JP3824222B2 - フィルタープレスにおけるケーキの剥離装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、浄水汚泥、下水汚泥及び産業排水汚泥等の脱水処理に適したフィルタープレスに関し、特に、ろ材として剥離性の良い金属ろ材を直接ろ板に張設して平坦なろ板を形成するとともに、金属ろ材面に沿って昇降するスクレーパーを設けたフィルタープレスの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、非圧縮性汚泥の固液分離装置として、ろ過圧力を高くすることができるフィルタープレスが使用されている。又、圧縮性が有りろ過性の悪い汚泥に対してはろ板にダイアフラムを配設した圧搾機構付きのフィルタープレスが使用されている。そして、これらのフィルタープレスはいずれもろ材として高加圧力、高圧搾圧力に耐えられる1.0〜2.0mmの厚手のろ布が使用されている。そして、ろ布に代えてろ板のろ過床に強度が有り、しかも、ケーキ剥離性の良い金属ろ材を敷設したフィルタープレスも、例えば、特開2001−224911号公報において本発明の出願人が提案しているように公知である。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
しかしながら、上記従来のフィルタープレスのろ材としてろ布を用いるものにあっては、脱水したケーキを排出する度にろ布を洗浄しても、ろ布の目や繊維の中に微細粒子の固着や結晶の析出が繰返し行われるうちに次第にろ布の目の中に堆積し、目詰まりを進行させ、脱水機の処理能力を低下させたり、ろ布の硬化による汚泥圧入時の液漏れを起こしたりする問題が有り、ろ布に目詰まりが発生する都度、ろ布を取替える必要があった。その周期は約2〜6ヶ月位である。又、特開2001−224911号公報に開示している通り、ろ布に代えて金属ろ材を用いたフィルタープレスにおいては、ろ材の目の中への微細粒子の固着や結晶の析出の防止が洗浄だけで容易に行えるため、長期間安定して使用することが出来る。
【0004】
しかし、金属ろ材を用いたフィルタープレスであっても、脱水対象汚泥が有機系の下水汚泥等の場合は脱水ケーキが比較的軟弱で剥離性も良いものであるが、粒子径の細かい無機系のスラリーを脱水したケーキは含水率も低く硬い。このため、脱水ケーキは金属ろ材面に強固に付着するので、ろ板を開板してもケーキの自重だけではろ材面から剥離せず、特開2001−224911号公報に記載されているようなケーキ剥離方法が用いられている。
【0005】
上記の特開2001−224911号公報の発明に使用しているケーキ剥離装置はろ板の上方に配設したシリンダーのピストンロッドの先端にスクレーパーを取付け、このシリンダーを伸縮することによりスクレーパーを金属ろ材面に沿って昇降させ、ケーキ剥離を行うものである。しかし、特開2001−224911号公報の発明のケーキ剥離装置はろ板の上部にシリンダーを配設しているのでフィルタープレスの全高が高くなる。又、開板したろ板とろ板の中央に正確にスクレーパーを昇降させる必要があるため、検知装置や制御装置が複雑で高価となるという課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係るフィルタープレスにおけるケーキの剥離装置は、フレームに支架したガイドレール上に平板状のろ板と中凹状のろ板を交互に並列し、これらのろ板を開閉自在としたフィルタープレスにおいて、前記平板状のろ板のろ過床に金属ろ材を張設し、中凹状のろ板にはダイアフラムを張設するとともに、前記平板状のろ板の上下にアームを配設し、この上下のアームに回動軸を軸支し、該回動軸の左右にスプロケットホイールを嵌着し、上下のスプロケットホイール間に夫々チェーンを掛け回し、この左右一対のチェーンに夫々支持板にボルトで着脱自在に固定した前側スクレーパーと後側スクレーパーを連結し、支持板の両端部に固着しているブラケットには走行用のローラーを前記平板状のろ板面の端部を走行する位置に回動自在に配設し、常態において前側スクレーパーはろ板下端より下方に、後側スクレーパーはろ板上端より上方に位置するように配設し、且つ、昇降時には前後のスクレーパーの先端部は金属ろ材の表面に接するようにしたケーキの剥離装置である。そして、このブラケットに係合部材を配設し、該係合部材にチェーンを連結してろ板の開板時にスクレーパーを昇降させるようにしたものである。
【0007】
