JP3838259B2 - 映像表示方法、映像表示装置及びそれに用いるコントラスト調整回路 - Google Patents

映像表示方法、映像表示装置及びそれに用いるコントラスト調整回路 Download PDF

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Description

本発明は、アナログ映像信号をA/D変換(アナログ/デジタル変換)して映像表示を行う映像表示技術に関する。
現在、PDP(プラズマディスプレイパネル)や液晶パネル等の固定画素デバイスを用いた映像表示装置においては、一般的に、ブラウン管を用いた映像表示装置と比べてコントラストが低い。コントラスト向上策としては従来、例えば、PDP等においては、蛍光体の発光効率の向上、駆動方式または構造の改善などの技術で対応されてきた。詳しくは、例えば特開平10−208637号公報、特開平8−138558号公報等に記載されている。また、一般的なテレビ受像機における映像のコントラスト調整技術としては、例えば、特開平4−10784号公報に記載されたものがある。該公報には、映像信号から変換し記憶手段に記憶したデジタル信号の最大値、最小値及び平均値を検出演算し、該検出演算結果に基づき、映像信号の増幅利得を制御してコントラストを改善するとした技術が記載されている。
PDPや液晶パネル等の固定画素デバイスを用いた映像表示装置においては、より一層の高コントラスト化が望まれる。
本発明の課題点は、かかる従来技術の状況に鑑み、特に、輝度の高い領域においても安定して高いコントラストが得られるようにすることである。
本発明の目的は、上記課題点を解決できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、映像信号に基づき映像の表示を行う固定画素デバイスを用いた映像表示装置において、前記映像信号の平均輝度レベル情報を用いて前記映像信号の黒補正処理を行う黒補正処理手段と、前記黒補正処理手段における前記映像信号の黒補正量に応じて前記映像信号のコントラストを制御するコントラスト制御手段と、制御手段と、を備え前記制御手段は、前記平均輝度レベル情報に対する前記黒補正量の制御特性を有し、該制御特性の前記黒補正を開始する平均輝度レベル情報から始まる第1輝度範囲における変化率が該第1輝度範囲よりも高い第2輝度範囲における変化率よりも大きいものであり、該制御特性を用いて前記黒補正処理手段を制御するように構成すればよい。
本発明によれば、平均輝度レベルを検出し、該平均輝度レベルに応じて予め定められた補正量で輝度信号のコントラストゲイン、及び黒補正を制御することで
、安定して高いコントラストを得ることができる。映像の色の濃さも改善できる
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図5は本発明の第1の実施例の説明図である。図1は、第1の実施例として、コントラスト調整回路部を主体とした映像表示装置の基本構成図、図2は
、ダイナミックレンジ内におけるコントラスト調整動作の説明図、図3は、平均輝度レベルと黒補正レベルの関係の説明図、図4は、黒補正レベルとコントラストゲインの関係の説明図、図5は、図1の構成の具体化構成例を示す図である。
本第1の実施例は、回路構成として、デジタル輝度信号に対し、ダイナミックレンジの範囲内において、輝度信号をオフセットさせてブライトネス(輝度レベル)を下げる処理すなわち黒補正処理を行った後、コントラストゲインを増大させてコントラストを向上させる場合の構成例である。
図1において、1はコントラスト調整回路部、2は、コントラスト調整された信号により映像をカラー表示する表示部、3は、入力されたアナログ輝度信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、5は、所定期間内におけるデジタル輝度信号の平均輝度レベルを検出する信号レベル検出回路、6は、デジタル輝度信号をオフセットさせてその輝度レベルを変えるブライトネス可変回路、7は、輝度レベルを変えられたデジタル輝度信号のコントラストゲインを変えるコントラストゲイン可変回路、8は、上記検出した平均輝度レベル情報に基づき、上記信号レベル検出回路5、上記ブライトネス可変回路6、及び上記コントラストゲイン可変回路7を制御する制御回路としてのマイコンである。マイコン8は、上記検出した平均輝度レベルに該当する輝度領域を判定し、該判定結果に対応した制御信号を形成して出力する。入力されたアナログ輝度信号は、A/D変換器3でデジタル輝度信号に変換されて信号レベル検出回路5に入力される。該信号レベル検出回路5においては、デジタル輝度信号の、例えば1フィールドまたは1フレームの映像期間内における平均輝度レベルが検出される。該検出された平均輝度レベル情報(信号)は、マイコン8に入力される。該マイコン8内では、入力された該平均輝度レベル情報に基づき、該平均輝度レベルが該当する輝度領域が判定され、該判定結果に基づく制御信号が形成されて出力される。