JP3845692B2 - Polyphenazacillin compounds having amines in the side chain - Google Patents

Polyphenazacillin compounds having amines in the side chain Download PDF

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  • Polyoxymethylene Polymers And Polymers With Carbon-To-Carbon Bonds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フェナザシリン誘導体を主鎖に持つポリマー、即ち、5,10−ジヒドロ−5H−フェナザシリン(以下、単に「フェナザシリン」という)化合物を主鎖に持つ新規なフェナザシリン系重合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フェナザシリン化合物は酸化を防止する化合物として、Issled.Obl.Fiz.Khim.Kauch.Rezin,,14(1973)に記載されている。また、ジェットエンジンの潤滑剤用の耐熱性添加剤として、Ann.N.Y.Acad.Sci.,125,242(1965)に記載されている。さらに、フェナザシリンの低分子化合物について、特開平8−302339号公報、特開平10−218884号公報で、発光素子の正孔輸送材料として好適に用いられることが記載されている。
【0003】
一方で、ポリアニリンを初めとする芳香族アミン型ポリマーは、高い電気活性を示すことが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のフェナザシリンをはじめとする低分子化合物を発光素子を始めとする電子素子の構成材料として用いる場合、キャスト法では膜形成がうまくいかないので、真空蒸着等の方法が用いられる。その場合、真空蒸着装置等の高価な機器が必要とされるので、より簡便な手段によって電子素子の構成材料として利用できることが求められている。
【0005】
さらに、上記従来のフェナザシリンをはじめとする低分子化合物を酸化防止剤等の高分子への添加剤として用いる場合、それが環境へ溶けだすことが問題視されており、溶け出しにくい高分子材料の使用が求められている。
【0006】
また、ポリアニリンを初めとする芳香族アミン型ポリマーは、一般の有機溶媒への溶解性が低いため、膜形成がしにくく、素子化が難しいという問題を有する。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、均質な膜の作成を容易かつ低廉に製造することが可能であり、環境問題を生ずる恐れも少ない重合体を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、下記一般式(1)で表されるフェナザシリン化合物を主鎖骨格とする重合体が有機溶媒への溶解性が高いことを発見し、キャスト法による膜作成が可能であることを見いだした。即ち、第一発明の重合体は下記一般式(1)で示されるような5,10−ジヒドロ−5H−フェナザシリン化合物を主鎖骨格とすることを特徴とする。
【0009】
【化4】

Figure 0003845692
(式中、Rは置換されていてもよい二価のアルキル基を示し、R,R,R,Rはそれぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基または水素原子を示し、nは平均重合度である。)
【0010】
第二発明の重合体は、下記一般式(2)で示されるような、5,10−ジヒドロ−5H−フェナザシリン化合物を主鎖骨格とし、また、側鎖にあるアミノ基のうち、一部またはすべてが四級化されていることを特徴とする。
【化5】
Figure 0003845692
(式中、Rは置換されていてもよい二価のアルキル基を示し、R,R,R,R,Rはそれぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基または水素原子を示す。mは四級化の割合を示し、0<m≦1である。Y-は一価のアニオンを示し、nは平均重合度である。)
【0011】
また、第一発明の重合体は、下記一般式(3)で表されるフェナザシリン化合物をニッケル錯体を用いて脱ハロゲン化重縮合反応を行うことによって製造することができる。
【化6】
Figure 0003845692
(式中、Rは置換されていてもよい二価のアルキル基を示し、R,R,R,Rはそれぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基または水素原子を示し、X,Xはそれぞれ独立にハロゲン原子を示す。)
【0012】
【発明の実施の形態】
