JP3833793B2 - 植生用種子および該種子を用いた植生シート - Google Patents

植生用種子および該種子を用いた植生シート Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、切土法面や盛土法面などの人工的な法面を緑化するのに用いられる植生用種子および該種子を用いた植生シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、前記緑化工法としては、吹き付け工法、シート状物を張り付ける工法や土のうを用いる工法等があるが、いずれの工法においても植物種子が用いられている。
この植物種子としては、一般に、土壌の早期安定化を図るために数種類のイネ科の牧草種子が用いられ、その他に周辺の環境との調和を促進するためにススキ、ヨモギ等の在来草や草花あるいは草本類と異なり根が法面に対して垂直に侵入して長期の土壌安定化が図られるイタチハギ、ヤマハギ、ヤシャブシ等の木本類の種子が配合されることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、イネ科の種子と木本類の種子とでは、発芽および生育状況が異なり、種々の問題が生じる。その一つとして発芽率の相異がある。
イネ科種子の多くは90%以上の発芽率を有するのに対し、木本類の発芽率は50〜60%、良いもので70%台である。
これは、種子の休眠、つまり、種子が外見上成熟しているものの発芽に適する環境下でも発芽しないものが混入していることが一つの原因とされる。
【0004】
このような休眠の原因の一つとして、マメ科の種子に多い硬実がある。
硬実種子は種皮が硬く、通常の播種では吸水せず、種子は生存しているにもかかわらず発芽に至らないもので、植物の種類によって異なるが一定の割合で存在するものである。
このような硬実種子を含む種子の休眠打破の方法としては、一般に、種子の傷付け処理、硫酸処理、熱湯処理を行なうことが推奨されている。
【0005】
しかし、種子の傷付け処理は容易ではあるが、各種の菌が種子内部に侵入し易くなって種子または幼苗が菌に侵される率が高くなる。硫酸処理は硬実打破に有効であるが、非硬実種子をも損傷させてしまう。また、熱湯処理も多くの種子に対して有効とされているが、発芽力を害する場合も多く、また、その効果は硫酸処理に比べて低い。
しかも、これらの休眠打破処理は、処理後、時間を経ることなく播種する場合には効果があるが、時間を経るにしたがい病原菌等の付着が多くなり効果は減少するという欠点を有する。
【0006】
特に、緑化工法において、施工現場付近で前述の処理を行なうことは、設備、電力等の関係で困難であるばかりか、仮に行なったとしても、処理の不要な草本種子と混合されるために病原菌に汚染され易くなる。一般に、緑化工法においては、工場での種子の休眠打破処理後、他のイネ科種子等の草本種子との混合、保管、運搬等により施工されるまでに数週間ないしは数カ月要するため、病原菌の付着する危険性が大きいため、実際上このような処理を行なうのは不可能であった。
【0007】
また、在来の特に木本類の種子は大量に採取することは困難で高価であるため、これらの発芽勢あるいは発芽率を向上させ、生育本数を増加させることは緑化工法上非常に好ましい。
したがって、本発明は、マメ科種子を主体とする木本種子に工夫を加えて緑化工法に最適な植生用種子および該種子を用いた植生シートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、前記目的を達成するために、植生用種子を、マメ科種子を主体とする木本種子をドラム等の回転体内で撹拌して種皮の少なくとも一部に傷を付けたのち直ちにPVA等の水溶性樹脂を含む溶液を吹き付け乾燥して種子表面に被膜を設けたのち、未処理のイネ科種子の草本種子と一定割合で混合したものである。また、前記木本種子表面に吹き付ける被覆液として、殺菌剤を含有したものを使用したり、あるいは、前記木本種子とこれを被覆する被膜の間に殺菌剤層を介在させることが好ましい。さらに、少なくとも植物種子と肥料および土壌改良材をシート状基材に保持してなる植生シートにおいて、前記植物種子中のマメ科種子を主体とする木本種子が、その種皮の少なくとも一部に傷付け処理されて、かつ、その表面にPVA等の水溶性樹脂を含む被膜を形成したものを使用したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態について説明する。
