JP2019068499A - 充電設備の設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】基礎を打つことなく安定した状態で設置される充電設備の設置構造を得る。【解決手段】駐車場12の地面12Aに基礎ブロック34を載置している。そして、この基礎ブロック34に、寸切りボルト32及び平ナットとナット42、44と共に、ベース部材28を介してコンセントポール14が固定されている。すなわち、このコンセントポール14は、寸切りボルト32及び平ナットとナット42、44を介して基礎ブロック34に固定されると共に、当該コンセントポール14が基礎ブロック34に固定された状態で、当該基礎ブロック34の重量により、コンセントポール14の転倒が阻止される。【選択図】図1

Description

本発明は、蓄電池に充電を行う充電設備の設置構造に関する。
一般に、電気自動車(車両)に搭載された蓄電池を充電するための充電設備には、充電コネクタ及び充電ケーズルが付属した充電スタンドと車載の充電ケーブルを接続するコンセントを備えたコンセントポールとがある。充電スタンド及びコンセントポールは、地面に基礎を打ちアンカーにより固定されるようになっており、移動ができない設置構造とされている。このため、充電設備を設置した後に当該充電設備の撤去が必要となった場合、復旧工事に伴い手間や費用が掛かってしまう。
これに対して、特許文献1には、充電スタンドが移動可能とされた技術が開示されている。これにより、充電スタンドの近くに車両を駐車しなくても必要に応じて車両の近くに充電スタンドを配置可能となる。
特開2012−100481号公報
しかしながら、上記先行技術は、移動可能な分、充電スタンドの転倒等、安定性に欠ける可能性がある。これは、コンセントポールにおいても同様で、充電設備を移動可能とした場合、転倒等、安定性に欠ける可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、基礎を打つことなく安定した状態で設置される充電設備の設置構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために、第1の態様に係る充電設備の設置構造は、車両に搭載された蓄電池を充電する際に用いられる充電設備の設置構造であって、載置面に載置され、前記充電設備を固定する固定手段を介して充電設備が固定されると共に、基礎部材本体の重量により、当該充電設備の転倒を阻止する基礎部材を有している。
第1の態様に係る充電設備の設置構造では、基礎部材は、載置面に載置されるようになっており、基礎部材には、固定手段を介して充電設備が固定可能とされている。この充電設備は固定手段を介して基礎部材に固定されると共に、当該充電設備が基礎部材に固定された状態で基礎部材本体(基礎部材)の重量により、充電設備の転倒を阻止されるようになっている。
つまり、基礎部材の重量が、充電設備を転倒させる荷重よりも大きい場合、充電設備の転倒は阻止される。また、基礎部材は載置面に載置されるため、本態様では、基礎を打つ必要がない。結果的に、本態様では、基礎を打つことなく安定した状態で充電設備を設置することが可能となる。
第2の態様に係る充電設備の設置構造は、第1の態様に係る充電設備の設置構造において、前記固定手段は、前記基礎部材に形成され、互いに近接する方向へ向かって張り出すフランジ部が設けられた溝部と、前記溝部内に収容されると共に、当該フランジ部に当接して抜け止めされる第1締結部材と、前記充電設備の下端に位置し、当該充電設備を支持するベース部に設けられ、前記第1締結部材と共に前記ベース部を介して前記充電設備を前記基礎部材に固定する第2締結部材と、を含んで構成されている。
第2の態様に係る充電設備の設置構造では、固定手段は、基礎部材に形成された溝部と、当該溝部内に収容される第1締結部材と、充電設備のベース部に設けられる第2締結部材と、を含んで構成されている。溝部は、互いに近接する方向へ向かって張り出すフランジ部が設けられており、当該溝部内に収容された第1締結部材は、溝部のフランジ部に当接して抜け止めされるようになっている。一方、第2締結部材は、充電設備の下端に位置して当該充電設備を支持するベース部に設けられており、第2締結部材が第1締結部材に締結されることにより、ベース部を介して充電設備が基礎部材に固定される。
第3の態様に係る充電設備の設置構造は、第1の態様又は第2の態様に係る充電設備の設置構造において、前記基礎部材の側面に水平方向に沿ってネジ孔が設けられ、複数の基礎部材が連結プレートを挟んで前記ネジ孔に第3締結部材が締結されて、前記複数の基礎部材が一体化されている。
