JP3836427B2 - 加入者端末用ドライバ回路 - Google Patents

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Description

【0001】
発明の分野
本発明は、超低消費電力の加入者端末用ドライバ回路に関する。
DE19740137A1によれば、電子加入者回路用のAC呼出電圧を発生させるための方法と回路構成が知られている。この構成において、電力増幅器の動作電圧は、時間と共に変化するAC呼出増幅電圧に対して、動作電圧が、特定の時間間隔で追従するように制御される。
【0002】
DE19858963A1には、増幅段用の制御可能な電圧源と、増幅される音声信号を分析するための分析装置と、を備えた音声信号増幅器が記載されている。また、音声信号増幅器には、分析された音声信号に依存して電圧源を制御するための制御装置と、分析装置に供給される音声信号を基準にして着信音声信号を遅延させる遅延装置3と、が含まれる。
【0003】
従来の通信システムにおいて、直流電圧並びに低周波信号及び高周波信号は、それぞれ1つの信号線又は1つの送信チャンネルを介して送信されることが多い。直流電圧は、例えば、加入者端末用の供給電圧である。低周波信号は、例えば、電話用のアナログ音声信号又は呼出音信号である。通信システムによって送信される高周波信号は、殆どの場合、例えば、xDSLデータ信号等のデータ信号である。
【0004】
図1は、低周波及び高周波信号が同じ回線を介して送信される通信システムの一例を概略的に示す。低周波音声信号及び高周波データ信号が、音声及びデータネットワークから交換局に供給されるが、交換局は、交換機S、例えば、多重化回路を有する。交換機Sは、加入者用のドライバ回路に接続されている。交換局に接続された各加入者は、加入者自身のドライバ回路Tを有する。音声及びデータ信号は、ドライバ回路Tから、例えば、2つのフィルタ即ち高域フィルタHPと低域フィルタTPとから成るいわゆる分波器に伝わる。低域フィルタTPは、低周波音声信号を受信する電話に接続されている。高域フィルタHPは、高周波データ信号を変復調するデータモデムに接続されている。
【0005】
一般的に、ドライバ回路Tから回路に送信され、また、例えば、電話に電圧を供給するために用いられる直流電圧、及び低周波呼出音は、100Vを越える大きい信号振幅を有する。このことにより、ドライバ回路Tに対しては、非常に高い供給電圧が必要である。例えば、データ送信に用いる高周波信号電流の信号振幅は、非常に小さい。しかしながら、負荷インピーダンスが小さいため、高周波信号電流は、ドライバ回路Tの供給電圧から得られる大きな供給電流を生成する。
【0006】
図2は、従来技術のドライバ回路Tを示す。ドライバ回路Tは、演算増幅器OPを含み、演算増幅器OPには、2つの供給電圧回線を介して、対応する供給電圧源Vによって電圧が供給される。ドライバ回路Tの入力Eは、低周波信号源S1及び高周波信号源S2に接続されており、それらの信号電流は、重ね合わされている。様々な信号電流又は信号成分の重ね合わせは、図2の加算要素によって示す。低周波電圧源S1は、端末に供給するための直流電圧、及び低周波信号、特に、低周波音声信号を供給する。高周波信号源S2は、比較的信号振幅が小さい高周波データ信号を出力する。ドライバ回路Tの出力部Aにおいて、全信号の周波数域が、出力部に接続される端末を駆動するために低インピーダンスで利用可能である。
【0007】
一般的に、ドライバ回路T用の供給電圧Vは、接続電源によって供給される。
図2に示す従来技術のドライバ段Tの欠点は、2つの信号源S1及びS2の最大信号振幅が、演算増幅器OPにおいて制限されないように供給電圧Vを選択しなければならないという点である。
【0008】
ドライバ段T内の演算増幅器OPに必要な供給電圧Vは、以下の関係式から計算される。
【0009】
【数1】
Figure 0003836427
ここで、
【0010】
