JP3847167B2 - バーコード作成装置、バーコード作成方法、バーコード作成プログラムおよびその作成プログラムを記録した記録媒体、並びにバーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラムおよびその読取プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

バーコード作成装置、バーコード作成方法、バーコード作成プログラムおよびその作成プログラムを記録した記録媒体、並びにバーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラムおよびその読取プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はバーコード作成装置、バーコード作成方法、バーコード作成プログラムおよびその作成プログラムを記録した記録媒体に関する。また、この発明はバーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラムおよびその読取プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
なお、この明細書において「バーコード」とは、太さの異なる複数本の黒バーと白バー(スペース)とを交互に一方向に並べた記録形式を持つ1次元バーコードのほか、2値または多値をとり得るバーコードシンボル(桝目)を行列状に2次元的に並べた記録形式を持つ2次元バーコードや、その他の種類のバーコードも広く含む。これらのバーコードは、例えば商品や広告などに付加され、商品のロットナンバーや特性・タイプその他の情報を表すのに用いられる。バーコードが付加される対象は、物に限られず、例えばインターネット上の画像(動画を含む。)であっても良い。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
一般に、バーコードは、記録すべき情報を或るバーコード規格に基づいてコード化して作成されている。バーコードを読み取る場合は、そのバーコードに記録された情報を、そのバーコード規格に対応したバーコードリーダ(読取装置)によって読み取るようになっている。例えば、現在広く用いられている1次元バーコードの規格は、太さの異なる複数本の黒バーと白バー(スペース)とを交互に一方向に並べたような記録形式になっている。このため、バーコードの外観が単調であり、そのようなバーコードがデザインを重視した商品に付加されると、その商品のデザインを損ない、見る人に違和感を与える場合がある。
【0004】
このため、デザイン面を考慮して、特開平9−50500号公報に記載されているように1次元バーコードの構成要素として樹木の形やビンの形を持つバーを用いたり、特開平9−212611号公報に記載されているように魚の絵の中に1次元バーコードを配置したりする技術が提案されている。しかし、これらのバーコードは、一般的なバーコード規格に対応したバーコードリーダで読み取られるようになっているため、デザイン面で大きな制約を受ける。
【0005】
また、特開平8−249408号公報では、セグメントを用いることで様々な形状をした2次元バーコードを作成する技術が提案されている。しかし、この技術では、読み取りの際に、セグメント毎に位置決めを行いながら、すべてのセグメントのバーコードを読み取らなければ情報を取得することができず、手間がかかる。
【0006】
さらに、デザイン面を考慮して、赤外線または紫外線を吸収するが可視光には透明なバーを用いた透明バーコード、表面からは見えない磁気記録層を用いた磁気バーコード、画像情報の中にコードパターンを埋め込んだ透かし技術などが提案されている。これらのバーコードは肉眼では見えないので、商品などの対象のデザインが損なわれることはない。しかし、バーコードが肉眼で見えないと、ユーザはその対象にバーコードが付加されていることに気付かないため、バーコードが表す情報を取得することができないという問題がある。
【0007】
そこで、この発明の課題は、作成者の意図に応じた外観を持つバーコードを作成できるバーコード作成装置、バーコード作成方法、バーコード作成プログラムおよびその作成プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0008】
また、この発明の課題は、そのようなバーコードを読み取るのに適したバーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラムおよびその読取プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明のバーコード作成装置は、記録すべき情報の内容を表すバーコードを、外観を可変して作成するバーコード作成装置であって、
上記記録すべき情報を入力するための情報入力手段と、
上記作成すべきバーコードの外観を設定する制御パラメータを入力するための制御パラメータ入力手段と、
上記情報入力手段によって入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成する操作情報作成手段と、
上記操作情報に応じて、その操作情報を含む上記外観が設定されたバーコードを生成するバーコード生成手段とを備え
上記操作情報は、上記情報入力手段によって入力された情報と上記外観が設定されたバ ーコードとの間の対応関係を表す変換関数であり、かつ、
上記変換関数は、上記外観が設定されたバーコードから上記情報入力手段によって入力された元の情報へ復元する仕方を表す逆変換関数が存在するものであることを特徴とする。
【0010】
ここで、情報入力手段によって入力される「記録すべき情報」には、文字、音声、URL(Uniform Resource Locator : インターネット上にある、情報が保存されている場所を指定する表記。)が含まれるほか、それらの文字、音声、URLの内容を既存のバーコード規格に基づいてコード化して作成されたバーコードも含まれる。「作成すべきバーコード」は、「内容」と「外観」との二つの要素を持ち、これら二つの要素で特定される。
【0011】
この発明のバーコード作成装置では、記録すべき情報を情報入力手段によって入力する。また、作成すべきバーコードの外観を設定する制御パラメータを制御パラメータ入力手段によって入力する。これらの入力は、バーコードを作成しようとする作成者が上記各入力手段を操作することによって行うことができる。これらの入力が行われると、操作情報作成手段が、上記情報入力手段によって入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成する。続いて、バーコード生成手段が、上記操作情報に応じて、その操作情報を含む上記外観が設定されたバーコードを生成する。したがって、作成者は、このバーコードが付加される対象に応じて上記制御パラメータを入力することによって、意図した外観を持つバーコードを作成できる。つまり、肉眼で見えて位置が分かり易く、かつ商品などに付加されても見る人に違和感を与えることがないようなバーコードを作成できる。
【0012】
なお、作成されたバーコードは、上記情報入力手段によって入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を含んでいる。したがって、このバーコードから、その操作情報に基づいて元の情報(つまり、上記バーコードの内容)を読み取ることができる。
【0013】
また、このバーコード作成装置では、上記操作情報は、上記情報入力手段によって入力された情報と上記外観が設定されたバーコードとの間の対応関係を表す変換関数である。したがって、この変換関数を用いることにより、上記情報入力手段によって入力された情報から上記外観が設定されたバーコードへの変換が簡単かつ容易に行われる。しかも、操作情報が変換関数であれば、操作情報が変換テーブルである場合に比して、操作情報の情報量を少なくすることができる。したがって、上記外観が設定されたバーコードが付加される対象において、操作情報が占める領域を小さくすることができる。
