JP3837895B2 - ラミネート装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カード等の用紙を合成樹脂フィルム等のシートによってラミネートするラミネート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のラミネート装置としては、例えば、図10及び図11に示すようなものがある。このラミネート装置50は、同図に示すように、書類やカード等の用紙Pを供給するための給紙トレイ51を有する用紙供給部Iと、用紙Pをラミネートするためのシートを供給するシート供給部IIと、用紙供給部Iから供給される用紙Pをシート供給部IIから供給されるシートによって挟み込んでラミネートしながら送り出す一対の挟持ローラ53a、53bを有するラミネート処理部IIIと、このラミネート処理部IIIから送り出される積層体(用紙Pがシートによってラミネートされたもの)Rをその送り出し方向に直交する第1の方向に切断する横カッター刃54を有する切断部IVとから構成されている。
【0003】
前記シート供給部IIは、図11に示すように、ポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、PETフィルムという。)等の合成樹脂フィルムによって形成された長尺帯状の非粘着シートS1をロール状に巻回した非粘着シートロール52aと、PETフィルム等の片面側に粘着層が形成された長尺帯状の粘着シートS2を、その粘着面が内側になるように、ロール状に巻回した粘着シートロール52bとをそれぞれ回転可能に支持してなるシートカセット52によって構成されており、非粘着シートロール52aから繰り出された非粘着シートS1に、粘着シートロール52bから繰り出された粘着シートS2の粘着面が対向するような状態で、非粘着シートS1及び粘着シートS2の双方がラミネート処理部IIIに供給される。
【0004】
前記給紙トレイ51の先端部には、供給する用紙Pを挟持ローラ53a、53bの挟持位置に案内するための案内路を形成するガイド板51aが設けられており、この給紙トレイ51は、そのガイド板51aによって形成された案内路部分が装置本体50aに装着されたシートカセット52の非粘着シートロール52aと粘着シートロール52bとの間に入り込むような状態で装置本体50aに装着される。
【0005】
前記横カッター刃54は、図10(b)及び図11に示すように、挟持ローラ53a、53bの積層体Rの送出側において、装置本体50aの幅方向に掛け渡されたバー54aにスライド自在に支持されており、積層体Rを任意の切断位置まで送り出し、その位置で横カッター刃54を幅方向にスライドさせることにより、積層体Rをその送り出し方向の任意の位置で第1の方向に切断することができるようになっている。
【0006】
以上のように構成されたラミネート装置50は、図12(a)に示すように、非粘着シートロール52a及び粘着シートロール52bから僅かに繰り出された非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部同士が相互に接着された状態の新たなシートカセット52を装置本体50aの後方に載置し、同図(b)に示すように、相互に接着された非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部に案内シートSGの一端を張り付ける。
【0007】
次に、同図(c)に示すように、案内シートSGの他端をラミネート処理部IIIの一対の挟持ローラ53a、53bの挟持位置に導いた状態で、ハンドル53cを操作して一方の挟持ローラ53aを所定方向に回転させることで、案内シートSGを挟持ローラ53a、53bに挟み込んで前方に送り出した後、その案内シートSGを非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部から取り外す。
【0008】
そして、同図(d)に示すように、シートカセット52を起こして装置本体50aに装着した後、同図(e)に示すように、装着したシートカセット52の後方から、非粘着シートロール52aと粘着シートロール52bとの間に差し込むようにして給紙トレイ51を装置本体50aに装着すると、このラミネート装置50が使用可能な状態となる。
【0009】
なお、このとき、このラミネート装置50は、シートカセット52の上下に支持された非粘着シートロール52a及び粘着シートロール52bからそれぞれ繰り出されて相互に接着されている非粘着シートS1及び粘着シートS2の先端部が挟持ローラ53a、53bに挟み込まれた状態となっている。
【0010】
このようにして使用可能な状態となったラミネート装置50を使用する場合は、まず、給紙トレイ51に載せたカード等の用紙Pを前方に押し込むと、図11に示すように、ガイド板51aによって、その用紙Pの先端が、非粘着シートロール52a及び粘着シートロール52bからそれぞれ繰り出された非粘着シートS1及び粘着シートS2の間を通って挟持ローラ53a、53bの挟持位置に導かれる。