【数2】
Figure 0003836427
は、低周波信号電流の波高値、
【0011】
【数3】
Figure 0003836427
は、高周波信号電流の波高値、Vdropは、ドライバ回路の設計に関係する電圧降下である。
【0012】
ドライバ回路Tの消費電力Pは、負荷電流によるが、以下の式から得られる。
=P−P=V・F・i1、2−P
ここで、Pは、ドライバ回路Tの負荷電流に関係する消費電力、Pは、ドライバ回路Tの負荷電流に関係する総消費電力、Pは、負荷への出力電力、Vは、ドライバ回路Tの供給電圧、i1、2は、総信号電流のrms値、Fは、形状係数、即ち、信号の整流値とrms値との間の信号形状依存比である。
【0013】
式から分かるように、ドライバ回路Tの消費電力は、ドライバ回路の供給電圧Vの増加に伴って大きくなる。従来技術のドライバ回路Tの供給電圧Vは、低周波及び高周波信号電流の2つの波高値、
【0014】
【数4】
Figure 0003836427
の合計よりも大きいため、ドライバ回路Tに必要な供給電圧V、また、従って、ドライバ回路Tの消費電力Pは、非常に大きい。図2に示す従来のドライバ回路Tにおいて生じる消費電力Pは、非常に大きな放熱器を備えた精巧な筐体無しでは、アナログ音声信号伝送に接続する全定格のADSL用の集積ドライバ回路を実現することが従来不可能な程の大きさである。
【0015】
従って、本発明の目的は、加入者端末に低周波及び高周波信号電流を送信するための最小消費電力のドライバ回路を提供することである。
本発明によれば、この目的は、加入者端末用のドライバ回路によって達成され、請求項1に規定する特徴を有する。
【0016】
本発明は、少なくとも1つの加入者端末用のドライバ回路を提供する。ドライバ回路には、加入者端末に電力を供給するために印加される直流電流の電力増幅用の第1ドライバが備えられている。第1ドライバは、第1供給電圧(V)によって供給される。また、ドライバ回路は、第1ドライバに続く第2ドライバであって、高周波データ信号電流を電力増幅器直流電圧信号に変調するための第2ドライバが備えられている。
【0017】
好適には、第1ドライバの後段に低域フィルタを伴う。
好適な実施形態において、この低域フィルタは、1次低域フィルタである。
1次低域フィルタは、好適には、抵抗器とコンデンサとを含むRC低域フィルタである。
抵抗器は、好適には受動素子である。
他の実施形態において、抵抗器は、能動インピーダンスとして構成される。
好適には、低域フィルタの遮断周波数は、調整し得る。
これによって、ドライバ回路が、様々な通信規格、例えば、異なるDSL規格に対して用い得るという利点が得られる。
【0018】
低域フィルタの遮断周波数は、好適には、低周波信号電流の高い方の遮断周波数と高周波信号電流の低い方の遮断周波数との間にある。
本発明に基づくドライバ回路の好適な実施形態において、第1供給電圧を生成するために固定基準電位を有する第1電圧源が設けられている。
【0019】
基準電位は、好適には、接地電位である。
本発明に基づくドライバ回路の更に好適な実施形態において、第2電圧源が、第2供給電圧を生成するために設けられるが、第2電圧源は、基準電位とは独立に低域フィルタの出力部に接続される。
【0020】
本発明に基づくドライバ回路の好適な実施形態において、第2電圧源によって供給される第2ドライバ用の第2供給電圧は、第1電圧源によって供給される第1ドライバ用の第1供給電圧よりも極めて低い。
【0021】
第1ドライバは、好適には、演算増幅器である。
他の実施形態において、第1ドライバは、電流帰還を行なうAC/DC変換器である。
更に他の実施形態において、第1ドライバは、電流帰還を行なうDC/DC変換器である。
【0022】
第2ドライバは、好適には、線形増幅を行なう演算増幅器である。
本発明に基づくドライバ回路の更に好適な実施形態において、低周波信号源は、第1ドライバの信号入力部に接続し得る。
