JP3848737B2 - 偏肉調整が容易な押出し成形ダイとその偏肉調整装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、押出し機によりパリソン等の筒状体を押出し成形する際に、押出し機のダイヘッドに於ける成形体の肉厚を調整する装置に係わり、特に、ブロー成形用のパリソンを成形中、パリソンの円周方向の肉厚が所定のものから偏肉した形状になった際に、肉厚を自動的に調整することができるようにした押出し成形ダイの偏肉調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、材料としての種々の合成樹脂の発達と、その合成樹脂の加工技術の進歩に伴って、金属やガラスに代わって合成樹脂が色々な分野で多用されるようになってきた。
中でも、生活様式の変化とそれに伴った物流過程の面から、安価で且つ軽量で、割れにくい等の理由により、中空容器が広い範囲で大量に使用されるようになってきている。
【0003】
一般的には、このような中空容器は、押出しブローまたは射出ブロー成形によって製品化されているが、中でも、押出しブロー成形は、射出ブロー成形に比べて成形装置が複雑でなくて、生産速度も大きいので広く採用されている。
ところで、合成樹脂を中空容器に押出しブロー成形するためのパリソンを押出し成形する工程で、筒状をしたパリソンを均一な肉厚に成形することが必要であるが、パリソンを連続的に成形するうちに、溶融樹脂の温度分布の変動や押出し圧力の変動によりパリソンの肉厚に偏肉が生じて、円周方向の肉厚が均一でなくなることがしばしばあった。
【0004】
そして、偏肉した状態のパリソンを用いてブロー成形された中空容器は、容器の胴壁部に肉厚部分と肉薄部分とが生じるので、耐内圧力や耐衝撃性が小さい肉薄部分に応力が集中して、当該部分で破損し易い不良品となる。
そこで、このような中空容器の胴壁の肉厚にばらつきのある不良品の発生を防止するには、パリソンの偏肉を調整して肉厚が均一になるようにパリソンを成形しなければならない。
【0005】
従来のパリソン成形装置に於いて、パリソンの肉厚を調整するものとしては、図6に示すような構成を有する押出しヘッドが、一般的に用いられている。
即ち、押出しヘッド31の筒状の先端部には、保持リング32を介してオリフィスダイ33が支持ボルト34aにより軸方向へ調節自在に取り付けられると共に、前記保持リングに保持されたオリフィスダイは偏肉調整ボルト34bにより半径方向に調整可能に配置されている。
また、押出しヘッドの中心部には、マンドレル35が樹脂通路35aを形成するように配置されて、該マンドレルの先端部にオリフィスダイとの間で樹脂を押出し成形するオリフィス口を形成するコア部材35bが間隙調節可能に設けられている。
【0006】
上記のように構成されたパリソン押出しヘッド31は、押出しヘッドの筒状先端部の環状オリフィスダイ33に対してマンドレルの先端部が適当な位置になるように固定し、続いて、支持ボルト34a及びコア部材35bにより微調整を行って、オリフィス口の間隙が予め決められたパリソンの肉厚になるように設定した後、押出機により溶融混練された熱可塑性合成樹脂を押出しヘッドからパリソンに押出し成形して、中空容器にブロー成形される。
そして、連続して押出し成形中にパリソンに偏肉が生じた場合には、偏肉量に応じて偏肉調整ボルト34cによりダイリング33aを調節して、パリソンの肉厚を調整するようにしたものである。
【0007】
しかし、上記の押出しヘッドに於いて偏肉を調整するには、ブロー成形を中止して人手により偏肉調整ボルトを操作しなければならず、また、偏肉を検知するには、成形作業中に目視により点検していて、サンプルを取って測定しなければならず、更に、オリフィス開口の隙間の調整には熟練を要すると共に作業時間がかかるので、生産性の向上がはかりにくいと言う問題があった。
尚、上記のような押出しヘッドに於いて、偏肉調整ボルトを人手により操作するのに代えて、油圧シリンダーを用いて自動的に調整するようにしたものとして、実開平6−63324号に記載するようなものがある。
【0008】
そこで、上記のような欠点をなくしたものとして、実開昭64−40610号に記載されるように、パリソンの偏肉の検知と押出しヘッドのオリフィスダイの開口部の調整とを自動的に行うようにした偏肉調整装置が知られている。
