JP3827493B2 - レンズ金型の傾き測定方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、測定面上で測定用プローブをXY座標方向に走査することにより、測定用プローブのXY座標位置でのZ座標データの列を求め、このZ座標データの列に基づいて測定面の形状測定を行う手段を用いてレンズ製作用のレンズ金型の傾きを測定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
本発明者らが先に開発した超高精度三次元測定機は、測定面上を50mg以下の弱い測定圧の測定用プローブをXY座標方向に走査することにより、測定用プローブのXY座標位置でのZ座標の列を求め、測定面の形状が設計式からどれだけずれているかを、このZ座標データの列から直接的に測定するものである。具体的には、測定対象であるレンズやミラーの表面形状は、一般式でZ=f(X,Y)という設計式で表され、測定点のXY座標におけるZ測定値からこの設計式の値を差し引いて誤差を算出している。ここで、測定圧を50mg以下としたのは、10nm程度の高精度測定が必要であり、測定面に傷をつけてはいけないからである。
【0003】
さらに、本発明者らは、上記のような高精度測定を実用化するために、非球面レンズなどの自由曲面の形状測定や面粗さ或いは段差の形状測定などを高精度に低測定圧で測定できる三次元測定用プローブ(特開平6-265340号公報参照)を開発している。この三次元測定用プローブは、測定用プローブを搭載したXYステージをZ方向にフォーカスサーボをかけながらXY方向に移動させると、測定用プローブが測定物との測定圧を常に一定に保ちながら三次元形状に沿って移動するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の三次元測定用プローブを備えた超高精度三次元測定機は、設計式の存在する測定面の設計式からのずれ量を高精度に測定して、その測定した形状を正確に評価することができるが、測定物の設計式が存在しない箇所を基準として、この基準箇所に対し測定面がどれだけずれているかを測定して評価することができないという課題がある。
【0005】
上記課題の具体例として、レンズを製造する際に用いられるレンズ金型について、図2を参照しながら説明する。レンズ金型1は、円盤状の金型ベース1aの表面の中央部に円柱状の金型軸部1bを一体に有し、その金型軸部1bの端面にレンズの金型転写面1cが凹設されている。レンズは、表用と裏用の金型転写面1cをそれぞれ備えた2種のレンズ金型1を用いて、各レンズ金型1の各々の金型転写面1cを転写することにより製造される。この2種のレンズ金型1を突き合わす場合には、円筒状のガイド体の両側開口から各レンズ金型1の金型軸部1bを嵌入させて、金型ベース1aにおける金型軸部1bの形成面である表面をガイド体に密着させる手順で行われる。
【0006】
上記のようなレンズ金型1において、金型転写面1cは、設計式が存在することから、その形状を正確に測定して評価することができるが、金型軸部1bや金型ベース1aは、設計式が存在しないため、金型転写面1cとの相対的な位置関係を測定評価することができない。そのため、金型転写面1cの加工精度は許容範囲内であったとしても、この金型転写面1cが金型ベース1aの上記表面または底面に対し傾いていたり、金型転写面1cの光軸が金型軸部1bの中心線に対し偏心していた場合には、表用と裏用との2種のレンズ金型1の相対位置がずれた関係で突き合わされてしまう。その結果、製造されたレンズは、表面と裏面との各々の光軸がずれるため、所望の光学特性を得ることができない。
【0007】
そこで、本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、レンズ金型の金型転写面の金型ベースに対する傾きおよび金型転写面の光軸の金型軸部の中心線に対する偏心を正確に測定することのできるレンズ金型の傾きの測定方法を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、第1の発明では、3個の球をレンズ金型の金型ベースの金型軸部が形成されている側の表面上に前記金型軸部に接して載置し、前記各球を測定用プローブにより測定し、前記各球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行って各球の各々の頂点座標を算出し、3つの前記頂点座標で形成される平面を算出するとともに、2つの前記頂点座標を結ぶ直線の前記平面上での垂直2等分線の交点を前記レンズ金型の中心として算出し、前記金型軸部の端面に形成された金型転写面の形状を前記プローブにより測定し、前記平面を基準としたときの前記金型転写面の傾きと、前記レンズ金型の中心に対する前記金型転写面の中心の偏心とを算出することを特徴とする。