制御記録を形成する。この制御記録は、メッセージ2−2及び2−4において定義されたインテリジェントネットワーク事象を含む。更に、この制御記録は、サービスサポートノードにおいておそらく定義されるインテリジェントネットワーク事象も含む。その後、サービスサポートノードSGSNは、GPRSアタッチの受け入れを移動ステーションMSへ送信する。
【0024】
移動ステーションは、PDPコンテクストをアクチベートすることを希望し、そして「アクチベートPDPコンテクスト要求」をメッセージ2−7において送信する。このアクチベーション要求は、例えば、所望のPDP形式及びPDPアドレスを含む。PDPアドレスは、使用するネットワークサービスに対応する。PDPアドレスは、例えば、IPアドレスバージョン4、IPアドレスバージョン6又はX.121アドレスでよい。サービスサポートノードSGSNは、加入者PDPコンテクストの加入者データを検査して、メッセージ2−7で搬送された情報にパラメータが対応する記録を見出す。正しいPDPコンテクストを見出した後に、サービスサポートノードSGSNは、PDPコンテクストアクチベーションに関する情報をメッセージ2−8においてインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPへ送信し、そしてPDPコンテクストに関連したインテリジェントネットワーク検出ポイントのアーミング命令をSCPからメッセージ2−9において受け取る。その後、サービスサポートノードSGSNは、段階2−10において、メッセージ2−9で受け取った命令に対応するように制御記録を更新する。サービスサポートノードSGSNは、PDPコンテクストからゲートウェイサポートノードGGSNの正しいアドレスを導出し、そしてメッセージ2−11において公知技術によりGGSN情報を更新する。メッセージ2−11は、GGSNがメッセージをSGSNと外部パケットデータプロトコルネットワーク(PDPネットワーク)との間にルート指定できるようにする。サービスサポートノードSGSNは、段階2−11AにおいてPDPコンテクストに関連した物理的及び論理的接続を設定する。サービスサポートノードSGSNがPDPコンテクストアクチベーションの受け入れをメッセージ2−12において送信したときに、PDPパケットをゲートウェイサポートノードGGSNと移動ステーションMSとの間にルート指定する準備ができる。PDPパケットは、PDP−PDUとも称される。
【0025】
SGSNは、カプセル化されたパケットPDP−PDUをGGSNからメッセージ2−13において受け取り、そしてパケットをカプセル解除する。SGSNは、パケットのアドレス情報を検査し、メッセージが意図された移動ステーションを確認し、そしてセッション制御記録をチェックする。この例では、アドレス情報は、制御記録で定義されたインテリジェントネットワーク事象の遭遇を生じさせる。パケットは、例えば、移動ステーションが1日のある時間にのみ情報を受信することが許されたインターネットサーバから送信されたものである。又、パケットは、送信者がその受信について支払をするものでもよい。サービスサポートノードSGSNは、サービス制御ポイントによって要求された情報をメッセージ2−14においてサービス制御ポイントSCPへ送信し、そしてサービス制御ポイントから命令をメッセージ2−15において受け取る。命令は、例えば、パケットを搬送する許可又は課金命令である。その後、サービスサポートノードは、パケットPDP−PDUをカプセル化し、そしてそれをメッセージ2−16において移動ステーションMSへ送信する。
【0026】
対応的に、移動ステーションがパケットPDP−PDUをメッセージ2−17においてサービスサポートノードSGSNへ送信するときには、SGSNがパケットをカプセル解除する。その後、SGSNは、パケットのアドレス情報を検査し、移動ステーション及び/又はメッセージに関連したPDPコンテクストを確認し、そしてセッション制御記録をチェックする。この例でも、パケットのアドレス情報は、制御記録で定義されたインテリジェントネットワーク事象の遭遇を生じさせる。サービスサポートノードSGSNは、サービス制御ポイントにより要求された情報をメッセージ2−18においてサービス制御ポイントSCPへ送信し、そしてサービス制御ポイントからメッセージ2−19において命令を受信する。命令は、例えば、パケットがゲートウェイサポートノードからどこへ送信されるかに関連している。換言すれば、最終アドレスを変更することができる。例えば、メールオーダーハウスへ送信される注文と、その注文された物品の配送に関して問合わせるメッセージとが、移動ステーションによって同じメールオーダーハウスアドレスに送信されたとしても、それらを異なる場所にアドレスすることができる。その後、サービスサポートノードは、パケットPDP−PDUをカプセル化し、そしてそれをメッセージ2−20においてゲートウェイサポートノードへ送信する。
【0027】
移動ステーションは、メッセージ2−21をサービスサポートノードSGSNへ送信することによりPDPコンテクストデアクチベーションを開始する。これは、PDPコンテクストに関連したインテリジェントネットワーク事象を制御記録から削除し、そしてステップ2−22においてインアクティブ状態に対応するようにPDPコンテクスト情報を更新する。その後、PDPコンテクストデアクチベーションに関する情報をメッセージ2−23においてインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントへ送信し、そして公知技術に基づいてPDPコンテクストデアクチベーションを継続する。他の実施形態においては、SGSNは、そこに留まり、インテリジェントネットワークからの命令を待機する。
【0028】
