JP3826606B2 - 端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、WebTVと称されるインターネット接続機能を持ったテレビジョン受像機やパーソナルコンピュータ(PC)等の本体装置に対するリモートコントローラとしての端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの普及により、WWW(World Wide Web)ブラウザでホームページを閲覧する機会が増えている。
【0003】
このホームページを閲覧する場合は、予め登録されたURL(Uniform Resource Locator)若しくはURLの文字列を任意に入力して、このURLに対応するホームページを閲覧することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなURLの文字列は、桁数が多く、また意味を持たない文字の組み合わせを用いる場合もあるため、入力するのに手間がかかったり、入力ミスが発生し易い。特に、雑誌や文書などに記載されたURLから該当のホームページを参照したい場合が多々あるが、その入力を迅速に行なえないという問題があった。
【0005】
本発明の課題は、URL等の文字列を簡単且つ迅速に入力できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の手段は次の通りである。
読取手段は、紙面に記載された文字を読み取る。
文字認識手段は、上記読取手段で読み出された文書などに記載されたURLやメールアドレス等の文字を認識する。
文字形式解析手段は、上記文字認識手段によって認識した文字列の文字形式を解析する。
記憶手段は、上記文字認識手段によって認識した文字列のデータと上記文字形式解析手段によって解析された文字形式を示すデータ種別とを対応して記憶する。
表示手段は、上記記憶手段に記憶された文字列のデータを表示する。
選択手段によって、上記表示手段に表示されている文字列を本体装置に対するコマンドとして選択する。
送信手段は、上記選択手段で選択された文字列のデータ及び選択された文字列のデータ種別に対応するコマンドを本体装置へ送信する。
【0007】
請求項1の発明の手段の作用は次の通りである。
文字認識手段は、読取手段で読み出された文書などに記載されたURLやメールアドレス等の文字を認識し、文字形式解析手段により、文字認識手段で認識した文字列の文字形式が例えばURLであるのかメールアドレスであるのかを解析する。記憶手段は、文字認識手段によって認識した文字列のデータと文字形式解析手段によって解析されたURLであるのかメールアドレスであるのかを示すデータ種別とを対応して記憶する。表示手段は、上記記憶手段に記憶された文字列のデータを表示する。そして、選択手段によって、該表示手段に表示されている文字列を本体装置に対するコマンドとして選択され、送信手段は、上記選択手段で選択された文字列のデータ及び選択された文字列のデータのデータ種別に対応するコマンドを本体装置へ送信する。例えば、解析結果がURLであれば、認識したURL文字列とブラウザ起動コマンドとを、選択手段の選択に応じてWebTVやPC等の本体装置に送信する。
【0008】
従って、文書などに記載された文字列を見ながらキー入力するといった必要はなくなるので、URL等の文字列を簡単且つ迅速に入力できるようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1の(A)乃至図7を参照して説明する。
【0010】
図1の(A)及び(B)は、本発明の一実施の形態に係る端末装置10の正面図及び底部から見た斜視図である。
【0011】
この端末装置10は、本体11と先端部12とからなり、その先端部12内には、図示しないWebTVやPC等の本体装置に対して光(赤外線)や電波等の無線によってデータやコマンドを送信するための発信デバイス13と、本体装置から送られたデータやコマンドを受信するための受信デバイス14とに加えて、画像読取機能及び文字認識機能を備えた文字読取デバイス15が収納されている。そして、該先端部12端面にそれぞれのデバイスに対応する発信用窓13A,受信用窓14A,及び文字読取用窓15Aが設けられている。
【0012】
また、この先端部12は、図示矢印方向に移動可能に構成されており、図示しない付勢手段によって本体11から離れる方向に付勢されている。そして、操作者が、文書等から文字列を読み取ろうとして、上記文字読取デバイス15の文字読取用窓15Aつまり先端部端面をその文書等の印刷された紙面に上記付勢力以上の力で押しつけると、該先端部12が本体11側に移動する。本体11には、このときその移動を検出してONする読取SW16が設けられている。この読取SW16としては、例えば、上記先端部12が当該本体11側に所定量以上移動したときに該先端部12の後端が当接し、それ以上の移動により押下されるような摺動片を備えた機械的なスイッチを採用することができる。