【0011】
ここで、ハンドル53cを操作して一方の挟持ローラ53aを所定方向に回転させると、非粘着シートS1及び粘着シートS2と共に用紙Pが挟持ローラ53a、53bに引き込まれ、用紙Pが非粘着シートS1及び粘着シートS2によってラミネートされた積層体Rとなって前方に送り出されるので、その積層体Rを横カッター刃54によって第1の方向に切断すると、PETフィルム等のシートによってラミネートされた用紙(積層体)が得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したラミネート装置50は、切断部IVに設けられた横カッター刃54によって、挟持ローラ53a、53bから送り出される積層体Rを、その送り出し方向の任意の位置において、その送り出し方向に直交する第1の方向に切断することができるので、出来上がった積層体Rに挟み込まれた用紙Pの送り出し方向の端縁部分については、ラミネートするシート同士が相互に接着された縁取部を任意の幅で残すことができる。
【0013】
しかし、使用するシートの幅は段階的に決まっているのに対して、これらのシートによってラミネートされる用紙Pの幅は常に一定であるというわけではないので、出来上がった積層体Rの第1の方向に形成される縁取部の幅は用紙Pの幅によって変化することになり、用紙Pの第1の方向の端縁部分に形成される縁取部については、その幅を任意に設定することができなかった。
【0014】
従って、ラミネートするシートの幅に比べて用紙Pの幅が極端に小さいため、出来上がった積層体Rの第1の方向に形成される縁取部の幅が必要以上に大きくなる場合には、横カッター刃54によって切断された積層体Rの第1の方向に残された不要な縁取部を、はさみやカッターによって別途切除しなければならないという問題があった。
【0015】
そこで、この発明は、積層体に形成される縁取部の幅を、積層体の送り出し方向の端縁部分のみならず、送り出し方向に直交する方向の端縁部分についても設定することのできるラミネート装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明のラミネート装置は、用紙を供給する用紙供給部と、前記用紙をラミネートするための一対のシートを供給するシート供給部と、前記用紙供給部から供給される用紙を前記シート供給部から供給される一対のシートによって挟み込んでラミネートしながら積層体として送り出すラミネート処理部と、そのラミネート処理部から送り出された前記積層体をその送り出し方向と直交する第1の方向に切断する横カッター刃を有する切断部とを備えたラミネート装置において、前記切断部には、前記積層体の送り出し方向における前記横カッター刃の上流側に、前記ラミネート処理部による前記積層体の送り出し力を利用して、前記積層体をその送り出し方向である第2の方向に切断する縦カッター刃を設けたことを特徴としている。
【0017】
以上のように構成されたラミネート装置では、縦カッター刃により積層体を第2の方向に切断することができるので、用紙の第1の方向の端縁部分に形成される縁取部の幅を任意に設定することができる。
【0018】
特に、このラミネート装置では、縦カッター刃を積層体の送り出し方向における横カッター刃の上流側に設け、ラミネート処理部による積層体の送り出し力を利用して、積層体をその送り出し方向である第2の方向に切断するようにしているので、積層体を切断するために必要な種々の部材を横カッター刃と縦カッター刃とで共有化することができ、切断部の占有スペースを小さく抑えることができる。
【0019】
また、請求項に記載の発明のラミネート装置のように、前記縦カッター刃を、その刃先が前記積層体の送り出し方向の上流側を向くような状態で、前記積層体に一面側から貫通及び離反させる貫通離反機構を設け、その貫通離反機構により、前記縦カッター刃が、前記積層体に一面側から貫通した後、前記ラミネート処理部が前記積層体を送り出すことにより前記積層体を前記第2の方向に切断するようにしたものにあっては、前記貫通離反機構によって縦カッター刃を単に積層体に貫通させるだけで積層体を切断することができるので、縦カッター刃による切断機構が簡単かつコンパクトになり、特に、縦カッター刃をラミネート処理部と横カッター刃との間に設置したものにあっては、ラミネート処理部と横カッター刃との間隔を小さく抑えることができる。
【0020】
