JP3833397B2 - 閉リンクロボット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、物品の搬送,組立,検査等の作業を行う閉リンクロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は例えば特開平7−205061号公報に示された従来の閉リンクロボットを示す斜視図であり、図において、1は閉リンクロボットのベース、2はベース1に固定され、リンク4を回転駆動するモータ、3はベース1に固定され、リンク7を回転駆動するモータ、4は一端がモータ2の回転軸と連結されたリンク、5は一端がリンク4の他端と回動自在に連結されたリンク、6は一端がリンク5の他端と回動自在に連結されたリンク、7は一端がリンク6の他端と回動自在に連結され、かつ、他端がモータ3の回転軸と連結されたリンクである。
【0003】
また、8はリンク4とリンク5を連結する連結軸、9はリンク5とリンク6を連結する連結軸、10はリンク6とリンク7を連結する連結軸、11は連結軸9と同軸上に配置されたツール装着軸であり、ツール装着軸11にはロボットの把持機構等が装着される。12はツール装着軸11を回転駆動するベルトであり、ベルト12はベース1に固定されたプーリ(図示せず)から加えられる回転力をツール装着軸12に伝達する伝達機構を構成する。
【0004】
次に動作について説明する。
まず、モータ2の回転軸とモータ3の回転軸を回転させると、リンク4とリンク7が水平面内で回転するため、それに連動してリンク5とリンク6が水平面内で移動する。
【0005】
その結果、連結軸9と同軸上に配置されたツール装着軸11も水平面内で移動することになるが、ツール装着軸11における水平面内の位置は、モータ2,3の回転角度から相対的に決定されるリンク4〜7の角度により決定される(図5を参照)。
【0006】
なお、閉リンクロボットの場合、例えば、図6の実線で示されるように、リンク4とリンク5が直線状に伸びた状態で、モータ3の回転角度を固定すると、モータ2の回転軸を反時計方向に回転させても、ツール装着軸11が僅かに移動するだけで、殆ど移動しない特異姿勢に陥る(図6の点線を参照)。
【0007】
このように、閉リンクロボットの姿勢が特異姿勢に陥ると、ツール装着軸11の移動感度が低下したり、直線状にあるリンク4,5の剛性が低下する等の不都合が生じる。
そこで、従来は、閉リンクロボットが特異姿勢に陥る不都合を解消するため、ツール装着軸11の移動可能範囲を制限するが、ツール装着軸11の移動可能範囲をできる限り広めるため、リンク4〜7のリンク長を相似的に延長するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の閉リンクロボットは以上のように構成されているので、リンク4〜7のリンク長を相似的に延長すれば、ツール装着軸11の移動可能範囲を広げることができるが、リンク4〜7のリンク長を相似的に延長すると、リンク4〜7の重量が増大するため、モータ2,3の負荷が増大し、ツール装着軸11を移動させる際の加減速度を大きくすることができなくなる課題があった。
【0009】
また、ベース1に固定されたプーリ(図示せず)の回転力は、ベルト12がツール装着軸11に伝達するが、ベルト12が構造上露出されているため、清浄度が要求される環境下では、ベルト12の発塵が汚染の原因になる問題が生じ、逆に、ベルト12に粉塵や液体が降りかかるような環境下では、ベルト12の伝達特性が劣化する課題があった。
【0010】
さらに、常時移動するリンク4〜7がベース1の上面に設置されているため、ツール装着軸11に接続する必要のある配線・配管や周辺機器をベース1の上面に設置することができず、その結果、外部に設置された周辺機器から配線や配管を引き回す必要があるため引き回し距離が長くなり、ツール装着軸11を高速に移動すると、配線や配管の振動が大きくなる課題もあった。
【0011】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、各リンクのリンク長を相似的に伸ばすことなく、ツール装着軸の可動範囲を広げることができる閉リンクロボットを得ることを目的とする。
また、この発明は、清浄度が要求される環境又は粉塵や液体が降りかかるような環境下においても、物品の組立作業等を実行することができる閉リンクロボットを得ることを目的とする。
さらに、この発明は、高速動作中に発生する配線や配管の振動を抑制することができる閉リンクロボットを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る閉リンクロボットは、第1リンクと第4リンクのリンク長が一致し、かつ、第2リンクと第3リンクのリンク長が一致する条件の下で、第1リンクと第2リンクの成す内角と、第2リンクと第3リンクの成す内角と、第3リンクと第4リンクの成す内角とが170度以下であり、かつ、10度以上となるように、各リンクのリンク長と各モータの回転軸の取付位置が決定されたものである。
【0014】
