JP3847141B2 - 衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構 - Google Patents

衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水抜弁を設けた温水タンクを内蔵し、便器に着脱自在に組付けられる衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
手動で開閉される上記水抜弁は、厳寒季の夜間の凍結防止や、使用を一時中止する時の不衛生化を防ぐ為に開弁される。そして、衛生洗浄装置を、修理・点検等の為に取り外す時の、残水の漏出を防ぐ役割も果してくれる。この残水を無くすことは、温水タンクの構造上面倒である。
上記取外しの際に、水抜弁が開いたままになっていることは、その取扱い上の事情からして間々有り得ることである。そして、点検作業者が、これに気付かずに衛生洗浄装置を取外すと、導電部が被水したり、衣服やトイレの床が水びたしになる失態を招くことになる。
更に、取外した衛生洗浄装置を再び便器に組付ける際に、閉ざして置くべき水抜弁が、何等かの事情で開いたままになっていることや、使用中において何等かの事情で押引動杆を作動させ、水抜弁が開いてしまうことも十分に有り得る。その場合には、便器の使用時に、温水タンクに供給される水は水抜弁を通って便器内に直接放流されてしまう不都合が生ずる。
【0003】
そこで、特開平8−326130号公報にて、保守・点検等の為に、便器から衛生洗浄装置を取外すと、水抜弁が開いている場合には、その取外し操作に連動して水抜弁が自動的に閉弁されるようにした衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構を提案した。
【0004】
図11は、前記衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構の1例を示すもので、101は、温水タンク102の下部に設けた排水口103の弁座104に接離可能に配設した弁体である。105は前記弁体101を開閉操作するための押引動杆であり、前記押引動杆105の動作は、伝動部材106を介して弁体101に伝えられ、前記弁体101を開弁する。aは、前記押引動杆105のテーパー面bに形成した係合突起であり、前記伝動部材106の左端部cと係合するように構成されている。また、107は、衛生洗浄装置を便器に係脱する際に押動される左右動レバーであり、前記衛生洗浄装置を係脱する際には、先端に設けた突起108に寄り、前記押引動杆105を動作するものである。
前記衛生洗浄装置において、タンク102内の残留水を水抜きする場合には、図11に示すように、伝動部材106の左端部cが押引動杆105のテーパー面b右端に圧接した状態から、押引動杆105を図の右方に押しやると、押引動杆105のテーパー面bにより押し下げられた伝動部材106は、半時計周りに回動する。これによって前記伝動部材106の右端側が、タンク102の排水口103の弁座104を閉塞する弁体101を上方へ押動して開弁する。このとき、前記伝動部材106の左端部cは。押引動杆105の係合突起aに係合され、快弁状態を維持する。
つづいて、前記衛生洗浄装置を、保守・点検のために便器から取り外すには、図11に示す左右動レバー107の右端を押圧して衛生洗浄装置と便器間の図示しない係合を解除することによって、前記衛生洗浄装置を便器から取り外すことができる。その際に、何等かの事情で弁体101が開いた状態にあると、左右動レバー107を上記のように押圧した時に、その左端に形成した突起108が、押引動杆105の自動開閉用の突部109に当接し、前記押引動杆105を左方へ押しやる。これによって、図11に示す伝動部材106の左端部cは、押引動杆105の係合突起aとの係合が解かれて、弁体101は自ずから閉弁される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構は、衛生洗浄装置を便器から取外す際、その取外し動作と連動して弁体101が自動的に閉弁されるため、衛生洗浄装置内のタンク102から水が漏出して衣服やトイレの床を水浸しにするといった問題を良好に解決できる反面、前記弁体101を閉弁するには、左右動レバー107によって押引動杆105の自動閉弁用突部109を押動操作しなければならないので、前記押引動杆105と左右動レバー107は、その配置をずらして設置するための広いスペースが必要となり、機器の大型化を招くと共に、前記タンク102等、機能部品の設置等に自由度がなくなるといった問題があった。
