JP3844250B2 - キャノピー装置 - Google Patents

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本発明は、給油所、ガス充填所あるいは駐車場等に設置されるキャノピー装置に関するものである。
従来、給油所、ガス充填所あるいは駐車場等に設置されるキャノピーは、敷地に立設した支柱上に屋根部がオーバーハングした状態で設けられている。したがって、キャノピーを設置する場合には、足場を組んで高所での組立作業を必要としていたが、本出願人は、基礎上に支柱よりなる主架構を立設し、その主架構の周囲で屋根部の骨組を組立て、その骨組を所定高さ持ち上げて主架構に仮止めし、その所定高さの所で屋根部を組立て、次いで、その組立てた屋根部を主架構の上部まで吊上げて固定する給油所のキャノピーの製造方法に関する技術を開示している(例えば、特許文献1参照。)。また、屋根の骨組構造の基準となる筒体の貫通穴内に支柱を挿通した状態で、支柱の下側で屋根を組立て、この組立てた屋根を支柱をガイドとして引上げ、支柱の上側に位置した各係合部材を筒体の上側に設けたフランジ部に係合させて屋根を支柱の上部に支持し、支柱と貫通穴との間に固化材を充填して固定するキャノピー装置及びその組立方法が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−279871号公報(第2〜3ページ、図1〜7) 特開平10−37315号公報(第2〜5ページ、図1〜11)
従来のキャノピーでは、給油所等の現場において足場を組んだりすることなく地上で屋上部を組立ててから取付けることができるが、屋根部の下面に照明器具や監視カメラを取付け、それぞれに電気配線を施す作業が必要であった。また、それぞれの設置場所に合せた構造にしているため、屋根部が大きいときには運搬も困難であるとともに、組立作業にも時間がかかるおそれがあった。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、現場における作業を少なくできるとともに、小型ユニット化して運搬が容易になり、組立作業も簡単で工期を短縮できるキャノピー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明にあっては、敷地上に立設され上端部側に取付け部を設けた支柱と、複数個に分割された平坦な部分屋根部から構成され、これらの部分屋根部の端面側を互いに連結させるための連結部が形成され、該端面側を互いに当接させて全体として1つの平坦な屋根部材に組立てられて前記支柱の取付け部に取付けられる屋根部とを備え、前記屋根部の部分屋根部には、電気機器を取付けるための取付け部が設けられているとともに、その電気機器のための配線が施され、かつ前記連結部は、一方の部分屋根部の端面に突出形成された連結棒の端部側が対応する他方の部分屋根部の端面に形成された連結孔に嵌合されスプリングの付勢力により互いに機械的に連結させるとともに、コネクタの接続により前記配線間が電気的に接続され、前記屋根部の部分屋根部互いに連結される端面を除く周縁部には、上向きに突出された縁部が形成されていることを特徴とするものである。屋根部が複数個に分割された平坦な部分屋根部から構成され、連結部において連結されるため、現場における作業を少なくできるとともに、小型ユニット化して運搬が容易になり、組立作業も簡単で工期を短縮できる。また、連結部における連結で配線を電気的に接続できるため、電気配線の作業を少なくすることができ、さらに、燃料ガスが漏れた場合でも屋根部の底部に滞留することなく拡散し、屋根部の周縁部から下方の燃料供給エリア側に直接にガスが流れ出さないようにできる。
敷地上に立設され上端部側に取付け部を設けた支柱と、複数個に分割された平坦な部分屋根部から構成され、これらの部分屋根部の端面側を互いに連結させるための連結部が形成され、端面側を互いに当接させて全体として1つの平坦な屋根部材に組立てられて支柱の取付け部に取付けられる屋根部とを備えることで、現場における作業を少なくできるとともに、小型ユニット化して運搬が容易になり、組立作業も簡単で工期を短縮できる。