この発明に係る閉リンクロボットは、各リンクと各モータの物理的関係が下記に示す連立方程式満足するように、各リンクのリンク長と各モータの回転軸の取付位置が決定されているものである。
(1)連立方程式 L max =L 1 2 +L 2 2 −2・L 1 ・L 2 ・cos(φ max
(2)連立方程式 L min =[(a/2) 2 +y min 2 1/2
(3)連立方程式 L min =L 1 2 +L 2 2 −2・L 1 ・L 2 ・cos(φ min
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による閉リンクロボットを示す平面図であり、図において、21はベースに固定され、リンク23を回転駆動するモータ(第1モータ)、22はベースに固定され、リンク26を回転駆動するモータ(第2モータ)、23は一端がモータ21の回転軸Aと連結されたリンク(第1リンク)、24は一端がリンク23の他端と回動自在に連結されたリンク(第2リンク)、25は一端がリンク24の他端と回動自在に連結されたリンク(第3リンク)、26は一端がリンク25の他端と回動自在に連結され、かつ、他端がモータ22の回転軸Bと連結されたリンク(第4リンク)である。
【0022】
また、Aはモータ21の回転軸、Bはモータ22の回転軸、C,C’はリンク23とリンク24を連結する連結軸、D,D’はリンク24とリンク25を連結する連結軸であるとともに、その連結軸と同軸上に配置されたツール装着軸である。E,E’はリンク25とリンク26を連結する連結軸である。
ただし、図1において、C,D,Eはリンク23とリンク24の成す内角が最大角φmaxの状態にあるときの各軸の位置を示し、C’,D’,E’はリンク23とリンク24の成す内角が最小角φminの状態にあるときの各軸の位置を示している(ただし、この場合、距離AD’=距離BD’が成立する)。
【0023】
次に動作について説明する。
まず、モータ21の回転軸Aとモータ22の回転軸Bを回転させると、リンク23とリンク26が水平面内で回転するため、それに連動してリンク24とリンク25が水平面内で移動する。
【0024】
その結果、リンク24とリンク25を連結する連結軸と同軸上に配置されたツール装着軸D,D’も水平面内で移動することになるが、ツール装着軸D,D’における水平面内の位置は、モータ21,22の回転角度から相対的に決定されるリンク23〜26の角度により決定される。
【0025】
なお、閉リンクロボットの場合、上述したように、リンク23とリンク24が直線状に伸びた状態で、モータ22の回転角度を固定すると、モータ21の回転軸Aを反時計方向に回転させても、ツール装着軸が僅かに移動するだけで、殆ど移動しない特異姿勢に陥る(図6の点線を参照)。
【0026】
そこで、この実施の形態1では、閉リンクロボットが特異姿勢に陥る不都合を解消するため、ツール装着軸の移動可能範囲を制限するが、ツール装着軸の移動可能範囲をできる限り広めるため、リンク23〜26のリンク長とモータ21,22の回転軸A,Bの取付位置を下記に示すように決定する。
【0027】
具体的には、リンク23とリンク26のリンク長を等しくするとともに(リンク23のリンク長=リンク26のリンク長)、リンク24とリンク25のリンク長を等しくするが(リンク24のリンク長=リンク25のリンク長)、図1に示すように、リンク23とリンク24の成す内角の最大角φmax(図1において、リンク23〜26が実線の位置にある場合)と、リンク24とリンク25の成す内角の最大角φmax(図1において、リンク23〜26が点線の位置にある場合であり、この場合、距離AD’=距離BD’が成立する)を170度以下の同一値に設定し、かつ、リンク23とリンク24の成す内角の最小角φmin(図1において、リンク23〜26が点線の位置にある場合)を10度以上に設定すると、閉リンクロボットが特異姿勢に陥る不都合を回避することができる。換言すると、最大角φmaxを170度に設定し、最小角φminを10度に設定すれば、ツール装着軸の可動範囲をロボットの性能上支障ない範囲まで広げることができる(図1において、破線で囲まれた領域がツール装着軸の可動範囲になる)。
【0028】
よって、最大角φmaxが170度、最小角φminが10度になるように、リンク23〜26のリンク長とモータ21,22の回転軸A,Bの取付位置を決定するが、図1の物理的関係は下記の3個の連立方程式で表すことができるので、下記の連立方程式を満足するリンク23,26のリンク長L及びリンク24,25のリンク長Lと、モータ21,22の回転軸A,Bの取付位置を特定する変数a(a=距離AB)を計算する。
【0029】
max=L +L −2・L・L・cos(φmax
min=[(a/2)+ymin 1/2
min=L +L −2・L・L・cos(φmin
ただし、
max:モータ21の回転軸Aとツール装着軸Dを結ぶ直線距離の最大値
min:モータ21の回転軸Aとツール装着軸D’を結ぶ直線距離の最小値
min:中点0(ABの中点)とツール装着軸D’を結ぶ直線距離
【0030】