更に好適な実施形態において、第2ドライバの信号入力部は、加算回路の出力部に接続する。
【0023】
この構成において、好適には、低周波信号源は、加算回路の第1入力部に接続し得る。
好適には、高周波信号源は、加算回路の第2入力部に接続し得る。
本発明に基づくドライバ回路の特に好適な実施形態において、第2ドライバの信号入力部における信号レベルを大きくするための第3供給電圧源が、加算回路の第3入力部に接続される。
【0024】
好適には、第3供給電圧源が供給する供給電圧の振幅は、第2供給電圧源が供給する第2供給電圧の振幅の半分である。
好適には、加入者端末は、第2ドライバの信号出力部に接続し得る。
第1ドライバによって増幅される低周波信号電流には、好適には、加入者端末に供給するための直流電流、音声信号電流、及び呼出音電流が含まれる。
【0025】
第2ドライバによって増幅される高周波信号電流には、好適には、高周波データ信号電流が含まれる。
これらの高周波データ信号電流は、好適には、xDSLデータ信号電流である。
【0026】
本発明に基づくドライバ回路の特に好適な実施形態において、このドライバ回路は、差動構造のものである。
この構成において、第2ドライバには、各々、基準電位とは独立な供給電圧によって供給される差動的に相互接続された2つの演算増幅器がある。
【0027】
基準電位とは独立な2つの供給電圧は、好適には、各々、フライバック変換器によって生成され、フライバック変換器の二次巻線は、接地されていない。
以下の本文において、本発明に対して本質的な特徴を説明するために、本発明に基づくドライバ回路の好適な実施形態について添付図を参照して説明する。
【0028】
図3に示す実施形態において、本発明に基づく加入者端末用ドライバ回路1は、低周波信号源4及び高周波信号源5を接続するための2つの信号入力部2、3を有する。低周波信号源S1によって供給される低周波信号電流は、信号入力部2から回線6を介して加算回路8の第1入力部7に流れる。高周波信号源5によって供給される高周波信号電流は、回線9を介して、加算回路8の第2入力部10に印加される。加算回路8は、第3入力部11を有し、第3入力部11には、回線12を介して、第3電圧源13が接続される。低周波信号電流源4と高周波信号電流源5によって供給される高周波及び低周波信号電流の加算又は重ね合わせは、ドライバ回路1の外側でも起こり得る。
【0029】
ドライバ回路1には、低周波信号電流用の第1ドライバ14が含まれ、ドライバ14の入力部15は、内部回線16を介して、回線6で分岐ノード17に接続する。第1ドライバ14は、第1供給電圧Vを印加するための2つの供給電圧端子18、19を有する。ドライバ14の第1供給電圧端子18は、供給電圧回線20を介して、供給電圧源22の第1端子21に接続する。ドライバ14の第2供給電圧端子19は、回線23を介して、分岐ノード24に接続する。分岐ノード24は、回線25上に位置し、回線25は、供給電圧源22の第2端子26を基準電位接地に接続する。ドライバ14の信号出力部27は、回線28を介して、低域フィルタ30の入力端子29に接続する。低域フィルタ30には、抵抗器31とコンデンサ32と、が含まれる。低域フィルタ30のコンデンサ32は、抵抗器31と共にノード33と接続し、その反対側の端子は、基準電位接地に接続する。
【0030】
図3に示す低域フィルタ30は、1次低域フィルタであり、1次低域フィルタの回路は、極めて僅かな費用で作製し得る。抵抗器31は、インピーダンス合成によって実装される受動素子か能動インピーダンスのいずれかである。これは、例えば、ドライバ14の能動出力インピーダンスであり得る。低域フィルタ30の遮断周波数fは、調整可能であることが好ましい。このために、好適には、抵抗器31の抵抗値又はコンデンサ32の容量は、変更される。他の実施形態において、抵抗器31の抵抗値は、プログラム指定し得る。低域フィルタ30の遮断周波数fは、低周波信号電流の高い方の遮断周波数、例えば、音声信号用の4kHzと、高周波信号電流の低い方の遮断周波数、例えば、DSLデータ信号電流用の138kHzとの間である。低域フィルタ30の出力部34は、回線35を介して、ノード36に接続する。