その偏肉調整装置は、図5に示すように、パリソンpの押出しヘッドに於いて、オリフィスダイ21を保持するダイホルダー22の外周部に、複数のサーボバルブ23を等間隔の位置で対向するように配置すると共に、該サーボバルブのロッド先端23aがダイの外側面に当接するように設けて、更に、複数の非接触型のパリソン肉厚測定器24を、前記サーボバルブ23に対応する位置の下方で、且つ、オリフィスダイ21の開口端より下部位置に存するように設けたブラケット24aにより支持して、パリソンpを成形するための押出しダイが構成されている。
【0009】
そして、前記各肉厚測定器24を演算回路25に接続すると共に、各サーボバルブ23をサーボアンプ26に接続して、且つ、該演算回路25とサーボアンプ26とを油圧サーボ制御回路27に接続することにより偏肉調整用の制御回路を構成して、前記肉厚測定器24により測定してパリソンpの偏肉を演算した結果に基づいて、油圧サーボ制御回路27を通してサーボアンプ26によりサーボバルブ23を自動的にオリフィスダイの開口を修正してパリソンの肉厚を制御するようにしたものである。
【0010】
しかし、上記したような発明に於いて偏肉の調整をするには、いずれもダイの外部側面に設けられた幾つかの調節ボルト等を進退させることにより、オリフィスダイの開口幅を調整して偏肉をなくすようにしたものであるから、複雑な調整操作を要するものである。
そこで、本件出願人は、オリフィスダイの開口幅をもう少し簡単に調整する方法はないかと色々と検討した結果、オリフィスダイの外側面に設けられた調節ボルト等を一々操作してオリフィスダイの開口幅を調整するのではなくて、ダイ内部のマンドレルの先端部分に設けた偏向可能なダイコアー部分を、上下あるいは左右方向等に僅かに移動させることによりパリソンの偏肉を簡単に調整することができるとの結論に達することができた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ブロー成形用のパリソンを押出し成形するためのクロスベッド型の押出しダイに於いて、パリソンの成形中に偏肉が生じた場合に、人の手によって調節ボルト等を操作してオリフィスダイの開口幅を調整することなしに、機械により偏肉を測定した結果に基づいてオリフィスダイの開口幅を自動的に調整できるようにすることにより、成形装置を停止することなしに、簡単にオリフィスダイの開口幅を修正できるようにする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
パリソン成形用のクロスベッド型の押出しダイに於いて、軸芯部に貫通孔を形成した中空マンドレルの貫通孔内にガイドスリーブを挿通して設けて、該ガイドスリーブにエアーチューブを挿通してオリフィスダイのダイコアー部を形成して、該エアーチューブをステッピングモーターにより三次元的に変動可能に支持して設けて押出しダイを構成する。
そして、前記オリフィスダイの開口部のやや下部位置には、非接触型の偏肉測定装置を配置すると共に、該偏肉測定器からの信号を処理して予め設定した値に対応してステッピッングモーターを作動して前記エアーチューブを制御する偏肉制御装置を設けてパリソンの偏肉を修正するように構成する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本願発明の押出しダイDを用いてパリソンを成形して中空容器にブロー成形するには、図1及び図4に示すように、押出機Eにより連続的に押出し成形されたパリソンPは偏肉測定装置2によりパリソンの形状や肉厚が測定されおり、偏肉が測定されると直ちにその信号は偏肉制御装置3に送られて、演算処理部3cで偏肉測定装置2の各偏肉測定装置2a,2b,2c,2dで測定した値を総合的に演算処理して、偏肉の度合いと位置とからなる偏肉値を演算する。
演算された偏肉値の信号は制御部3bへと送られて、設定部3aに於いて予め設定された値と比較されて、その差は制御信号となってステッピングモーター部1a,1bまたは位置制御モーター部1cへ送られる。
前記各モーター部では、受け取った偏肉の差の信号に対応する値だけモーターを作動させて、マンドレル中心のエアーチューブ7を所定方向へ変動せしめることにより、オリフィス口を調整して自動的にパリソン肉厚を補正する。
【0014】
【実施例】
本願発明の偏肉調整装置について、以下に図面を参照しつつ、一つの実施例に基づいて説明する。