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図4は本発明実施形態のキャノピー装置を説明する図であり、図1はキャノピー装置の正面図、図2は図1のキャノピー装置のA−A線断面図、図3はキャノピー装置の連結部の拡大断面図、図4はキャノピー装置を備えた燃料供給所の斜視図である。
本実施形態のキャノピー装置10は、例えば、給油所あるいはガス充填所等の燃料供給所の敷地1上に立設された複数本の支柱11と、これら支柱11の上部側に設けられた取付け部11aに取付けられる屋根部14等とから構成されており、その屋根部14が、事務所4前の敷地1上の燃料供給エリアに配置された燃料油あるいは燃料ガスを供給する燃料供給装置2の上部側を覆うようになっている。また、この敷地1上には、支柱6が立設され、この支柱6の上端部に燃料供給の案内用の看板5等が取付けられている。
屋根部14は、複数個(例えば、3個)に分割された矩形状で平坦な部分屋根部12,12,13から構成されている。これらの部分屋根部12,12,13は、それぞれの端面側を互いに連結させるための連結部20が形成されており、端面側を互いに当接させて全体として1つの平坦な屋根部材に組立てられるようになっている。両側の部分屋根部12,12は、支柱11の上部に取付けられるものであり、中央の部分屋根部13は、部分屋根部12,12の間に取付けらるものである。部分屋根部12,12,13は、それぞれ所定の大きさにユニット化された形状に形成され、それぞれの下面には後の組立後に取付けられる照明器具15や監視カメラ16等の電気機器の取付け部が予め設けられ、かつこれらの電気機器への電力供給あるいは信号伝送のための配線17が施されている。また、これらの部分屋根部12,12,13の互いに連結される端面を除く周縁部には、上向きにやや突設された縁部12a,12a,13aが形成されている。すなわち、屋根部14の周縁部は、上向きの縁部12a,12a,13aにより囲まれるようになっている。これら縁部12a,12a,13aは、燃料ガスが漏れて屋根部14の上部に滞留したときに、屋根部14の周縁部から下方の燃料供給エリア側に直接に流れ出さないようにするためであり、上方にやや突出する程度の大きさに形成されている。
連結部20は、図3に示すように、部分屋根部12,12,13が当接されるそれぞれの端面に設けられている。すなわち、一方の部分屋根部13の端面には、連結ブロック22が取付けられ、この連結ブロック22に一端部側を固定させ他端部側を水平方向に突出させた一対の連結棒27,27が取付けられ、かつ連結棒27,27の中間の連結ブロック22に配線17に接続されたオス型のコネクタ28が接続部分を水平方向に突出させて取付けられている。これらの連結棒27,27の突出された端部側の周縁部には、ロック用の溝部27a,27aが形成されている。また、他方の部分屋根部12の端面には、連結ブロック21が取付けられ、この連結ブロック21の連結棒27,27に対応する部分には、それら連結棒27,27の突出された端部側が嵌合される連結孔23,23が形成され、これらの連結孔23,23の内部にはスプリング25により孔内部へやや突出されるように付勢力を与えられた鋼球25が取付けられ、かつ連結孔23,23の中間の連結ブロック21には配線17に接続されたオス型のコネクタ28に接続されるメス型のコネクタ26が取付けられている。すなわち、連結部20は、部分屋根部13の連結棒27,27の突出された端部側を、部分屋根部12の対応する連結孔23,23に嵌合させ、それぞれの部分屋根部13,12の端面が当接するまで押し込むと、スプリング25により付勢された鋼球25の表面が溝部27aに係入されて機械的にロックされ、同時にオス型のコネクタ28とメス型のコネクタ26とが接続されて配線17,17が互いに電気的に接続されるようになる。