【0031】
本発明に基づくドライバ回路1には、第2ドライバ37が含まれ、第2ドライバ37の信号入力部38は、回線39を介して、加算回路8の出力部40に接続する。第2ドライバ37には、第1供給電圧端子41及び第2供給電圧端子42がある。ドライバ37の第1供給電圧端子41は、供給電圧回線43を介して、供給電圧源45の第1端子44に接続する。供給電圧源45には、回線47を介してノード34に接続する第2供給電圧端子46がある。また、ドライバ37の第2供給電圧端子42は、供給電圧回線48を介して、ノード36に接続する。図3から分かるように、ドライバ37用の第2供給電圧を生成するための第2電圧源45は、基準電位とは独立に低域フィルタ30の出力部34に接続される。供給電圧源45の基準電位とは独立な供給電圧Vの振幅は、高周波信号電流及び高周波信号の信号振幅にそれぞれ適合する。
【0032】
ドライバ37の信号入力部38において、供給電圧源13は、供給電圧源13が供給する電圧によって、信号レベルを定常的に大きくする。供給電圧源13が供給する供給電圧は、好適には、供給電圧源45が供給する供給電圧Vの半分である。これによって、その供給電圧のぎりぎりの範囲内でドライバ37の変調が可能である。
【0033】
出力部49は、回線50を介して、ドライバ回路1の出力部51に接続する。加入者装置は、保護回路を介して、ドライバ回路1の出力部51に接続し得る。接続された加入者端末並びにドライバ回路1と加入者端末との間の回線は、複素インピーダンスZを有する。
【0034】
第1ドライバ14に電圧を供給するための第1供給電圧源22の供給電圧Vは、以下の様に得られる。
【0035】
【数5】
Figure 0003836427
ここで、
【0036】
【数6】
Figure 0003836427
は、直流電圧信号、呼出音信号、及び可能性として音声信号の波高値の合計であり、VDrop1は、ドライバ回路14における設計に関係する電圧降下である。
【0037】
第2ドライバ37に電圧を供給するための第2供給電圧源45が供給する供給電圧Vは、以下の様に得られる。
【0038】
【数7】
Figure 0003836427
ここで、
【0039】
【数8】
Figure 0003836427
は、高周波信号電流及び可能性として音声信号の波高値であり、VDrop2は、ドライバ回路37における設計に関係する電圧降下である。
【0040】
これによって、以下の式から、ドライバ回路1全体の負荷電流に関係する消費電力が与えられる。
=P−P=PV1+PV2−P=V・F・i+V・F・i1,2−P
【0041】
ここで、Pは、ドライバ回路全体の負荷電流に関係する消費電力、Pは、ドライバ回路全体の負荷電流に関係する総消費電力、Pは、負荷Zに供給される電力、Vは、ドライバ回路14の供給電圧、Vは、ドライバ回路37の供給電圧、i1、2は、総信号電流のrms値、iは、DC信号電流及び低周波信号電流のrms値、Fは、形状係数、即ち、高周波信号の整流値とrms値との間の信号形状依存比、Fは、形状係数、即ち、総出力信号の整流値とrms値との間の信号形状依存比である。
【0042】
2つの式2、6を比較すると分かるように、本発明に基づくドライバ回路の消費電力は、図2に示す従来のドライバ回路Tの消費電力よりもはるかに少ない。
図4は、本発明に基づくドライバ回路1の特に好適な実施形態を示す。図4に示すドライバ回路1の好適な実施形態は、差動構造のものである。第2ドライバ37は、差動的に相互接続された2つの演算増幅器37a、37bから構成されており、2つの演算増幅器37a、37bは、各々、基準電位とは独立に、対応する供給電圧V2a、V2bによって供給される。基準電圧とは独立な2つの供給電圧V2a、V2bは、各々、好適には、フライバック変換器によって生成され、フライバック変換器の二次巻線は接地しない。