なお、上記の条件を具備せずに各リンク長やリンク取付位置を定し、相似的にリンク長を延長すれば、ツール装着軸の可動範囲を広げることができるが、リンク23〜26の重量がリンク長に対して比例的に増大するので、加減速度の必要最小限値を考慮して設定する必要がある。
【0031】
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、リンク23とリンク26のリンク長が一致し、かつ、リンク24とリンク25のリンク長が一致する条件の下で、リンク23とリンク24の成す内角と、リンク24とリンク25の成す内角が所定の条件を具備するように、リンク23〜26のリンク長とモータ21,22の回転軸の取付位置を決定する構成にしたので、リンク23〜26のリンク長を相似的に伸ばすことなく、ツール装着軸の可動範囲を広げることができる効果を奏する。
また図1ではリンク23とモータ21、リンク26とモータ22の回転中心が一致しているが、減速機や伝達機構を介して連結され回転中心が一致していない場合でも同様の効果を奏する。
【0032】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、リンク23とリンク24の成す内角と、リンク24とリンク25の成す内角が所定の条件を具備するように、各リンクのリンク長等を決定するものについて示したが、リンク25とリンク26の成す内角と、リンク24とリンク25の成す内角が所定の条件を具備するように、各リンクのリンク長等を決定するようにしてもよい(リンク25とリンク26の成す内角の条件は、上記実施の形態1におけるリンク23とリンク24の成す内角の条件と同一である)。
これにより、上記実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
【0033】
参考例1
図2はこの発明の参考例1による閉リンクロボットを示す断面図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
31はモータ21等を固定するベース、32はツール装着軸Dを上下駆動又は回転駆動するためのモータ、33はツール装着軸Dと同軸上に設置されたねじ送り機構(伝達機構)、34はツール装着軸Dと同軸上に設置されたスプライン機構、(伝達機構)35は各リンクの関節部分に設置された回転伝達機構(伝達機構)、36はベルト(伝達機構)、37はベース31や各リンクに付着されたシールである。
【0034】
次に動作について説明する。
ツール装着軸Dの水平面内の移動については、上記実施の形態1,2と同様であるため説明を省略するが、ツール装着軸Dの上下駆動又は回転駆動については、回転伝達機構35,ベルト36,ねじ送り機構33及びスプライン機構34が、ベース31に固定されたモータ32の回転力を、ツール装着軸Dに伝達して達成する。
【0035】
ただし、回転伝達機構35,ベルト36,ねじ送り機構33及びスプライン機構34は、図2からも明らかなように、リンク23,24,25の内部に密閉されているので、閉リンクロボットの外部環境と隔離されている。
なお、シール37をベース31や各リンクに付着して、上記の伝達機構を密閉しているが、シール37には、接触式のシール,ラビリンスシール,磁性流体シール,ジャバラシール等がある。
【0036】
以上で明らかなように、この参考例1によれば、ツール装着軸Dを上下駆動又は回転駆動する伝達機構をリンク23,24,25の内部に密閉するように構成したので、清浄度が要求される環境又は粉塵や液体が降りかかるような環境下においても、物品の組立作業等を実行することができる効果を奏する。
【0037】
参考例2
上記参考例1では、上記の伝達機構をリンク23,リンク24,25の内部に密閉するものについて示したが、上記の伝達機構をリンク24,25,26の内部に密閉するようにしてもよく、上記参考例1と同様の効果を奏することができる。
【0038】
実施の形態
図3はこの発明の実施の形態による閉リンクロボットを示す側面図であり、図において、図2と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
31aはベース31の上面、38はベース31の上面31aに設置された周辺機器、39は周辺機器38又はツール装着軸Dに接続する配線・配管である。
【0039】
次に動作について説明する。
ツール装着軸Dの上下駆動等については、上記参考例1と同様であるため説明を省略するが、この実施の形態の場合、常時移動するリンク23〜26がベース31の上面31aに設置されていないため、周辺機器38や配線・配管39をベース31の上面31aに設置することができる。
【0040】
