JP3822686B2 - Lining method for existing pipes - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16L58/02Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings

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  • Pipe Accessories (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、老朽化した既設管を更生するために実施される既設管のライニング工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
下水管等が老朽化すると、合成樹脂製の帯板状の帯状体を使用して既設管をライニングする工法が実施されている。このようなライニング工法では、帯状体が下水管の内周面に沿った螺旋状に巻回されて配置されると、帯状体と下水管との間に裏込め材が充填される。これにより、下水管が更生される。
【0003】
老朽化した下水管は、通常、コンクリート製であり、その内周面は、長年にわたる流水によって腐食した状態になることがある。内部に鉄筋が埋設されたヒューム管の場合には、コンクリートが腐食して欠落すると、内部の鉄筋が露出し、露出した鉄筋も、腐食していることもある。このように、コンクリート内に設けられた鉄筋が腐食した状態になると、下水管としての強度は著しく低下する。特に、周囲の土圧によって管壁に生じる引っ張り荷重に対しては、極度に強度が低下している可能性が大きい。
【0004】
このために、鉄筋が腐食しているような下水管の内周面を、帯板状の帯状体によってライニングする場合には、その帯状体によってライニングを実施する前に、腐食した鉄筋を補強する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
下水管のコンクリートから露出した鉄筋の補強は、通常、下水管内に作業員が入り込んで、作業員の手作業によって、新たな鉄筋を配筋することにより行われている。このように、作業員の手作業による配筋作業は、作業性が悪いために、多大な時間を要するという問題がある。また、そのために、経済性も損なわれる。さらに、作業員が入り込んで作業ができないような下水管の場合には、鉄筋を補強することはできない。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するものであり、その目的は、帯状体によって既設管をライニングする際に、新たな鉄筋を既設管内に容易に配置することができる既設管のライニング工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の既設管のライニング工法は、既設管内に配置された製管機を周回移動させることによって、合成樹脂製の帯状体を螺旋状に巻回するとともに、隣接する側縁部同士を製管機に設けられた接合機構によって接合し、形成された螺旋管を既設管内に残置し、さらに、製管機の周回移動によって既に形成された螺旋管の一方に帯状体を接合して製管する際に、製管機の、螺旋管の製管方向前方に設けられて製管機と一体に周回移動する鉄筋規制部材に接するように鉄筋を供給し、その鉄筋を既設管の内周面に沿って螺旋状に配置することを特徴とする。
【0008】
前記既設管は断面が矩形状になっており、また、前記鉄筋規制部材は、少なくとも2つのローラーを有しており、一方のローラーは鉄筋の内面に接し、他方のローラーは鉄筋の外面に接することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明の既設管のライニング工法の実施状態の一例を示す概略縦断面図、図2は、図1のA−A線における断面図である。既設管である下水管20は、例えば、ヒューム管によって構成されており、一対のマンホール28および29間の土中に設けられている。下水管20の内部には製管機40が配置されており、一方のマンホール29から挿入される帯状体10が、製管機40によって螺旋状に巻回されて螺旋管とされる。一対の駆動ローラー41は、螺旋状に巻回される帯状体の側縁部同士を接合する接合機構を構成している。
【0011】
図3は、下水管20内に配置された製管機40の縦断面図である。製管機40は、相互に対向する位置にて平行に配置された一対の駆動ローラー41と、各駆動ローラー41の間にて周方向に等しい間隔をあけてそれぞれが平行に配置された複数の案内ローラー42とを有している。各駆動ローラー41および各案内ローラー42は、それぞれ支持軸43に支持されており、螺旋状に巻回される帯状体10の内周面に転接して周回移動するようになっている。各案内ローラー42は、支持軸43に回転可能に支持されているが、各駆動ローラー41は、支持軸43と一体になって回転するように支持軸43に支持されている。各駆動ローラー41には、押圧ローラー47がそれぞれ対向して配置されており、相互に対向した各駆動ローラー41および押圧ローラー47によって、螺旋状に巻回される帯状体の側縁部同士を接合する接合機構が構成されている。
【0012】
各支持軸43のそれぞれの端部は、隣接する各支持軸43のそれぞれの端部に、平板状をしたリンクアーム44aによって、それぞれ回動可能に連結されている。従って、各案内ローラー42および各駆動ローラー41の一方の端部同士を連結する各リンクアーム44aは、折り曲げ可能になった無端環状の成形フレーム44をそれぞれ形成している。隣接する一対のリンクアーム44a同士は、相互に一直線に並んだ状態から内周方向へ所定の角度だけ回動し得るように構成されている。
【0013】
各成形フレーム44は、隣接するリンクアーム44a同士が相互に屈曲されて、図2に示すように、下水管20の断面形状に対応した円形状に形成される。各成形フレーム44の長さは、下水管20の内周面の周方向長さに基づいて、予め、設定されている。
【0014】
図3に示すように、駆動ローラー41が支持された支持軸43は、ギアボックス45を介して、油圧モーター46に連結されており、油圧モーター46によって、駆動ローラー41が支持軸43と一体となって所定方向に回転されるようになっている。
【0015】