本発明は、保守・点検等の為に、便器から衛生洗浄装置を取外すと、水抜弁が開いている場合には、その取外し操作に連動して水抜弁が自動的に閉弁されるようにし、更に便器に衛生洗浄装置が取付いている状態では押引動杆が作動させない衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構を簡素な構成、かつ、少ない占有スペースで提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本発明による衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構は、便器着脱自在に組み付けられる衛生洗浄装置において、温水タンクの水抜弁を、必要に応じて手動により開閉させ、また、衛生洗浄装置の着脱操作に連動して自動閉弁し、且つ便器に衛生洗浄装置が取付いている状態では、水抜弁開閉機構は作動できないようにしたものであって、ばねにより閉弁付勢された弁体を備える水抜弁、及び該水抜弁の開閉操作用の押引動杆と、該押引動杆の動きを前記弁体に伝えて開弁させる伝動部材、及び前記開弁状態を維持する開弁維持手段と、衛生洗浄装置を便器に着脱自在に固定させるために、便器側に設けた被係合部材、及び衛生洗浄装置側に設けられ、前記押引動杆の動きと連動して被係合部材と係脱される係合部材を具備し、係合した場合、該伝動部材と該被係合部材は当接の関係にあって係合の際は該伝動部材が回動しないように構成した。
【0007】
また、前記伝動部材は、その第1中間部支軸に枢支され、第2中間部は前記押引動杆に設けた突出ピンに係止させ、一端を前記便器に衛生洗浄装置を取付けた状態で前記被係合部材に当接する回動防止突起とし、他端を前記弁体の弁軸に当接させるコ字形状レバーであり、前記開弁維持手段は、前記押引動杆の中途に設けられて、衛生洗浄装置の一端側に係脱可能な係合突部により構成した。
【0008】
さらに、前記係合部材は、一端をばね力により押圧付勢して、他端を伝動部材の一端に係止する突出ピンを備えて押引動杆と当するように配置した左右動レバーに複数の鉤状突起を備えて構成し、前記被係合部材は、係合部材の鉤突起に係脱する鉤状凹部を備えて、前記押引動杆の押引動により係合部材と被係合部材を係脱するように構成した。
【0009】
本発明は、便器と衛生洗浄装置を係合する係合部材と連動して温水タンクの水抜弁を動作するよう構成したので、前記係合部材を操作して衛生洗浄装置を便器から取外す際には、前記水抜弁は自動的に閉弁され、且つ便器側に衛生洗浄装置が係合する場合、水抜弁開閉機構は作動できない為、温水タンク内の残留水がこぼれ出て、導電部が破水したり、作業者の衣服や床を濡らす失態を招かなくて済む。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明する。図1に示したように、衛生洗浄装置100は、便器200の後部上面に着脱自在に組付けられている。この衛生洗浄装置100は、図2に示したように、ケーシング1内に、ヒータ一を内蔵する温水タンクA、水道圧調節用の減圧弁と水路開閉用の電磁弁とからなるバルブユニツトB、与圧した温水を体の汚れた部分に吹き付ける温水噴射ノズルC等を配設している。
【0011】
部分平面図としての図3に示したように、温水タンクAの前面下部に設けた排水口2には、図4に示した構造の水抜弁3を取付けている。この水抜弁3は、排水口2に設けた弁座3bに向けて接離動可能に配設した弁体3aを、コイルばね3cによって弁座に押し付ける構成になっている。3dは、弁体3bの接離動用の弁軸である。
【0012】
図3、図5に於いて、4は、水抜弁3の開閉操作用の押引動杆で、その左端上面には突出ピン4dを設けている。5は、押引動杆4の動きを弁体3aに伝える為のレバー(伝動部材)5で、第1中間部が支軸6に枢支されている。レバー5の右側部分5aの先端部(第2中間部)には長孔係止孔5cを設け、係止孔5cを突出ピン4d及び後述する左右動レバーの右端上面の突出ピン13dに擺動自在に係止させている。レバー5の左側部分5bの先端は、弁体3を開弁方向に押圧し得る状態で、弁軸3dの前側に当接させている。また、便器200に衛生洗浄装置100が取付いた状態では、係止孔5cの左側部分の回動防止突起5dは後述する被係合部材21の正面部23に当接している。
【0013】
押引動杆4の中途には小突起dを設けて、この小突起dとロックピンeとで水抜弁3の開弁維持手段としている。更に、押引動杆4の一端には、指掛部4aを設けている。押引動杆4の他端には、左右動レバー13を配設し、押引動杆4を押し込むと押引動杆4の左端が左右動レバー13の一端に当接し、押引動杆4の押し込み力を伝達するようにしている。
【0014】
次に、図6〜図9は、衛生洗浄装置100を、便器200の後部上面に着脱自在に組付ける為の組付機構を示している。図6に於いて、11は、衛生洗浄装置のケーシング1の底面上に設けた係合部材であり、21は、便器200の後部上面に匿定された被係合部材である。
【0015】
