JP3842310B2 - プレッシャリリーフ弁および該プレッシャリリーフ弁における開放圧を調節する方法 - Google Patents

プレッシャリリーフ弁および該プレッシャリリーフ弁における開放圧を調節する方法 Download PDF

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    • Y10T137/7922Spring biased
    • Y10T137/7929Spring coaxial with valve

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、プレッシャリリーフ弁であって、弁ケーシングの弁内室にばねのばね力に抗して軸方向移動可能に案内されたシール部材が設けられており、該シール部材が弁座体に押圧されており、しかも前記ばねのばね力が調節可能である形式のものに関する。
【0002】
さらに本発明は、前記シール部材を弁座体に押圧するばね力の調節により、プレッシャリリーフ弁の開放圧を調節する方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
プレッシャリリーフ弁はオイルポンプユニット、たとえば自動車におけるパワーステアリングにオイルを供給するためのオイルポンプユニットにおいて使用される。
【0004】
プレッシャリリーフ弁はこの場合に、あらかじめ調節された規定の最大圧において、内部の短絡オイル回路をリリースし、これによりステアリングにおいて最大許容押圧力が超過され得ないようにする役目を有している。
【0005】
周知のように、このプレッシャリリーフ弁は弁ケーシングの弁内室にばねのばね力に抗して支承されたシール部材を有している。このシール部材は弁ケーシングに導入された弁座体に作用する。この場合、この弁座体は貫通孔を有しており、この貫通孔を介してオイル圧がシール部材を押圧する。このシール部材は一体成形された円錐体を有しているか、または球体として形成されており、この円錐体または球体はばねによって、対応して加工成形された座部に押圧される。この弁座体を弁ケーシングにねじ込み、これによりねじ込みによってばねにプレロードをかけることは知られている。弁内室は少なくとも1つの孔を有しており、この孔は弁内室と流出導管、たとえばハイドロリック式のフィード装置のタンクに通じた導管との接続を形成している。
【0006】
プレッシャリリーフ弁がその機能を満たすようにするために、つまり規定の過剰圧においてプレッシャリリーフ弁をリリースさせるためには、予想される過剰圧に関連してプレッシャリリーフ弁が前調節されなければならない。このためには弁座体を規定の距離区間にわたって弁ケーシングにねじ込み、このときにシール部材を支持するばねを緊縮させることはよく知られている。弁座体のねじ込み深さは、座金として形成された対応する調節板の挿入または取出しによって実現される。この調節板は弁座体に設けられたストッパ面と、弁ケーシングに設けられたストッパとの間の間隔を調節する。
【0007】
弁座体のこのような規定のねじ込みにより、ばねは、シール部材を弁座体に押圧する規定のばね力が生じるようにプレロードをかけられる。こうして調節された値が達成された場合にはじめて、シール部材に作用するオイル圧はプレロードをかけられたばね力を解除して、弁を開放するので、オイルは弁内室に流入し、ひいてはたとえばタンクに戻ることができる。
【0008】
公知のプレッシャリリーフ弁では、前調節が不正確性を伴なうので不都合である。なぜならば、使用される調節板の厚さに基づき調節は常に段階的にしか行なうことができないからである。さらに、取扱いも極めて面倒である。なぜならば、付加的に座金を嵌入しようとするか、または過多に装着された座金を取り出そうとする場合、弁座体はその都度ねじ締結を完全に緩められて取り外されなければならないからである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、冒頭で述べた形式のプレッシャリリーフ弁を改良して、単純に構成されていて、しかもプレッシャリリーフ弁の前調節が極めて正確に実施され得るようなプレッシャリリーフ弁を提供することである。
【0010】
さらに本発明の課題は、このようなプレッシャリリーフ弁の開放圧を調節する有利な方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、弁座体が弁内室に圧入されており、これによって生ぜしめられた前記弁座体のプレス嵌めが、制御されて調節可能であり、しかも制御された圧入時に圧入力の監視が行なわれるようにした。
【0012】
さらに上記課題を解決するために本発明の方法では、弁座体を無段階に弁ケーシングの弁内室または弁内室に導入可能なスリーブに圧入し、このときにシール部材を弁座体に押圧するばねにプレロードをかけるようにした。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、プレス嵌めの調節時にプレス力の監視が行なわれる。これにより、プレス嵌めの極めて正確な調節を行なうと同時に、プレス嵌めの正確な形成を管理することが可能になるので極めて好都合である。弁ケーシングはフローコントロール弁の弁プランジャを形成していると有利である。このフローコントロール弁は同じく、別のばねのばね力に抗して別の弁内室で軸方向摺動可能である。
【0014】
