JP3846435B2 - 引き出し付き収納庫及びその転倒防止装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、引き出し付き収納庫及びその転倒防止装置に関し、特に、引き出しを引き出した際に筐体が転倒することを防止する引き出し付き収納庫及びその転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
前面に開口を有する直方体形状の筐体と、この筐体に格納され電子機器が収納される複数個のユニット(引き出し)が設けられている引き出し付収納庫は、保守等の際に前記ユニットを筐体から引き出すと、重心が前記ユニットの引き出し方向に移動して筐体が転倒してしまう。従来、筐体の転倒を防止するため、引き出し付き収納庫には、ユニットを引き出す方向に突出した転倒防止部材が筐体の下方に設けられている。
【0003】
しかしながら、従来の引き出し付収納庫に設けられた転倒防止部材は、常時筐体から突出した状態にあるため、操作者が前記転倒防止部材につまずく危険性があり、安全上好ましくないという欠点がある。そこで、前記転倒防止部材を取り外し可能にして、ユニットを引き出す時にだけ取り付ける転倒防止部材が提案されている(例えば、特許文献1又は2参照)。また、転倒防止部材をユニットの移動方向にスライド可能にして、ユニット引き出し時以外は前記転倒防止部材を筐体の下方に収納する転倒防止装置も提案されている(例えば、特許文献3又は4参照。)。このように、転倒防止部材が常時設置されていない場合、操作者の不注意により転倒防止部材を設置せずにユニットを引き出してしまう虞があるため、特許文献1、3及び4に記載の転倒防止装置においては、誤操作防止のため、転倒防止部材に連動して動作するストッパーを設け、転倒防止部材が所定の位置に設置されていない場合には、ユニットを引き出せないようにしている。
【0004】
更に、筐体の扉の開閉に連動させて転倒防止部材をユニットの移動方向にスライドさせる転倒防止装置も提案されている(例えば、特許文献5参照)。特許文献5に記載の転倒防止装置は、筐体の扉を開くことにより転倒防止部材が引き出され、扉を閉じると前記転倒防止部材は筐体の下方に収納されるものである。更にまた、引き出しのロック機構として、転倒防止部材と連動して位置が変化する引き出し防止板を設けることにより、筐体の小型化を図った転倒防止装置も提案されている(例えば、特許文献6参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開昭58−110099号公報 (第1−3頁、第5図)
【特許文献2】
特開平1−302895公報 (第2−3頁、第1図)
【特許文献3】
特開昭58−166796号公報 (第1−2頁、第2図)
【特許文献4】
実開平1−59430号公報 (第4−5頁、第1−2図)
【特許文献5】
特開平7−336056号公報 (第3−4頁、第3図)
【特許文献6】
特開2000−165054号公報 (第3−4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の特許文献1乃至4及び特許文献6に記載の転倒防止装置においては、操作者はユニットを引き出す前に、転倒防止部材を取り付けたり又は引き出したりしなければならず、作業性に問題がある。また、これらの転倒防止装置に設けられている誤操作防止用の機構は、ユニットを引き出す際の安全性しか考慮されていないため、作業終了後に転倒防止部材を取り外したり収納したりするのを忘れる可能性がある。その場合、転倒防止部材が常時筐体から突出している引き出し付き収納庫と同様に操作者がつまずく虞があり、安全性に問題がある。
【0007】
更に、前述の特許文献5に記載の転倒防止装置は、扉の開閉に連動して転倒防止部材が移動するものであるため、作業終了後に操作者が転倒防止部材を収納したり又は取り外したりする必要はないが、前記扉及び転倒防止部材にはそれらを連動させるための連結部材が取り付けられているため、作業可能な場所が限られてしまう。このように、従来の引き出し付き収納庫の転倒防止装置には、作業性及び安全性に問題がある。
【0008】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ユニットを出し入れする際に転倒防止のための特別な作業を必要とせず、作業性及び安全性が優れた引き出し付き収納庫及びその転倒防止装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願第1発明に係る引き出し付き収納庫は、前面に開口を有する筐体と、前記筐体の内部に格納され前記筐体の開口を介して引き出すことができると共に、側面に引き出し方向に延びる第1の平歯車を有する複数個の引き出しと、前記引き出しの第1の平歯車と噛合する歯車が形成された回転部材と、前記筐体の下方に設置され前記回転部材の前記歯車に噛合する第2の平歯車が形成された転倒防止部材と、を有し、前記引き出しと前記回転部材とは間隔をあけて配置されており、前記引き出しを引き出す前に、前記引き出しを前記回転部材の方向に移動させて、前記引き出しの第1の平歯車と前記回転部材の歯車とを噛合させるものであり、前記引き出しを引き出すと前記転倒防止部材も前記回転部材を介して連動して前方に進出し前記筐体の転倒を防止することを特徴とする。