前記一般式(1)〜(3)において、R,R,R,R,Rで表されるアルキル基としては、メチル、エチル、n−またはiso−プロピル、n−、iso−またはtert−ブチル、n−、iso−またはneo−ペンチル、n−ヘキシル、シクロヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチル等の直鎖、分岐、環状の炭素数1〜20、好ましくは1〜10のアルキル基が挙げられる。アルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、n−またはiso−プロポキシ、n−、iso−またはtert−ブトキシ、n−、iso−またはneo−ペントキシ、n−ヘキソキシ、シクロヘキソキシ、n−ヘプトキシ、n−オクトキシ等の直鎖、分岐、環状の炭素数1〜20、好ましくは1〜10のアルコキシ基があげられる。アリール基としては、フェニル基、o−、m−、p−トリル基、1−および2−ナフチル基、アントリル基等の炭素数6〜20、好ましくは6〜14のアリール基が挙げられる。アリーロキシ基としては、フェノキシ基、o−、m−、p−トリロキシ基、1−および2−ナフトキシ基、アントロキシ基等の炭素数6〜20、好ましくは6〜14のアリーロキシ基が挙げられる。
【0013】
また、Rで表される二価のアルキル基としては、メチレン、エタン−1,2−ジイル、エタン−1,1−ジイル、プロパン−1,1−ジイル、プロパン−1,2−ジイル、プロパン−1,3−ジイル等の直鎖、分岐の炭素数1〜20、望ましくは2〜8の二価のアルキル基が挙げられる。
【0014】
さらに、R〜Rにおける「置換されていてもよい」の置換基としては、後記する重合反応に関与しないものであればよく、例えば、前記したアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基が挙げられる。
【0015】
前記一般式(3)において、X,Xで表されるハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子が挙げられ、特に臭素原子が望ましい。
【0016】
前記一般式(2)について、Y-で表される一価のアニオンとしては、ClO -、PF -、BF -やハロゲン化物イオン等の一般のアンモニウム塩に用いられる一価のアニオンを用いることができるが、特にCl-、Br-、I-のハロゲン化物イオンが望ましい。
【0017】
前記一般式(1)で表される重合体は前記一般式(3)のハロゲン化されたフェナザシリン化合物を溶媒に溶かし、このモノマーに対し1〜20当量のニッケル錯体を用いて脱ハロゲン化カップリング反応下にて重合を行うことによって製造することができる。この場合の反応は式(4)で表される。
【0018】
【化7】
Figure 0003845692
(式中、Rは置換されていてもよい二価のアルキル基を示し、R,R,R,Rはそれぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基または水素原子を示し、X,Xはそれぞれ独立にハロゲン原子を示し、nは平均重合度である。)
【0019】
ニッケル錯体を用いる脱ハロゲン化重縮合においては、この種の反応において通常用いられる種々の溶媒を用いることができる。これを例示すれば、N,N−ジメチルホルムアミド、トルエン、ベンゼン、テトラヒドロフラン(THF)等である。
【0020】
前記ニッケル錯体としては、テトラカルボニルニッケル(0)、ジカルボニルビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(0)、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ニッケル(0)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(0)、(η−エチレン)ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(0)、テトラキス(イソシアン化t−ブチル)ニッケル(0)、[(1,2,5,6,8,10−η)−trans,trans,trans−1,5,9−シクロドデカトリエン]ニッケル(0)、等を例示することができる。ニッケル錯体は、前記(3)の化合物一当量あたり、0.1〜20当量、好ましくは1〜5当量の割合で用いられる。
【0021】
また、ニッケル錯体には支持配位子として0.1〜10当量の2,2’−ビピリジルやトリフェニルホスフィン等の配位子を加えてもよい。例を挙げれば、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ニッケル(0)に2,2’−ビピリジルを1当量加えて用いる、ビス(1,5−シクロオクタジエン)ニッケル(0)にトリフェニルホスフィンを2当量加えて用いる等である。
【0022】
脱ハロゲン化重縮合反応は、溶媒の融点〜溶媒の沸点まで種々の温度で実施できるが、特に0℃〜100℃程度が望ましい。反応後は、再沈等によって精製できる。
【0023】
このポリマーの平均重合度は2〜30000、好ましくは3〜10000である。
【0024】
前記一般式(2)において、mはポリマーが四級化された割合であり、0<m≦1の任意の値をとることができる。
【0025】
【実施例】
以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
【0026】
(実施例1) 2,8−ジブロモ−10,10−ジメチル−5−(3−ジメチルアミノプロピル)−5,10−ジヒドロフェナザシリン(一般式(3),R=R=R=R=メチル,R=プロパン−1,3−ジイル,X=X=Br)の合成
【化8】
Figure 0003845692
1.31gの水素化ナトリウムの入った三口フラスコに20mLのトルエンを加え、さらに1.03gのビス(2,4−ジブロモフェニル)アミンを加えて90℃で1時間撹拌した。さらに1−クロロ−3−ジメチルアミノプロパンを加えて90℃で24時間撹拌した。水を加えることにより反応を止めて抽出した後、シリカゲルのカラムで精製することによって1.15gのビス(2,4−ジブロモフェニル)−(3−ジメチルアミノプロピル)アミンを得た。
