JP2002259836A - 課金システム - Google Patents

課金システム

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JP2002259836A
JP2002259836A JP2001054056A JP2001054056A JP2002259836A JP 2002259836 A JP2002259836 A JP 2002259836A JP 2001054056 A JP2001054056 A JP 2001054056A JP 2001054056 A JP2001054056 A JP 2001054056A JP 2002259836 A JP2002259836 A JP 2002259836A
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charging
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billing
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Yoshiki Nakamatsu
芳樹 中松
Shinichi Masaki
愼一 正木
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H04L12/14Charging, metering or billing arrangements for data wireline or wireless communications
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のサーバ装置及び課金装置間のネットワ
ーク上に課金情報の集中的な送信に起因して輻輳が発生
した。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数のクライ
アント装置と、前記複数のクライアント装置へサービス
を前記ネットワークを経て提供するサーバ装置と、前記
サービスの提供に関する課金を行うために前記ネットワ
ークに接続された課金装置と、前記サーバ装置から前記
クライアント装置への前記サービスの提供を制御すべく
前記ネットワークに設けられる複数の第1の処理装置で
あって該第1の処理装置を経て前記クライアント装置に
前記サービスが提供されるとき該サービスに関し前記課
金装置による課金のための情報を蓄積する複数の第1の
処理装置と、前記ネットワークを経て前記複数の第1の
処理装置を巡回する巡回部を有し、該巡回部が巡回する
ことにより、前記各第1の処理装置が蓄積した前記課金
のための情報を収集し、収集した前記課金のための情報
を前記課金装置に提供する第2の処理装置とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
のサーバ装置からクライアント装置へのサービスの提供
について前記クライアント装置に課金を行う課金システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の課金システムでは、音楽
データ及び画像データのようなサービスを複数のクライ
アント装置に提供する複数のサーバ装置は、複数のクラ
イアント装置からサービスの提供を要求されると、該各
要求に応答してサービスをネットワーク経由でクライア
ント装置に提供するとともに、サービスについての課金
を行う課金装置へ、課金を行うために必要な課金情報、
例えばサービスの名称及び数量をネットワークを介して
送信する。課金装置は、複数のサーバ装置から課金情報
を受信すると、受信した該課金情報に基づき、サービス
を享受したクライアント装置にサービスの提供に関する
料金を請求する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の課金システムでは、複数のサーバ装置が、複数
のクライアント装置からサービスの提供を個々に要求さ
れるごとに、課金装置へ課金情報をネットワークを介し
て送信する。従って、複数のクライアント装置から複数
のサーバ装置への要求が短時間に集中すると、複数のサ
ーバ装置によるネットワークを介した課金装置への課金
情報の送信が短時間に集中することになる。そのため、
従来の前記課金システムでは、複数のサーバ装置及び課
金装置間のネットワーク上に前記課金情報の集中的な送
信に起因して輻輳が発生するという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明に係る課金システムは、ネットワークにそ
れぞれが接続された複数のクライアント装置と、前記複
数のクライアント装置へ少なくとも一つのサービスを前
記ネットワークを経て提供するサーバ装置と、前記サー
ビスの提供に関する課金を行うために前記ネットワーク
に接続された課金装置と、前記サーバ装置から前記クラ
イアント装置への前記サービスの提供を制御すべく前記
ネットワークに設けられる複数の第1の処理装置であっ
て該第1の処理装置を経て前記クライアント装置に前記
サービスが提供されるとき該サービスに関し前記課金装