押出機Eに連結されたパリソンPを成形するクロスベッド型をした本願発明の押出しダイDは、図2に示すように、ダイヘッド4の中央部に設けられるマンドレル5が、軸芯部を縦方向に貫通する中空孔が形成された中空マンドレル51と該マンドレルの中空孔内に嵌合されたマンドレル芯体54とから構成される。
そして、前記中空マンドレル51の先端部はオリフィスダイの内側に位置するように垂設されて、該中空マンドレル51の中空孔内には、同心状に挿通して設けられた中空のガイドスリーブ52と、該ガイドスリーブ内に挿通された中心部に空気孔7aが貫通した芯棒(エアーチューブ)53とからなるマンドレル芯体54が揺動、且つ、慴動可能に嵌合されて、前記芯棒の先端部53aはオリフィスダイ4aの開口面に位置してダイコアー部を形成するように設定されて押出しダイDが形成されている。
【0015】
上記したエアーチューブ53は、オリフィスダイのダイコアー部を構成してダイの開口部の調整をすると共に、中心部に空気連通孔を設けたパリソンの変形を防止するためのもので、截頭円錐形状をしたオリフィスダイのコアー部分を形成する先端部53aと、ガイドスリーブ52の先端開口部52aに接する外形が球形状をなした中間部分53bと、ガイドスリーブ内に挿通する棒状をした後端部分53cとからなり、該エアーチューブ53は、中間部分53bの球状曲面がガイドスリーブ52の先端開口面52aに接するように前記ガイドスリーブ52内に挿通されている。
そして、前記エアーチューブ53は、前記球面状の接触面を支点として揺動可能にガイドスリーブ52内に支持されると共に、後端部53dがガイドスリーブ52の後端フランジ部52bに揺動調整ボルト6a,6bを介して一体に結合されてマンドレル芯体54に形成しされて、該マンドレル芯体を前記中空マンドレル51内に嵌合して押出しダイのマンドレル体5が構成される。
【0017】
上記のようにして形成されたマンドレル体5が、押出機にクロスヘッド型に設けられたダイヘッド4内に取り付けられた押出しダイDに対しては、図1に示すように各種の制御手段を設けることにより、パリソンの偏肉を自動調整が可能な押出し装置に構成される。
即ち、ダイヘッド4の中央部に中空マンドレル51を嵌合して、その周側面に樹脂通路4bを形成するようにして密閉した天板4cが固定されてなる中空マンドレル51内に、ガイドスリーブ52とエアーチューブ53を揺動可能に一体に結合してなるマンドレル芯体54を、前記天板の開口部を貫通して上下方向に慴動可能に係合して設けてマンドレル体5を構成して、該マンドレル体5の先端部(截頭円錐形状をしたエアーチューブ先端部)のダイコアー部53aがオリフィスダイ4aと同一面の中心部に位置するようにダイヘッド4に設けた調節ボルト4d,4eを調節して、均一な肉厚のパリソンが成形可能な押出しダイDを構成する。
【0018】
このように構成した本願発明の押出しダイは、以下のようにしてパリソンの偏肉を調整可能な押し出し成形装置に構成される。
即ち、図1に示されるように、ダイDの上部に設けられた取り付け盤7に立設する支柱8にブラケット9a,9bを水平状に取り付けて、該ブラケット9a,9b上には、前記エアーチューブ53を傾動するための調整用ボルト6a,6bを調整駆動するためのステッピングモーター1a,1bが取り付けられており、該ステッピングモーターは、フレキシブルシャフト等の自在継手10a,10bを介して前記調整ボルト6a,6bを前進あるいは後退せしめるように接続されており、そして、前記エアーチューブ53は、該調整ボルトを進退動に合わせてガイドスリーブ52内で水平方向(X軸方向およびY軸方向)に揺動するようにに設けられている。
【0019】
更に、前記支柱8の上端には天盤14が設けられており、該天盤14上には、前記マンドレル芯体54を垂直方向へ上下動させるための位置制御モーター1cが必要に応じて設けて置いて、該位置制御モーター1cに、前記マンドレル芯体54の後端部に接続した支持体11及びエアーチューブ接続管12にボールネジ等により連結されてなる可動体13を接続して、位置制御モーター1cにより該可動体13を上下方向に可動させることにより前記マンドレル芯体54が上下動して、前記押出しダイDのオリフィス開口が調整可能に構成されている。
そして、前記各ステッピングモーター及び位置制御モーターは、偏肉制御装置3内に設けられた制御部3bに接続されている。
【0020】
