JP3827708B2 - 軟x線を利用した静電気除去装置 - Google Patents

軟x線を利用した静電気除去装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3827708B2
JP3827708B2 JP2005507781A JP2005507781A JP3827708B2 JP 3827708 B2 JP3827708 B2 JP 3827708B2 JP 2005507781 A JP2005507781 A JP 2005507781A JP 2005507781 A JP2005507781 A JP 2005507781A JP 3827708 B2 JP3827708 B2 JP 3827708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soft
tube
ray
voltage
filament
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005507781A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006514421A (ja
Inventor
ドン−ホーン・イ
Original Assignee
スンチェ・ハイテック・カンパニー・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by スンチェ・ハイテック・カンパニー・リミテッド filed Critical スンチェ・ハイテック・カンパニー・リミテッド
Publication of JP2006514421A publication Critical patent/JP2006514421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3827708B2 publication Critical patent/JP3827708B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05FSTATIC ELECTRICITY; NATURALLY-OCCURRING ELECTRICITY
    • H05F3/00Carrying-off electrostatic charges
    • H05F3/06Carrying-off electrostatic charges by means of ionising radiation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

この発明は静電気除去技術に関するものて,特に軟X線(soft X-ray)を利用し静電気を除去して,静電気を効率的に除去する為の静電気発生装置から熱特性が優秀なセラミックとタングステンを使用する静電気除去技術に対して開示する。
一般的に液晶パネル(LCD),PDPおよび半導体製造工程等て静電気発生により微細なごみがLCD,PDP及び半導体ウエハに微細なごみが付着するとか静電気放電によりパターンの破壊を惹起して製品の収率を低下し製造原価を上昇させる主要な要因となる。
現在このような製造工程から静電気除去のため対策にコロナ放電(Corona discharge)によってイオンを生成させるイオンバーおよびイオンブロワーを静電気除去装置に使用しているが,この装置はコロナ放電によるイオンを発生しイオン化された空気を吸出す為にファンを使用して空気を代流する。この過程で高電圧放電によるスパッタリング現象で放電電極の終りの部分に0.01μm以下の金属微粒子が最も多く(数万個/ft)発生して付着されてファンによって強制代流で離れ落とされる半導体,PDPおよびLCDパターン周囲に付着されて不良を惹起させる。
また高電圧放電の時発生するO(Ozone)ガスが4〜10ppm程度で粉塵の付着を促進する役割をするたけでなく生成された+イオンと−イオンとのバランスが随時に変りその時ごとにイオンバランスを再調整しなければならない不便さがある。よって微粒ごみを発生しないで空気を代流する必要がない新たな静電気除去技術の登場が必要になった。
図1は従来技術による代表的なコロナ放電式静電気除去装置の電圧印加式静電気除去装置の動作原理をあらわすものである。図示のようにイオン生成放電電極(20)に高電圧(10)を印加して放電体(40)と電極との間のコロナ放電により放電電極(20)周囲の気体が電離し+および−イオンが生成する。この時上記生成された+或いは−イオンによって静電気を中和することがてきる。30は上の方法による生成イオングループをあらわす。よって微粉のごみを発生せず空気を対流する必要がない静電気除去技術の登場が必要になった。
一方最近超精密系電子工業技術の進歩と共にバイオサイエンス分野が目覚ましく高度化しているが,これらの分野は清浄または無菌に近いクリーンルームを形成すための空気清浄技術をその基盤とする。しかしクリーンルームの帯電物体が存在すると静電気力によって粉塵が吸入され付着するため,静電気は汚染の原因となる。よって粉塵を吸入して付着させる静電気はLCD,PDPおよび半導体製造工程のようにクリーンルームにおいて製品収率に影響を受ける主要な要素の中の1つである。特に超高密度集積半導体(Ultra Large Scale Integrated circuit: ULSI),PDP(PLASMA DISPLAY PANNEL)及びTFT-LCD(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display)の製造において絶縁酸化膜(SiO2)またはガラス表面は高絶縁体のために静電気が安すく帯電する。このような過程で発生する静電気は製品の信頼性を顕著に低下させるたけでなく製品収率低下の直接的な原因になる。このように静電気による浮遊微粒子付着汚染半導体の微細化技術に対し極大の障害になり,若干の汚染だけでも半導体の特性に大きな悪影響をあたえる事がある。よって静電気除去のため新たな除電方式の必要性が台頭されている。
この分野の従来技術としては特許文献1がある。この特許のX-線発生器はこれを利用した静電気除去装置に関したものである。特許による静電気除去装置は保護ケース,軟X-線を発生するX-線管,電源装置を具備していて,X-線管はバルブ,カソード,出力窓,出力窓支持部,フランジ部,ターゲットを具備しており,これらX-線管内部構成要素と保護ケースとはお互いに熱的および電気的に連結されている。
この分野のほかの従来技術としては特許文献2がある。この特許は静電気除去技術に関するもので,静電気を除去する所定の帯電物体が配置された雰囲気に対してX線を照射する位置に,所定のターゲット電圧およびターゲット電流が付与されるターゲットを内蔵し、同時にベリリウム(Be)窓を持つX線管を配置し,上記ベリリウム窓から主波長が2Å以上20Å以下の範囲の上記X線が照射てきる領域の上記雰囲気に包含する元素をイオン化する事によって,上記イオンを包含する上記雰囲気中でのような上記の所定帯電物体の静電気を除去する。