上記構成のキャノピー装置10の設置は、まず、複数本の支柱11を敷地1上に立設した後、敷地1に搬入した部分屋根部12,12,13の端面側を連結部20により端面側を互いに当接させて全体として1つの平坦な屋根部14に組立て、次に、屋根部14をクレーン等で吊上げ、支柱11の取付け部11aに固定する。また、部分屋根部12,12,13の下面の取付け部には、所定の照明器具15や監視カメラ16等の電気機器が取付けられ、また、支柱11の取付け部11aの近傍に設けられた配線17は、支柱11に沿って地上の電源部あるいは制御部に接続するよう配線が施され、さらに、屋根部14の上面に貯まる雨水等を敷地1に形成された溝3に案内するよう配管18が取付けられる。
上記構成のキャノピー装置10では、屋根部14が複数個に分割された部分屋根部12,12,13から構成され、これらの部分屋根部12,12,13の端面側を連結部20で互いに当接させて全体として1つの平坦な屋根部材に組立てるため、それぞれの部分屋根部12,12,13を現地において地上で簡単に組立てることができ、かつ連結部20においては、連結棒27,27を対応する連結孔23,23に嵌合させて押し込むと機械的にロックされ、同時にコネクタ26,28が接続されて電気的に接続されるため、予め部分屋根部12,12,13に取付ける照明器具15や監視カメラ16等の電気機器の配線の作業が簡単になるとともに、現場における作業を少なくできる。また、屋根部14が複数個に分割された部分屋根部12,12,13から構成されているため、それぞれを予め小型ユニット化して製造することが可能になり、運搬が容易になるだけでなく、組立作業も簡単で安全にでき工期も短縮できる。さらに、本実施形態の屋根部14の周縁部は、上向きの縁部12a,12a,13aにより囲まれるようになっているため、燃料ガスが漏れた場合でも屋根部14の底部に滞留することなく拡散し、屋根部14の周縁部から下方の燃料供給エリア側には直接にガスが流れ出さないようにできる。
なお、上記実施形態において、屋根部10を3個に分割した部分屋根部12,12,13で構成した例を説明したが、任意の複数個に分割されていればよく、形状や大きさも任意にできる。また、連結部20は、連結棒27,27を連結孔23,23に嵌合する例を説明したが、その他の機械的な機械的に連結する手段を採用することができる。
給油所、ガス充填所あるいは駐車場等に設置されるキャノピー装置に利用できる。
本発明実施形態のキャノピー装置の正面図である。 図1のキャノピー装置のA−A線断面図である。 本発明実施形態のキャノピー装置の連結部の拡大断面図である。 本発明実施形態のキャノピー装置を備えた燃料供給所の斜視図である。
符号の説明
1 敷地
2 燃料供給装置
3 溝
4 事務所
5 看板
6 支柱
10 キャノピー装置
11 支柱
11a 取付け部
12 部分屋根部
12a 縁部
13 部分屋根部
13a 縁部
14 屋根部
15 照明器具
16 監視カメラ
17 配線
20 連結部
21 連結ブロック
22 連結ブロック
23 連結孔
24 鋼球
25 スプリング
26 メス型のコネクタ
27 連結棒
27a 溝部
28 オス型のコネクタ

Claims (1)

  1. 敷地上に立設され上端部側に取付け部を設けた支柱と、複数個に分割された平坦な部分屋根部から構成され、これらの部分屋根部の端面側を互いに連結させるための連結部が形成され、該端面側を互いに当接させて全体として1つの平坦な屋根部材に組立てられて前記支柱の取付け部に取付けられる屋根部とを備え、前記屋根部の部分屋根部には、電気機器を取付けるための取付け部が設けられているとともに、その電気機器のための配線が施され、かつ前記連結部は、一方の部分屋根部の端面に突出形成された連結棒の端部側が対応する他方の部分屋根部の端面に形成された連結孔に嵌合されスプリングの付勢力により互いに機械的に連結させるとともに、コネクタの接続により前記配線間が電気的に接続され、前記屋根部の部分屋根部互いに連結される端面を除く周縁部には、上向きに突出された縁部が形成されていることを特徴とするキャノピー装置。
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