続いて、氷浴中で1.05gのビス(2,4−ジブロモフェニル)−(3−ジメチルアミノプロピル)アミンを10mLのエーテルに懸濁させた後に2.5mLのn−ブチルリチウムのヘキサン溶液(1.6M)を加えた。さらにジメチルジクロロシランを0.26g加え、沈殿が生成した後に氷浴を外して12時間攪拌した。反応液を氷水に注ぎ、エーテルで抽出した後にシリカゲルのカラムで精製することにより0.87gの2,8−ジブロモ−10,10−ジメチル−5−(3−ジメチルアミノプロピル)−5,10−ジヒドロフェナザシリンを単離した。
【0027】
NMRスペクトルデータについては以下の通りである。
H−NMR(CDCl):δ7.51(d,2H),7.41(dd,2H),7.00(d,2H),3.97(t,2H),2.27(t,2H),2.17(s,6H),1.8〜1.9(m,2H),0.42(s,6H)
13C−NMR(CDCl):δ148.76,135.43,132.54,126.80,118.28,113.85,57.03,47.92,45.56,25.61,−2.33
29Si−NMR(CDCl):δ−21.09
【0028】
(実施例2) 脱ハロゲン化カップリング反応によるポリ(10,10−ジメチル−5−(3−ジメチルアミノプロピル)−5,10−ジヒドロフェナザシリン−2,8−ジイル)(一般式(1),R=R=R=R=メチル,R=プロパン−1,3−ジイル)の合成
【化9】
Figure 0003845692
窒素雰囲気下でビス(1,5−シクロオクタジエン)ニッケル(0)0.11g(0.4mmol)に1,5−シクロオクタジエン0.25mLを加えた後にトルエンを5mL加えて懸濁させた。更に2,2’−ビピリジル62mg(0.4mmol)を加えて攪拌した。更に138mg(0.3mmol)の2,8−ジブロモ−10,10−ジメチル−5−(3−ジメチルアミノプロピル)−5,10−ジヒドロフェナザシリン(一般式(3),R=R=R=R=メチル,R=プロパン−1,3−ジイル,X=X=Br)を加えた後に60℃に昇温して50時間攪拌した。反応液をメタノールに注ぎ、得られた粉末をろ過した。この粉末を水、メタノールの順で洗浄した後にジクロロメタンに溶かしてメタノールで再沈殿することにより、30mg(モノマー単位として0.1mmol)のポリマーを単離した。得られたポリマーは文献未記載の新規化合物であり、数平均分子量は5400(n=17.5)、重量平均分子量は7500(n=24.3)であった。また、得られたポリマーはTHF、クロロホルム等の一般の有機溶媒に可溶であった。このため、例えばキャスト法等の方法による製膜が容易であった。
【0029】
NMRスペクトルデータについては以下の通りである。
H−NMR(CDCl):δ7.5〜7.8(m,4H),7.25(d,2H),4.14(3H),2.43(2H),2.27(s,6H),2.07(2H),0.53(s,6H)
13C−NMR(CDCl):δ148.92,132.91,131.52,124.07,116.28,57.30,47.94,45.56,25.68,−1.60
29Si−NMR(CDCl):δ−21.99
【0030】
(実施例3) ポリ[{10,10−ジメチル−5−(3−トリメチルアンモニオプロピル)−5,10−ジヒドロフェナザシリン−2,8−ジイル}ヨージド](一般式(2),R=R=R=R=R=メチル,R=プロパン−1,3−ジイル,Y-=ヨウ化物イオン,m=1)の合成
【化10】
Figure 0003845692
13mgのポリ(10,10−ジメチル−5−(3−ジメチルアミノプロピル)−5,10−ジヒドロフェナザシリン−2,8−ジイル)を1mLのベンゼンに溶かした後、ヨウ化メチル50μLを加えて撹拌した。生成した沈殿をろ過し、それをクロロホルムで洗浄することにより、5.2mgのポリ[{10,10−ジメチル−5−(3−トリメチルアンモニオプロピル)−5,10−ジヒドロフェナザシリン}ヨージド−2,8−ジイル]を得た。得られたポリマーはTHF、クロロホルム等の溶媒に不溶であったが、ジメチルスルホキシド(DMSO)等の溶媒に可溶であった。このため、例えばキャスト法等の方法による製膜が容易であった。また、NMRの結果から、m=1であった。
【0031】
NMRスペクトルデータについては以下の通りである。
H−NMR(DMSO−d):δ7.7〜7.9(m,4H),7.36(d,2H),4.08(t,2H),3.59(t,2H),3.06(s,9H),2.22(m,2H),0.53(s,6H)
29Si−NMR(DMSO−d):δ−22.61
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、新規なフェナザシリン重合体が、簡単な方法で薄膜化ができるような素材として提供される。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a polymer having a phenazacillin derivative in the main chain, that is, a novel phenazacillin polymer having a 5,10-dihydro-5H-phenazacillin (hereinafter simply referred to as “phenazacillin”) compound in the main chain.