また、請求項に記載の発明のラミネート装置のように、前記縦カッター刃の貫通位置における前記積層体の他面側に、弾性材料によって形成された前記縦カッター刃の受け部材を設けておくと、縦カッター刃を傷つけることなく、縦カッター刃を積層体に確実に貫通させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のラミネート装置を具体化した実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、このラミネート装置1は、カードや書類等の用紙Pを供給する用紙供給部Aと、用紙Pをラミネートするための一対の粘着シートS1、S2を供給するシート供給部Bと、用紙供給部Aから供給される用紙Pをシート供給部Bから供給される一対の粘着シートS1、S2によって挟み込んでラミネートしながら積層体Rとして送り出すラミネート処理部Cと、そのラミネート処理部Cから送り出された積層体Rを切断する切断部Dとから構成されている。
【0022】
前記用紙供給部Aには、図1及び図2に示すように、供給しようとする用紙Pを載置するための平坦な用紙載置面を有する給紙トレイ11と、この給紙トレイ11に載置された用紙Pをラミネート装置1の幅方向であるX方向(積層体Rの送り出し方向に直交する第1の方向)に位置決めする第1用紙ガイド12及び第2用紙ガイド13とが備えられており、給紙トレイ11は内部機構を覆う外装カバーに一体成形されている。
【0023】
前記第1用紙ガイド12は、それぞれX方向に移動自在に支持された一対の可動ガイド12a、12bによって構成されているが、第2用紙ガイド13は、一方が固定設置されている固定ガイド13aと、この固定ガイド13aに対して接近離反する可動ガイド13bとから構成されている。なお、可動ガイド13bは、図1に示すように、給紙トレイ11に形成されたスライド溝11aの範囲内で固定ガイド13aに対して接近離反するすることができる。
【0024】
前記シート供給部Bには、図2に示すように、用紙Pの上面側に積層される粘着シートS1と、用紙Pの下面側に積層される粘着シートS2とを、それぞれ収容したシートカセット20が装着されるようになっており、前記粘着シートS1、S2は、それぞれ片面側に粘着層が形成された透明なPETフィルムによって形成されている。
【0025】
前記シートカセット20は、図3及び図4に示すように、粘着面が内側になるように、長尺帯状の粘着シートS1、S2をそれぞれロール状に巻回した粘着シートロール21、22と、この粘着シートロール21、22をそれぞれ回転可能に支持する筐体23とから構成されており、前記粘着シートロール21、22は、そこから繰り出される粘着シートS1、S2の粘着面が相互に対向するように、筐体23に支持されている。
【0026】
前記筐体23には、同図に示すように、支持された粘着シートロール21と粘着シートロール22との間に用紙Pを送り込む用紙挿入口23aと、その用紙挿入口23aから送り込まれた用紙Pを、粘着シートロール21、22のそれぞれから繰り出された粘着シートS1、S2と共に前記ラミネート処理部Cに送り出す送出口23bとが形成されており、さらに、この送出口23b部分には、送出口23bを開閉するための上下一対のシャッター24が設けられている。なお、このシートカセット20がシート供給部Bに装着された状態では、給紙トレイ11から供給される用紙Pが円滑にシートカセット20内に送り込まれるように、用紙挿入口23aが、用紙Pの供給経路の延長線上に位置するように、筐体23に設けられている。
【0027】
前記シャッター24は、シートカセット20がシート供給部Bに装着されていない状態では、図3に示すように、送出口23bを覆っているが、シートカセット20がシート供給部Bに装着された状態では、図4に示すように、送出口23bから退避して用紙Pをラミネート処理部Cに送り出すことができるように構成されており、このシャッター24によって送出口23bが閉塞された状態、即ちシャッター24を閉じた状態では、図3に示すように、相互に接着された粘着シートS1、S2の先端部が下方を向くように、シャッター24が粘着シートS1、S2を挟み込んでいる。
【0028】
また、筐体23には、図3に示すように、用紙挿入口23aから送り込まれた用紙Pを送出口23bに案内するための案内路を形成する上下一対のガイド板25a、25bが、用紙挿入口23aから送出口23bに向かって延びるように設けられており、上位のガイド板25aより短い下位のガイド板25bには、供給される用紙Pを上位のガイド板25a側に押さえつけることで位置決めする樹脂ばね26が取り付けられている。従って、用紙挿入口23aから送り込まれた用紙Pは、ガイド板25a、25b及び樹脂ばね26によって、確実に送出口23bに案内される。
【0029】
前記ラミネート処理部Cには、図1及び図2に示すように、シート供給部Bに装着されたシートカセット20から供給される粘着シートS1と粘着シートS2との間に送り込まれた用紙Pを、粘着シートS1、S2と共に挟持しながら送り出す上下一対の挟持ローラ30が設けられており、この挟持ローラ30は、その挟持位置がシート供給部Bに装着されたシートカセット20の送出口23bに対向するように、支持されている。