それでもこのような従来技術で発生する,X線波長が大きく,X線発生装置の熱的特性が優秀でなかった。
美国特許第5,949,849号 日本特許第2951477号
窓の材質としてベリリウム(Be)薄膜にタングステン(W)を蒸着したのを使用するイオン生成管の軟X線管からエネルギーが高い1.2Å以上1.5Å以下の波長を持つ軟X線を発生させ静電気除去対象物体の静電気を中和および弱化して,直接ガス分子をイオン化し不活性ガス内でも静電気を除去するヘッド部;
上記ヘッド部を包んでおり,作業者が放射線に被爆しないように上記ヘッド部から軟X線の漏出を防止する軟X線保護部;および
上記ヘッド部と上記軟X線保護部とが電気的に連結され上記ヘッド部が軟X線を適正に発生するようにイオン生成を制御するため上記軟X線管に軟X線管のフィラメント電圧及び軟X線管のイオン生成を制御するためターゲット電圧を供給する電源制御部を包含して構成され,
帯電物体の近方の周囲ガスを電離させイオンと電子を生成して帯電物体表面の静電気を除去することを特徴とする軟X線を利用する静電気の除去装置の所望的な一実施例。
この発明では,上記軟X線保護部は,厚さ1mmの鋼板で構成され,安全のために上記電源制御部の動作与否を制御する連動スイッチ(interlock switch)と上記連動スイッチをオン/オフするドアとを装着しており,上記ドアが開放した状態では上記ヘッド部が軟X線を発生しないようにするのが所望的だ。
この発明では,上記電源制御部はPWMモジュレイターを使用してアノード電圧(ターゲット電圧)とフィラメント電流とをパルスウィドス制御方法で制御し,FETを使用してハーフブリッジ回路を構成して30kHzの周波数にスイッチングして,上記PWMモジュレイターとハーフブリッジ回路とはフィラメント電源及びアノード電圧発生用に各各ひとつずつ設置されるのが所望的だ。
この発明では,上記電源制御部のアノード電源部は管電圧センサを通じフィードバック受けてターゲットが9.5KVの定電圧に動作するようにして,フィラメント定電圧電源装置の隔離された変圧器はフィラメント電流センサと管電流センサを通じ電流をフィードバック受けてフィラメントが150μAの定電流で動作するようにして,管電流センサを通じフィードバック受けて長時間使用しても軟X線の発生量が変化しないようにするのが所望的だ。
この発明では,上記電源制御部のアノード電圧発生部は,
高電圧を発生する高圧変圧器;
上記高圧変圧器によって発生した高電圧を感知する管電圧センサ;
電圧を上記管電圧センサを通じフィードバック受けて定電圧で動作できるようにする高電圧ダブリング整流器;
フィラメント電流を生成する変圧器;
上記変圧器によって生成されたフィラメント電流を感知するためのフィラメント電流センサ;および
セラミツク軟X線チューブを固定して電線を高電圧絶縁して導入する部分;を包含してできるのが所望的だ。
この発明では,上記軟X線管はイオンを生成して軟X線を発生するため真空管で構成され軟X線管の発熱温度を抑制するためにセラミック管を使用するのが所望的だ。
この発明では,上記静電気除去装置の有効な最大設置距離は2000mmなことが所望的だ。
この発明では,帯電物体近方の周囲ガスを電離させイオンを生成して帯電物体表面の静電気を除去するのが所望的だ。
エネルギーが高い光(波長1.2Å〜1.5Å)を照射して直接ガス分子をイオン化して不活性ガス内でも静電気除去が可能で帯電物体近方の周囲ガスを電離させイオンを生成して帯電物体表面の静電気を除去する軟X線を利用した静電気除去装置に使用する軟X線管製作方法において,
セラミックチューブのメタライジング膜を得るためセラミック上のMo Mnペイストをシルクスクリーンでペインティングした後水素雰囲気から1,350℃て2時間加熱した後冷却する段階;
上記冷却後ブレージングの時にしめる性質を増進させるためメタライジングされた面に無電解ニッケルを鍍金する段階;
上記ニッケル鍍金の後発生する電子の量によってタングステンフィラメントの直径を決定して,所定の厚さの鋼鉄棒に所定回数(turn)くらいフィラメントを巻いて引き出しLaBaOでコーティングする段階;
上記LaBaOコーティングの後ベリリウムウィンドウプレート上にアノード物質をコーティングしてこの時ブレージングが出来る側面の余白はコーティング出来ないように残し73%の銀(Ag)と27%の銅(Cu)で構成したフィラーメタルにコーティングしたアノード表面に流入して効率が低減するのを防止する段階;
上記アノ-ド物質コーティングのあとFVAS(Filtered Vacuum Arc Source)コーティング装置を利用してBeウィンドウプレートの上のWをコーティングする段階;
専用真空路を使用して高真空ブレージングをしながら,モリブデンヒーターを使用して900℃まて温度が到達するようにして,到達真空度はターボモレキュラーポンプとロータリーポンプを利用して4x10-7 Torrまて出来るように排気する段階;および
管の寿命を延すために内部陰極の周辺にZr-Ni-V-Feの物質で構成されたノンエバポレイブルゲッターで450℃からジガシングされ活性化するゲッターを挿入する段階;を具備して出来る,軟X線管の製造方法の所望的な一実施例。
この発明では,上記ゲッターはフィラメントを張る時陰極のTiシリンダー外壁にスポット溶接で固定して,活性化されたゲッターは密閉したチューブ内部の空間から発生するガスを吸着させて真空度を長く維持してチューブの寿命を延長するのが所望的だ。
この発明では,上記軟X線を発生させるためのターゲット電圧は9.5kV,フィラメント電流は150μAのことが所望的だ。
<図面の簡単な説明>
上記のように動作する従来技術の問題点を解決するため創案したこの発明の目的はLCD,PDPおよび半導体工程とおなじクリーンルーム中でガラス基板及びウエハ表面に蓄積された静電気を除去するのに適合な特性波長(1.2Å以上1.5Å以下)の軟X線を利用した静電気除去装置を提供する事である。
この発明のこれ以外の目的と長点は下記の発明の詳細な説明を読み添付図面を参照するとより明白だ。
添付図面は,
図1は従来の電圧印加式静電気除去装置の除電原理を現した図面で;
図2はこの発明による軟X線静電気除去装置構成の1つの実施例を現わすブロック図で;
図3はこの発明による電源制御部構成の1つの実施例を現わすブロック図。
図4はこの発明に適用する軟X線管内部構成図。
図5はこの発明に適用する軟X線発生装置のイオン生成原理を現わす図面。
<図面の主要部分に対する符号の説明>
10:AC高電圧
20:放電電極
30:イオングループ
40:帯電物体
100:ヘッド部
150:イオン生成管
151:ウィンドウ部
152,154,158:フィラーメタルリング
153:アノード プレート
155:セラミックシリンダー
156:チタニウムフォイルシリンダー
157:タングステンフィラメント
159:セラミックピンヘッド
200:軟X線保護部