【0013】
本体11上面には、タッチパネルを備えた液晶表示部17と、発信釦18,追加発信釦19,受信釦20,ブラウザの戻る釦21A及び進む釦21B,等の各種釦が設けられている。また、該端末装置10は、マウスとしても機能するものであり、そのためのマウス左釦22A及び右釦22Bが設けられ、底面にはマウスボール22Cが設けられている。
【0014】
図1の(C)は、このような端末装置10のブロック構成図である。図中の参照番号23は、当該端末装置10全体を制御する制御部としてのCPUである。24は上記各種釦及び液晶表示部17上に配された不図示タッチパネル等を制御する入力制御部であり、25はROM、26はRAMである。これらROM25やRAM26は、上記CPU23で実行される処理プログラムやデータ等が記憶されるものである。また、27は上記読取SW16のオン/オフに応じて上記文字読取デバイス15を制御する文字読取制御部であり、28は上記発信デバイス13及び受信デバイス14としての送受信デバイス29を制御するデータ送受信制御部である。そして、30は、上記左釦22A及び右釦22Bとマウスボール22Cとによって構成されるマウス22の操作を検知するマウス制御部である。
【0015】
上記RAM26は、図2に示すように、管理エリア31、コマンドエリア32、データエリア33に分けられている。
【0016】
管理エリア31には、コマンドエリア32の先頭アドレス(START)及び最終アドレス(END)と、データエリア33の先頭アドレス及び最終アドレスとが記憶される。
【0017】
コマンドエリア32には、上記文字読取デバイス15で読み取るべき文字列の文字形式つまりデータ種別それぞれに対応して、コマンド32Aと、追加コマンド32B及び追加するか否かを示すフラグ32Cとが記憶されている。
【0018】
即ち、データ種別URLについては、コマンド32Aとしてブラウザ起動コマンドが、追加コマンド32Bとしてお気に入り追加コマンドが記憶されている。E−mailに関しては、コマンド32Aとしてメール起動コマンドが、追加コマンド32Bとしてメールアドレス帳追加コマンドが記憶され、FAXに関しては、コマンド32AとしてFAX起動コマンドが、追加コマンド32BとしてFAX No追加コマンドが記憶されている。そして、TELについては、コマンド32AとしてTEL起動コマンドが、追加コマンド32BとしてTEL No追加コマンドが記憶されている。また、フラグ32Cは、それが「0」のときは追加することを示し、「1」のときは追加しないことを示す。
【0019】
データエリア33には、上記文字読取デバイス15で読み取った文字列33Aと、その文字列の文字形式つまりデータ種別の情報33Bと、当該データを発信したかどうかを示す発信済みフラグ33Cとを1レコードとして記憶している。また、E−mailやFAXの場合には、メール本文やFAX本文を上記文字読取デバイス15を利用してイメージデータとして読み取り、その読み取ったイメージデータを添付ファイル又はFAXデータ33Dとして保存するようにしている。このとき、上記レコードには、その添付ファイル又はFAXデータ33Dのメモリアドレス33Eも記憶されることになる。この添付ファイル又はFAXデータ33Dに記憶されたイメージデータは、本体装置に送られ、E−mailであれば添付ファイルとして、FAXであればFAXデータとして送信されることになる。また、上記発信済みフラグ33Cは、それが「0」のときは未発信、「1」のときは選択、「2」のときは発信済みを示し、その値により、発信の優先順をも現すことになる。
【0020】
図3の(A)は、WebTVやPC等の本体装置100の構成を示す図である。同図において、参照番号101は該本体装置100全体を制御する制御部としてのCPUである。102はキーボードやマウス等の入力部であり、103はCRTや液晶ディスプレィ等の表示部である。104はROMであり、105はRAMである。ここれらROM104やRAM105は、上記CPU101で実行される当該本体装置100の処理プログラムやデータ等を記憶するものである。また、106は無線あるいは有線により図示しない各種サーバに接続するためのネットワーク制御部であり、107は送受信デバイス108を介して上記端末装置10との間でデータ交換を行うためのデータ送受信制御部である。
【0021】
次に、このような構成における動作を説明する。
図3の(B)及び図4は、本発明の一実施の形態に係る端末装置10での読取SW16のON/OFF時又は受信釦20押下時の動作を説明するための一連のフローチャートを示している。
【0022】
即ち、端末装置10を紙面に押しつけると読取SW16がONし、これに応じて、CPU23は、文字読取制御部27により読取デバイス15を制御して紙面に記載された文字を読み取り、その後、該端末装置10の上記紙面への押しつけがなくなって読取SW16がOFFすると、読取デバイス15による読み取りを終了させ、上記読取SW16がONの間に読み取った文字列を認識する(ステップS12)。そして、その認識結果より、読み取った文字列の文字形式を解析する(ステップS12)。