ギアボックス45には、連結具48が取り付けられている。この連結具48は、例えば、鉄鋼製の丸棒によって、各支持軸43の延出方向とは反対方向に延出して、下水管20の外周側に向かって直角に屈曲されている。そして、連結具48の先端部には、下水管20の軸方向に沿って延びる鉄筋規制ローラー49が回転可能に支持されている。駆動ローラー41と一体となった鉄筋規制ローラー49は、各成形フレーム44と一体となって周回移動する。そして、鉄筋規制ローラー49には、帯状体10と同様に、一方のマンホール29から下水管20内に挿入されて、製管機40内を通って供給される鉄筋30が転接される。鉄筋規制ローラー49に転接した鉄筋30は、下水管20の内周面に沿うように、順次、螺旋状になるように、その形状が規制される。
【0016】
図4は、本発明の既設管のライニング工法に使用される帯状体の一例を示す断面図である。この帯状体10は、帯板状の基板本体部11を有している。この基板本体部11は、例えば、厚さが2〜4mm程度になっており、その幅方向の一方の側縁部には、基板本体部11の厚さ分だけ外側に位置する段落ち部12が設けられている。この段落ち部12には、一方の表面に突出する半円環状のソケット13が、基板本体部11の長手方向に沿って連続的に設けられている。このソケット13は、基板本体部11が突出する表面とは反対側の表面に開口した状態になっている。
【0017】
ソケット13の内部は、開口側部分が狭く、内奥側が円弧状に広がっている。ソケット13には、開口部の一方の内面に形成された抜け止め段差13aが設けられている。半円環状のソケット13の外側の周面には、段落ち部12とは平行になったフランジ部13bが設けられている。
【0018】
ソケット13の側方には、段落ち部12の一部を構成する平坦部12bが連続しており、その平坦部12bの側縁部、すなわち、基板本体部11の側縁部には、ソケット13の突出側方向であって基板本体部11の外側に斜めに延出する斜め係止リブ14が長手方向に連続して設けられている。
【0019】
基板本体部11は、ソケット13、斜め係止リブ14等が設けられた表面が外周側になるように、下水管20の内周面に沿って螺旋状に巻回される。
【0020】
基板本体部11の斜め係止リブ14が設けられた側縁とは反対側に位置する側縁の近傍部分の表面には、基板本体部11に対してソケット13の突出方向と同方向に垂直に立ち上げられた嵌合突条15が、基板本体部11の長手方向に沿って連続して設けられている。この嵌合突条15は、基板本体部11の表面から垂直に立ち上がった支柱部15aと、その支柱部15aの先端に設けられた断面円形状の嵌合部15bとを有している。嵌合部15bは、段落ち部12に設けられたソケット13の中空の断面と整合した断面形状になっており、ソケット13の内周面に設けられた抜け止め段差13aに係止する段差が設けられている。
【0021】
基板本体部11の表面には、嵌合突条15に近接して、エラストマー等の軟質弾性体によって構成された帯状の滑り防止材16が、長手方向に連続して基板本体部11に一体に取り付けられている。この滑り防止材16の厚さは1.5mm程度である。
【0022】
基板本体部11の外側面には、嵌合突条15に対して適当な間隔をあけて、嵌合突条15と同方向に突出する係合リブ17が設けられている。この係合リブ17は、基板本体部11から垂直に立ち上がった支柱部17aと、この支柱部17aの先端部にて嵌合突条15側に突出した係合部17bとを有している。
【0023】
図4に二点鎖線で示すように、この係合リブ17の係合部17bと支柱部17aとの間には、基板本体部11が螺旋状に巻回されてソケット13内に嵌合突条15が嵌合された際に、斜め係止リブ14の先端部が係合されるようになっている。
【0024】
基板本体部11におけるこの係合リブ17と段落ち部12との間には、補強リブ18が、長手方向に連続して設けられている。この補強リブ18は、係合リブ17とほぼ同様に、基板本体部11から垂直に立ち上がった支柱部18aと、この支柱部18aの先端部にて各側方に延出した張出部18bとによって、断面T字状に構成されている。
【0025】
このような構成の帯状体10は、基板本体部11、段落ち部12、ソケット13、斜め係止リブ14、嵌合突条15、係合リブ17および補強リブ18が、可撓性を有するポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、繊維強化プラスチック等の合成樹脂によって一体的に成形されている。また、滑り防止材16は、基板本体部11等の合成樹脂部分を押出成型する際に、合成樹脂と一体的に押し出され、滑り防止材16は基板本体部11の表面に接着状態で取り付けられる。
【0026】
帯状体10は、下水管20内に配置された製管機40によって、螺旋状に巻回されて、図4に二点鎖線で示すように、段落ち部12に設けられたソケット13内に、嵌合突条15が嵌合されるとともに、斜め係止リブ14の先端部が、係合リブ17の係合部17bと支柱部17aとの間に係合される。ソケット13内に嵌合された嵌合突条15は、ソケット13の抜け止め段差13aに係止して抜け止め状態にされる。
【0027】
このような帯状体10を使用して、本発明のライニング工法は、次のように実施される。
【0028】
まず、帯状体10が導入されるマンホール29内にて製管機40が組み立てられる。製管機40の各成形フレーム44は、予め、下水管20の内周面の周方向長さに対応して調整されている。そして、製管機40の各成形フレーム44が、下水管20の断面形状に対応した円形状になるように、各成形フレーム44を構成する各リンクアーム44aを、隣接するもの同士が所定の屈曲状態になるように固定する。このようにして、各成形フレーム44が所定の円形状に組み立てられると、製管機40は下水管20内に配置され、各押圧ローラー47および鉄筋規制ローラー49が下水管20の内周面と適当な間隔をあけた状態とされる。
【0029】
他方、マンホール29の開口部に近接した地表には、帯状体10を巻回した帯状体ドラム51が配置され、帯状体10がマンホール29内に導入される。また、鉄筋30もマンホール29内に導入される。
【0030】
マンホール29を通って下水管20内に導入された鉄筋30は、製管機40の各案内ローラー42にて形成された円環状部分内を通って、ガイドローラー49の周面に湾曲状態で圧接される。
【0031】
また、下水管20内に導入された帯状体10は、製管機40の一方の駆動ローラー41と押圧ローラー47との間に挿入されて、各ガイドローラー42の外側に沿って螺旋状に巻回され、隣接する帯状体10の一方に設けられた段落ち部12のソケット13内に、他方の帯状体10の嵌合突条15が嵌合されるとともに、斜め係止リブ14の先端部が、係合リブ17の係合部17bと支柱部17aとの間に係合される。このようにして、帯状体10は、下水管20の内周面に対して押圧ローラー47の直径に相当する間隔をあけて、断面円形の管状に成形される。