【0030】
前記挟持ローラ30は、図5に示すように、シートカセット20をシート供給部Bに装着する際に、相互に接着された状態でシートカセット20から斜め下方に突出している粘着シートS1、S2の先端部を挟み込みやすくするために、図示しないリリース機構によって上方側に退避可能に支持された上位ローラ31と、固定設置された下位ローラ32とから構成されており、下位ローラ32は、図示しないモータ等の駆動手段によって回転するようになっている。
【0031】
従って、シートカセット20から供給される粘着シートS1、S2の間に挟み込まれた用紙Pを、この挟持ローラ30によって挟持しながら送り出すことで、用紙Pが粘着シートS1、S2によってラミネートされた積層体Rが得られる。
【0032】
前記切断部Dには、図1及び図2に示すように、ラミネート処理部Cから送り出された積層体RをX方向に切断する横切断機構41と、積層体Rをその送り出し方向であるY方向(第2の方向)に切断する縦切断機構42とが設けられており、この縦切断機構42は切換機構48を介して第1用紙ガイド12に連結されている。
【0033】
前記横切断機構41は、図6に示すように、X方向に移動自在に支持された円盤状の横カッター刃41aと、この横カッター刃41aに設けられた中心軸41bが嵌り込む螺旋溝を有する螺旋軸(図示せず)と、この螺旋軸を回転させるモータ等の駆動手段(図示せず)とから構成されており、シャーシ1aに定位置回転可能に支持されたX方向に延びる螺旋軸を、駆動手段によって定位置回転させることで、横カッター刃41aがX方向に移動して積層体Rを切断するようになっている。
【0034】
前記縦切断機構42は、図1及び図6に示すように、ラミネート処理部Cと横切断機構41との間で積層体Rを貫通する、一対の縦カッター刃43と、横切断機構41の前方側(積層体Rの送り出し方向の下流側)において、シャーシ1aに支持されたX方向に延びる支持軸44と、ラミネート処理部Cと横切断機構41との間において、刃先が積層体Rの送り出し方向の上流側を向くように、各縦カッター刃43を支持軸44にスライド自在かつ揺動自在に支持する一対のカッターホルダ45と、このカッターホルダ45を揺動させることで、縦カッター刃43を積層体Rに上面側から貫通及び離反させる貫通離反機構46と、縦カッター刃43を受け入れる、発泡ウレタン等の弾性部材によって形成された受け部材47とから構成されており、この受け部材47は、積層体Rの下面側に配設され、ラミネート処理部Cから送り出される積層体Rの下面に沿う平坦な受け面を備えている。
【0035】
前記貫通離反機構46は、図1及び図6に示すように、カッターホルダ45をX方向にスライド自在に支持するスライド板46aと、このスライド板46aを、その両端部において支持軸44に回動自在に支持する支持部材46bと、スライド板46aに支持された縦カッター刃43が積層体Rから離反する方向に、支持部材46bを付勢するコイルばね46cと、支持部材46bに接触しながら回転することで、スライド板46aを上下方向に揺動させる円板カム46dとから構成されており、この円板カム46dの支持軸46eを、図示しないモータ等の駆動手段によって回転させることにより、縦カッター刃43を、図6(a)に示す、積層体Rから離反した位置と、図6(b)に示す、積層体Rを貫通する位置との間で動かすことができる。
【0036】
従って、この貫通離反機構46によって、縦カッター刃43を積層体Rに貫通させた状態で、ラミネート処理部Cから積層体Rが送り出されると、刃先が積層体Rの送り出し方向の上流側を向いている縦カッター刃43によって、積層体RがY方向に切断される。
【0037】
このとき、縦カッター刃43が積層体Rに十分に貫通していない場合は、積層体Rに切断不良や送り不良といった種々のトラブルが発生することになるが、上述したように、縦カッター刃43が積層体Rを貫通する際には、図6(b)に示すように、縦カッター刃43の先端部分が受け部材47に突き刺さることで、縦カッター刃43を傷つけることなく、確実に積層体Rに貫通させることができるので、積層体Rの切断不良等のトラブルの発生を防止することができると共に縦カッター刃43の使用寿命を延すことができる。
【0038】
以上のように、この切断部Dにおいては、縦切断機構42の縦カッター刃43が、ラミネート処理部Cと横切断機構41との間において、積層体Rを切断するようにしたため、積層体Rを切断するために必要な種々の部材を横切断機構41(横カッター刃41a)と縦切断機構42(縦カッター刃43)との間で共有化することができ、切断部Dの占有スペースを小さく抑えることができる。
【0039】