接続設定(メッセージ2−11)が失敗した場合には、サービスサポートノードSGSNは、インテリジェントネットワーク事象を検出し、その結果、段階2−11Aに進むのではなく、段階2−11Bへ進み、即ち接続設定の失敗へと進む。サービスサポートノードSGSNは、メッセージ2−24においてインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントへの物理的及び論理的接続を設定するための失敗について報告する。インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPは、PDPコンテクストに関連したインテリジェントネットワークアーミング命令をメッセージ2−25においてサービスサポートノードSGSNへ送信する。その後、サービスサポートノードSGSNは、必要に応じて、段階2−26において、メッセージ2−26で受け取られた命令に対応するようにセッション制御記録を更新する。
【0029】
移動ステーションMSは、メッセージ2−27によりネットワークからのGPRSデタッチを実行する。サービスサポートノードは、段階2−28において、セッション制御記録を削除し、進行中プロセスを終了処理し、MMコンテクスト及び潜在的PDPコンテクストを更新又は削除する。更に、サービスサポートノードSGSNは、移動ステーションのログアウトをメッセージ2−29においてインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPに報告する。
【0030】
図2について上述したシグナリングメッセージは、単なる例示に過ぎず、同じ情報を搬送するために多数の個別のメッセージを含んでもよい。又、メッセージは、他の情報を含んでもよい。更に、上記とは異なる順序でメッセージを送信しそしてSGSNの動作を実行してもよい。又、種々の異なる段階において同じメッセージ及びステップを繰り返してもよく、例えば、セッションのPDPコンテクストがアクチベートされるときに、メッセージ2−7、2−8、2−9、2−11及び2−12、並びにステップ2−10を常に繰り返してもよい。オペレータ及びシステムに基づき、種々の機能が分配された他のネットワーク要素がデータ送信及びシグナリングに関与してもよい。更に、幾つかのシグナリングメッセージは送信されなくてもよいが、その手前の事象は実行される。この形式のシグナリングメッセージは、例えば、メッセージ2−4、2−14、2−15、2−18、2−19及び2−25である。どんな種類のインテリジェントネットワーク事象がセッションに対して定義されるかに基づき、サービスサポートノードSGSNは、他の段階においても、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPにメッセージを送信しそしてそこから命令を受信することもできる。第1の好ましい実施形態では、セッション制御記録がその理由に関わりなくGPRSアタッチに応答して形成され、そして移動ステーションがネットワークからログアウトするまで維持されることが重要である。又、第1の好ましい実施形態では、少なくとも、移動ステーションに関連したコンテクスト(MMコンテクスト、PDPコンテクスト)の状態変化が制御記録においてインテリジェントネットワーク事象として定義されることも重要である。又、コンテクストの内容の変化をインテリジェントネットワーク事象として定義するのも好ましい。コンテクスト変化の一例は、PDPコンテクスト変更である。
【0031】
第2の好ましい実施形態では、制御記録が各PDPコンテクストに対して形成され、そして制御記録は、PDPコンテクストがデアクチベートされるまで維持される。第2の実施形態に対して重要なことは、PDPコンテクストの全ての状態変化がインテリジェントネットワーク事象として制御記録に定義されることである。状態変化を生じさせるメッセージは、例えば、図2のメッセージ2−7及び2−21である。PDPコンテクストに関連した他の事象、例えば、コンテクスト変更及びルート指定も、インテリジェントネットワーク事象として定義することができる。
図3は、本発明の第1の好ましい実施形態によるパケットネットワークサービスノードSGSNのブロック図である。このサービスノードは、他のネットワークノードからシグナリング及びパケットを受け取りそしてそれらを他のネットワークノードへ送信するための接続部分CPと、この接続部分を制御するアプリケーション部分APと、メモリ部分MPとを備えている。
【0032】
アプリケーション部分APは、サービスノードの実際の機能を含む。アプリケーション部分APは、インテリジェントネットワーク事象を検出するセッション管理手段即ち基本的セッション管理手段BSMを備えている。この基本的セッション管理手段BSMは、ノードSGSNのサービスエリアにおいてネットワークにアタッチされた各移動ステーションごとに個別のセッション記録SRを含む。アプリケーション部分APは、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPから受け取ったメッセージで与えられる機能を実行し、メッセージに対する応答を与え、命令を要求し、そしてセッション記録とSCPとの間にセッション管理命令を搬送する。又、インテリジェントネットワークサービスのトリガー情報に基づいて、アプリケーション部分は、インテリジェントネットワークのサービス制御機能へ種々の報告を送信する。アプリケーション部分の機能例が図4及び5に示されている。
【0033】