【0032】
断面円形の管状に成形された帯状体10は、下水管20の端部に、例えば、アンカーボルトによって、あるいは、重量物を載置することによって固定される。これにより、管状に成形される帯状体10は、下水管20内にて回動しない状態とされる。
【0033】
このような状態になると、各駆動ローラー41が油圧モーター46によって回転される。これにより、各駆動ローラー41は、下水管20に対して固定された管状の帯状体10の内周面を螺旋状に周回移動し、また、各駆動ローラー41に対向して配置された各押圧ローラー47は、下水管20の内周面に沿って周回移動する。同時に、各ガイドローラー42も円形状に固定された成形フレーム44に沿って周回移動する。そして、各駆動ローラー41、各押圧ローラー47および各ガイドローラー42が、下水管20内周面に沿って周回移動すると、マンホール29内から下水管20内に導入された帯状体10が、順次、各駆動ローラー41と押圧ローラー47との間に引き込まれて、下水管20に固定された帯状体10のソケット13に嵌合突条15が嵌合される。
【0034】
このようにして、各駆動ローラー41、各押圧ローラー47、および各ガイドローラー42は、下水管20内を周回移動しつつ、製管機40全体が、帯状体10が導入されるマンホール29から遠ざかるように移動する。
【0035】
このとき、鉄筋30も順次、製管機40に引き込まれており、一方の駆動ローラー41とともに、下水管20の内周面に沿って周回移動する鉄筋規制ローラー49の周面を転接している。そして、鉄筋規制ローラー49が、製管機40とともに下水管20の軸方向に沿って移動されることにより、鉄筋30は、下水管20の内周面に沿った螺旋状に湾曲状態に規制される。
【0036】
このようにして、鉄筋30が下水管20の内周面に沿った螺旋状に順次配置された状態になると、製管機40に順次導入される帯状体10が、製管機40によって、下水管20の内周面に沿った螺旋状に巻回されて螺旋管とされる。その結果、帯状体10によって形成された螺旋管は、下水管20の内周面に対して、その内周面に沿って配置された鉄筋30を間に挟んだ状態に配置されている。
【0037】
下水管20の全体にわたって、下水管20の内周面に沿って鉄筋30が配置されるとともに、帯状体10によって形成された螺旋管が配置された状態になると、下水管20の内周面をライニングする螺旋管に対して、製管機40内に導入される帯状体10が切断される。その後、下水管20内周面をライニングする螺旋管から製管機40が取り外される。
【0038】
帯状体10から製管機40が取り外されると、下水管20の内周面と、螺旋管状になった帯状体10との間に形成された間隙内に、セメントミルク等の裏込め材が注入されて、下水管20の全長にわたって裏込め材が充填される。下水管20と螺旋管状の帯状体10との間には、鉄筋30が下水管20の全長にわたって設けられているために、下水管20と螺旋管状の帯状体10との間に充填される裏込め材が鉄筋30によって補強された状態になる。その結果、下水管20が、周囲の土圧によって破損するようなおそれがない。
【0039】
本発明の既設管のライニング工法では、断面が円形状になった下水管20に限らず、図5に示すように、断面が正方形状になったボックスカルバート50にも適用することができる。この場合、ボックスカルバート50内に配置される製管機40は、ボックスカルバート50の横断面形状と相似形状になった矩形環状の規制フレーム40aに、成形フレーム44が周回移動可能に取り付けられている。製管機40には、一方の押圧ローラー47に対して、製管機40の軸方向への移動方向側にて、押圧ローラー47とは同心状態で鉄筋規制ローラー49aが回転可能に設けられている。この鉄筋規制ローラー49aは、製管機40の軸方向への移動方向側に位置する成形フレーム44に支持されている。また、成形フレーム44には、この鉄筋規制ローラー49aに対して、押圧ローラー47の周回移動方向に適当な間隔をあけて、一対の鉄筋規制ローラー49bおよび49cが、それぞれ回転可能に支持されている。
【0040】
製管機40内に導入される鉄筋30は、押圧ローラー47と同軸に配置された鉄筋規制ローラー49aの外周側に圧接されて、その鉄筋規制ローラー49aに隣接する鉄筋規制ローラー49bの内周側に圧接され、さらに、その鉄筋規制ローラー49bに隣接する鉄筋規制ローラー49cの外周側に圧接されている。そして、各鉄筋規制ローラー49が、成形フレーム44とともに一体的に周回移動することにより、鉄筋30が、ボックスカルバート50の内周面に沿った状態に規制される。このようにして、ボックスカルバート50の内周面に沿って鉄筋30が配置されると、帯状体10がボックスカルバート50の内周面に沿って配置される。
【0041】
なお、本発明の既設管のライニング方法では、図4に示すような断面形状の帯状体10に限らず、例えば、図7に示すような断面形状の帯状体80も使用される。この帯状体80は、帯板状の本体部材81と、この本体部材81を螺旋状に巻回した際に相互に隣接する側縁部同士を接合する帯状の嵌合部材82とを有している。本体部材81は、帯板状の基板本体部81aの各側縁部にそれぞれ設けられた嵌合部81bと、基板本体部81aの背面に等しい間隔をあけて配置された断面T字状の複数の補強リブ81cとを有している。
【0042】
各嵌合部81bは、基板本体部81aの各側縁部から直角に立ち上げられてそれぞれ外方に直角に屈曲され、さらにその先端が直角に基板本体部81a側に屈曲された断面コ字状になっている。そして、各嵌合部81cの先端部には、断面コ字状の内部側に断面半球状に突出する係合部81dが、それぞれ設けられている。
【0043】
帯状の嵌合部材82は、断面U字状をしており、図7(b)に示すように、本体部材81が螺旋状に巻回されて、隣接する嵌合部81b同士が相互に突き合わされた状態になると、突き合わされた状態の各嵌合部81bを一体的に嵌合し得るようになっている。
【0044】
このような帯状体80は、下水管20内に配置された製管機40によって、本体部材81が下水管20の内周面に沿った管状に成形された後に、嵌合部材82が隣接する嵌合部81b同士を一体的に内包するように嵌合される。あるいは、本体部材81が製管機40内に導入される前に、一方の嵌合部81bに嵌合部材82を予め嵌合させておいて、製管機40によって本体部材81が管状に成形された後に、嵌合部材82を、管状に成形された本体部材81における他方の嵌合部81bに嵌合させるようにしてもよい。