[0002]
[Prior art]
Phenazacillin compounds are compounds that prevent oxidation as described in Issled. Obl. Fiz. Khim. Kauch. Rezin, 2 , 14 (1973). As a heat-resistant additive for jet engine lubricants, Ann. N. Y. Acad. Sci. , 125 , 242 (1965). Furthermore, it is described that a low molecular weight compound of phenazacillin is suitably used as a hole transport material of a light emitting device in Japanese Patent Application Laid-Open Nos. 8-302339 and 10-218884.
[0003]
On the other hand, aromatic amine type polymers such as polyaniline are known to exhibit high electric activity.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, when a low molecular weight compound such as the conventional phenazacillin is used as a constituent material of an electronic device such as a light emitting device, film formation is not successful by the casting method, and a method such as vacuum evaporation is used. In that case, since expensive equipment such as a vacuum vapor deposition apparatus is required, it is required that it can be used as a constituent material of an electronic element by a simpler means.
[0005]
Furthermore, when low molecular weight compounds such as the above conventional phenazacillin are used as additives to polymers such as antioxidants, it has been regarded as a problem that they dissolve into the environment. Use is required.
[0006]
In addition, aromatic amine type polymers such as polyaniline have a problem that it is difficult to form a film due to low solubility in a general organic solvent, and it is difficult to form an element.
[0007]
The present invention has been made in view of the above-mentioned conventional problems, and it is possible to easily and inexpensively produce a homogeneous film and to provide a polymer that is less likely to cause environmental problems. Let it be an issue.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventors have found that a polymer having a main chain skeleton of a phenazacillin compound represented by the following general formula (1) has high solubility in an organic solvent. I discovered that it was possible to create a film by the casting method. That is, the polymer of the first invention is characterized in that the main chain skeleton is a 5,10-dihydro-5H-phenazacillin compound represented by the following general formula (1).
[0009]
[Formula 4]
Figure 0003845692
(In the formula, R 3 represents an optionally substituted divalent alkyl group, and R 1 , R 2 , R 4 , and R 5 each independently represents an optionally substituted alkyl group, aryl group, alkoxy group. Group, aryloxy group or hydrogen atom, and n is the average degree of polymerization.)
[0010]
The polymer of the second invention has a 5,10-dihydro-5H-phenazacillin compound as a main chain skeleton as represented by the following general formula (2), and a part of amino groups in the side chain or All are quaternized.
[Chemical formula 5]
Figure 0003845692
(In the formula, R 3 represents a divalent alkyl group which may be substituted, and R 1 , R 2 , R 4 , R 5 and R 6 are each independently an optionally substituted alkyl group or aryl. A group, an alkoxy group, an aryloxy group, or a hydrogen atom, m represents a quaternization ratio, 0 <m ≦ 1, Y represents a monovalent anion, and n represents an average degree of polymerization.)
[0011]
The polymer of the first invention can be produced by subjecting a phenazacillin compound represented by the following general formula (3) to a dehalogenation polycondensation reaction using a nickel complex.
[Chemical 6]
Figure 0003845692
(In the formula, R 3 represents an optionally substituted divalent alkyl group, and R 1 , R 2 , R 4 , and R 5 each independently represents an optionally substituted alkyl group, aryl group, alkoxy group. A group, an aryloxy group or a hydrogen atom, and X 1 and X 2 each independently represent a halogen atom.)