【0014】
なお、上記変換関数は、上記外観が設定されたバーコードから上記情報入力手段によって入力された元の情報へ復元する仕方を表す逆変換関数が存在するものである。作成されたバーコードの読み取りの際にも、このバーコードから元の情報への逆変換が、この変換関数に応じた逆変換関数に基づいて容易に行われる。
【0015】
一実施形態のバーコード作成装置は、上記情報入力手段は、上記記録すべき情報を規格バーコードの形態で入力するようになっていることを特徴とする。
【0016】
この一実施形態のバーコード作成装置では、上記情報入力手段は、上記記録すべき情報を規格バーコードの形態で入力するようになっている。したがって、このバーコード作成装置によれば、規格バーコードのような外観が単調なバーコードを入力して、作成者が意図した外観を持つバーコードに変換することができる。
【0017】
ここで、「規格バーコード」とは、記録すべき情報を既存のバーコード規格に基づいてコード化して作成されたバーコードを意味する。
【0018】
一実施形態のバーコード作成装置は、上記制御パラメータは、上記作成すべきバーコードの外観として色相、彩度、明度のうち少なくとも一つを設定するパラメータを含むことを特徴とする。
【0019】
この一実施形態のバーコード作成装置では、上記制御パラメータは、上記作成すべきバーコードの外観として色相、彩度、明度のうち少なくとも一つを設定するパラメータを含むので、作成者の意図に応じた様々な色彩(色相、彩度、明度によって定まる)を持つバーコードが作成され得る。
【0020】
また、この発明のバーコード作成方法は、記録すべき情報の内容を表すバーコードを、外観を可変して作成するバーコード作成方法であって、
上記記録すべき情報を入力するステップと、
上記作成すべきバーコードの外観を設定する制御パラメータを入力するステップと、
上記入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成するステップと、
上記操作情報に応じて、その操作情報を含む上記外観が設定されたバーコードを生成するステップとを備え
上記操作情報は、上記情報入力手段によって入力された情報と上記外観が設定されたバーコードとの間の対応関係を表す変換関数であり、かつ、
上記変換関数は、上記外観が設定されたバーコードから上記情報入力手段によって入力された元の情報へ復元する仕方を表す逆変換関数が存在するものであることを特徴とする。
【0021】
この発明のバーコード作成方法では、まず記録すべき情報を入力する。また、作成すべきバーコードの外観を設定する制御パラメータを入力する。これらの入力が行われると、上記入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成する。続いて、上記操作情報に応じて、その操作情報を含む上記外観が設定されたバーコードを生成する。したがって、作成者は、このバーコードが付加される対象に応じて上記制御パラメータを入力することによって、意図した外観を持つバーコードを作成できる。つまり、肉眼で見えて位置が分かり易く、かつ商品などに付加されても見る人に違和感を与えることがないようなバーコードを作成できる。
【0022】
なお、作成されたバーコードは、上記入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を含んでいる。したがって、このバーコードから、その操作情報に基づいて元の情報を読み取ることができる。
【0023】
また、このバーコード作成方法では、上記操作情報は、上記情報入力手段によって入力された情報と上記外観が設定されたバーコードとの間の対応関係を表す変換関数である。したがって、この変換関数を用いることにより、上記情報入力手段によって入力された情報から上記外観が設定されたバーコードへの変換が簡単かつ容易に行われる。しかも、操作情報が変換関数であれば、操作情報が変換テーブルである場合に比して、操作情報の情報量を少なくすることができる。したがって、上記外観が設定されたバーコードが付加される対象において、操作情報が占める領域を小さくすることができる。
【0024】
なお、上記変換関数は、上記外観が設定されたバーコードから上記情報入力手段によって入力された元の情報へ復元する仕方を表す逆変換関数が存在するものである。作成されたバーコードの読み取りの際にも、このバーコードから元の情報への逆変換が、この変換関数に応じた逆変換関数に基づいて容易に行われる。
【0025】
一実施形態のバーコード作成方法は、上記記録すべき情報を規格バーコードの形態で入力することを特徴とする。
【0026】
この一実施形態のバーコード作成方法では、上記記録すべき情報を規格バーコードの形態で入力する。したがって、このバーコード作成方法によれば、規格バーコードのような外観が単調なバーコードを入力して、作成者が意図した外観を持つバーコードに変換することができる。
【0027】
また、この発明のバーコード作成プログラムは、コンピュータに本発明のバーコード作成方法を実行させるためのバーコード作成プログラムである。
【0028】
この発明のバーコード作成プログラムをコンピュータに実行させれば、本発明のバーコード作成方法による上述のような作用効果を奏することができる。
【0029】
また、この発明の記録媒体は本発明のバーコード作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0030】
この発明の記録媒体をコンピュータ読み取らせれば、コンピュータに本発明のバーコード作成プログラムを実行させることができる。したがって、本発明のバーコード作成方法による上述のような作用効果を奏することができる。
【0031】
また、この発明のバーコード読取装置は、本発明のバーコード作成装置または本発明のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取装置であって、
上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力手段と、
上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取手段と、
上記操作情報読取手段によって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードの内容を読み取るバーコード読取手段を備えたことを特徴とする。
【0032】
この発明のバーコード読取装置では、上記作成されたバーコードをバーコード入力手段よって入力する。次に、上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから、操作情報読取手段によって上記操作情報を読み取る。上記操作情報読取手段によって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードの内容をバーコード読取手段によって読み取る。したがって、本発明のバーコード作成装置または本発明のバーコード作成方法によって作成されたバーコードから、元の情報を適切に読み取ることができる。
【0033】
別の局面では、この発明のバーコード読取装置は、一実施形態のバーコード作成装置または一実施形態のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取装置であって、
上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力手段と、
上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取手段と、
上記操作情報読取手段によって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから規格バーコードを復元する復元手段と、
上記復元された規格バーコードの内容を読み取る規格バーコード読取手段とを備えたこ とを特徴とする。
【0034】