210:ドア
220:インターロックスイッチ
300:電源制御部
310:PWMモジュレイター
320:FETブリッジ回路部
330:フィラメント電流センサー部
340:高圧変圧器(ターゲット電源部)
350:高圧整流器(ターゲット電源整流部)
360:隔離変圧器(フィラメント電源部)
370:管電圧センサ(ターゲット電圧センサ部)
380:管電流センサ(ターゲット電流センサ部)
390:リファレンスコンパレイター
400:光イオン化装置
S410:安定した原子/分子状態
S420:微弱X線が安定した原子/分子との衝突状態
S430:安定した原子/分子が+イオンを現わす状態
S440:電子が安定した原子/分子と結合する状態
S450:電子と結合した原子/分子が−イオンを現状態
<所望的な一実施例の詳細な説明>
1.発明の構成
この発明による軟X線利用した静電気除去装置は,窓の材質としてベリリウム(Be)薄膜のタングステン(W)を蒸着されたものを使用するイオン生成管の軟X線管からエネルギーが高い1.2Å以上1.5Å以下の波長を持つ軟X線を発生させ静電気除去対象物体の静電気を中和および弱化して,直接ガス分子をイオン化して不活性ガス(N2,Ar)内でも静電気を除去するヘッド部(100),上記ヘッド部を包み,作業者が放射線に被爆しないように上記ヘッド部から軟X線が漏出するのを防止する軟X線保護部(200)および上記ヘッド部と上記軟X線保護部とを電気的に連結し上記ヘッド部の軟X線が適正に発生するようにイオン生成を制御するために上記軟X線管に軟X線管のフィラメント電圧と軟X線管のイオン生成を制御するためにターゲット電圧を供給する電源制御部(300)、を包含して構成する。
この発明では,帯電物体近方の周囲ガスを電離させイオン又は電子を生成して帯電物体表面の静電気を除去するのが特徴である。
そうして上記軟X線保護部は,厚さ1mmの鋼板で構成され,安全のため上記電源制御部の動作与否を制御する連動スイッチ(interlock switch)と上記連動スイッチをオン/オフさせるドアとを装着し,上記ドアが開放した状態では上記ヘッド部が軟X線を発生しないのが特徴である。
上記電源制御部はPWMモジュレイターを使用しアノード電圧(ターゲット電圧)とフィラメント電流をパルスウィドス制御方法により制御して,FETを使用してハーフブリッジ回路を構成して30kHzの周波数にスイッチングして,上記PWMモジュレイターとハーフブリッジ回路はフィラメント電源とアノード電圧発生用に各各1つずつ設置されるのが特徴である。
上記電源制御部のアノード電圧発生部に管電圧センサを通じフィードバック受けてターゲットが9.5KVの定電圧で動作するようにする,フィラメント定電圧電源装置である隔離した変圧器はフィラメント電流センサと管電流センサを通じて電流をフィードバック受けてフィラメントが150μAの定電流で動作するようにして,管電流センサを通じフィードバック受けて長時間使用しても軟X線の発生量が変化しないようにするのが特徴である。
上記電源制御部のアノード電圧発生部は,高電圧を発生する高圧変圧器,上記高圧変圧器により発生した高電圧を感知する管電圧センサ,電圧を上記管電圧センサを通じフィードバック受けて定電圧で動作するようにする高電圧ダブリング静流器,フィラメント電流を生成する変圧器,上記変圧器によって生成したフィラメント電流を感知するためのフィラメント電流センサ,セラミック軟X線チューブを固定して電線を高電圧絶縁し。導入する部分を包含してできあがるのが特徴である。
そうして上記軟X線管はイオンを生成し軟X線を発生させるための真空管で構成し、軟X線管の発熱温度を抑制するためにセラミック管を使用するのが特徴である。
上記静電気除去装置の有効な最大設置距離は2000mm,帯電物体近方の周囲ガスを電離させイオンまたは電子を生成して帯電物体表面の静電気を除去するのが特徴である。
一方,エネルギーが高い光(波長1.2Å~1.5Å)を照射し直接ガス分子をイオン化して不活性ガス内でも静電気除去を可能にして帯電物体近方の周囲ガスを電離させてイオンまたは電子を生成して帯電物体表面の静電気を除去する軟X線を利用した静電気除去装置に使用する軟X線管製作方法は,セラミックチューブのメタライジング膜を得るためセラミック上のMo Mnペイストをシルクスクリーンでペインティングしたあと水素雰囲気から1,350℃で2時間加熱した後に冷却する段階(s20),上記冷却後ブレージングする時にしめる性質を増進させるためにメタライジングされた面に無電解ニッケルを鍍金する段階(s40),上記ニッケル鍍金の後に発生させる電子の量によってタングステンフィラメントの直径を決定して,所定の厚さの鋼鉄棒に所定回数(turn)くらいフィラメントを巻いて引出しLaBaOでコーティングする段階(s60),上記LaBaOコーティング後、ベリリウムウィンドウプレート上にアノード物質をコーティングしこの時ブレージングのでき上がる側面の余白はコーティング出来ないように残しておき73%の銀(Ag)と27%の銅(Cu)とで構成されたフィラーメタルがコーティングされたアノード表面に流入れ効率の減少を防止する段階(s80),上記アノ-ド物質コーティング後、FVAS(Filtered Vacuum Arc Source)コーティング装置を利用してBeウィンドウプレート上にWをコーティングする段階(s100),専用真空濾を使用して高真空ブレージングをして,モリブデンヒーターを使用して900℃まて温度が到達するようにして,到達真空度はターボモレキュラーポンプとロータリーポンプを利用して4x10-7Torrまで出来る様に排気する段階(s120),ブレージング接合時に必要なチューブ内の真空排気が円滑にメルティングポイントを越すと溶かしてみんなの材料か1つのかたまりになり、チューブ内に高真空状態を維持するためみんなの部品を準備した後、チューブ内の真空度が可能な限り高い高真空状態を維持するために、フィラーメタルをエンボシングしてブレージングする段階(s140)および管寿命を延すため内部陰極の周辺にZr-Ni-V-Feの物質で構成したノンエバポレイブルゲッターで450℃からジガシングされ活性化するゲッターを挿入する段階(s160)を具備して出来上がるのが特徴である。
この時上記ゲッターにフィラメントを張る時陰極のTi シリンダー外壁にスポット溶接で固定し、活性化されたゲッターは密閉されたチューブ内部の空間から発生するガス吸着をして真空度を長く維持してチューブの寿命を延長することが特徴である。
また上記軟X線を発生させるためターゲット電圧は9.5kV,フィラメント電流は150μAである。
2.所望的な実施例
上で言及した問題点を解決するために軟X線式(1.2Å以上1.5Å以下)による空気気体電離作用を利用して周囲雰囲気の酸素および窒素分子をイオン化して静電気除去対象物体の静電気を緩和させる。この発明では,静電気除去装置の微粉状態のごみを全然発生しないので,または空気を対流する必要がないからLCD,PDPおよび半導体製造工程に適合である。