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
In the general formulas (1) to (3), the alkyl group represented by R 1 , R 2 , R 4 , R 5 , R 6 is methyl, ethyl, n- or iso-propyl, n-, iso -Or tert-butyl, n-, iso- or neo-pentyl, n-hexyl, cyclohexyl, n-heptyl, n-octyl, etc., straight, branched, cyclic, C 1-20, preferably 1-10 An alkyl group is mentioned. Alkoxy groups include methoxy, ethoxy, n- or iso-propoxy, n-, iso- or tert-butoxy, n-, iso- or neo-pentoxy, n-hexoxy, cyclohexoxy, n-heptoxy, n-octoxy And straight-chain, branched, and cyclic alkoxy groups having 1 to 20, preferably 1 to 10, carbon atoms. Examples of the aryl group include aryl groups having 6 to 20 carbon atoms, preferably 6 to 14 carbon atoms such as a phenyl group, o-, m-, p-tolyl group, 1- and 2-naphthyl group, and anthryl group. Examples of the aryloxy group include aryloxy groups having 6 to 20 carbon atoms, preferably 6 to 14 carbon atoms such as a phenoxy group, o-, m-, p-triloxy group, 1- and 2-naphthoxy group, and anthoxy group.
[0013]
Examples of the divalent alkyl group represented by R 3 include methylene, ethane-1,2-diyl, ethane-1,1-diyl, propane-1,1-diyl, propane-1,2-diyl, Examples thereof include a linear or branched divalent alkyl group having 1 to 20, preferably 2 to 8, carbon atoms such as propane-1,3-diyl.
[0014]
Furthermore, as the substituent of “optionally substituted” in R 1 to R 6, any substituent that does not participate in the polymerization reaction described below may be used. For example, the above-described alkyl group, aryl group, alkoxy group, aryloxy group Is mentioned.
[0015]
In the general formula (3), examples of the halogen atom represented by X 1 and X 2 include a chlorine atom, a bromine atom, and an iodine atom, and a bromine atom is particularly desirable.
[0016]
In the general formula (2), the monovalent anion represented by Y is a monovalent anion used for general ammonium salts such as ClO 4 , PF 6 , BF 4 and halide ions. In particular, halide ions of Cl , Br and I are desirable.
[0017]
The polymer represented by the general formula (1) is obtained by dissolving the halogenated phenazacillin compound of the general formula (3) in a solvent and dehalogenating coupling using 1 to 20 equivalents of a nickel complex with respect to this monomer. It can manufacture by superposing | polymerizing under reaction. The reaction in this case is represented by the formula (4).
[0018]
[Chemical 7]
Figure 0003845692
(In the formula, R 3 represents an optionally substituted divalent alkyl group, and R 1 , R 2 , R 4 , and R 5 each independently represents an optionally substituted alkyl group, aryl group, alkoxy group. A group, an aryloxy group or a hydrogen atom, X 1 and X 2 each independently represent a halogen atom, and n is an average degree of polymerization.)
[0019]
In the dehalogenation polycondensation using a nickel complex, various solvents usually used in this kind of reaction can be used. For example, N, N-dimethylformamide, toluene, benzene, tetrahydrofuran (THF) and the like.
[0020]
Examples of the nickel complex include tetracarbonylnickel (0), dicarbonylbis (triphenylphosphine) nickel (0), bis (1,5-cyclooctadiene) nickel (0), tetrakis (triphenylphosphine) nickel (0 ), (Η 2 -ethylene) bis (triphenylphosphine) nickel (0), tetrakis (t-butyl isocyanate) nickel (0), [(1,2,5,6,8,10-η) -trans , Trans, trans-1,5,9-cyclododecatriene] nickel (0), and the like. The nickel complex is used in a proportion of 0.1 to 20 equivalents, preferably 1 to 5 equivalents, per equivalent of the compound (3).
[0021]
Further, 0.1 to 10 equivalents of a ligand such as 2,2′-bipyridyl or triphenylphosphine may be added to the nickel complex as a supporting ligand. For example, bis (1,5-cyclooctadiene) nickel (0) is added with 1 equivalent of 2,2′-bipyridyl, and bis (1,5-cyclooctadiene) nickel (0) is triphenyl. For example, 2 equivalents of phosphine are added.
[0022]
The dehalogenated polycondensation reaction can be carried out at various temperatures from the melting point of the solvent to the boiling point of the solvent, and is preferably about 0 ° C to 100 ° C. After the reaction, it can be purified by reprecipitation or the like.
[0023]
The average degree of polymerization of this polymer is 2 to 30000, preferably 3 to 10000.