第1の好ましい実施形態では、セッション記録SRは、移動ステーションのMM状態がスタンバイ又はレディである場合に加入者移動管理に関するMMコンテクストを含む。移動ステーションは、3つの異なるMM状態、即ちアイドル、スタンバイ、及びレディを有する。各状態は、移動ステーションMS及びサービスGPRSサポートノードSGSNに割り当てられた機能及び情報のあるレベルを表す。スタンバイ及びレディ状態においては、移動ステーションMSがネットワークにアタッチされる。レディ状態とは、移動ステーションMSがユーザデータを送信及び受信することのできる実際のデータ送信状態である。GPRSネットワークが移動ステーションMSをページングするとき、又は移動ステーションMSがデータ送信又はシグナリングをスタートするときに、MSはスタンバイ状態からレディ状態に変化する。移動ステーションMSは、ユーザデータが転送されないか又はシグナリングが行なわれないときでも、レディ状態に留まる(タイマーにより制限された時間中)。MMコンテクストが形成されるときには、セッションのインテリジェントネットワーク事象がセッション記録SRに追加される。それらは、SCP、ホーム位置レジスタHLR、或いはSGSN又はGGSNのようなサービスノードのメモリから受け取られる。インテリジェントネットワーク事象は、例えば、セッション、パケットルート指定及び種々のエラー状態に加えて、加入者のGPRSアタッチ、PDPコンテクストアクチベーション、変更及びデアクチベーション、論理的及び物理的接続の割り当てである。エラー状態は、例えば、セッション確立の失敗、接続設定の失敗、及び事象の中間でネットワークから移動ステーションがデタッチすることである。
【0034】
セッション記録SRは、1つ以上のPDPコンテクストを含む。図3に示す例では、セッション記録は、2つのPDPコンテクストを含む。それらは、PDPコンテクスト1及びPDPコンテクスト2である。サービスノードSGSNは、PDPアクチベーション手順に関連してPDPコンテクストを形成する。各PDPアドレスは、それ自身の個々のPDPコンテクストを有し、これは、インアクティブ状態又はアクティブ状態にある。アクティブなPDPコンテクストは、移動ステーションと、GPRSネットワーク内で加入者により使用されるGGSNとの間のルート指定目的に使用される。データ送信は、PDPコンテクストがアクティブであるときだけ可能である。個々のPDPコンテクストの状態は、他のPDPコンテクストの状態、又はMMコンテクストの状態とは独立している。対応的に、MMコンテクストの状態は、加入者のPDPコンテクストの量及び状態とは独立している。例外として、全てのアクティブなPDPコンテクストの状態は、MMコンテクストの状態がアイドル状態に変化するときにインアクティブとなる。本発明の第1の好ましい実施形態では、セッション記録SRは、アクティブなPDPコンテクストに対して定義されたコンテクスト特有のインテリジェントネットワーク事象を含む。それらは、PDPコンテクストをアクチベート又は変更するときに、セッション記録に追加される。コンテクスト特有のインテリジェントネットワーク事象は、通常、ホーム位置レジスタHLRから受け取られるか、又はインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPから受け取られる。図4及び5は、コンテクスト特有のインテリジェントネットワーク事象の例を示す。又、PDPコンテクストの種々のエラー状態も、このような事象の例である。
【0035】
透過的な中継機能は、セッション記録に対するインテリジェントネットワーク事象として定義することができる。例えば、課金に関する中継メッセージは、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントから受け取ることができ、このメッセージは、全課金記録を含むことができる。セッション記録は、メッセージから課金記録を抽出し、そしてそれらを透過的に課金ゲートウェイへそしてそこから更に課金システムへ転送する。この場合に、サービス制御ポイントにより発生された課金記録は、パケットネットワーク自体により形成された課金記録と共に、課金ゲートウェイ及び課金システムへ送信される。又、中継メッセージは、課金記録と結合されるべきデータ要素も含む。データ要素は、例えば、主たる加入者以外の誰かを課金することに関する情報である。従って、データ要素は、課金の目的を識別できる基礎となる情報を含む。サービスサポートネットワークのセッション記録は、メッセージからデータ要素(1つ又は複数)を抽出し、そしてそれらデータ要素を全てのパケット無線ネットワークノード及びゲートウェイへ透過的に転送処理し、そこで、当該接続に関する課金情報が収集される。このデータ要素は、パケットネットワーク自体により形成された課金記録と結合される。データ要素の内容は、何ら定義される必要はない。
【0036】
透過的中継機能の別の例は、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントから証明メッセージを受信することであり、このメッセージは、例えば、ユーザを認証するための公開キーを含む。セッション記録は、メッセージからキーを抽出し、そして例えば、移動ステーションがその同じキーを使用したか、又はそれが送信したメッセージをコード化するときに公開キーに対応する機密キーを使用したかを比較することにより、そのキーを移動ステーションの認証に使用する。ネットワーク及び移動ステーションが、使用すべき認証方法について交渉を希望する場合には、セッション記録が仲介役を果たす。ある実施形態では、セッション記録は、移動ステーションの認証に関与することができ、例えば、使用すべき認証方法を交渉することができる。
【0037】
サービスノードのメモリ部分MPは、サービスノードの全ユーザに共通の所定のインテリジェントネットワーク事象を含むことができる。異なるコンテクストにおける状態変化は、共通のインテリジェントネットワーク事象と見なすことができる。他の共通のインテリジェントネットワーク事象は、例えば、特定のサービスに関連した事象、及びその事象において潜在的に満足される基準であり、これら基準は、サービスネットワークノードにおいて定義される。その一例は、図2について述べたメールオーダーハウスからの注文である。インテリジェントネットワーク事象は、トリガー情報として表すこともでき、この場合に、サービス制御機能とパケットネットワークノードとの間にダイアログが形成されるか、或いはインテリジェントネットワークのサービス制御機能に報告のみが送信され、事象形式に対する付加的な基準が定義されそしてインテリジェントネットワークのサービス制御機能のアドレスが定義されるかのいずれかの事象形式がリストされる。又、メモリ部分MPは、アプリケーション部分APがそれに接続される限り、分離状態で及び分散されて配置されてもよい。