この発明のバーコード読取装置では、上記操作情報読取手段によって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから、復元手段によって規格バーコードを復元する。続いて、上記復元された規格バーコードの内容を規格バーコード読取手段によって読み取る。したがって、一実施形態のバーコード作成装置または一実施形態のバーコード作成方法によって作成されたバーコードから、元の情報を適切に読み取ることができる。また、規格バーコード読取手段として、既存のバーコードリーダを利用することができる。
【0035】
また、この発明のバーコード読取方法は、本発明のバーコード作成装置または本発明のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取方法であって、
上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力ステップと、
上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取ステップと、
上記操作情報読取ステップによって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードの内容を読み取るバーコード読取ステップを備えたことを特徴とする。
【0036】
この発明のバーコード読取方法では、上記作成されたバーコードをバーコード入力ステップによって入力する。次に、上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから、操作情報読取ステップによって上記操作情報を読み取る。上記操作情報読取ステップによって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードの内容をバーコード読取ステップによって読み取る。したがって、本発明のバーコード作成装置または本発明のバーコード作成方法によって作成されたバーコードから、元の情報を適切に読み取ることができる。
【0037】
別の局面では、この発明のバーコード読取方法は、一実施形態のバーコード作成装置または一実施形態のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取方法であって、
上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力ステップと、
上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取ステップと、
上記操作情報読取ステップによって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから規格バーコードを復元する復元ステップと、
上記復元された規格バーコードの内容を読み取る規格バーコード読取ステップとを備えたことを特徴とする。
【0038】
この発明のバーコード読取方法では、上記操作情報読取ステップによって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから、復元ステップによって規格バーコードを復元する。続いて、上記復元された規格バーコードの内容を規格バーコード読取ステップによって読み取る。したがって、一実施形態のバーコード作成装置または一実施形態のバーコード作成方法によって作成されたバーコードから、元の情報を適切に読み取ることができる。また、規格バーコード読取ステップを実行する手段として、既存のバーコードリーダを利用することができる。
【0039】
また、この発明のバーコード読取プログラムは、コンピュータに本発明のバーコード読取方法を実行させるためのバーコード読取プログラムである。
【0040】
この発明のバーコード読取プログラムをコンピュータに実行させれば、本発明のバーコード読取方法による上述のような作用効果を奏することができる。
【0041】
また、この発明の記録媒体は、本発明のバーコード読取プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0042】
この発明の記録媒体をコンピュータに読み取らせれば、コンピュータに本発明のバーコード読取プログラムを実行させることができる。したがって、本発明のバーコード読取方法による上述のような作用効果を奏することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0044】
説明の便宜上、この発明の一実施形態のバーコード作成装置またはバーコード作成方法により「作成すべきバーコード」または「作成されたバーコード」を「デザイナブルコード」と呼ぶ。以下では、デザイナブルコードの例として2次元バーコードについて説明するが、当然ながら、デザイナブルコードは2次元バーコードに限られるものではない。
【0045】
図1は、記録すべき情報を既存のバーコード規格に基づいて2次元バーコード化して作成された規格バーコード101と、後述する一実施形態のバーコード作成装置またはバーコード作成方法により、記録すべき情報を作成者の意図に応じて2次元バーコード化して作成されたデザイナブルコード102、103、104とを例示している。規格バーコード101は、外形が正方形になっているため、外観が単調なものである。この規格バーコード101は、付加される対象によっては、対象のデザインを損なうことがある。これに対して、デザイナブルコード102、103、104は、それぞれ外形が「円形」、「バツ」、「五角形」というように、付加される対象に合わせて様々に変形可能になっている。したがって、対象のデザインが損なわれるのを避けることができる。しかも、これらのデザイナブルコード102、103、104は、ユーザに位置が分かり易いという特性を持っている。
【0046】
図2に示すように、デザイナブルコード203を作成する際に作成者の意図に応じて、矢印2Aで示すように、記録すべき情報(この例ではURL)202からデザイナブルコード203を直接作成しても良いし、矢印2Bで示すように、記録すべき情報(この例ではURL)202を既存のバーコード規格に基づいてコード化して得られた規格バーコード201から、デザイナブルコード203を作成しても良い。いずれにしても、このようなデザイナブルコード203には、元の情報202の内容が保持されている。しかも、付加される対象に応じて違和感のないデザイン豊かなコードとすることができる。
【0047】
この図2の例では、記録すべき情報202をデザイナブルコード203へ変換する仕方を表す操作情報204が、長方形の外形を持つマーカ(後に詳述する)の形態で、デザイナブルコード203に付加されている。したがって、この操作情報204に基づいて、デザイナブルコード203から元の情報202への逆変換を容易に行うことができ、元の情報202を容易に読み取ることができる。この結果、デザイナブルコード203の外観のデザインの自由度が増す。したがって、図3中に示すように、円形の外形を持つデザイナブルコード301、台形の外形を持つデザイナブルコード302、平行四辺形の外形を持つデザイナブルコード303、十字で四分割された外形を持つデザイナブルコード304など、様々なデザインが可能となる。なお、操作情報204は、後に詳述するが、形状の変換のみならず、RGB情報またはHSV情報で表された色彩の変換をも表す変換関数、変換テーブルなどからなる。
【0048】
さて、図4は、一実施形態のバーコード作成装置400のブロック構成を示している。このバーコード作成装置400は、概して、入力部401と、作成部402と、記憶部403と、出力部404と、外部記憶装置420とを備えている。なお、以下の説明では、このバーコード作成装置400は、デザイナブルコードを作成しようとする作成者が操作するものとする。
【0049】