置による課金のための情報を蓄積する複数の第1の処理
装置と、前記ネットワークを経て前記複数の第1の処理
装置を巡回する巡回部を有し、該巡回部が巡回すること
により、前記各第1の処理装置が蓄積した前記課金のた
めの情報を収集し、収集した前記課金のための情報を前
記課金装置に提供する第2の処理装置とを含むことを特
徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る課金システムの具体
例について説明する。 〈具体例1〉図1は、具体例1の課金システムの構成を
示す。具体例1の課金システム100は、図1に示され
ているように、ネットワーク1と、該ネットワークに接
続されたサーバ装置2と、該サーバ装置による前記サー
ビスの提供を制御するために後述の課金情報を蓄積す
る、前記ネットワーク1に接続された複数のルータ装置
3A〜3Cと、該ルータ装置を経由して前記サーバ装置
2から前記サービスを受信する、前記ルータ装置3A〜
3Cに接続されたクライアント装置4A〜4Fと、前記
サーバ装置2から前記クライアント装置4A〜4Fへの
前記サービスの提供について課金を行う、前記ネットワ
ーク1に接続された課金装置5と、前記課金装置5が課
金を行うための課金情報を前記ルータ装置3A〜3Cを
巡回することにより収集する管理装置6と、該管理装置
6及び前記ルータ装置3A〜3Cの動作を制御するため
の指示を与える管理端末7とを含む。
【0006】ネットワーク1は、例えば、スター型及び
デルタ型のようなトポロジー、並びに無線及び有線のよ
うな物理層を問わず、例えば、従来よく知られているイ
ンターネットで構成される。
【0007】サーバ装置2は、サービスとして、例え
ば、音楽データ、画像データ及びアプリケーション・ソ
フトのようなデータを、該データを構成する複数のパケ
ットを用いて前記クライアント装置4A〜4Fに提供す
る。パケットは、従来よく知られたパケットであり、例
えば、発信元アドレス、受信先アドレス、ユーザ名、サ
ービスの内容であるデータ、パケット長、及びパケット
の順番を示すシーケンス番号等を含む。
【0008】例えば、クライアント装置4Aが前記サー
バ装置2に音楽データの提供をネットワーク1を経て要
求すると、サーバ装置2は、クライアント装置4Aまた
はそのユーザを認証した後に、前記音楽データを構成す
る、前記のような構成の複数のパケットをネットワーク
1のルータ装置3Aを介してクライアント装置4Aに提
供する。
【0009】第1の処理装置であるルータ装置3A〜3
Cは、例えば、エッジノードから構成される。ここで、
一般に、エッジノードとは、複数のネットワーク間の境
界に設けられ、隣接するネットワーク間の境界を交差し
てクライアント装置にサービスを提供するときに、該サ
ービスを一方のネットワークから他方のネットワークに
転送する経路切換装置をいう。ルータ装置3A〜3C
は、互いに同一の構成を有することから、以下、ルータ
装置3Aのみについて説明する。
【0010】図2は、ルータ装置の構成を示す。ルータ
装置3Aは、図2に示されているように、図1に示され
たネットワーク1を介しての通信及び図1に示されたク
ライアント装置4Aまたは4Bとの相互通信を行うため
の通信部30と、サービスを要求したクライアント装置
4Aまたは4BのユーザのID、サービスの種類及び内
容、サービスの数量、及び課金すべき課金額等の課金情
報を蓄積するための常駐部80が格納された記憶部31
と、前記通信部30及び前記常駐部80を含むルータ装
置全体の動作の制御を行い、また後述する管理装置6の
巡回部90を機能させる処理部32とを含む。
【0011】通信部30は、クライアント装置4A及び
4Bからのサービス提供の要求をネットワーク1を介し
てサーバ装置2へ転送し、また、ネットワーク1を介し
てサーバ装置2から受信するサービスをクライアント装
置4A及び4Bへ中継する。
【0012】記憶部31に記憶されている常駐部80
は、図示の例では、記憶部31に格納された所定のプロ
グラムを処理部32が実行することにより構成され、前
記課金情報を蓄積するために機能する。記憶部31は、
常駐部80の他に、例えば、処理部32が通信部30及
び記憶部31を監視及び制御するために必要なプログラ
ム及びデータを予め記憶している。記憶部31は、それ
ぞれ、巡回部90のサイズを小さくするためのモジュー
ルを予め格納しておき、さらに、該モジュールの改版を
効率良く行うために、該モジュールの格納を管理装置6
からのダウンロードにより行うことが望ましい。
【0013】処理部32は、通信部30による通信及び
記憶部31のアクセスを制御し、また、前記常駐部80
を機能させる。さらに、処理部32は、後述の管理装置
6で管理を受ける巡回部90の巡回のために、巡回部9
0を機能させる。
【0014】再び図1を参照するに、クライアント装置
4A〜4Fは、例えば従来よく知られたパーソナル・コ
ンピュータ及びワークステーション等であり、一般の不
特定のユーザにより使用される。この不特定のユーザか
ら、サービス提供についての課金を確実にする等のため
に、サーバ装置2は、前記したように、ユーザからサー
ビス提供の要求があると、サービスの提供に先立ち、サ
ービス提供を要求したユーザまたはクライアント装置の