【0023】
ここで、URLは、通常、「http://○○○○.○○」や「http://www.○○○○.○○」あるいは「www.○○○○.○○」という形式で書籍や文書等に記載されている。そこで、認識した文字列がそのような形式であるか、あるいは認識文字列の先頭部分に「http://」や「www」という特定の文字列が含まれていれば、読み取った文字列の文字形式はURLであるとする。あるいは、文字列に対応して予め定められた記号やアンダーラインなどを記入し、これを読み取ることにより、URLであると見なしても良い。
【0024】
また、メールアドレスは、通常、「○○○@○○○.○○」という形式で文書や名刺等に記載されている。そこで、認識した文字列がそのような形式であるか、あるいは認識文字列中に「@」が含まれていれば、読み取った文字列の文字形式はメールアドレスであるとする。あるいは、文字列の先頭部分の文字列に「E−mail」など特定の文字列が含まれていればメールアドレスであるとする。
【0025】
一方、FAX番号と電話番号は「○○○−○○○−○○○○」等の同じ形式であるが、その番号の前に「FAX」又は「TEL」という文字列が付されて記載されているのが普通である。そこで、認識した文字列中に「FAX」が含まれていれば、読み取った文字列の文字形式はFAXであり、「TEL」が含まれていれば、読み取った文字列の文字形式はTELであるとする。
【0026】
而して、上記ステップS12における文字形式の解析の結果がURLであれば(ステップS13)、RAM26の管理エリア31に記憶されたデータエリアのアドレスに基づいて、データエリア33に、認識した文字列33Aとして認識したURLのデータと、データ種別の情報33BとしてURLのデータ種別とを追記すると共に発信済みフラグ33Cに未発信を示す「0」を設定して(ステップS14)、この処理を終了する。
【0027】
また、上記ステップS12における文字形式の解析の結果がメールアドレスであった場合には(ステップS15)、RAM26の管理エリア31に記憶されたデータエリアのアドレスに基づいて、RAM26のデータエリア33に、認識した文字列33Aとして認識したメールアドレスのデータと、データ種別の情報33BとしてE−mailのデータ種別とを追記する(ステップS16)。このとき、発信済みフラグ33Cには、未発信を示す「0」を設定する。その後、液晶表示部17に添付ファイルの読み取りを促すメッセージを表示する(ステップS17)。そして、このメッセージに応じて操作者が、紙面上に記載された送信すべきメール本文を該端末装置10で走査して読取デバイス15によりイメージデータとして読み取ると(ステップS18)、それを添付ファイル又はFAXデータ33Dとして記憶する(ステップS19)。そして、その添付ファイル又はFAXデータ33Dのメモリアドレスを設定して、該添付ファイル又はFAXデータ33Dを上記メールアドレスと対応付けた後(ステップS20)、この処理を終了する。
【0028】
また、上記ステップS12における文字形式の解析の結果がFAX番号であった場合には(ステップS21)、RAM26の管理エリア31に記憶されたデータエリアのアドレスに基づいて、RAM26のデータエリア33に、認識した文字列33Aとして認識したFAX Noのデータと、データ種別の情報33BとしてFAXのデータ種別とを追記する(ステップS22)。このとき、発信済みフラグ33Cには、未発信を示す「0」を設定する。その後、液晶表示部17にFAXデータの読み取りを促すメッセージを表示する(ステップS23)。そして、このメッセージに応じて操作者が、紙面上に記載された送信すべきFAX本文を該端末装置10で走査して読取デバイス15によりイメージデータとして読み取ると(ステップS24)、それを添付ファイル又はFAXデータ33Dとして記憶する(ステップS25)。そして、その添付ファイル又はFAXデータ33Dのメモリアドレスを設定して、該添付ファイル又はFAXデータ33Dを上記FAX Noと対応付けた後(ステップS26)、この処理を終了する。
【0029】
また、上記ステップS12における文字形式の解析の結果が電話番号であった場合には(ステップS27)、RAM26の管理エリア31に記憶されたデタエリアのアドレスに基づいて、RAM26のデータエリア33に、認識した文字列33Aとして認識したTEL Noのデータと、データ種別の情報33BとしてTELのデータ種別とを追記すると共に発信済みフラグ33Cに未発信を示す「0」を設定して(ステップS28)、この処理を終了する。
【0030】
そして、上記ステップS12における文字形式の解析の結果がURL,メールアドレス,FAX番号,電話番号の何れでもないときには、液晶表示部17に読み取りエラーの表示を行って(ステップS29)、この処理を終了する。
【0031】