入力部401は、CCD、スキャナ、ビデオカメラ等からなるバーコード入力部405と、キーボード、マウス、操作パネル等からなる情報入力部406と、同様にキーボード、マウス、操作パネル等からなる制御パラメータ入力部407とを含んでいる。情報入力部406は、作成者による操作に応じて、文字、音声、URLなどの記録すべき情報を入力する。バーコード入力部405は、作成者による操作に応じて、文字、音声、URLなどの記録すべき情報を既存のバーコード規格に基づいてコード化して作成された規格バーコードを入力する。また、制御パラメータ入力部407は、作成者による操作に応じて、作成すべきデザイナブルコードの外観を設定するための制御パラメータを入力する。
【0050】
作成部402は、デザイナブルコード作成部408と、操作情報作成部409とを含んでいる。操作情報作成部409は、上記情報入力部406またはバーコード入力部405によって入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたデザイナブルコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成する。デザイナブルコード作成部408は、上記操作情報に応じて、その操作情報を含む外観が設定されたデザイナブルコードを生成する。
【0051】
記憶部403は、変換テーブル409と、変換関数410と、変換エンジン411と、デザイナブルコード記憶部412とを含んでいる。変換テーブル409は、上記情報入力部406またはバーコード入力部405によって入力された情報と上記外観が設定されたデザイナブルコードとの間の対応関係を、マーカまたは規格バーコードによりコード化して表すテーブルである。同様に、変換関数410は、上記情報入力部406またはバーコード入力部405によって入力された情報と上記外観が設定されたデザイナブルコードとの間の対応関係を、マーカまたは規格バーコードによりコード化して表す関数である。変換エンジン411は、上記情報入力部406またはバーコード入力部405によって入力された情報と上記外観が設定されたデザイナブルコードとの間の対応関係を、走査方法または規格バーコードからデザイナブルコードへの変換方法として表す実行プログラムを格納している。デザイナブルコード記憶部412は、上記デザイナブルコード作成部408によって生成されたデザイナブルコードを記憶する。
【0052】
出力部404は、ディスプレイ等からなる画面表示部413と、プリンタ等からなる印刷部414とを含んでいる。画面表示部413は、上記デザイナブルコード記憶部412に記憶されたデザイナブルコードを画面上に表示するために用いられる。また、印刷部414は、上記デザイナブルコード記憶部412に記憶されたデザイナブルコードを用紙上に印刷するために用いられる。
【0053】
外部記憶装置420は、ハードディスクを駆動するハードディスクドライブ421と、記録媒体としてのCD−ROMやDVD−ROMなどのリムーバブルディスク(着脱可能ディスク)を駆動するリムーバブルディスクドライブ422とを含んでいる。上記ハードディスクには、このバーコード作成装置400の動作全体を制御するための制御プログラムが格納されている。この制御プログラムは、上記リムーバブルディスクによっても供給することができる。
【0054】
図6は、このバーコード作成装置400によってデザイナブルコードを作成する方法の概略フローを示している。まず、作成者が情報入力部406またはバーコード入力部405を操作して、記録すべき情報を入力する(S601)。例えば、記録すべき情報として、URLそのもの、またはそのURLを既存のバーコード規格に基づいてコード化して作成された規格バーコードを与える。次に、作成者が制御パラメータ入力部407を操作して、作成すべきデザイナブルコードの外観を設定するための制御パラメータを入力する(S602)。例えば、図1中に示した外観を持つデザイナブルコード102、103、104を作成しようとする場合は、作成者は、形状を設定するために、それぞれ「円形」、「バツ」、「五角形」を表すパラメータを入力する。また、色彩に関しては、色相は変化なし、明度は変化なし、彩度は変化なし、というパラメータを入力する。すると、操作情報作成部409は、上記情報入力部406またはバーコード入力部405によって入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたデザイナブルコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成する(S603)。ここで、操作情報は、入力された情報と上記外観が設定されたデザイナブルコードとの間の対応関係を、マーカまたは規格バーコードによりコード化して表す変換テーブルや変換関数を含む場合と、デザイナブルコード上での走査方法や規格バーコードからデザイナブルコードへの変換方法を指定する情報を含む場合とがある。次に、デザイナブルコード作成部408は、上記操作情報に応じて、その操作情報を含む外観が設定されたデザイナブルコードを生成する(S604)。したがって、図1中に示したように、作成者の意図に応じた様々な外観を持つデザイナブルコード102、103、104を作成することができる。さらに、その生成されたデザイナブルコードを出力することを作成者が指示した場合は(S605でYES)、出力部404はその生成されたデザイナブルコードを出力する(S606)。つまり、その生成されたデザイナブルコードを画面表示部413によって画面上に表示し、または印刷部414によって用紙上に印刷する。
【0055】
図5は、一実施形態のバーコード読取装置500のブロック構成を示している。このバーコード読取装置500は、概して、入力部501と、処理部502と、記憶部503と、出力部504とを備えている。なお、以下の説明では、このバーコード読取装置500は、デザイナブルコードを読み取ろうとするユーザが操作するものとする。
【0056】
入力部501は、CCD、スキャナ、ビデオカメラ等からなるデザイナブルコード入力部505を含んでいる。デザイナブルコード入力部505は、ユーザの操作に応じて、デザイナブルコードを入力する。また、デザイナブルコードに操作情報が含まれる場合は、デザイナブルコード入力部505はその操作情報も併せて入力する。
【0057】
処理部502は、通信制御部506と、操作情報解析部507と、走査方法解析部508と、バーコード走査部509と、復元方法解析部510と、バーコード復元部511とを含んでいる。通信制御部506はインターネット519にアクセスする機能を有している。操作情報解析部507は、上記デザイナブルコード入力部505によって入力された操作情報を後述する操作情報解析エンジン515に従って解析して、入力されたデザイナブルコードと元の情報(つまり、そのデザイナブルコードの内容)との間の対応関係を認識する。走査方法解析部508は、その操作情報にデザイナブルコード上での走査方法を指定する情報が含まれている場合に、その走査方法に対応する走査エンジン516を呼び出す。バーコード走査部509は、呼び出された走査エンジン516に従ってデザイナブルコードを走査する。これにより、デザイナブルコードを読み取ることができる。復元方法解析部510は、その操作情報にデザイナブルコードから規格バーコードへの復元方法を指定する情報が含まれている場合に、その復元方法に対応する復元エンジン517を呼び出す。バーコード復元部511は、呼び出された復元エンジン517に従ってデザイナブルコードを規格バーコードに一旦復元する。この復元された規格バーコードは、後述するコード記憶部514に記憶される。このコード記憶部514に記憶された規格バーコードは、バーコード走査部509によって既存のバーコード規格に従った走査方法によって走査されて、読み取られる。
【0058】
記憶部503は、変換テーブル512と、変換関数513と、コード記憶部514と、操作情報解析エンジン515と、走査エンジン516と、復元エンジン517とを含んでいる。変換テーブル512は、デザイナブルコードと元の情報との間の対応関係を、マーカまたは規格バーコードによりコード化して表すテーブルである。同様に、変換関数513は、デザイナブルコードと元の情報との間の対応関係を、マーカまたは規格バーコードによりコード化して表す関数である。コード記憶部514は、バーコード復元部511によって復元された規格バーコードを記憶することができる。操作情報解析エンジン515は、上記操作情報解析部507が、上記デザイナブルコード入力部505によって入力された操作情報を解析するための実行プログラムを格納している。走査エンジン516は、デザイナブルコードと元の情報との間の対応関係を、デザイナブルコード上での走査方法として表す実行プログラムを格納している。また、復元エンジン517は、デザイナブルコードから規格バーコードへの復元方法を表す実行プログラムを格納している。