認証を行う。
【0015】課金装置5は、管理装置6から受け渡され
る前記課金情報に従って、サーバ装置2が提供したサー
ビスを享受したユーザに、金融機関からの自動引き落と
し、または電子メール及び郵送による請求書の送付等を
行う。金融機関からの自動引き落とし、または電子メー
ル及び郵送による請求書の送付等の処理は、従来よく知
られた課金装置におけると同様に行われる。
【0016】第2の処理装置である管理装置6は、課金
システム100全体を管理する機能を有する。管理装置
6は、具体的には、課金に必要な後述の課金システム情
報を管理し、また、課金情報をルータ装置3A〜3Cか
ら収集し、該収集された課金情報を課金装置5へ受け渡
す。
【0017】図3は、管理装置の構成を示す。前記した
機能を果たすために、管理装置6は、ネットワーク1及
び管理端末7に接続された通信部60と、ルータ装置3
A〜3Cの常駐部80に蓄積された課金情報を収集する
ための巡回部90が格納された記憶部61と、前記通信
部60及び処理部62を含む管理装置6全体の動作を制
御する。巡回部90は、記憶部61に格納された所定の
プログラムを処理部62が実行することにより構成され
る。
【0018】通信部60は、前記巡回部90をネットワ
ーク1経由でルータ装置3A〜3Cに巡回させ、また、
管理端末7から送信される、課金システムの動作に必要
な課金システム情報及び常駐部80及び巡回部90の設
定のための情報を受信する。
【0019】記憶部61は、例えばプログラムである巡
回部90及び該巡回部によるルータ装置3A〜3Cの巡
回の順序、及び巡回の周期又は巡回の開始時刻を規定す
る巡回リスト(図示せず)を記憶する。巡回リストは、
記憶部61に記憶されているだけでなく、巡回中の巡回
部90の巡回の順序を明確にすべく、巡回部90自身に
もまた記憶されている。記憶部61は、さらに、通信部
60及び処理部62が動作するために必要なプログラム
及びデータを記憶する。
【0020】処理部62は、通信部60による通信及び
記憶部61のアクセスを制御し、また、巡回部90を機
能させる。
【0021】図1を参照するに、管理端末7は、例え
ば、パーソナル・コンピュータ及びワークステーション
から構成されており、課金システム100の管理者が、
該課金システムの動作に必要な課金システム情報を管理
装置6に設定し、また、前記常駐部80をルータ装置3
A〜3Cに設定し、前記巡回部90を管理装置6に設定
するために用いられる。
【0022】図4は具体例1の課金システムの動作を示
すフローチャートである。以下、このフローチャートに
沿って動作を説明する。 ステップS100:課金システム100の管理者は、初
期設定として、管理端末7を用いて、課金システム10
0の前記課金システム情報、例えば、ルータ装置3A〜
3Cのアドレス、ネットワーク1のトポロジー等を管理
装置6へ送信し、また、例えばプログラムである巡回部
90及び常駐部80を管理装置6へ送信する。管理装置
6は、受信した前記課金システム情報及び前記巡回部9
0を記憶部61に格納する。管理装置6は、また、受信
した前記常駐部80をネットワーク1を介してルータ装
置3A〜3Cへ送信する。ルータ装置3A〜3Cは、そ
れぞれ、管理装置6から常駐部80を受信すると、該受
信した常駐部80をルータ装置3A〜3Cの記憶部31
に格納する。これにより、課金システム100の初期設
定が完了する。
【0023】ステップS110:課金システム100の
初期設定が完了すると、例えば、クライアント装置4A
のユーザは、クライアント装置4Aを用いて、サービス
の提供をルータ装置3A経由でサーバ装置2に要求す
る。
【0024】ステップS120:ステップS110での
クライアント装置4Aからのサービス要求に応答して、
サーバ装置2は、クライアント装置4Aへのサービスの
提供を開始する。即ち、サーバ装置2は、サービスを構
成する複数のパケットを順次、ルータ装置3Aを介して
クライアント装置4Aへ送信する。
【0025】ステップS130:ステップS120でサ
ービスの提供が開始されると、ルータ装置3Aでは、処
理部32は、サーバ装置2から送信されるパケットを監
視する。即ち、ルータ装置3Aは、前記複数のパケット
の発信元アドレス、受信先アドレス、ユーザ名、パケッ
ト長、パケットの個数等の計測情報を得るためにパケッ
トを計測する。処理部32は、前記サービスに対応する
パケットの送信が完了すると計測を終了し、計測された
前記計測情報を記憶部31に格納する。
【0026】ステップS140:ステップS130で計
測情報が得られると、ルータ装置3Aでは、さらに、常
駐部80は、処理部32により得られた前記計測情報に
基づき、課金装置5が課金をするために必要な課金情報
を算出する。課金情報の算出は、例えば、クライアント
装置からのサービスの要求時毎に行い、また、算出の結
果は、例えば、サービスの内容毎にソートすることが望
ましい。
【0027】ステップS150:ステップS140で課
金情報が算出されると、管理装置6は、前記巡回リスト
に規定された巡回の開始時刻になると、巡回部90をネ
ットワーク1を介して、ルータ装置3A〜3Cに巡回さ
せる。より正確には、管理装置6は、巡回リスト順序に