該制御信号は、上記信号レベル検出回路5と、上記ブライトネス可変回路6と、上記コントラストゲイン可変回路7とにそれぞれ入力される。該制御信号は、信号レベル検出回路5に対しては検出範囲の制御を行う。ブライトネス可変回路6に対しては、本構成例の場合、所定値以上の平均輝度レベル範囲におけるデジタル輝度信号に対する黒補正制御、すなわち所定値以上の平均輝度レベルのデジタル輝度信号を負側へオフセットさせる制御を行う。また、コントラストゲイン可変回路7に対しては、該制御信号は、上記ブライトネス可変回路6における上記黒補正のレベルに対応し、ダイナミックレンジの範囲内において、所定値以上の平均輝度レベル範囲におけるデジタル輝度信号のコントラストゲインを増大させる制御を行う。これらブライトネス可変回路6に対する制御及びコントラストゲイン可変回路7に対する制御は、フィードフォワード方式の制御として行う。上記のように、デジタル輝度信号に対し、所定値以上の平均輝度レベル範囲において、黒補正処理を行うとともに、該黒補正のレベルに対応し、ダイナミックレンジの範囲内でコントラストゲインを増大させることにより、映像のコントラスト、特に明るい映像の側のコントラストが増大される。コントラストゲインを増大された映像信号は表示部2に送られ、該表示部2において、コントラストが増大された映像が表示される。なお、上記図1には示されないが、本第1の実施例では、上記マイコン8からは別に制御信号が、デジタル輝度信号とデジタル色(色差)信号を赤(
R)、緑(G)、青(B)のデジタル映像信号に変換するカラーマトリックス回
路に対し出力されるようになっている。該カラーマトリックス回路では色補正(
色の濃さの制御)が行われる。
図2は、図1の構成におけるダイナミックレンジ内でのコントラスト調整動作の説明図である。
図2において、aは、デジタル輝度信号に黒補正処理を行ったときの波形、bは、黒補正処理とコントラスト制御処理(コントラストゲイン増大処理)とを行ったときの波形である。本例は、図1におけるA/D変換器3が、例えば8ビットの場合の最高階調レベル255を最大輝度レベル上限、最低階調レベル0を最低輝度レベルとしたダイナミックレンジを有する場合であり、該ダイナミックレンジ上限「255」は白レベル、下限「0」は黒レベルである。黒補正処理は、デジタル輝度信号に対し、所定値以上の平均輝度レベル範囲において、輝度信号を負レベル側にオフセットさせてブライトネス(輝度レベル)を下げ、ダイナミックレンジの範囲の上記白レベルに対し所定のマージンをもたせるようにする(波形a)。該オフセットさせる量は、本第1の実施例の場合は、該平均輝度レ
ベル値に対応した量とする。コントラスト制御処理(コントラストゲイン増大処理)では、上記黒補正処理で下げた輝度レベル量すなわち黒補正レベルに対応し
、ダイナミックレンジの範囲内で、つまり本第1の実施例の場合は上記マージンをなくすように、コントラストゲインを増大させる(波形b)。
図3は、平均輝度レベル値(APL値)に対する輝度信号の負レベル側へのオフセット量つまり黒補正レベルの関係を示す図である。
図3においては、平均輝度レベル値(APL値)が所定値APL0以上となる範囲で黒補正(負側へのオフセット)を行う。平均輝度レベル値(APL値)がAPL0のとき黒補正レベル(負側へのオフセット量)B0の黒補正を行い、平均輝度レベル値(APL値)の増大につれて該黒補正レベルを増やし、平均輝度レベル値(APL値)がAPL1のとき黒補正レベルをB1、同APL2のとき同B2、同APL2のとき同B2、同APL3のとき同B3とし、平均輝度レベル値(APL値)が白レベルとなるAPL4では、最大の黒補正レベルB4となるようにする。かかる黒補正処理は、上記図1において、平均輝度レベル情報に基づきマイコン8が、ブライトネス可変回路6を制御することで行う。
このように、平均輝度レベル値(APL値)に応じて予め定められた黒補正レベル、すなわちブライトネス可変量をマイコンが制御することで、より安定、かつ見た目で優れた黒補正を行うことができる。
図4は、上記黒補正処理における黒補正レベルと、コントラストゲイン制御におけるコントラストゲインの関係の説明図である。
図4において、(1)は、黒補正レベルすなわち輝度信号の負側へのオフセット量が所定レベル(コントラスト制御開始レベル)に達しないうちはコントラストゲインをゼロにしておき、該所定レベル(コントラスト制御開始レベル)に達したときにはじめて所定値のコントラストゲインを発生させ、該所定レベル以上の黒補正レベル範囲では、黒補正レベルの増大に対応させコントラストゲインも増大させるように制御する場合の特性例である。この特性例に従い上記マイコン8がコントラストゲインを制御する。上記図3の特性においては例えば、平均輝度レベル値(APL値)がAPL2になり黒補正レベルがB2に達したときに、該黒補正レベルB2をコントラスト制御開始レベルとして、コントラストゲインの増大を開始させる。また、(2)は、黒補正レベルの値に関わらず、すなわち輝度信号の負側へのオフセット量が所定レベルに達しない低い値の場合にも、所定値のコントラストゲインを発生させ、黒補正レベルの増大に対応させてコントラストゲインも増大させるように制御する場合の特性例である。上記図3の特性においては例えば、平均輝度レベル値(APL値)がAPL0になり黒補正レベルが発生したときに、コントラストゲインの増大を開始させる。(1)、(2)とも、黒補正レベルが最大レベルのときに、コントラストゲインも最大にする。本(1)、(2)の特性例では、黒補正レベルに対してコントラストゲインを直線的に変化させているが、本発明はこれに限定されない。