【0045】
【発明の効果】
本発明の既設管のライニング工法は、このように、既設管内に配置された製管機によって帯状体を螺旋状に巻回した状態で配置する際に、鉄筋が既設管の内周面に沿った形状に規制された状態で配置されるようになっているために、既設管のライニング作業の作業性が著しく向上する。しかも、作業員が入り込めないような既設管内にも容易に鉄筋を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の既設管のライニング工法の実施の形態の一例を示す下水管の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線における断面の拡大図である。
【図3】そのライニング工法における製管機による製管状態を示す既設管の縦断面図である。
【図4】本発明のライニング工法に使用される帯状体の一例を示す横断面図である。
【図5】本発明の既設管のライニング工法の実施の形態の他の例を示す製管機の製管状態を示す横断面図である。
【図6】その製管機の製管状態を示す縦断面図である。
【図7】(a)は、本発明のライニング工法に使用される帯状体の他の例を示す横断面図、(b)は、その分解斜視図である。
【符号の説明】
10 帯状体
11 基板本体
12 段落ち部
13 ソケット
14 係止リブ
15 嵌合突条
16 滑り防止材
17 係合リブ
20 下水管
30 鉄筋
40 製管機
41 駆動ローラー
42 ガイドローラー
43 支持軸
44 フレーム
47 押圧ローラー
49 鉄筋規制ローラー
49a 鉄筋規制ローラー
49b 鉄筋規制ローラー
49c 鉄筋規制ローラー
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a lining method for existing pipes that is carried out to rehabilitate old pipes that have deteriorated.
[0002]
[Prior art]
When sewage pipes and the like are aged, a method of lining existing pipes using a strip-like strip made of synthetic resin is being implemented. In such a lining method, when the belt-like body is spirally wound along the inner peripheral surface of the sewer pipe, the backfilling material is filled between the belt-like body and the sewer pipe. Thereby, the sewer pipe is rehabilitated.
[0003]
Aged sewer pipes are usually made of concrete, and their inner peripheral surfaces can become corroded by running water for many years. In the case of a fume pipe in which reinforcing bars are embedded, if the concrete is corroded and missing, the internal reinforcing bars are exposed, and the exposed reinforcing bars may also be corroded. Thus, when the reinforcing bar provided in the concrete is in a corroded state, the strength as a sewer pipe is significantly reduced. In particular, it is highly possible that the strength is extremely reduced with respect to a tensile load generated on the pipe wall due to the surrounding earth pressure.
[0004]
For this reason, when the inner peripheral surface of a sewer pipe in which the reinforcing bar is corroded is lined by a strip-shaped strip, the corroded reinforcing bar is reinforced before the lining is performed by the strip. There is a need.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The reinforcement of the reinforcing bar exposed from the concrete of the sewage pipe is usually performed by placing a new reinforcing bar manually by the worker after the worker enters the sewage pipe. As described above, the manual placement work by the worker has a problem that it takes a lot of time because workability is poor. Moreover, economic efficiency is also impaired. Furthermore, in the case of sewer pipes where workers cannot enter and work, the reinforcing bars cannot be reinforced.