【0043】
図2に示す従来のドライバ回路Tと比較すると、本発明に基づくドライバ回路1の消費電力は以下の例で分かるように非常に小さい。
低周波電流要素として、65Vrms/20Hzの呼出音信号と、回線上の高周波信号電流として、20dBmの送信電力の全定格ADSL信号とを仮定すると、以下の値が得られる。
【0044】
低周波信号の電圧波高値
【0045】
【数9】
Figure 0003836427
は、
【0046】
【数10】
Figure 0003836427
であり、
高周波信号の電圧波高値
【0047】
【数11】
Figure 0003836427
は、
【0048】
【数12】
Figure 0003836427
である。
従来技術のドライバ回路Tの設計に関係する電圧降下は、VDROP=15Vである。
【0049】
従って、従来技術のドライバ回路Tの供給電圧は、以下の通りである。
【0050】
【数13】
Figure 0003836427
従来技術のドライバ回路Tにおける負荷電流に関係する消費電力Pは、以下の通りである。
【0051】
=P−P=V・F・i1,2−P=160V・0.85・32mA−950mW=3.4W
ここで、比較すると、図4に示す本発明に基づくドライバ回路1に対して、
【0052】
【数14】
Figure 0003836427
が得られる。
第1ドライバ14に対して得られる第1供給電圧は、以下の通りである。
【0053】
【数15】
Figure 0003836427
ここで、
【0054】
【数16】
Figure 0003836427
である。
第2ドライバに対する供給電圧は以下の通りである。
【0055】
【数17】
Figure 0003836427
従って、本発明に基づくドライバ回路1の消費電力Pは、以下の通りである。
【0056】
=P−P=PV1+PV2−P=V・F・i+V・F・i1,2−P
=120V・0.85・11mA+40V・0.9・32mA−950mW=1.324W
【0057】
従って、図2に示す従来のドライバ回路Tと比較して、図4に示す本発明に基づくドライバ回路1の消費電力ΔPの節約量は以下の通りである。
△P=3.4W−1.324W=2.076W
本発明に基づくドライバ回路1は、信号回路の周波数を2つの信号経路に分離する。周波数に関して信号電流経路の分割を行なう供給電圧概念の新しい設計法により、本発明に基づくドライバ回路1は、消費電力の大幅な節約を実現し得る。従来のADSLシステムにおいて、ADSL信号は、特別なモデムによって生成され、精巧でコスト高のアナログフィルタや分波器を介して、曲がりくねって電話回線に入り込む。音声及び呼出音信号は、いわゆるアナログの回線カードによって再生される。分波器は、アナログ回線カードからの低周波信号用のドライバと、ADSLモデムからの高周波信号用のドライバとを並列に接続する。2つの信号電流経路は、信号レベルで分離される。その結果、分波器は、極めてフィルタ次数の高いアナログフィルタから構成しなければならない。このようなフィルタ次数の高いフィルタは、極めて高いコストでしか作製できない。
【0058】
本発明に基づくドライバ回路1では、比較によって、信号電流経路が、供給電圧レベルで分離され、その結果、非常に簡単な1次低域フィルタ30を用いるだけで充分である。従って、本発明に基づくドライバ回路1の作製のコストは、極めて僅かである。
【0059】
本発明に基づくドライバ回路1の回路構成による消費電力の低減によって、ドライバ回路は、非常に小さな放熱器を有する簡単な筐体に組み込むことが可能である。
【0060】
また、本発明に基づくドライバ回路1は、更に以下の利点を含む。
ドライバ回路37に流れる休止電流は、回路に必要な周波数帯域幅のために、非常に大きい。こうして、この時休止電流は、もっぱら供給電圧Vよりも非常に低い供給電圧Vを介して流れる。このことによって、消費電力の大幅な節約が確実になる。