第3の態様に係る充電設備の設置構造では、基礎部材の側面に水平方向に沿ってネジ孔が設けられており、複数の基礎部材が連結プレートを挟んでネジ孔に第3締結部材が締結されることによって、複数の基礎部材が一体化される。これにより、基礎部材が一つのときよりも重量を増やすことができ、風の強い場所でも充電設備の転倒を阻止することが可能となる。
第4の態様に係る充電設備の設置構造は、第1の態様〜第3の態様の何れか1の態様に係る充電設備の設置構造において、前記充電設備は、車両に搭載された充電ケーブルを接続するコンセントポールである。
第4の態様に係る充電設備の設置構造では、充電設備は、コンセントポールである。コンセントポールには、充電ケーブルが接続されるようになっているため、当該充電ケーブルをコンセントポールに接続させる際に、コンセントポールが押圧されても当該コンセントポールが転倒しないようにしている。
第5の態様に係る充電設備の設置構造は、第1の態様〜第3の態様の何れか1の態様に係る充電設備の設置構造において、前記充電設備は、充電コネクタ及び充電ケーズルを付属する充電スタンドである。
第5の態様に係る充電設備の設置構造では、充電設備は、充電スタンドである。充電スタンドは、充電ケーブルが一体となっているため、充電ケーブルが引張られても充電スタンドが転倒しないようにしている。
以上説明したように、本態様に係る充電設備の設置構造は、基礎を打つことなく安定した状態で設置される充電設備の設置構造を得ることができる、という優れた効果を有する。
本実施形態に係るコンセントポールの設置構造の全体図である。 本実施形態に係るコンセントポールの設置構造の要部を拡大した要部拡大断面図である。 本実施形態に係るコンセントポールの設置構造を示す(A)は、正面図であり、(B)平面図である。 本実施形態に係るコンセントポールの設置構造の変形例(1)を示す(A)は、正面図であり、(B)平面図である。 本実施形態に係るコンセントポールの設置構造の変形例(2)を示す(A)は、正面図であり、(B)平面図である。 本実施形態に係るコンセントポールの設置構造の変形例(3)を示す図2に対応する要部拡大断面図である。
以下、図面を用いて、本実施の形態に係るコンセントポールの設置構造の一例について説明する。
(コンセントポールの設置構造の構成)
まず、本実施の形態に係るコンセントポールの設置構造の構成について説明する。
図1には、例えば、構造物である建物10と、建物10に隣接する地下の駐車場12と、駐車場12の地面(載置面)12Aに設置され図示しない自動車に搭載された蓄電池を充電するためのコンセントポール(充電設備)14と、が図示されている。なお、自動車は、一例として、いわゆるプラグインハイブリッド車やプラグイン電気自動車等である。
図1に示されるように、建物10の外壁10Aには、系統電源(電力会社から供給される商用電源等であり図示は省略する)から電力が供給される給電ケーブル13と接続されたコンセント16が設けられている。このコンセント16には、当該給電ケーブル13から分岐され、コンセントポール14に接続される配線ケーブル18が接続されている。この配線ケーブル18は、配線プロテクター20で覆われ、駐車場12の地面12Aに固定されている。
コンセントポール14は、角筒状のコンセントポール本体22を備えている。コンセントポール本体22の下端部22Aには、図2に示されるように、開口部24が形成されており、開口部24を通じて、配線ケーブル18がコンセントポール本体22の内部に案内され、当該配線ケーブル18がコンセントポール本体22の内部に配策されている。
なお、図2では、説明の便宜上、配線ケーブル18が露出した状態となっているが、厳密にいうと、配線ケーブル18は、図1に示されるように、後述する配管46に覆われている。また、開口部24周りは、コンセントポール本体22内への水の侵入を防止するため、図示しない防水部材によって覆われている。
また、図1に示されるように、コンセントポール本体22の上部には、配線ケーブル18が接続されたコンセント部26が設けられている。このコンセント部26に、図示はしないが、自動車の蓄電池を充電する際に用いられる充電ケーブルに設けられた接続プラグが接続される。
さらに、図3(A)、(B)に示されるように、コンセントポール本体22の下端には、平面視で矩形板状のベース部材(ベース部)28が設けられている。このベース部材28は、リベット等によりコンセントポール本体22に結合され、コンセントポール本体22と一体化されている。
当該ベース部材28は、コンセントポール本体22の外形よりも大きく形成されており、ベース部材28の角部には、図2に示されるように、固定穴30が形成されている。そして、この固定穴30には、寸切りボルト(第1締結部材)32が挿入可能とされている。
一方、図1に示されるように、駐車場12の地面12Aには、コンクリートで形成された基礎部材本体としての基礎ブロック(基礎部材)34が載置されている。基礎ブロック34は、略直方体状を成しており、重量は、約50kgとされている。