これにより、外部に周辺機器を設置する場合よりも、周辺機器38をツール装着軸Dの近くに設置することができるため、周辺機器38からツール装着軸Dに接続する必要のある配線・配管39の引き回し距離が短くなり、その結果、ツール装着軸Dを高速に移動しても、配線・配管39の大きな振動が発生しなくなる効果を奏する。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、第1リンクと第4リンクのリンク長が一致し、かつ、第2リンクと第3リンクのリンク長が一致する条件の下で、第1リンクと第2リンクの成す内角と、第2リンクと第3リンクの成す内角と、第3リンクと第4リンクの成す内角とが170度以下であり、かつ、10度以上となるように、各リンクのリンク長と各モータの回転軸の取付位置を決定する構成にしたので、各リンクのリンク長を相似的に伸ばすことなく、ツール装着軸の可動範囲を広げることができる効果がある。また、一方のモータの回転軸が回転してもツール装着軸が殆ど移動しない姿勢に陥る事態を防止することができる効果がある。
【0043】
この発明によれば、各リンクと各モータの物理的関係が下記に示す連立方程式満足するように、各リンクのリンク長と各モータの回転軸の取付位置決定されている構成にしたので、ツール装着軸の可動範囲を物理的に可能な範囲まで広げることができる効果がある。
(1)連立方程式 L max =L 1 2 +L 2 2 −2・L 1 ・L 2 ・cos(φ max
(2)連立方程式 L min =[(a/2) 2 +y min 2 1/2
(3)連立方程式 L min =L 1 2 +L 2 2 −2・L 1 ・L 2 ・cos(φ min
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による閉リンクロボットを示す平面図である。
【図2】 この発明の参考例1による閉リンクロボットを示す断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態による閉リンクロボットを示す側面図である。
【図4】 従来の閉リンクロボットを示す斜視図である。
【図5】 従来の閉リンクロボットを示す平面図である。
【図6】 特異姿勢を説明する説明図である。
【符号の説明】
21 モータ(第1モータ)、22 モータ(第2モータ)、23 リンク(第1リンク)、24 リンク(第2リンク)、25 リンク(第3リンク)、26 リンク(第4リンク)、31 ベース、31a ベースの上面、32 モータ、33 ねじ送り機構(伝達機構)、34 スプライン機構(伝達機構)、35 回転伝達機構(伝達機構)、36 ベルト(伝達機構)、38 周辺機器、39 配線・配管、A モータ21の回転軸、B モータ22の回転軸、D,D’ ツール装着軸。

Claims (2)

  1. 一端が第1モータの回転軸と連結された第1リンクと、一端が上記第1リンクの他端と回動自在に連結された第2リンクと、一端が上記第2リンクの他端と回動自在に連結された第3リンクと、一端が上記第3リンクの他端と回動自在に連結され、かつ、他端が第2モータの回転軸と連結された第4リンクと、上記第2リンクと上記第3リンクを連結する連結軸と同軸上に配置されたツール装着軸とを備えた閉リンクロボットにおいて、上記第1リンクと上記第4リンクのリンク長が一致し、かつ、上記第2リンクと上記第3リンクのリンク長が一致する条件の下で、上記第1リンクと上記第2リンクの成す内角と、上記第2リンクと上記第3リンクの成す内角と、上記第3リンクと上記第4リンクの成す内角とが170度以下であり、かつ、10度以上となるように、上記各リンクのリンク長と上記各モータの回転軸の取付位置が決定されていることを特徴とする閉リンクロボット。
  2. 上記各リンクと上記各モータの物理的関係が下記に示す連立方程式満足するように、上記各リンクのリンク長と上記各モータの回転軸の取付位置が決定されていることを特徴とする請求項1記載の閉リンクロボット。
    (1)連立方程式max=L1 2+L2 2−2・L1・L2・cos(φmax
    (2)連立方程式min=[(a/2)2+ymin 21/2
    (3)連立方程式min=L1 2+L2 2−2・L1・L2・cos(φmin
    ただし、
    max:第1リンクの一端と第2リンクの他端を結ぶ直線距離の最大値
    min:第1リンクの一端と第2リンクの他端を結ぶ直線距離の最小値
    1:第1リンクと第4リンクのリンク長
    2:第2リンクと第3リンクのリンク長
    φmax:第1リンクと第2リンクの成す内角の最大角と、第2リンクと第3リンクの成す内角の最大角(第1リンクの一端と第2リンクの他端を結ぶ直線距離と、第3リンクの一端と第4リンクの他端を結ぶ直線距離が一致する場合での第2リンクと第3リンクの成す内角の最大角)と、第3リンクと第4リンクの成す内角の最大角の同一設定値
    φmin:第1リンクと第2リンクの成す内角の設定された最小角、第3リンクと第4リンクの成す内角の設定された最小角
    a:第1モータの回転軸の取付位置と第2モータの回転軸の取付位置を結ぶ直線距離
    min:第1リンクの一端と第2リンクの他端を結ぶ直線距離と、第3リンクの一端と第4リンクの他端を結ぶ直線距離とが一致する場合における第1モータの回転軸の取付位置と第2モータの回転軸の取付位置間の中点と、第2リンクの他端を結ぶ直線距離
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