【0061】
他の利点は、第1ドライバ14における低周波信号電流に関して、ドライバ37における総信号電流よりも低い電流制限値を指定し得るという点にある。このことによって、本発明に基づくドライバ回路1の過電流耐久性が大きくなる。
【0062】
他の利点は、第2ドライバ37用の非常に低い供給電圧Vにより、このドライバ37をより小さい絶縁耐力を有する高速トランジスタで構成し得るという点にある。これにより、必要な幅広い帯域幅の実現が非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に基づく、高周波及び低周波信号を回線上で送信するための通信システムの構造を示す図。
【図2】 従来技術に基づくドライバ回路Tを示す図。
【図3】 本発明に基づくドライバ回路の第1実施形態を示す図。
【図4】 本発明に基づくドライバ回路の第2実施形態を示す図。
【符号の説明】
1・・・ドライバ回路、2・・・信号入力部、3・・・信号入力部、4・・・低周波信号源、5・・・高周波信号源、6・・・回線、7・・・加算要素入力部、8・・・加算要素、9・・・回線、10・・・加算要素入力部、11・・・加算要素入力部、12・・・回線、13・・・電圧源、14・・・第1ドライバ、15・・・ドライバ入力部、16・・・回線、17・・・分岐ノード、18・・・供給電圧端子、19・・・供給電圧端子、20・・・供給電圧回線、21・・・電圧源端子、22・・・電圧源、23・・・供給電圧回線、24・・・ノード、25・・・回線、26・・・電圧源端子、27・・・ドライバ出力部、28・・・回線、29・・・フィルタ入力部、30・・・低域フィルタ、31・・・抵抗器、32・・・コンデンサ、33・・・ノード、34・・・フィルタ出力部、35・・・回線、36・・・ノード、37・・・第2ドライバ、38・・・ドライバ入力部、39・・・回線、40・・・加算回路出力部、41・・・供給電圧端子、42・・・供給電圧端子、43・・・供給電圧回線、44・・・電圧源端子、45・・・電圧源、46・・・電圧源端子、47・・・回線、48・・・供給電圧回線、49・・・ドライバ出力部、50・・・回線、51・・・ドライバ出力部。

Claims (25)

  1. 少なくとも1つの加入者端末用のドライバ回路であって、
    加入者端末に電力を供給するための直流電流の電力を増幅し、低周波音声信号電流の電力を増幅し、また、呼出音電流の電力を増幅するための第1ドライバ(14)であって、第1供給電圧(V1)によって供給される前記第1ドライバ(14)と、
    第1ドライバ(14)に続く第2ドライバ(37;37a、37b)であって、第1ドライバ(14)によって電力増幅された信号電流に高周波データ信号電流を変調するための前記第2ドライバ(37;37a、37b)と、が備えられているドライバ回路。
  2. 請求項1に記載のドライバ回路であって、第1ドライバ(14)には、低域フィルタ(30)が続くことを特徴とするドライバ回路。
  3. 請求項1又は2に記載のドライバ回路であって、低域フィルタ(30)は、1次低域フィルタであることを特徴とするドライバ回路。
  4. 請求項1乃至3の1つに記載のドライバ回路であって、
    1次低域フィルタは、抵抗器(31;31a、31b)とコンデンサ(32)とを備えたRC低域フィルタであることを特徴とするドライバ回路。
  5. 請求項4に記載のドライバ回路であって、抵抗器(31;31a、31b)は、受動素子であることを特徴とするドライバ回路。
  6. 請求項4に記載のドライバ回路であって、抵抗器(31;31a、31b)は、能動インピーダンスであることを特徴とするドライバ回路。
  7. 請求項1乃至6の1つに記載のドライバ回路であって、低域フィルタ(30)の遮断周波数fGは、調整し得ることを特徴とするドライバ回路。
  8. 請求項1乃至7の1つに記載のドライバ回路であって、