また、縦切断機構42は、上述したように、貫通離反機構46によって縦カッター刃43を積層体Rに貫通させた後、ラミネート処理部Cが積層体Rを送り出すことによって、積層体RをY方向に切断するようにしたため、切断機構自体が簡単かつコンパクトになり、切断部Dの占有スペースをさらに小さく抑えることができる。特に、上述したように、ラミネート処理部Cと横切断機構41との間において、縦カッター刃43を積層体Rに貫通させる場合は、ラミネート処理部Cと横切断機構41(横カッター刃41a)との間隔を小さく抑えることができるので、ラミネート処理部Cと横カッター刃41aとの間に必ず残る不要な縁取部の幅を小さくすることができ、用紙Pをラミネートするための粘着シートS1、S2を無駄なく効率的に使用することができる。
【0040】
前記切換機構48は、図1、図2及び図7に示すように、カッターホルダ45を挟み込むようにして、支持軸44に回動自在かつスライド自在に支持された一対の連結アーム48aと、両連結アーム48aの先端部にスライド自在に支持された、X方向に延びるスライド軸48bと、各連結アーム48aの内側においてスライド軸48bにスライド自在に支持された一対のガイドホルダ48cと、スライド軸48bを回転させる操作レバー48dと、操作レバー48dによるスライド軸48bの回転によってガイドホルダ48cに対して連結アーム48aを接近離反させるカム機構48eとから構成されており、各ガイドホルダ48cには、図7(a)、(b)に示すように、用紙Pの位置決めを行うために給紙トレイ11の載置面と接触するガイド位置と、図8(a)、(b)に示すように、用紙Pの位置決めを行わないように給紙トレイ11の載置面から上方へ離反した非ガイド位置との間で、第1用紙ガイド12を構成する可動ガイド12a、12bがそれぞれ上下方向にスライド自在に支持されている。従って、可動ガイド12a、12bをガイドホルダ48cに対して上下にスライドさせるだけで、簡単に可動ガイド12a、12bをガイド位置または非ガイド位置にセットすることができる。
【0041】
連結アーム48aの先端部には、図7(a)に示すように、スライド軸48bが貫通すると共にカム機構48eを構成するカムブロック48f及びガイドホルダ48cが嵌まり込む円筒状の嵌合部48gが形成されており、この嵌合部48gに収容されたカムブロック48fには、スライド軸48bが回り止めされた状態で貫通している。
【0042】
嵌合部48gとガイドホルダ48cとは、両者を接近させる方向に付勢するコイルばね48hを介して相互に離反可能に連結されており、ガイドホルダ48cとカムブロック48fとが常時密接するようになっている。また、ガイドホルダ48c及びカムブロック48fの対向面には、相互に嵌まり合う凹凸状のカム面が形成されており、両者がスライド軸48bを中心として相対回転することによって接近離反するようになっている(同図(a)、(b)参照)。
【0043】
また、同図(a)に示すように、ガイドホルダ48cとカムブロック48fとが相互に接近した状態で、ガイドホルダ48cに支持された第1用紙ガイド12のガイド面に対応する位置に、即ち、第1用紙ガイド12によって位置決めされた用紙PのX方向の端縁に沿って積層体Rを切断する第1の切断位置αに刃先がくるように、縦カッター刃43が、ガイドホルダ48c、縦カッター刃43の保持部材となるカッターホルダ45及び連結アーム48aを介して、第1用紙ガイド12に連結されており、同図(b)に示すように、ガイドホルダ48cとカムブロック48fとが相互に離反した状態では、両者の相対移動量Lだけ第1用紙ガイド12のガイド面から外側にずらした位置に、即ち、第1用紙ガイド12によって位置決めされた用紙PのX方向の端縁から相対移動量Lだけ外側を切断する第2の切断位置βに縦カッター刃43の刃先がくるようになっている。
【0044】
従って、連結アーム48aをスライド軸48b及び支持軸44に沿ってX方向に移動させるだけで、第1用紙ガイド12と縦カッター刃43とを同時にX方向に移動させることができ、しかも、操作レバー48dを操作してスライド軸48bを回転させると、カムブロック48fがガイドホルダ48cに対して接近離反し、縦カッター刃43による切断位置を第1の切断位置αと第2の切断位置βとの間で切り換えることができる。
【0045】
なお、上述したシートカセット20の着脱に際しては、図2に二点鎖線で示すように、支持軸44を中心に連結アーム48aを回動させることで、シート供給部Bの上方にシートカセット20の着脱空間が確保される。また、上述したように、連結アーム48aとカッターホルダ45とは、支持軸44に個別に回動可能に支持されているので、シートカセット20を着脱する際に、連結アーム48aを回動させた場合でも、その連結アーム48aと共にカッターホルダ45が回動して縦カッター刃43の先端がシート供給部B側に向くことがないので、安全にシートカセット20の着脱を行うことができる。
【0046】
以上のように構成されたラミネート装置1の動作及び使用方法について、以下に詳細に説明する。
【0047】
(1)縁取部がある積層体Rを作る場合