【0059】
出力部504は、ディスプレイ等からなる画面表示部518を含んでいる。画面表示部518は、復元された規格バーコードを表示したり、または、元の情報がURLを含む場合に、そのURLが示すホームページの画像を表示したりするために用いられる。
【0060】
外部記憶装置520は、ハードディスクを駆動するハードディスクドライブ521と、記録媒体としてのCD−ROMやDVD−ROMなどのリムーバブルディスク(着脱可能ディスク)を駆動するリムーバブルディスクドライブ522とを含んでいる。上記ハードディスクには、このバーコード読取装置500の動作全体を制御するための制御プログラムが格納されている。この制御プログラムは、上記リムーバブルディスクによっても供給することができる。
【0061】
図7は、このバーコード読取装置500によってデザイナブルコードを読み取る方法の概略フローを示している。まず、ユーザがデザイナブルコード入力部505を操作して、商品などの対象に付加されたデザイナブルコードを入力する(S701)。この入力には、例えば、CCDカメラ、バーコードリーダ、スキャナなどを用いる。次に、操作情報を入力する(S702)。この操作情報は、入力部501の図示しない操作パネルをユーザが操作して手で入力しても良い。また、操作情報が予め特定されている場合は、予めこのバーコード読取装置500の記憶部503に登録しておいても良い。また、操作情報がデザイナブルコードに含まれている場合は、そのデザイナブルコードから読み取っても良い。例えば、取り込んだ画像内部から操作情報に関するヘッダを発見し、それに従って操作情報を読み取る。または、操作情報がマーカ(後に詳述する)で表現されている場合は、内部のシンボルを認識することによって操作情報を読み取る。
【0062】
操作情報が入力されると、操作情報解析部507は、その入力された操作情報を操作情報解析エンジン515に従って解析して、入力されたデザイナブルコードと元の情報(つまり、そのデザイナブルコードの内容)との間の対応関係を認識する。そして、そのデザイナブルコードを直接読み取るか、または、そのデザイナブルコードから一旦規格バーコードを復元するかを判断する(S703)。すなわち、その操作情報にデザイナブルコード上での走査方法を指定する情報が含まれていれば、そのデザイナブルコードを直接読み取るものとする。一方、その操作情報にデザイナブルコードから規格バーコードへの復元方法を指定する情報が含まれていれば、そのデザイナブルコードから一旦規格バーコードを復元するものと判断する。
【0063】
次に、その操作情報にデザイナブルコード上での走査方法を指定する情報が含まれている場合、つまりそのデザイナブルコードを直接読み取る場合は、走査方法解析部508が、その走査方法に対応する走査エンジン516を呼び出す(S704)。デザイナブルコードは作成者のデザインによって形状が変化するため、それぞれのデザイナブルコードに合わせた走査方法が必要となるからである。なお、操作情報がマーカ(肉眼で見える○、△などのシンボルを含む。)からなる場合は、それらのシンボルをどの順番で走査するかについては、変換テーブルなどを用いて求める。次に、バーコード走査部509は、呼び出された走査エンジン516に従ってデザイナブルコードを走査する(S705)。これにより、一旦規格バーコードに復元することなく、デザイナブルコードを直接読み取ることができる。
【0064】
なお、走査の際に、操作情報自体の位置を変換のための基準位置として使用して良いし、または別途基準となる操作情報を用いても良い。
【0065】
一方、その操作情報にデザイナブルコードから規格バーコードへの復元方法を指定する情報が含まれている場合、つまりそのデザイナブルコードから一旦規格バーコードを復元する場合は、復元方法解析部510がその復元方法に対応する復元エンジン517を呼び出す。デザイナブルコードは作成者のデザインによって形状が変化するため、既存のバーコードリーダで首尾良く読み取れる規格バーコードにデコードする必要があるからである。バーコード復元部511は、呼び出された復元エンジン517に従ってデザイナブルコードを規格バーコードに一旦復元する(S706)。そして、この復元した規格バーコードを既存のバーコードリーダを用いて既存のバーコード規格に基づいて読み取る(S707)。これにより、デザイナブルコードを読み取ることができる。
【0066】
次に、読み取った元の情報(デザイナブルコードの内容)に基づく処理を行うようにユーザが指示している場合(S708でYES)は、その処理を行う(S709)。例えば、元の情報がURLを含んでいれば、処理部502がインターネット519にアクセスする。そして、そのURLが示すホームページの画像を画面表示部518によって画面上に表示する。
【0067】
また、読み取った元の情報を出力するようにユーザが指示している場合(S710でYES)は、その出力を行う(S711)。例えば、元の情報を画面表示部518によって画面上に表示したり、データとしてユーザに出力したりする。ユーザは、そのような出力を受けて、読取結果を確認することができる。
【0068】
次に、上記バーコード作成装置400においてデザイナブルコードの外観を設定するための制御パラメータについて、詳細に説明する。
【0069】
図8は、「複製」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示している。この図8の例では、入力された情報であるバーコード801から得られた5つの複製物802が示されている。「複製」とは、元のバーコードと同じもの、つまり同じ内容および外観を持つものを複数並べることをいう。
【0070】
図9は、「拡大」または「縮小」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示している。この図9の例では、入力された情報であるバーコード901を縮小したもの902、904と、拡大したもの903、905とが示されている。「拡大」、「縮小」とは、元のバーコードの内容を保持したまま、そのバーコードの外観について縦と横の少なくとも一方のサイズを変更することをいう。縦横比が変更されても良い。
【0071】
図10(a)(b)は、「回転」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示している。図10(a)の例では、入力された情報であるバーコード1001を45度回転したもの1002が示されている。図10(b)の例では、入力された情報であるバーコード1003を90度回転したもの1004が示されている。「回転」とは、任意の点を中心としてバーコード全体を回転させることをいう。
【0072】
図11は、「反転」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示している。この図11では、元のバーコード1101を左に反転したもの1102と、これら2つのバーコード1101、1102を下に反転したもの1103、1104とが示されている。「反転」とは、任意の点または線を基準としてバーコードを裏返しにすることをいう。
【0073】
図12は、「密度」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示している。この図12では、元のバーコード1201の密度に対して2倍の密度を持つ領域1202と、1/2の密度を持つ領域1203と、1/3の密度を持つ領域1204とが示されている。「密度」を変更するとは、ある領域について単位面積当たりに含まれるバーコードシンボル(2次元バーコードでは桝目)の個数を変更することをいう。