まず、マメ科種子を主体とする木本種子を、内面に等間隔でブレードを備えたドラム式の回転体内に投入し、回転体を水平軸を中心に回転させる。この回転体内の種子は前記ブレードで持ち上げられたのち落下し、この間に種子同志の摩擦、ブレードあるいは回転体内面との衝突により種皮の少なくとも一部に傷が付くことになる。この場合、回転体内に種子とともに金属片、鉱物片等を入れておくことにより、より容易に傷付け処理が出来る。
なお、前記回転体の回転時間は、ドラム径、ブレード数等により変わるが、大概10rpmで10分以上行なえばよい。
【0010】
ここで、前記のようにして5月に傷付け処理した木本科種子と未処理の木本科種子との発芽勢試験と発芽率試験を行なったところ表1に示す結果を得た。
【表1】
Figure 0003833793
【0011】
このように、傷付け処理することにより、イタチハギでは発芽率が、ヤマハギでは発芽勢が、ヤシャブシでは発芽勢と発芽率ともに大巾に向上していることが判る。
これは、傷付け処理により、マメ科種子の硬実が少なくともある程度打破され、カバノキ科のヤシャブシでは吸水量が増大するとともに光の膜透過性が向上した結果と推定される。
【0012】
なお、参考までにイネ科牧草種子、マメ科の草木種子についても同様試験を行なったところ、表2に示す結果となり、若干の効果は見られるが、発芽勢、発芽率とも木本種子ほどの差が出なかった。
【表2】
Figure 0003833793
【0013】
前記発芽勢および発芽率とは次のようなものである。種子を発芽床に播いておくと、発芽可能の種子は置床後数日間で殆ど発芽してしまい、その後は、極少量の種子が発芽する。普通、置床後数日間で殆どの種子が発芽してしまったときの粒数を百分率で表したのが発芽勢であり、発芽しうるものが全部発芽したときの粒数を百分率で表したのが発芽率である。特に木本類の種子においては発芽勢と発芽率の差が大きく長期にわたってダラダラと発芽する傾向がある。
【0014】
前記の試験は、傷付け処理直後に播種した結果であるが、緑化工においては、前述のように、処理後直ちに播種されることはなく、他の種子と混合され、あるいは植生シートに加工された後施工され、この間数週間ないしは数カ月間要するため、傷付け処理された種子は空気中にさらされあるいは未処理の他の種子と混合されるため各種の菌が付着し易く、施工後、種子を腐朽させ、発芽後の幼苗を枯死させることがあり、発芽勢、発芽率あるいは成育数が大巾に低下するのが一般的な傾向である。
【0015】
本発明ではこれを防止するために、前記傷付け処理後、直ちにPVA等の水溶性樹脂を主体とする溶液を種子に吹き付け乾燥することにより種子表面に樹脂被膜を形成させ、菌の付着等を防止する。
なお、傷付け装置によっては、回転体内に散布ノズルを設けて、この散布ノズルから前記水溶性樹脂溶液を散布して傷付け処理と被膜形成とを同一の設備で連続して行なうことができる。また、傷付け処理と被膜形成とを一部重複して行なってもよい。
【0016】
水溶性樹脂としてはPVAの他、メチルセルロース、ポリビニールアセテート、ポリアクリルアミド、キトサン等が用いられ、被膜の性状を改善するためにEVA、アクリル樹脂等を一部混入してもよい。
このように傷付け処理後、樹脂被覆を施した種子(処理済被膜有)と、傷付け処理のみの種子(処理済被膜無)と、何もしない種子(未処理)を6〜7月の種子にとって悪環境の2カ月間室内に放置した後、発芽勢、発芽率試験を行なったところ、表3の結果を得た。
【0017】
【表3】
Figure 0003833793
【0018】
前記試験において、被膜無のものはいずれも7日目までにカビの発生が見られ、種子によっては被膜有のものより発芽勢あるいは発芽率がよいが、カビと幼苗とは共生するものではなく、その後の成育に悪影響をもたらすものである。
【0019】
なお、種子は一般に温湿度管理をしないと、発芽勢、発芽率ともに低下する。これは緑化工に用いられるイネ科、マメ科その他の種子でも共通の現象であるが、イネ科種子に較べてマメ科あるいはその他の種子の方が著しい。特に、発芽率より発芽勢の方が低下が大きい。この現象は温湿度の変動に伴う種子の老化と判断される。
【0020】