より具体的には、同一形状の3個の位置決め球を、レンズ金型の金型ベースの表面に載置し、且つ前記金型ベース上の金型軸部に密着状態に固定し、前記各位置決め球に対し測定用プローブのセンタリングを行って仮りの測定原点を設定したのちに、前記プローブをXY座標方向に走査することにより、前記プローブのXY座標位置でのZ座標データの列を求めて前記各位置決め球の形状を測定し、前記各位置決め球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行って各位置決め球の各々の頂点座標を算出し、3つの前記頂点座標で形成される平面と各2つの前記頂点座標の垂直2等分線に基づく前記レンズ金型の中心とを算出し、前記金型軸部の端面に形成された金型転写面上に前記プローブをXY座標方向に走査して、前記プローブのXY座標位置でのZ座標データの列に基づいて前記金型転写面の形状の測定データを求め、前記平面を基準としたときの前記金型転写面の傾きと、前記レンズ金型の中心に対する前記金型転写面の中心の偏心とを算出するように構成すると、好適である。
【0009】
このレンズ金型の傾き測方法では、3個の位置決め球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行うことにより、各位置決め球の各々の測定データが、その各座標軸が設計値の各座標軸とほぼ一致したものとなり、この測定データに基づいて3個の位置決め球の各々の頂点座標を正確に算出できる。この各頂点座標を含む平面は金型ベースの表面と平行となるから、レンズ金型における設計式の存在しない金型ベースの表面およびレンズ金型自体の中心を、設計式が存在する3個の同一形状の位置決め球を介して測定できる。その結果、従来において不可能であった金型ベースの表面を基準とした金型転写面の傾き量およびレンズ金型の中心に対する金型転写面の中心の偏心量を測定評価することが可能となる。
【0010】
また、第2の発明では、3個の球を測定用プローブにより測定し、 前記各球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行って各球の頂点座標を算出し、3つの前記頂点座標で形成される平面を算出し、前記各球上にレンズ金型を載置し、前記レンズ金型の金型軸部の端面に形成された金型転写面の形状を前記プローブにより測定し、前記平面を基準としたときの前記金型転写面の傾きを算出することを特徴とする。より具体的には、各々の頂点を同一平面上に位置決めして設置した同一形状の3個の支持球に対し測定用プローブのセンタリングを行って仮りの測定原点を設定したのちに、前記プローブをXY座標方向に走査することにより、前記プローブのXY座標位置でのZ座標データの列を求めて前記各支持球の形状を測定し、前記各支持球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行って各支持球の頂点座標を算出し、3つの前記頂点座標で形成される平面を算出し、前記各支持球上にレンズ金型を位置決め状態で載置し、前記レンズ金型の金型ベース上の金型軸部の端面に形成された金型転写面上に前記プローブをXY座標方向に走査して、前記プローブのXY座標位置でのZ座標データの列に基づいて前記金型転写面の形状の測定データを求め、前記平面を基準としたときの前記金型転写面の傾きを算出するように構成すると、好適である。
【0011】
このレンズ金型の傾きの測定方法では、3個の支持球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行うことにより、各支持球の各々の測定データが、その各座標軸が設計値の各座標軸とほぼ一致したものとなり、この測定データに基づいて3個の支持球の各々の頂点座標を正確に算出できる。この各頂点座標を含む平面は3個の支持球上に載置されるレンズ金型の底面とほぼ同一であるから、レンズ金型における設計式の存在しない金型ベースの底面を、設計式が存在する3個の同一形状の支持球を介して測定できる。その結果、従来において不可能であった金型ベースの底面を基準とした金型転写面の傾き量を測定評価することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係るレンズ金型の傾きおよび偏心の測定方法のアルゴリズムを示すフローチャートであり、この測定方法は、図7に示すような形状測定機に適用することにより具現化されるので、第1の実施の形態の説明に先立って、上記形状測定機について説明する。
【0013】
図7において、レーザー測長光学系2および測定用プローブ3を搭載した移動体4は、Xステージ7およびYステージ8によりXY座標方向に移動し、測定用プローブ3は定盤9上に固定した測定物10の測定面10aに沿ってZ座標方向に移動するようになっている。レーザー測長光学系2は、周知の光干渉法などにより測定用プローブ3のZ座標方向の移動量を測定するものである。したがって、この形状測定機は、測定面10a上で測定用プローブ3をXY座標方向に走査することにより、測定用プローブ3のXY座標位置でのZ座標データの列を求め、このZ座標データの列に基づいて測定面10aの形状測定を行う。