上記のスクレーパーはフィルタープレスのガイドレールに駆動機とシリンダーを載置した台車を設け、該台車の側部に一端を軸支した駆動軸を前記上部の回動軸と同じ高さに配設し、該駆動軸の中間部に設けたスプロケットホイールと前記駆動機に設けたスプロケットホイールにチェーンを掛け回し、前記駆動軸の他端部には凸状ギアーを摺動自在に係着し、前記シリンダーの先端に固着している作動杆を前記凸状ギアーの胴部に掘設した溝に遊挿するとともに、前記平板状のろ板に配設した上部の回動軸の一端には凹状ギアーを係着し、開板時に駆動機の凸状ギアーと回動軸の凹状ギアーとを枢着させて前記スクレーパーを昇降するようにして、ろ板一枚づつ順番にケーキ剥離を行ってもよく、あるいは、フィルタープレスのガイドレールに並列した平板状のろ板に配設した上部の回動軸はろ板列に沿って設けた左右のスライド軸にベベルギヤを介して回動自在に連結され、前記スライド軸は駆動機に連動連結しており、該駆動機の駆動により、上記スクレーパーを各ろ室同時に昇降するようにしてもよいものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明に係る装置は上記の通りに構成しており、金属ろ材を敷設した平板状のろ板と中凹状のダイアフラム板を交互に並列してろ過室を構成したフィルタープレスにおいて、閉板したろ板間のろ過室にスラリーを圧入供給すれば、ろ液は金属ろ材を通過して裏面に流入し、ろ過床を流下してろ液の排出口から外部に排出され、金属ろ材面で捕捉された固形物はケーキ層を形成しながら脱水される。このようにして、ろ過室に圧入したスラリーの脱水操作が完了すれば、ダイアフラム板の圧搾水供給口からダイアフラムの内側に高圧流体を供給することにより、ダイアフラムが膨張してケーキ層を圧搾する。圧搾されたケーキは金属ろ材面に更に押付けられながら、ケーキ中の水分を排出する。そして、ダイアフラム内の高圧流体を排出することにより、ダイアフラムは元の状態に復元するとともに、ダイアフラムとケーキの境界面に間隙が生じる。
【0009】
次に、ろ板を開板してろ板に配設しているスクレーパーを平板状のろ板の金属ろ材面に沿って昇降させ、金属ろ材面に付着しているケーキを剥離させるものであるが、ケーキの剥離方法は一回のろ過サイクルが長時間(1日〜数日間)を要するスラリーを脱水するフィルタープレスの場合には、ろ板を順番に1室づつ開板し、1枚毎に付属のスクレーパーを昇降させながら順次ケーキ剥離を行うものである。そして、一回のろ過サイクルが短時間(数十分〜数時間)でよいスラリーを脱水するフィルタープレスでは全室同時に開板し、全室同時にスクレーパーを昇降させてケーキ剥離を行うようにすれば、ろ過サイクル時間に応じた効率の良い運転を行うことができる。
【0010】
【実施例】
この発明に係るフィルタープレスにおけるケーキの剥離装置について図面に基づき詳述する。まず、図1はろ板5を1室づつ順番に開板するタイプのフィルタープレス4における側面図である。フレーム1とフレーム2の間に一対のガイドレール3・3を水平に設けこのガイドレール3・3上に平板状のろ板5と中凹状のろ板6を交互に多数並列させ、油圧シリンダー36によってこれらろ板5,6をフレーム1方向に押圧して多数のろ過室を形成する。前記ガイドレール3の側部にはガイドレール3に沿って走行自在な台車25を配設しており、ろ板5,6の上方を覆うように門型状に構成してある。台車25の上部には駆動機23を載置し、シリンダー24を垂設している。
【0011】
次に、図2、図3に基づきスクレーパー16、17の駆動装置について具体的に説明する。平板状のろ板5のろ過床5aには金属ろ材7を段差を無くして平面状に張設してあり、この平板状のろ板5上部には左右にアーム9を立設し、この左右のアーム9に回動軸11を軸支している。平板状のろ板5の下部には左右にアーム10を垂設し、このアーム10に回動軸12を軸支している。前記回動軸11の一端(図2では右側)はアーム9の外側に延設しており、ここに凹状ギアー32を嵌着している。又、前記の台車25の側部(図2では右側)には駆動軸26を前記回動軸11の中心線上の高さに軸支しており、この駆動軸26は内側に延設している。該駆動軸26の中間部にはスプロケットホイール27を嵌着しており、前記駆動機23に設けたスプロケットホイール28間にチェーン29を掛け回している。又、駆動軸26の先端付近には凸状ギアー30を摺動自在に嵌着している。この凸状ギアー30の胴部には図3に示すように溝31aを掘設しており、前記シリンダー24の先端部に固着している作動杆31の端部を溝31aに遊挿させてある。図3の(a)はシリンダー24のロッド24aを延出させて作動杆31により凸状ギアー30を右方向にスライドさせ、凹状ギアー32と凸状ギアー30が離脱している状態を示している。図3の(b)はシリンダー24のロッド24aを収縮させることにより、凹状ギアー32と凸状ギアー30が嵌合している状態を示している。