この発明はセラミック管を採択した軟X線式静電気除去装置で両極とX線窓とを一体化したセラミック透過両極X線管を使用したため発熱温度を抑制でき、おなじ線量を発生するガラス管式X線管に比べて厚さが少なく軟X線発生効率が高く少しの電源装置でも駆動が可能である。セラミック管を利用した軟X線式静電気除去装置はLCD,PDPおよび半導体製造工程で静電気による素子の破壊を予防し収率を向上するだけでなくLCDおよび半導体の製造技術水準を向上させる。
上記のようにおなじ目的を達成するために創案したこの発明の静電気除去装置(1000)の所望的実施例は,軟X線を発生させ静電気を除去する対象物体(50)の静電気を中和および弱化させるヘッド部(100),上記ヘッド部を包み上記ヘッド部から軟X線の漏出を防止する軟X線保護部(200)および上記ヘッド部が軟X線を適正に発生するようにイオン生成を制御するための制御信号および制御電圧を上記ヘッド部に供給する電源制御部(300)を包含して構成する。
この発明は従来技術の問題点を解決するためにコロナ制電方式とは基本原理が異なる、軟X線(1.2Å以上1.5Å以下の波長)静電気除去装置を提供する。この発明による軟X線静電気除去装置はコロナ放電式静電気除去装置とは基本的にイオン生成方法の原理が異なっている。
添付された図面を参照しこの発明の構成および動作に対して詳細な説明は次の様である。
図2はこの発明による軟X線静電気除去装置構成の実施例を表すブロック図で,ここに図示した通りでありこの発明の静電気除去装置は,軟X線を発生させるヘッド部(Head Unit)(100)と作業者が放射線に被爆しないように上記ヘッド部(100)軟X線の漏出を防止するため上記ヘッド部(100)を包んている軟X線保護部(200)および上記ヘッド部(100)と上記軟X線保護部(200)とは電気的に連結され上記ヘッド部(100)の軟X線発生を適正に制御するための電源制御部(Power control unit)(300)を具備している。
軟X線の漏出を防止するため上記軟X線保護部(200)は厚さが1mmの鋼板で構成していて安全の為に上記電源制御部(300)の動作与否を制御する連動スイッチ(Interlock Switch)(220)と上記連動スイッチ(220)をオン/オフするドア(210)とを装着して,ドア(210)が開放した状態では上記ヘッド部(100)が軟X線を発生しないようにした。上記ヘッド部(100)は軟X線管を使用して軟X線を発生させ,上記電源制御部(300)は上記軟X線管に電圧を供給する。
図3はこの発明による電源制御部(300)構成の所望的な1つの実施例を表したブロック図で,図示と同じく,軟X線管(150)のフィラメント電圧(直流+3V)と,軟X線管のイオン生成を制御するためのターゲット電圧(9.5kV)を供給する。以下この発明による電源制御部(300)の動作および効果に対して詳細に説明すると次のようである。
この発明ではパルスウィドスモジュレイター(例としてLT3526 PWM IC)(310)を使用してアノード電圧(ターゲット電圧)とフィラメント電流をパルスウィドス制御方法により制御して,FET(例としてIRFP640)を使用してハーフブリッジ回路(320)を構成して30kHzの周波数でスイッチングする。PWMモジュレイター(310)とハーフブリッジ回路(320)はフィラメント電源とアノード電圧発生用に各各1つずつ設置する。
この発明ではアノード電圧発生部の高圧変圧器(340)及び高圧ダブリング整流器(350)は電圧を管電圧センサ(370)を通じフィードバック受けて定電圧(9.5kV)て動作出来るようにする。反面、フィラメント定電圧電源装置の隔離した変圧器(360)は電流を管電流センサ(380)を通じフィードバック受けて定電流(150μA)で動作する。
何故ならば定電流回路を構成されてフィラメントが細くなると静電気の時は反対にフィラメント(157)温度が上昇しながら早期にフィラメントの断線を招来するためである。またこの発明では管電流を管電流センサ(380)を通じフィードバック受けて長時間使用しても軟X線の発生量が変化しない。
アノード電圧発生部は高電圧を発生する高圧変圧器(340)は高電圧ダブリング整流器(350),フィラメント電流を生成する変圧器(360),フィラメント電流センサ(330),管電圧をセンシングする管電圧センサ(370),管電流をセンシングする管電流センサ(380)およびセラミック軟X線チューブを固定して電線を高電圧絶縁し導入する部分を包含して出来る。高電圧を発生する変圧器(340)とフィラメント電流を生成する変圧器(360)みんなが高電圧用変圧器で,この実施例ては7W程度の電力容量が必要だ。ここで153はアノードプレートである。
上記イオン生成管である軟X線管(soft X-ray tube)(150)はイオンを生成して軟X線を発生するために真空管で構成し,軟X線を生成するためにイオン生成管窓(ターゲットまたはウィンドウ)はベリリウム(Be)薄膜にタングステン(W)を増着した材質を使用する。
上記軟X線管(150)は電子を発生するフィラメント(157)と金属ターゲット(Be+W)が入れられている軟X線管,電子を高速に加速する高電圧発生部を包含して出来ている。軟X線は上記フィラメント(157)によって発生して上記高電圧発生部により加速された電子が上記金属ターゲットに衝突して発生する。
また390はリファレンスコンパレイターである。
この発明によるイオン生成管(150)の動作おおび効果に対して説明すると次のようである。図4はセラミック透過両極軟x線チューブの部品を次次に配列したもので次に説明するいろいろな過程を通じて完成したX線管が製作出来る。
セラミックシリンダー(155)のメタライジングはセラミックのためMo Mnペイストをシルクスクリーンにペインティングした後水素雰囲気から1,350℃で2時間加熱した後冷却してメタライジング膜を得ることができる。そうしてブレージングの時にしめる性質を増進させるためメタライジングされた面に無電解ニッケル鍍金をする。
タングステンフィラメント(157)は発生する電子の量によって決定されこの発明の実施例では直径0.125mm のフィラメントを使用し,1mmの鋼鉄棒に12turnを巻いて引き出しLaBaOコーティングをする。
ベリリウムウィンドウプレート(151)のためアノード物質をコーティングするときブレージングになる側面の余白はコーティングできないように残しておき73%の銀(Ag)と27%の銅とで構成したフィラーメタルling(152)がコーティングされたアノード表面に流入され効率が低減するのを防止する。Beウィンドウプレート(151)上のWコーティングFVAS(Filtered Vacuum Arc Source)コーティング装置を利用する。高真空ブレージングのために真空炉を使用する。到達温度はモリブデンヒーターを使用して900℃まで,到達する。真空度はターボモレキュラーポンプとロータリーポンプを利用して4x10-7 Torrまで排気する。
