JP3824449B2 - 突出移動部を有する電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば表示部材や操作部材を支持している突出移動部が、筐体の前方から突出する電子機器に係り、特に筐体の前部を塞ぐ化粧ノーズを安定して取付けることのできる電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の車載用電子機器を示す部分斜視図である。
筐体1は金属板で形成された箱状のものであり、この筐体1は1DINサイズであり、自動車の車室内のダッシュボードなどに埋設される。筐体1の前部には合成樹脂製の化粧ノーズ2が取付けられる。この化粧ノーズ2には開口部3が形成されており、この開口部3以外の部分では、化粧ノーズ2の前面に押釦などの操作部材が配置されている。
【0003】
筐体1内には、前記開口部3から前方へ突出する突出移動部6が設けられている。この突出移動部6は、支持部材4とこの支持部材4に軸4aで回動自在に連結された機器本体(回動部)5とから成る。機器を使用していないときには、前記突出移動部6は、前記機器本体5が水平姿勢のまま筐体1内に収納されている。突出操作釦などを押すと、突出移動部6が開口部3から筐体1の前方へ突出移動する。さらに、突出移動部6の機器本体5が前記軸4aを支点として矢印方向へ回動して機器本体5が立ち上がり姿勢となる。機器本体5には液晶パネルなどの表示画面が設けられ、機器本体5が立ち上がり姿勢となったときに表示画面が筐体1の前方に向けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示すものでは、突出移動部6が突出する開口部3の全周囲を枠状の化粧ノーズ2が囲む形状である。このように突出移動部6の移動領域の上方に化粧ノーズ2の上端部2bが位置していると、突出移動部6の移動領域を筐体1の天井板1a側に接近させることに限界がある。そのため、化粧ノーズ2の操作面2aの面積が狭くなり多くの操作部材を配列できなくなる。また筐体1の内部では前記突出移動部6の移動領域が、筐体1内の空間の中腹部に位置するため、前記移動領域より下側の空間が狭くなって、前記操作面2aの内側にディスクドライブ装置などを配置する余裕を確保できなくなる。
【0005】
上記の欠点を解消するために、突出移動部6の移動領域を筐体1の天井板1a側にさらに片寄らせることもできる。しかしこの場合には、化粧ノーズ2の開口部3を上方へ貫通させて化粧ノーズをコの字形状にしなくてはならなくなる。その結果、化粧ノーズの強度が弱くなり、また化粧ノーズが変形しやすくなる。
【0006】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、突出移動部の突出領域を筐体の天井板または底板側へ大きく片寄らせたものであっても、化粧ノーズを変形することなく安定して取付けることができるようにした突出移動部を有する電子機器を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、少なくとも天井板または底板および前記天井板または底板の両側部から直角に延びる一対の側板を有する筐体と、前記天井板側または底板側に片寄った位置で筐体の内部から筐体の前方へ突出する突出移動部と、前記側板の内面に隙間を有して対向する部分を有して前記突出移動部を案内する案内部材と、前記筐体の前部に設置される化粧ノーズと、が設けられた電子機器において、
前記化粧ノーズは、筐体の前部で前記突出移動部の突出領域以外の領域を塞ぐ本体部と、この本体部の両側部から延びて前記突出領域の両側で且つ筐体の両側板の前方に設置される互いに独立した一対の側枠部とを有し、
前記それぞれの側枠部には筐体側へ延びる挿入突起が設けられ、この挿入突起が、前記案内部材と前記側板の内面との間の前記隙間内に入り込むことで、前記側枠部が位置決めされていることを特徴とするものである。
【0008】
本発明では、前記一対の側枠部の先部どうしが連結されておらず化粧ノーズがコの字形状である。この化粧ノーズが筐体の前部に取付けられるときに、前記側枠部に設けられた挿入突起が、案内部材と筐体の側板との間に入り込む。したがって、前記側枠部の変形を防止でき筐体の前部に安定して設置できる。
【0009】
この種の機器では、突出移動部を案内するための案内部材を筐体内に設けることが必要となる。したがって突出移動部の幅寸法を筐体の幅寸法へ近づけた場合でも、突出移動部の両側には案内部材を設けるスペースを空けておくことが必須である。本発明は、この案内部材を設置するスペースを有効に利用し、このスペース内に前記挿入突起を入り込ませて側枠部の設置を安定化している。このように突出移動部の移動領域の両側方のスペースを有効利用しているため、挿入突起を差し込むための特別なスペースを設けることが不要になり、筐体内にできるだけ幅の大きい突出移動部を設置することができる。
【0010】