【0038】
第2の好ましい実施形態では、セッション記録SRは、PDPコンテクストに対して定義されたインテリジェントネットワーク事象、例えば、PDPコンテクストの状態及び内容変更のみを含む。セッション記録ではなく、「コンテクスト記録」という用語を使用することができる。本発明の第2の好ましい実施形態によるセッション記録の状態モデルが一例として図6に示されている。
又、サービスサポートノードSGSNは、例えば、課金及び監視目的で異なるカウンタ(図示せず)を含むこともでき、これらカウンタは、例えば、インテリジェントネットワークサービス制御ポイントSCPから受け取られた命令に基づきアプリケーション部分によって維持される。又、カウンタ維持命令は、加入者データ及び/又はネットワークノードにおいて定義されるインテリジェントネットワーク事象に含ませることもできる。
【0039】
サービスサポートノードに配置されるとして上述された本発明の機能は、他のパケットネットワークノード、例えば、ゲートウェイサポートノードGGSNに配置することもできる。それらは、移動ステーションが接続をもつセルに配置されることが重要である。更に、ノードが制御記録又は他の同等の制御エンティティを形成することができると共に、インテリジェントネットワーク事象を定義しそしてそのインテリジェントネットワーク事象を通常の事象から分離できるように確保することも重要である。
【0040】
図4のフローチャートは、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントによりサービスサポートノードSGSNにおいてパケットデータ送信を監視しそして周期的なメッセージを送信する1つの例を示す。メッセージを監視しそしてその監視に関連したメッセージをインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントへ送信することは、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントによって要求されるか、又はインテリジェントネットワーク事象のトリガー情報に基づいて行なわれる。メッセージの監視及びその送信は、セッション記録が形成されるときにインテリジェントネットワーク事象として予め定義することもできるし、又はセッション中に後でそのように定義することもできる。このような監視メッセージは、周期的に送信することもできるし、又は定義された事象形式の後に送信することもできる。
【0041】
周期的な報告メッセージは、あるタイムスロットの後、ある所定量のデータに達した後、或いはあるタイムスロットが経過し且つある所定量のデータに達した後に、常に送信される。所定量のデータは、データパケットカウンタのサイズに基づくデータ量又は搬送されたデータパケットの数に対するスレッシュホールド値である。周期的報告メッセージに関連したタイムスロット又は所定のデータ量は、サービスクオリティ(QoS)クラス及び/又は送信方向によって指定することもできる。
【0042】
定義された事象形式の後に送信されるべき監視メッセージは、定義された事象形式がアクティブなPDP又はMMコンテクスト中に実行される場合に送信される。アクティブなコンテクスト中に行なわれそして報告する必要のある事象形式は、データ転送量に対するスレッシュホールド値の達成、ある時間スロット内でのその達成、転送されたデータパケットに対するサービスクオリティ(QoS)クラスの変更、データパケットの出力又は最終アドレスの変更、及び移動ステーション位置の変更である。アクティブなコンテクスト中に行なわれる事象の報告メッセージは、サービス制御機能の要求により送信されるか、又はインテリジェントネットワークサービスのトリガー情報に基づいて送信される。この場合に、報告されるべき事象形式がリストされる。トリガー情報、又はサービス制御機能の要求の各々において、事象形式について報告するために付加的な基準が定義されるのが好ましく、この基準は、事象形式を報告するところのPDPコンテクストに関連した値又は値のセットを決定する。このような属性は、例えば、転送されるべきデータの優勢なサービスクオリティ(QoS)、データの転送量、出力及び最終アドレス、並びに移動ステーションの位置である。事象形式の報告要求は、基準を満足する事象との最初の遭遇に関連した単一の要求、或いは事象との最後の遭遇に関連した永久的な要求である。
【0043】
データの量のようなデータ送信に関連した報告メッセージは、各PDPコンテクストにおいて別々に報告され、従って、データの量がコンテクスト特有となるのが好ましい。
図4に示す例は、PDPコンテクストアクチベーションでスタートし、その結果、PDPコンテクストアクチベーションに関する情報は、段階401においてサービス制御ポイントSCPへ送信される。次いで、メッセージは、段階402においてSCPから受信される。段階403では、それが監視命令を含むメッセージであることが検出され、このメッセージにおいては、データ量Xが転送されたときに周期的な報告が常に要求される。段階404では、データの転送量を計算するカウンタの値がXに到達する状態が、このPDPコンテクストのインテリジェントネットワーク事象として定義される。その後、段階405においてカウンタにゼロの値がセットされ、そして段階406へと進み、搬送されるべきパケットを待機する。
【0044】