みんなの部品を準備した後ブレージングをする時チューブ内の真空度が可能な限り高い高真空状態を維持するようにするためフィラーメタルをエンボジングして使用する。これはブレージング接合時にチューブ内の真空排気が円滑になるようしてメルティングポイントを越えると溶けてみんなの材料が1つのかたまりになりながらチューブ内には高真空状態を維持するようにするためである。
管の寿命を延すため内部陰極の周辺にチタニウムフォイル シリンダーのゲッター(156)を挿入してゲッターはZr-Ni-V-Fe等の物質で構成したノンエバポレイブルゲッターで450℃からジガシングされ活性化されるタイプである。ゲッターはフィラメントを張る時陰極のTiシリンダー外壁にスポット容接で固定しブレージングをする時高真空中で450℃以上の温度から活性化され,活性化したゲッターは密閉されたチューブ内部の空間に発生するガスを吸着して真空度を長く維持してチューブの寿命を延長することになる。
ここで153はアノードプレート,154と157はフィラーメタルリング,159はセラミックピンヘッドである。上記151乃至159が順序により組立されたのが150である。
図5はこの発明に適用する軟X線発生装置のイオン生成原理をあらわす図面である。S410は安定になった原子/分子状態をあらわし,S420は微弱X線が安定された原子/分子と衝突する状態をあらわし,S430は安定した原子/分子が+イオンを示す状態を表し,S440は電子が安定な原子/分子と結合する状態をあらわし,S450は電子と結合した原子/分子が−イオンを示す状態をあらわしている。
図示のように軟X線発生装置はコロナ放電によってイオンを発生させる従来の静電気除去装置と異なりエネルギーが高い光(波長1.2Å〜1.5Å)を照射するため,直接ガス分子をイオン化して不活性ガス内でも静電気除去が可能である。
この発明で軟X線を発生させるためのターゲット電圧は9.5kV,フィラメント電流は150μAである。
上記のように構成する軟X線静電気除去装置の特徴は高濃度のイオンを生成出来るから相当な短時間内に静電気除去が可能になり,また残留静電気電圧がひじょうに低く大気圧状態の不活性ガス雰囲気中でも静電気除去が可能という点である。
軟X線を利用した静電気除去装置は帯電物体近方の周囲ガスを電離させイオンを生成して帯電物体表面の静電気を除去する。イオンの返送のために送風装置が必要な従来のコロナ放電式静電気除去装置とは異なり,軟X線を使用して無風状態の雰囲気中でも静電気の除去ができる長点を持っている。
この発明で軟X線静電気除去装置の静電気除去能力は模擬帯電電圧を10%程度まで低下する時間的比率とイオン電流であらわすことができる。イオンによる中和で静電気除去装置のイオン生成能力が大きいなら当然に短時間にて静電気除去が可能である。
この発明によって開発された軟X線静電気除去装置を使用して帯電物体と静電気除去装置との設置距離,静電気除去装置設置角度に対する実験を実施した。実験の結果つぎのような結論を得た:
1)帯電物体の帯電状態について適切な設置距離を選択して実験結果静電気除去装置の最大設置距離は2000mmまで有効な静電気除去能力を得た。
2)静電気除去装置の設置角度につれて静電気除去効率の差異は別にないが立体角度115°以内のとき比較的優秀であつた。
3)軟X線静電気除去装置の発生イオン電流は最大+630nA,-523nAにあらわれた。設置距離100mmまではイオン電流が増加したが,100mm以上ではゆつくり低下して900mmから17〜18nAに低下した。
4)この発明から開発された軟X線静電気除去装置は微粒子と粉塵の汚染が全然発生しないことで半導体とTFT-LCD, PDP製造工程に適合である。
この発明によって軟X線を利用した静電気除去装置(または光照射式静電気除去装置)は帯電物体近方の周囲ガスを電離させイオンを生成して帯電物体表面の静電気を除去する。よって軟X線静電気除去装置は大気圧不活性気体中でも酸素を含有した雰囲気中(即ち空気中)において有効な静電気除去装置だ。
上で言及したようにこの発明の静電気除去装置は,静電気除去対象物体である可燃性粉体,塗料,LCD,PDPおよび半導体製造工程から発生する静電気を中和・緩和する装置で,軟X線を利用する。
よってこの発明の軟X線照射静電気除去方式はコロナ放電式静電気除去装置に比べてつぎのような長点を持っている:
1)N2,Ar等の不活性ガスの雰囲気でも静電気除去が可能である。
2)残留帯電電位をほとんど±5V以内に維持することができる。
3)短時間(ほとんど1sec程度)内で静電気除去が可能である。
4)周囲雰囲気中のガス依存性がない。
5)電極を使用しないから無発塵(Dust Free)が可能である。
6)電子雑音(Electromagnetic Noise)がない。
7)別の維持および補修が必要でない。(Maintenance Free)
このようにこの発明は多様に変形することができいろいろな形態を取ることができて上記発明の詳細な説明ではこれにつれた特別な実施例に対してだけを記述し、でもこの発明は上記発明の詳細な説明で言及した特別な形態に限定することでない事と理解しなければならない。なお添付した請求範囲によって定義するこの発明の精神と範囲内にあるみんなの変形物と均等物および代替物を包含する事で理解しなければならない。
<発明の効果>
以上で詳細に説明したように動作するこの発明において,開示する発明中代表的な事によって得られる効果を簡単に説明すると。次のようである。
第1に,この発明は,粉体取扱とか製造工程にて帯電された粉体の静電気を除去して着火限界以下に帯電電圧を低下させて,粉体を使用する工程,特に飼料工場,食品加工工場,高分子プラスチック製造化学工場,木材加工工場等において浮遊粉塵の静電気放電からなる火災・爆発事故を防止し,半導体,LCDおよびPDP製造工程から発生する静電気を緩和して静電気のためパターンの破壊および粉塵の吸着を事前に予防して生産収率を向上することができる。
第2に,この発明による軟X線静電気除去装置は無発塵,オゾンが未生成するたけでなく電子および静電誘導がほとんどなく,また帯電体の静電気電圧を数ボルト緩和することができる。
第3に,セラミック管を利用した軟X線式静電気除去装置は同じ線量を発生するガラス管式X線管に比べて厚さが少なく軟X線発生効率が高くちいさい電源装置で駆動が可能でありLCD,PDPおよび半導体製造工程で静電気による素子の破壊を予防して収率を向上するだけでなくLCDおよび半導体の製造技術水準を向上させる。
第4に,N2,Ar等の不活性ガスの雰囲気でも静電気除去が可能である。
第5に,残留帯電電位をほとんど5V以内に維持することができる。
第6に,短時間(1sec程度)いないに静電気除去が可能である。
第7に,周囲雰囲気中のガス依存性がない。
第8に,電極を使用しないから無発塵(Dust Free)が可能である。
第9に,電子雑音(Electromagnetic Noise)がほとんどない。
第10に,別途の維持および補修が必要ない(Maintenance Free)。
第11に,帯電物体の帯電状態につれて適切な設置距離を選択して静電気除去装置の最大設置距離は2000mmまで有効である。