【0010】
本発明においては、引き出しを引き出すと、この筐体の下方に設置された転倒防止部材が連動して前方に進出するので、特別な作業を行わずに筐体の転倒を防止することができる。
【0012】
また、前記回転部材は、例えば、前記引き出しの第1の平歯車と噛合する第1の歯車と、前記転倒防止部材の第2の平歯車と噛合する第2の歯車と、前記第1の歯車と前記第2の歯車とを連結する回転軸と、を有する。
【0013】
更に、前記第1の歯車は前記筐体における前記引き出しの格納部分の高さに相当する高さを有する円柱形状であり、前記第2の歯車は前記転倒防止部材の厚さに相当する厚さを有する円盤形状にすることができる。
【0014】
更にまた、前記筐体の下方には、前記転倒防止部材が前後方向に移動可能に格納される収納枠が設けられていてもよい。
【0015】
本願第2発明に係る引き出し付き収納庫の転倒防止装置は、前面に引き出すことが可能な複数個の引き出しを有する引き出し付き収納庫の転倒防止装置において、前記複数個の引き出しの一方の側面に形成された第1の平歯車と、前記引き出しの第1の平歯車に噛合する歯車が形成された回転部材と、この回転部材の前記歯車に噛合する第2の平歯車が形成され、前記引き出しが引き出されるときに前記回転部材を介して前記引き出しと連動して前方に進出する転倒防止部材と、を有し、前記引き出しと前記回転部材とは間隔をあけて配置されており、前記引き出しを引き出す前に、前記引き出しを前記回転部材の方向に移動させて、前記引き出しの第1の平歯車と前記回転部材の歯車とを噛合させるものであることを特徴とする。
【0016】
本発明においては、引き出しが引き出されると、それに連動して筐体の下方に設けられた転倒防止部材も引き出されるようにしたので、前記引き出しが引き出されている状態においては、前記転倒防止部材により前記筐体が転倒することを防止することができ、前記引き出しが格納されている状態においては、操作者が転倒防止部材につまずくことを防止することができる。
【0017】
前記回転部材は、例えば、前記引き出しの第1の平歯車と噛合する第1の歯車と、前記転倒防止部材の第2の平歯車と噛合する第2の歯車と、前記第1の歯車と前記第2の歯車とを連結する回転軸と、を有する。
【0018】
また、前記第1の歯車は前記筐体における前記引き出しの格納部分の高さに相当する高さを有する円柱形状でもよく、前記第2の歯車は前記転倒防止部材の厚さに相当する厚さを有する円盤形状でもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る引き出し付き収納庫について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は本発明の実施形態に係る引き出し付き収納庫を示す斜視図である。本実施形態の引き出し付き収納庫1には、図1に示すように、前面に開口を有する直方体形状の筐体15と、この筐体15に格納され電子機器が収納される複数個のユニット(引き出し)3が設けられている。これらのユニット3は、筐体15の開口を介して前面側に引き出し可能にされ、筐体15の上下方向に装着されている。また、ユニット3の一方の側面の下方には平歯車2が形成されており、底面にはユニット3を横方向及び前後方向に案内するレール(図示せず)が設けられている。更に、ユニット3の前面には取っ手11が設けられている。
【0020】
本実施形態の引き出し付き収納庫1の筐体15の前面には、扉12が開閉可能に取り付けられている。また、筐体15の下方には、一方の側面に平歯車5が形成された板状の転倒防止部材4が配置されている。この転倒防止部材4は、レール(図示せず)に案内されて前後方向に移動し、筐体15の下方に設けられた収納枠14に格納される。更に、転倒防止部材4は引き出し付き収納庫1を支えることが可能な強度を有する金属材料等で形成されており、その厚さ及び大きさ等は、引き出し付き収納庫1を支えることが可能な範囲内で適宜設定することができる。
【0021】