【0074】
図13は、「切り抜き」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示している。この図13では、元のバーコード1301に対して、三角型の切り抜き1302、月型の切り抜き1303、および星型の切り抜き1304を行った例が示されている。「切り抜き」とは、元のバーコードのうちの任意の領域を切り取って、その領域以外の領域を残すことをいう。この切り取った領域の情報は、他の領域に含める。これにより、元のバーコードの内容を保持する。なお、QRコードなどのエラー訂正レベル内であれば、切り取るだけでも良い。
【0075】
図14は、「分割」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示している。この図14では、正方形の外形を持つ元のバーコードが、各領域1401、1402、1403、1404に分割された例が示されている。「分割」とは、一つのバーコードを任意の線で切断して、分けられた領域を並べることをいう。
【0076】
上述のような「複製」、「拡大」、「縮小」、「回転」、「反転」、「密度」、「切り抜き」、「分割」を指示する制御パラメータを組み合わせて変換を行うことによって、図15に示すように、様々な形状を持つデザイナブルコード1503、1505、1507を生成することができる。なお、この図15の例では、入力された情報は、URL1502、またはURLを既存のバーコード規格に基づいて2次元バーコード化して作成された規格バーコード1501である。この規格バーコード1501としては、スタック型のCode49(インターメック社)、Code16K(レーザライト社)、RDF417(シンボルテクノロジ社)などや、マトリックス型のQRCode(デンソー社)、VeriCode(ゼブラ社)、CPcode(日本IDテック社)などを用いても良い。また、例えば2次元バーコード以外のロゴなどを用いても良い。
【0077】
制御パラメータは、作成すべきデザイナブルコードの形状を「円形」、「ひし形」、「台形」というように直接指定するものであっても良い。また、形状に関するもの以外に、作成すべきデザイナブルコードの色彩を「赤」、「青」、「明るさ」というように指定するものであっても良い。また、バーコードシンボルがどのように変更されたかの位置情報に関するもの、デザイナブルコードが何処を基準としてどの領域に含まれるかを示すデザイナブルコードの領域情報などであっても良い。これらの制御パラメータを総合して、操作情報が定められる。
【0078】
色彩に関する制御パラメータを指定する場合は、RGB空間、HSV空間などを用いるとよい。RGB空間とは、赤(R)緑(G)青(B)の3種類で色を表現したものであり、HSV空間とは、色相(H)彩度(S)明度(V)の3種類で色を表現したものである。RGB空間からHSV空間に変換する式は次の通りである。
【0079】
【数1】
Figure 0003847167
【0080】
また、HSV空間からRGB空間に変換する式は次の通りである。
【0081】
【数2】
Figure 0003847167
【0082】
これらの式によって色相、彩度、明度の値を変更することができる。また、操作情報において、光反射部分と光非反射部分の色情報をどのように変更したかを明確にする必要がある。このため、例えば元の規格バーコードのRGB情報をR1,G1,B1とし、デザイナブルコードのRGB情報をR2,G2,B2としたとき、
(R2,G2,B2)=C(R1,G1,B1)
で表される色変換関数Cを用いる。このような変換式や変換関数を用いて色彩に関する制御パラメータを指定することによって、様々な色彩を持つデザイナブルコードを作成することができる。また、デザイナブルコードに領域を指定し、領域毎に色彩を変更するための色変更関数C(n=1,2,3…)を定義しても良い。
【0083】
これらの制御パラメータを予め定められた「円形」、「三角形」、「バツ」などの形状の項目リストや「赤色」、「青色」、「黄色」などの色彩の項目リストとして画面表示部413によって表示し、そのリストの中から作成者がパラメータを選択する方式になっているのが望ましい。このとき、制御パラメータ入力部407はその選択されたパラメータを入力する。これにより、作成者にとって、制御パラメータの入力が簡単かつ容易になる。または、作成すべきバーコードの外観を作成者が描画するための描画ツールを備えても良い。このとき、制御パラメータ入力部407はその描画ツールによって描画された外観に応じたパラメータを入力する。作成者は、制御パラメータの入力を、自由な描画に応じて行うことができる。
【0084】
制御パラメータにはデザイナブルコード全体や、バーコード内部の個々のバーコードシンボルに関するものも含める。これらの制御パラメータは操作情報作成部409によって総合されて、操作情報としてデザイナブルコードに付加される。先に述べた図15では、それぞれデザイナブルコード1503、1505、1507に操作情報としてのマーカ(肉眼で見える○、△などのシンボルを含む。)1504、1506、1508が付加されている。なお、操作情報はデザイナブルコードの内部に埋め込まれても良い。また、操作情報には、制御パラメータの性質を示すヘッダ(例えば操作情報が何ビットで定められるかなど)を加えても良い。
【0085】
図16は、上記バーコード作成装置400において、入力された情報を作成部402によってデザイナブルコードへ変換する仕方の、具体的なフローを示している。この例では、規格バーコードから様々な形状を持つデザイナブルコードを作成する場合について説明する。入力される規格バーコードは、図17、図19に示すように、2値をとり得る6行6列のバーコードシンボル(桝目)からなるもの1701、1901とする。これらの図17、図19では各バーコードシンボルが座標(Xi,Yi)(ただし、Xi,Yiは0≦Xi,Yi≦5を満たす自然数である。)のように表される。後述する図18、図20〜図22でも同様に、各バーコードシンボルが座標(xi,yi)(ただし、xi,yiは0≦xi,yi≦5を満たす自然数である。)のように表される。
【0086】
図16に示すように、まず、バーコード入力部405によって規格バーコード1701を入力する(S1601)。次に、作成すべきデザイナブルコードの外観を表す制御パラメータを決定する(S1602)。ここでは、制御パラメータの一例として、作成すべきデザイナブルコードの形状を「円形」に設定する。
【0087】
さらに、予め登録されているテンプレートの中からその制御パラメータに対応したサンプルを抽出する(S1603)。上の例では、図18に示すような「円形」を表すサンプル1801を抽出する。なお、テンプレートには、図22中に示すように、「三角形」を表すサンプル2201、「バツ」を表すサンプル2202など、複数のサンプルが含まれている。この例では、予め登録されたテンプレート中からサンプルを抽出しているが、作成者が用意した任意のサンプルを用いても良い。
【0088】
次に、入力された規格バーコードと抽出したサンプルとを比較する(S1604)。この例では、図17に示した規格バーコード1701と図18に示したサンプル1801中の対応するバーコードシンボル同士を比較して、値が異なるバーコードシンボルの座標を抽出する。この例では、値が異なるバーコードシンボルの座標は(0,0)、(3,0)、(1,1)、(2,0)、(2,5)、(3,2)、(4,1)、(4,4)、(5,1)、(5,2)になっている。
【0089】
さらに、比較して抽出した座標情報に基づいて、入力された規格バーコードからそのサンプルへの変換の仕方を表す変換テーブル、変換関数のうち少なくとも一つを作成する(S1605)。変換テーブルは、抽出した座標情報を記憶することによって作成され、抽出した座標情報のバーコードシンボルの値を変更することを表す。例えば、その変換テーブルによって、図17に示した規格バーコード1701から図18に示したサンプル1801への変換の仕方が表される。また、変換関数は、次のようにして作成される。例えば、ステップS1604で図19に示す規格バーコード1901と図20に示すサンプル2001とを比較した場合は、図19中で中心座標(3,3)に集まっていた黒シンボルが図20中では広がっているため、次のような変換関数が作成される。