図3(B)に示されるように、基礎ブロック34の上部には、基礎ブロック34の幅方向の両側に、当該基礎ブロック34の長手方向に沿って溝部36がそれぞれ形成されている。この溝部36の離間距離L1は、コンセントポール14のベース部材28の固定穴30(図2参照)のピッチと略同じ寸法となるように設定されている。なお、溝部36は、基礎ブロック34の長手方向の側壁34Bからの距離L2が、溝部36の離間距離L1の約半分となっている。
図2に示されるように、当該溝部36内には、金属製のレール(溝部)38がそれぞれ固定されている。レール38は幅方向に沿って切断した断面形状が上方側を開口とする略U字状を成しており、先端からは、互いに近接する方向へ向かってそれぞれフランジ部38Aが張り出している。
レール38内には、平ナット40(第1締結部材)及び寸切りボルト32が収容可能とされている。寸切りボルト32の長さは、レール38の深さよりも長くなるように設定されており、寸切りボルト32がレール38内に収容された状態で、寸切りボルト32は基礎ブロック34の上面34Aから露出するようになっている。なお、寸切りボルト32の上部には、後述するナット42、44(第2締結部材)が締結可能とされる。
また、平ナット40の外径寸法は、一対のフランジ部38Aの離間距離よりも大きいサイズとされており、平ナット40がフランジ部38Aに当接することで当該平ナット40が上方側へ抜けないように設定されている。
レール38内に平ナット40及び寸切りボルト32を収容させた状態で、基礎ブロック34の上面34Aにベース部材28を載置させベース部材28の固定穴30に寸切りボルト32を挿通させる。これにより、当該ベース部材28はレール28の幅方向に沿った移動が規制され、当該寸切りボルト32にナット42、44を締結させる。
具体的には、ナット42がベース部材28に当接すると共に、平ナット40がレール38のフランジ部38Aに当接し、平ナット40とナット42とでベース部材28及びレール38のフランジ部38Aが挟持される。これにより、レール38及びベース部材28を介して、コンセントポール14が基礎ブロック34に固定される。
この状態で、配線ケーブル18は基礎ブロック34上に固定されるようになっているが、図1に示されるように、基礎ブロック34上では、配線ケーブル18は配管46に覆われている。この配管46周りに配管ホルダ48が取付けられた状態で、当該配管ホルダ48が基礎ブロック34にビス止めされる。これにより、配管ホルダ48は固定され、当該配管ホルダ48を介して、配管46及び配線ケーブル18が基礎ブロック34に固定される。
また、図3(B)に示されるように、基礎ブロック34の幅方向の側壁34Cには、基礎ブロック34の幅方向に沿って長孔部50が形成されており、基礎ブロック34を持ち上げる際に長孔部50内に指が掛けられるようになっている。この長孔部50内には、雌ネジ部材(ネジ孔)52が固定されている。そして、この雌ネジ部材52には、後述するボルト(第3締結部材)54が締結可能とされている。
また、長孔部50の開口縁51は、後述する連結プレート58の板厚分の深さ分の面取りが成されており、当該長孔部50の前面に連結プレート58を配置する際に、開口縁51によって連結プレート58が位置決めされると共に収容可能とされる。つまり、基礎ブロック34の側壁34Cから連結プレート58が出っ張らないようにすることができる。
(コンセントポールの設置構造の作用及び効果)
次に、本実施の形態に係るコンセントポールの設置構造の作用及び効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態では、駐車場12の地面12Aに基礎ブロック34を載置している。そして、図2に示されるように、この基礎ブロック34に、寸切りボルト32及び平ナット40とナット42、44と共に、ベース部材28を介してコンセントポール14が固定されている。
すなわち、このコンセントポール14は、寸切りボルト32及び平ナット40とナット42、44を介して基礎ブロック34に固定されると共に、当該コンセントポール14が基礎ブロック34に固定された状態で、当該基礎ブロック34の重量により、コンセントポール14の転倒が阻止される。
図1に示されるコンセントポール14のコンセント部26には、図示しない充電ケーブルの接続プラグが接続されるようになっているが、接続プラグをコンセント部26に接続させる際には、当該接続プラグをコンセント部26に差し込むため、接続プラグの差し込み方向に沿ってコンセントポール14には押圧力が生じる。
このため、本実施形態では、基礎ブロック34の重量が、コンセントポール14を転倒させる荷重よりも大きくなるように設定されている。これにより、コンセントポール14の転倒が阻止されるようになっている。