図9(a)に斜線で示すように、粘着シートS1、S2によってラミネートされた用紙PのX方向の端縁部分に、粘着シートS1、S2同士が接着された縁取部fが存在する積層体Rを作る場合は、まず、図7(b)に示すように、操作レバー48dを操作することでガイドホルダ48cとカムブロック48fとを離反させて縦カッター刃43を第2の切断位置βにセットした後、ラミネートしようとする用紙Pを給紙トレイ11に載置し、第1用紙ガイド12の可動ガイド12a、12bを動かしてそれぞれのガイド面が用紙PのX方向の端縁に当接するように、可動ガイド12a、12bをセットすることで、用紙PをX方向に位置決めする。なお、可動ガイド12a、12bをX方向に移動させる場合は、連結アーム48aに形成された操作部48iをもって、連結アーム48a自体をX方向に移動させることにより行う。
【0048】
次に、このようにして第1用紙ガイド12によってX方向に位置決めされた用紙Pをシート供給部Bに送り込むと、シート供給部Bに装着されたシートカセット20の用紙挿入口23aから用紙Pがカセット内に挿入され、ガイド板25a、25b及び樹脂ばね26によって案内されながら、粘着シートS1、S2の間に用紙Pが挟み込まれた状態で送出口23bからラミネート処理部Cに送り出される。
【0049】
このようにして、粘着シートS1、S2と共に送り出された用紙Pは、一対の挟持ローラ30によって挟持されることにより、粘着シートS1、S2によってラミネートされた積層体Rとなって切断部Dに送り出される。
【0050】
切断部Dでは、積層体Rが送り出される直前に、貫通離反機構46が作動して縦カッター刃43が積層体Rを貫通し、その後に送り出される積層体Rを用紙PのX方向の端縁の外側である第2の切断位置βでY方向に切断していく。そして、用紙PのY方向の端縁部分に所定の縁取部fが形成されるように、積層体Rの所定位置が横カッター刃41aによる切断位置に到達した時点で、積層体RがX方向に切断され、図9(a)に示すような縁取部fのある積層体Rが出来上がる。
【0051】
なお、ラミネート装置1から切り離すための横カッター刃41aによる積層体Rの切断位置以降は、縦カッター刃43によってY方向に切断しないようにしておくと、横カッター刃41aによって切断されることで、ラミネート装置1側に残された積層体Rの先端部分がX方向に3分割されることがなく、次回の取り扱いが容易になるといった効果がある。
【0052】
(2)縁取部がない積層体Rを作る場合
図9(b)に示すように、粘着シートS1、S2によってラミネートされた用紙PのX方向の端縁部分に、粘着シートS1、S2同士が接着された縁取部が存在しない積層体Rを作る場合は、まず、図7(a)に示すように、操作レバー48dを操作することでガイドホルダ48cとカムブロック48fとを接近させて縦カッター刃43を第1の切断位置αにセットする。そして、ラミネートしようとする用紙Pを給紙トレイ11に載置し、第1用紙ガイド12の可動ガイド12a、12bを動かしてそれぞれのガイド面が用紙PのX方向の端縁に当接するように、可動ガイド12a、12bをセットすることで、用紙PをX方向に位置決めした後、用紙Pをシート供給部Bに送り出す。
【0053】
その後は、上述した、縁取部fがある積層体Rを作る場合と同様に、用紙Pが粘着シートS1、S2によってラミネートされながら、積層体Rとして切断部Dに送り出されるが、切断部Dでは、用紙PのX方向の端縁である第1の切断位置αで積層体RがY方向に切断されると共に、横カッター刃41aの切断位置に、用紙PのY方向の端縁が到達した時点で積層体RがX方向に切断され、図9(b)に示すような縁取部のない積層体Rが出来上がる。
【0054】
(3)その他の積層体Rを作る場合
ラミネートしようとする用紙Pの内側を切断したい場合や、図9(a)に示す縁取部fの幅を変化させたい場合は、図8(a)または図8(b)に示すように、縦カッター刃43による切断位置を第1の切断位置αまたは第2の切断位置βのいずれか一方に設定した状態で、第1用紙ガイド12の可動ガイド12a、12bを上方にスライドさせて、ガイド位置から非ガイド位置に移動させる。
【0055】
このように、第1用紙ガイド12が非ガイド位置にセットされている場合は、給紙トレイ11に載置される用紙Pを、第1用紙ガイド12によってX方向に位置決めすることができないので、用紙PのX方向の一方の端縁を、第2用紙ガイド13の固定ガイド13aのガイド面に当接させると共に、可動ガイド13bをスライドさせることによって用紙Pの他方の端縁を可動ガイド13bのガイド面に当接させることで、用紙PをX方向に位置決めする。
【0056】
次に、第1用紙ガイド12をX方向に移動させることで、第1用紙ガイド12と共にX方向に移動する縦カッター刃43を切断しようとする任意の位置にセットした後、第2用紙ガイド13によって位置決めされた用紙Pを、シート供給部Bに送り出す。