また、前記それぞれの側枠部には筐体側へ延びる支持片が設けられ、この支持片が前記筐体の側板の外面に設置され、この支持片と前記挿入突起とで前記筐体の側板が挟まれていることが好ましい。
【0011】
上記構造では、前記側枠部が筐体の側板に拘束されるために、側枠部が変形しにくくなる。
【0012】
本発明では、例えば、前記案内部材は、前記筐体の側板に対して直交している案内面と、前記側板と平行な補強部とを有し、突出移動部が前記案内面に沿って移動し、前記側板と前記補強部との間の隙間に前記挿入突起が入り込んでいるものとすることができる。
【0013】
案内部材に前記補強部を設けると、突出移動部の重量が大きくても案内部材で確実に案内できるようになる。この場合に前記補強部と筐体の側板との隙間を利用し、この隙間内に挿入突起を差し込むことにより、案内部材の設置領域を効率よく利用して側枠部を支持できるようになる。
【0014】
さらに、前記筐体は金属板で形成され、天井板または底板の前縁部が二つ折りされており、この二つ折りされた部分が、前記一対の側枠部の間に位置しているものとすることが可能である。
【0015】
このように筐体の天井板または底板を二つ折りすることにより、この天井板または底板の前縁部に化粧ノーズが嵌合していなくても、前記前縁部の強度を高くでき、前記天井板または底板の変形を防止できる。
【0016】
例えば、本発明では、前記突出移動部には、前面に表示部および/または操作部を備えた回動部が設けられ、前記突出移動部が筐体の前方へ突出した状態で、前記回動部が前記ケースの前方で前記前面がケース前方へ向く立ち上がり姿勢へ回動させられるものとすることが可能である。
【0017】
ただし前記突出移動部は、筐体内に装填される各種ディスクなどの記録媒体を筐体の内外へ搬送するもので、例えばディスクを設置したトレイなどであってもい。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態として、車載用電子機器の筐体前部の構造を示す分解斜視図、図2は前記筐体前部の組立状態を示す部分斜視図、図3は化粧ノーズを外した状態での筐体前部の部分正面図、図4ないし図7は突出移動部の移動動作を化粧ノーズを外した状態で示す側面図である。
【0019】
図1以下に示す車載用電子機器は、箱状の筐体11を有している。図では、筐体11が金属板でコの字状に折り曲げられており、天井板12と、この天井板12の両側部から直角に折り曲げられた側板13,13とを有している。筐体11の底部には、図示しない底板が組み付けられ、底板と前記側板13,13とがねじなどで固定される。図1に示すように、前記天井板12の前縁部には、筐体11を構成する金属板が部分的に二つ折りされた二つ折り部12aが設けられている。この二つ折り部12aが形成されていることにより、その前方に化粧ノーズ40が嵌合していなくても、前記前縁部の強度を高め、天井板12の平坦度を確保できる。
【0020】
図4などに示すように、筐体11内では、天井板12側に片寄った部分が、突出移動部20の収納・移動領域14である。これに対応して、筐体11の前部の上方領域が前記突出移動部20の突出領域16(図1、図4参照)となっている。また筐体11の前記収納・移動領域14よりも下側のスペースが機構・回路収納領域15である。図の実施の形態では、この機構・回路収納領域15内に、MD(ミニディスク)を駆動するディスクドライブ機構が収納される。またこの機構・回路収納領域15内には、ディスク駆動用の回路、チューナ、アンプ、電源回路などの各種電子回路が収納されている。
【0021】
また筐体11の両側板13,13の内側には、前記突出移動部20を案内する案内部材30が設けられている。また前記筐体11の前部には、前記突出移動部20の突出領域16以外の領域を覆う化粧ノーズ40が取付けられる。
【0022】
前記突出移動部20は、移動部材21と、この移動部材21の内部に支持されている支持部材22と、この支持部材22に支持された機器本体(回動部)23とから構成されている。
【0023】
前記移動部材21は筐体11の両側板13,13の内面に対向して配置され、移動部材21の外側面にはそれぞれ2個のローラ24が回転自在に支持されている。前記案内部材30は案内レールであり、金属板で断面がL型に折り曲げられている。図1および図3に示すように、前記案内部材30は、前記側板13,13に直交して取付けられた案内面31と、前記側板13と平行に延びる補強部32とを有している。また前記案内面31にはカシメ部33が一体に形成されており、このカシメ部33が、側板13に嵌合してカシメられて、案内部材30が側板13,13に固定されている。
【0024】
図1に示すように、前記ローラ24が、前記案内部材30の案内面31と、筐体11の天井板12の下面(内面)との間に最小の隙間で転動するように挿入されている。これにより、移動部材21が筐体11内で前後に移動できるようになる。
【0025】