【0012】
次に、図4及び図5に基づき他の実施例のフィルタープレスについて詳述する。図4のフィルタープレス4aは全室同時に開板するタイプのものであり、フレーム1とフレーム2の間に一対のガイドレール3・3を水平に設け、このガイドレール3・3上に平板状のろ板5と中凹状のろ板6を交互に多数並列させ、油圧シリンダー36によってこれらろ板5,6をフレーム1方向に押圧して多数のろ過室を形成している。図5に示す平板状のろ板5も図2において詳述した通り、ろ過床5aに金属ろ材7を張設しており、該平板状のろ板5の上部及び下部にそれぞれアーム9,10並びに回動軸11,12を配設している。回動軸11の中心線上の高さでアーム9の外側にはそれぞれスライド軸33・33がガイドレール3・3と平行に配設されており、このスライド軸33と回動軸11とはベベルギアー34を介して動力を伝達するようにしている。スライド軸33の両端部はフレーム1,2上で軸支されており、その一端は外側に延出し、駆動機35に連動連結している。スライド軸33の断面は六角形状をしており、同じく六角形状の孔部を要するベベルギヤ34を摺動自在に係着している。開板時に駆動機35を回動させれば、左右のスライド軸33も回動し、この回転がベベルギヤ34によって回動軸11に伝達するようになっている。
【0013】
次に図6に基づき、本発明のケーキ剥離装置について説明する。図6はろ板を開板した状態の概念図であり、ダイアフラム8を配設した中凹状のろ板6と金属ろ材7をろ過床5aに張設した平板状のろ板5を交互に並列している。Aはダイアフラム8によって押圧され金属ろ材7面に付着した状態のケーキである。平板状のろ板5の下端部と上端部にはそれぞれ前側スクレーパー16及び後側スクレーパー17を配設している。これらのスクレーパー16,17を金属ろ材7面に沿って昇降させることにより、金属ろ材7面に付着しているケーキAを剥離させるものである。
【0014】
前記スクレーパー16,17の構造について図7、図8に基づいて詳述する。まず、図7の回動軸11の両端部近傍にスプロケットホイール13・13を嵌着し、回動軸12の両端部近傍にもスプロケットホイール14・14を嵌着し、この上下のスプロケットホイール13,14間にそれぞれチェーン15を掛け回している。そして、このチェーン15の途中には前側スクレーパー16及び後側スクレーパー17を連結している。前側スクレーパー16はフレーム1側(図6では左側)に、後側スクレーパー17はフレーム2側(図6では右側)に設けている。これらのスクレーパー16,17は常態において、平板状のろ板5の上下端より少し上方あるいは下方に位置するようにしている。
【0015】
図8は図7のB矢視から見た後側スクレーパー17の詳細図である。後側スクレーパー17は支持板18にボルト19で着脱自在に固定されており、支持板18の両端部にはブラケット20・20を固着してあり、このブラケット20の上下に設けた孔部に走行用のローラー21を平板状のろ板5面の端部を走行する位置に回動自在に配設している。また、ブラケット20の外側部には上下に係合部材22・22を固着しており、係合部材22の先端近傍に開口している孔部にチェーン15を連結している。チェーン15の先端部にはタイトナーボルト37が接続されており、このタイトナーボルト37を前記係合部材22の孔部に挿通し、ナットによりチェーン15のテンションを容易に調節できるようになっている。尚、上部の係合部材22には上方からタイトナーボルト37を挿通し、下部の係合部材22には下方からタイトナーボルト37を挿通するようにしている。上記のように構成したスクレーパー16,17が昇降する場合には、まず、最初のローラー21が平板状のろ板5面の端部を走行し、続いてスクレーパー16,17そして、最後にローラー21の順番にろ板5面上を走行するようになっているので、チェーン15の振動等に影響されることなく、常に、スクレーパー16,17は金属ろ材7面に接しながら走行するものである。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るケーキの剥離装置は、金属ろ材をろ過床に張設した平板状のろ板自体に、直接取付けるようにしているため、従来のシリンダーの先端にスクレーパーを配設してケーキ剥離を行う装置にあっては、ろ板とろ板の中央に正確にスクレーパーを昇降させる必要があったが、本発明のケーキの剥離装置は各ろ板自体にスクレーパーを配設しており、常に、スクレーパーは金属ろ材面に接しながら昇降するので、ケーキの自重や厚み等の影響を受けることなく、安定したケーキ剥離が行えるため、効率良くフィルタープレスの運転がおこなえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るフィルタープレスの側面図である。