【0057】
その後は、上述した、縁取部がある積層体Rを作る場合と同様に、用紙Pが粘着シートS1、S2によってラミネートされながら、積層体Rとして切断部Dに送り出されるが、切断部Dでは、第1用紙ガイド12を移動させることによって予め設定した用紙PのX方向の任意の切断位置で積層体RがY方向に切断されるので、設定された縦カッター刃43の切断位置によって、用紙Pの内側が切断された積層体Rや異なる幅の縁取部fを有する積層体R等が出来上がる。なお、積層体RのY方向の端縁部分についても、横カッター刃41aにより、任意の位置でX方向に切断することができることはいうまでもない。
【0058】
以上のように構成されたラミネート装置1は、第1用紙ガイド12と共に積層体RのX方向に移動する縦カッター刃43の切断位置を、切換機構48の操作レバー48dにより、第1用紙ガイド12によって位置決めされた用紙Pの端縁に沿って切断する第1の切断位置αまたは用紙Pの端縁の外側を切断する第2の切断位置βに切り換えるようにすると共に、第1用紙ガイド12を非ガイド位置にセットすることで、縦カッター刃43による切断位置を自由に設定することができるようにしたため、ラミネートしようとする用紙Pの幅に関係なく、用紙PのX方向に一定幅の縁取部fが存在する積層体R、縁取部が全く存在しない積層体R、縁取部fの幅が異なる種々の積層体Rを簡単に作り分けることができる。
【0059】
従って、従来のように、不要な縁取部をはさみやカッターによって別途切除するといった手間のかかる作業を省略することができると共に、幅の異なる用紙P毎に縦カッター刃43を所定の切断位置にセットするといった手間のかかる作業を極力省略することができ、用紙PのX方向に不要な縁取部が存在しない種々の積層体Rを効率よく作ることができる。
【0060】
なお、この実施形態では、縁取部fがある積層体Rのみならず、縁取部のない積層体Rをも作ることができるように、用紙Pをラミネートする一対のシートは双方とも粘着シートS1、S2を使用しているが、特に、縁取部のない積層体Rを作らないのであれば、一方が非粘着シートであるシートカセットを使用しても差し支えない。
【0061】
また、この実施形態では、第1用紙ガイド12をガイド位置から非ガイド位置に退避させる退避機構として、ガイドホルダ48cに対して第1用紙ガイド12をスライドさせるスライド機構を採用しているが、こういったスライド機構に限定されるものではなく、例えば、ガイドホルダ48cに対して第1用紙ガイド12を回動させることによって、ガイド位置から非ガイド位置に退避させるものであってもよい。
【0062】
また、この実施形態では、縦カッター刃43を、積層体Rの上面に対して貫通離反させる構成を採用しているが、積層体Rの下面に対して貫通離反させる構成を採用することもできる。但し、その場合は、受け部材47を積層体Rの上面側に配設する必要があるが、受け部材47が積層体Rの上面側に固定設置されると、新たなシートカセット20に交換する際に、相互に接着されたシートの先端部を受け部材47の受け面に沿わせながら横切断機構41部分まで導くことが難しくなるので、シートカセット20の交換時には、受け部材47を上方にリリースさせることができるようにしておくことが望ましく、さらに、受け部材47の後面側にシートを案内するためのガイド面を形成しておくことが望ましい。
【0063】
また、この実施形態では、操作レバー48dによって、縦カッター刃43の切断位置を第1の切断位置αまたは第2の切断位置βにセットした後、第1用紙ガイド12による用紙Pの位置決めを行っているが、必ずしもこのような手順で縦カッター刃43のセットと用紙Pの位置決めを行わせる必要はなく、第1用紙ガイド12によって用紙Pの位置決めを行った後に縦カッター刃43の切断位置をセットさせる構成を採用することもできる。
【0064】
なお、この実施形態においては、切断部Dに設けた縦カッター刃43を第1用紙ガイド12の動きに連動させると共に、縦カッター刃43の切断位置を、切換機構48によって、第1の切断位置αまたは第2の切断位置βに切り換えることができるようにしているが、必ずしもこのような構成を採用しなければならないわけではなく、積層体Rを第2の方向に切断する縦カッター刃43を切断部Dに独立して設けたものであってもよい。
【0065】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明のラミネート装置は、切断部に設けた縦カッター刃によって、積層体を第2の方向に切断するようにしたため、ラミネートされた用紙の第1の方向の端縁部分に形成される縁取部の幅を任意に設定することができ、従来のように、不要な縁取部をはさみやカッターによって別途切除するといった手間のかかる作業を省略することができる。
【0066】