[0006]
The present invention solves such a problem, and its purpose is to provide a lining method for an existing pipe that can easily place a new reinforcing bar in the existing pipe when lining the existing pipe with a band-like body. It is to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The existing pipe lining method of the present invention is to wind a synthetic resin belt-like body spirally by moving a pipe-making machine arranged in the existing pipe, and to pipe the adjacent side edges to each other. Joined by the joining mechanism provided in the machine, the formed spiral pipe is left in the existing pipe, and further, a belt is joined to one of the spiral pipes already formed by the circular movement of the pipe making machine to produce the pipe. In this case, the reinforcing bar is supplied so as to be in contact with a reinforcing bar regulating member that is provided in front of the spiral pipe in the pipe making direction and moves around with the pipe making machine, and the reinforcing bar is applied to the inner peripheral surface of the existing pipe. It arrange | positions helically along, It is characterized by the above-mentioned.
[0008]
The existing pipe has a rectangular cross section, and the reinforcing bar regulating member has at least two rollers, one roller is in contact with the inner surface of the reinforcing bar, and the other roller is in contact with the outer surface of the reinforcing bar. It is characterized by that.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0010]
FIG. 1 is a schematic longitudinal sectional view showing an example of an implementation state of an existing pipe lining method according to the present invention, and FIG. 2 is a sectional view taken along line AA of FIG. The sewer pipe 20 that is an existing pipe is formed of, for example, a fume pipe, and is provided in the soil between the pair of manholes 28 and 29. A pipe making machine 40 is disposed inside the sewage pipe 20, and the belt-like body 10 inserted from one manhole 29 is spirally wound by the pipe making machine 40 to form a spiral pipe. A pair of drive roller 41 comprises the joining mechanism which joins the side edge parts of the strip | belt-shaped body wound helically.
[0011]
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of the pipe making machine 40 arranged in the sewer pipe 20. The pipe making machine 40 includes a pair of driving rollers 41 arranged in parallel at positions facing each other, and a plurality of the rollers arranged in parallel at equal intervals in the circumferential direction between the driving rollers 41. And a guide roller 42. Each drive roller 41 and each guide roller 42 are respectively supported by a support shaft 43, and rotate around the inner peripheral surface of the belt-like body 10 wound spirally. Each guide roller 42 is rotatably supported by a support shaft 43, but each drive roller 41 is supported by the support shaft 43 so as to rotate integrally with the support shaft 43. Each driving roller 41 is provided with a pressing roller 47 facing each other, and the side edges of the belt-like body wound spirally are joined to each other by the driving roller 41 and the pressing roller 47 facing each other. A joining mechanism is configured.
[0012]
Each end of each support shaft 43 is rotatably connected to each end of each adjacent support shaft 43 by a flat link arm 44a. Therefore, each link arm 44a that connects one end of each guide roller 42 and each drive roller 41 forms an endless annular molded frame 44 that can be bent. A pair of adjacent link arms 44a are configured to be able to rotate by a predetermined angle in the inner circumferential direction from a state where they are aligned with each other.
[0013]
Each of the molded frames 44 is formed in a circular shape corresponding to the cross-sectional shape of the sewer pipe 20 as shown in FIG. The length of each molding frame 44 is set in advance based on the circumferential length of the inner peripheral surface of the sewer pipe 20.
[0014]
As shown in FIG. 3, the support shaft 43 on which the drive roller 41 is supported is connected to a hydraulic motor 46 via a gear box 45, and the drive roller 41 is integrated with the support shaft 43 by the hydraulic motor 46. And is rotated in a predetermined direction.
[0015]
A connector 48 is attached to the gear box 45. The connector 48 is bent in a right angle toward the outer peripheral side of the sewer pipe 20 by extending in the direction opposite to the extending direction of each support shaft 43 by, for example, a steel round bar. A reinforcing bar regulating roller 49 extending along the axial direction of the sewer pipe 20 is rotatably supported at the distal end of the connector 48. The reinforcing bar regulating roller 49 integrated with the drive roller 41 moves around with the molding frame 44 integrally. Then, similarly to the belt-like body 10, the reinforcing bar 30 that is inserted into the sewer pipe 20 from one manhole 29 and supplied through the pipe making machine 40 is rolled into the reinforcing bar regulating roller 49. The shape of the reinforcing bars 30 that are in rolling contact with the reinforcing bar regulating roller 49 is regulated so as to be sequentially spiraled along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20.
[0016]
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an example of a belt-like body used in the existing pipe lining method of the present invention. The belt-like body 10 has a belt-like substrate main body 11. The substrate body 11 has a thickness of about 2 to 4 mm, for example, and a stepped portion 12 positioned on the outer side by the thickness of the substrate body 11 at one side edge in the width direction. Is provided. In the stepped portion 12, a semi-annular socket 13 protruding on one surface is continuously provided along the longitudinal direction of the substrate body 11. The socket 13 is in an open state on the surface opposite to the surface from which the substrate body 11 protrudes.
[0017]
Inside the socket 13, the opening side portion is narrow and the inner back side is expanded in an arc shape. The socket 13 is provided with a retaining step 13a formed on one inner surface of the opening. On the outer peripheral surface of the semicircular socket 13, a flange portion 13 b that is parallel to the stepped portion 12 is provided.
