JP3829661B2 - 液晶パネルの製造装置、液晶パネルの製造方法、圧着封止装置及び圧着封止方法 - Google Patents

液晶パネルの製造装置、液晶パネルの製造方法、圧着封止装置及び圧着封止方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば液晶装置製造における圧着封止工程に適用される液晶パネルの製造装置、液晶パネルの製造方法、圧着封止装置及び圧着封止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、液晶パネルの製造工程では、まず未硬化のシール材を介して2枚の基板を張り合わせた後、所定圧力で加圧して基板間を相互に圧着する。次いで、加熱などの処理を行うことによりシール材を硬化させ、液晶パネルのセル構造を形成する。上記シール材には液晶注入口を構成する開口部が設けられており、この開口部から上記セル内に液晶を注入し、この後液晶パネルを圧着封止する。
【0003】
この圧着封止工程では、まず圧着対象である液晶パネルをパネルの保護を図るための間紙を介して複数枚積層し、これらを剛性を有する板状部材からなる加圧治具により挟持する。次いで、この加圧治具に対して圧力を加え、これらの複数の液晶パネルのセル厚をまとめて調整する。次に、加圧により液晶注入口から噴出した余剰液晶を拭き拭き取った後、各液晶注入口にUV硬化樹脂等の封止剤を塗布する。そして、加圧治具ごと例えばフォークリフトでUV硬化炉に搬送してUV照射により封止剤を硬化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このように圧着封止工程において複数の液晶パネルをまとめて処理すると、加圧治具による加圧の際にパネル間で加圧むらが生じたり、UV硬化炉での処理の際に色調むらが生じ、セル厚を均一にすることが困難である、という課題がある。また、複数のパネルの加圧治具へのセットやUV硬化炉への搬送やバッチ処理などにも相当の時間を要する、という課題もある。そこで、上記課題を解決する方法として、例えばパネル1枚ごとに処理を行うセル厚調整装置、封止材塗布装置及びUV照射装置を直列的にライン状に配置し、エアーにより圧力をかけながら液晶パネルを1枚ずつ挟持する加圧治具を用い、これらの加圧治具をライン上を移動させながら一連の処理を行うことが考えられる。
【0005】
しかしながら、このようなシステムでは、例えば、エアー供給の方法として、各加圧治具に対して加圧用のポンプからの配管を接続することが考えられるが、セル厚調整装置、封止材塗布装置及びUV照射装置に沿ってライン上に移動していく加圧治具にかかる配管を追従させるようにすると、そのような追従のための機構を構成することは非常に困難であり、またUV照射装置が終了した後の加圧治具ばかりでなくこのような配管をセル厚調整装置まで戻すための機構も構成することが困難である、という課題がある。
【0006】
本発明は上記事情に鑑み、液晶パネルのセル厚を均一に保った状態での処理を簡単な機構で効率よく実現できる液晶パネルの製造装置、液晶パネルの製造方法、圧着封止装置及び圧着封止方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液晶パネルの製造装置であって、回転可能なステージと、前記ステージ上の外周に沿って複数配置され、液晶パネルを保持する加圧治具と、前記ステージのほぼ回転中心から前記各加圧治具に接続されるエアー供給路と、を具備する。
【0008】
このような構成によれば、一つの配管で全ての加圧治具に対してエアーを供給することができる。このため、常に所望の圧力を各液晶パネルに対して均一にかけながら連続して処理を行うことができる。
【0009】
また、本発明は、前記ステージの外側に配置され、前記加圧治具により加圧された液晶パネルのセル厚を、前記エアー供給路を介して供給されるエアーを用いて調整する第1の処理部と、前記ステージの外側で前記第1の処理部と隣接する位置に配置され、前記セル厚が調整された液晶パネルに対して所定の処理を施す第2の処理部とを具備することが好ましい。
【0010】
この構成によれば、まず加圧治具に挟持された液晶パネルのセル厚を調整し、ステージが回転することによりそのままの状態で次の処理に移行することができる。
【0011】
また、本発明は、前記第2の処理部が、前記セル厚が調整された液晶パネルの液晶注入口に封止剤を塗布するものであり、前記ステージの外側で前記第2の処理部と隣接する位置に配置され、前記液晶注入口に塗布された封止剤を硬化する処理を施す第3の処理部を更に具備することが好ましい。
【0012】