図5は、図1の構成を具体化した構成例を示す図である。
図5において、1はコントラスト調整回路部、2は映像表示を行うPDPや液晶パネル等を用いて成る表示部、T1はアナログ輝度信号Yaの入力端子、12は、入力されたアナログ輝度信号Yaをデジタル輝度信号Ydに変換するA/D変換器、13は、入力信号を表示部2が表示可能な信号タイミングに変換するスキャンコンバータ、31は、デジタル輝度信号Ydをオフセットさせてその輝度レベルを変えるブライトネス可変回路(図1の符号6相当)、32は、デジタル
輝度信号Ydとデジタル色(色差)信号Cbd、Crdを、赤(R)、緑(G)
、青(B)のデジタル映像信号Rd、Gd、Bdに変換するカラーマトリックス回路である。該カラーマトリックス回路32は、図1におけるコントラストゲイン可変回路7を含む。T2、T3は、アナログ色(色差)信号Cb、Crの入力端子、14は、入力されたアナログ色(色差)信号Cb、Crをデジタル色(色差)信号Cbd、Crdに変換するA/D変換器、15は、上記A/D変換器12で得られた上記デジタル輝度信号Ydのノイズ除去を行うローパスフィルタであるノイズ除去用LPF、16は、該ノイズ除去用LPF15の出力信号(デジタル輝度信号)の所定期間、例えば1フレームまたは1フィールドにおける平均輝度レベルを検出する平均輝度検出回路、17は、平均輝度検出回路16で検出された平均輝度レベルの情報(信号)が入力され、該平均輝度レベルが該当する輝度領域を判定する平均輝度判定部、18は、上記平均輝度レベルが該当する輝度領域の情報に基づき、上記ブライトネス可変回路31と上記カラーマトリックス回路32とを制御する制御信号を形成して出力するゲイン制御部である。ゲイン制御部18は、該制御信号により、ブライトネス可変回路31を制御して、該ブライトネス可変回路31における黒補正制御すなわちデジタル輝度信号を負側へオフセットさせ輝度レベルを下げて、図2に示すように、ダイナミックレンジの上限との間にマージンを発生させるとともに、カラーマトリックス回路32を制御して、上記黒補正処理で下げた輝度レベル量すなわち黒補正レベルに対応し
、ダイナミックレンジの範囲内でつまり上記マージンをなくすように、デジタル輝度信号のコントラストゲインを増大させ、コントラストを増大させる。上記のうち、上記平均輝度判定部17及び上記ゲイン制御部18は、図1のマイコン8として構成され、A/D変換器12、14、スキャンコンバータ13、ノイズ除去用LPF15、平均輝度検出回路16、ブライトネス可変回路31及びカラーマトリックス回路32は、例えばLSI(大規模集積回路)として構成される。なお、ノイズ除去用LPF15は設けない構成であってもよい。
上記図5の構成において、入力端子T1から入力されたアナログ輝度信号Yaは、A/D変換器12でデジタル輝度信号Ydに変換された後、スキャンコンバータ13に入力されるとともに、ノイズ除去用LPF15に入力される。ノイズ除去用LPF15においてノイズを除去された後、平均輝度検出回路16に入力され、該平均輝度検出回路16では所定期間内における平均輝度レベルが検出される。該検出された平均輝度レベルの信号は、平均輝度判定部17に入力され、上記検出された平均輝度レベルがどの輝度領域に該当するか、例えば、高平均輝度領域(高APL領域)、中平均輝度領域(中APL領域)、低平均輝度領域(
低APL領域)、極低平均輝度領域(極低APL領域)のいずれに該当するか、
が判定される。該判定された輝度領域の情報は、ゲイン制御部18に入力される
。また、ゲイン制御部18には、上記平均輝度判定部17から輝度領域判定に用いた平均輝度レベル情報も上記輝度領域情報とともに入力される。ゲイン制御部18では、これらの輝度領域情報及び平均輝度レベル情報に基づき、上記ブライトネス可変回路31と上記カラーマトリックス回路32とを制御する制御信号が形成される。一方、入力端子T2、T3から入力されたアナログ色(色差)信号Cb、Crも、A/D変換器14でデジタル(色差)信号Cbd、Crdに変換された後、スキャンコンバータ13に入力され、画素変換される。スキャンコンバータ13から出力されたデジタル(色差)信号Cbd、Crdは、カラーマトリックス回路32では、デジタル輝度信号Ydとデジタル色(色差)信号Cbd
、Crdが、赤(R)、緑(G)、青(B)のデジタル映像信号Rd、Gd、B
dに変換されて出力される。出力されたデジタル映像信号Rd、Gd、Bdは、表示部2に入力され、該表示部2で映像として表示される。
上記第1の実施例構成では、黒補正処理は、デジタル輝度信号に対し、所定値以上の平均輝度レベル範囲において行うとしたが、本発明はこれに限定されず、A/D変換前のアナログ輝度信号に対して黒補正を行ってもよいし、平均輝度レベル範囲を限定せずに黒補正処理を行ってもよい。
上記第1の実施例構成によれば、デジタル輝度信号のダイナミックレンジの範囲を有効に利用し安定したコントラスト向上が可能となる。
図6、図7は、本発明の第2の実施例の説明図である。図6は、本発明の第2の実施例として、コントラスト調整回路部を主体とした映像表示装置の基本構成図、図7は、図6の構成の具体化構成例を示す図である。
本第2の実施例は、コントラスト調整回路部において、デジタル輝度信号に対し、黒補正処理による負側へのオフセットで下げる輝度レベルを見越しこれに対応してコントラストゲインを増大させるようにした場合の構成例である。このため、上記第1の実施例の場合と異なり、コントラストゲイン可変回路を、ブライトネス可変回路よりも前段側に設ける。
図6において、図1の場合と同様、1はコントラスト調整回路部、2は表示部
、3はA/D変換器、5は、所定期間内におけるデジタル輝度信号の平均輝度レベルを検出する信号レベル検出回路、6は、デジタル輝度信号をオフセットさせてその輝度レベルを変えるブライトネス可変回路、7は、輝度レベルを変える量を見越してデジタル輝度信号のコントラストゲインを変えるコントラストゲイン可変回路、8は、上記検出した平均輝度レベル情報に基づき、上記信号レベル検出回路5、上記ブライトネス可変回路6、及び上記コントラストゲイン可変回路7を制御する制御回路としてのマイコンである。図1の場合と同様、入力されたアナログ輝度信号は、A/D変換器3でデジタル輝度信号に変換されて信号レベル検出回路5に入力される。該信号レベル検出回路5においては、デジタル輝度信号の、例えば1フィールドまたは1フレームの映像期間内における平均輝度レベルが検出される。該検出された平均輝度レベル情報(信号)は、マイコン8に入力される。該マイコン8内では、入力された該平均輝度レベル情報に基づき、該平均輝度レベルが該当する輝度領域が判定され、該判定結果に基づく制御信号が形成されて出力される。該制御信号は、上記信号レベル検出回路5と、上記ブライトネス可変回路6と、上記コントラストゲイン可変回路7とにそれぞれ入力される。該制御信号は、信号レベル検出回路5に対しては検出範囲の制御を行う
。上記コントラストゲイン可変回路7に対しては、ブライトネス可変回路6における上記黒補正のレベルすなわちデジタル輝度信号を負側へオフセットさせる量を見越して、ダイナミックレンジの範囲内において、デジタル輝度信号のコントラストゲインを増大させる制御を行う。例えば、このとき、該コントラストゲインの増大によってデジタル輝度信号が、上記コントラストゲイン可変回路7及び上記ブライトネス可変回路6のダイナミックレンジをオーバーしないように、前段のA/D変換器3よりもデジタル輝度信号の階調のビット数を増やすなどの処理を行うようにしてもよい。ブライトネス可変回路6に対しては、デジタル輝度信号に対する黒補正制御、すなわちデジタル輝度信号を負側へオフセットさせる制御を行う。これらブライトネス可変回路6に対する制御及びコントラストゲイン可変回路7に対する制御は、フィードフォワード方式の制御として行い、所定値以上の平均輝度レベル範囲において行う。これによって、映像のコントラスト
、特に明るい映像の側でコントラストが増大される。コントラスト調整回路部1でコントラストゲインを増大された映像信号は表示部2に送られ、該表示部2において、コントラストが増大された映像が表示される。なお、本第2の実施例でも、上記マイコン8からは別に制御信号が、デジタル輝度信号とデジタル色(色差)信号を赤(R)、緑(G)、青(B)のデジタル映像信号に変換するカラー
マトリックス回路に対し出力されるようになっている。該カラーマトリックス回路では色補正(色の濃さの制御)が行われる。
図7は、上記図6の構成を具体化した構成例を示す図である。
図7において、30は、デジタル輝度信号Ydのコントラストゲインを変えるコントラストゲイン可変回路(図6の符号7相当)、デジタル輝度信号Ydの3
1は、デジタル輝度信号Ydをオフセットさせてその輝度レベルを変えるブライトネス可変回路(図6の符号6相当)、18'は、上記平均輝度レベルが該当す
る輝度領域の情報に基づき、上記コントラストゲイン可変回路30と上記ブライトネス可変回路31とを制御する制御信号を形成して出力するゲイン制御部である。該ゲイン制御部18'は、該制御信号により、コントラストゲイン可変回路
30を制御して、黒補正処理による負側へのオフセットで下げる輝度レベルを見越しこれに対応して、ダイナミックレンジの範囲でコントラストゲインを増大させる。上記図6においても説明したように、例えば、このとき、該コントラストゲインの増大によってデジタル輝度信号が、上記コントラストゲイン可変回路30及び上記ブライトネス可変回路31のダイナミックレンジをオーバーしないように、前段のA/D変換器よりもデジタル輝度信号の階調のビット数を増やすなどの処理を行うようにしてもよい。また、該ゲイン制御部18'は、ブライトネ
ス可変回路31を制御して、該ブライトネス可変回路31における黒補正制御すなわちデジタル輝度信号を負側へオフセットさせ輝度レベルを下げる。該デジタル輝度信号に対するコントラストゲイン増大と負側へのオフセットとの組合わせ処理により、映像のコントラストを増大させる。その他の部分については、図5に示す第1の実施例の場合と同様である。図7の構成のうち、平均輝度判定部17及びゲイン制御部18'は、図6のマイコン8として構成され、A/D変換器
12、14、スキャンコンバータ13、ノイズ除去用LPF15、平均輝度検出回路16、コントラストゲイン可変回路30、ブライトネス可変回路31及びカラーマトリックス回路32は、例えば、LSI(大規模集積回路)として構成される。
上記図7の構成において、入力端子T1から入力されたアナログ輝度信号Yaは、A/D変換器12でデジタル輝度信号Ydに変換された後、スキャンコンバータ13に入力されるとともに、ノイズ除去用LPF15に入力される。ノイズ除去用LPF15においてノイズを除去された後、平均輝度検出回路16に入力され、該平均輝度検出回路16では所定期間内における平均輝度レベルが検出される。該検出された平均輝度レベルの信号は、平均輝度判定部17に入力され、上記検出された平均輝度レベルがどの輝度領域に該当するかが判定される。該判定された輝度領域の情報は、ゲイン制御部18'に入力される。ゲイン制御部1
8'には、上記平均輝度判定部17から輝度領域判定に用いた平均輝度レベル情
報も上記輝度領域情報とともに入力される。該ゲイン制御部18'では、これら
の輝度領域情報及び平均輝度レベル情報に基づき、コントラストゲイン可変回路30とブライトネス可変回路31とを、ダイナミックレンジの範囲内で、所定値以上の平均輝度レベル範囲においてコントラストゲインの増大と黒補正との組合わせ処理を行うように制御する制御信号が形成される。一方、入力端子T2、T3から入力されたアナログ色(色差)信号Cb、Crは、A/D変換器14でデジタル(色差)信号Cbd、Crdに変換された後、スキャンコンバータ13に入力され、画素変換される。スキャンコンバータ13から出力されたデジタル(
色差)信号Cbd、Crdは、カラーマトリックス回路32で、デジタル輝度信号Ydとデジタル色(色差)信号Cbd、Crdが、赤(R)、緑(G)、青(
B)のデジタル映像信号Rd、Gd、Bdに変換され表示部2側に出力される。デジタル映像信号Rd、Gd、Bdは、表示部2で映像として表示される。
上記第2の実施例構成では、上記黒補正処理とコントラストゲイン増大処理とを、デジタル輝度信号に対し、所定値以上の平均輝度レベル範囲において行うとしたが、本発明はこれに限定されず、A/D変換前のアナログ輝度信号に対して黒補正を行ってもよいし、平均輝度レベル範囲を限定せずに行ってもよい。
上記第2の実施例構成によっても、デジタル輝度信号のダイナミックレンジの範囲を有効に利用し安定した映像のコントラスト向上を図ることが可能となる。
図8、図9は本発明の第3の実施例の説明図である。図8はコントラスト調整回路部を主体とした映像表示装置の構成図、図9は、図8の回路で行う色補正の説明図である。
本第3の実施例は、上記図7の第2の実施例構成にさらに、色補正をする構成を付加した場合の例である。
図8において、33は、スキャンコンバータ13から出力されるデジタル(色差)信号Cbd、Crdに対し色補正を行うカラーコントロール回路、18''は
、該カラーコントロール回路33、コントラストゲイン可変回路30、及びブライトネス可変回路31を制御するゲイン制御部である。その他の部分については
、図7に示す第2の実施例の場合と同様である。つまり、ゲイン制御部18''は
、平均輝度検出回路で検出した平均輝度レベル情報と該平均輝度レベルが該当する輝度領域情報とに基づき、上記図7の場合と同様にして、上記コントラストゲイン可変回路30と上記ブライトネス可変回路31とを制御してコントラスト増大を行うとともに、上記カラーコントロール回路33を制御して色補正を行う。ゲイン制御部18''は、内部で形成した制御信号により、コントラストゲイン可変回路30を制御し、黒補正処理による輝度レベルの低減を見越しこれに対応して、ダイナミックレンジの範囲でコントラストゲインを増大させる。例えば、このとき、該コントラストゲインの増大によってデジタル輝度信号が、上記コントラストゲイン可変回路30及び上記ブライトネス可変回路31のダイナミックレンジをオーバーしないように、前段のA/D変換器よりもデジタル輝度信号の階調のビット数を増やすなどの処理を行うようにしてもよい。また、該ゲイン制御部18''は、ブライトネス可変回路31を制御し、該ブライトネス可変回路31における黒補正制御すなわちデジタル輝度信号を負側へオフセットさせ輝度レベルを下げる制御を行う。図8の構成のうち、平均輝度判定部17及びゲイン制御部18''は、マイコンとして構成され、A/D変換器12、14、スキャンコンバータ13、ノイズ除去用LPF15、平均輝度検出回路16、コントラストゲイン可変回路30、ブライトネス可変回路31、カラーコントロール回路33及びカラーマトリックス回路32は、例えば、LSI(大規模集積回路)として構成される。
上記図8の構成において、入力端子T1から入力されたアナログ輝度信号Yaは、A/D変換器12でデジタル輝度信号Ydに変換された後、スキャンコンバータ13に入力されるとともに、ノイズ除去用LPF15に入力される。ノイズ除去用LPF15においてノイズを除去された後、平均輝度検出回路16に入力され、該平均輝度検出回路16では所定期間内における平均輝度レベルが検出される。該検出された平均輝度レベルの信号は、平均輝度判定部17に入力され、ここで上記検出された平均輝度レベルがどの輝度領域に該当するかが判定される
。該判定された輝度領域の情報は、ゲイン制御部18''に入力される。ゲイン制御部18''には、上記平均輝度判定部17から輝度領域判定に用いた平均輝度レベル情報も上記輝度領域情報とともに入力される。該ゲイン制御部18''では、これらの輝度領域情報及び平均輝度レベル情報に基づき制御信号を形成し、コントラストゲイン可変回路30とブライトネス可変回路31とを、ダイナミックレンジの範囲内で、所定値以上の平均輝度レベル範囲においてコントラストゲインの増大と黒補正との組合わせ処理を行うように動作させる。また、該ゲイン制御部18''では、カラーコントロール回路33を、色補正制御するための制御信号を形成して出力する。一方、入力端子T2、T3から入力されたアナログ色(色差)信号Cb、Crは、A/D変換器14でデジタル(色差)信号Cbd、Crdに変換された後、スキャンコンバータ13に入力され、画素変換される。スキャンコンバータ13から出力されたデジタル(色差)信号Cbd、Crdは、カラーコントロール回路33で色補正された後、カラーマトリックス回路32で、デジタル輝度信号Ydとデジタル色(色差)信号Cbd、Crdが、赤(R)、
緑(G)、青(B)のデジタル映像信号Rd、Gd、Bdに変換され表示部2側
に出力される。表示部2では、デジタル映像信号Rd、Gd、Bdは映像として表示される。
図9は、図8におけるコントラスト調整時の黒補正動作に連動させる色補正の説明図である。
コントラスト調整においては、ゲインの増大は輝度信号に対してのみ行う。このため、黒補正レベルに対応するコントラストゲインの増大に伴い、映像の色の濃さが低下する。本第3の実施例では、この対策として、黒補正レベルに対応するコントラストゲインの増大に対応して映像の色の濃さを増大させる色補正を行う。該色補正は、例えば、図9の特性(1)また特性(2)に従って前記マイコン8が制御する。特性(1)は、黒補正レベルが所定の色補正開始レベルに達するまでは色補正を行わず、色補正開始レベルに達した以降の範囲で、色補正のゲイン(カラーゲイン)を該黒補正レベル値に略比例させて増大させ、最大の黒補正レベルで最大のカラーゲインとなるようにする場合の特性である。特性(2)は、黒補正レベルとして、上記所定の色補正開始レベルを設けず、色補正のゲイン(カラーゲイン
)を黒補正レベル値に略比例させて増大させ、最大の黒補正レベルのときに最大のカラーゲインとなるようにする場合の特性である。これによって、コントラスト調整時の色の濃さの低下を抑えられる。本(1)、(2)の特性例では、黒補正レベルに対して色補正のゲインを直線的に変化させているが、本発明はこれに限定されない。
上記第3の実施例構成によれば、デジタル輝度信号のダイナミックレンジの範囲を有効利用した映像のコントラスト改善とともに、該コントラスト改善に伴って色の濃さが低下するのを抑えることができる。
図10は、本発明の第4の実施例を示す図である。コントラスト調整回路部を主体とした映像表示装置の構成例を示す。
本第4の実施例は、コントラスト制御と色補正とを行わせる制御信号を、デジタル輝度信号から検出した平均輝度レベル情報と同最大輝度レベル情報とに基づいて形成する場合の構成例である。
図10において、151は、A/D変換器12で得られたデジタル輝度信号Ydのノイズ除去を行うローパスフィルタの1つであるノイズ除去用LPF、161は、該ノイズ除去用LPF151の出力信号(デジタル輝度信号)の所定期間
、例えば1フレームまたは1フィールドにおける最大輝度レベルを検出する最大輝度検出回路、171は、最大輝度検出回路161で検出された最大輝度レベルの情報(信号)が入力され、該最大輝度レベルが該当する輝度領域を判定する最大輝度判定部、18'''は、上記最大輝度レベルが該当する輝度領域の情報と、
平均輝度レベルが該当する輝度領域の情報と、平均輝度レベル情報とに基づき、コントラストゲイン可変回路30と、ブライトネス可変回路31と、カラーコントロール回路33とを制御する制御信号を形成して出力するゲイン制御部である
。他の部分は、上記図8に示す構成と同様である。
上記図10の構成において、入力端子T1からのアナログ輝度信号Yaは、A/D変換器12でデジタル輝度信号Ydに変換される。該デジタル輝度信号Ydは、スキャンコンバータ13に入力されるとともに、ノイズ除去用LPF15、151に入力される。ノイズ除去用LPF15、151においてノイズを除去された後、平均輝度検出回路16と、最大輝度検出回路161とに入力され、平均輝度検出回路16では所定期間内における平均輝度レベルが検出され、最大輝度検出回路161では最大輝度レベルが検出される。該検出された平均輝度レベルと最大輝度レベルの情報はそれぞれ、平均輝度判定部17、最大輝度判定部171に入力され、平均輝度判定部17では、上記検出された平均輝度レベルがどの輝度領域に該当するかが判定され、最大輝度判定部171では、上記検出された最大輝度レベルがどの輝度領域に該当するかが判定される。具体的には、検出された平均輝度レベルは、例えば、4つの平均輝度領域、すなわち、高平均輝度領域(高APL領域)、中平均輝度領域(中APL領域)、低平均輝度領域(低A
PL領域)、極低平均輝度領域(極低APL領域)のいずれに該当するかが判定
される。また、検出された最大輝度レベルも、例えば、3つの最大輝度領域、すなわち、飽和輝度領域(飽和MAX領域)、高輝度領域(高MAX領域)、低輝
度領域(低MAX領域)の3領域のいずれに該当するかが判定される。該判定された上記平均輝度レベルが該当する輝度領域の情報と、上記最大輝度レベルが該当する輝度領域の情報とは、ゲイン制御部18'''に入力される。また、平均輝
度判定部17から輝度領域判定に用いた平均輝度レベルも合わせて入力される。ゲイン制御部18'''では、これらの輝度領域情報及び平均輝度レベル情報に基
づき、コントラストゲイン可変回路30、ブライトネス可変回路31、及びカラーコントロール回路33をそれぞれ制御する制御信号が形成される。一方、入力端子T2、T3から入力されたアナログ色(色差)信号Cb、Crも、A/D変換器14でデジタル(色差)信号Cbd、Crdに変換された後、デジタル輝度信号Ydと同様、スキャンコンバータ13に入力され、画素変換される。スキャンコンバータ13から出力されたデジタル輝度信号Ydは、コントラストゲイン可変回路30に入力され、該コントラストゲイン可変回路30内において、上記ゲイン制御部18'''からの制御信号によって制御され、黒補正処理による負側
へのオフセットで下げられる輝度レベルを見越しこれに対応して、ダイナミックレンジ内で、所定の平均輝度レベルの範囲でコントラストゲインを増大される。例えば、このとき、該コントラストゲインの増大によってデジタル輝度信号が、上記コントラストゲイン可変回路30及び上記ブライトネス可変回路31のダイナミックレンジをオーバーしないように、前段のA/D変換器12よりもデジタル輝度信号の階調のビット数を増やすなどの処理を行うようにしてもよい。コントラストゲインを増大されたデジタル輝度信号Ydはさらにブライトネス可変回路31に入力される。ブライトネス可変回路31では、上記制御信号によって制御され、黒補正制御すなわちデジタル輝度信号を負側へオフセットさせ輝度レベルを下げ、コントラストを上げる。一方、入力端子T2、T3から入力されたアナログ色(色差)信号Cb、Crは、A/D変換器14でデジタル(色差)信号Cbd、Crdに変換された後、スキャンコンバータ13に入力され、画素変換される。スキャンコンバータ13から出力されたデジタル(色差)信号Cbd、Crdは、カラーコントロール回路33で色補正された後、カラーマトリックス回路32で、デジタル輝度信号Ydとデジタル色(色差)信号Cbd、Crdが
、赤(R)、緑(G)、青(B)のデジタル映像信号Rd、Gd、Bdに変換さ
れ表示部2側に出力される。表示部2では、デジタル映像信号Rd、Gd、Bdは映像として表示される。
上記第4の実施例構成によれば、安定して高いコントラストを得ることができる。色の濃さの低下も抑えられる。
なお、上記各実施例構成では、黒補正処理とコントラストゲイン増大処理とを
、A/D変換後のデジタル輝度信号に対して所定値以上の平均輝度レベル範囲において行うとしたが、本発明はこれに限定されず、黒補正処理、コントラストゲイン増大処理のいずれか一方または両方を、A/D変換前のアナログ輝度信号に対して行ってもよいし、また、平均輝度レベル範囲を限定せずに行ってもよい。
本発明の第1の実施例の基本構成図である。 図1の構成におけるコントラスト調整動作の説明図である。 コントラスト調整における平均輝度レベルと黒補正レベルの関係の説明図である。 コントラスト調整における黒補正レベルとコントラストゲインの関係の説明図である。 図1の構成の具体的構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例の基本構成図である。 図6の構成の具体的構成例を示す図である。 本発明の第3の実施例の基本構成図である。 図8の構成における色補正の説明図である。 本発明の第4の実施例の基本構成図である。
符号の説明
1…コントラスト調整回路、 2…表示部、 3、12、14…A/D変換器
、 5…信号レベル検出回路、 6、31…ブライトネス可変回路、 7、30…コントラストゲイン可変回路、 8…マイコン、 13…スキャンコンバータ
、 15、151…ノイズ除去用LPF、 16…平均輝度検出回路、 161…最大輝度検出回路、 17…平均輝度判定部、 171…最大輝度判定部、
18、18'、18''、18'''…ゲイン制御部、 32…カラーマトリックス回路、 33…カラーコントロール回路。

Claims (13)

  1. 映像信号に基づき映像の表示を行う固定画素デバイスを用いた映像表示装置において、
    前記映像信号の平均輝度レベル情報を用いて前記映像信号の黒補正処理を行う黒補正処理手段と、
    前記黒補正処理手段における前記映像信号の黒補正量に応じて前記映像信号のコントラストを制御するコントラスト制御手段と、
    制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記平均輝度レベル情報に対する前記黒補正量の制御特性を有し、該制御特性の前記黒補正を開始する平均輝度レベル情報から始まる第1輝度範囲における変化率が該第1輝度範囲よりも高い第2輝度範囲における変化率よりも大きいものであり、該制御特性を用いて前記黒補正処理手段を制御することを特徴とする映像表示装置。
  2. 映像信号に基づき映像の表示を行う固定画素デバイスを用いた映像表示装置において、
    前記映像信号の平均輝度レベル情報を用いて前記映像信号の黒補正処理を行う黒補正処理手段と、
    前記黒補正処理手段における前記映像信号の黒補正量に応じて前記映像信号のコントラストを制御するコントラスト制御手段と、
    制御手段と、を備え
    前記制御手段は、前記黒補正を開始する平均輝度レベル情報から始まる第1輝度範囲にある第1の平均輝度情報に対する黒補正量を第1の黒補正量とし、前記第1の輝度範囲であり前記第1の平均輝度情報より高い第2の平均輝度情報に対する黒補正量を第2の黒補正量とし、前記第1の輝度範囲より高い第2の輝度範囲内にある第3の平均輝度情報に対する黒補正量を第3の黒補正量とし、前記第2の輝度範囲であり前記3の平均輝度情報より高い第4の平均輝度情報に対する黒補正量を第4の黒補正量とした場合、
    前記第1の黒補正量から前記第2の黒補正量への変化率が、前記第3の黒補正量から前記第4の黒補正量への変化率よりも大きくなるように、前記黒補正処理手段を制御することを特徴とする映像表示装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記固定画素デバイスは、プラズマディスプレイパネルまたは液晶パネルであることを特徴とする映像表示装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記平均輝度レベル情報は、前記映像信号の1フィールドまたは1フレームの映像期間内における平均輝度レベルであることを特徴とする映像表示装置。
  5. 請求項1または2に記載の映像表示装置において、
    前記コントラスト制御手段はダイナミックレンジの範囲内でコントラストを増大させる制御をすることを特徴とする映像表示装置。
  6. 請求項1または2に記載の映像表示装置において、
    前記映像信号の色補正を行う色補正手段を備えることを特徴とする映像表示装置。
  7. 請求項6に記載の映像表示装置において、
    前記色補正手段は、前記黒補正処理手段における黒補正量に応じて色補正することを特徴とする映像表示装置。
  8. 請求項6に記載の映像表示装置において、
    前記色補正手段は、前記黒補正処理手段における黒補正量が所定値以上の場合に色補正を行うことを特徴とする映像表示装置。
  9. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記黒補正手段は、前記平均輝度レベル情報の増大に伴って前記黒補正量を増大させることを特徴とする映像表示装置。
  10. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記黒補正手段における黒補正量が所定値以上の場合に前記コントラスト制御手段はコントラストを増大させる制御を行うことを特徴とする映像表示装置。
  11. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記コントラスト制御手段は、前記黒補正手段により黒補正処理が行われた映像信号に対してコントラストを制御することを特徴とする映像表示装置。
  12. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記制御手段は、前記平均輝度レベル情報が所定値以上の場合に黒補正処理を実行し、上記所定値以下の輝度範囲においては黒補正処理を実行しないように前記黒補正処理手段を制御し、
    かつ前記黒補正処理手段における映像信号の黒補正量に応じて前記映像信号のコントラストを制御するように、前記コントラスト制御手段を制御することを特徴とする映像表示装置。
  13. 請求項1または請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記黒補正処理手段は、前記映像信号の負側へのオフセットによって前記映像信号の輝度レベルを下げる黒補正処理を行うことを特徴とする映像表示装置。
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