また、受信釦20が押下されたときには、CPU23は、URL要求コマンドを、データ送受信制御部28の制御により送受信デバイス29から本体装置100に対して送信して(ステップS30)、受信待ちとなる(ステップS31)。そして、正常に送受信デバイス29により本体装置100からURLデータを受信すると、上記ステップS14に進んで、その受信したURLデータを保存することになる。これに対して、所定の時間を経過してもURLデータを受信しない場合には、受信エラーとして、この処理を終了する。
【0032】
以上のようにして、読取デバイス15によって読み取って或いは本体装置100から受信してRAM26のデータエリア33に記憶された各データの内、何れを本体装置100に対して発信するかは、図5の(A)に示すようなデータ編集処理によって選択される。
【0033】
即ち、液晶表示部17に表示されたメニュー画面においてタッチ入力によりデータ編集を指定すると、CPU23はまず、データエリア33のレコードをデータ種別の情報33Bに記憶されたデータ種別で且つ優先順に並び換えて(ステップS41)、液晶表示部17に表示する(ステップS42)。なおここで、優先順は、発信済みフラグ33Cの値により示されるもので、未発信を示す「0」が一番高く、選択を示す「1」が次に高く、発信済みを示す「2」が最も低いものとする。そして、操作者がこの表示を見て、タッチ入力により所望の発信データを選択し、また所望の発信データが複数ある場合にはそれらの発信順を選択する(ステップS43)。これに応じて、CPU23は、上記選択された発信順にレコードを配列しなおし、それら選択された発信データにおける発信済みフラグ33Cに選択を示す「1」を設定して(ステップS44)、この処理を終了する。
【0034】
而して、操作者が発信釦18を押下すると、CPU23は、図5の(B)に示すような発信処理を実行する。
【0035】
即ち、まず、送受信デバイス29により本体装置100と接続されたことを確認したならば(ステップS51)、RAM26のデータエリア33に記憶されている各レコードの発信済みフラグ33Cを参照して未発信のデータが有るかどうかを判別する(ステップS52)。ここで、未発信データが有れば、未発信データのうち最新のものを発信すべきデータとして選択し(ステップS53)、また、未発信データが無い場合には、優先度の高いものを発信すべきデータとして選択する(ステップS54)。そして、選択されたデータのデータ種別の情報33Bに記憶されたデータ種別に応じたコマンド32Aをコマンドエリア32より得て、それを選択されたデータに付加して送受信デバイス29により本体装置100に対して発信する(ステップS55)。なおこのとき、データ種別の情報33Bに記憶されたデータ種別がE−mail或いはFAXのときは、メモリアドレス33Eにより示される添付ファイル又はFAXデータ33Dに記憶されたイメージデータも発信する。そしてその後、当該データの発信済みフラグ33Cを発信済みを示す「2」に更新して(ステップS56)、この処理を終了する。
【0036】
なお、操作者が追加発信釦19を押下した場合も、上記発信釦18の押下時と同様の処理を行う。但しこの場合は、上記ステップS55において、更に、対応する追加コマンド32Bも付加して発信されることになる。
【0037】
また、マウスボール22Cの回転(つまり該端末装置10の移動操作)、マウス釦22A,22Bのクリック操作、及びブラウザの戻る釦22A及び進む釦22Bの押下操作、等がなされた場合には、その操作に応じた信号が送受信デバイス29により本体装置100に発信される。
【0038】
図6及び図7は、本体装置100の動作を説明する一連のフローチャートを示している。この一連のフローチャートに記載した各機能を実現するプログラムは、CPU101が読み取り可能なプログラムコードの形態でROM104もしくはRAM105に記憶されている。
【0039】
即ち、まず、送受信デバイス108により端末装置10からコマンドを受信すると、そのコマンドを解析する(ステップS101)。そして、受信したコマンドがブラウザ起動コマンドであれば(ステップS102)、現在、WWWブラウザソフトウェアが既に起動しているかどうかを判別する(ステップS103)。ここで、それが既に起動していれば後述するステップS105に進み、まだ起動していないときには、それを起動する(ステップS104)。そして、送受信デバイス108で受信した上記コマンドに付加されているデータ即ちURLアドレスを設定して、ネットワーク制御部106によりWWWサーバへそれを送信し(ステップS105)、WWWサーバから送られてくるホームページのデータを表示部103に表示する(ステップS106)。その後、送受信デバイス108で受信した上記コマンドに更に追加コマンド即ちお気に入り追加コマンドが付加されているかどうかを判別し(ステップS107)、それが無い場合にはこの処理を終了する。これに対して、お気に入り追加コマンドが有る場合には、RAM105の所定領域に設けたお気に入り保存エリアに、そのURLアドレスを追加して(ステップS108)、この処理を終了する。