搬送されるべきパケットは、段階407で受け取られる。カウンタの値は、段階408において、パケットに含まれたデータの量だけ増加される。次いで、パケットは、段階409において転送され、その後、段階410へ進み、カウンタの値がXより小さいかどうかチェックされる。カウンタの値がXより小さい場合には、この方法が段階406へ復帰し、搬送されるべきパケットを待機する。段階410においてカウンタの値がX以上であることが検出された場合には、段階411においてインテリジェントネットワーク事象に遭遇し、そして要求された報告メッセージが、段階412においてインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントへ送信される。報告メッセージは、カウンタの値を含むことができる。その後、段階405へ復帰し、カウンタを値ゼロにセットする。
他の実施形態では、段階412の後に、カウンタの値からXを減算し、そして段階4062復帰することができる。
【0045】
上記の段階は、監視を終了するインテリジェントネットワーク事象に遭遇するまで繰り返される。この種のインテリジェントネットワーク事象は、例えば、PDPコンテクストデアクチベーションである。監視メッセージにおいては、監視を終了するインテリジェントネットワーク事象に対する仕様があってもよい。
図5は、インテリジェントネットワークによりサービスサポートノードSGSNにおいてパケットデータ接続の課金を制御する場合を示すフローチャートである。明瞭化のために、この例では、搬送されるべき全てのパケットが移動ステーションについて課金されると仮定する。図5の例も、PDPコンテクストアクチベーションでスタートし、その結果、PDPコンテクストアクチベーションの情報が段階501においてサービス制御ポイントSCPへ送信される。次いで、段階502においてSCPから課金メッセージが受け取られる。段階503において、課金メッセージから料率が抽出される。データ転送量の単価は、固定であってもよいし、或いは転送データの総量、サービスのクオリティ(QoS)、GPRSネットワークアクセスポイントから別のパケットネットワークへサービスされるべきアドレス、送信の方向、出力及び最終アドレス、並びにそれらの組合せに基づいて単価を変えてもよい。この料率において、あるデータ量に対して固定の価格を設定してもよいし、あるタイムスロット内に転送される異なるデータ量に対して異なる価格を設定してもよい。価格は、例えば、ある価格が決定されるところの計測パルスで表すか、又は通貨の額で表すのが好ましい。
【0046】
更に、図5の例では、移動ステーションがプリペイド接続時間を使用すると仮定する。換言すれば、いわゆるプリペイド加入者カードが移動ステーションに存在する。それ故、段階504において使用可能な金額がサーチされる。アプリケーションに基づき、これは、例えば、MMコンテクストの加入者データ、ホーム位置レジスタHLR、又はインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPからサーチすることができる。段階505では、「使用可能な金額が使われた」という事象がこのPDPコンテクストのインテリジェントネットワーク事象として定義される。
次いで、段階506においてカウンタに値ゼロがセットされ、そして段階507へ進み、搬送されるべきパケットを待機する。段階508では、搬送されるべきパケットを受け取って転送する。段階509において、パケットに含まれたデータの量だけカウンタの値を増加する。その後に、カウンタの値に対応する課金料金が段階510において料率に基づいて定義され、そして段階511において、課金料金が使用可能な金額より少ないかどうかチェックする。
【0047】
段階511の答えがイエスである場合には、段階507へ復帰し、搬送されるべきパケットを待機する。
段階511の答えがノーである場合には、段階512においてインテリジェントネットワーク事象に遭遇し、段階513において報告メッセージを形成し、そして段階514においてインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPに報告メッセージを送信する。この報告メッセージは、課金記録を含む。又、課金情報は、例えば、課金ゲートウェイのような他のネットワークノードへ送信されてもよい。次いで、セッションが終了となる。
課金料金は、転送されたデータ量のみに基づいて決められてもよいし、或いは種々のデータクオリティによって転送されたデータの量、コンテクストアクティビティ時間、出力及び最終アドレス、或いは全セッション時間に基づいてコンテクスト特有に決められてもよい。
【0048】
図4及び5について上述した段階は、絶対的な時間的順序ではなく、それらの一部分を同時に実行することもできるし、或いは上記とは異なる順序で実行することもできる。又、段階と段階との間に、リソース管理に関連した機能のような他の機能を実行することもできる。又、機能の一部分を省くこともできる。インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントから受信されるか又はトリガー情報に含まれた命令に従うことが重要である。
図4及び5を参照し、段階401及び501がPDPコンテクストアクチベーションに関連して実行されることを述べたが、これらの段階は、GPRSアタッチ手順に関連して実行することもできる。従って、図4における監視及び図5における課金は、セッション特有であってもよいし、PDPコンテクスト特有であってもよい。
【0049】
図6は、本発明のセッション記録をモデリングできるようにする状態モデルを示す。図6の例は、第2の好ましい実施形態による状態モデルを示す。第2の好ましい実施形態において、各PDPコンテクストにはそれ自身の状態モデルが設けられる。モデルを記述する部分は、セッション内ポイントPIS、検出ポイントDP、移行及び事象である。セッション内ポイントは、セッションが対応する状態にあるときに実行される機能を識別する。検出ポイントは、制御又は情報をインテリジェントネットワークに転送できる場所を指示する。移行は、セッション中にあるセッション内ポイントから別のポイントへの状態の移行を記述する。移行は、図2に矢印で示す。矢印の頭は、移行の方向を向いている。事象は、セッション内ポイントへの及びそこからの移行を生じさせる。