【0090】
【数3】
Figure 0003847167
この例では、拡大の中心座標が(Cx,Cy)=(3,3)、拡大率がk=2である。この変換関数によって、図19に示した規格バーコード1901から図18に示したサンプル2001への変換の仕方が表される。
【0091】
次に、作成した変換テーブルおよび変換関数に従って操作情報を作成する(S1606)。操作情報は、後述するマーカ、バーコード、2次元バーコードにコード化して表す。
【0092】
最後に、上記サンプルと操作情報とを組み合わせることによってデザイナブルコードを作成する(S1607)。例えば、図21は、図18に示したサンプル1801と操作情報としてのマーカ2102とを組み合わせて作成されたデザイナブルコード2101を示している。
【0093】
このようにして、上記バーコード作成装置400において、入力された情報を作成部402によってデザイナブルコードへ変換(エンコード)する。
【0094】
このようにして作成されたデザイナブルコードを読み取る際には、上記バーコード読取装置500において、デザイナブルコードを元の規格バーコードへ逆変換(デコード)する。
【0095】
例えば、図16中のステップS1605で変換テーブルを作成した場合は、その変換テーブルがそのまま復元のための変換テーブルとして用いられる。つまり、バーコードシンボルを逆に考えれば、その変換テーブルによって、図18に示したサンプル1801から図17に示した規格バーコード1701への変換の仕方が表されるからである。
【0096】
また、図16中のステップS1605で(数3)のような変換関数を作成した場合は、次のような逆変換関数が復元のための関数として用いられる。
【0097】
【数4】
Figure 0003847167
【0098】
これらの変換テーブルや変換関数が操作情報に含まれていれば、作成されたデザイナブルコードを元の規格バーコードへ逆変換(デコード)することができる。
【0099】
次に、操作情報をコード化して表すマーカについて説明する。図23は、操作情報をコード化して表すマーカ2301を例示している。このマーカ2301は、長方形の枠内に、左から順に三つのシンボル2302、2303、2304を備えている。マーカ2301における一つ目のシンボル2302を「形状」に関するもの、二つ目のシンボル2303を「色彩」に関するもの、三つ目のシンボル2304を「サイズ」に関するものとする。例えば、形状に関するシンボルが丸の場合はデザイナブルコードが円形とし、色彩に関するシンボルが三角形のときはデザイナブルコードが赤色とし、サイズに関するシンボルが十字形のときはデザイナブルコードが元の規格バーコードの2倍とする。このコード化については、特願2001−070846号公報に詳細に記載されている。
【0100】
このマーカ2301、つまり操作情報によれば、図24に示すように、規格バーコード2401から、外観が変更されたデザイナブルコード2402が作成される。また、図25に示すように、デザイナブルコード2501のデコードを行う際にマーカ2502を読み取れば、デザイナブルコードに関する操作情報を認識でき、デザイナブルコードの内容を知ることができる。マーカ2502の読み取りの際は、シンボル部分に関して2値化を行い、それぞれのシンボルにラベリングを行った後に形状認識を行う。これによりシンボルの形状を認識することができ、したがって操作情報を認識することができる。
【0101】
このような操作情報をコード化して表すマーカを用いれば、操作情報の情報量を減少させることができる。なお、マーカに代えて、操作情報をコード化して表す規格バーコード(1次元バーコードや2次元バーコードなど)を用いることで、さらに操作情報の情報量を増やしてもよい。
【0102】
なお、デザイナブルコードを規格バーコードの集合体、つまりデザイナブルコードは複数の規格バーコードを組み合わせることで全体としてある形状を表現したもの、と考えることもできる。この考え方は、特開平8−249408号公報に記載されているセグメント化の考え方を基礎とする。セグメント化とは、大容量のデータを記録しようとする場合に、管理などの面からブロック単位で情報を記録する技術である。本発明によれば、これらのブロックを並べる情報記録領域の形状を自由に設定することができるので、複雑な形状のものをつくることができる。デザイナブルコードに操作情報としてセグメント化の情報を加えておくことによって、読み取りの際に、元の規格バーコードを容易に認識することができる。
【0103】
【発明の効果】
以上より明らかなように、この発明のバーコード作成装置、バーコード作成方法、バーコード作成プログラムおよびその作成プログラムを記録した記録媒体によれば、作成者の意図に応じた外観を持つバーコードを作成できる。
【0104】
また、この発明のバーコード読取装置、バーコード読取方法、バーコード読取プログラムおよびその読取プログラムを記録した記録媒体によれば、そのようなバーコードを適切に読み取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 既存のバーコード規格に基づいて作成された規格バーコードと、一実施形態のバーコード作成装置またはバーコード作成方法により作成されたデザイナブルコードとを例示する図である。
【図2】 上記バーコード作成装置またはバーコード作成方法によりデザイナブルコードを作成する方法を二通りに大別して示す図である。
【図3】 様々な形状を持つデザイナブルコードを例示する図である。
【図4】 一実施形態のバーコード作成装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 一実施形態のバーコード読取装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 一実施形態のバーコード作成方法のフローを示す図である。
【図7】 一実施形態のバーコード読取方法のフローを示す図である。
【図8】 「複製」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示す図である。
【図9】 「拡大」または「縮小」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示す図である。
【図10】 (a)(b)は、「回転」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示す図である。
【図11】 「反転」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示す図である。
【図12】 「密度」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示す図である。
【図13】 「切り抜き」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示す図である。
【図14】 「分割」を指示する制御パラメータを実行した変換の例を示す図である。
【図15】 上述のような「複製」、「拡大」、「縮小」、「回転」、「反転」、「密度」、「切り抜き」、「分割」を指示する制御パラメータを組み合わせて変換を行うことによって作成された様々な形状を持つデザイナブルコードを示す図である。
【図16】 上記バーコード作成装置に入力された情報をデザイナブルコードへ変換する仕方の、具体的なフローを示す図である。
【図17】 規格バーコードを例示する図である。
【図18】 「円形」を表すサンプルを例示する図である。
【図19】 中心座標に集まった形状を持つ別の規格バーコードを例示する図である。
【図20】 中心座標から広がった形状を持つサンプルを例示する図である。