【0040】
また、受信したコマンドがメール起動コマンドであった場合には(ステップS109)、現在、メールソフトウェアが既に起動しているかどうかを判別する(ステップS110)。ここで、それが既に起動していれば後述するステップS112に進み、まだ起動していないときには、それを起動する(ステップS111)。そして、送受信デバイス108で受信した上記コマンドに付加されているデータ即ちメールの宛先と添付ファイルを設定して、ネットワーク制御部106によりメールサーバへメールを送信する(ステップS112)。その後、送受信デバイス108で受信した上記コマンドに更に追加コマンド即ちメールアドレス帳追加コマンドが付加されているかどうかを判別し(ステップS113)、それが無い場合にはこの処理を終了する。これに対して、メールアドレス帳追加コマンドが有る場合には、RAM105の所定領域に設けたメールアドレス帳エリアに、そのメール宛先を追加して(ステップS114)、この処理を終了する。
【0041】
また、受信したコマンドがFAX起動コマンドであった場合には(ステップS115)、FAXソフトウェアを起動する(ステップS116)。そして、送受信デバイス108で受信した上記コマンドに付加されているデータ即ちFAX宛先とFAXデータを設定して、ネットワーク制御部106によりFAXデータをFAX送信する(ステップS117)。その後、送受信デバイス108で受信した上記コマンドに更に追加コマンド即ちFAX No追加コマンドが付加されているかどうかを判別し(ステップS118)、それが無い場合には後述するステップS120に進む。これに対して、FAX No追加コマンドが有る場合には、RAM105の所定領域に設けたFAXアドレス帳エリアに、そのFAX宛先を追加する(ステップS119)。そして、FAXソフトウェアを終了して(ステップS120)、この処理を終了する。
【0042】
また、受信したコマンドがTEL起動コマンドであった場合には(ステップS121)、送受信デバイス108で受信した上記コマンドに付加されているデータ即ちTEL宛先を設定して、ネットワーク制御部106により発呼を行い、通話状態として(ステップS122)、この処理を終了する。
【0043】
また、受信したコマンドがURL要求コマンドであった場合には(ステップS123)、現在、WWWブラウザソフトウェアが既に起動しているかどうかを判別する(ステップS124)。ここで、それが既に起動していれば、現在のURLアドレスを取得して(ステップS125)、その取得したURLアドレスを送受信デバイス108により端末装置10に送信し(ステップS126)、この処理を終了する。これに対して、上記ステップS124でWWWブラウザソフトウェアが起動していないと判別されたときには、送受信デバイス108によりエラー信号を上記端末装置10に送信して(ステップS127)、この処理を終了する。
【0044】
また、受信したコマンドが、これらブラウザ起動コマンド,メール起動コマンド,FAX起動コマンド,TEL起動コマンド,URL要求コマンドの何れでもないときには、その受信したコマンドに対応じた処理、即ち、マウス操作に応じた処理やブラウザの戻る釦22A及び進む釦22Bの押下操作に応じた処理を行って(ステップS128)、この処理を終了する。
【0045】
以上詳述したように、本実施の形態では、文字読み取り,認識,送信機能を小型の端末装置10に備え、この端末装置10でURLなどを文字認識して、これを本体装置100に送り、本体装置100のWWWブラウザソフトウェアを制御して、該当のホームページなどを表示制御することができるようになっている。
【0046】
即ち、端末装置10は、文字読み取り機能を有するリモートコントローラ形式のハンディタイプのものである。そして、文字読み取りの場合は、端末装置10を紙面に押しつけると読取SW16がONし、文字認識モードになる。本体装置100とは光,電波など無線で接続されており、発信釦18でURLなどのデータが本体装置100へ送信される。勿論、この端末装置10と本体装置100との間の接続は、例えばUSB(Universal Serial Bus)端子等により有線で接続される構成であっても良い。また、端末装置10の先端部12の先端面を紙面に押しつけることによって文字認識を作動させるようにしているため、操作者が読み取りのための特別の指定操作を行う必要はないが、例えば、読み取り開始を指定する操作ボタンを設けて、操作者がこの操作ボタンを操作することにより読み取りを開始するように構成しても良いことは勿論である。
【0047】