【0050】
図6を参照すれば、PDPコンテクストは、セッション内ポイントPIS1(ナル)においてアイドル状態にある。PDPコンテクストをアクチベートする事象に遭遇したときは、検出ポイントDP1へと進む。この事象を開始するのは、移動ステーション又はゲートウェイサポートノードGGSNである。検出ポイントDP1において、PDPコンテクストアクチベーションについてインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPへ報告され、そして第2の好ましい実施形態では、インテリジェントネットワークにおける他の検出ポイントのアーミング命令が受け取られる。
【0051】
セッション制御がサービスサポートノードに復帰すると、セッション内ポイントPIS2(PDPコンテクストをアクチベートする)へと進む。このポイントにおいて、PDPコンテクストアクチベーション要求が公知技術に基づいて分析される。これがサービスサポートノードSGSN間のハンドオーバーを取り扱うものである場合には、手前のサービスネットワークノードからアクティブなPDPコンテクストが要求される。その後、検出ポイントDP2へと進む。この検出ポイントDP2において、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPからPDPコンテクストアーミング命令を要求することができる。
【0052】
次いで、セッション内ポイントPIS3(接続を設定する)へ進み、ここで、通常、公知技術に基づき、ベースステーションコントローラBSC、即ち移動ステーションにサービスする無線ネットワークコントローラ、及びゲートウェイサポートノードGGSNへの接続が設定される。RNCへの仮想接続及びGGSNへのトンネルが形成されたときに、検出ポイントDP3へ進む。検出ポイントDP3では、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントへ接続を報告することができ、そして図4について述べた監視又は図5について述べた課金に関連した命令を受け取ることができる。
【0053】
搬送されるべきパケットを受け取ると、セッション内ポイントPIS4(データグラムアクティブ)へ進み、ここで、データパケットは、ベースステーションコントローラ又はゲートウェイサポートノードGGSNに向かって転送される。このセッション内ポイントから、検出ポイントDP4へ進むことができ、そして所定のインテリジェントネットワーク事象に遭遇したときには常にそこから復帰することができる。これは、例えば、周期的報告の送信である。
PDPコンテクストがデアクチベートされた場合には、状態PIS2、PIS3及びPIS4から検出ポイントDP6へ進み、ここで、状態移行及び課金に関する情報をインテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPへ送信することができる。次いで、セッション内ポイントPIS1へと進み、PDPコンテクストアクチベーションを待機する。PDPコンテクストデアクチベーションは、移動ステーション又はネットワークによって開始される。PDPコンテクストは、例えば、移動ステーションがネットワークの陰のエリアに入ったためにデアクチベートすることができる。
【0054】
あるセッション内ポイントPIS2、PIS3及びPIS4において欠陥が生じた場合には、検出ポイントDP5へ進む。欠陥は、例えば、PDPコンテクストをアクチベートできない状態である。検出ポイントDP5において、インテリジェントネットワークのサービス制御ポイントSCPへ欠陥について報告を行うことができる。又、SCPは、管理命令を送信することもできる。検出ポイントDP5から、セッション内ポイントPIS5(例外)へと進み、そこで、パケットデータプロトコルに関連した例外条件が取り扱われる。この段階においては、リソースが無用に占有されたままとならないよう注意すべきである。
セッション内ポイントPIS5から、セッション内ポイントPIS1へ進み、PDPコンテクストアクチベーションを待機する。
【0055】
図6の例において、GPRSアタッチに対する検出ポイント及びセッション内ポイント、おそらく、移動ステーションの認証に対する検出ポイント及びセッション内ポイント、欠陥を取り扱うセッション内ポイント及びその検出ポイント、並びにGPRSデタッチに対するデタッチポイントがセッション内ポイントPIS1とPIS2との間に追加された場合には、本発明の第1の好ましい実施形態をモデリングするときにこのモデルを適用することができる。この場合に、各PDPコンテクストに対してポイントPIS2、PIS3、PIS4及びPIS5を同時に実行することができねばならない。これは、他のPDPコンテクストがアクチベートされるときにポイントPIS2、PIS3、PIS4及びPIS5から検出ポイントDP1への移行を追加することによりモデリングすることができる。
【0056】
1つの状態モデルで、全PDPコンテクスト又は全セッションのアクティブな状態をモデリングすることができる。移動ステーションに着信し及びそこから発信するパケットに対して個別の状態モデルは必要とされない。
当業者であれば、技術の開発に伴い、本発明の基本的な考え方を種々のやり方で実施できることが明らかであろう。従って、本発明及びその実施形態は、上述した例に限定されるものではなく、請求の範囲内で変更し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パケット無線ネットワークを示す図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態によるシグナリングを示す図である。