第12に,静電気除去装置の設置角度につれて制電効率の差異は別にないが立体角度115°以内の時比較的に優秀であった。
第13に,軟X線静電気除去装置の発生イオン電流最大+630nA,-523nAで,設置距離100mmまではイオン電流が増加したが,100mm以上ではゆっくり低下して900mmから17〜18nAに低下した。
第14に,この発明から開発した軟X線静電気除去装置は微粒子と粉塵汚染が全然発生しないもので半導体とTFT-LCD,PDP製造工程に適合である。
第15に,軟X線静電気除去装置は大気圧不活性気体中でも酸素を含有した雰囲気中(即ち空気中)で有効な静電気除去装置である。
第16に,静電気除去対象物体の可燃性粉体,塗料,LCD,PDPおよび半導体製造工程で発生する静電気を中和・緩和させる。
従来の電圧印加式静電気除去装置の除電原理を表した図面である。 この発明による軟X線静電気除去装置構成の1つの実施例を表すブロック図である。 この発明による電源制御部構成の1つの実施例を表すブロック図である。 この発明に適用する軟X線管内部構成図である。 この発明に適用する軟X線発生装置のイオン生成原理を表す図面である。
符号の説明
10 AC高電圧
20 放電電極
30 イオングループ
40 帯電物体
100 ヘッド部
150 イオン生成管
151 ウィンドウ部
152,154,158 フィラーメタルリング
153 アノード プレート
155 セラミックシリンダー
156 チタニウムフォイルシリンダー
157 タングステンフィラメント
159 セラミックピンヘッド
200 軟X線保護部
210 ドア
220 インターロックスイッチ
300 電源制御部
310 PWMモジュレイター
320 FETブリッジ回路部
330 フィラメント電流センサー部
340 高圧変圧器(ターゲット電源部)
350 高圧整流器(ターゲット電源整流部)
360 隔離変圧器(フィラメント電源部)
370 管電圧センサ(ターゲット電圧センサ部)
380 管電流センサ(ターゲット電流センサ部)
390 リファレンスコンパレイター
400 光イオン化装置
S410 安定した原子/分子状態
S420 微弱X線が安定した原子/分子との衝突状態
S430 安定した原子/分子が+イオンを現わす状態
S440 電子が安定した原子/分子と結合する状態
S450 電子と結合した原子/分子が−イオンを現状態

Claims (6)

  1. 窓の材質としてベリリウム(Be)薄膜にタングステン(W)を蒸着したのを使用するイオン生成管の軟X線管からエネルギーが高い1.2Å以上1.5Å以下の波長を持つ軟X線を発生させ静電気除去対象物体の静電気を中和および弱化して,直接ガス分子をイオン化し不活性ガス内でも静電気を除去するヘッド部;
    上記ヘッド部を包んでおり,作業者が放射線に被爆しないように上記ヘッド部から軟X線の漏出を防止する軟X線保護部;および
    上記ヘッド部と上記軟X線保護部とに電気的に連結され、上記ヘッド部が軟X線を適正に発生するように上記軟X線管に、イオン生成を制御するための軟X線管のフィラメント電圧及びターゲット電圧を供給する電源制御部;を包含して構成され,
    帯電物体近方の周囲ガスを電離させイオンと電子を生成して帯電物体表面の静電気を除去することと、
    上記軟X線保護部は,厚さ1mmの鋼板で構成され,安全のために上記電源制御部の動作与否を制御する連動スイッチと上記連動スイッチをオン/オフするドアとを装着しており,上記ドアが開放した状態では上記ヘッド部が軟X線を発生しないようにすることと、
    上記電源制御部はPWMモジュレイターを使用してアノード電圧(ターゲット電圧)とフィラメント電流とをパルスウィドス制御方法で制御し,FETを使用してハーフブリッジ回路を構成して30kHzの周波数にスイッチングし,上記PWMモジュレイターとハーフブリッジ回路とはフィラメント電源及びアノード電圧発生用に各々一つずつ設置されることと、
    上記電源制御部のアノード電圧発生部は,
    高電圧を発生する高圧変圧器;
    上記高圧変圧器によって発生した高電圧を感知する管電圧センサ;
    電圧が上記管電圧センサを通じフィードバック受けて定電圧で動作できるようにする高電圧ダブリング整流器;
    フィラメント電流を生成する変圧器;
    上記変圧器によって生成されたフィラメント電流を感知する為のフィラメント電流センサ;および
    セラミツク軟X線チューブを固定して電線を高電圧絶縁して導入する部分;
    を包含してできることと、
    上記軟X線管はイオンを生成して軟X線を発生するため真空管で構成され軟X線管の発熱温度を抑制する為にセラミック管を使用することと、
    を特徴とする軟X線を利用する静電気の除去装置。
  2. 請求項記載の軟X線を利用する静電気の除去装置において,
    上記電源制御部のアノード電源部は管電圧センサを通じフィードバックされてターゲットが9.5KVの定電圧で動作するようにして,フィラメント定電圧電源装置の隔離された変圧器はフィラメント電流センサと管電流センサとを通じ電流がフィードバックされてフィラメントが150μAの定電流で動作するようにして,管電流センサを通じフィードバックされて長時間使用しても軟X線の発生量が変化しないようにすることを特徴とする軟X線を利用する静電気の除去装置。
  3. 請求項記載の軟X線を利用する静電気の除去装置において,
    上記静電気除去装置の有効な最大設置距離は2000mmであることを特徴とする軟X線を利用する静電気の除去装置。
  4. 請求項1に記載の静電気の除去装置に使用される軟X線管の製作方法において,
    セラミックチューブのメタライジング膜を得るためセラミック上のMo Mn ペイストをシルクスクリーンでペインティングした後水素雰囲気から1,350℃で2時間加熱した後冷却する段階;
    上記冷却後ブレージングの時にしめる性質を増進させるためメタライジングされた面に無電解ニッケルを鍍金する段階;
    上記ニッケル鍍金の後発生する電子の量によってタングステンフィラメントの直径を決定して,所定の厚さの鋼鉄棒に所定回数くらいフィラメントを巻いて引き出しLaBaOでコ
    ーティングする段階;
    上記LaBaOコーティングの後ベリリウムウィンドウプレート上にアノード物質をコーテ
    ィングしてこの時ブレージングが出来る側面の余白はコーティング出来ないように残し73%の銀(Ag)と27%の銅(Cu)とで構成したフィラーメタルにコーティングしたアノード表面に流入して効率が低減するのを防止する段階;
    上記アノード物質コーティングのあとFVAS(Filtered Vacuum Arc Source)コーティング装置を利用してBe ウィンドウプレートの上のWをコーティングする段階;
    専用真空路を使用して高真空ブレージングをしながら,モリブデンヒーターを使用して900℃まで温度が到達するようにして,到達真空度はターボ モレキュラーポンプとロ