係合部材11は、ケーシング1の底面上に左右方向に配設した溝状のガイドレール12に沿って左右動する左右動レバー13を備えている。この左右動レバー13は、コイルばね14によって、右側方向に押圧付勢されており、右端上面には突出ピン13dを設けている。又、左端には左右動レバー13にコイルばね14の付勢力が良好に付勢されるように形成した突起13aを設けている。
【0016】
左右動レバー13の長手方向の二箇所には、鉤状突起15、15を、係合部材21に向けて突設している。更に、図6,7に示したように、ケーシング1の底面上には、その後端とガイドレール12との間に、計4条の係合用凹条cを所定間隔を隔てて並列状に形成させている。12aは鉤状突起15の挿通孔で、ガイドレール12に設けている。
【0017】
一方、矩形プレート状をした被係合部材21の前縁部には、鉤状突起15、15を係脱自在に挿嵌させる、鉤状凹部22、22を設けている。又、被係合部材21の前縁と後縁との間には、係合部材11の各係合用凹条cに挿嵌させる計4条の係合用突条dを並列状に形成させている。
【0018】
次に、上記構成の作用を、図10を用いて説明する。まず、温水洗浄便座100が便器200から取り外されている状態で、水抜弁3を手動で開弁させるには、図10の(a)に示したように、レバー5bの先端が水抜弁3の弁軸3dを上方へ押圧しない閉弁状態から、図10の(b)に示したように、押引動杆4を右方に引きやると、その左端に設けた突出ピン4dと、鉤状突起15、15により被係合部材21の鉤状凹部22に係合された左右動レバー13の右端に設けた突出ピン4dとで係止孔5cを両方から引っ張ることになるため、レバー5は、反時計廻り方向に回動する。
【0019】
これによって、レバー5bの先端側が、コイルばね3cの付勢力に抗して弁体3aの弁軸3dを上方へ押動して開弁させる。そして、押引動杆4を完全に引き終えた段階で、押引動杆4の中途に設けた小突起bがロックピンeを乗り越えてこの突起に係止され、開弁状態が維持される。再び閉弁させるには、指掛部4aによって、押引動杆4を押し戻せば、上記小突起dとロックピンeの係止が解かれ、コイルばね3cの付勢カにより自ずから閉弁する。便器200から衛生洗浄装置100を取り外すには、図10の(c)に示したように、押引動杆4を指掛部4aによって押しやると、押引動杆4の左端部が左右動レバー13の右端部に当接させ、左右動レバーを押しやることにより、被係合部材21の鉤状凹部22と、左右動レバー13び鉤状突起15、15との係合を解くことにより行う。
【0020】
その際に、若し何等かの事情で水抜弁3が開いたままであっても、脱操作は前記押引動杆4を押す作業であるため、前記押引動杆4の押動操作によって、小突起dとロックピンeとの係合が解かれて、レバー5は反時計廻りに回動して水抜弁3の弁軸3dを下方へ移動し水抜弁3を閉弁する。
【0021】
また、温水洗浄便座100が便器200に係合している場合、水抜弁3を手動で開弁させようとしても、係止孔5cの左側部分の回動防止突起5dは被係合部材21の正面部23と当接しているため、レバー5bは回動せず、水抜栓3は開弁しない。
【0022】
次に、衛生洗浄装置100を、図1に示した状態で便器200に組付けるには、先ず、押引動杆4を図10の(a)に示す通常位置に戻す。その上で、図6に示したように、衛生洗浄装置100を、係合部材11の各係合用凹条cが、便器200側の係合部材21の各係合用突条gに挿嵌される位置関係を保って、後方に押しやると、鉤状突起15、15が、鉤状凹部22の狭められた開口部に当接する。この状態で更に強く押しやると、図10の(d)から理解されるように、コイルばね14の押圧付勢カによって、鉤状突起15、15を、鉤状凹部22に抜止状態で挿嵌させることができる。かくして、衛生洗浄装置100の組付けは、殆どワンタッチ操作で完了する。
【0023】
なお、上記構成において、細部の構造は適宜に設計変更しても本発明の目的は達成される。例えば、伝動部材や、開弁維持手段c、d等の構成は、図示に限られず、衛生洗浄装置100の全体構成の如何に応じて周知の技術を適宜に流用しても良い。
【0024】
以上のように、本発明の衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構は、便器と衛生洗浄装置との係合を解くときに操作する左右動レバーを、温水タンクの水抜弁を動作する押引動杆と連動するよう構成したので、前記衛生洗浄装置を便器から取外す際にも、前記水抜弁は自動で閉弁されて、且つ衛生洗浄装置と便器が係合している場合には、水抜弁の動作ができない構成にしたので、衛生洗浄装置内や便器まわりを水浸しにすることはない。また、前記左右動レバーと押引動杆は、ともに連動するように直線上に配置して構成したので、前記左右動レバーと押引動杆の設置スペースを縮小できる。