本発明の有利な構成では、弁座体が、無段階にかつ連続的に圧入可能である。弁座体は弁内室に配置されかつ軸方向で弁内室にわたって延びるスリーブに圧入されていると有利である。これにより、特に弁ケーシングがフローコントロール弁の弁プランジャをも形成している場合に、プレッシャリリーフ弁を別個のユニットとして前製造することが可能となるので極めて有利である。この場合、弁座体は無段階にスリーブに圧入可能であると有利である。このように前製造された、プレッシャリリーフ弁を生ぜしめるユニットは、種々異なる弁ケーシング、特に弁プランジャに問題なく挿入され得る。特に、プレッシャリリーフ弁の別個の前製造に基づき、同時にばねにプレロードをかける極めて正確なプレス過程が直接に弁プランジャで実施されなくて済むようになる。この弁プランジャは極めて敏感なシール面を有しており、このシール面は既に、たとえば掻き傷による僅かな損傷においても、弁プランジャにおける漏れ損失を招いてしまう。有利にはやはり弁ケーシングに圧入可能である、プレッシャリリーフ弁を形成する別個のユニットが提供されることに基づき、比較的高い力作用を受けて行なわれる極めて精密な弁座体圧入過程において弁ケーシングに対する過剰負荷が回避される。スリーブと弁基体との間のプレス嵌めは、これ以上別の調節を行なう必要がないので比較的簡単に実施され得る。その結果、弁ケーシングに対する過剰負荷は行なわれない。さらに、弁ケーシングへのスリーブの圧入は、弁座体を直接に弁ケーシングに圧入するか、または別個のスリーブに圧入する場合よりもはるかに小さなプレス力しか必要としない。
【0015】
別個のスリーブに圧入されたプレッシャリリーフ弁を備えた弁装置の運転時では、さらに次のような利点が得られる。すなわち、圧力制限は前調節されたばねのばね力に関連してしか行なわれず、弁ケーシングにおけるスリーブのプレス嵌めは圧力制限特性に対して何ら影響を与えない。これによって、圧力制限のフェイルセーフ特性が得られる。すなわち、弁ケーシング内でのスリーブプレス嵌めの故障時には、プレッシャリリーフ弁をリリースする最大圧が減少する訳である。
【0016】
本発明のさらに別の有利な構成では、弁座体またはスリーブが、あるいは弁座体もスリーブも、鋼またはアルミニウムから成っており、弁ケーシングがアルミニウムから成っている。プレス嵌めによる結合の確実性のためには、プレスしたい個々の構成部分の材料の規定の組合わせの選択により、種々異なる材料の場合によっては存在する熱膨脹係数差が考慮される。すなわち、約300℃の比較的高い運転温度と、しかもたとえば最大300バールの、プレス嵌めに作用する高い運転圧とにおいて、弁座体のずれ、ひいてはプレッシャリリーフ弁の移動が阻止されなければならない。特にプレス嵌めの設定に基づき、弁ケーシングはアルミニウムから成っていてよい。これにより、特に弁ケーシングがフローコントロール弁の弁プランジャを形成している場合には、弁プランジャがアルミニウムケーシング内で移動することが可能となるので有利である。したがって、弁プランジャと弁ケーシングとは同じ熱膨脹特性を有しており、場合によっては生じる弁プランジャのひっかかりも回避される。
【0017】
本発明による方法では、既に述べたように上記課題を解決するために、弁座体を無段階に弁ケーシングの弁内室または弁内室に導入可能なスリーブに圧入し、このときにシール部材を弁座体に押圧するばねにプレロードをかけるようにした。
【0018】
弁座体が有利には円筒状に形成されていると、弁ケーシングもしくはスリーブに設けられた対応する孔に弁座体が正確に嵌合し、プレス行程を変えることによってこの弁座体を、選択可能な所定の圧入深さにまで正確に圧入することができ、したがってばねのばね力を正確に調節することができることが判かった。さらに、円筒状の弁座体では、跳ね返りの危険が生じないので、このような構成部材は、たとえば球状のプレス嵌めよりも良好かつ正確に位置決めすることができる。
【0019】
本発明の有利な構成では、弁座体に設けられた対応する貫通孔を通じてプレッシャリリーフ弁のシール部材を押圧するオイル圧が弁座体に供給される間、このオイル圧に関連して、プレス装置が弁座体を押圧する力を規定する測定値が求められる。
【0020】
このためには、圧入過程の際に弁入口に圧力センサが接続される。この圧力センサは生じるオイル圧を測定し、このオイル圧を、プレス装置を操作する圧入行程調整器に供給する。圧入力は電気モータを介してスピンドル駆動装置またはニューマチックシリンダもしくはハイドロリックシリンダによって加えられると有利である。
【0021】
したがって、調節過程時にオイル圧を正確に測定し、このオイル圧に関連して、プレッシャリリーフ弁に規定の圧力が印加される時点で、圧入行程調整器に対するフィードバックを介して圧入過程を直ちに、つまり極めて正確に停止させることが可能となり、ひいてはシール部材を弁座体に押圧するばねの、調節圧に正確に対応するばね力を、このばねのプレロードによって調節することができるので有利である。シール部材が弁座体を閉鎖するような大きさにばねのばね力が増大するまで弁座体が弁ケーシングの弁内室に圧入された時点において、圧力センサは圧力上昇を検知し、この時点を圧入行程調整器に報知する。
【0022】
さらに、圧入過程時に圧入力と、弁座体の進んだ圧入行程分とが力・行程線図に表示され、この求められた値が、あらかじめ既知の所定の近似値と比較されると極めて有利である。これによって、プレス嵌めが信頼性良く形成されて、運転時にずれたり、緩まなくなることが確保されている。したがって、弁座体が場合によっては傾動した状態で導入されたかどうかをチェックすることが可能となる。こうして、調節されたプレッシャリリーフ弁全体が前調節時に規定の許容誤差を超過しておらず、ひいてはプレッシャリリーフ弁を有する弁装置の機能信頼性がそのばらつき幅に関して減じられることを保証することができる。
【0023】