上記のようにして構成された本願発明のパリソン押出し成形装置に対して、押し出されるパリソンPの偏肉を調整するために、パリソンの肉厚や偏肉の度合いを検出する検知手段として、押出しダイのオリフィス開口部よりやや下部位置で、押し出されたパリソンが一定形状になる位置に、赤外線肉厚測定器やフォトカップラー、超音波その他からなる周知の偏肉測定器2a,2b,2c,2dを、等間隔で少なくとも2箇所(好ましくは4箇所)に配設すると共に、各測定器は偏肉制御装置3の演算処理部3bに接続されている。
【0021】
上記のように構成された本願発明のパリソンの押出し成形装置に於いて、押し出されるパリソンは次のようにして偏肉の調整がなされる。
押出機Eにより溶融混練された熱可塑性合成樹脂は、クロスヘッドダイDへ送られて整流して、オリフィスダイの開口部から押し出されて筒状をしたパリソンPに成形される。
しかして、押し出されたパリソンPは、オリフィスダイ4aの開口部の下部位置に配置された偏肉測定器2により非接触的に測定されており、パリソンに円周方向の偏肉が生ずると瞬時に検知され、測定された信号値は直ちに偏肉制御装置3内の演算処理部3cへ送られる。
【0022】
演算処理部3cでは、各測定器2a,2b,2c,2dから送られてきた測定値から偏肉の方向や大きさ等の偏肉値を演算して、肉厚の偏差を信号として制御部3bへ送られる。
制御部では、送られてきた信号を設定部3aに予め設定されている値と比較して、どの方向の座標位置に、どれだけの肉厚値が変化したかを判断して、肉厚の偏差に対応する値の信号を各ステップモーター1a,1bに送る。
ステップモーター部では、パリソンPの肉厚が薄くなった側のオリフィスの開口は広げて、厚くなった側のオリフィスの開口を狭めるべく、オリフィスのダイコアー部分53aを移動させるために、受け取った信号に対応した値だけエアーチューブ53の後端作動部53dをステップモーターを介して調整ボルトにより移動させると、ガイドスリーブ先端部52aに接する球状面53bを支点とした梃子の原理により、調整ボルトの僅かの変動作用でダイコアー部分53aはオリフィス開口幅を変更すべき方向へ移動して、パリソンPの肉厚が当初の設定値となるように調整される。
【0023】
また、本願発明の押出しヘッドを用いれば、パリソンの成形肉厚を簡単に変更することが可能である。
先ず、押出機Eから押し出されるパリソンPが、所定の肉厚よりも薄くなったり、または、厚くなったりした場合について説明する。
押し出されたパリソンPは、ダイの開口部の下部位置に配置された肉厚測定器2により非接触的に常時肉厚が測定されており、肉厚が所定の肉厚よりも薄くなった、あるいは、厚くなったことが測定されると、測定された値は信号として直ちに偏肉制御装置3の演算処理部3cへ送られて、送られてきた測定値から肉厚値を演算して、肉厚の差を信号として制御部3bへ送られる。
【0024】
制御部3bでは、送られてきた信号を設定部3aで予め設定されている値と比較して、オリフィス開口を広げるべきか、狭めるべきかを判断した後、調整すべき開口幅に対応した値の信号を押出しヘッド上に設けられた位置制御モーター部1cへ送る。
位置制御モーター部1cでは、受け取った信号に対応してモーターを駆動せしめて、マンドレル芯体54を調整すべき開口幅に相当した分の距離だけ上方あるいは下方に移動させて、パリソンPの肉厚が設定値の厚さに調整する。
即ち、開口幅を広げる場合にはマンドレル芯体を引き上げる方向へ駆動して、また、開口幅を狭める場合にはマンドレル芯体が押し下げる方向へ駆動する。
【0025】
また、ブロー成形する中空容器の壁厚を変更する場合には、設定部3aにおいて成形に必要なパリソンの肉厚値を入力し直して、制御部3bに送信すると、制御部から位置制御モーター部1cへ調整すべき幅に相当する信号が送られて、モーターが駆動して自動的にマンドレル芯体54が上方あるいは下方に移動されて、オリフィスの開口幅は所定の値に設定される。
このようにして、一度、必要とするパリソンPの肉厚に合わせてオリフィス開口幅が設定された後は、押し出されるパリソンは、オリフィスダイの下部位置に設けられた肉厚測定器2により常時測定されていて、偏肉が生じた場合は上記に説明したのと同様にして偏肉制御装置3により調整される。
【0026】
上記に説明した実施例に於いては、パリソンPの偏肉の測定を、ダイヘッドDの下方位置に設けた肉厚測定器2により非接触的に自動的に測定して調整したが、本願発明は、肉厚測定器2を省略して偏肉の調整を行うことも可能である。
例えば、オリフィスダイから押し出されるパリソンPやブロー成形された中空容器を、目視により外観を観察したり、または、サンプルを切断して断面を測定したりして、偏肉が認められた場合には、オリフィス開口部に於けるパリソンの偏肉位置を特定してから、偏肉制御装置3の設定部3aに於いて、パリソンが偏肉した座標位置と偏肉差を入力することにより、制御部3から補正すべき座標位置と肉厚差に対応した補正すべき値の信号が各ステップモーター部1a,1bに送られる。
ステップモーターでは、受け取った信号に対応した値だけパリソンPの肉厚を補正すべき座標方向へダイコアー部53aを変動するようにエアーチューブ53の後端部53dを傾動させることにより、パリソンPの偏肉を調整する。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように、本願発明のパリソンの押出しダイは、ガイドスリーブにダイコアー部を形成するエアーチューブを揺動可能に挿通して一体化したマンドレル芯体を、中空マンドレル内に上下動可能に嵌合して形成したマンドレル体をクロスヘッドに嵌合固定して、オリフィスダイを構成したものである。
そして、前記オリフィスダイの開口部は、エアーチューブの後端部を調整ボルトを進退させることにより、中間部の球面部を支点として先端部のダイコアー部を変位させて偏肉が調整される構造をしているので、調整ボルトを僅かに変動させるだけで梃子の作用により小さな力でダイコアー部を変位させることが可能である。
【0028】
また、本願発明の押出しダイは、前記マンドレル芯体を必要に応じて上下方向に適宜慴動させることにより、押し出されるパリソンの肉厚を容易に変更することもできる。
従って、本願発明は、オリフィス開口部を調整するのに、従来のようにオリフィスダイを外側から複数の調整ボルトを操作する必要がなくて、マンドレル芯体を一方向にだけ移動させるように操作するだけで、オリフィス開口部を調整することができるので、操作が簡単で、且つ、短時間に調整することができる。
更に、本願発明は、ステップモーター部と調整ボルトとをフレキシブルシャフト等の可撓性自在継手で連結しているので、マンドレル芯体を変位させる際の変動を支障なく吸収するので、ステップモーターによる制御が確実に且つ容易に行われる。
そして、本願発明によれば、パリソンの成形中に機械を停止することなしに、安全に調整作業を行うことができるので、生産性を損なうようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の押出しダイを用いたパリソンの偏肉調整装置の全体図を示す。
【図2】本願発明の押出しダイのヘッド部を示す縦断面図である。
【図3】図2に於けるダイヘッド先端部の拡大図である。
【図4】本願発明の押出しダイのマンドレル芯体後端部の横断図である。
【図5】偏肉が自動調整可能な押出しダイの先行例を示す図である。
【図6】従来のパリソン押出しダイを示した断面図である。
【符号の説明】
D 押出しダイ
E 押出し機
P パリソン
1a,1b ステッピングモーター
1c 位置制御モーター
2,2a,2b 偏肉測定器
3 偏肉制御装置
3a 設定部
3b 制御部
3c 演算処理部
4 ダイヘッド
4a オリフィスダイ
4b 樹脂通路
4e,4d 調節ボルト
5 マンドレル
51 中空マンドレル
52 ガイドスリーブ
53 エアーチューブ
53a ダイコアー部
53b エアーチューブの球状面
53d 作動部
54 マンドレル芯体
6a,6b 調整用ボルト
7 取り付け盤
8 支柱
9a,9b 取り付けブラケット
10a,10b フレキシブルシャフト

Claims (7)

  1. 「押出機に接続したクロスヘッドに固定する中空マンドレル内に、ガイドスリーブにダイコアー部を形成するエアーチューブを挿通して揺動可能に一体化してなるマンドレル芯体を摺動可能に嵌合せしめて溶融樹脂通路を形成すると共に、前記エアーチューブ先端のダイコアー部をオリフィスダイの中央に位置せしめて押出しダイを構成して、前記マンドレル芯体の位置を変位させることによりオリフィスダイ開口部を調整可能に形成してなることを特徴とする偏肉調整が容易な押出し成形ダイ。」
  2. 「前記エアーチューブは、ガイドスリーブに挿通した後部の芯棒部とガイドスリーブ先端開口部に接する中央部の球状部とオリフィスダイ中央に位置する前部のコアー部とからなり、前記球状部の接触部を支点として水平方向に揺動してダイコアー部が変位するようにスリーブに支持されてなることを特徴とする請求項1に記載する偏肉調整が容易な押出し成形ダイ。」
  3. 「前記マンドレル芯体は、ガイドスリーブに挿通された前記エアーチューブの後端の調整作動部をガイドスリーブの後端のフランジ部に、調整ボルトにより水平面のX軸及びY軸方向に揺動変位が可能に支持して一体化されてなることを特徴とする請求項1または2に記載する偏肉調整が容易な押出し成形ダイ。」
  4. 「先端がオリフィスダイのコアー部を形成するエアーチューブをガイドスリーブに挿通して、該エアーチューブ後端に形成する調整作動部をガイドスリーブ後端のフランジ部に調整ボルトにより水平面のX軸およびY軸方向に揺動変位が可能に支持してなるマンドレル芯体を、押出機に接続したクロスヘッドに固定する中空マンドレルに嵌合して溶融樹脂通路を形成してなる押出し成形装置であって、ダイヘッドの上部にステッピングモーターを設けると共に、該モーターを可撓性継ぎ手を介して前記調整ボルトが進退可能に連結されて、前記マンドレル芯体をX軸およびY軸方向に変位可能に構成されてなることを特徴とする押出し成形機の偏肉調整装置。」
  5. 「先端がオリフィスダイのコアー部を形成するエアーチューブをガイドスリーブに挿通して、該エアーチューブ後端に形成する調整作動部をガイドスリーブ後端のフランジ部に調整ボルトにより水平面のX軸およびY軸方向に揺動変位が可能に支持してなるマンドレル芯体を、押出機に接続したクロスヘッドに固定する中空マンドレルに垂直なZ軸方向に摺動可能に嵌合して溶融樹脂通路を形成してなる押出し装置であって、ダイヘッド上部に立設した支柱にステッピングモーターを吊設して、可撓性継ぎ手を介して前記調整ボルトをX軸およびY軸方向に進退動せしめるように連結すると共に、支柱上端の天盤に位置制御モーターを配設して、前記マンドレル芯体の後端部にZ軸方向に昇降せしめるように連結して、前記マンドレル芯体を、X、Y軸方向には揺動して、また、Z軸方向には摺動して変位せしめるように構成してなることを特徴とする押出し成形機の偏肉調整装置。」
  6. 「先端がオリフィスダイのコアー部を形成するエアーチューブをガイドスリーブに挿通して、該エアーチューブ後端に形成する調整作動部をガイドスリーブ後端のフランジ部に調整ボルトにより水平面のX軸およびY軸方向に揺動変位が可能に支持してなるマンドレル芯体を、押出機に接続したクロスヘッドに固定する中空マンドレルに平行なZ軸方向に摺動可能に嵌合して溶融樹脂通路を形成してなる押出し装置であって、ダイヘッド上部に立設した支柱にステッピングモーターを吊設して、可撓性継ぎ手を介して前記調整ボルトをX軸およびY軸方向に進退動せしめるように連結すると共に、支柱上端の天盤に位置制御モーターを配設して、前記マンドレル芯体の後端部に連結して昇降せしめるようにし、偏肉制御装置により前記各モーターを制御するように構成して、マンドレル芯体をX、Y軸方向およびZ軸方向に変位せしめるように形成したことを特徴とする押出し成形機の偏肉調整装置。」
  7. 「先端がオリフィスダイのコアー部を形成するエアーチューブをガイドスリーブに挿通して、該エアーチューブ後端に形成する調整作動部をガイドスリーブ後端のフランジ部に調整ボルトにより水平面のX軸およびY軸方向に揺動可能に支持してなるマンドレル芯体を、押出機に接続したクロスヘッドに固定する中空マンドレルに平行なZ軸方向に摺動可能に嵌合して溶融樹脂通路を形成してなる押出し装置であって、ダイヘッド上部に立設した支柱にステッピングモーターを吊設して、可撓性継ぎ手を介して前記調整ボルトを進退可能に連結し、支柱上端の天盤に位置制御モーターを配設して、前記マンドレル芯体の後端部に連結して昇降せしめるようにし、オリフィスダイの開口部の下部に複数のパリソンの偏肉測定器を配設して、押出し成形機の外部に設けられた偏肉制御装置の制御処理部に前記各ステッピングモーター及び位置制御モーターを、偏肉制御装置の演算処理部に前記各偏肉測定器をそれぞれ接続して偏肉調整装置を構成して、偏肉制御装置により前記各モーターを制御してマンドレル芯体をX、Y軸方向およびZ軸方向に変位せしめて肉厚を調整するようにしたことを特徴とする押出し成形機の偏肉調整装置。」
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