従って巡回部90を巡回させるために、例えば、巡回部
90をネットワーク1を介してルータ装置3Aへ送信す
る。
【0028】巡回部90は、ネットワーク1を介してル
ータ装置3Aに到達すると、ルータ装置3Aの常駐部8
0から前記課金情報を収集した後、前記巡回リストに従
って、ルータ装置3Bへ移動する。以下、同様にして、
ルータ装置3B及び3Cで常駐部80から課金情報を収
集した後、前記巡回リストに従って、管理装置6へ帰還
する。
【0029】ステップS160:ステップS150で巡
回部90が帰還すると、管理装置6は、巡回部90がル
ータ装置3A〜3Cの常駐部80から収集した課金情報
を、ネットワーク1を介して課金装置5に受け渡す。
【0030】ステップS170:ステップS160で管
理装置6から課金情報を受け取ると、課金装置5は、例
えば、自動引き落とし、あるいは請求書の送付等により
前記サービスを享受したクライアント装置4Aのユーザ
に課金する。
【0031】上述したように、具体例1の課金システム
では、第2の処理装置である管理装置6に設けられた巡
回部90が、第1の処理装置であるルータ装置3A〜3
Cに設けられた常駐部80を順次、巡回することによ
り、該常駐部80が蓄積した、課金装置5による課金の
ための課金情報を収集し、収集した該課金情報を前記課
金装置5に提供することから、従来の課金システムと異
なり、複数のサーバ装置が短時間のうちに同時に課金装
置へ別個に課金情報を送信することに起因する、複数の
サーバ装置及び課金装置間のネットワーク上での輻輳を
回避することが可能になる。
【0032】〈具体例2〉図5は、具体例2の課金シス
テムの構成を示す。具体例2の課金システム200は、
具体例1の課金システム100と異なり、2台のサーバ
装置2A及び2Bを有しており、両サーバ装置2A及び
2Bは、提供するサービス20A、20Bの内容を異に
する。例えば、サーバ装置2Aは、サービス20Aとし
て、音楽データのみを提供し、サーバ装置2Bは、サー
ビス20Bとして、映像データのみを提供する。
【0033】図6は、具体例2のルータ装置の構成を示
す。具体例2のルータ装置3Aは、具体例1のルータ装
置3Aと異なり、記憶部31に、前記サーバ装置2Aの
サービス20A及びサーバ装置2Bのサービス20Bに
対応する2つの常駐部80A及び80Bを有する。常駐
部80Aは、サーバ装置2Aのサービス20Aについて
の課金情報を収集し、他方、常駐部80Bは、サーバ装
置2Bのサービス20Bについての課金情報を蓄積す
る。
【0034】図7は、具体例2の管理装置の構成を示
す。具体例2の管理装置6は、具体例1の管理装置6と
異なり、記憶部61に、サーバ装置2Aのサービス20
A及びサーバ装置2Bのサービス20Bに対応する2つ
の巡回部90A及び90Bを有する。巡回部90Aは、
ルータ装置3A〜3Cに設けられている常駐部80Aが
蓄積する、サーバ装置2Aのための課金情報をルータ装
置3A〜3Cの巡回により収集し、他方、巡回部90B
は、ルータ装置3A〜3Cに設けられている常駐部80
Bが蓄積する、サーバ装置2Bのための課金情報をルー
タ装置3A〜3Cの巡回により収集する。より具体的に
は、巡回部90A及び90Bは、それぞれ別個に、具体
例1で説明した巡回リストに従って、ルータ装置3A〜
3Cの常駐部80A及び80Bを巡回することにより、
サーバ装置2A及び2Bのための課金情報を収集する。
ネットワーク1のトラフィックを軽減する観点から、巡
回部90A及び90Bが巡回を開始する時刻を異ならせ
ることが望ましい。
【0035】具体例2の課金システムの動作について説
明する。具体例2の課金システム200の動作は、具体
例1の課金システム100の動作と概ね同一であること
から、両具体例の相違点のみを、具体例1の課金システ
ムの動作を示す図4を参照しつつ説明する。説明及び理
解を容易にすべく、クライアント装置4Aのユーザが、
サーバ装置2A及び2Bにサービス20A、20Bの提
供を要求したことを想定する。
【0036】ステップS130:図4のステップS10
0〜S110を経てサービス20A及び20Bの提供が
開始されると、ルータ装置3Aでは、処理部32は、サ
ーバ装置2A及び2Bから送信されるパケットを監視す
る。即ち、ルータ装置3Aは、前記複数のパケットの発
信元アドレス、受信先アドレス、ユーザ名、パケット
長、パケットの個数等の計測情報を得るためにパケット
を計測する。処理部32は、前記サービス20A及び2
0Bに対応するパケットの送信が完了すると計測を終了
し、計測された前記計測情報を記憶部31に格納する。
【0037】ステップS140:ルータ装置3Aでは、
さらに、常駐部80Aは、処理部32により得られた、
サービス20Aについての前記計測情報に基づき、サー
ビス20Aについて課金装置5が課金をするために必要
な課金情報を算出する。また、常駐部80Bは、処理部
32により得られた、サービス20Bについての前記計
測情報に基づき、サービス20Bについて課金装置5が
課金をするために必要な課金情報を算出する。
【0038】ステップS150:管理装置6は、前記し
た巡回部90Aのための巡回リストに規定された巡回開
始時刻になると、巡回部90Aをネットワーク1を介し