更に、端末装置10は、受信釦20の操作によって、本体装置100から現在表示中のURLなどのデータを受け、当該端末装置10側に登録する機能を有し、次回からは当該端末装置10の釦操作でブラウジングを可能にしている。また、ブラウザの戻る釦21A,進む釦21Bも端末装置10側に設けたことで、表示の制御が可能であり、更にはマウス機能も備えているので、ホームページ内のリンク先へ接続してそのホームページを閲覧することが端末装置10の操作だけで行える。このほかにも、本体装置100のアプリケーションのコマンドを任意に端末装置10側に取り込んで設定し、端末装置10側から操作できるようにしても良い。
【0048】
また、端末装置10はタッチパネル付きの液晶表示部17を有し、端末装置10内に登録されているURLデータなどを読み出して表示し、これを削除,訂正などの編集を行なうことができる。
【0049】
なお、端末装置10には、本体装置100がテレビジョン受像機機能を有している場合にはテレビジョンチャンネルの選択ボタンを有しても良く、また、上記一実施の形態に開示したマウス22に限定せず、例えば、マウスカーソルを移動操作するタッチパネルを備えた構成であっても良い。
【0050】
また、メールの添付ファイルやFAXの本文データはイメージデータの形式で本体装置100へ送信する例を示したが、そのイメージデータを端末装置10側で文字認識して文字コードの形式で送信しても良い。
【0051】
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形変更が可能なことは勿論である。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、文字読み取り、認識、コマンド選択、コマンド送信機能を小型の端末装置に備え、この端末装置で紙面から読み取ったURLなどを基にコマンドを本体装置に送ることにより、本体装置のWWWブラウザソフトウェアなどを制御して、該当のホームページなどの表示制御を簡単且つ迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)はそれぞれ本発明の一実施の形態に係る端末装置の外観を示す正面図及び底部から見た斜視図であり、(C)は該端末装置のブロック構成図である。
【図2】端末装置のRAMの記憶構成を示す図である。
【図3】(A)は本体装置の構成を示すブロック図であり、(B)は端末装置での読取SWのON/OFF時又は受信釦押下時の動作を説明するための一連のフローチャートの前半部分を示す図である。
【図4】端末装置での読取SWのON/OFF時又は受信釦押下時の動作を説明するための一連のフローチャートの後半部分を示す図である。
【図5】(A)及び(B)はそれぞれ端末装置におけるデータ編集処理及び発信処理のフローチャートを示す図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る端末装置の適用される本体装置の動作を説明する一連のフローチャートの前半部分を示す図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る端末装置の適用される本体装置の動作を説明する一連のフローチャートの後半部分を示す図である。
【符号の説明】
10 端末装置
11 本体
12 先端部
13 発信デバイス
13A 発信用窓
14 受信デバイス
14A 受信用窓
15 文字読取デバイス
15A 文字読取用窓
16 読取SW
17 液晶表示部
18 発信釦
19 追加発信釦
20 受信釦
21A 戻る釦
21B 進む釦
22A マウス左釦
22B マウス右釦
22C マウスボール
31 管理エリア
32 コマンドエリア
32A コマンド
32B 追加コマンド
32C 追加するか否かを示すフラグ
33 データエリア
33A 文字列
33B データ種別の情報
33C 発信済みフラグ
33D 添付ファイル又はFAXデータデータ
33E メモリアドレス

Claims (2)

  1. 紙面に記載された文字を読み取る読取手段と、
    該読取手段で読み取られた文字を認識する文字認識手段と、
    該文字認識手段によって認識した文字列の文字形式を解析する文字形式解析手段と、
    上記文字認識手段によって認識した文字列のデータと上記文字形式解析手段によって解析された文字列の文字形式を示すデータ種別とを対応して記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された文字列のデータを表示する表示手段と、
    該表示手段に表示されている文字列を本体装置に対するコマンドとして選択する選択手段と、
    該選択手段で選択された文字列のデータ及び選択された文字列のデータ種別に対応するコマンドを本体装置へ送信する送信手段と、
    を具備することを特徴とする端末装置。
  2. 本体装置に対して、該本体装置からのデータ送信要求手段と、
    本体装置から送信されたデータを受け、そのデータのデータ種別と共に対応して記憶する記憶手段と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
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