【図21】 「円形」を表すサンプルに対応した、マーカを含むデザイナブルコードを例示する図である。
【図22】 「三角形」を表すサンプルと「バツ」を表すサンプルを例示する図である。
【図23】 操作情報をコード化して表すマーカを例示する図である。
【図24】 マーカに応じて、規格バーコードからデザイナブルコードを作成する例を示す図である。
【図25】 マーカに応じて、デザイナブルコードから元の情報を認識する方法を二通りに大別して示す図である。
【符号の説明】
400 バーコード作成装置
401 入力部
402 作成部
403 記憶部
404 出力部
405 バーコード入力部
406 情報入力部
407 制御パラメータ入力部
408 デザイナブルコード作成部
409 操作情報作成部
410 変換テーブル
411 変換関数
412 変換エンジン
413 デザイナブルコード記憶部
414 画面表示部
415 印刷部
500 バーコード読取装置
501 入力部
502 処理部
503 記憶部
504 出力部
505 デザイナブルコード入力部
506 通信制御部
507 操作情報解析部
508 操作方法解析部
509 バーコード走査部
510 復元方法解析部
511 バーコード復元部
512 変換テーブル
513 変換関数
514 コード記憶部
515 操作情報解析エンジン
516 走査エンジン
517 復元エンジン

Claims (13)

  1. 記録すべき情報の内容を表すバーコードを、外観を可変して作成するバーコード作成装置であって、
    上記記録すべき情報を入力するための情報入力手段と、
    上記作成すべきバーコードの外観を設定する制御パラメータを入力するための制御パラメータ入力手段と、
    上記情報入力手段によって入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成する操作情報作成手段と、
    上記操作情報に応じて、その操作情報を含む上記外観が設定されたバーコードを生成するバーコード生成手段とを備え
    上記操作情報は、上記情報入力手段によって入力された情報と上記外観が設定されたバーコードとの間の対応関係を表す変換関数であり、かつ、
    上記変換関数は、上記外観が設定されたバーコードから上記情報入力手段によって入力された元の情報へ復元する仕方を表す逆変換関数が存在するものであることを特徴とするバーコード作成装置。
  2. 請求項1に記載のバーコード作成装置において、
    上記情報入力手段は、上記記録すべき情報を規格バーコードの形態で入力するようになっていることを特徴とするバーコード作成装置。
  3. 請求項1または2に記載のバーコード作成装置において、
    上記制御パラメータは、上記作成すべきバーコードの外観として色相、彩度、明度のうち少なくとも一つを設定するパラメータを含むことを特徴とするバーコード作成装置。
  4. 記録すべき情報の内容を表すバーコードを、外観を可変して作成するバーコード作成方法であって、
    上記記録すべき情報を入力するステップと、
    上記作成すべきバーコードの外観を設定する制御パラメータを入力するステップと、
    上記入力された情報を、上記制御パラメータに応じて外観が設定されたバーコードへ変換する仕方を表す操作情報を作成するステップと、
    上記操作情報に応じて、その操作情報を含む上記外観が設定されたバーコードを生成するステップとを備え
    上記操作情報は、上記情報入力手段によって入力された情報と上記外観が設定されたバーコードとの間の対応関係を表す変換関数であり、かつ、
    上記変換関数は、上記外観が設定されたバーコードから上記情報入力手段によって入力された元の情報へ復元する仕方を表す逆変換関数が存在するものであることを特徴とするバーコード作成方法。
  5. 請求項に記載のバーコード作成方法において、
    上記記録すべき情報を規格バーコードの形態で入力することを特徴とするバーコード作成方法。
  6. コンピュータに請求項4または5に記載のバーコード作成方法を実行させるためのバーコード作成プログラム。
  7. 請求項に記載のバーコード作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 請求項1に記載のバーコード作成装置または請求項に記載のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取装置であって、
    上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力手段と、
    上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取手段と、
    上記操作情報読取手段によって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードの内容を読み取るバーコード読取手段を備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  9. 請求項2に記載のバーコード作成装置または請求項5に記載のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取装置であって、
    上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力手段と、
    上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取手段と、
    上記操作情報読取手段によって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力手段によって入力されたバーコードから規格バーコードを復元する復元手段と、
    上記復元された規格バーコードの内容を読み取る規格バーコード読取手段とを備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
  10. 請求項1に記載のバーコード作成装置または請求項4に記載のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取方法であって、
    上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力ステップと、
    上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取ステップと、
    上記操作情報読取ステップによって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードの内容を読み取るバーコード読取ステップを備えたことを特徴とするバーコード読取方法。
  11. 請求項2に記載のバーコード作成装置または請求項5に記載のバーコード作成方法によって作成されたバーコードを読み取るバーコード読取方法であって、
    上記作成されたバーコードを入力するバーコード入力ステップと、
    上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから上記操作情報を読み取る操作情報読取ステップと、
    上記操作情報読取ステップによって読み取られた操作情報に基づいて判明した上記逆変換関数を用いて、上記バーコード入力ステップによって入力されたバーコードから規格バーコードを復元する復元ステップと、
    上記復元された規格バーコードの内容を読み取る規格バーコード読取ステップとを備えたことを特徴とするバーコード読取方法。
  12. コンピュータに請求項10または11に記載のバーコード読取方法を実行させるためのバーコード読取プログラム。
  13. 請求項12に記載のバーコード読取プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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