て、ルータ装置3A〜3Cに巡回させる。管理装置6
は、同様にして、前記した巡回部90Bのための巡回リ
ストに規定された巡回開始時刻になると、巡回部90B
をネットワーク1を介して、ルータ装置3A〜3Cに巡
回させる。
【0039】巡回部90Aは、ネットワーク1経由でル
ータ装置3Aに到達すると、ルータ装置3Aの常駐部8
0Aからサービス20Aについての課金情報を収集した
後、前記巡回リストに従って、ルータ装置3Bへ移動す
る。以下、同様にして、ルータ装置3Bの常駐部80A
及びルータ装置3Cの常駐部80Aからサービス20A
についての課金情報を収集した後、前記巡回部90A用
の巡回リストに従って、管理装置6へ帰還する。巡回部
90Bもまた、同様にして、ルータ装置3A〜3Cの常
駐部80Bからサービス20Bについての課金情報を収
集した後、前記巡回部90B用の巡回リストに従って、
管理装置6に帰還する。
【0040】ステップS160:巡回部90Aが帰還す
ると、管理装置6は、巡回部90Aが収集した、サーバ
装置2Aのサービス20Aに関する課金情報を課金装置
5へネットワーク1を介して受け渡す。また、巡回部9
0Bが帰還すると、管理装置6は、巡回部90Bが収集
した、サーバ装置2Bのサービス20Bに関する課金情
報を課金装置5へネットワーク1を介して受け渡す。
【0041】上記したように、具体例2の課金システム
では、サーバ装置2A及び2Bが提供する互いに異なる
サービス20A及び20Bに対応する、ルータ装置3A
〜3Cに設けられた常駐部80A及び80Bが、それぞ
れサービス20Aについての課金情報及びサービス20
Bについての課金情報を蓄積し、巡回部90Aが、常駐
部80Aに蓄積されたサービス20Aについての課金情
報を収集し、また、巡回部90Bが、常駐部80Bに蓄
積されたサービス20Bについての課金情報を収集し、
該収集されたサービス20A及び20Bについての課金
情報を課金装置5に受け渡すことから、具体例1の課金
システム100と同様に、サーバ装置2A及び2Bと課
金装置5との間でのネットワーク1上の集中的な課金情
報の送受信に起因する輻輳の発生を回避することが可能
になる。
【0042】〈具体例3〉具体例3の課金システムにつ
いて説明する。具体例3の課金システムは、具体例2の
課金システム200と同様に、図5に示される2つのサ
ーバ装置2A及び2Bを備え、また、ルータ装置3A〜
3Cもまた、具体例2と同様にして、図6に示される2
つの常駐部80A及び80Bを備える一方で、管理装置
6は、具体例1の課金システム100と同様にして、図
3に示される1つの巡回部90を備える。
【0043】具体例3のサーバ装置2A、2B、及び常
駐部80A、80Bの動作は、前記した具体例2のそれ
らの動作と同様である。他方、具体例3の巡回部90の
動作は、前記した具体例1及び具体例2の巡回部90、
90A、90Bの動作と異なり、ルータ装置3A〜3C
に設けられている常駐部80A及び80Bが蓄積する、
サーバ装置2Aのサービス20Aについての課金情報及
びサーバ装置2Bのサービス20Bについての課金情報
の両情報をルータ装置3A〜3Cの巡回により収集す
る。
【0044】具体例3の課金システムの動作について説
明する。具体例3の課金システムの動作は、具体例1及
び具体例2の課金システムの動作と概ね同一であること
から、以下、具体例1の動作を示す図4を参照しつつ説
明する。説明及び理解を容易にすべく、具体例2と同様
に、クライアント装置4Aのユーザが、サーバ装置2A
及び2Bにサービス20A及び20Bの提供を要求した
ことを想定する。
【0045】ステップS150:具体例2のステップS
100〜S140を経て、ルータ装置3A〜3Cで、常
駐部80A及び80Bが、それぞれ、サービス20Aに
ついての課金情報及びサービス20Bについての課金情
報を算出した後、管理装置6は、前記巡回リストに規定
された巡回開始時刻になると、巡回部90をネットワー
ク1を介して、ルータ装置3A〜3Cに巡回させる。
【0046】巡回部90は、ネットワーク1を経由して
ルータ装置3Aに到達すると、ルータ装置3Aの常駐部
80A及び常駐部80Bの両部からサービス20Aにつ
いての課金情報及びサービス20Bについての課金情報
の両課金情報を収集した後、前記巡回リストに従って、
ルータ装置3Bへ移動する。以下、同様にして、ルータ
装置3Bの常駐部80A及び常駐部80Bの両部から、
前記両課金情報を収集し、またルータ装置3Cの常駐部
80A及び常駐部80Bの両部から前記両課金情報を収
集した後、前記巡回リストに従って、管理装置6へ帰還
する。
【0047】ステップS160:巡回部90が帰還する
と、管理装置6は、巡回部90が収集した、サーバ装置
2Aのサービス20Aについての課金情報、及びサーバ
装置2Bのサービス20Bについての課金情報をネット
ワーク1を介して課金装置5に受け渡す。
【0048】上記したように、具体例3の課金システム
によれば、管理装置6に設けられた1つの巡回部90
が、ルータ装置3A〜3Cに設けられた2つの常駐部8
0A及び80がそれぞれ蓄積する、サービス20Aにつ
いての課金情報及びサービス20Bについての課金情報