[0024]
In the general formula (2), m is a ratio of the quaternized polymer, and can take an arbitrary value of 0 <m ≦ 1.
[0025]
【Example】
EXAMPLES The present invention will be specifically described below with reference to examples, but the present invention is not limited only to these examples.
[0026]
Example 1 2,8-Dibromo-10,10-dimethyl-5- (3-dimethylaminopropyl) -5,10-dihydrophenazacillin (general formula (3), R 1 = R 2 = R 4 = R 5 = methyl, R 3 = propane-1,3-diyl, X 1 = X 2 = Br)
Figure 0003845692
20 mL of toluene was added to a three-necked flask containing 1.31 g of sodium hydride, 1.03 g of bis (2,4-dibromophenyl) amine was further added, and the mixture was stirred at 90 ° C. for 1 hour. Further, 1-chloro-3-dimethylaminopropane was added and stirred at 90 ° C. for 24 hours. The reaction was stopped by adding water and extracted, and then purified by a silica gel column to obtain 1.15 g of bis (2,4-dibromophenyl)-(3-dimethylaminopropyl) amine.
Subsequently, 1.05 g of bis (2,4-dibromophenyl)-(3-dimethylaminopropyl) amine was suspended in 10 mL of ether in an ice bath, and then 2.5 mL of n-butyllithium in hexane. (1.6M) was added. Further, 0.26 g of dimethyldichlorosilane was added, and after the precipitation was formed, the ice bath was removed and the mixture was stirred for 12 hours. The reaction solution was poured into ice water, extracted with ether, and purified by silica gel column to obtain 0.87 g of 2,8-dibromo-10,10-dimethyl-5- (3-dimethylaminopropyl) -5,10- Dihydrophenazacillin was isolated.
[0027]
The NMR spectrum data is as follows.
1 H-NMR (CDCl 3 ): δ 7.51 (d, 2H), 7.41 (dd, 2H), 7.00 (d, 2H), 3.97 (t, 2H), 2.27 (t , 2H), 2.17 (s, 6H), 1.8-1.9 (m, 2H), 0.42 (s, 6H)
13 C-NMR (CDCl 3 ): δ 148.76, 135.43, 132.54, 126.80, 118.28, 113.85, 57.03, 47.92, 45.56, 25.61, − 2.33
29 Si-NMR (CDCl 3 ): δ-21.09
[0028]
Example 2 Poly (10,10-dimethyl-5- (3-dimethylaminopropyl) -5,10-dihydrophenazacillin-2,8-diyl) by dehalogenation coupling reaction (general formula (1 ), R 1 = R 2 = R 4 = R 5 = methyl, R 3 = propane-1,3-diyl)
Figure 0003845692
Under a nitrogen atmosphere, 0.25 mL of 1,5-cyclooctadiene was added to 0.11 g (0.4 mmol) of bis (1,5-cyclooctadiene) nickel (0), and then 5 mL of toluene was added to suspend. . Further, 62 mg (0.4 mmol) of 2,2′-bipyridyl was added and stirred. Further, 138 mg (0.3 mmol) of 2,8-dibromo-10,10-dimethyl-5- (3-dimethylaminopropyl) -5,10-dihydrophenazacillin (general formula (3), R 1 = R 2 = R 4 = R 5 = methyl, R 3 = propane-1,3-diyl, X 1 = X 2 = Br), and the mixture was heated to 60 ° C. and stirred for 50 hours. The reaction solution was poured into methanol, and the resulting powder was filtered. This powder was washed with water and methanol in this order, and then dissolved in dichloromethane and reprecipitated with methanol to isolate 30 mg (0.1 mmol as a monomer unit) of the polymer. The obtained polymer was a novel compound not described in any literature, and had a number average molecular weight of 5400 (n = 17.5) and a weight average molecular weight of 7500 (n = 24.3). Further, the obtained polymer was soluble in common organic solvents such as THF and chloroform. For this reason, for example, film formation by a method such as a casting method was easy.
[0029]
The NMR spectrum data is as follows.
