JP3840245B2 - 閉鎖循環式養殖システム及びpH調整装置 - Google Patents

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本発明は、陸上において、海水(人工海水を含む)を浄化しながら閉鎖系で循環させて再利用しながら、飼育水槽で魚介類を養殖したり一時的に蓄養したりするようにした閉鎖循環式養殖システム及びpH調整装置に関するものである。
海水面から離れた陸上地点で、食用あるいは鑑賞用の魚介類を飼育する閉鎖循環式養殖システムが従来から検討されている。この閉鎖循環式養殖システムでは、飼育魚介類の排泄物や残餌等を飼育水槽から除去する処理を、周辺環境への排出希釈によることなく、システム内で行なう必要がある。
このために、飼育水槽に海水を循環させる浄化用循環経路を接続し、この循環経路に物理的ろ過装置や生物浄化槽を設け、飼育水槽の海水を循環させる間に、魚介類の排泄物や残餌等の固形物を物理的ろ過装置においてろ過して除去し、さらに魚介類の排泄物に起因するアンモニアを生物浄化槽において硝化菌等の微生物で硝化して除去することによって、海水の浄化を行なうようにしている(例えば特許文献1等参照)。
このように魚介類の排泄物に起因する海水中のアンモニアを、硝化菌等の微生物で硝化して除去するようにすると、硝酸成分の生成によって海水のpHが低下し、魚介類の飼育環境が悪化する。そこで、pHの低下を防ぐために海水にアルカリ剤を添加してpH調整を行なうようにしている。
特開平11−225616号公報
上記のアルカリ剤としては、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、炭酸カルシウム等が用いられているが、アルカリ剤中のナトリウムやカルシウムが循環閉鎖系の海水中に蓄積され、塩分上昇、海水イオン成分のバランスのくずれが発生し、魚介類の飼育に不調をきたすおそれがあった。このため、循環閉鎖系の海水の交換なしでは、養殖継続は困難になるものであった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、アルカリ剤を用いる必要なくpH調整を行なうことができ、海水の交換をする必要なく魚介類の養殖を行なうことができる閉鎖循環式養殖システムを提供することを目的とするものであり、さらにアルカリ剤を用いる必要なくpH調整を行なうことができるpH調整装置を提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る閉鎖循環式養殖システムは、飼育水槽1の海水を浄化しながら循環させて飼育水槽1内で魚介類を飼育するようにした閉鎖循環式養殖システムにおいて、隔膜2で仕切られた陽極室3と陰極室4とを備え、飼育水槽1から供給される海水を電気分解する電解槽5及び、陽極室3から供給される海水中の活性塩素を炭化剤6で中和する中和槽7と、中和槽7内の海水に空気を噴出して曝気する散気管8と、陰極室4から供給される海水と中和槽7から供給される海水を混合して飼育水槽1に返送する混合槽9とを備えてなるpH調整装置100を具備して成ることを特徴とするものである。
また請求項2の発明は、請求項1において、電解槽5の隔膜2をカチオン交換膜で形成し、陽極室3を通過する通水量を陰極室4を通過する通水量の1/20以下に設定して成ることを特徴とするものである。
また請求項3の発明は、請求項1又は2において、中和槽7内の炭化剤6を攪拌する攪拌ポンプ10を備えて成ることを特徴とするものである。
また請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかにおいて、電解槽5内の隔膜2で仕切られる室の陽極と陰極を切り換える電極切替手段11と、飼育水槽1から電解槽5の陽極室3と陰極室4とに海水を供給する流路を切り換える流路切替手段12と、陽極室3と陰極室4から中和槽7と混合槽9に海水を供給する流路を切替える流路切替手段13とを具備して成ることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係るpH調整装置は、隔膜2で仕切られた陽極室3と陰極室4とを備え、海水を電気分解する電解槽5と、陽極室4から供給される海水中の活性塩素を炭化剤6で中和する中和槽7と、中和槽7内の海水に空気を噴出して曝気する散気管8と、陰極室4から供給される海水と中和槽7から供給される海水を混合する混合槽9とを具備して成ることを特徴とするものである。
電解槽5で海水を電気分解すると、隔膜2で仕切られた陽極室3では海水は酸性に、陰極室4では海水はアルカリ性になり、陽極室3の酸性の海水中の塩素の一部は中和槽7内での散気管8による曝気で海水中から除去され、中和槽7内の海水のpHは上昇する。そしてこの中和槽7から供給される海水と電解槽5の陰極室4から供給される海水を混合槽9で混合すると、混合した海水のpHは電気分解する前の海水のpHより上昇させることができ、pH調整をすることができるものである。
従って、このように混合槽9で混合してpH調整した海水を飼育水槽1に返送することによって、アルカリ剤を用いるような必要なく、飼育水槽1の海水のpH調整を行なうことができるものであり、海水の交換をする必要なく魚介類の養殖を行なうことが可能になるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例を示すものであり、魚介類が飼育される飼育水槽1には浄水用循環経路20とpH調整用循環経路21とが接続してある。浄水用循環経路20には循環ポンプ22、ろ過槽23、生物浄化槽24が水の流れに沿った順に接続してあり、循環ポンプ22の働きで、飼育水槽1の海水はろ過槽23と生物浄化槽24を通過した後に飼育水槽1に返送されるというように、浄化用循環経路20を通して循環させるようにしてある。そして魚介類の排泄物や残餌等の固形物はろ過槽23においてろ過して除去し、また魚介類の排泄物に起因するアンモニアは生物浄化槽24において硝化菌等の微生物で硝化して除去し、飼育水槽1の海水を浄化するようにしてある。
一方、pH調整用循環経路21には、流路切替手段12を構成する電磁式の切替弁12a、電解槽5、流路切替手段13を構成する電磁式の切替弁13a、中和槽7、混合槽9を水の流れに沿った順に接続して、pH調整装置100を形成するようにしてあり、pH調整用循環経路21の適所には飼育水槽1の海水を循環させるための循環ポンプ(図示省略)が接続してある。
電解槽5の槽内は隔膜2で仕切って二つの室が形成してあり、各室内にはそれぞれ電極25a,25bが配置してある。そして電極25a,25bには直流電源28が接続してあり、陽極に設定した電極25aが配置された室が陽極室3、陰極に設定した電極25bが配置された室が陰極室4となるものである。切替弁12aと電解槽5の間のpH調整用循環経路21はパラレルな二つの流路26a,26bから形成してあり、一方の流路26aを切替弁12aと陽極室3の間に、他方の流路26bを切替弁12aと陰極室4の間にそれぞれ接続するようにしてある。また電解槽5と切替弁13aの間のpH調整用循環経路21はパラレルな二つの流路27a,27bから形成してあり、一方の流路27aを陽極室3と切替弁13aの間に、他方の流路27bを陰極室4と切替弁13aの間に接続するようにしてある。切替弁13aより下流側のpH調整用循環経路21はパラレルな二つの流路31a,31bに分岐してあり、一方の流路31aは中和槽7の上部に接続してある。他方の流路31bは混合槽9に接続してあり、また中和槽7の下部と混合槽9の間にpH調整用循環経路21の一部をなす流路32が接続してある。
中和槽7内には陽極室3から海水が供給されるが、この海水中に浸漬される状態で活性炭などの粒状の炭化剤6が入れてある。中和槽7内にはその水面より下側の位置において散気管8が配置してあり、散気管8にはエアポンプ29が接続してある。エアポンプ29から供給された空気は散気管8から、中和槽7内の海水中に吐出されるようにしてある。また中和槽7には攪拌ポンプ10が接続してあり、中和槽7内の海水を汲み出して戻すというように循環させることによって、中和槽7内の海水を攪拌するようにしてある。中和槽7の上部は水面より上の空間が形成されるようになっており、この空間に面して開放口30が設けてある。
上記のものにあって、飼育水槽1の海水は切替弁12aを通して電解槽5に供給されるが、海水は切替弁12aで流路26a,26bに分岐されて陽極室3と陰極室4を通過し、この際に電気分解される。このように電気分解を行なうことによって、陽極室3を通過する海水は酸性に、陰極室4を通過する海水はアルカリ性に調整されるものであり、陽極室3では陽極反応によって、海水中の食塩から次亜塩素酸(HClO)や塩素(Cl)などの活性塩素が生成される。ここで、切替弁12a内の水路の径の設定によって、切替弁12aから流路26aを通過して陽極室3に流される海水の通水量が、切替弁12aから流路26bを通過して陰極室4に流される海水の通水量の1/20以下になるようにしてある。このように陽極室3の通水量を少なくすることによって、陽極室3で生成される酸性水のpHを4以下にすることができる。陰極室4に流される海水の通水量に対する陽極室3に流される海水の通水量の下限は特に設定されないが、1/100程度が装置の実用上の限界である。
ここで、電解槽5の陽極室3と陰極室4を仕切る隔膜2としては、カチオン交換膜を用いるのが好ましい。海水を電気分解することによって陽極室3に生成される次亜塩素酸(HClO)や塩素(Cl)などの活性塩素は魚毒作用があるが、陰極室4を通過する海水は後述のように飼育水槽1に返送されるので、陰極室4を通過する海水にこの活性塩素が混入すると飼育水槽1中の魚介類に悪影響を及ぼすおそれがある。カチオン交換膜はこのような活性塩素を通過させないので、陽極室3で生成された活性塩素が陰極室4の海水に混入することを防いで、飼育水槽1中の魚介類に悪影響を及ぼすことを未然に防止することができるものである。
上記のように電解槽5で電解された陽極室3の酸性の海水は流路27aから切替弁13aを通過し、さらに流路31aから中和槽7に供給される。また陰極室4のアルカリ性の海水は流路27bから切替弁13aを通過し、さらに流路31bから混合槽9に供給される。
そして陽極室3から酸性の海水が中和槽7に供給されると、中和槽7内の活性炭などの炭化剤6によって、海水中の次亜塩素酸(HClO)や塩素(Cl)などの活性塩素が還元中和され、魚毒作用を有するこれらの活性塩素は、魚毒性のない塩酸(HCl)に変換される。このとき、海水を炭化剤6に接触させ活性塩素を塩酸に変換させる還元中和反応は、海水のpHが4以下であるときに効果的に行なわれる。このために、上記のように陽極室3の通水量を少なくして海水のpHが4以下になるようにしているのである。また陽極室3の電気分解で、海水中に微量含まれる臭素から臭素酸(HBrO)が生成されており、この臭素酸も魚毒作用を有するが、pH4以下で海水を炭化剤6に接触させることによって、この臭素酸を魚毒性のない臭化水素(HBr)に中和して変換することができるものである。海水のpHが4を超えて大きいと、有機塩素化物や臭素化物ができ易くなるものである。さらにこのようにpHが低く酸性度が高いと、中和槽7内での微生物の繁殖を抑制することができ、中和槽7が微生物の繁殖による生物膜で詰まるというようなこともなくなるものである。
ここで上記のように、中和槽7に攪拌ポンプ10を接続して、中和槽7内の海水を汲み出して戻すというように循環させることによって、中和槽7内の海水を攪拌するようにしてある。このように中和槽7内の海水を攪拌することによって、海水中で炭化剤6を攪拌することができるものであり、海水と炭化剤6との接触効率を高めて上記の中和反応を効率良く行なうことができ、炭化剤6の使用量を低減することができると共に中和槽7内の海水の滞留時間を短くして、中和槽7を小型化することができるものである。
また上記のように、中和槽7内では、エアポンプ29から供給された空気が散気管8から、中和槽7内の海水中に吐出するようにしてあり、この空気で海水を曝気するようにしてある。このように中和槽7内の海水を曝気することによって、海水中に溶解して含まれる塩素(Cl)の一部をガスとして海水中から追い出して、海水中から除去することができるものである。このように海水中の塩素の一部を除去することによって、海水を炭化剤6に接触させて海水中の塩素(Cl)を塩酸(HCl)に変換させる際の塩酸の生成量は少なくなる。従って、この塩酸の生成量の低下に伴って、中和槽7内の海水のpHは上昇する。このとき、上記のように流路31aを中和槽7の上部に接続して、海水が中和槽7内に流れ落ちるようにすることによって、この流入の際の曝気効果で海水中の塩素の一部を放出することができ、海水中のからの塩素の除去効果を高めることができるものである。流路31aから海水が中和槽7内に流れ落ちるようにするにあたっては、中和槽7の槽内壁に沿って海水を流下させるようにしても、中和槽7の水面より上の空間部を落下させて海水を滴下させるようにしてもいずれでもよい。
そして電解槽5の陽極室3で電解された酸性の海水はこのように中和槽7で処理された後、流路32を通して混合槽9に供給される。混合槽9には上記のように陰極室4で電解されたアルカリ性の海水が供給されているので、混合槽9内でこのアルカリ性の海水に酸性の海水が混合される。このとき、陽極室3で電解された酸性の海水は上記のように中和槽7内で塩素の一部が除去され、pHが高められている。従って、混合槽9内で混合した海水のpHは、飼育水槽1から電解槽5に送られる電気分解前の海水のpHよりも高くなり、pHを高めた状態で混合槽9から飼育水槽1に返送されるものである。
このようにして、飼育水槽1の海水を、pHを高めた状態で混合槽9から飼育水槽1に返送するようにpH調整循環経路21で循環させることによって、飼育水槽1内の海水のpHが低下することを防ぐpH調整を行なうことができるものである。中和槽7内での海水のpH上昇は散気管8による曝気量や曝気時間によって調整することができるものであり、この曝気量や曝気時間の調整によって、飼育水槽1内の海水のpH調整を正確に行なうことが可能である。そしてpH調整はこのように電気分解で行なうことができ、アルカリ剤の添加をする必要がないので、アルカリ剤中に含まれるナトリウムやカルシウムが海水中に蓄積されて、塩分上昇や海水のイオン成分のバランスのくずれが発生するようなことがなく、海水を交換するような必要がなくなるものである。
ここで、上記のように電解槽5で海水を電気分解すると、陰極に水酸化マグネシウムなどが析出し、このまま放置すると電極が析出物で覆われ、電流値が低下して電気分解の効率が低下し、場合によっては電解槽5内が閉塞されることもある。そこで、電解槽5に設けられる電極25a,25bはタイマー付き切替えスイッチなどで形成される電極切替手段11を介して直流電源28に接続してあり、所定時間毎あるいは所定通水流量毎に電極25a,25bの陽極と陰極が切替えられるようにしてある。図1の実施の形態では、電極25aを陽極、電極25bを陰極に設定して、陽極室3と陰極室4が形成されるようにしてあるが、電極25aを陰極、電極25bを陽極に切替えると、室3が陰極室に、室4が陽極室となる。
そしてこのように電極切替手段11で陽極と陰極を切替えると、これに連動して、流路切替手段12の切替弁12aと流路切替手段13の切替弁13が切り替わり、室3と室4への通水流量が上記と逆になり、また陽極室となる室4から中和槽7に海水が供給されると共に陰極室となる室3から混合槽9に海水が供給されるようになる。このようにして上記と同様にして海水の電解分解によるpH調整を行なうことができるものであり、電極の陰陽の切り替えによって電極の表面に析出した水酸化マグネシウムを海水に溶解させ、電極が析出物で被覆されることを防ぐことができるものである。
尚、上記のように本実施形態においては、pH調整装置100を備えた閉鎖循環式養殖システムを例示しているが、pH調整装置100は、閉鎖循環式養殖システムの飼育水槽1からの海水に限らず、所望の海水に対してアルカリ剤を用いずにpH調整を行なうことができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示す概略図である。
符号の説明
1 飼育水槽
2 隔膜
3 陽極室
4 陰極室
5 電解槽
6 炭化剤
7 中和槽
8 散気管
9 混合槽
10 攪拌ポンプ
11 電極切替手段
12 流路切替手段
13 流路切替手段
100 pH調整装置

Claims (5)

  1. 飼育水槽の海水を浄化しながら循環させて飼育水槽内で魚介類を飼育するようにした閉鎖循環式養殖システムにおいて、隔膜で仕切られた陽極室と陰極室とを備え、飼育水槽から供給される海水を電気分解する電解槽及び、陽極室から供給される海水中の活性塩素を炭化剤で中和する中和槽と、中和槽内の海水に空気を噴出して曝気する散気管と、陰極室から供給される海水と中和槽から供給される海水を混合して飼育水槽に返送する混合槽とを備えてなるpH調整装置を具備して成ることを特徴とする閉鎖循環式養殖システム。
  2. 電解槽の隔膜をカチオン交換膜で形成し、陽極室を通過する通水量を陰極室を通過する通水量の1/20以下に設定して成ることを特徴とする請求項1に記載の閉鎖循環式養殖システム。
  3. 中和槽の炭化剤を攪拌する攪拌ポンプを備えて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の閉鎖循環式養殖システム。
  4. 電解槽内の隔膜で仕切られる室の陽極と陰極を切り換える電極切替手段と、飼育水槽から電解槽の陽極室と陰極室とに海水を供給する流路を切り換える流路切替手段と、陽極室と陰極室から中和槽と混合槽に海水を供給する流路を切替える流路切替手段とを具備して成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の閉鎖循環式養殖システム。
  5. 隔膜で仕切られた陽極室と陰極室とを備え、海水を電気分解する電解槽と、陽極室から供給される海水中の活性塩素を炭化剤で中和する中和槽と、中和槽内の海水に空気を噴出して曝気する散気管と、陰極室から供給される海水と中和槽から供給される海水を混合する混合槽とを具備して成ることを特徴とするpH調整装置。
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