の両課金情報を収集し、収集された該課金情報を課金装
置5に提供することから、具体例1及び具体例2の課金
システムと同様に、サーバ装置及び課金装置5間のネッ
トワーク上での輻輳の発生を回避することが可能にな
る。
【0049】さらに、具体例2の課金システムと異な
り、1つの巡回部90が、サービス20Aについての課
金情報及びサービス20Bについての課金情報の両課金
情報を収集することから、2つの巡回部90A及び90
Bを用いて収集する具体例2に比べて、効率的に課金情
報を収集することが可能になる。
【0050】〈具体例4〉具体例4の課金システムにつ
いて説明する。具体例4の課金システムは、具体例2の
課金システム200と同様に、図5に示される2つのサ
ーバ装置2A及び2Bを有する。他方、ルータ装置3A
〜3Cは、具体例1と同様に、図2に示される1つの常
駐部80を有し、管理装置6もまた、具体例1と同様
に、図3に示される1つの巡回部90を備える。
【0051】具体例3のサーバ装置2A及び2Bは、具
体例2のそれらの動作と同一である。他方、ルータ装置
3A〜3Cに設けられている常駐部80は、具体例1の
常駐部80と異なり、サーバ装置2Aが提供するサービ
ス20Aについての課金情報及びサーバ装置2Bが提供
するサービス20Bについての課金情報の両情報を蓄積
し、また、管理装置6に設けられている巡回部90もま
た、具体例1の巡回部90と異なり、サービス20Aの
課金情報及びサービス20Bの課金情報の両課金情報を
収集する。
【0052】具体例4の課金システムの動作について説
明する。具体例4の課金システムの動作は、具体例1〜
具体例3の課金システムの動作と概ね同一であることか
ら、以下、具体例1の動作を示す図4を参照しつつ説明
する。説明及び理解を容易にすべく、具体例2及び具体
例3と同様に、クライアント装置4Aのユーザが、サー
バ装置2A及び2Bにサービス20A及び20Bの提供
を要求したことを想定する。
【0053】ステップS150:具体例1のステップS
100〜S140を経て、ルータ装置3A〜3Cで、常
駐部80が、サービス20Aについての課金情報及びサ
ービス20Bについての課金情報を算出した後、管理装
置6は、前記巡回リストに規定された巡回開始時刻にな
ると、巡回部90をネットワーク1を介して、ルータ装
置3A〜3Cに巡回させる。
【0054】巡回部90は、ルータ装置3Aに到達する
と、ルータ装置3Aの常駐部80から、サービス20A
についての課金情報及びサービス20Bについての課金
情報の両課金情報を収集した後、前記巡回リストに従っ
て、ルータ装置3Bへ移動する。以下、同様にして、ル
ータ装置3Bの常駐部80から、サービス20Aについ
ての課金情報及びサービス20Bについての課金情報の
両課金情報を収集し、またルータ装置3Cの常駐部80
から、サービス20Aについての課金情報及びサービス
20Bについての課金情報の両情報を収集した後、前記
巡回リストに従って管理装置6へ帰還する。
【0055】ステップS160:巡回部90が帰還する
と、管理装置6は、巡回部90が収集した、サーバ装置
2Aのサービス20Aについての課金情報及びサーバ装
置2Bのサービス20Bについての課金情報の両課金情
報をネットワーク1を介して課金装置5に受け渡す。
【0056】上記したように、具体例4の課金システム
によれば、ルータ装置3A〜3Cに設けられた1つの常
駐部80が、2つのサービス20A及び20Bについて
の課金情報を蓄積し、管理装置6に設けられた1つの巡
回部90が、常駐部80により蓄積された、サービス2
0Aについての課金情報及びサービス20Bについての
課金情報の両情報を収集し、収集された該課金情報を課
金装置5に引き渡すことから、具体例1〜具体例3と同
様にして、サーバ装置及び課金装置間のネットワーク上
での輻輳の発生を回避することが可能になる。
【0057】さらに、具体例4の課金システムでは、1
つの常駐部が、2つのサービスについての課金情報を蓄
積し、また、1つの巡回部が、前記1つの常駐部により
蓄積された2つのサービスについての課金情報を収集す
ることから、課金情報の蓄積及び課金情報の収集を効率
的に行うことが可能になる。
【0058】〈具体例5〉具体例5の課金システムにつ
いて説明する。具体例5の課金システムは、サービスを
提供した後に課金を行う前記具体例1〜4の動作と異な
り、サービスの提供に先立ち前払いされた金額、即ちプ
リペードされた金額に従って、サービスを提供すること
を特徴とする。
【0059】具体例5の課金システムの全体の構成は、
具体例1〜4の課金システムのいずれであってもよい。
具体例5の課金システムでは、ルータ装置3A〜3Cに
到達した巡回部90が、プリペード金額に基づき、サー
バ装置2によるクライアント装置4A〜4Fへのサービ
スの提供を制御する。
【0060】図8は、具体例5の動作を示すフローチャ
ートである。具体例5の課金システムの動作は、具体例
1〜具体例4の課金システムの動作と概ね同一であるこ
とから、以下、具体例1の動作を示す図4を併用しつつ
説明する。
【0061】なお、説明及び理解を容易にすべく、クラ
イアント装置4Aのユーザが、サーバ装置2が提供する
サービスについて任意の金額を予め支払っており、管理