本実施形態の引き出し付き収納庫1には、回転部材13が回転軸10を中心として回転可能に設けられている。この回転部材13の回転軸10には、周縁にユニット3の平歯車2と噛合する凹凸が形成され、ユニット3が装着されている部分に相当する高さを有する円柱形状の小径歯車9と、周縁に転倒防止部材4の平歯車5に噛合する凹凸が形成され、小径歯車9より直径が大きい円盤形状の大径歯車6とが設けられている。この回転部材13は、小径歯車9が筐体15の内部におけるユニット3の平歯車2が形成されている側に位置し、回転軸10が筐体15の底面に設けられた貫通孔(図示せず)に挿通され、大径歯車6が転倒防止部材4に形成された平歯車5に噛合するように収納枠14内に配置されている。また、本実施形態の引き出し付き収納庫1においては、ユニット3と回転部材13とは間隔をあけて配置されている。
【0022】
次に、上述の如く構成された引き出し付き収納庫1における転倒防止装置の動作について説明する。本実施形態の引き出し付き収納庫1においては、ユニット3を引き出す場合、図1に示すように、ユニット3を回転部材13側(スライド方向7)にスライドさせて、ユニット3の側面に形成された平歯車2と回転部材13における小径歯車9とを噛合させる。次に、ユニット3を前方(引き出し方向8)に引き出す。ユニット3が引き出されることにより、小径歯車9が回転し、それに伴い、大径歯車6も回転する。この大径歯車6は筐体15の下方に設けられた転倒防止部材4の平歯車5と噛合しているため、ユニット3に連動して転倒防止部材4も前方に引き出され、この転倒防止部材4により筐体15が支えられ、転倒が防止される。その際、転倒防止部材4の平歯車5に噛合している大径歯車6の直径は、ユニット3の平歯車2に噛合している小径歯車9の直径より大きいため、転倒防止部材4はユニット3が引き出される速度より速い速度で引き出される。その結果、転倒防止部材4はユニット3より多く引き出されるので、ユニット3の進出長より、転倒防止部材4の進出長の方が長くなり、筐体15は極めて安定し、転倒が確実に防止される。一方、ユニット3を筐体15に格納する場合は、ユニット3を筐体15の方向に押し込むと、小径歯車9が引き出す際とは逆に回転し、それに伴い、大径歯車6も小径歯車9と同じ方向に回転する。その結果、転倒防止部材4は収納枠14に格納される。
【0023】
本実施形態の引き出し付き収納庫1においては、ユニット3及び転倒防止部材4の側面に夫々平歯車2及び平歯車5を形成し、これらの平歯車と噛合する歯車を有する回転部材13を設けることにより、転倒防止部材4をユニット3に連動して前後方向に移動させることができる。即ち、ユニット3が筐体15に収納された状態においては、転倒防止部材4は収納枠14内に収納されており、ユニット3が引き出された際には、転倒防止部材4も前面側に引き出される。その結果、通常は、転倒防止部材4は筐体15の下方に設けられた収納枠14の内部に格納されているので、操作者が転倒防止部材4につまずくことを防止できる。一方、保守等によりユニット3が引き出される場合は、ユニット3に連動して必ず転倒防止部材4が前面側に引き出され、筐体15の下方で筐体15を支えるため、筐体15が転倒することを防止できる。
【0024】
また、本実施形態の引き出し付き収納庫1においては、小径歯車9の直径と大径歯車6の直径との比を変えることにより、ユニット3が引き出される速度に対する転倒防止部材4が引き出される速度を変更することができる。例えば、ユニット3の平歯車2に噛合する歯車の直径と、転倒防止部材4の平歯車5に噛合する歯車の直径とを等しくすると、ユニット3と転倒防止部材4とは同じ速度で引き出される。この場合、ユニット3が引き出された分と同一の長さで転倒防止部材4が引き出されるため、操作者が転倒防止部材4の位置を予測しやすく、操作者の足に転倒防止部材4が当たったり、操作者が転倒防止部材4につまずいたりすることが防止される。
【0025】
一方、ユニット3の平歯車2に噛合する歯車の直径より、転倒防止部材4の平歯車5に噛合する歯車の直径を小さくすると、ユニット3の引き出し速度より転倒防止部材4が引き出される速度が遅くなる。この場合、転倒防止部材4よりユニット3の方が多く引き出されるため、ユニット3の方が転倒防止部材4より手前に配置され、ユニット3を引き出している際に、操作者が転倒防止部材4につまずいたり、転倒防止部材4が操作者の足に当たったりすることを防止することができる。但し、この場合は、筐体15の安定度が若干劣る。しかし、例えば、ユニット3の軽量化、転倒防止部材4の重量化、軽いユニットを上部に配置し重いユニットを下部に配置する等の対策により筐体15の重心を下方に設定したり、又はユニット3の重さを考慮して筐体15が転倒しない引き出し速度(歯車の大きさ)を設定したりすれば、安定度を高めることができる。
【0026】
更に、本実施形態の引き出し付き収納庫1においては、回転部材13は筐体15の内部及び下方に配置されているため、ユニット3を引き出した状態においても作業スペースを確保することができる。
【0027】