    低域フィルタ(30)の遮断周波数fGは、低周波音声信号電流の高い方の遮断周波数と高周波データ信号電流の低い方の遮断周波数との間にあることを特徴とするドライバ回路。
  9. 請求項1乃至8の1つに記載のドライバ回路であって、
    第1電圧源(22)が、固定基準電位を有する第1電圧(V1)を生成するために設けられていることを特徴とするドライバ回路。
  10. 請求項1乃至9の1つに記載のドライバ回路であって、
    第2電圧源(45;45a、45b)によって出力される第2ドライバ(37;37a、37b)用の第2供給電圧(V2;V2a、V2b)は、第1電圧源(22)によって出力される第1ドライバ(14)用の第1供給電圧(V1)よりも極めて低いことを特徴とするドライバ回路。
  11. 請求項1乃至10の1つに記載のドライバ回路であって、第1ドライバ(14)は、演算増幅器であることを特徴とするドライバ回路。
  12. 請求項1乃至10の1つに記載のドライバ回路であって、
    第1ドライバ(14)は、電流帰還を行なうDC/DC変換器であることを特徴とするドライバ回路。
  13. 請求項1乃至8の1つに記載のドライバ回路であって、
    第1ドライバ(14)は、電流帰還を行なうAC/DC変換器であることを特徴とするドライバ回路。
  14. 請求項1乃至13の1つに記載のドライバ回路であって、第2ドライバ(37)は、演算増幅器であることを特徴とするドライバ回路。
  15. 請求項1乃至14の1つに記載のドライバ回路であって、
    低周波信号源(4)は、第1ドライバ(14)の信号入力部(15)に接続し得ることを特徴とするドライバ回路。
  16. 請求項1乃至15の1つに記載のドライバ回路であって、
    加算回路(8)の出力部(40)は、第2ドライバ(37)の信号入力部(38)に接続されていることを特徴とするドライバ回路。
  17. 請求項1乃至16の1つに記載のドライバ回路であって、
    低周波信号源(4)は、加算回路(8)の第1入力部(7)に接続されていることを特徴とするドライバ回路。
  18. 請求項1乃至17の1つに記載のドライバ回路であって、
    高周波信号源(5)は、加算回路(8)の第2入力部(10)に接続されていることを特徴とするドライバ回路。
  19. 請求項1乃至18の1つに記載のドライバ回路であって、
    第3供給電圧源(13)は、加算回路(8)の第3入力部(11)に接続して、第2ドライバ(37)の信号入力部(38)における信号レベルを大きくすることを特徴とするドライバ回路。
  20. 請求項1乃至19の1つに記載のドライバ回路であって、
    第3供給電圧源(13)の出力する供給電圧(V3)は、第2供給電圧(V2)の半分の振幅を有することを特徴とするドライバ回路。
  21. 請求項1乃至20の1つに記載のドライバ回路であって、
    加入者端末は、第2ドライバ(37)の信号出力部(49)に接続されていることを特徴とするドライバ回路。
  22. 請求項1乃至21の1つに記載のドライバ回路であって、高周波データ信号電流は、xDSLデータ信号電流であることを特徴とするドライバ回路。
  23. 請求項1乃至22の1つに記載のドライバ回路であって、ドライバ回路(1)は、差動構造のものであることを特徴とするドライバ回路。
  24. 請求項23に記載のドライバ回路であって、
    第2ドライバ(37)は、基準電位とは独立な供給電圧(V2a、V2b)によって各々供給される差動的に相互接続された2つの演算増幅器(37a、37b)から構成されていることを特徴とするドライバ回路。
  25. 請求項24に記載のドライバ回路であって、
    基準電位とは独立な2つの供給電圧(V2a、V2b)は、各々、フライバック変換器によって生成され、フライバック変換器の二次巻線が接地されていない
    ことを特徴とするドライバ回路。
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