このような構成によれば、第1の処理部で液晶パネルのセル厚調整を行った後、そのままの状態で封止材の塗布および封止材の硬化処理が可能になる。
【0013】
また、本発明において、前記加圧治具は、液晶パネルの基板面に対向する面において枠状に設けられ、前記液晶パネルの基板面に当接して空間を形成し、該空間に前記エアー供給路を介してエアーを供給することにより前記液晶パネルに圧力を加えてセル厚調整する密閉用シールをさらに具備する。
【0014】
この構成では、加圧治具内の密閉用シールが液晶パネルの各基板それぞれに対向する状態で接触している。こうすることで基板とシールとの間にエアーを供給する空間ができ、エアーにより液晶パネル全体を均一に加圧することができる。そのため、セル厚調整の精度も向上する。
【0015】
また、前記第1の処理部は、前記液晶パネルの基板面に対して一方の側に設けられた光源を更に具備し、前記液晶パネルの基板面に対して他方の側に設けられ、前記光源から射出して前記液晶パネルを通過した透過光もしくは前記液晶パネルの表面で反射した反射光を検出する光検出部と、前記光検出部による検出に基づいてセル厚を検出するセル厚検出部と、検出されたセル厚と目標値とを比較して、比較結果に応じた圧力を前記加圧治具にかける圧力制御部と、を具備する。
【0016】
これにより、液晶が注入された状態で搬送されてきた液晶パネルの初期セル厚を透過光もしくは反射光により計測し、その値から所望のセル厚となるまでエアーを供給しつつ液晶パネルを加圧することができるので、適切なセル厚を得ることができる。
【0017】
また、前記第2の処理部は、前記封止剤が液晶注入口に塗布された後、前記加圧治具内の圧力を所定値まで減圧することにより封止剤を注入口内に引き込むための減圧部を有する。この構成によれば封止材が塗布された後、加圧治具内を減圧することができるので、これにより封止材が確実に液晶パネルの封止部内に引き込まれる。
【0018】
また、前記圧力制御部は、ほぼ30kPa程度の圧力を前記加圧治具に対して加圧し、前記減圧部は前記封止材を塗布後、前記加圧治具に対してほぼ10〜20kPa程度減圧することが好ましい。この構成によれば加圧治具内の液晶パネルに対して一定量加圧することでセル厚調整を行い、封止材を塗布した後は一定量減圧して封止剤を液晶パネルの内部に引き込むことが一連の処理で行える。
【0019】
本発明の液晶パネルの製造方法は、(a)ステージ上に加圧治具を載置して液晶パネルを装着する工程と、(b)前記ステージをステージ駆動部により所定角度回転させて、第1の処理部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、(c)前記第1の処理部において、ステージのほぼ回転中心から前記加圧治具に接続されるエアー供給路からエアーを供給することにより加圧治具内に圧力をかけ、液晶パネルのセル厚を調整する工程と、(d)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、第2の処理部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、(e)前記第2の処理部において、所定の処理を行う工程と、を具備する。
【0020】
このような構成によれば、回転可能なステージに加圧治具を載置して回転移動するだけで次の処理部へと移動ができ、隣接する次の処理部への移動効率が向上する。また、エアー供給路により加圧治具の圧力調整が一定にできるので、工程全体で安定したセル厚のまま処理することができる。
【0021】
また、本発明の液晶パネルの製造方法において、前記工程(e)では前記第2の処理部は液晶パネルの開口部に封止剤を塗布する工程を具備し、さらに、(f)前記エアー供給路を介して加圧治具内の圧力を減圧する工程と、(g)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、第3の処理部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、(h)前記第3の処理部において、前記液晶パネルの基板に対してほぼ垂直方向から紫外線を照射して前記封止剤を硬化させる工程と、を具備することを特徴とする。
【0022】
この構成によれば、第1の処理部でセル厚調整を行った後、そのままの状態で全工程を行うことができる。
【0023】
また、本発明の液晶パネルの製造方法では、前記工程(a)、(c)、(e)及び(h)は、同時に行われることを特徴とする。この構成によれば、各処理部での処理は並行的に行われるので、常に全ての処理装置が稼動していることになり、各装置の稼動率も向上し、生産性も向上する。
【0024】