[0018]
A flat portion 12b constituting a part of the stepped-down portion 12 is continuous to the side of the socket 13, and the side edge portion of the flat portion 12b, that is, the side edge portion of the board main body portion 11, is connected to the socket portion. 13 obliquely extending ribs 14 extending obliquely to the outside of the substrate main body 11 are provided continuously in the longitudinal direction.
[0019]
The board body 11 is spirally wound along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20 so that the surface on which the socket 13, the oblique locking ribs 14 and the like are provided is on the outer peripheral side.
[0020]
The surface of the vicinity of the side edge located on the side opposite to the side edge on which the oblique locking ribs 14 of the board main body 11 are provided is perpendicular to the board main body 11 in the same direction as the socket 13 protruding direction. The fitting protrusions 15 raised in the above are continuously provided along the longitudinal direction of the substrate body 11. The fitting protrusion 15 includes a support column 15a that rises perpendicularly from the surface of the substrate body 11, and a fitting unit 15b having a circular cross section provided at the tip of the support column 15a. The fitting portion 15b has a cross-sectional shape that matches the hollow cross-section of the socket 13 provided in the stepped-down portion 12, and a step that engages with a retaining step 13a provided on the inner peripheral surface of the socket 13 is provided. Is provided.
[0021]
On the surface of the substrate body 11, a strip-shaped anti-slip material 16 made of a soft elastic body such as an elastomer is provided in the vicinity of the fitting protrusion 15, and is integrated with the substrate body 11 continuously in the longitudinal direction. It is attached. The anti-slip material 16 has a thickness of about 1.5 mm.
[0022]
Engagement ribs 17 are provided on the outer surface of the substrate main body 11 so as to protrude in the same direction as the fitting protrusion 15 with an appropriate interval from the fitting protrusion 15. The engagement rib 17 includes a support column 17a that rises vertically from the substrate body 11 and an engagement unit 17b that protrudes toward the fitting protrusion 15 at the tip of the support column 17a.
[0023]
As shown by a two-dot chain line in FIG. 4, the board main body 11 is spirally wound between the engagement portion 17 b and the support column portion 17 a of the engagement rib 17 to fit into the socket 13. When the strip 15 is fitted, the tip end portion of the oblique locking rib 14 is engaged.
[0024]
Reinforcing ribs 18 are provided between the engaging ribs 17 and the stepped-down portions 12 in the substrate main body 11 continuously in the longitudinal direction. The reinforcing ribs 18 are substantially the same as the engaging ribs 17, and a column part 18 a that rises vertically from the substrate body 11, and an overhang part 18 b that extends laterally at the tip of the column part 18 a. Is formed into a T-shaped cross section.
[0025]
In the belt-like body 10 having such a configuration, the substrate body 11, the stepped portion 12, the socket 13, the oblique locking rib 14, the fitting protrusion 15, the engaging rib 17 and the reinforcing rib 18 have flexibility. It is integrally formed of a synthetic resin such as polyethylene, polypropylene, vinyl chloride, or fiber reinforced plastic. The anti-slip material 16 is extruded integrally with the synthetic resin when the synthetic resin portion such as the substrate body 11 is extruded, and the anti-slip material 16 is attached to the surface of the substrate body 11 in an adhesive state. .
[0026]
The belt-like body 10 is spirally wound by a pipe making machine 40 arranged in the sewage pipe 20 and is inserted into a socket 13 provided in the stepped-down portion 12 as shown by a two-dot chain line in FIG. The fitting protrusion 15 is fitted, and the tip end portion of the oblique locking rib 14 is engaged between the engagement portion 17b of the engagement rib 17 and the column portion 17a. The fitting ridge 15 fitted in the socket 13 is locked to the retaining step 13a of the socket 13 to be in a retaining state.
[0027]
Using such a strip 10, the lining method of the present invention is carried out as follows.
[0028]
First, the pipe making machine 40 is assembled in the manhole 29 into which the strip 10 is introduced. Each forming frame 44 of the pipe making machine 40 is adjusted in advance corresponding to the circumferential length of the inner peripheral surface of the sewer pipe 20. Then, adjacent ones of the link arms 44a constituting each molding frame 44 are bent to a predetermined degree so that each molding frame 44 of the pipe making machine 40 has a circular shape corresponding to the cross-sectional shape of the sewer pipe 20. Fix it in a state. Thus, when each forming frame 44 is assembled into a predetermined circular shape, the pipe making machine 40 is arranged in the sewer pipe 20, and each pressing roller 47 and the reinforcing bar regulating roller 49 are connected to the inner peripheral surface of the sewer pipe 20. Appropriately spaced.
[0029]
On the other hand, a belt-like drum 51 around which the belt-like body 10 is wound is disposed on the ground surface close to the opening of the manhole 29, and the belt-like body 10 is introduced into the manhole 29. A reinforcing bar 30 is also introduced into the manhole 29.
[0030]
The rebar 30 introduced into the sewage pipe 20 through the manhole 29 passes through the annular portion formed by each guide roller 42 of the pipe making machine 40 and is pressed against the peripheral surface of the guide roller 49 in a curved state. Is done.