本発明によるプレッシャリリーフ弁および本発明による方法によれば、プレッシャリリーフ弁の開放圧を無段階に、つまり極めて正確に調節することができる。これまで使用されていた調節補助手段、たとえば調節ねじまたは調節座金を節約することができるので、単純化された自動化可能な組付けが可能となる。さらに、プレッシャリリーフ弁は直接にオイル圧下に調節され得るようになる。なぜならば、これまでは調節座金セットの厚さを補正する目的で行なわれていた、ねじ込まれた弁座体を緩めるための面倒な作業が不要となるからである。さらにプレッシャリリーフ弁は開放圧の調節された精度に基づき、ハイドロリック式のフィード装置全体の検査実施時に、もはやたびたび分解されなくて済むようになる。
【0024】
【実施例】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0025】
図1には、たとえばフローコントロール弁の弁プランジャ9が示されている。この弁プランジャには、一般に符号10で示したプレッシャリリーフ弁が一体に組み込まれている。
【0026】
弁プランジャ9は一体に組み込まれたプレッシャリリーフ弁10のために弁ケーシング12を形成している。この弁ケーシング12には、シール部材14が配置されている。弁ケーシング12は既に説明したように、フローコントロール弁(図示しない)の弁プランジャをも成している。この弁プランジャは内室に摺動可能に支承されている。このためには、弁ケーシング12が全周にわたってシール面13を形成している。シール部材14は円錐状の閉鎖体16と、つば18とを有している。このつば18には、ばね20が作用している。このばね20は弁ケーシング12の底面に設けられた受けに支承されている。弁ケーシング12はその一方の端部22に、軸方向に延びる円筒状の開口24を有している。この円筒状の開口24には、弁座体26が突入して係合している。この弁座体26は貫通孔28を有している。この貫通孔28は弁座体26の一方の側30で拡張されて、閉鎖体16に支持されたシール段部32を形成している。
【0027】
弁座体26の他方の側では、貫通孔28が拡張されて、ストレーナ34を収容するオイル流入開口36を形成している。さらに、弁ケーシング12は流出開口として働く孔38を有している。この孔38は、たとえばハイドロリック式のフィード装置のタンク(図示しない)に通じている。
【0028】
弁座体26は円筒状に形成されていて、直径の小さい範囲42を有している。この範囲42は周方向段部43を介して、直径の大きな範囲44に移行している。直径の小さい範囲42の直径は、軸方向に延びる開口24の内径に相当している。前記範囲42の直径もしくは開口24の内径は、弁座体26と弁ケーシング12との間にプレス嵌めが生ぜしめられるように設定されている。プレス嵌めのための弁座体26の圧入過程は図7につき詳しく説明する。弁座体26の周方向段部43は、弁ケーシング12にストッパとして形成された端面48に向かい合って位置している。
【0029】
図2には、別の実施例によるプレッシャリリーフ弁10が示されている。このプレッシャリリーフ弁10は主として、図1に示したプレッシャリリーフ弁と同様の基本構造を有している。図1に示した実施例と同一の構成部分は同じ符号を備えている。
【0030】
図2に示したプレッシャリリーフ弁10は弁ケーシング12に軸方向の貫通孔50を有している。弁ケーシング12の端面側の端部53では、軸方向の貫通孔50が円筒状の栓体52(たとえばアルミニウムから成る)によって閉鎖可能である。円筒状の栓体52の直径は貫通孔50の内径と相まって、プレス嵌めが生ぜしめられるようにされている。栓体52の一方の端面54には、ばね20が支持されている。このばね20の他方の端部は、シール部材14に設けられたつば18に作用している。
【0031】
図3には、さらに別の実施例によるプレッシャリリーフ弁10が示されている。図1および図2の実施例と同一の構成部分は同じ符号を備えている。同一の構成部分に関しては、説明を省略する。円筒状の開口24内には、スリーブ100が配置されている。このスリーブ100は弁ケーシング12に、たとえばプレス嵌めにより挿入されている。このためには、スリーブ100が直径の大きな範囲102を有している。この範囲102は弁ケーシング12と共にプレス嵌めを形成する。直径の小さな範囲104は開口24と共に環状室106を形成している。この環状室106からは、たとえばハイドロリック式のフィード装置のタンクに孔38が通じている。スリーブ100は盲孔108を有している。この盲孔108には、シール部材14とばね20とが配置されている。ばね20は盲孔108の底面110と、シール部材14のつば18とに支持されている。スリーブ100に設けられた盲孔108には、弁座体112が圧入されてプレス嵌めされている。弁座体112は、あとで説明する方法で盲孔108にプレス嵌めされるので、シール部材14は底面110に支持されたばね20にプレロードをかける。ばね20は弁座体112に設けられたシール段部32に閉鎖体16を押圧する。スリーブ100はその開いた端部にストレーナ34のための収容部を有している。スリーブ100は盲孔108の全長にわたって延びているので、スリーブ100の底部114は弁ケーシング12に設けられた開口24の底面116に支持されている。スリーブ100は前記範囲104に少なくとも1つの貫通開口118を有しており、この貫通開口118は盲孔108と環状室106との間の接続を形成する。
【0032】
図4には、さらに別の実施例によるプレッシャリリーフ弁10が示されている。同一の構成部分は同じ符号を備えている。この場合に開口24内には、スリーブ100が配置されており、このスリーブ100は弁座体120をも形成している。このためには、スリーブ100が円筒状の内室122を有している。この内室122はシール部材14とばね20とを収容している。すなわち、内室122はシール段部32を形成しており、このシール段部32には、ばね20のばね力によってシール部材14が押圧される。内室122には、栓体124がプレス嵌めされており、この栓体124の一方の端面126には、ばね20が支持されている。あとで説明するプレス嵌め法により、栓体124は内室122に圧入されてプレス嵌めされるので、ばね20にはプレロードがかけられる。このばね20は規定のばね力でシール部材14の閉鎖体16をシール段部32に押圧する。