【図3】 本発明の第1の好ましい実施形態によるサービスネットワークノードを示すブロック図である。
【図4】 パケットデータ送信の監視を示すフローチャートである。
【図5】 パケットデータ接続の課金の制御を示すフローチャートである。
【図6】 セッション記録の簡単な状態モデルを示す図である。
Claims (25)
- インテリジェントネットワークを経てパケット交換ネットワークのユーザにサービスを提供する方法であって、パケットネットワークにおいてユーザのネットワーク登録を受け取り(2-1)、そしてユーザから発信され及びユーザに着信するパケットのルート指定機能に対するセッションを確立する段階を含む方法において、
上記セッションに対し、セッション中に事象管理を制御する制御記録を形成し(2-5)、この制御記録は、インテリジェントネットワークサービスの少なくとも1つのサービス制御機能への機能的接続を有し、そして
セッション事象の少なくとも1つを制御記録に対するインテリジェントネットワーク事象として定義し(2-5)、これに遭遇したときに、第1の選択肢および第2の選択肢を有するインテリジェントネットワークの制御原理であって、上記第1の選択肢は、パケットネットワークのサービスノードにおいて事象管理が保留にされ、情報がインテリジェントネットワークのサービス制御機能SCFへ送信されそして命令がインテリジェントネットワークのサービス制御機能から待機されることであり、上記第2の選択肢は、何が起きたかの情報だけがインテリジェントネットワークのサービス制御機能へ送信されることである、インテリジェントネットワークの制御原理を使用させる、
という段階を更に含むことを特徴とする方法。 - 状態モデルにより上記セッションをモデリングする請求項1に記載の方法。
- 少なくとも1つのインテリジェントネットワーク事象に関する情報を加入者情報に維持し、
上記制御記録を形成するときに加入者情報を含むレジスタから情報をサーチし(2-2)、そして
インテリジェントネットワーク情報をセッションのインテリジェントネットワーク事象として加入者情報に追加する(2-5)、
という段階を更に含む請求項1又は2に記載の方法。 - ユーザにサービスするノードに少なくとも1つのインテリジェントネットワーク事象を維持し、そして
上記ノードに維持されたインテリジェントネットワーク事象をセッションのインテリジェントネットワーク事象として追加する(2-5)、
という段階を更に含む請求項1、2又は3に記載の方法。 - ユーザのGPRSアタッチを制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する(2-1)段階を含む請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
- PDPコンテクストアクチベーション及びデアクチベーションを制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する(2-7,2-21)段階を含む請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。
- PDPコンテクスト変更を制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する請求項6に記載の方法。
- パケットのルート指定を制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する請求項6又は7に記載の方法。
- インテリジェントネットワーク事象との遭遇に応答してインテリジェントネットワークのサービス制御機能にメッセージを送信し(401)、
インテリジェントネットワークからの報告を要求するメッセージを受け取り(402)、このメッセージは、少なくとも1つの基準と、この基準に関連した条件とを含み、これを満足した後に、報告が送信され、
基準カウンタを維持し、
上記カウンタを初期化し(405)、そして
監視を開始し、その間に次の段階を繰り返し、即ち
a)上記基準に基づき転送されたパケットに応答して上記カウンタを増加し(408)、そして
b)上記基準に対して与えられた条件を満足するかどうかチェックし(410)、その条件を満足する場合に、インテリジェントネットワークのサービス制御機能に報告を送信する(412)、
という段階を含む請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。 - インテリジェントネットワークのサービス制御機能から受け取られる上記メッセージは、周期的報告を要求するメッセージであり、そして 報告メッセージを送信した後にカウンタを初期化し(405)、そして監視段階を繰り返す請求項9に記載の方法。
- インテリジェントネットワーク事象との遭遇に応答してインテリジェントネットワークのサービス制御機能にメッセージを送信し(401)、 インテリジェントネットワークから課金メッセージを受け取り(502)、このメッセージは、課金基準を含み、
カウンタを維持し、
上記カウンタを初期化し(506)、
送信されたパケットに応答してカウンタを増加し(509)、そして
課金基準及びカウンタの値に基づいて課金記録を形成する、
という段階を含む請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。 - プリペイド接続を使用し、
ユーザが使用できる金額をサーチし(504)、
課金基準及びカウンタの値に基づきカウンタの値の増加に応答して課金料金を定義し(510)、
課金料金を使用可能な金額と比較し(511)、そして
課金料金が上記金額より小さい場合にはパケット転送を継続し、或いは
課金料金が上記金額以上である場合にはパケット転送を終了する、