また、基礎ブロック34は駐車場12の地面12Aに載置されるため、本実施形態では、基礎を打つ必要がない。したがって、本実施形態では、基礎を打つことなく安定した状態でコンセントポール14を設置することができる。
換言すると、コンセントポール14を設置した後に当該コンセントポール14の撤去が必要となった場合であっても、復旧工事を行うことなく、コンセントポール14を簡単に撤去することができる。このため、本実施形態におけるコンセントポール14の設置構造は、賃貸建物への提供が可能となる。
なお、本実施形態では、締結部材として、寸切りボルト32及び平ナット40とナット42、44を用いて、コンセントポール14を基礎ブロック34に固定しているが、当該コンセントポール14を基礎ブロック34に固定することができればよいためこれに限るものではない、例えば、ボルト及びナットによる締結であってもよい。
(本実施形態の変形例)
ところで、本実施形態では、一つの基礎ブロック34でコンセントポール14を固定しているが、当該コンセントポール14の設置場所に応じて、基礎ブロック34の数を変えることができる。
(1)例えば、図4(A)、(B)に示されるように、基礎ブロック34の同一平面上(隣)に基礎ブロック(基礎部材)56を配置させてもよい。ここで、図3(B)に示されるように、基礎ブロック34の上部に形成された溝部36の離間距離L1は、コンセントポール14のベース部材28の固定穴30(図2参照)のピッチと略同じ寸法となるように設定され、当該溝部36は、基礎ブロック34の側壁34Bからの距離L2が、溝部36の離間距離L1の約半分となっている。
このため、図4(A)、(B)に示されるように、基礎ブロック34の隣に基礎ブロック56を配置させると、基礎ブロック34の上面34Aと基礎ブロック56の上面56Aを跨ぐようにして、コンセントポール14のベース部材28が固定される。そして、基礎ブロック34の側壁34Cと基礎ブロック56の側壁56Cには、水平方向を長手とする矩形板状の連結プレート58が固定される。
具体的に説明すると、連結プレート58の長手方向の両端部には、図示しない挿通孔がそれぞれ形成されており、当該挿通孔には、ボルト54がそれぞれ挿通可能としている。このため、連結プレート58の挿通孔にボルト54を挿通させた状態で、基礎ブロック34、56の雌ネジ部材52に当該ボルト54をそれぞれ挿通させる。これにより、当該連結プレート58を介して基礎ブロック34と基礎ブロック56が連結され、一体化されることとなる(基礎ブロック体(基礎部材)60)。
なお、上記のように、二つの基礎ブロック34、56が同一平面上に隣接して一体化されたものを説明の便宜上「基礎ブロック体」という。
(2)さらに、図5(A)、(B)に示されるように、基礎ブロック体60の上に基礎ブロック体60を配置させる場合、垂直方向を長手とする矩形板状の連結プレート62が用いられる。連結プレート62の長手方向の両端部には、図示しない挿通孔がそれぞれ形成されており、当該挿通孔には、ボルト54がそれぞれ挿通可能としている。
このため、垂直方向を長手とする連結プレート62の挿通孔及び水平方向を長手とする連結プレート58の挿通孔にボルト54を挿通させた状態で、基礎ブロック34の雌ネジ部材52に当該ボルト54を挿通させる。これにより、当該連結プレート58、62を介して、基礎ブロック34と基礎ブロック56が連結される(基礎ブロック体60)と共に、基礎ブロック体60が上下に連結され、一体化されることとなる(基礎ブロック体(基礎部材)64)。
コンセントポール14を固定する基礎の強度は、基礎ブロック34の数に比例するため、基礎ブロック34の数を増やすことで、風の強い場所でもコンセントポール14の転倒を阻止することが可能となる。つまり、本実施形態では、コンセントポール14を設置する環境に応じて基礎ブロック34の数を容易に変更することができる。
(3)また、本実施形態では、図2に示されるように、コンセントポール本体22の下端部22Aに開口部24が形成され、当該開口部24を通じて、配線ケーブル18がコンセントポール本体22の内部に配策されるようにしている。一方、基礎ブロック34上では、配線ケーブル18は配管46(図1参照)により保護されており、配管46は、配線プロテクター20(図1参照)とコンセントポール本体22の開口部24の間に配策されている。つまり、本実施形態では、配管46は、基礎ブロック34の上面34Aを通って、コンセントポール本体22の開口部24まで配策されることとなるが、これに限るものではない。
例えば、図6に示されるように、コンセントポール14のベース部材28と基礎ブロック34の間に、台座66を介在させてもよい。この台座66は、平面視で略矩形状を成しており、側面視で下方側を開口とする略ハット形状としている。