【0033】
図5および図6には、弁装置全体が例示されている。この弁装置は各1つのフローコントロール弁とプレッシャリリーフ弁10とを有している。図1〜図4に示した実施例とは部分的に異なる構造であるにもかかわらず、原理的に同じ構造もしくは同じ役目を有する構成部分に対しては、本発明を理解し易くするために同一の符号を使用する。
【0034】
図5に縦断面図で示した弁装置130は、フローコントロール弁132とプレッシャリリーフ弁10とを有している。弁装置130の両構成要素は同一の切欠き134に収納されている。この切欠き134はハイドロリック式のフィード装置のケーシング136に加工成形されている。以下においては、たとえば自動車に用いられるステアリング補助ポンプにつき説明する。ただし、このような弁装置は任意のハイドロリック機械、つまりポンプまたはモータにおいて使用可能であることを前提とする。
【0035】
切欠き134は片側の開いた孔138によって、つまり盲孔によって実現されている。孔138の底面140には、凹部142が加工成形されている。この凹部142はプレッシャリリーフ弁10を収容している。
【0036】
孔138の開口部は接続栓体144によって閉鎖されている。この接続栓体144は適当な形式で、たとえばねじ山146によって孔138に導入されている。接続栓体144は切欠き134の内部にまで延びる突起148を有している。この突起148は、たとえば円筒状に形成されている。この突起148の底部150には、開口152が加工成形されている。この開口152を通って、この場合に突起148に対して同心的に形成された心棒154が突起148の内部に突入している。この心棒154はフローコントロール弁132の弁プランジャ9の基体から離れる方向で突出している。
【0037】
心棒154は貫通通路156を有している。この貫通通路156は規定の横断面を有するオリフィス158に開口している。このオリフィス158は貫通通路136の横断面よりも小さく形成されている。このオリフィス158は突起148の内部に開口している。
【0038】
弁プランジャ9は弾性的な部材、たとえばコイルばね160として形成された部材によって、プレロード力をかけられる。このプレロード力は弁プランジャ9を図面で見て左側から右側に向かってストッパ162に押圧する。このストッパ162は、たとえば所定の溝に挿入されたスナップリングによって実現されている。このスナップリングは切欠き134もしくは孔138の内部に突入している。弁プランジャ9は中空に形成されていてよいので、コイルばね160は弁プランジャ9の内部に突入して、一方では中空の弁プランジャ9の底面に、他方では孔138の底面140にそれぞれ支持されている。
【0039】
心棒154の外径はプランジャ9のその他の部分の外径よりも小さく設定されているので、心棒154の範囲には、第1の圧力室164が形成される。この圧力室164には、通路166が開口している。この通路166はハイドロリック式のフィード装置もしくはステアリング補助ポンプの吐出側に接続されている。
【0040】
第1の圧力室164は開口152を介して、接続栓体144の内部に形成された内室168に接続されている。この内室168はハイドロリック式のフィード装置の消費器、つまりこの場合には自動車のステアリングギヤに接続されている。すなわち、ステアリング補助ポンプから通路166を介して第1の圧力室164に流入する圧力オイルは、開口152を通って接続栓体144の内室168に流入して、この場所からステアリングギヤに流入することができる。
【0041】
心棒154は開口152を貫いて、接続栓体144の内室168にまで突入しているので、この場所に形成される圧力は、オリフィス158と貫通通路156とを介して中空の弁プランジャ9の中空室170にまで伝播される。中空室170は弁プランジャ9と孔138の底面140との間に形成された第2の圧力室172に自由に開口しているので、接続栓体144の内室168に形成された圧力は弁プランジャ9と底面140との間の第2の圧力室172にまで伝達される。
【0042】
プレッシャリリーフ弁10は、たとえば円筒状に形成された基体を有している。この基体は内部中空のスリーブ100を有しており、このスリーブ100は第2の圧力室172に開口している。この場合にスリーブ100は、その開口部174が弁プランジャ9の中空室170内に配置されるような長さで形成されている。開口部174とは反対の側の底部176には、ばね20が支持されており、このばね20はばね受け178に、図5で見て左側から右側に作用するばね力を加えている。このばね受け178は、球体として形成された閉鎖体16を、スリーブ100の内部に配置された弁座体112に押圧している。この弁座体112は貫通孔28を備えている。弁座体112はスリーブ100内に圧入されてプレス嵌めされている。閉鎖体16はばね20の作用を受けて、貫通孔28にシール段部32として形成された開口部に密に当接することができる。貫通孔28は閉鎖体16とは反対の側の端部で中空室170に開口しており、ひいては第2の圧力室172にも開口している。
【0043】
ばね受け178はスリーブ100の内部で自由に運動可能である。このばね受け178の外径はスリーブ100の内径よりも小さく形成されているので、場合によっては貫通孔28を通じてスリーブ100の内部に流入した圧力媒体はばね受け178の周囲を問題なく流れることができる。
【0044】