端末7、管理装置6、またはクライアント装置4Aによ
り、ユーザ名、前記支払われた金額及び残額が、ルータ
装置3Aの記憶部31に格納されていることを想定す
る。
【0062】ステップS300:図4のステップS10
0〜S140の手順と同様な手順により、管理装置6
は、巡回リストに規定された巡回開始時刻になると、巡
回部90をネットワーク1経由でルータ装置3A〜3C
に巡回させる。 ステップS310:巡回部90は、ネットワーク1経由
でルータ装置3Aに到達すると、ルータ装置3Aの常駐
部80から該常駐部が蓄積した課金情報を受け取る。ま
た、ルータ装置3Aの常駐部80は、巡回部90の動作
とは別個独立して、予め記憶している前記残額から該課
金情報に含まれる課金額を減算することにより、新たに
残額を得る。
【0063】ステップS320:常駐部80は、新たに
得られた残額が正であるか否かを判断する。 ステップS330:残額が正であるとき、常駐部80
は、残額が、ユーザに残額が残り少ないことを通知する
ための閾値である所定の注意額であるか否かを判断す
る。 ステップS340:残額が注意額以下であると判断され
ると、常駐部80は、サービスの享受のための残額が僅
少である旨をクライアント装置4Aのユーザに通知す
る。
【0064】ステップS350:残額が正でないときに
は、常駐部80は、ルータ装置3Aに、クライアント装
置4Aへのサーバ装置2からのサービスの転送を禁止す
る。この禁止により、ルータ装置3Aは、クライアント
装置4Aからサービス20Aの提供を要求されたときに
は、該要求を拒否し、また、サーバ装置2Aからサービ
ス20Aを提供されたときには、該サービス20Aをク
ライアント装置4Aへ転送しない。ルータ装置3Aは、
また、サーバ装置2Aにサービス提供のリトライを行う
ことを回避させるために、サービス20Aを受信した旨
を示す受信応答確認をサーバ装置2Aへ返信する。
【0065】ステップS360:残額が正でないときに
は、常駐部80は、また、サーバ装置2のサービスにつ
いてのクライアント装置4Aのユーザの残額が正でない
旨を管理装置6に通知する。管理装置6は、常駐部80
から前記通知を受け取ると、通知の内容をクライアント
装置4Aのユーザに知らせる。具体例1〜具体例4と異
なり、課金装置5が課金を決済する必要が無いことか
ら、巡回部90は、巡回リストに従って管理装置6に帰
還しても、課金情報を課金装置5に提供しない。
【0066】上記したように、具体例5の課金システム
では、サービスを提供した後にユーザに課金する具体例
1〜具体例4と異なり、常駐部80が、ルータ装置3A
〜3Cで、予めユーザが支払っているプリペード金額に
基づき、前記ユーザが要求するサービスの提供を制御す
ることから、課金装置5へ課金情報を提供する必要が無
いことから、結果的に、具体例1〜具体例4と同様にし
て、サーバ装置及び課金装置5間のネットワーク上での
輻輳の発生を回避することが可能になる。
【0067】さらに、常駐部80が、サーバ装置2によ
るクライアント装置4A〜4Fへのサービスの提供を、
プリペード金額に基づき許可または禁止することから、
例えば、サーバ装置2がサービスを提供したにも拘わら
ずユーザから料金を徴収することができないという事
態、あるいは、クライアント装置4A〜4Fが予算以上
に多額のサービスを享受するという事態を回避すること
が可能になる。
【0068】具体例5の課金システムでは、常駐部80
は、プリペード金額に基づきサーバ装置からクライアン
ト装置へのサービスの提供を制御する。このプリペード
金額に代えて、予め契約された契約通信時間に基づきサ
ービスの提供を制御することも可能である。
【0069】その場合、常駐部80は、ルータ装置3A
〜3Cで、パケットの通信時間を監視することにより、
前記契約通信時間から該通信時間を減算することにより
残りの通信時間を算出し、該得られた残り時間に基づい
て、前記残額に基づく動作と同様にルータ装置3A〜3
Cにサービスの転送を禁止し、また、管理装置6に残り
時間が皆無である旨を通知する。このような動作によ
り、具体例1〜具体例4と同様にサーバ装置及び課金装
置間での輻輳の発生を回避することができることに加
え、通信時間を金額に換算する等の処理が必要が無いこ
とから、上記プリペード金額に基づくサービス提供の制
御に比べて、計算処理を軽減することが可能になる。
【0070】具体例1〜5の課金システムでは、予め巡
回の順序及び巡回の周期等を規定された巡回リストに従
って、巡回部90がルータ装置3Aから3Cを巡回す
る。この巡回リストに代えて、課金システムの管理者
が、管理端末7から巡回部90による巡回を規定するた
めの命令を任意に入力することが望ましい。
【0071】その場合、管理者は、管理端末7から、巡
回部90の巡回開始時刻、ルータ装置3A〜3Cのうち
巡回すべきルータ装置、巡回の順序、及び巡回させる周
期等の巡回命令を入力し、管理装置6は、該入力された
巡回命令を管理端末7から受け取ると、巡回部90及び
記憶部61に格納する。巡回部90は、前記巡回リスト
に従う代わりに、管理端末7から入力された前記巡回命
令に従って巡回を行う。このように、巡回部90が、管
理者が指定する巡回命令に従って巡回することから、具