    ータリーポンプを利用して4x10-7 Torrまで出来るように排気する段階;および
    管の寿命を延す為に内部陰極の周辺にZr-Ni-V-Feの物質で構成されたノンエバポレイブルゲッターで450℃からジガシングされ活性化するゲッターを挿入する段階;を具備してできることを特徴とする軟X線管の製造方法。
  5. 請求項記載の軟X線管の製造方法において,
    上記ゲッターはフィラメントを張る時陰極のTiシリンダー外壁にスポット溶接で固定して,活性化されたゲッターは密閉したチューブ内部の空間から発生するガスを吸着させて真空度を長く維持してチューブの寿命を延長することを特徴とする軟X線管の製造方法。
  6. 請求項記載の軟X線管の製造方法において,
    上記軟X線を発生させる為のターゲット電圧は9.5kV,フィラメント電流は150μAであることを特徴とする軟X線管の製造方法。
JP2005507781A 2003-08-14 2003-10-02 軟x線を利用した静電気除去装置 Expired - Fee Related JP3827708B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2003-0056410A KR100512129B1 (ko) 2003-08-14 2003-08-14 연 엑스선을 이용한 정전기 제거장치
PCT/KR2003/002046 WO2005018287A1 (en) 2003-08-14 2003-10-02 A device for removing electrostatic charges on an object using soft x-ray

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006514421A JP2006514421A (ja) 2006-04-27
JP3827708B2 true JP3827708B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=36383848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005507781A Expired - Fee Related JP3827708B2 (ja) 2003-08-14 2003-10-02 軟x線を利用した静電気除去装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7660097B2 (ja)
JP (1) JP3827708B2 (ja)
KR (1) KR100512129B1 (ja)
AU (1) AU2003265134A1 (ja)
TW (1) TWI228946B (ja)
WO (1) WO2005018287A1 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101126346B1 (ko) * 2004-12-14 2012-03-26 엘지디스플레이 주식회사 정전기 제거 장치
KR100680760B1 (ko) * 2005-04-19 2007-02-08 (주)선재하이테크 가요형 연엑스선 이오나이저
US7796727B1 (en) 2008-03-26 2010-09-14 Tsi, Incorporated Aerosol charge conditioner
KR101106717B1 (ko) * 2010-05-25 2012-01-18 주식회사 포스콤 X선 촬영 장치
CN101945526B (zh) * 2010-09-16 2013-04-10 四川虹欧显示器件有限公司 Pdp模组修复的防静电装置及方法
JP6378890B2 (ja) * 2013-03-01 2018-08-22 株式会社荏原製作所 基板処理方法
US20150016590A1 (en) * 2013-06-10 2015-01-15 Moxtek, Inc. Soft X-Ray Curtain Tube
US9282622B2 (en) 2013-10-08 2016-03-08 Moxtek, Inc. Modular x-ray source
US9826610B2 (en) 2014-07-23 2017-11-21 Moxtek, Inc. Electrostatic-dissipation device
US9839106B2 (en) 2014-07-23 2017-12-05 Moxtek, Inc. Flat-panel-display, bottom-side, electrostatic-dissipation
US9839107B2 (en) 2014-07-23 2017-12-05 Moxtek, Inc. Flowing-fluid X-ray induced ionic electrostatic dissipation
US9779847B2 (en) 2014-07-23 2017-10-03 Moxtek, Inc. Spark gap X-ray source
CN107114002A (zh) * 2014-11-13 2017-08-29 莫克斯泰克公司 静电耗散装置
US10524341B2 (en) 2015-05-08 2019-12-31 Moxtek, Inc. Flowing-fluid X-ray induced ionic electrostatic dissipation
US10418221B2 (en) * 2016-01-07 2019-09-17 Moxtek, Inc. X-ray source with tube-shaped field-emitter
KR101938418B1 (ko) * 2017-02-02 2019-01-14 경북대학교 산학협력단 엑스선 발생기를 구비한 세탁물 건조기, 및 상기 세탁물 건조기의 제어 방법
TWI620470B (zh) * 2017-02-24 2018-04-01 禪才高科技股份有限公司 改善用電子聚焦 x 射線管
KR102065346B1 (ko) 2018-02-08 2020-01-13 (주)선재하이테크 X선을 이용한 정전기 제거장치
KR20210021671A (ko) 2019-08-19 2021-03-02 (주)선재하이테크 방사각이 확장된 x선관
KR102217763B1 (ko) 2020-06-03 2021-02-22 어썸레이 주식회사 전자기파를 이용한 전기 집진장치
KR102455484B1 (ko) 2020-10-12 2022-10-19 어썸레이 주식회사 모듈형 전기 집진장치
KR20230101366A (ko) 2021-12-29 2023-07-06 어썸레이 주식회사 극자외선을 이용한 공조기기 분진 포집 장치 및 포집 방법