しかも、このラミネート装置は、縦カッター刃を、積層体の送り出し方向における横カッター刃の上流側に設け、ラミネート処理部による積層体の送り出し力を利用して、積層体をその送り出し方向である第2の方向に切断するようにしているので、積層体を切断するために必要な種々の部材を横カッター刃と縦カッター刃とで共有化することができ、切断部の占有スペースを小さく抑えることができる。
【0067】
請求項に記載の発明のラミネート装置は、貫通離反機構によって縦カッター刃を積層体に貫通させた後、ラミネート処理部が積層体を送り出すことによって、積層体を第2の方向に切断するようにしたため、縦カッター刃による切断機構が簡単かつコンパクトになり、切断部の占有スペースをさらに小さく抑えることができる。特に、縦カッター刃をラミネート処理部と横カッター刃との間に設置する場合は、ラミネート処理部と横カッター刃との間隔を小さく抑えることができるので、積層体の送り出し方向の前後に形成される縁取部の幅を小さくすることができ、用紙をラミネートするシートを無駄なく効率的に使用することができる。
【0068】
請求項に記載の発明のラミネート装置は、縦カッター刃の貫通位置における積層体の他面側に、弾性材料によって形成された縦カッター刃の受け部材を設けるようにしたため、縦カッター刃を傷つけることなく、縦カッター刃を積層体に確実に貫通させることができ、切断不良に伴って発生する積層体の送り不良等の種々のトラブルを防止することができると共に縦カッター刃の使用寿命を延すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかるラミネート装置の一実施形態を示す概略平面図である。
【図2】 同上のラミネート装置を示す概略側面図である。
【図3】 同上のラミネート装置に装着されるシートカセットを示す断面図である。
【図4】 同上のラミネート装置に装着された状態のシートカセットを示す断面図である。
【図5】 同上のラミネート装置に対するシートカセットの装着途中の状態を示す断面図である。
【図6】 同上のラミネート装置の切断部を示す側面図である。
【図7】 同上のラミネート装置の第1用紙ガイドがガイド位置にある状態の切換機構を示す断面図である。
【図8】 同上のラミネート装置の第1用紙ガイドが非ガイド位置にある状態の切換機構を示す断面図である。
【図9】 同上のラミネート装置によって作られる積層体を示す一部切欠平面図である。
【図10】 従来のラミネート装置を示す斜視図である。
【図11】 同上のラミネート装置の主要な構成部分を示す概略構成図である。
【図12】 同上のラミネート装置のシートカセットの交換作業を示す工程図である。
【符号の説明】
1 ラミネート装置
11 給紙トレイ
12 第1用紙ガイド
20 シートカセット
21、22 粘着シートロール
23 筐体
23a 用紙挿入口
23b 送出口
25a、25b ガイド板
30 挟持ローラ
41a 横カッター刃
43 縦カッター刃
45 カッターホルダ
46 貫通離反機構
47 受け部材
48 切換機構
48a 連結アーム
48b スライド軸
48c ガイドホルダ
48d 操作レバー
48e カム機構
A 用紙供給部
B シート供給部
C ラミネート処理部
D 切断部
P 用紙
S1、S2 粘着シート
R 積層体

Claims (3)

  1. 用紙を供給する用紙供給部と、前記用紙をラミネートするための一対のシートを供給するシート供給部と、前記用紙供給部から供給される用紙を前記シート供給部から供給される一対のシートによって挟み込んでラミネートしながら積層体として送り出すラミネート処理部と、そのラミネート処理部から送り出された前記積層体をその送り出し方向と直交する第1の方向に切断する横カッター刃を有する切断部とを備えたラミネート装置において、
    前記切断部には、前記積層体の送り出し方向における前記横カッター刃の上流側に、前記ラミネート処理部による前記積層体の送り出し力を利用して、前記積層体をその送り出し方向である第2の方向に切断する縦カッター刃を設けたことを特徴とするラミネート装置。
  2. 前記縦カッター刃を、その刃先が前記積層体の送り出し方向の上流側を向くような状態で、前記積層体に一面側から貫通及び離反させる貫通離反機構を備え、
    その貫通離反機構により、前記縦カッター刃が、前記積層体に一面側から貫通した後、前記ラミネート処理部が前記積層体を送り出すことにより前記積層体を前記第2の方向に切断することを特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。
  3. 前記縦カッター刃の貫通位置には、前記積層体の他面側に、弾性材料によって形成された前記縦カッター刃の受け部材を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のラミネート装置。
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