本実施形態においては、回転部材13が1個の場合について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、回転部材13を複数個設けてもよい。また、本実施形態においては、回転部材13を大径歯車6、小径歯車9及び回転軸10により構成した場合について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その周縁に、ユニット3に形成された平歯車2及び転倒防止部材4に形成された平歯車5と噛合する形状の歯車が形成されていればよく、例えば、回転軸10が形成されず歯車のみで構成されていてもよい。更に、本実施形態の引き出し付き収納庫1における転倒防止部材4の底面には、必要に応じて固定用部材又はキャスター等を設けることができる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ユニット及び転倒防止部材の側面に設けられた平歯車と回転部材に設けられた歯車とが噛合することより、ユニットと転倒防止部材とを連動させることができる。これにより、ユニットが引き出された場合には、操作者が特別な作業をすることなく転倒防止部材が引き出されて、筐体の下方で筐体を支えるため、筐体が転倒することを防止することができる。また、ユニットが筐体に収納されている場合には、転倒防止部材は筐体の下方に収納されているため、操作者がつまずくことを防止することができる。その結果、優れた作業性及び安全性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る引き出し付き収納庫を示す斜視図である。
【符号の説明】
1;引き出し付き収納庫
2、5;平歯車
3;ユニット
4;転倒防止部材
6;大径歯車
7;スライド方向
8;引き出し方向
9;小径歯車
10;回転軸
11;取っ手
12;扉
13;回転部材
14;収納枠
15;筐体
Claims (7)
- 前面に開口を有する筐体と、前記筐体の内部に格納され前記筐体の開口を介して引き出すことができると共に、側面に引き出し方向に延びる第1の平歯車を有する複数個の引き出しと、前記引き出しの第1の平歯車と噛合する歯車が形成された回転部材と、前記筐体の下方に設置され前記回転部材の前記歯車に噛合する第2の平歯車が形成された転倒防止部材と、を有し、前記引き出しと前記回転部材とは間隔をあけて配置されており、前記引き出しを引き出す前に、前記引き出しを前記回転部材の方向に移動させて、前記引き出しの第1の平歯車と前記回転部材の歯車とを噛合させるものであり、前記引き出しを引き出すと前記転倒防止部材も前記回転部材を介して連動して前方に進出し前記筐体の転倒を防止することを特徴とする引き出し付き収納庫。
- 前記回転部材が、前記引き出しの第1の平歯車と噛合する第1の歯車と、前記転倒防止部材の第2の平歯車と噛合する第2の歯車と、前記第1の歯車と前記第2の歯車とを連結する回転軸と、を有することを特徴とする請求項1に記載の引き出し付き収納庫。
- 前記第1の歯車が前記筐体における前記引き出しの格納部分の高さに相当する高さを有する円柱形状であり、前記第2の歯車が前記転倒防止部材の厚さに相当する厚さを有する円盤形状であることを特徴とする請求項2に記載の引き出し付き収納庫。
- 前記筐体の下方には、前記転倒防止部材が前後方向に移動可能に格納される収納枠が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の引き出し付き収納庫。
- 前面に引き出すことが可能な複数個の引き出しを有する引き出し付き収納庫の転倒防止装置において、前記複数個の引き出しの一方の側面に形成された第1の平歯車と、前記引き出しの第1の平歯車に噛合する歯車が形成された回転部材と、この回転部材の前記歯車に噛合する第2の平歯車が形成され、前記引き出しが引き出されるときに前記回転部材を介して前記引き出しと連動して前方に進出する転倒防止部材と、を有し、前記引き出しと前記回転部材とは間隔をあけて配置されており、前記引き出しを引き出す前に、前記引き出しを前記回転部材の方向に移動させて、前記引き出しの第1の平歯車と前記回転部材の歯車とを噛合させるものであることを特徴とする引き出し付き収納庫の転倒防止装置。
- 前記回転部材が、前記引き出しの第1の平歯車と噛合する第1の歯車と、前記転倒防止部材の第2の平歯車と噛合する第2の歯車と、前記第1の歯車と前記第2の歯車とを連結する回転軸と、を有することを特徴とする請求項5に記載の引き出し付き収納庫の転倒防止装置。
- 前記第1の歯車が前記筐体における前記引き出しの格納部分の高さに相当する高さを有する円柱形状であり、前記第2の歯車が前記転倒防止部材の厚さに相当する厚さを有する円盤形状であることを特徴とする請求項6に記載の引き出し付き収納庫の転倒防止装置。
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