【0014】
つぎに、本発明の第1の実施の形態に係るレンズ金型1の傾きおよび偏心の測定方法を、図2ないし図6を参照しながら、図1のフローチャートに基づき説明する。先ず、図2(a),(b)に示すように、同一形状の3個の位置決め球11を金型軸部1bの側面に接触させた状態で金型ベース1aの表面に設置する(ステップS1)。この場合、3個の位置決め球11は、金型軸部1bに密着状態に固定する必要があり、例えば、図3(a)の側面図および(b)の斜視図に示すように、下部固定具12の設置台12a上にレンズ金型1を載置し、そのレンズ金型1の金型ベース1aの表面に3個の位置決め球11を載せて、上方から上部固定具13を下部固定具12上に被せる。上部固定具13は、金型軸部1bの側面にそれぞれ密着状態に配置された3個の位置決め球11の外接円にほぼ等しい内周面を有する円筒形状になっている。これにより、3個の位置決め球11は、いずれも金型軸部1bの側面に密着状態に固定される。
【0015】
つぎに、図2(a)に示すように、測定用プローブ3を、固定状態の3個の位置決め球11の各々の上面に接触させながらXY座標方向に順次走査することにより、各位置決め球11の各々の形状を測定して各位置決め球11の(X,Y,Z)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ),(X2 ,Y2 ,Z2 ),……,(XN ,YN ,ZN )を順次取得する(ステップS2)。この(X,Y,Z)データを得るには、各位置決め球11についてXY座標における測定原点を設定する必要があり、ここでは、各位置決め球11におけるほぼ頂点と推測できる位置に測定用プローブ3を移動させるセンタリングを行い、その位置を仮りの測定原点として各位置決め球11の形状を測定する。各位置決め球11は、その製作に際しての設計式を有しているが、上記の各位置決め球11の測定による上記(X,Y,Z)データは、仮りの測定原点による測定データであるから、設計式によるデータとはXY座標位置が異なっている。そのため、以下のようにして(X,Y,Z)データを設計式によるデータに座標変換する。
【0016】
すなわち、上記(X,Y,Z)データにおけるZ座標データZK を設計式の設計値Zk ´に置き換えた(X,Y,Z´)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 ´),……,(XN ,YN ,ZN ´)を算出する(ステップS3)。さらに、(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データZ´の値を減算したZdを算出する、つまり(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データを値を減算した三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 −Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 2 ´),……,(XN ,YN ,ZN −ZN ´)を算出する(ステップS4)。
【0017】
つぎに、位置決め球11の形状測定データのZ座標Zkと設計データのZ座標Zk ´とを比較して、次の(1)式で示すような二乗平均値RMS(Root Mean Square)を算出する(ステップS5)。
【0018】
(数1)
N
RMS=〔(1/N)Σ (Zk −Zk ´)21/2 ……(1)
K = 1
続いて、周知の最小二乗法を用いて、上記RMSがより小さくなるように(X,Y,Z)データを平行移動および回転方向に座標変換する(ステップS6)。すなわち、(X,Y,Z)データを、図4に示すように、X,Y,Zの各軸の方向への平行移動と、X,Y,Zの各軸を中心に回転する方向α,β,γに上記(1)式で示されるRSMがより小さくなるよう座標変換する。その座標変換を行ったのちに、Z座標データの変化量が所定範囲内であるか否かを判別し(ステップS7)、範囲内でない場合にはステップS4にリターンして、ステップS4〜S7の処理を、座標変換によるZ座標データの変化量が所定範囲内となって最小であると判別(ステップS7)されるまで、つまりRMSが最小であると判別されるまで繰り返す。
【0019】
RMSが最小であると判別されると、その処理が3個の位置決め球11の全てについて行われたか否かを判別して(ステップS8)、全ての位置決め球11について処理が終わっていない場合には、ステップS2にリターンして、残りの位置決め球11についても上述と同様の処理を行う。これにより、Zdはゼロに近い値となり、3個の位置決め球11の各々の測定データは、その各座標軸が設計値の各座標軸とほぼ一致したものとなる。つぎに、この測定データに基づき、3個の位置決め球11の各々の頂点座標を算出する(ステップS9)。この頂点座標は、例えば、特開平2-254307号公報に記載された中心出しの方法を用ることにより、容易に算出することができる。
【0020】
つぎに、図5に示すように、上記算出した3個の位置決め球11の各頂点座標を含む平面14と、図6(a)に示すように、3つの頂点座標のうちの各2つの頂点座標の垂直2等分線17の交点で求まるレンズ金型1の中心18とを算出する(ステップS10)。3個の位置決め球11の各頂点座標を含む平面14は金型ベース1aの表面と平行となる。したがって、上記の処理では、レンズ金型1における設計式の存在しない金型ベース1aの表面の形状およびレンズ金型1自体の中心18を、球半径などの値に基づく設計式が存在する3個の同一形状の位置決め球11を介して測定できたことになる。
【0021】
つぎに、図2(b)に示すように、レンズ金型1の金型転写面1c上に測定用プローブ3を接触させながらXY座標方向に順次走査することにより、金型転写面1cの形状を測定して(X,Y,Z)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ),(X2 ,Y2 ,Z2 ),……,(XN ,YN ,ZN )を順次取得する(ステップS11)。この(X,Y,Z)データを得るには、金型転写面1cのXY座標における測定原点を設定する必要があり、ここでは、金型転写面1cのほぼ中心と推測できる位置に測定用プローブ3を移動させるセンタリングを行い、その位置を仮りの測定原点として金型転写面1cの形状を測定する。この金型転写面1cは、その製作に際しての設計式を有しているが、上記の金型転写面1cの測定による上記(X,Y,Z)データは、仮りの測定原点による測定データであるから、設計式によるXY座標とは異なったデータになっている。そのため、以下のようにして(X,Y,Z)データを設計式によるデータに座標変換する。
【0022】
すなわち、上記(X,Y,Z)データにおけるZ座標データZK を設計式の設計値Zk ´に置き換えた(X,Y,Z´)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 ´),……,(XN ,YN ,ZN ´)を算出する(ステップS12)。さらに、(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データZ´の値を減算したZdを算出する、つまり(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データを値を減算した三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 −Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 2 ´),……,(XN ,YN ,ZN −ZN ´)を算出する(ステップS13)。
【0023】
つぎに、金型転写面1cの形状測定データのZ座標Zkと設計データのZ座標Zk ´とを比較して、次の(2)式で示すような二乗平均値RMSを算出する(ステップS14)。
【0024】
(数2)
N
RMS=〔(1/N)Σ (Zk −Zk ´)21/2 ……(2)
K = 1
続いて、周知の最小二乗法を用いて、上記RMSがより小さくなるように(X,Y,Z)データを平行移動および回転方向に座標変換する(ステップS15)。すなわち、(X,Y,Z)データについて、図4に示すように、X,Y,Zの各軸の方向への平行移動と、X,Y,Zの各軸を中心に回転する方向α,β,γに上記(2)式で示されるRMSがより小さくなるよう座標変換する。その座標変換を行ったのちに、Z座標データの変化量が所定範囲内であるか否かを判別し(ステップS16)、範囲内でない場合にはステップS13にリターンして、ステップS13〜S16の処理を、座標変換によるZ座標データの変化量が所定範囲内となって最小であると判別(ステップS16)されるまで、つまりRMSが最小であると判別されるまで繰り返す。
【0025】
RMSが最小であると判別されると、Zdはゼロに近い値となり、その各座標軸が設計値の各座標軸とほぼ一致した金型転写面1cの形状の測定データを得ることができる(ステップS17)。続いて、図5に示すように、ステップS10で算出した3個の位置決め球11の各頂点座標を含む平面14に対する金型転写面1cの傾きθを算出する(ステップS18)。具体的には、上記平面14は金型ベース1aの表面と平行であるから、この平面14に垂直な直交線19と、ステップS17で算出した金型転写面1cの測定データの中心の垂線27との角度から、金型ベース1aの表面に対する金型転写面1cの傾き量θを算出する。
【0026】
つぎに、ステップS10で算出した図6(a)に示すレンズ金型1の中心18と、ステップS17で算出した金型転写面1cの測定データの中心とのずれ量を算出することにより、レンズ金型1の中心に対する金型転写面1cの中心の偏心量dが得られる(ステップS19)。なお、上記の各ステップS2〜S19を実行する各手段は、例えば図7で説明した形状測定機に搭載された制御用コンピュータ(図示せず)のメモリに構築された実行形式のプログラムにより容易に具体化される。
【0027】
つぎに、本発明の第2の実施の形態に係るレンズ金型1の傾きの測定方法について説明する。この実施の形態では、図9に示すレンズ金型1の底面1dに対する金型転写面1cの傾きの測定に関するものである。2種のレンズ金型1を用いたレンズの製造に際しては、製造装置の押圧部材が各レンズ金型1の底面を押圧しながら各々の金型軸部1bを円筒状のガイド体に挿入させるので、金型転写面1cが底面1dに対し傾いている場合には、両側の各金型転写面1cが所要の相対位置関係で対向されなくなる。そのため、金型転写面1cの底面1dに対する傾きは、許容範囲内とする必要がある。
【0028】
図9は、金型転写面1cの底面1dに対する傾きの測定に用いる金型設置台20を示す斜視図、図10(a)は金型設置台20の平面図、(b)は金型設置台20の側面図である。この金型設置台20には、レンズ金型1を3点支持するための同一形状の3個の支持球21が各々の頂点が同一平面上に位置するよう設置されているとともに、平面視L字形状の位置決め部材22が3個の支持球21上にレンズ金型1上を所要の位置決め状態で載置させる位置に設けられている。
【0029】
つぎに、本発明の第2の実施の形態に係るレンズ金型1の金型転写面1cの底面1dに対する傾きの測定方法を、そのアルゴリズムを示した図8のフローチャートに基づき説明する。この実施の形態の測定方法は、図7に示すような形状測定機に適用することにより具現化されるので、図7をも参照しながら説明する。先ず、測定用プローブ3を、3個の支持球21の各々の上面に接触させながらXY座標方向に順次走査することにより、各支持球21の各々の形状を測定して各支持球21の(X,Y,Z)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ),(X2 ,Y2 ,Z2 ),……,(XN ,YN ,ZN )を順次取得する(ステップS2)。この(X,Y,Z)データを得るには、各支持球21についてXY座標における測定原点を設定する必要があり、ここでは、各支持球21におけるほぼ頂点と推測できる位置に測定用プローブ3を移動させるセンタリングを行い、その位置を仮りの測定原点として各支持球21の形状を測定する。各支持球21は、その製作に際しての設計式を有しているが、上記の各支持球21の測定による上記(X,Y,Z)データは、仮りの測定原点による測定データであるから、設計式によるデータとはXY座標が異なっている。そのため、以下のようにして(X,Y,Z)データを設計式によるデータに座標変換する。
【0030】
すなわち、上記(X,Y,Z)データにおけるZ座標データZK を設計式の設計値Zk ´に置き換えた(X,Y,Z´)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 ´),……,(XN ,YN ,ZN ´)を算出する(ステップS22)。さらに、(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データZ´の値を減算したZdを算出する、つまり(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データを値を減算した三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 −Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 2 ´),……,(XN ,YN ,ZN −ZN ´)を算出する(ステップS23)。
【0031】
つぎに、支持球21の形状測定データのZ座標Zkと設計データのZ座標Zk ´とを比較して、次の(3)式で示すような二乗平均値RMSを算出する(ステップS24)。
【0032】
(数3)
N
RMS=〔(1/N)Σ (Zk −Zk ´)21/2 ……(3)
K = 1
続いて、周知の最小二乗法を用いて、上記RMSがより小さくなるように(X,Y,Z)データを平行移動および回転方向に座標変換する(ステップS25)。すなわち、(X,Y,Z)データについて、図4に示すように、X,Y,Zの各軸の方向への平行移動と、X,Y,Zの各軸を中心に回転する方向α,β,γに上記(3)式で示されるRMSがより小さくなるよう座標変換する。その座標変換を行ったのちに、Z座標データの変化量が所定範囲内であるか否かを判別し(ステップS26)、範囲内でない場合にはステップS23にリターンして、ステップS23〜S26の処理を、座標変換によるZ座標データの変化量が所定範囲内となって最小であると判別(ステップS26)されるまで、つまりRMSが最小であると判別されるまで繰り返す。
【0033】
RMSが最小であると判別されると、その処理が3個の支持球21の全てについて行われたか否かを判別して(ステップS27)、全ての支持球21について処理が終わっていない場合には、ステップS21にリターンして、残りの支持球21についても上述と同様の処理を行う。これにより、Zdはゼロに近い値となり、3個の支持球21の各々の測定データは、その各座標軸が設計値の各座標軸とほぼ一致したものとなる。つぎに、この測定データに基づき、3個の支持球21の各々の頂点座標を算出する(ステップS28)。この頂点座標は、例えば、特開平2-254307号公報に記載された中心出しの方法を用ることにより、容易に算出することができる。
【0034】
つぎに、上記算出した3個の支持球21の各頂点座標を含む平面を算出する(ステップS29)。そののちに、レンズ金型1を、その金型ベース1aの2箇所の側面を位置決め部材22に当接させた位置決め状態で3個の支持球21上に載置する(ステップS30)。これにより、レンズ金型1の底面1dは3個の支持球21上に正しく設置される。続いて、レンズ金型1の金型転写面1c上に測定用プローブ3を接触させながらXY座標方向に順次走査することにより、金型転写面1cの形状を測定して(X,Y,Z)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ),(X2 ,Y2 ,Z2 ),……,(XN ,YN ,ZN )を順次取得する(ステップS31)。この(X,Y,Z)データを得るには、金型転写面1cのXY座標における測定原点を設定する必要があり、ここでは、金型転写面1cのほぼ中心と推測できる位置に測定用プローブ3を移動させるセンタリングを行い、その位置を仮りの測定原点として金型転写面1cの形状を測定する。この金型転写面1cは、その製作に際しての設計式を有しているが、上記の金型転写面1cの測定による上記(X,Y,Z)データは、仮りの測定原点による測定データであるから、設計式によるデータとはXY座標が異なっている。そのため、以下のようにして(X,Y,Z)データを設計式によるデータに座標変換する。
【0035】
すなわち、上記(X,Y,Z)データにおけるZ座標データZK を設計式の設計値Zk ´に置き換えた(X,Y,Z´)データ、つまり三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 ´),……,(XN ,YN ,ZN ´)を算出する(ステップS32)。さらに、(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データZ´の値を減算したZdを算出する、つまり(X,Y,Z)データから(X,Y,Z´)データの同じXY座標位置におけるZ座標データを値を減算した三次元のデータ列である(X1 ,Y1 ,Z1 −Z1 ´),(X2 ,Y2 ,Z2 2 ´),……,(XN ,YN ,ZN −ZN ´)を算出する(ステップS33)。
【0036】
つぎに、金型転写面1cの形状測定データのZ座標Zkと設計データのZ座標Zk ´とを比較して、次の(4)式で示すような二乗平均値RMSを算出する(ステップS34)。
【0037】
(数4)
N
RMS=〔(1/N)Σ (Zk −Zk ´)21/2 ……(4)
K = 1
続いて、周知の最小二乗法を用いて、上記RMSがより小さくなるように(X,Y,Z)データを平行移動および回転方向に座標変換する(ステップS35)。すなわち、(X,Y,Z)データについて、図4に示すように、X,Y,Zの各軸の方向への平行移動と、X,Y,Zの各軸を中心に回転する方向α,β,γに上記(4)式で示されるRMSがより小さくなるよう座標変換する。その座標変換を行ったのちに、Z座標データの変化量が所定範囲内であるか否かを判別し(ステップS36)、範囲内でない場合にはステップS33にリターンして、ステップS33〜S36の処理を、座標変換によるZ座標データの変化量が所定範囲内となって最小であると判別(ステップS36)されるまで、つまりRMSが最小であると判別されるまで繰り返す。
【0038】
RMSが最小であると判別されると、Zdはゼロに近い値となり、その各座標軸が設計値の各座標軸とほぼ一致した金型転写面1cの形状の測定データを得ることができる(ステップS37)。続いて、レンズ金型1の底面1dに対する金型転写面1cの傾きを算出する(ステップS38)。具体的には、ステップS29で算出した3個の支持球21の各頂点座標を含む平面はレンズ金型1の底面1dと平行であるから、この平面に垂直な直交線と、ステップS37で算出した金型転写面1cの測定データの中心の垂線との角度から、レンズ金型1の底面1dに対する金型転写面1cの傾き量を算出する。なお、上記の各ステップS21〜S38を実行する各手段は、例えば図7で説明した形状測定機に搭載された制御用コンピュータ(図示せず)のメモリに構築された実行形式のプログラムにより容易に具体化される。