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2770033A (en) * 1951-06-14 1956-11-13 Machlett Lab Inc Method of soldering a thin beryllium member to a metal part
US3023492A (en) * 1958-11-19 1962-03-06 Gen Electric Metalized ceramic member and composition and method for manufacturing same
US3012163A (en) * 1959-04-09 1961-12-05 Norman P Goss Demountable x-ray tube
US5452720A (en) * 1990-09-05 1995-09-26 Photoelectron Corporation Method for treating brain tumors
DE69333075T2 (de) * 1992-08-14 2004-04-22 Takasago Netsugaku Kogyo K.K. Vorrichtung und verfahren zur herstellung von gasförmigen ionen unter verwendung von röntgenstrahlen und deren anwendung in verschiedenen geräten und strukturen
JP3839528B2 (ja) * 1996-09-27 2006-11-01 浜松ホトニクス株式会社 X線発生装置
US6118852A (en) * 1998-07-02 2000-09-12 General Electric Company Aluminum x-ray transmissive window for an x-ray tube vacuum vessel
KR100330190B1 (ko) 1999-07-12 2002-03-28 조순문 연x선을 이용한 정전기 제거장치
CN1316545C (zh) * 2003-11-17 2007-05-16 釜山科技园财团法人 利用软x射线的防静电装置

Also Published As

Publication number Publication date
AU2003265134A1 (en) 2005-03-07
KR100512129B1 (ko) 2005-09-05
WO2005018287A1 (en) 2005-02-24
US20070103841A1 (en) 2007-05-10
JP2006514421A (ja) 2006-04-27
US7660097B2 (en) 2010-02-09
TW200507699A (en) 2005-02-16
KR20040095587A (ko) 2004-11-15
TWI228946B (en) 2005-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3827708B2 (ja) 軟x線を利用した静電気除去装置
US5369336A (en) Plasma generating device
US6204605B1 (en) Electrodeless discharge at atmospheric pressure
EP0840357B1 (en) Method and apparatus for removing particles from a surface of an article
TW200423827A (en) Removal of surface oxides by electron attachment for wafer bumping applications
WO2003071839A1 (en) Plasma processing device and plasma processing method
JP5282120B2 (ja) ナノパウダー合成用のパルスアーク放電を起こさせる方法および装置
WO2006112580A1 (en) A flexible soft x-ray ionizer
WO2007141885A1 (ja) イオン発生装置
RU2402098C2 (ru) Установка для плазменной обработки бесконечного материала
TW200425989A (en) Apparatus and method for removal of surface oxides via fluxless technique involving electron attachment and remote ion generation
CN1316545C (zh) 利用软x射线的防静电装置
JP4839475B2 (ja) X線照射型イオナイザ
JP2003142228A (ja) マイナスイオン発生装置
JPH08102278A (ja) イオンビーム発生装置及び方法
JP2549598B2 (ja) オゾン発生装置
JP3175891B2 (ja) プラズマ発生装置およびそれを用いたエッチング方法
JP2007258096A (ja) プラズマ処理装置
JP4919272B2 (ja) カーボンナノチューブ形成装置、カーボンナノチューブ形成方法
JP2006260948A (ja) X線発生装置を備えたイオナイザ
JP2605692B2 (ja) イオンビーム装置
JP4841177B2 (ja) プラズマ洗浄処理装置
CN220526865U (zh) 紫外线照射装置
JP3674575B2 (ja) 誘電体バリア放電ランプ装置
JP6743517B2 (ja) イオン発生方法およびイオン発生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20060120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060606

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3827708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100714

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110714

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120714

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130714

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees