JP3824005B2 - 画像信号伝達方法及び画像情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラー画像を出力するための画像信号伝達方法及び画像情報処理装置に関する。
デジタルカメラで撮影されたカラー画像データは、主に、様々なフラッシュメモリに、DCF(Design rule for Camera File Format)Version1.0[JEIDA-49-2‐1998]に準拠したフォーマットで記録されている。このフォーマットでは、パーソナルコンピュータ用CRTモニタの階調特性や色域(色再現範囲)等の色特性を規定した標準的な色空間であるsRGB色空間を採用している。この背景には、デジタルカメラで撮像された画像が、圧倒的に、PCモニタで表示されることが多いことを前提としている。しかし、昨今、デジタルカメラの普及が進み、カラー画像が家庭のパソコンを通じて、あるいはダイレクトにPCモニタだけではなく、家庭用TVに表示されたり、カラープリンタに出力されたりする機会が増えてきている。
DCFフォーマットでは、次の表1にファイル構造を示すように、圧縮にJPEGが採用され、sRGB色空間が採用されている。
Figure 0003824005
また、DCFフォーマットは、そのディレクトリ構造を図1に示してあるように、DCFイメージルートディレクトリDCIMがルート直下に置かれ、このDCFイメージルートディレクトリDCIMに、8文字で示されるディレクトリ番号が与えられるDCFディレクトリが置かれる。ディレクトリ番号を示す8文字は、先頭3文字は重複しない100〜999の番号で、残り5文字は自由文字である。ディレクトリ番号には欠番があってもよく、DCFイメージルートディレクトリDCIMには、最大900ディレクトリ記録可能である。また、上記DCFイメージルートディレクトリDCIMは、DCFディレクトリ以外のディレクトリがあってもよい。
画像データのフォーマットとしては、上記DCFでも採用されているJPEGフォーマット(RGBデータのビット深さ:各8ビット)を拡張したJPEG2000[ITU-T Rec.T.801]や、入間が知覚可能な色再現範囲をよりカバーできるような色空間が検討されている。それらの中でも、実シーンの光の量にリニアなデータを保持できるようなscRGB色空間(シーン参照色空間)[IEC61966-2.2]や、このデータを出力あるいは表示デバイスに適した色補正が施された色空間(アウトプット参照色空間)、拡張sRGB色空間(e-sRGB :IEC61966-2.1Annex G/Annex F)等が、国際標準化されようとしている。
画像データフォーマットとして、今後、これまでのモニタベースのRGB 8ビットのsRGB色空間だけではなく、16ビットのsc−RGB色空間や拡張sRGB(e−sRGB)等が使用されるようになってくると、画像データを蓄積するメディアの容量の拡張も望まれる。これに対しては、デジタルカメラ画像の高画質化の一旦を担っている画像の高解像度が激化により、画像データサイズが増大し、これに追従するようにフラッシュメモリの容量も増加してきており、今後も、フラッシュメモリ等のメディア容量の拡張は十分予想される。
ところで、デジタルカメラで撮像された画像は、既に記述したDCFフォーマットに準拠したファイル構造で、カメラ内部で各社のノウハウにより色補正された画像が、輝度色度分離空間であるYCCにて保存される場合が多く、sRGB色域外の色を含んだYCC値を持つ場合もある。一方、家庭用TVや液晶モニタ、各種カラープリンタの色域は、sRGB色域とは異なる場合が多い。特に、カラープリンタの場合、sRGB色空間の基準となっている自己発光型デバイス(光源色デバイス)のCRTモニタと、根本的に色表現方式(反射色による色表現)が異なり、暗い領域での色域はモニタより広いが、明るい領域では狭くなっている。従って、プリンタ出力が前提とされる場合は、その色域を考慮した色補正を行った方が良い。このようにデジタルスチルカメラのようなアプリケーションでは出力が多種多様となると、ある機器を想定されて色補正された画像を他の機器で出力あるいは表示した場合は領域によっては階調潰れ等々が発生するといった問題がある。このような問題は、前述したように、現在のデジタルカメラで撮影された画像が、基本的にsRGB色空間のようなCRTモニタベースで観察されることを前提とした処理が行われ、最終的にDCFフォーマットに準拠したJPEG YCCフォーマットで蓄積されているため、この画像データをカラープリンタや家庭用TV等、CRTモニタ以外の色彩画像機器に出力する場合に生じる。既存のシステムでは、例えば、デジタルカメラで撮影されたJPEG YCCデータやCRTモニタで表示されたsRGBデータをプリンタに出力する際、プリンタドライバ等がプリンタの色域を考慮した色データに色変換し、出力するといったことがなされている。
上述の如き従来の実状に鑑み、本発明の目的は、標準色空間で符号化された画像データを多様な目的に利用する場合に、同一コンテンツに対して、目的に適した色特性に変換された画像データ群を効率的に管理する手法を提供することにある。
本発明では、例えば、scRGB、e−sRGB等の拡張色空間を用い、デジタルカメラの撮影画像を各機器向けに同時に保存することにより、1つのシーンに対するデジタルカメラの撮影画像について、各色彩画像機器向けに処理された画像を保存する。
すなわち、本発明に係る画像情報伝達方法は、標準色空間において符号化された画像データが多様な色彩画像機器の各々に対して最適な色特性に変換された画像データ群を、データ群の1つを標準データとし、その他のデータ群については、前記標準データとの差分データを保持することにより、画像伝達を行うことを特徴とする。
本発明に係る画像情報伝達方法では、例えば、色彩画像データを保持し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダを使用して読み出し・書き込みを行う。
また、本発明に係る画像情報伝達方法では、例えば、色彩画像データを保持し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるファイル拡張子を使用して、読み出し・書き込みを行う。
さらに、本発明に係る画像情報伝達方法では、例えば、色彩画像データを保持し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダとファイル拡張子を併用して、読み出し・書き込みを行う。
本発明に係る画像情報伝達装置は、標準色空間において符号化された画像データを出力すべき画像機器に適合したデータに変換する画像情報処理装置であって、標準色空間において符号化された画像データが多様な色彩画像機器の各々に対して最適な色特性に変換された画像データ群を、データ群の1つを標準データとし、その他のデータ群については、前記標準データとの差分データを記憶手段に保存する画像処理部を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像情報伝達装置において、上記画像処理部は、例えば、上記記憶手段に色彩画像データを保存し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダを使用して保存する。
また、本発明に係る画像情報伝達装置において、上記画像処理部は、例えば、上記記憶手段に色彩画像データを保存し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるファイル拡張子を使用して、保存することを特徴とする。
さらに、本発明に係る画像情報伝達装置において、上記画像処理部は、例えば、上記記憶手段に色彩画像データを保存し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダとファイル拡張子を併用して保存する。
以上のように、カメラ撮影画像データを出力機器に適した色補正を行う際、従来は限られた色域(sRGB色空間ベースのJPEG YCCの色域)のDCF碁本ファイルを使用して、出力機器向けの色補正を行わなければならなかったが、本発明では、より広い色域情報を持つ、カメラ内部のCCDイメージセンサ10からの生データに近いデータを使用することで、より適正な色補正を行うことができる。
また、本発明によれば、撮影時に、ある程度想定される出力画像機器向けのデータを保存しておくことで、出力機器のドライバの色補正や、PC上でのアプリケーションによる色補正を行うことなく、直接、出力機器に、より適正な色の画像を出力することができる。
また、本発明では、DCFフオーマット規定内での、ファイル保存手法により、本発明のファイル保存手法に対応していない出力機器においても、従来手法による出力が可能である。
さらに、本発明では、撮影データが、既に出力機器向けの補正が行われているデータである事の識別により、出力機器側のドライバ等による色補正の重機を避けることができ、所望のカラー画像を出力することができる。
従って、本発明によれば、標準色空間で符号化された画像データを多様な目的に利用する場合に、同一コンテンツに対して、目的に適した色特性に変換された画像データ群を効率的に管理することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
以下に説明する実施の形態では、デジタルカメラが、撮影されたカラー画像を従来のDCFフォーマットに従ったJPEG YCCデータ(DCF基本ファイル)だけではなく、カラープリンタやLCD等、他の色彩画像機器に適した画像に変換したデータ、あるいは、CCDイメージセンサからのデータをホワイトバランス補正した生データを、同時にフラッシュメモリ等に記録する場合を想定する。
先ず、本発明を適用したデジタルカメラにおけるDCF基本ファイルの作成と保存について図2を参照して説明する。
このデジタルカメラ100は、CCDイメージセンサ10により得られる3原色の画像データR,G,Bが供給されるホワイトバランス処理部20、このホワイトバランス処理部20によりホワイトバランス調整処理が施された画像データR’,G’,B’が供給される第1及び第2の画像処理部30,40、上記第1又は第2の画像処理部30,40により上記画像データR’,G’,B’に処理を施したデータを保存するフラッシュメモリ50などからなる。
このデジタルカメラ100において、ホワイトバランス処理部20は、CCDイメージセンサ10により得られた3原色の画像データR,G,Bにホワイトバランス調整処理を施し、このホワイトバランス調整処理済みの画像データR’,G’,B’を第1及び第2の画像処理部30,40に供給する。
そして、第1の画像処理部30は、上記ホワイトバランス調整処理済みの画像データR’,G’,B’に対して従来と同様の処理を施してDCF基本ファイルを作成してフラッシュメモリ50に保存するためのものであって、ガンマ処理部31、RGB/YCC変換部32及びData保存処理部33からなる。
この第1の画像処理部30において、ガンマ処理部31は、上記ホワイトバランス処理済みの画像データR’,G’,B’に対してガンマ補正処理を施し、ガンマ補正処理済みの画像データR”,G”,B”をRGB/YCC変換部32に供給する。このRGB/YCC変換部32は、上記ガンマ補正処理済みの画像データR”,G”,B”を輝度データYと色差データCr,Cbで示す画像データYCCに変換して、上記DCF基本ファイルを作成する。
さらに、Data保存処理部33は、フラッシュメモリ50内にDCIMディレクトリを作成し、さらに、上記DCIMディレクトリの下にDCF基本ファイル保存用のディレクトリ、例えば100MSDCFディレクトリを作成して、上記DCF基本ファイルを上記ディレクトリ内に保存する。
また、第2の画像処理部40は、上記ホワイトバランス調整処理済みの画像データR’,G’,B’から各色彩画像機器用データを作成してフラッシュメモリ50に保存するためのものであって、色彩画像機器補正処理部41及びData保存処理部42からなる。
この第2の画像処理部40において、色彩画像機器補正処理部41は、保存したいデータ、すなわち、どのような色彩画像機器に出力したいか、あるいは、生データを保存したいかに応じて、上記ホワイトバランス処理済みの画像データR’,G’,B’に対して各デバイス向けの色補正を行う。例えば、インクジェット向けの色補正を行う場合は、現在、主流となっているプリンタを包括するような仮想色域(バーチャルガミュート)をターゲット色域として色補正を行う等、出力デバイスの色域を含む色特性を考慮した色補正を行う。そして、各出力デバイス向けに補正されたデータは、e−sRGBやe−sYCC等のアウトプット参照色空間データに変換する。また、生データは、scRGB16ビットリニアやscRGB12ビットリニアやscYCCに変換する。
さらに、Data保存処理部42は、図3のフローチャートに示す手順に従って、フラッシュメモリ50内にディレクトリを作成し、作成したディレクトリに各画像機器向けに補正されたデータ、あるいは、ホワイトバランス処理済みの画像データを作成したディレクトリに保存する。
すなわち、上記Data保存処理部42は、先ずステップS1において、他のデバイス向けにデータを保存するか否かを判定する。そして、このステップS1における判定結果がYESすなわち他のデバイス向けにデータを保存する場合には次のステップS2に進み、また、判定結果がNOすなわち他のデバイス向けにデータを保存しない場合にはステップS3に進んで、既存のDCF対応フォーマットで保存する。
ステップS2では、DCFフォーマットに準拠するか否かの判定を行い、その判定結果がYESすなわちDCFフォーマットに準拠する場合にはステップS4に進み、また、その判定結果がNOすなわちDCFフォーマットに準拠しない場合にはステップS7に進む。
ステップS4では、DCFフォーマットに準拠したディレクトリを作成するか否かの判定を行う。そして、このステップS4における判定結果がYESすなわちDCFフォーマットに準拠したディレクトリを作成する場合にはステップS5に進み、また、判定結果がNOすなわちDCFフォーマットに準拠したディレクトリを作成しない場合にはステップS6に進む。
ステップS5では、図4に示すように、DCFフォーマットの枠組み内でディレクトリ名で識別可能なディレクトリをフラッシュメモリ50内に作成してデータを保存する。すなわち、このステップS5では、デジタルカメラ100内の色彩画像機器補正処理部により作成された各画像機器向けのデータ、あるいは、ホワイトバランス処理後のデータを保存するためのディレクトリをDCIMディレクトリの下に作成する。作成するディレクトリ名は、次の表2に示すように作成された画像の用途別のものを使用する。これらのディレクトリ名は、DCFフォーマットの規定にあるように、100〜999番までの3つの数字と5文字からなる。そして、作成された各ディレクトリに、各画像機器向けに補正されたデータ、若しくは、ホワイトバランス調整後のデータを保存する。
Figure 0003824005
また、ステップS6では、図5に示すように、DCFフォーマットの枠組み内で、ファイル拡張子により識別可能なデータファイルとしてデータを保存する。すなわち、このステップS6では、デジタルカメラ100内の色彩画像機器補正処理部により作成された各画像機器向けのデータ、あるいは、ホワイトバランス調整後のデータを、データの種類により異なるファイル拡張子を使用して、フラッシュメモリ50内のDCF基本ファイルが保存されているディレクトリと同様なディレクトリに保存する。ここで、使用されるファイル拡張子は、次の表3に示すものを使用する。
Figure 0003824005
さらに、ステップS7では、画像機器毎のディレクトリを作成するか否かの判定を行う。そして、このステップS7における判定結果がYESすなわち画像機器毎のディレクトリを作成する場合にはステップS8に進み、また、判定結果がNOすなわち画像機器毎のディレクトリを作成しない場合にはステップS9に進む。
ステップS8では、図6に示すように、DCFフォーマットの枠組み外でディレクトリ名で識別可能なディレクトリをフラッシュメモリ50内に作成してデータを保存する。すなわち、このステップS8では、デジタルカメラ100内の色彩画像機器補正処理部により作成された各画像機器向けのデータあるいは、ホワイトバランス調整後のデータを保存するためのディレクトリをフラッシュメモリ50内に作成する。作成するディレクトリ名は、次の表4に示したように、作成された画像の用途別のものを使用する。そして、作成された各ディレクトリに、各画像機器向けに補正されたデータ若しくは、ホワイトバランス調整後のデータを保存する。
Figure 0003824005
ステップS9では、図7に示すように、DCFフォーマットの枠組み外で、ファイル拡張子により識別可能なデータファイルとしてデータを保存する。すなわち、このステップS9では、フラッシュメモリ50内にOPTIONディレクトリを作成する。そして、デジタルカメラ100内の色彩画像機器補正処理部により作成された各画像機器向けのデータあるいは、ホワイトバランス調整後のデータを、データの種類により異なる表3に示したファイル拡張子を使用して、フラッシュメモリ50内のOPTIONディレクトリに保存する。
ここで、上記ステップS5では、図8に示すように、DCFフォーマットの枠組み内で、差分データを使用して各画像機器用データを保存することもできる。すなわち、色彩画像機器補正処理部において、作成した色彩画像機器用データとDCF基本ファイルとの差分データを作成する。作成されたデータ群は、アウトプット参照色空間であるe−sRGBないし、e−sYCCフォーマットである。作成された各データの拡張子は、次の表5に示すものを使用する。作成された各データは、フラッシュメモリ50内のDCF基本ファイルが保存されているディレクトリと同様なディレクトリに保存する。
Figure 0003824005
次に、このデジタルカメラ100によりフラッシュメモリ50に取り込んだデータの読み出しについて図9を参照して説明する。
すなわち、出力機器側では、各機器が有するドライバ、若しくは、パーソナルコンピュータ(PC)を介して処理する場合は、PC上のアプリケーションが、図9のフローチャートに示す手順に従い画像出力・表示を行う。
出力機器側では、先ずステップS10において、ドライバ、若しくは、パーソナルコンピュータ(PC)での色補正処理を行う場合か否かを判定する。そして、このステップS10における判定結果がYESすなわちドライバ・アプリケーションでの色補正処理を行う場合には次のステップS11へ進み、また、判定結果がNOすなわちドライバ/アプリケーションでの色補正処理を行わない場合にはステップS15へ進む。
ステップS11では、フラッシュメモリ50内にシーン参照色空間フォーマット(scRGB16ビットリニア、scRGB12ビットリニア、scYCC)のデータが存在するかどうかを、上述のディレクトリ名ないしファイル拡張子名の情報を使用して検索する。
そして、次のステップS12では、ドライバ・アプリケーションが所望のデータを検索できたか否かを判定する。このステップS12におけるYESすなわちドライバ・アプリケーションが所望のデータを検索できた場合は、ステップS13へ進んで所望の色補正処理を行い、次のステップS14で色補正処理済みの画像データを出力機器に出力する。また、上記ステップS12におけるNOすなわちドライバ・アプリケーションが所望のデータを検索できなかった場合は、ステップS18へ進んでDCF基本ファイルを使用して既存のDCF対応のJPEGYCCデータの処理を行い、次のステップS19で処理済みの画像データを出力する。
また、ステップS15では、フラッシュメモリ50内に、出力機器に適したアウトプット参照色空間データが存在するかどうかを、ディレクトリ名ないしファイル拡張子名の情報を使用して検索する。
そして、次のステップS16では、ドライバ・アプリケーションが所望のデータを検索できたか否かを判定する。このステップS16におけるYESすなわちドライバ・アプリケーションが所望のデータを検索できた場合は、ステップS73へ進んで、色補正処理は行わず、出力機器へのデータフォーマット変換のみを行い、出力する。ただし、検索されたデータが差分データの場合は、DCF基本ファイルと検索された差分データを基に、出力機器に適した画像データを作成し、色補正処理は行わず、出力機器へのデータフォーマット変換のみを行い、出力する。また、上記ステップS16におけるNOすなわちドライバ・アプリケーションが所望のデータを検索できなかった場合は、ステップS18へ進んでDCF基本ファイルを使用して既存のDCF対応のJPEGYCCデータの処理を行い、次のステップS19で処理済みの画像データを出力する。
DCFフォーマットのディレクトリ構造を模式的に示す図である。 本発明を適用したデジタルカメラの要部構成を示すブロック図である。 上記デジタルカメラにおけるファイル保存処理の手順を示すフローチャートである。 上記デジタルカメラにおいてDCFフォーマットの枠組み内でフォルダ名で識別可能にデータを保存する場合のディレクトリ構造を模式的に示す図である。 上記デジタルカメラにおいてDCFフォーマットの枠組み内でファイル拡張子で識別可能にデータを保存する場合のディレクトリ構造を模式的に示す図である。 上記デジタルカメラにおいてDCFフォーマットの枠組み外でフォルダ名で識別可能にデータを保存する場合のディレクトリ構造を模式的に示す図である。 上記デジタルカメラにおいてDCFフォーマットの枠組み外でファイル拡張子で識別可能にデータを保存する場合のディレクトリ構造を模式的に示す図である。 上記デジタルカメラにおいて基本データに対する差分データで保存する例を模式的に示す図である。 出力機器側の画像読み込み処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 CCDイメージセンサ、20 ホワイトバランス処理部、30,40 第1及び第2の画像処理部、31ガンマ処理部、32 RGB/YCC変換部、33 Data保存処理部、41 色彩画像機器補正処理部、42 Data保存処理部、50 フラッシュメモリ、100 デジタルカメラ

Claims (8)

  1. 標準色空間において符号化された画像データが多様な色彩画像機器の各々に対して最適な色特性に変換された画像データ群を、データ群の1つを標準データとし、その他のデータ群については、前記標準データとの差分データを保持することにより、画像伝達を行うことを特徴とする画像情報伝達方法。
  2. 色彩画像データを保持し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダを使用して読み出し・書き込みを行うことを特徴とする請求項1記載の画像情報伝達方法。
  3. 色彩画像データを保持し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるファイル拡張子を使用して、読み出し・書き込みを行うことを特徴とする請求項1記載の画像情報伝達方法。
  4. 色彩画像データを保持し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダとファイル拡張子を併用して、読み出し・書き込みを行うことを特徴とする請求項1記載の画像情報伝達方法。
  5. 標準色空間において符号化された画像データを出力すべき画像機器に適合したデータに変換する画像情報処理装置であって、標準色空間において符号化された画像データが多様な色彩画像機器の各々に対して最適な色特性に変換された画像データ群を、データ群の1つを標準データとし、その他のデータ群については、前記標準データとの差分データを記憶手段に保存する画像処理部を備えることを特徴とする画像情報処理装置。
  6. 上記画像処理部は、上記記憶手段に色彩画像データを保存し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダを使用して保存することを特徴とする請求項5記載の画像情報処理装置。
  7. 上記画像処理部は、上記記憶手段に色彩画像データを保存し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるファイル拡張子を使用して、保存することを特徴とする請求項5記載の画像情報処理装置。
  8. 上記画像処理部は、上記記憶手段に色彩画像データを保存し、上記画像データ群を、機器毎に用意された異なるフォルダとファイル拡張子を併用して保存することを特徴とする請求項5記載の画像情報処理装置。
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