[0031]
Further, the belt-like body 10 introduced into the sewer pipe 20 is inserted between one driving roller 41 and the pressing roller 47 of the pipe making machine 40 and spirally wound along the outside of each guide roller 42. The fitting protrusion 15 of the other band-like body 10 is fitted in the socket 13 of the stepped-down part 12 provided on one of the adjacent band-like bodies 10 and the tip end portion of the oblique locking rib 14 Is engaged between the engaging portion 17b of the engaging rib 17 and the column portion 17a. In this way, the belt-like body 10 is formed in a tubular shape having a circular cross section with an interval corresponding to the diameter of the pressing roller 47 with respect to the inner peripheral surface of the sewer pipe 20.
[0032]
The belt-like body 10 formed in a tubular shape having a circular cross section is fixed to the end of the sewer pipe 20 by, for example, anchor bolts or by placing a heavy object. Thereby, the strip-shaped body 10 formed into a tubular shape is not rotated in the sewer pipe 20.
[0033]
In such a state, each drive roller 41 is rotated by the hydraulic motor 46. Accordingly, each driving roller 41 spirally moves on the inner peripheral surface of the tubular strip 10 fixed to the sewer pipe 20, and each pressing roller disposed opposite to each driving roller 41. The roller 47 moves around along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20. At the same time, each guide roller 42 also moves around along a molding frame 44 fixed in a circular shape. And when each drive roller 41, each press roller 47, and each guide roller 42 circulates along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20, the belt-like body 10 introduced into the sewer pipe 20 from the manhole 29 is sequentially, The fitting protrusion 15 is fitted into the socket 13 of the belt-like body 10 that is drawn between each driving roller 41 and the pressing roller 47 and fixed to the sewer pipe 20.
[0034]
In this way, each drive roller 41, each press roller 47, and each guide roller 42 circulates in the sewer pipe 20, and the entire pipe making machine 40 moves away from the manhole 29 into which the strip 10 is introduced. To move.
[0035]
At this time, the reinforcing bars 30 are also sequentially drawn into the pipe making machine 40, and the peripheral surface of the reinforcing bar regulating roller 49 that moves around along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20 is rolled along with the one drive roller 41. . Then, the reinforcing bar regulating roller 49 is moved along the axial direction of the sewage pipe 20 together with the pipe making machine 40, whereby the reinforcing bar 30 is regulated in a spiral state along the inner peripheral surface of the sewage pipe 20. The
[0036]
In this way, when the reinforcing bars 30 are sequentially arranged in a spiral shape along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20, the belt-like body 10 sequentially introduced into the pipe making machine 40 is lowered by the pipe making machine 40. A spiral tube is formed by being spirally wound along the inner peripheral surface of the water tube 20. As a result, the spiral tube formed by the belt-like body 10 is arranged in a state where the reinforcing bars 30 arranged along the inner peripheral surface are sandwiched between the inner peripheral surface of the sewer pipe 20.
[0037]
When the reinforcing bar 30 is disposed along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20 over the entire sewer pipe 20 and the spiral tube formed by the strip 10 is disposed, the inner peripheral surface of the sewer pipe 20 is The strip 10 introduced into the pipe making machine 40 is cut with respect to the lining spiral tube. Thereafter, the pipe making machine 40 is removed from the spiral pipe lining the inner peripheral surface of the sewage pipe 20.
[0038]
When the pipe making machine 40 is removed from the strip 10, a backfill material such as cement milk is injected into the gap formed between the inner peripheral surface of the sewage pipe 20 and the strip 10 having a spiral tubular shape. Then, the backfill material is filled over the entire length of the sewer pipe 20. Since a reinforcing bar 30 is provided between the sewer pipe 20 and the spiral tubular strip 10 over the entire length of the sewer pipe 20, the back filled between the sewer pipe 20 and the spiral tubular strip 10 is provided. The filling material is reinforced by the reinforcing bar 30. As a result, there is no possibility that the sewer pipe 20 is damaged by the surrounding earth pressure.
[0039]
The existing pipe lining method of the present invention can be applied not only to the sewer pipe 20 having a circular cross section but also to a box culvert 50 having a square cross section as shown in FIG. In this case, the pipe making machine 40 disposed in the box culvert 50 is attached to a rectangular annular restriction frame 40a having a shape similar to the cross-sectional shape of the box culvert 50 so that the forming frame 44 can be moved around. . In the pipe making machine 40, a reinforcing bar regulating roller 49a is rotatably provided in a state of being concentric with the pressing roller 47 on the moving direction side in the axial direction of the pipe making machine 40 with respect to one pressing roller 47. Yes. The reinforcing bar regulating roller 49a is supported by the forming frame 44 located on the moving direction side in the axial direction of the pipe making machine 40. In addition, a pair of reinforcing bar regulating rollers 49b and 49c are rotatably supported on the forming frame 44 at an appropriate interval in the circumferential movement direction of the pressing roller 47 with respect to the reinforcing bar regulating roller 49a. .
[0040]
The reinforcing bar 30 introduced into the pipe making machine 40 is pressed against the outer peripheral side of the reinforcing bar regulating roller 49a arranged coaxially with the pressing roller 47, and the inner peripheral side of the reinforcing bar regulating roller 49b adjacent to the reinforcing bar regulating roller 49a. Is further pressed against the outer peripheral side of the reinforcing bar regulating roller 49c adjacent to the reinforcing bar regulating roller 49b. Then, each reinforcing bar regulating roller 49 integrally moves together with the forming frame 44 so that the reinforcing bar 30 is regulated in a state along the inner peripheral surface of the box culvert 50. In this way, when the reinforcing bars 30 are disposed along the inner peripheral surface of the box culvert 50, the strip 10 is disposed along the inner peripheral surface of the box culvert 50.
[0041]
Note that the existing pipe lining method of the present invention is not limited to the strip-shaped body 10 having a cross-sectional shape as shown in FIG. 4, but, for example, a strip-shaped body 80 having a cross-sectional shape as shown in FIG. The band-shaped body 80 includes a band-plate-shaped main body member 81 and a band-shaped fitting member 82 that joins the side edges adjacent to each other when the main body member 81 is spirally wound. Yes. The main body member 81 has a plurality of T-shaped cross sections disposed at equal intervals on the back surface of the substrate main body 81a and fitting portions 81b provided on the respective side edges of the band-like substrate main body 81a. Reinforcing ribs 81c.
[0042]
Each fitting portion 81b is raised from each side edge of the substrate body 81a at a right angle and bent outward at a right angle, and its tip is bent at a right angle toward the substrate body 81a. It is in the shape. And the engaging part 81d which protrudes in a hemispherical cross section is provided in the front-end | tip part of each fitting part 81c at the inner side of cross-sectional U shape.
[0043]
The band-shaped fitting member 82 has a U-shaped cross section, and as shown in FIG. 7B, the main body member 81 is spirally wound so that the adjacent fitting portions 81b protrude from each other. When they are brought together, the fitting portions 81b in the faced state can be fitted together.
[0044]
Such a band-shaped body 80 has a fitting member 82 adjacent thereto after the main body member 81 is formed into a tubular shape along the inner peripheral surface of the sewer pipe 20 by the pipe making machine 40 disposed in the sewer pipe 20. It fits so that fitting part 81b may be included integrally. Alternatively, before the main body member 81 is introduced into the pipe making machine 40, the fitting member 82 is pre-fitted into one fitting portion 81b, and the main body member 81 is formed into a tubular shape by the pipe making machine 40. After that, the fitting member 82 may be fitted to the other fitting portion 81b of the body member 81 formed into a tubular shape.
[0045]
【The invention's effect】
In this way, the lining method for the existing pipe according to the present invention is such that, when the strip-like body is spirally wound by the pipe making machine placed in the existing pipe, the reinforcing bars follow the inner peripheral surface of the existing pipe. Therefore, the operability of the existing pipe lining work is remarkably improved. In addition, the reinforcing bars can be easily arranged even in existing pipes where workers cannot enter.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a longitudinal sectional view of a sewage pipe showing an example of an embodiment of an existing pipe lining method according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view of a cross section taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a longitudinal sectional view of an existing pipe showing a pipe making state by a pipe making machine in the lining method.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing an example of a strip used in the lining method of the present invention.
FIG. 5 is a cross-sectional view showing a pipe making state of a pipe making machine showing another example of the embodiment of the existing pipe lining method according to the present invention.
FIG. 6 is a longitudinal sectional view showing a pipe making state of the pipe making machine.
7A is a cross-sectional view showing another example of a belt-like body used in the lining method of the present invention, and FIG. 7B is an exploded perspective view thereof.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 Band-shaped body 11 Substrate body 12 Stepped-down part 13 Socket 14 Locking rib 15 Fitting protrusion 16 Anti-slip material 17 Engaging rib 20 Sewage pipe 30 Reinforcing bar 40 Pipe making machine 41 Drive roller 42 Guide roller 43 Support shaft 44 Frame 47 Reinforcing bar regulating roller 49a Reinforcing bar regulating roller 49b Reinforcing bar regulating roller 49c Reinforcing bar regulating roller

Claims (2)

既設管内に配置された製管機を周回移動させることによって、合成樹脂製の帯状体を螺旋状に巻回するとともに、隣接する側縁部同士を製管機に設けられた接合機構によって接合し、形成された螺旋管を既設管内に残置し、さらに、製管機の周回移動によって既に形成された螺旋管の一方に帯状体を接合して製管する際に、製管機の、螺旋管の製管方向前方に設けられて製管機と一体に周回移動する鉄筋規制部材に接するように鉄筋を供給し、その鉄筋を既設管の内周面に沿って螺旋状に配置することを特徴とする既設管のライニング工法。By rotating the pipe making machine arranged in the existing pipe, the belt-shaped body made of synthetic resin is spirally wound and the adjacent side edges are joined by the joining mechanism provided in the pipe making machine. When the formed spiral tube is left in the existing tube, and the belt is joined to one of the spiral tubes already formed by the circular movement of the tube making machine , Reinforcing bars are provided so as to be in contact with a reinforcing bar restricting member that is provided in front of the pipe making direction and moves around with the pipe making machine, and the reinforcing bars are spirally arranged along the inner peripheral surface of the existing pipe. The existing pipe lining method. 前記既設管は断面が矩形状になっており、また、前記鉄筋規制部材は、少なくとも2つのローラーを有しており、一方のローラーは鉄筋の内面に接し、他方のローラーは鉄筋の外面に接することを特徴とする請求項1に記載の既設管のライニング工法。  The existing pipe has a rectangular cross section, and the reinforcing bar regulating member has at least two rollers, one roller is in contact with the inner surface of the reinforcing bar, and the other roller is in contact with the outer surface of the reinforcing bar. The lining method for an existing pipe according to claim 1.
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