また、本発明の圧着封止装置は、回転可能なステージと、前記ステージ上の外周に沿って複数配置され、液晶パネルを保持する加圧治具と、前記ステージのほぼ回転中心から各加圧治具に分岐するエアー供給路と、を具備することを特徴とする。この構成によれば、一つのエアー供給路で加圧治具の圧力調整を行い、加圧治具がステージ上を移動しながら圧着封止工程を行うことができるので、効率良く処理できる。
【0025】
また、本発明の圧着封止装置は、前記ステージの外側に配置され、前記加圧治具により保持された液晶パネルのセル厚を、前記エアー供給路を介して供給されるセル厚調整部と、前記ステージの外側で前記セル厚調整部と隣接する位置に配置され、前記セル厚が調整された液晶パネルに対して開口部に封止剤を塗布する封止剤塗布部とを具備する。この構成によれば、この構成によれば、まず加圧治具に挟持された液晶パネルのセル厚を調整し、ステージが回転することによりそのままの状態で封止剤塗布処理に移行することができる。
【0026】
また、本発明の圧着封止装置は、前記ステージの外側で前記封止剤塗布部と隣接する位置に配置され、前記液晶パネルの液晶注入口に塗布された封止剤を硬化する処理を施すUV照射部を更に具備する。この構成によれば、封止剤を塗布した後、引き続きUV照射処理を行うことができる。
【0027】
また、本発明の圧着封止装置において、前記加圧治具は、液晶パネルの基板面に対向する面において枠状に設けられ、前記液晶パネルの基板面に当接して空間を形成し、該空間に前記エアー供給路を介してエアーを供給することにより、前記液晶パネルに圧力を加えてセル厚調整する密閉用シールをさらに具備する。この構成によれば、液晶パネル全体を均一に加圧することができるので、セル厚調整の精度も向上する。
【0028】
また、本発明の圧着封止装置において、前記セル厚調整部は、前記液晶パネルの基板面に対して一方の側に設けられた光源と、前記液晶パネルの基板面に対して他方の側に設けられ、前記光源から射出して前記液晶パネルを通過した透過光もしくは前記液晶パネル表面で反射された反射光を検出する光検出部と、前記光検出部による検出値に基づいてセル厚を検出するセル厚検出部と、検出されたセル厚と目標値とを比較して、前記エアー供給路を介して比較結果に応じた圧力を加圧治具にかける圧力制御部と、を具備する。この構成によれば、初期セル厚を測定し、その値から所望値まで適切に加圧することができるので、セル厚調整の精度が向上する。
【0029】
また、本発明の圧着封止装置において、前記圧力制御部における加圧値は、ほぼ30kPa程度であり、前記封止剤塗布部における減圧値は、ほぼ10〜20kPaであることが好ましい。
【0030】
本発明の圧着封止方法は、(a)液晶パネルを加圧治具に装着してステージに載置する工程と、(b)前記ステージをステージ駆動部により所定角度回転させて、セル厚調整部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、(c)前記セル厚調整部において、ステージのほぼ回転中心から前記加圧治具に接続されるエアー供給路からエアーを供給することにより加圧治具内に圧力をかけ、前記液晶パネルのセル厚を調整する工程と、(d)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、封止剤塗布部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、(e)前記封止剤塗布部において、前記液晶パネルの開口部に封止剤を塗布する工程と、(f)前記エアー供給路を介して加圧治具内の圧力を減圧する工程と、(g)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、UV照射部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、(h)前記UV照射部において、紫外線を照射して前記封止剤を硬化させる工程と、を具備する。この構成によれば、回転ステージに加圧治具を配置して回転移動して次の処理部の処理位置へと移動ができ、各圧着封止処理装置への移動効率が向上する。また、エアー供給路により全ての加圧減圧が一定にできるので、圧着封止工程全体で安定したセル厚で処理することができる。
【0031】
また、本発明の圧着封止方法において、前記工程(a)、(c)、(f)及び(i)は常に同時に行われることを特徴とする。この構成によれば、各処理部での処理は並行的に行われるので、常に全ての圧着封止装置が稼動していることになり、各装置の稼動率も向上し、生産性も向上する。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0033】
<全体構成>
まず本発明の液晶パネルの製造装置100の全体構成を説明する。
【0034】
図1は本発明の一実施形態に係る圧着封止装置100の全体構成を示す平面図である。図2はその断面図である。
【0035】
図1及び図2に示すように、圧着封止装置本体100aのほぼ中央には、回転可能なステージ101が設けられている。また、ステージ101の下方には、ステージ駆動部109が設けられ、このステージ駆動部109の駆動によりステージ101が回転駆動されるようになっている。
【0036】
ステージ101上の外周に沿って、例えば4つの加圧治具210が90°の間隔をもって配置されている。また、ステージ101のほぼ中心には、工場のエアー配管と接続され、ステージ下方から上方に向かってエアーを供給するエアー供給路102が設けられている。ステージ101上では、エアー供給路102が各加圧治具210に向かって4方向に分岐したエアー分岐路102a、102b、102c、102dを備え、各エアー分岐路102a、102b、102c、102dは各加圧治具210にそれぞれ接続されている。またエアー分岐路102a、b、c、dにはそれぞれ圧力調整弁a、b、c、dが設けられ、各圧力調整弁は独立的にバルブを開放することによりエアーをリークする。これらの圧力調整弁107a〜dは圧力制御部106により制御されるようになっている。そして、この圧力制御部106の下で、例えば上記の加圧治具210内に対する加圧や減圧が行われるようになっている。
【0037】
前記ステージ101の外側には、加圧治具をステージに載置または除去する除給材部110、セル厚調整を行うセル厚調整部120、封止剤を塗布する封止剤塗布部130、塗布した封止剤をUVで硬化するUV照射部140が配置されている。各装置での処理は、ステージ101が回転して加圧治具210が移動することにより順次行われるようになっている。
【0038】
セル厚調整部120は、セル厚を測定するための分光光度計121、分光光度計で測定を行うための光源122及びセル厚検出部123とを具備している。光源122から射出された光が液晶パネルを透過して、その透過光を分光光度計121で測定してセル厚を求める。また、セル厚検出部123は圧力制御部106と接続してセル厚制御を行えるようになっている。例えば、分光光度計121での測定で求められた液晶パネル310のセル厚に基づいて、適正セル厚にするために必要な加圧量を算出し、その加圧量に基づき、圧力制御部106は加圧制御指示を行う。さらにセル厚調整部120では、セル厚調整により排出された余剰液晶を拭き取る拭き取り装置125及びエアブロー装置126を具備している。拭き取り装置125で余剰液晶を拭き取った後、さらにエアブローで残った液晶を吹き飛ばすことで、完全に余剰液晶を除去することができる。
【0039】
封止剤塗布部130は、液晶パネル310の液晶注入口にUV硬化性樹脂を塗布するためのディスペンサー131を備えている。また、封止剤塗布部130は封止剤塗布後、封止剤を液晶パネル内の適切な位置まで引き込むために、圧力制御部106及び圧力調整弁107a〜dと接続して加圧治具210を減圧する。
【0040】
UV照射部140は、封止剤を硬化するためのUV照射装置141を備え、UV照射装置141は枚葉タイプ加圧治具に対応して複数に分岐した照射ヘッド143を備えている。各照射ヘッド143は液晶パネル310の各セルの液晶注入口部分を、液晶パネルの基板面に対して垂直方向からスポット的に照射するようになっている。
【0041】
以上の構成により、本発明の圧着封止装置100では回転可能なステージ101に加圧治具210を配置することにより一連の工程を連続して一つの装置で施すことができる。
【0042】
次に、各装置を図面を用いて詳細に説明する。
【0043】
<加圧治具>
図3は本発明の加圧治具210が液晶パネル310を挟持した状態の斜視図である。図4は加圧治具210内の圧力保持構造に関わる密閉用シール211の全体図である。図5は加圧治具210にエアーを供給して加圧している状態を示す縦断面図である。
【0044】
本発明の加圧治具210は枚葉式の加圧治具であり、8〜12枚の液晶セルからなる短冊状の液晶パネル310を挟持している。従来の、複数のパネルを間紙を介して積層し、挟持する加圧治具と比較して、本発明の加圧治具210は液晶パネル310を1枚ずつ挟持することができるので、液晶パネルに対する加圧も精度良く行うことができる。
【0045】
加圧治具の内部には、図4に示すようにゴム製の密閉用シール(以下リップシールという)211が備えられている。リップシール211は、シールの枠部分が液晶パネルの基板面と当接して、基板面との間に空間(以下加圧領域という)212を形成している。また、リップシール211の中央には光源122aからの光を通過させるための分光測定孔とエアー供給路との接続孔が設けられている。この加圧領域212にエアー供給路102を介してエアーが供給されることにより加圧治具内の圧力が上昇し、液晶パネル310を押圧することによりセル厚が調整される。このように本実施形態では、1対のリップシール211によりエアー漏れを防ぎ効率良く加圧治具に対して加圧することができる。
【0046】
<セル厚調整部>
次に図6を用いてセル厚調整部の説明をする。図6はセル厚調整装置120の構成を示す図である。
【0047】
セル厚調整装置120には、まず、液晶パネル310のセル厚を測定するために、分光光度計121がステージ外側に、測定するための透過光受光部122bがステージ内に配置されている。分光光度計121内には、透過光測定のための光源122aと、反射光でセル厚を測定するための反射光光源124aと、その反射光を受光する反射光受光部124bとが設けられている。また、ステージ外には分光光度計121で検出された値からセル厚を算出するセル厚検出部123が配置されている。該検出部123は圧力制御部106に接続しているので、圧力制御部106は検出部123で算出されたセル厚に基づいてフィードバック制御を行い、所望セル厚を得るまで加圧治具210を加圧する。具体的には、分光光度計121内に配置された光源122aから光が射出され、液晶パネル310を通過して透過光受光部122bに到達する。この透過光の分光特性を測定して、液晶パネルの初期セル厚を求める。または、反射光光源124aから射出した光が液晶パネル310の表面で反射して、その反射光を反射光受光部124bで受光し、界面反射光の干渉を利用して初期セル厚を求める。こうして求められた初期セル厚値はセル厚検出部123に伝達され、予め設定されたセル厚値に調整するために必要な加圧量を算出し、圧力制御部106に伝達される。圧力制御部106では、この加圧量に基づいて加圧治具210の圧力制御を行う。
【0048】
このような構成により、液晶パネル1枚毎に適切な圧力で加圧することができるので、セル厚調整の精度が向上する。
【0049】
また、セル厚調整装置120は上述のように液晶パネル310を適切なセル厚に調整した後、押圧されたことで排出された余剰液晶を拭き取る拭き取り装置125を有している。この拭き取り装置125は、加圧治具の周回軌道上に、加圧治具が斜めに交差するように配置されている。拭き取り装置125は、例えば2つのローラ間に幅約15mmのベンコットンを巻き取るように掛け渡し、ローラを一定方向に回転させながら、液晶パネル上部の拭き取り面に押し当てて余剰液晶を除去している。この構成により、常に清浄な拭き取り面で余剰液晶を拭き取ることが可能になる。
【0050】
さらに、拭き取り装置125に隣接して、封止剤塗布部端部にエアブロー装置126が配置されている。これにより、拭き取り装置125でも余剰液晶が除去しきれなかった場合でも、残存液晶をエアーで吹き飛ばして完全に除去することができる。
【0051】
<封止剤塗布部>
図7に基づいて封止剤塗布装置130について説明する。図7は本発明の封止剤塗布装置130の構成を示す図である。
【0052】
本装置130は液晶パネル310の液晶注入口に封止剤を塗布するためのディスペンサー131を有する。ディスペンサー131は後方で駆動部132と接続し、左右方向に移動可能になっている。また、ディスペンサー131内にはディスペンサーが4基備えられ、加圧治具210が移動してくると液晶注入口付近までディスペンサーが順次加圧治具210上を移動して封止剤を塗布する。この構成により、液晶パネルのセル一つ一つに的確に封止剤を塗布することができる。
【0053】
また、ディスペンサー内部では、封止剤はおよそ23.5℃程度で温調され、封止剤を常に一定の粘性及び品質で維持できるようになっている。しかし、例えば30分以上装置が休止した場合には、封止剤が変質している恐れもあるので、封止剤を液晶パネルに塗布する前に、一旦ディスペンサーの先端にある封止剤を捨て出しする捨て出し部133を有している。これにより常時品質が安定した封止剤を確実に液晶注入口に塗布することができる。
【0054】
また、封止剤塗布装置130は、封止剤を液晶パネルの封止部分に引き込むため、封止剤塗布後に加圧治具を減圧する。まず、リークバルブ107が、圧力制御部106の指示に従い、バルブを開放する。こうすることにより加圧治具210に接続しているエアー供給路のエアーをリークして、所定値まで加圧治具内の圧力を減圧する。このように加圧治具210内を減圧することで、液晶パネルにかけられていた圧力が減少して液晶パネルが緩み、所望の部位まで封止剤を引き込むことができる。
【0055】
<UV照射部>
次に図8及び図9を用いてUV照射部140について説明する。図8は本発明のUV照射部140の構成を示す構成図であり、図9は照射部分を示す部分平面図である。図10は液晶パネルの本UV照射部により照射される部分を示す図である。
【0056】
UV照射部140は図8に示すようにUV光源141と、光源141から延在している光ファイバー142と、さらに光ファイバー142が分岐してその先端に備えられている複数の照射ヘッド143を有している。この構成によれば、従来のバッチ式でUV照射をして硬化させる処理に比較して至近距離で、枚葉式で照射できるので、照射精度が向上し、短時間の照射で済む。また、図9に示すように、本発明のUV照射装置は液晶パネルの基板面に垂直な方向から照射し、図10に示す照射部分145という狭い範囲にのみ照射できるので、従来の、基板断面側から液晶注入口に向かって照射する方法と比べて、液晶パネル内部までUVが浸透することがないので、液晶パネル全体の劣化を防ぐことができる。
【0057】
<圧着封止方法>
以上、上述した構成の装置による本発明の圧着封止方法を、図11を用いて説明する。図11は本発明の圧着封止方法を示す工程図である。
【0058】
まず、除給材部110で、液晶注入が終わった液晶パネル310をステージ101上に設置してある加圧治具210に挿入して(ステップ1)。この時点ではまだ加圧治具は加圧されていない。
【0059】
次に、ステージ101を回転させて、上記のように液晶パネル310がセットされた加圧治具210を除給材部110からセル厚調整部120まで移動する(ステップ2)。なお、このとき、セル厚調整部120で既に調整の終えた加圧治具210は封止剤塗布部130まで、封止剤塗布部130で封止剤を塗布した加圧治具210はUV照射部140まで、UV照射部140でUV照射を追えた加圧治具210は除給材部110へ、それぞれ移動する。
【0060】
セル厚調整処理では、まず光源121aから光を射出し、光が加圧治具210中の液晶パネル310を通過し、その透過光もしくは反射光を分光光度計121で計測する(ステップ3−1)。次にその計測値がセル厚検出部122に伝達され、初期セル厚を算出し、そのセル厚から所望セル厚にするために必要な圧力を算出する(ステップ3−2)。所望圧力値が圧力制御部106に伝達され、圧力調整弁107を介してエアー供給路にエアーを供給して、所望セル厚になるまで加圧される(ステップ3−3)。加圧が終わると、液晶拭き取り装置125を液晶パネル310の上面に押し当てることにより、排出された余剰液晶を拭き取る再び回転移動が行われる(ステップ4)。
【0061】
その後ステージ101が回転し、エアブロー装置126によりエアーを拭きつけて完全に余剰液晶を除去する(ステップ5)、そして封止剤塗布部130と加圧治具210が対面する位置まで回転移動した後、ディスペンサー131が液晶パネル310上まで移動して、封止剤を塗布する(ステップ6−1)。ディスペンサー131は4つのディスペンサーで構成されているので、1枚の液晶パネルに対して数回に分けて、横方向に移動しながら封止剤を塗布する。
【0062】
次いで、圧力制御部106を介して圧力調整弁107を開放し、加圧治具内のエアーをリークして減圧して、塗布した封止剤を所定位置まで引き込む(ステップ6−2)。
【0063】
減圧値は予め圧力制御部106で設定されているので、所定の圧力になるまで一度にエアーのリーク減圧を行う。
【0064】
再びステージ101が回転し、UV照射部140と対面する位置まで加圧治具210を移動させる(ステップ7)。
【0065】
加圧治具110がUV照射部140に移動した後、UV光源141から、光ファイバ142及び射出ヘッド143を介してUV光を液晶パネルの封止部に向かって照射して封止剤を硬化する(ステップ8)。
【0066】
射出ヘッド143が液晶パネル310至近まで前進し、照射部145に向かってUVを照射する。このUV照射部140には一本の光ファイバーから6個の射出ヘッド143分岐しているので、一度照射した後、横方向に移動して、もう一度液晶パネル310に対して照射を行う。
そして、再度ステージ101が回転し(ステップ9)、加圧治具210は除給材部110に戻ってくるので、加圧治具より液晶パネル310を取り出す(ステップ10)。
【0067】
このように本実施形態のシステムでは、回転可能なステージ101のほぼ中心にエアー供給路102を配置し、エアー供給路102からステージ外周方向に向かって4方向に分岐したエアー供給路102a、101b、101c、101dにより、ステージ101上に載置された加圧治具210にエアーを供給して治具内の加圧減圧を行うと共に、ステージ101が回転することにより、加圧治具210に挟持された液晶パネル310のセル厚を均一に維持しながら各処理装置まで移動し、順次処理を施しているので、液晶パネルのセル厚を均一に保った状態での処理を簡単な機構で効率よく実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧着封止装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】図1に示す圧着封止装置の断面図である。
【図3】本発明の圧着封止装置に適用される枚葉式の加圧治具の斜視図である。
【図4】本発明の加圧治具に用いられる密閉用シールの平面図である。
【図5】図3に示す加圧治具の断面図である。
【図6】本発明の圧着封止装置を構成するセル厚調整部の平面図である。
【図7】本発明の圧着封止装置を構成する封止剤塗布部の正面図である。
【図8】本発明の圧着封止装置を構成するUV照射部の模式図である。
【図9】図8に示すUV照射部における液晶パネルに対するUV照射方法を示す部分平面図である。
【図10】同じく図8に示すUV照射部で照射される液晶パネルの照射対象部分を示す図である。
【図11】本発明の圧着封止方法を説明するための工程図である。
【符号の説明】
100…圧着封止装置
101…回転ステージ
102…エアー供給路
102a、102b、102c、102d…エアー分岐路
106…圧力制御部
107a、b、c、d…圧力調整弁
109…ステージ駆動手段
110…除給材部
120…セル厚調整部
121…分光光度計
122a…透過光光源
122b…透過光受光部
123…セル厚検出部
124a…反射光光源
124b…反射光受光部
130…封止剤塗布部
140…UV照射部
210…加圧治具
211…密閉用シール
212…加圧領域
310…液晶パネル

Claims (15)

  1. 回転可能なステージと、
    前記ステージ上の外周に沿って複数配置され、液晶パネルを保持する加圧治具と、
    前記ステージのほぼ回転中心から前記各加圧治具に接続されるエアー供給路とを具備することを特徴とする液晶パネルの製造装置。
  2. 前記ステージの外側に配置され、前記加圧治具により加圧された液晶パネルのセル厚を、前記エアー供給路を介して供給されるエアーを用いて調整する第1の処理部と、
    前記ステージの外側で前記第1の処理部とは異なる位置に配置され、前記セル厚が調整された液晶パネルに対して所定の処理を施す第2の処理部と
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の液晶パネルの製造装置。
  3. 前記第2の処理部が、前記セル厚が調整された液晶パネルの液晶注入口に封止剤を塗布するものであり、
    前記ステージの外側で前記第1及び第2の処理部とは異なる位置に配置され、前記液晶注入口に塗布された封止剤を硬化する処理を施す第3の処理部を更に具備することを特徴とする請求項1または2に記載の液晶装置の製造装置。
  4. 前記加圧治具は、液晶パネルの基板面に対向する面において枠状に設けられ、前記液晶パネルの基板面に当接して空間を形成し、該空間に前記エアー供給路を介してエアーを供給することにより前記液晶パネルに圧力を加えてセル厚調整する密閉用シールをさらに具備することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の液晶パネル製造装置。
  5. 前記第1の処理部は、前記液晶パネルの基板面に対して一方の側に設けられた光源を更に具備し、
    前記液晶パネルの基板面に対して他方の側に設けられ、前記光源から射出して前記液晶パネルを通過した透過光もしくは前記液晶パネルの表面で反射した反射光を検出する光検出部と、
    前記光検出部による検出に基づいてセル厚を検出するセル厚検出部と、
    検出されたセル厚と目標値とを比較して、比較結果に応じた圧力を前記加圧治具にかける圧力制御部と
    を具備することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の液晶パネル製造装置。
  6. 前記第2の処理部は、前記封止剤が液晶注入口に塗布された後、前記加圧治具内の圧力を所定値まで減圧することにより封止剤を注入口内に引き込むための減圧部を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の液晶パネルの製造装置。
  7. 前記圧力制御部は、前記加圧治具に対してほぼ30kPa程度の圧力を加圧し、
    前記減圧部は前記封止材を塗布後、前記加圧治具に対してほぼ10〜20kPa程度減圧する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の液晶パネルの製造装置。
  8. (a)ステージ上に加圧治具を載置して液晶パネルを装着する工程と、
    (b)前記ステージをステージ駆動部により所定角度回転させて、第1の処理部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、
    (c)前記第1の処理部において、ステージのほぼ回転中心から前記加圧治具に接続されるエアー供給路からエアーを供給することにより加圧治具内に圧力をかけ、液晶パネルのセル厚を調整する工程と、
    (d)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、第2の処理部に移動させる工程と、
    (e)前記第2の処理部において所定の処理を行う工程と、
    を具備することを特徴とする液晶パネルの製造方法。
  9. 前記工程(e)において、前記第2の処理部は、前記液晶パネルの開口部に封止剤を塗布するものであり、
    さらに、(f)前記エアー供給路を介して加圧治具内の圧力を減圧する工程と、
    (g)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、第3の処理部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、
    (h)前記第3の処理部において、前記液晶パネルの基板に対してほぼ垂直方向から紫外線を照射して前記封止剤を硬化させる工程と、
    を具備することを特徴とする請求項8に記載の液晶パネルの製造方法。
  10. 前記工程(a)、(c)、(e)及び(h)は、同時に行われることを特徴とする請求項8または9に記載の液晶パネルの製造方法。
  11. 回転可能なステージと、
    前記ステージ上の外周に沿って複数配置され、液晶パネルを保持する加圧治具と、
    前記ステージのほぼ回転中心から各加圧治具に分岐するエアー供給路と
    を具備することを特徴とする圧着封止装置。
  12. 液晶パネルの製造装置前記ステージの外側に配置され、前記加圧治具により保持された液晶パネルのセル厚を、前記エアー供給路を介して供給されるエアーを用いて調整するセル厚調整部と、
    前記ステージの外側で前記セル厚調整部と隣接する位置に配置され、前記セル厚が調整された液晶パネルに対して開口部に封止剤を塗布する封止剤塗布部と
    を具備することを特徴とする請求項11に記載の圧着封止装置。
  13. 前記ステージの外側で前記封止剤塗布部と隣接する位置に配置され、前記液晶パネルの開口部に塗布された封止剤を硬化する処理を施すUV照射部を更に具備することを特徴とする請求項11または12に記載の圧着封止装置。
  14. 前記加圧治具は、液晶パネルの基板面に対向する面において枠状に設けられ、前記液晶パネルの基板面に当接して空間を形成し、該空間に前記エアー供給路を介してエアーを供給することにより前記液晶パネルに圧力を加えてセル厚調整する密閉用シールをさらに具備することを特徴とする請求項11
    ないし13いずれかに記載の圧着封止装置。
  15. (a)ステージ上に加圧治具を載置して液晶パネルを装着する工程と、
    (b)前記ステージをステージ駆動部により所定角度回転させて、セル厚調整部に対面する位置まで加圧治具を移動させる工程と、
    (c)前記セル厚調整部において、ステージのほぼ回転中心から前記加圧治具に接続されるエアー供給路からエアーを供給することにより加圧治具内に圧力をかけ、前記液晶パネルのセル厚を調整する工程と、
    (d)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、封止剤塗布部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、
    (e)前記封止剤塗布部において、前記液晶パネルの開口部に封止剤を塗布する工程と、
    (f)前記エアー供給路を介して加圧治具内の圧力を減圧する工程と、
    (g)前記ステージを前記ステージ駆動部により所定角度回転させて、UV照射部の所定位置まで加圧治具を移動させる工程と、
    (h)前記UV照射部において、紫外線を照射して前記封止剤を硬化させる工程と、
    を具備することを特徴とする圧着封止方法。
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