という段階を含む請求項11に記載の方法。 - セッション中に論理的及び物理的接続の割り当てを制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する(2-11)段階を含む請求項1ないし12のいずれかに記載の方法。
- ユーザのGPRSアタッチに関する情報をインテリジェントネットワークに送信し(2-3)、
インテリジェントネットワークから証明メッセージを受け取り、このメッセージは公開キーを含み、そして
公開キーでユーザを認証する、
という段階を更に含む請求項1ないし13のいずれかに記載の方法。 - ユーザのGPRSデタッチを制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する(2-27)段階を含む請求項1ないし14のいずれかに記載の方法。
- インテリジェントネットワークを経てパケット交換ネットワークのユーザにサービスを提供する方法であって、PDPコンテクストをアクチベートしてデータパケットを搬送する(2-7)段階を含む方法において、
PDPコンテクストに対し、PDPコンテクストの事象管理を制御するところの制御記録を形成し、この制御記録は、状態モデルによってモデリングできると共に、インテリジェントネットワークサービスの少なくとも1つのサービス制御機能への機能的接続を有し、そして
PDPコンテクスト事象の少なくとも1つを制御記録に対するインテリジェントネットワーク事象として定義し、この事象は、第1の選択肢および第2の選択肢を有するインテリジェントネットワークの制御原理であって、上記第1の選択肢は、パケットネットワークのサービスノードにおいて事象管理が保留にされ、情報がインテリジェントネットワークのサービス制御機能SCFへ送信されそして命令がインテリジェントネットワークのサービス制御機能から待機されることであり、上記第2の選択肢は、何が起きたかの情報だけがインテリジェントネットワークのサービス制御機能へ送信されることである、インテリジェントネットワークの制御原理を使用させる、
という段階を含むことを特徴とする方法。 - PDPコンテクストアクチベーション及びデアクチベーションを制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する(2-7,2-21)段階を含む請求項16に記載の方法。
- 論理的及び物理的接続の設定を制御記録のインテリジェントネットワーク事象として定義する(2-11)段階を含む請求項16又は17に記載の方法。
- パケットを転送しそしてパケットネットワークへの接続を設定するための接続部分(CP)と、ユーザから発信し及びユーザに着信するパケットのルート指定機能に対するセッションを確立して維持するためのアプリケーション部分(AP)とを備えたパケットネットワークのサービスノード(SGSN,GGSN)において、
上記アプリケーション部分(AP)は、セッションに対する制御記録を形成するように構成されて、セッション事象の少なくとも1つがこの制御記録においてインテリジェントネットワーク事象として定義され、それに遭遇すると、インテリジェントネットワークの制御原理の使用を生じさせ、
上記ノードは、更に、インテリジェントネットワーク事象との遭遇を検出するためのセッション管理手段(BSM)を含み、
上記アプリケーション部分(AP)は、インテリジェントネットワーク事象との遭遇に応答して、第1の選択肢および第2の選択肢を有するインテリジェントネットワークの制御原理であって、上記第1の選択肢は、パケットネットワークのサービスノードにおいて事象管理が保留にされ、情報がインテリジェントネットワークのサービス制御機能SCFへ送信されそして命令がインテリジェントネットワークのサービス制御機能から待機されることであり、上記第2の選択肢は、何が起きたかの情報だけがインテリジェントネットワークのサービス制御機能へ送信されることである、インテリジェントネットワークの制御原理を使用するように構成され、そして
上記接続部分(CP)は、インテリジェントネットワークとアプリケーション部分との間にメッセージを搬送するように構成されることを特徴とするパケットネットワークノード。 - 上記アプリケーション部分(AP)は、加入者情報に定義されたインテリジェントネットワーク事象をえるように構成され、そして
上記セッション管理手段(BSM)は、インテリジェントネットワーク事象との遭遇を検出するよう構成される請求項19に記載のパケットネットワークのサービスノード。 - 上記ネットワークノードは、少なくとも1つのインテリジェントネットワーク事象が定義されるメモリ部分(MP)を備え、そして
上記セッション管理手段(BSM)は、インテリジェントネットワーク事象との遭遇を検出するよう構成される請求項19又は20に記載のパケットネットワークのサービスノード。 - 上記アプリケーション部分(AP)は、セッションに対する制御記録を形成し、そしてユーザのGPRSアタッチに応答してインテリジェントネットワークの制御原理を使用するように構成される請求項19、20又は21に記載のパケットネットワークのサービスノード。
- 上記アプリケーション部分(AP)は、セッションに対する制御記録を形成し、そしてユーザのPDPコンテクストアクチベーションに応答してインテリジェントネットワークの制御原理を使用するように構成される請求項19、20又は21に記載のパケットネットワークのサービスノード。
- 上記ノードは、パケット無線ネットワークのサービスサポートノード(SGSN)である請求項19、20、21、22又は23に記載のパケットネットワークのサービスノード。
- 上記ノードは、パケット無線ネットワークのゲートウェイサポートノード(GGSN)である請求項19、20、21又は22に記載のパケットネットワークのサービスノード。
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