【図2】 本発明に係るケーキ剥離装置を備えたろ板の正面図である。
【図3】 図2におけるA部の詳細図である。
【図4】 本発明に係る他の実施例のフィルタープレスの側面図である。
【図5】 同じく、他の実施例を示すろ板の正面図である。
【図6】 同じく、並列したろ板を開板した状態の概念図である。
【図7】 同じく、スクレーパー装置の要部側面図である。
【図8】 図7におけるB矢視図である。
【符号の説明】
1、2 フレーム
3 ガイドレール
4、4a フィルタープレス
5 平板状のろ板
6 中凹状のろ板
7 金属ろ材
8 ダイアフラム
9、10 アーム
11、12 回動軸
13、14、27、28 スプロケットホイール
15、29 チェーン
16 前側スクレーパー
17 後側スクレーパー
18 支持板
19 ボルト
20 ブラケット
21 ローラー
22 係合部材
23、35 駆動機
24 シリンダー
25 台車
26 駆動軸
30 凸状ギアー
31 作動杆
31a 溝
32 凹状ギアー
33 スライド軸
34 ベベルギヤ
Claims (4)
- フレーム(1,2)に支架したガイドレール(3)上に平板状のろ板(5)と中凹状のろ板(6)を交互に並列し、これらのろ板(5,6)を開閉自在としたフィルタープレス(4,4a)において、前記平板状のろ板(5)のろ過床(5a)に金属ろ材(7)を張設し、中凹状のろ板(6)にはダイアフラム(8)を張設するとともに、前記平板状のろ板(5)の上下にアーム(9,10)を配設し、この上下のアーム(9,10)に回動軸(11,12)を軸支し、該回動軸(11,12)の左右にスプロケットホイール(13,14)を嵌着し、上下のスプロケットホイール(13,14)間に夫々チェーン(15)を掛け回し、この左右一対のチェーン(15)に夫々支持板(18)にボルト(19)で着脱自在に固定した前側スクレーパー(16)と後側スクレーパー(17)を連結し、支持板(18)の両端部に固着しているブラケット(20)には走行用のローラー(21)を前記平板状のろ板(5)面の端部を走行する位置に回動自在に配設し、常態において前側スクレーパー(16)は平板状のろ板(5)下端より下方に、後側スクレーパー(17)は平板状のろ板(5)上端より上方に位置するように配設し、且つ、昇降時には前後のスクレーパー(16,17)の先端部は金属ろ材(7)の表面に接するようにしたことを特徴とするフィルタープレスにおけるケーキの剥離装置。
- 上記ブラケット(20)に係合部材(22)を配設し、該係合部材(22)にチェーン(15)を連結したことを特徴とする請求項1に記載のフィルタープレスにおけるケーキの剥離装置。
- 上記ガイドレール(3)に駆動機(23)とシリンダー(24)を載置した台車(25)を設け、該台車(25)の側部に一端を軸支した駆動軸(26)を前記上部の回動軸(11)と同じ高さに配設し、該駆動軸(26)の中間部に設けたスプロケットホイール(27)と前記駆動機(23)に設けたスプロケットホイール(28)にチェーン(29)を掛け回し、前記駆動軸(26)の他端部には凸状ギアー(30)を摺動自在に係着し、前記シリンダー(24)の先端に固着している作動杆(31)を前記凸状ギアー(30)の胴部に掘設した溝(31a)に遊挿するとともに、前記平板状のろ板(5)に配設した上部の回動軸(11)の一端には凹状ギアー(32)を係着し、開板時に駆動軸(26)の凸状ギアー(30)と回動軸(11)の凹状ギアー(32)とを枢着させて前記スクレーパー(16、17)を昇降するようにしたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のフィルタープレスにおけるケーキの剥離装置。
- 上記平板状のろ板(5)に配設した上部の回動軸(11)はろ板(5,6)列に沿って設けた左右のスライド軸(33)にベベルギヤ(34)を介して回動自在に連結され、前記スライド軸(33)は駆動機(35)に連動連結しており、該駆動機(35)の駆動により、上記スクレーパー(16,17)を各ろ室同時に昇降するようにしたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のフィルタープレスにおけるケーキの剥離装置。
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