体例1〜5の課金システムに比べて、より柔軟に課金情
報を収集することが可能になる。
【0072】
【発明の効果】本発明に係る課金システムによれば、上
記したように、第2の処理装置が有する巡回部が、サー
バ装置からクライアント装置へのサービスの提供につい
て課金装置が行う課金のための課金情報を蓄積する複数
の第1の処理装置をネットワーク経由で順次、巡回する
ことにより、該複数の第1の処理装置に蓄積された前記
課金情報を収集した後、収集した該課金情報を前記課金
装置に提供する。これにより、従来のような複数のサー
バ装置が個々に課金情報を前記課金装置へ短時間の間に
送信することに起因する、ネットワーク上での集中的か
つ過大なトラフィックである輻輳を回避することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の課金システムの構成を示す図であ
る。
【図2】具体例1のルータ装置の構成を示す図である。
【図3】具体例1の管理装置の構成を示す図である。
【図4】具体例1の課金システムの動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】具体例2の課金システムの構成を示す図であ
る。
【図6】具体例2のルータ装置の構成を示す図である。
【図7】具体例2の管理装置の構成を示す図である。
【図8】具体例5の課金システムの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 サーバ装置 3A〜3C ルータ装置 4A〜4F クライアント装置 5 課金装置 6 管理装置 7 管理端末

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークにそれぞれが接続された複
    数のクライアント装置と、 前記複数のクライアント装置へ少なくとも一つのサービ
    スを前記ネットワークを経て提供するサーバ装置と、 前記サービスの提供に関する課金を行うために前記ネッ
    トワークに接続された課金装置と、 前記サーバ装置から前記クライアント装置への前記サー
    ビスの提供を制御すべく前記ネットワークに設けられる
    複数の第1の処理装置であって該第1の処理装置を経て
    前記クライアント装置に前記サービスが提供されるとき
    該サービスに関し前記課金装置による課金のための情報
    を蓄積する複数の第1の処理装置と、 前記ネットワーク経由での前記複数の第1の処理装置を
    巡回する巡回部を有し、該巡回部の巡回により、前記各
    第1の処理装置が蓄積した前記課金のための情報を収集
    し、収集した前記課金のための情報を前記課金装置に提
    供する第2の処理装置とを含むことを特徴とする課金シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記第2の処理装置は、前記サービス内
    容毎の巡回部を有し、前記各サービス内容毎に対応する
    前記巡回部は、前記複数の第1の処理装置の前記課金の
    ための情報をそれぞれ収集することを特徴とする請求項
    1記載の課金システム。
  3. 【請求項3】 前記第2の処理装置の前記各巡回部は、
    前記複数の第1の処理装置の巡回を開始する時刻を互い
    に異にすることを特徴とする請求項2記載の課金システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第2の処理装置は、複数のサービス
    内容のそれぞれに対応する少なくとも一つの巡回部を有
    し、該巡回部は、前記サービス内容毎に前記複数の第1
    の処理装置に蓄積された前記課金のための情報をそれぞ
    れ収集することを特徴とする請求項1記載の課金システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記第1の処理装置は、前記複数のサー
    ビスの前記課金のための情報を蓄積することを特徴とす
    る請求項1記載の課金システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の処理装置は、前記クライアン
    ト装置が前記サービスの提供のために定めた金額を参照
    して、前記サーバ装置から前記クライアント装置への前
    記サービスの提供を制御することを特徴とする請求項1
    記載の課金システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の処理装置は、前記クライアン
    ト装置が前記サービスの提供のために定めた時間を参照
    して、前記サーバ装置から前記クライアント装置への前
    記サービスの提供を制御することを特徴とする請求項1
    記載の課金システム。
  8. 【請求項8】 さらに、前記第1の処理装置及び第2の
    処理装置のうち少なくとも一方の動作を制御するための
    管理端末を含むことを特徴とする請求項1記載の課金シ
    ステム。
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