1 H-NMR (CDCl 3 ): δ 7.5-7.8 (m, 4H), 7.25 (d, 2H), 4.14 (3H), 2.43 (2H), 2.27 (s , 6H), 2.07 (2H), 0.53 (s, 6H)
13 C-NMR (CDCl 3 ): δ 148.92, 132.91, 131.52, 124.07, 116.28, 57.30, 47.94, 45.56, 25.68, −1.60
29 Si-NMR (CDCl 3 ): δ-21.99
[0030]
Example 3 Poly [{10,10-dimethyl-5- (3-trimethylammoniopropyl) -5,10-dihydrophenazacillin-2,8-diyl} iodide] (general formula (2), R 1 = R 2 = R 4 = R 5 = R 6 = methyl, R 3 = propane-1,3-diyl, Y = iodide ion, m = 1)
Figure 0003845692
13 mg of poly (10,10-dimethyl-5- (3-dimethylaminopropyl) -5,10-dihydrophenazacillin-2,8-diyl) was dissolved in 1 mL of benzene, and then 50 μL of methyl iodide was added. And stirred. The resulting precipitate was filtered and washed with chloroform to give 5.2 mg of poly [{10,10-dimethyl-5- (3-trimethylammoniopropyl) -5,10-dihydrophenazacillin} iodide. -2,8-diyl]. The obtained polymer was insoluble in solvents such as THF and chloroform, but was soluble in solvents such as dimethyl sulfoxide (DMSO). For this reason, for example, film formation by a method such as a casting method was easy. Moreover, it was m = 1 from the result of NMR.
[0031]
The NMR spectrum data is as follows.
1 H-NMR (DMSO-d 6 ): δ 7.7 to 7.9 (m, 4H), 7.36 (d, 2H), 4.08 (t, 2H), 3.59 (t, 2H) 3.06 (s, 9H), 2.22 (m, 2H), 0.53 (s, 6H)
29 Si-NMR (DMSO-d 6 ): δ-22.61
[0032]
【The invention's effect】
According to the present invention, a novel phenazacillin polymer is provided as a material that can be thinned by a simple method.

Claims (3)

下記一般式(1)で示される5,10−ジヒドロ−5H−フェナザシリン化合物を主鎖骨格とする重合体。
Figure 0003845692
(式中、Rは置換されていてもよい二価のアルキル基を示し、R,R,R,Rはそれぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基または水素原子を示し、nは平均重合度である。)
A polymer having a main chain skeleton of a 5,10-dihydro-5H-phenazacillin compound represented by the following general formula (1).
Figure 0003845692
(In the formula, R 3 represents an optionally substituted divalent alkyl group, and R 1 , R 2 , R 4 , and R 5 each independently represents an optionally substituted alkyl group, aryl group, alkoxy group. Group, aryloxy group or hydrogen atom, and n is the average degree of polymerization.)
下記一般式(2)で示される5,10−ジヒドロ−5H−フェナザシリン化合物を主鎖骨格とする重合体。
Figure 0003845692
(式中、Rは置換されていてもよい二価のアルキル基を示し、R,R,R,R,Rはそれぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基または水素原子を示す。mは四級化の割合であり、0<m≦1の数字である。また、Y-は一価のアニオンを示し、nは平均重合度である。)
A polymer having a main chain skeleton of a 5,10-dihydro-5H-phenazacillin compound represented by the following general formula (2).
Figure 0003845692
(In the formula, R 3 represents a divalent alkyl group which may be substituted, and R 1 , R 2 , R 4 , R 5 and R 6 are each independently an optionally substituted alkyl group or aryl. A group, an alkoxy group, an aryloxy group or a hydrogen atom, m is a quaternization ratio and is a number of 0 <m ≦ 1, Y represents a monovalent anion, and n represents an average degree of polymerization. .)
下記一般式(3)で表される5,10−ジヒドロ−5H−フェナザシリン化合物をニッケル錯体を用いて脱ハロゲン化重縮合反応させて重合することを特徴とする請求項1に記載の重合体の製造方法。
Figure 0003845692
(式中、Rは置換されていてもよい二価のアルキル基を示し、R,R,R,Rはそれぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリーロキシ基または水素原子を示し、X,Xはそれぞれ独立にハロゲン原子を示す。)
The polymer according to claim 1, which is polymerized by dehalogenating polycondensation reaction of a 5,10-dihydro-5H-phenazacillin compound represented by the following general formula (3) using a nickel complex. Production method.
Figure 0003845692
(In the formula, R 3 represents an optionally substituted divalent alkyl group, and R 1 , R 2 , R 4 , and R 5 each independently represents an optionally substituted alkyl group, aryl group, alkoxy group. A group, an aryloxy group or a hydrogen atom, and X 1 and X 2 each independently represent a halogen atom.)
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