【0039】
また、上記金型設置台20は、図9に示すように、レンズ金型1の金型ベース1aの表面に図3で示したように3個の位置決め球11を設置して、この各位置決め球11を下部固定具12と上部固定具13とにより金型軸部1bに密着状態に固定した状態とし、この状態で下部固定具12の2箇所を位置決め部材23に当接させた位置決め状態で3個の支持球24上に載置して設置できるようになっている。これにより、第1の実施の形態の測定方法をも併用して、金型ベース1aに対する金型転写面1cの傾き量θ、レンズ金型1の中心に対する金型転写面1cの中心の偏心量dおよびレンズ金型1の底面1dに対する金型転写面1cの傾き量をそれぞれ算出することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上のように、第1の発明に係るレンズ金型の傾き測定方法によれば、レンズ金型における設計式の存在しない金型ベースの表面およびレンズ金型自体の中心を、設計式が存在する3個の球を介して測定することができ、従来において不可能であった金型ベースの表面を基準とした金型転写面の傾き量およびレンズ金型の中心に対する金型転写面の中心の偏心量を測定評価することが可能となる。
【0041】
また、第2の発明に係るレンズ金型の傾きの測定方法によれば、レンズ金型における設計式の存在しない金型ベースの底面を、設計式が存在する3個の球を介して測定できるので、従来において不可能であった金型ベースの底面を基準とした金型転写面の傾き量を測定評価することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るレンズ金型の傾きおよび偏心の測定方法のアルゴリズムを示すフローチャート。
【図2】(a)は同上実施の形態における位置決め球の測定状態を示す斜視図、(b)は同上実施の形態における金型転写面の測定状態を示す斜視図。
【図3】(a),(b)はそれぞれ同上実施の形態における各位置決め球を固定した状態を示す側面図および斜視図。
【図4】同上実施の形態における座標変換するときの各座標軸の方向を示す説明図。
【図5】同上実施の形態における金型ベースの表面を基準とした金型転写面の傾きの関係を示す説明図。
【図6】(a),(b)はそれぞれ同上実施の形態における金型ベースの中心に対する金型転写面の中心の偏心の関係を示す説明図。
【図7】本発明のレンズ金型の傾きおよび偏心の測定方法を具現化する形状測定機の概略構成を示す斜視図。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るレンズ金型の傾きの測定方法のアルゴリズムを示すフローチャート。
【図9】同上実施の形態に用いる金型設置台およびレンズ金型並びにレンズ金型の固定具を示す斜視図。
【図10】(a),(b)はそれぞれ同上金型設置台を示す平面図および正面図。
【符号の説明】
1 レンズ金型
1a 金型ベース
1b 金型軸部
1c 金型転写面
1d レンズ金型の底面
3 測定用プローブ
11 位置決め球
14 平面
17 垂直2等分線
18 レンズ金型の中心
20 金型設置台
21 支持球
22 位置決め部材
24 支持球
θ 傾き量
d 偏心量

Claims (2)

  1. 3個の球をレンズ金型の金型ベースの金型軸部が形成されている側の表面上に前記金型軸部に接して載置し、
    前記各球を測定用プローブにより測定し、
    前記各球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行って各球の各々の頂点座標を算出し、
    3つの前記頂点座標で形成される平面を算出するとともに、2つの前記頂点座標を結ぶ直線の前記平面上での垂直2等分線の交点を前記レンズ金型の中心として算出し、
    前記金型軸部の端面に形成された金型転写面の形状を前記プローブにより測定し、
    前記平面を基準としたときの前記金型転写面の傾きと、前記レンズ金型の中心に対する前記金型転写面の中心の偏心とを算出することを特徴とするレンズ金型の傾き測定方法。
  2. 3個の球を測定用プローブにより測定し、 前記各球の測定データと設計データとの二乗平均値が最小になるように座標変換を行って各球の頂点座標を算出し、
    3つの前記頂点座標で形成される平面を算出し、
    前記各球上にレンズ金型を載置し、
    前記レンズ金型の金型軸部の端面に形成された金型転写面の形状を前記プローブにより測定し、
    前記平面を基準としたときの前記金型転写面の傾きを算出することを特徴とするレンズ金型の傾き測定方法。
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