弁座体112によって閉鎖されるスリーブ100の内室122には、通路180が開口している。この通路180はケーシング136を通って延びていて、たとえばタンクまたはフィード装置の吸込側に通じている。すなわち、内室122は第3の圧力室を形成しており、この第3の圧力室は開口182を介して通路180に接続されている。
【0045】
図6に縦断面図で示した弁装置130は、原則的には図5につき説明した弁装置と同一に形成されている。同一の構成部分は同じ符号を備えている(説明は図5の実施例参照)。
【0046】
図6に示したプレッシャリリーフ弁10の構造は、図5に示したプレッシャリリーフ弁10の構造と少しだけ異なっている。プレッシャリリーフ弁10は、閉鎖栓体184として形成された基体を有している。この閉鎖栓体184は貫通孔186として形成された切欠き134の、図6で見て左側を閉鎖しており、それに対して切欠き134の右側は、図5につき説明した接続栓体144によって閉鎖される。
【0047】
右側から左側に作用するプレロード力でフローコントロール弁132の弁プランジャ9を負荷するコイルばね160は、図5に示した片側の開いた孔の底面に支持されているのではなく、閉鎖栓体184の基体に支持されているので、弁プランジャ9は、既に図5につき説明したように右側に向かってストッパ162に押圧される。
【0048】
図5に示した弁装置130と、図6に示した弁装置130との間での構造的な相違は、次の点に認められる。すなわち、弁プランジャ9を右側に向かってストッパ162に押圧するコイルばね160が、図6に示した実施例では中空室170に延びているのではなく、適当な受け肩部192に接触して、弁プランジャ9に押圧力を加えている。これにより、機能の点では図5に示した実施例に対して差異は認められない。
【0049】
プレッシャリリーフ弁10の基体もしくは閉鎖栓体184はスリーブ100に移行している。このスリーブ100は第2の圧力室172に突入して、弁プランジャ9の内部に、つまり弁プランジャ9の中空室170に開口している。プレッシャリリーフ弁10の内部に設けられた第3の圧力室188は、分岐通路190として形成された開口を介して通路180に接続されている。この通路180は、たとえばタンクまたはハイドロリック式のフィード装置もしくはステアリング補助ポンプの吸込側に通じている。
【0050】
図6に示した実施例では、スリーブ100が閉鎖栓体184と一体に形成されている。この場合、弁座体112はやはりスリーブ100に圧入されてプレス嵌めされている。図5および図6に示した実施例では、弁座体112の圧入によって(圧入過程は図7につき詳しく説明する)、ばね20にプレロードがかけられる。このばね20はばね受け178を介して閉鎖体16をシール段部32に押圧する。
【0051】
図1〜図6に示したプレッシャリリーフ弁10は次のような機能を発揮する。この場合、主として図1に示したプレッシャリリーフ弁に関して説明するが、しかし図示した別のプレッシャリリーフ弁10の機能も全く同様であり、このことは既に部分的に異なる構造であるにもかかわらず、同一の符号を使用したことにより明らかとなる。図示の弁プランジャ9の機能に関しては、本発明の範囲では、これ以上詳しい説明は省略する。
【0052】
フィードバック導管(図示しない)を介して、オイル流入開口36は、たとえば自動車のパワーステアリングに通じたオイル吐出導管に接続されている。この場合には詳しくは説明しない種々の理由から、この接続導管内のオイル圧が、あらかじめ規定された値を越えて上昇すると、このオイルは弁座体26の貫通孔28を通じてシール部材14を押圧する。オイル圧が規定の値を上回ると、シール部材14のつば18はばね20を押圧して、このばね20を緊縮させる。
【0053】
この瞬間に、貫通孔28と、弁ケーシング12の内室もしくはスリーブ100の内室122との間に接続が形成される。この接続により、減圧が行なわれるので、オイルはシール部材の背後では低い圧力下にあり、弁ケーシング12に設けられたオイル流出開口38を介して、たとえばタンクまたはハイドロリック式のフィード装置の吸込側に戻ることができる。
【0054】
ステアリングシステム内のオイル圧がシステム条件に基づき減圧されて、このオイル圧が、あらかじめ規定された限界値にもはや到達することができなくなると、ばね20のばね力に基づき、シール部材14の円錐状の閉鎖体16が再び弁座体26のシール段部32に押圧されて、プレッシャリリーフ弁10を閉鎖する。
【0055】
これによって、シール部材14を弁座体26のシール段部32に押圧するばね力の設定は、プレッシャリリーフ弁10をリリースさせるために特に重要であることが判かる。
【0056】
前記プレッシャリリーフ弁10においては、ばね20を起点としたばね力が調節される。この場合、図1に示した弁座体26は円筒状の開口24内に規定の度合いで圧入されてプレス嵌めされ、それと同時にシール部材14のつば18がばね20を押圧する。このばね20は円筒状の開口24の底面に支持されている。図2に示した実施例では、一方では弁座体26が円筒状の開口24に圧入されてプレス嵌めされ、他方では栓体52が軸方向の貫通孔50に圧入されてプレス嵌めされる。このプレス過程は同時に両側から実施されるか、またはまず環状段部を形成する直径の大きな範囲44が、ストッパとして形成された端面48に接触するまで弁座体26が圧入され、次いで栓体52の無段階の圧入を介してばね20にプレロードがかけられる。しかし、このことはたんに例として挙げただけであり、当然ながら弁座体26と栓体52とをそれぞれ部分的にのみ圧入するか、または両構成部分のうちのそれぞれ一方だけを圧入することも可能である。
【0057】
図3に示した実施例では、弁座体112がスリーブ100に圧入されてプレス嵌めされ、これによりシール部材14が盲孔108の底面110に向かって運動させられるので、ばね20にプレロードがかけられる。図4に示した実施例では、ばね20のプレロードが栓体124のプレス嵌めによって得られる。栓体124は、ばね20の所望のプレロードが得られるまで内室122内に圧入される。別の実施例(図示しない)では、スリーブ100に一方では弁座体112を、他方では栓体124をそれぞれ圧入することによっても、ばね20のプレロードを調節することができる。この場合にプレロードは両側から同時に行なわれる圧入によってかけることができる。しかし、まず弁座体112か、または栓体124のいずれかを圧入し、次いで最初に圧入されなかった方の部分を、ばね20のプレロードを調節する目的で圧入することも可能である。
【0058】
図3および図4に示した実施例では、ばね20に対するプレロード、ひいてはプレッシャリリーフ弁10の調節が別個に実施可能である。すなわち、弁座体112の圧入または栓体124の圧入は、あるいは弁座体112の圧入も栓体124の圧入も、スリーブ100が弁ケーシング12に挿入される前に行なわれる訳である。したがって、弁ケーシング12の敏感なシール面13はばね20にプレロードをかける間、負荷されないようになる。なぜならば、弁ケーシング12へのスリーブ100の圧入は、スリーブ100への弁座体112または栓体124の圧入よりも小さなプレス力しか必要としないからである。プレッシャリリーフ弁10を収容する、別個に製造されたスリーブ100は、任意の弁ケーシングと組み合わせることができる。したがって、図3および図4に示した実施例では、図1および図2に示した実施例に比べて次のような利点が与えられている。すなわち、規定のスリーブだけを大きな個数で前製造して、このスリーブに装備を施してプレッシャリリーフ弁10を形成することができる。このプレッシャリリーフ弁10は次いで種々様々な弁ケーシング12に挿入可能となる。したがって、弁座体または栓体の圧入を実施するために、あるいは弁座体の圧入と栓体の圧入とを実施するために、それぞれ異なる弁ケーシング12に適合された収容装置は必要にならない。
【0059】
図5および図6に示した実施例では、同じく弁装置130全体もしくはフローコントロール弁132とは無関係な、プレッシャリリーフ弁10の調節が可能となる。このことはやはり、既に図3および図4につき説明したように1つの別個のユニットを形成する。このためには図5もしくは図6に示したように、弁座体112をスリーブ100または一体成形されたスリーブ100を備えた閉鎖栓体184に圧入して、調節することができる。ばね20に対するプレロードの調節は、図7につき説明する方法によって行なわれる。この場合、弁座体112は連続的にかつ無段階にスリーブ100に圧入可能となる。したがって、ばね20に対する極めて正確なプレロードと、ひいてはプレッシャリリーフ弁10の開放圧の極めて正確な調節とが可能となる。図3および図4に示した実施例に比べて、図5および図6に示した弁プランジャ9はプレッシャリリーフ弁10の挿入による別の負荷を受けないので、弁プランジャ9は別個に比較的簡単に製造可能であり、プレッシャリリーフ弁10をあとから嵌入することにより敏感なシール面が損傷を受けることも排除されている。
【0060】
開放圧を調節するための本発明による方法を、図1に示したプレッシャリリーフ弁10につき図7において詳しく説明する。別の実施例における開放圧の調節も、ほぼ同様に行なうことができる。
【0061】
一体に組み込まれたプレッシャリリーフ弁10を備えた弁プランジャ9はこの場合、概略的に図示されており、方法経過はブロック回路図により示されている。検査装置もしくは調節装置58は弁収容装置60を有している。この弁収容装置60は軸方向で、少なくとも1つの力測定装置62に支持されていて、少なくとも1つのオイル供給孔64とオイル排出孔66とを有している。さらに、弁収容装置60は収容孔68を有している。この収容孔68はプレッシャリリーフ弁10を、正確に嵌合するように収容することができる。弁ケーシング12のシール面13は収容孔68の壁に接触する。
【0062】
調節装置58に対する押圧力をできるだけ小さく保持するためには、弁収容装置60の底部に比較的小さな内径を有する付加的なパッキン70が配置されている。
【0063】
プレッシャリリーフ弁10の弁座体26がパッキン70に押圧されると、このパッキン70はオイル圧をシールし、この場合、圧力オイルは外方に逃出することができなくなる。つまり圧力オイルはオイル供給孔64から直接に収容孔68内に逃出することができなくなる。それと同時に、パッキン70は圧力作用面を比較的小さな寸法に制限するので、圧入力に対する押圧力を低いレベルに保持することができる。
【0064】
検査装置もしくは調節装置はさらに、モータ74によって駆動されるオイルポンプ76と、検査装置に通じた供給導管78に接続された容積流測定器80とを有している。容積流測定器80はオイルポンプ76の吐出量を検出して、この吐出量を通流調整器82に報知する。通流調整器82はモータ74を制御するので、オイルポンプ76はプレッシャリリーフ弁10に規定量のオイルしか供給しない。
【0065】
検査装置もしくは調節装置の入口に直接に配置された圧力センサ84は、調節されたオイル圧を記録して、このオイル圧を圧入行程調整器86に報知する。この圧入行程調整器86はプレス装置88に作用接続されている。
【0066】
圧入行程調整器86は、たとえば電気モータ89を介してプレス装置88の運動を制御する。圧入行程調整器86はプレス装置88に直接に作用するので、急速停止もしくは急速運転開始が可能となる。
【0067】
さらに、検査装置もしくは調節装置58は力測定装置62の他に、行程測定センサ90を備えている。力測定装置62と行程測定センサ90とは、圧入力の圧入過程もしくは進んだ圧入行程分の間、アナログ信号を供給する。このアナログ信号は力・行程線図92に表示される。
【0068】
この付加的な管理手段は調節法のプロセス確実性を高める。なぜならば、この場合に実際に進んだ圧入行程分に関連して圧入力を調節することができるからである。すなわち、たとえば弁ケーシング12と弁座体26との間のプレス嵌めにひっかかりや不正確性が生じることに基づき、実際に進んだ圧入行程には現われない、比較的大きな力が加えられることは排除されている。
【0069】
さらに、力・行程線図92を、あらかじめ規定されたウィンドウと比較することにより、順次調節したい全てのプレッシャリリーフ弁のばらつき幅が検査可能であるので、場合によっては個々のプレッシャリリーフ弁10を種々の要求クラスに合わせて分類することができる。
【0070】
検査装置もしくは調節装置58に導入されたプレッシャリリーフ弁10には、圧入過程の間、オイルポンプ76と供給導管78とオイル供給孔64とを介して、通流調整器82により調節された容積流が供給される。弁ケーシング12に前圧入された弁座体26はまだ十分に開口24内に圧入されていないので、形成されたオイル圧は所望の調節圧よりもまだ低く形成されている。シール部材14はばね20を緊縮させるので、孔38を介してオイル排出孔66に対する接続が形成される。弁座体26が圧入されて行くにつれて、シール部材14を押圧するばね20のばね力はますます増大して行く。弁座体26の規定の圧入行程が達成されると、ばね力は、供給導管78内のオイル圧が所望の値に到達するまでに増大している。増大するオイル圧は圧力センサ84によって測定されて、圧入行程調整器86に報知される。この圧入行程調整器86は報知されたオイル圧を目標圧と比較して、プレス装置88を適宜に制御する。プレス過程の終了後に、調節されたプレッシャリリーフ弁は検査装置もしくは調節装置58から取り出すことができる。
【0071】
本発明によれば、弁座体または栓体の圧入あるいは弁座体および栓体の圧入に基づき、開放圧を自動的にかつ無段階に調節することができ、しかも圧入力の測定によりプレス嵌めの正確な形成を実現して、かつ監視することのできるようなプレッシャリリーフ弁が提供される。本発明による圧入法により、プレッシャリリーフ弁を正確にかつ廉価に組み付けて、調節することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレッシャリリーフ弁を組み込まれた弁プランジャの断面図である。
【図2】別の実施例によるプレッシャリリーフ弁を組み込まれた弁プランジャの断面図である。
【図3】さらに別の実施例によるプレッシャリリーフ弁を組み込まれた弁プランジャの断面図である。
【図4】さらに別の実施例によるプレッシャリリーフ弁を組み込まれた弁プランジャの断面図である。
【図5】フローコントロール弁とプレッシャリリーフ弁とを備えた弁装置の断面図である。
【図6】別の実施例によるフローコントロール弁とプレッシャリリーフ弁とを備えた弁装置の断面図である。
【図7】プレッシャリリーフ弁の開放圧を調節する方法を示すブロック回路図である。
【符号の説明】
9 弁プランジャ、 10 プレッシャリリーフ弁、 12 弁ケーシング、13 シール面、 14 シール部材、 16 閉鎖体、 18 つば、 20 ばね、 22 端部、 24 開口、 26 弁座体、 28 貫通孔、 30 一方の側、 32 シール段部、 34 ストレーナ、 36 オイル流入開口、 38 孔、 42 直径の小さな範囲、 43 周方向段部、 44直径の大きな範囲、 48 端面、 50 貫通孔、 52 栓体、 53 端部、 54 端面、 58 検査装置もしくは調節装置、 60 弁収容装置、 62 力測定装置、 64 オイル供給孔、 66 オイル排出孔、 68収容孔、 70 パッキン、 74 モータ、 76 オイルポンプ、 78供給導管、 80 容積流測定器、 82 通流調整器、 84 圧力センサ、 86 圧入行程調整器、 88 プレス装置、 89 電気モータ、 90行程測定センサ、 92 力・行程線図、 100 スリーブ、 102 直径の大きな範囲、 104 直径の小さな範囲、 106 環状室、 108 盲孔、 110 底面、 112 弁座体、 114 底部、 116 底面、118 貫通開口、 120 弁座体、 122 内室、 124 栓体、 126 端面、 130 弁装置、 132 フローコントロール弁、 134切欠き、 136 ケーシング、 138 孔、 140 底面、 142 凹部、 144 接続栓体、 146 ねじ山、 148 突起、 150 底部、 152 開口、 154 心棒、 156 貫通通路、 158 オリフィス、 160 コイルばね、 162 ストッパ、 164 第1の圧力室、166 通路、 168 内室、 170 中空室、 172 第2の圧力室、 174 開口、 176 底部、 178 ばね受け、 180 通路、 182 開口、 184 閉鎖栓体、 186 貫通孔、 188 圧力室、 190 分岐通路、 192 受け肩部

Claims (22)

  1. プレッシャリリーフ弁であって、弁ケーシングの弁内室にばねの、当該プレッシャリリーフ弁の開放圧を決定するばね力に抗して軸方向移動可能に案内されたシール部材が設けられており、該シール部材が、弁座体に押圧されており、開放圧が達成されると、シール部材が前記ばねを緊縮させて当該プレッシャリリーフ弁を開放させるようになっており、しかも前記ばねのばね力が調節可能である形式のものにおいて、弁座体(26、112)が、前記ばねにプリロードをかけるために弁内室(24)に圧入されており、これによって生ぜしめられた前記弁座体(26、112)のプレス嵌めが、制御されて調節可能であり、しかも制御された圧入時に圧入力の監視が行なわれると同時に開放圧の調節のために前記弁座体(26,112)の圧入深さを介して前記ばね(20)のばね力の調節が行なわれるようになっていることを特徴とする、プレッシャリリーフ弁。
  2. 弁座体(26、112)が、無段階にかつ連続的に圧入可能である、請求項1記載のプレッシャリリーフ弁。
  3. 弁座体(26、112)が、円筒状の基体を有している、請求項1または2記載のプレッシャリリーフ弁。
  4. 弁座体(26)が、少なくとも1つの直径の小さな範囲(42)を有しており、該範囲(42)に、少なくとも1つの周方向段部(43)を介して、少なくとも1つの直径の大きな範囲(44)が続いている、請求項1から3までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  5. 前記周方向段部(43)が、弁ケーシング(12)にストッパとして形成された端面(48)に押圧可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  6. 前記直径の小さな範囲(42)の圧入深さを介して、前記ばね(20)のばね力が調節可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  7. 弁座体(26)が、シール部材(14)に面した端面(30)に切欠きを有しており、該切欠きが、シール部材(14)に対応するシール段部(32)を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  8. 弁座体(26)が、軸方向の貫通孔(28)を有しており、該貫通孔(28)が、前記シール段部(32)の内部に開口している、請求項1から7までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  9. 弁座体(112)が、弁内室(24)に配置されかつ軸方向で弁内室(24)にわたって延びるスリーブ(100)に圧入されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  10. 前記スリーブ(100)が盲孔(108)を有しており、該盲孔(108)が、少なくとも1つの貫通開口(118)を介して弁内室(24)に接続されており、前記盲孔(108)が、閉鎖体として形成されたシール部材(14)とばね(20)とを収容している、請求項9記載のプレッシャリリーフ弁。
  11. 前記スリーブ(110)が弁座体(112、120)をも形成しており、前記盲孔(108)もしくは内室(122)に栓体(124)が圧入されており、該栓体(124)の内側の端面(126)に前記ばね(20)が支持されている、請求項9または10記載のプレッシャリリーフ弁。
  12. 前記スリーブ(100)が、弁ケーシング(12)もしくは弁プランジャ(9)に圧入されている、請求項9から11までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  13. 前記スリーブ(100)が、プレッシャリリーフ弁(10)を収容する弁装置(130)のケーシング(136)に設けられた凹部(142)に圧入されている、請求項1から12までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  14. 前記スリーブ(100)が、プレッシャリリーフ弁(10)を収容する閉鎖栓体(184)の構成要素として形成されている、請求項1から13までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  15. 弁座体(26、112)が、鋼またはアルミニウムから成っており、弁ケーシング(12)がアルミニウムから成っている、請求項1から14までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  16. 前記スリーブ(100)が、鋼またはアルミニウムから成っており、弁ケーシング(12)がアルミニウムから成っている、請求項9から15までのいずれか1項記載のプレッシャリリーフ弁。
  17. シール部材を弁座体に押圧するばね力を調節することにより、開放圧が達成されると、シール部材がばねを緊縮させてプレッシャリリーフ弁を開放させるようになっているプレッシャリリーフ弁の開放圧を調節する方法において、弁座体を無段階に弁ケーシングの弁内室または弁内室に導入可能なスリーブに圧入し、このときにシール部材を弁座体に押圧するばねにプレロードをかけ、これによって生ぜしめられた前記弁座体(26、112)のプレス嵌めを、制御して調節し、しかも制御された圧入時に圧入力の監視を行うと同時に開放圧の調節のために前記弁座体(26,112)の圧入深さを介して前記ばね(20)のばね力の調節を行うことを特徴とする、プレッシャリリーフ弁の開放圧を調節する方法。
  18. 弁座体に、ポンプによって供給された流体の容積流を供給して、弁座体に設けられた貫通開口を通じてプレッシャリリーフ弁のシール部材を押圧し、形成されるオイル圧に関連した値を有する測定値を求めて、該測定値によって、プレス装置が弁座体を押圧する際の圧入力を規定する、請求項17記載の方法。
  19. 前記容積流を容積流測定器具によって測定して、通流調整器を介して調節する、請求項17または18記載の方法。
  20. 圧力センサにより、弁入口に形成されるオイル圧を測定し、該オイル圧を、プレス装置を制御する圧入行程調整器に供給し、所望のオイル圧が達成されると、前記プレス装置を遮断する、請求項17から19までのいずれか1項記載の方法。
  21. 圧入過程時に弁座体の圧入力と圧入行程とを測定して、力・行程線図に表示する、請求項17から20までのいずれか1項記載の方法。
  22. 前記力・行程線図を、あらかじめ求められた限界値と比較する、請求項17から21までのいずれか1項記載の方法。
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