前記案内部材30により案内されている前記移動部材21は、図1、図2、図4、図5に示す収納位置から、図6と図7に示す突出位置へ移動する。前記のようにこの移動は前記ローラ24が案内部材30の案内面31と天井板12との間を転動することにより行われる。前記移動部材21の移動距離はL1(図6、図7参照)である。なお、図1と図2などに示すように、移動部材21が前記収納位置にあるとき、前記移動部材21の先部21aが筐体11の前部よりもさらに前方へ突出している。
【0026】
図5に示すように、移動部材21内には支持部材22が移動自在に取付けられている。図7に示すように、移動部材21内での支持部材22の移動距離はL2である。この支持部材22の先部に前記機器本体(回動部)23が連結軸25により回動自在に連結されている。前記支持部材22が前記距離L2だけ前方へ移動すると、前記機器本体23は水平姿勢のまま筐体11の前方へ突出する。
【0027】
図7に示すように突出している機器本体23が前記連結軸25を支点として上方へ立ち上がり回動すると、機器本体23の前面23aに設けられた表示部(液晶ディスプレイなどの表示部)および/または操作部が、筐体11の前方へ対面し、筐体11の前方から前記表示部を目視でき、または前記操作部を操作できるようになる。
【0028】
前記移動部材21の距離L1の移動、支持部材22の距離L2の移動、さらに機器本体23の立ち上がり姿勢への回動は、全て手動で行うことができる。すなわち図4の状態から機器本体23を手で前方へ引張ってさらに持ち上げることにより図7に示すような立ち上がり姿勢に移行できる。ただし、前記移動部材21をモータの動力で距離L1だけ移動させ、その後に支持部材22をモータの動力で距離L2だけ移動させ、さらに機器本体23をモータの動力で立ち上がり姿勢へ回動させる構造も可能である。
【0029】
前記機器本体23は、立ち上がり姿勢で前方を向く前面23aに前記表示部や操作部が設けられているが、さらに図1と図2に示すように、上面23bにも操作釦26などの各種操作部材が配列している。図1と図2に示すように突出移動部20が収納状態のとき、前記機器本体23の上面23bが、筐体11の前方で、前記移動部材21の先部21aと同じ位置まで突出している。よってこの状態で前記上面23bに設けられた操作釦26などを操作可能である。例えば、移動部材21、支持部材22がモータの動力で筐体11の前方へ移動する場合には、前記操作釦26を押すことにより前記モータを始動させることができる。
【0030】
図1に示すように、前記化粧ノーズ40は合成樹脂で形成されたものであり、前記筐体11の前部に設置される。
【0031】
化粧ノーズ40は、筐体11の前部での前記突出領域16以外の領域、すなわち前記機構・回路収納領域15の前方を覆う本体部41と、この本体部41の両側部に一体に設けられている側枠部42,42とを有している。前記側枠部42,42は、その突出部42a,42aが前記本体部41よりも上方へ延びている。側枠部42,42の突出部42a,42aは互いに連結されずに独立している。また側枠部42,42の先端42b,42bには側枠部42と42とが対向する方向へL字形状に突出するリブ42b1が一体に形成されている。
【0032】
図1に示すように、それぞれの側枠部42,42の突出部42a,42aには、筐体11の方向へ延びる板状の挿入突起43が一体に形成されている。また側枠部42,42には、突出部42a,42aと前記本体部41との境界部において、筐体11の方向へ延びる支持片44が一体に形成されている。この支持片44には取付穴44aが穿設されている。
【0033】
図3に示すように、化粧ノーズ40を筐体11の前部に設置するときには、前記挿入突起43が、筐体11の側板13の内面と、前記案内部材30の補強部32との間の隙間内に差し込まれる。このとき、挿入突起43が、側板13と補強部32との間でほとんど隙間なく挿入される。これにより前記側枠部42,42の突出部42a,42aが側板13の内方および外方へ変形できないように拘束される。
【0034】
また、前記支持片44は、筐体11の側板13の外面に設置され、取付けねじ45が取付穴44aに挿入され、側板13に形成された雌ねじ穴13aに螺着される。これにより化粧ノーズ40が筐体11から前方へ外れないように固定される。なお、側枠部42から延びる挿入突起43が側板13の内面に、支持片44が側板13の外面に設置されて、側板13が挿入突起43と支持片44とで挟まれる状態になるため、これによっても側枠部42の突出部42aが変形するのを防止できる。
【0035】
さらに、図2に示すように、側枠部42の先端42bから側方へ突出しているリブ42b1が、前記天井板12の二つ折り部12aの側方に一致する。図2に示すように、前記リブ42b1の板厚Tと二つ折り部12aの板厚はほぼ一致しており、またリブ42b1の先端が二つ折り部12aの両側端に密着する。これにより前記二つ折り部12aがリブ42b1と連続しているような外観を呈することができ、また収納状態の前記移動部材21および機器本体23の外周に隙間無く連続する枠を構成することができる。
【0036】
なお、化粧ノーズ40が筐体11の前部に取付けられた状態では、本体部41により、筐体11の前部にて機構・回路収納領域15の前方が覆われる。また本体部41の前面には、筐体11内のディスクドライブ機構へMDなどの記録媒体を挿入し排出するために挿入・排出口46が開口している。また本体部41の前面には各種操作部材47が配列している。
【0037】
上記実施の形態では、化粧ノーズ40の両側部の側枠部42,42のうちの片持ち状態で延びる突出部42aの先端42bは天井板12の二つ折り部12aの両側部に密着して支えられているが、前記突出部42aの高さ方向の中腹部が変形しやすい。しかしこの中腹部に前記挿入突起43が設けられて、これが側板13と案内部材30との隙間に差し込まれているため、前記突出部42aが変形することがなくなる。
【0038】
なお、本発明では、突出移動部20の突出領域16が、筐体11の底板側へ片寄った位置に配置され、化粧ノーズ40の突出部42a,42aが底板側へ延びているものであっても同様に実施することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明では、突出移動部の突出領域を筐体内の天井板側または底板側へ片寄らせて設置した場合でも、コの字形状の化粧ノーズの側枠部を変形すること無く安定して取付けることができる。
【0040】
また筐体内を移動する突出移動部の両側部を案内する案内部材を設けたことにより必然的に形成される隙間に、側枠部から延びる挿入突起を入り込ませているため、筐体内の残余スペースを有効利用して、前記化粧ノーズを安定して設置できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として車載用電子機器の筐体前部の構造を示す分解斜視図、
【図2】前記筐体前部に化粧ノーズが取付けられた状態を示す部分斜視図、
【図3】前記筐体前部を化粧ノーズを外した状態で示す部分正面図、
【図4】突出移動部が筐体内に収納された状態を示す側面図、
【図5】突出移動部の構造をさらに詳しく示す側面図、
【図6】移動部材が距離L1だけ前進した状態を示す側面図、
【図7】移動部材内で支持部材が距離L2だけ前進した状態を示す側面図、
【図8】従来の車載用電子機器の筐体前部の構造を示す斜視図、
【符号の説明】
11 筐体
12 天井板
12a 二つ折り部
13 側板
16 突出領域
20 突出移動部
21 移動部材
22 支持部材
23 機器本体(回動部)
30 案内部材
31 案内面
32 補強部
40 化粧ノーズ
41 本体部
42 側枠部
42a 突出部
43 挿入突起
44 支持片

Claims (5)

  1. 少なくとも天井板または底板および前記天井板または底板の両側部から直角に延びる一対の側板を有する筐体と、前記天井板側または底板側に片寄った位置で筐体の内部から筐体の前方へ突出する突出移動部と、前記側板の内面に隙間を有して対向する部分を有して前記突出移動部を案内する案内部材と、前記筐体の前部に設置される化粧ノーズと、が設けられた電子機器において、
    前記化粧ノーズは、筐体の前部で前記突出移動部の突出領域以外の領域を塞ぐ本体部と、この本体部の両側部から延びて前記突出領域の両側で且つ筐体の両側板の前方に設置される互いに独立した一対の側枠部とを有し、
    前記それぞれの側枠部には筐体側へ延びる挿入突起が設けられ、この挿入突起が、前記案内部材と前記側板の内面との間の前記隙間内に入り込むことで、前記側枠部が位置決めされていることを特徴とする突出移動部を有する電子機器。
  2. 前記それぞれの側枠部には筐体側へ延びる支持片が設けられ、この支持片が前記筐体の側板の外面に設置され、この支持片と前記挿入突起とで前記筐体の側板が挟まれている請求項1記載の突出移動部を有する電子機器。
  3. 前記案内部材は、前記筐体の側板に対して直交している案内面と、前記側板と平行な補強部とを有し、突出移動部が前記案内面に沿って移動し、前記側板と前記補強部との間の隙間に前記挿入突起が入り込んでいる請求項1または2記載の突出移動部を有する電子機器。
  4. 前記筐体は金属板で形成され、天井板または底板の前縁部が二つ折りされており、この二つ折りされた部分が、前記一対の側枠部の間に位置している請求項1ないし3のいずれかに記載の突出移動部を有する電子機器。
  5. 前記突出移動部には、前面に表示部および/または操作部を備えた回動部が設けられ、前記突出移動部が筐体の前方へ突出した状態で、前記回動部が前記ケースの前方で前記前面がケース前方へ向く立ち上がり姿勢へ回動させられる請求項1ないし4のいずれかに記載の突出移動部を有する電子機器。
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