傷付け処理され樹脂被膜を設けた種子は、雑菌に汚染される割合が小さく、発芽勢、発芽率共に未処理種子よりは良好であり、かつ2カ月経過後のその値は表1の未処理種子の結果と比較しても遜色ないといえる。
【0021】
一般に、種子に樹脂被膜を設けることは種子に水分と熱を与えるため、種子にダメージを与え、発芽勢、発芽率の低下となって現れるが、本件の場合、傷付け処理から2カ月経過後でも充分な発芽力を有するものが得られており、被膜を設けていることにより、例えば、他の種子と混合されても菌等の汚染が防止されているので充分な成育が期待できる。
【0022】
したがって、前記傷付け処理後、被膜を設けた種子を、イネ科あるいはそれ以外の草本種子と一定割合で混合し、あるいは、植生シートに加工して出荷する場合、播種まで数週間要した場合でも、種子全体の発芽勢、発芽率は若干低下するが、本処理を受けた種子は保管倉庫より出した直後と同等ないしはそれに近い発芽勢および発芽率を有しているため、従来、緑化工で問題となっているマメ科および木本種子の発芽勢、発芽率の低下による生育本数の低下、あるいはイネ科植物より発芽が遅いことによる被圧による枯死の発生を防止することができる。
【0023】
なお、種子表面に殺菌剤を付与するとより一層の効果が期待できる。殺菌剤としては広範囲のカビ性の病気に効果のあるベノミル剤、芝生に発生するブラウンパッチおよび立枯病に有効なキャプタン剤等が用いられ、被膜中にこれらを含ませることで周辺の土壌殺菌が可能となり、また、傷付け処理した種子の表面に前記殺菌剤層を設け、その上に被膜を設けることで発芽後の耐病性を高めることができる。
【0024】
法面吹付けの場合、前記方法で種皮に傷付け、その後水溶性樹脂被膜を施した種子は、イネ科の牧草種子その他の草本種子と混合された状態で出荷され、施工現場で植生基材その他と均一になるように撹拌、混合されて吹き付けられる。
また、網状物、シート状物に種子を添着または挟持させるものは、種皮に傷付け、その後水溶性樹脂被膜を施した種子とイネ科の牧草種子その他の草本種子とともに網状物、シート状物上に散布して一体化されるが、本処理を施したからといって特別の操作は必要としない。
【0025】
さらに、最近では、イネ科その他の草本種子と木本種子を分離して施工する方法も行なわれているが、いずれにしても、特別の保管条件、施工条件を要することなく、加工前の発芽勢および発芽率に匹敵する種子を緑化工に供することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1の発明によれば、発芽勢、発芽率がイネ科種子に比べて悪いマメ科種子を主体とする木本種子の種皮の少なくとも一部に傷を付けて、発芽し易くしたのち、種子表面に水溶性樹脂によりコーティングしてカビ、雑菌等の種子内への侵入を防止したため、イネ科種子の草本種子と木本種子を一定割合で混合して植生用種子としても、木本種子の発芽、生育状況は良好であり、理想的な植生を行なうことができる。また、請求項2,3のように、被覆液中に殺菌剤を混入したり、木本種子と被膜との間に殺菌剤を介在させれば、より一層、木本種子の雑菌による幼苗の枯死を防止できる。さらに、前記植生用種子を用いることにより、保管等管理が容易で発芽勢、発芽率のよい植生シートとすることができる。

Claims (4)

  1. マメ科種子を主体とする木本種子をドラム等の回転体内で撹拌して種皮の少なくとも一部に傷を付けたのち直ちにPVA等の水溶性樹脂を含む溶液を吹き付け乾燥して種子表面に被膜を設けたのち、未処理のイネ科種子の草本種子と一定割合で混合したことを特徴とする植生用種子。
  2. 前記木本種子表面に吹き付ける被覆液が、殺菌剤を含有したものであることを特徴とする前記請求項1に記載の植生用種子。
  3. 前記木本種子とこれを被覆する被膜の間に殺菌剤層を介在させたことを特徴とする請求項1に記載の植生用種子。
  4. 少なくとも植物種子と肥料および土壌改良材をシート状基材に保持してなる植生シートにおいて、前記植物種子中のマメ科種子を主体とする木本種子が、その種皮の少なくとも一部に傷付け処理されて、かつ、その表面にPVA等の水溶性樹脂を含む被膜が形成されているものであることを特徴とする植生シート。
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