台座66は、コンセントポール14のベース部材28が固定される座部68と、座部68の両端から垂下された脚部70と、脚部70の下端から張り出し、基礎ブロック34の上面34Aに当接し、当該基礎ブロック34に固定される固定部72と、を含んで構成されている。
ここでは、例えば、寸切りボルト74及び平ナット(図示省略)とナット76、78を用いて、コンセントポール14のベース部材28を台座66の座部68に固定すると共に、寸切りボルト32及び平ナット40とナット42、44を用いて、台座66の固定部72を基礎ブロック34に固定することとなる。
また、座部68の中央部には、貫通孔68Aが形成されており、当該貫通孔68Aがコンセントポール本体22の内部と連通するようになっている。これにより、配管46は、基礎ブロック34の上面34Aと台座66の座部68との間の隙間80内に配策され、座部68の貫通孔68Aを通じて、コンセントポール本体22の内部に案内されることとなる。
また、上記以外にも、図示はしないが、基礎ブロック34の内部に配線ケーブル18を配策させる穴部を形成してもよい。この場合、基礎ブロック34の上面34Aに配管46が露出しないため、外観上好ましい。
さらに、本実施形態では、充電設備としてコンセントポール14を例に挙げて説明したが、本発明は、図示はしないが、充電スタンドに適用されても良いのは勿論のことである。充電スタンドでは、充電ケーブルが一体となっているため、基礎ブロックは充電ケーブルが引張られても充電スタンドが転倒しない重量に設定されることとなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
12 駐車場
12A 地面(載置面)
14 コンセントポール(充電設備)
22 コンセントポール本体(コンセントポール)
28 ベース部材(ベース部、コンセントポール)
32 寸切りボルト(第1締結部材、固定手段)
34 基礎ブロック(基礎部材本体、基礎部材)
34C 側壁(基礎部材の側面)
38 レール(溝部、固定手段)
38A フランジ部
40 平ナット(第1締結部材、固定手段)
42 ナット(第2締結部材、固定手段)
44 ナット(第2締結部材、固定手段)
52 雌ネジ部材(ネジ孔)
54 ボルト(第3締結部材)
56 基礎ブロック(基礎部材本体、基礎部材)
58 連結プレート
60 基礎ブロック体(基礎部材本体、基礎部材)
62 連結プレート
64 基礎ブロック体(基礎部材本体、基礎部材)

Claims (5)

  1. 車両に搭載された蓄電池を充電する際に用いられる充電設備の設置構造であって、
    載置面に載置され、前記充電設備を固定する固定手段を介して充電設備が固定されると共に、基礎部材本体の重量により、当該充電設備の転倒を阻止する基礎部材を有する充電設備の設置構造。
  2. 前記固定手段は、
    前記基礎部材に形成され、互いに近接する方向へ向かって張り出すフランジ部が設けられた溝部と、
    前記溝部内に収容されると共に、当該フランジ部に当接して抜け止めされる第1締結部材と、
    前記充電設備の下端に位置し、当該充電設備を支持するベース部に設けられ、前記第1締結部材と共に前記ベース部を介して前記充電設備を前記基礎部材に固定する第2締結部材と、
    を含んで構成されている請求項1に記載の充電設備の設置構造。
  3. 前記基礎部材の側面に水平方向に沿ってネジ孔が設けられ、複数の基礎部材が連結プレートを挟んで前記ネジ孔に第3締結部材が締結されて、前記複数の基礎部材が一体化されている請求項1又は請求項2に記載の充電設備の設置構造。
  4. 前記充電設備は、車両に搭載された充電ケーブルを接続するコンセントポールである請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の充電設備の設置構造。
  5. 前記充電設備は、充電コネクタ及び充電ケーズルを付属する充電スタンドである請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の充電設備の設置構造。
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JP7160252B1 (ja) * 2021-08-20 2022-10-25 株式会社e-Mobility Power 車両用給電設備の設置ベース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7160252B1 (ja) * 2021-08-20 2022-10-25 株式会社e-Mobility Power 車両用給電設備の設置ベース

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