【0025】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明による衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構は、以下に列挙した如き、実用上の優れた効果を奏する。
(a)衛生洗浄装置と便器が係合しているとき、伝動部材にて水抜き動作をしようとしても、伝動部材は動作しない。
(b)その為、使用中に温水タンク内に供給される水が直接便器に流出してしまう不具合がなくなる。
(c)着脱自在の衛生洗浄装置を便器から取り外す時に、若し、温水タンクの水抜弁が開いていても、この取外操作に連動して、この水抜弁は自動的に閉弁される。
(d)その為、温水タンクの構造上幾分かは残留する水が、作業者の衣服や床を濡らす失態を招く恐れが確実に解消する。
(e)又、一且取外した衛生洗浄装置を再び取付ける時に、水抜弁は必ず閉弁されているので、従来のように閉め忘れによって、温水タンクに供給される水が、直接便器側に流出してしまう不都合も生じ無くなる。
(f)自動閉弁機構は、衛生洗浄装置と便器との着脱機構を流用して、極めて簡素に構成出来る。
(g)更に、衛生洗浄装置を便器との係合を解く際に動作する左右動レバーと押引動杆は、ともに連動しやすいように直線上に配置して構成したので、前記左右動レバーと押引動杆の設置スペースを縮小でき、タンク等、機能部品の設置に自由度が増すとともに、機器全体の寸法を縮小でき経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す、衛生洗浄装置を便器に組付けた状態の斜視図である。
【図2】 同上、衛生洗浄装置の内部を示したブロック図である。
【図3】 同上、一部横断面を示す、要部の平面図である。
【図4】 同上、水抜弁の縦断面図である。
【図5】 同上、要部の斜視図である。
【図6】 同上、衛生洗浄装置側に設けた被係合部材と、便器側に設けた係合部材の夫々の構成を示す平面図である。
【図7】 同上、被係合部材の正面図である。
【図8】 同上、係合部材の正面図である。
【図9】 同上、被係合部材と係合部材とを係合させた状態の平面図である。
【図10】 同上、係合部材と被係合部材とを係合させた状態の平面図である。
【図11】 従来の衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構を示す横断面図である。
【符号の説明】
3…水抜弁
3a,10l…弁体
3c,14…コイルばね
3d…弁軸
4,105…押引動杆
4a…指掛部
4d、13d…突出ピン
5、106…レバー(伝動部材)
5c…長孔係止孔
5d…回動防止突起
6…支軸
11…係合部材
13、107…左右動レバー
13d…突出ピン
15…鉤状突起
21…被係合部材
23…正面部
100…衛生洗浄便座
102、A…温水タンク
200…便器
a…係合突起
d…小突起
e…ロックピン

Claims (3)

  1. 便器に着脱自在に組み付けられる衛生洗浄装置において、温水タンクの水抜弁を、必要に応じて手動により開閉させ、また、衛生洗浄装置の着脱操作に連動して自動閉弁されるようにしたものであって、ばねにより閉弁付勢された弁体を備える水抜弁、および該水抜弁の開閉操作用の押引動杆と、該押引動杆の動きを前記弁体に伝えて開弁させる伝動部材、および前記開弁状態を維持する開弁維持手段と、衛生洗浄装置を便器に着脱自在に固定させるために、便器側に設けた被係合部材、および衛生洗浄装置側に設けられ、前記押引動杆の動きと連動して被係合部材と係脱される係合部材を具備し、更に前記押引動杆の動きが前記被係合部材で拘束される回動防止突起を前記伝動部材に設けたことを特徴とする衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構。
  2. 前記伝動部材は、その第1中間部が支軸に枢支され、第2中間部は前記押引動杆に設けた突出ピンに係止させ、一端を前記便器に衛生洗浄装置を取付けた状態で前記被係合部材に当接する回動防止突起とし、他端を前記弁体の弁軸に当接させるコ字形状レバーであり、前記開弁維持手段は、前記押引動杆の中途に設けられて、衛生洗浄装置の一端側に係脱可能な係合突部であることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構。
  3. 記係合部材は、一端をばね力により押圧付勢して、他端を伝動部材の一端に係止する突出ピンを備えて押引動杆と当するように配置した左右動レバーに複数の鉤状突起を備えて構成し、前記被係合部材は、係合部材の鉤状突起に係脱する鉤状凹部を備えており、前記押引動杆押引動により係合部材と被係合部材を係脱するように構成したことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の衛生洗浄装置の水抜弁開閉機構。
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