JP3820202B2 - 横穴掘削機 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉛直方向に掘削された井戸の側壁に、水ジェットによって横穴を掘削する横穴掘削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉛直方向に井戸を掘削する装置としては、水ジェット掘削装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、鉛直方向に掘られた井戸に対し、水平方向に延びる横穴を掘削する場合、井戸の底にアースオーガやボーリングマシン等の掘削機械を設置し、井戸の中に作業者が入って掘削機械を操作していた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−140254号公報(第2−3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、横穴を掘削する際、アースオーガやボーリングマシン等の掘削機械を用いると、作業が大掛かりとなって掘削コストが高くなるうえ、作業者が井戸の中に入って掘削機械を操作することから、事故等の際に避難し難く、危険を伴うという問題があった。
【0005】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、横穴を安価、かつ、簡易に掘削することができ、安全に作業することが可能な横穴掘削機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る横穴掘削機は、鉛直方向に掘削された井戸の側壁に、供給源から圧送される水ジェットによって横穴を掘削する横穴掘削機であって、一端が前記供給源と接続され、他端に噴射ノズルが設けられた耐圧ホースと、前記耐圧ホースを収容し、前記水ジェットによる掘削と並行して前記横穴内へ送り込まれる送込みパイプと、一端が前記横穴を掘削する位置に、他端が前記井戸の外に、それぞれ配置され、他端から送り込まれる前記送込みパイプを方向付けし、前記横穴を掘削する位置へと案内するガイドパイプとを備え、前記噴射ノズルは、前記水ジェットを前方へ噴出すると共に、一部を後方へ逆噴射し、前方へ噴出する水ジェットによって横穴を掘削し、後方へ逆噴射する前記水ジェットにより、掘削によって生じた掘削土を水と共に前記送込みパイプの内部を通って前記井戸の外へ排出することを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明によれば、横穴を安価、かつ、簡易に掘削すると共に、井戸の外で安全に作業するようにしている。
【0008】
また、請求項2の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、前記送込みパイプは、壁面に多数の孔が形成され、弾力性を有するストレーナパイプであり、掘削終了時に横穴内に放置されることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明によれば、送込みパイプを横穴内に放置することで、回収不要としている。
【0010】
また、請求項3の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、前記噴射ノズルは、前記送込みパイプの先端から内部へ後退した位置に配置されることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明によれば、噴射ノズルを適正な位置に配置するようにしている。
【0012】
また、請求項4の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、さらに、前記送込みパイプと前記耐圧ホースとの間に、インナパイプが配置されることを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明によれば、送込みパイプがストレーナパイプの場合に、送込みパイプからの水漏れを回避し、インナパイプによって掘削土を含む水を円滑に排出するようにしている。
【0014】
また、請求項5の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、さらに、前記耐圧ホースには、前記噴射ノズル近傍において前記水ジェットと並行して圧縮空気を噴出する空気パイプが併設されていることを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明によれば、掘削土を含む水を、水ジェットの他にエアリフトの効果を利用して更に円滑に排出するようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明に係る横穴掘削機の好適な実施の形態について説明する。
【0017】
(実施の形態1)
まず、この発明の横穴掘削機に係る実施の形態1について説明する。図1は、この発明の実施の形態1である横穴掘削機の構成を示す正面図である。横穴掘削機1は、鉛直方向に掘削された井戸10の側壁10aに水ジェットによって横穴を掘削するもので、高圧洗浄車2、耐圧ホース3、送込みパイプ4およびガイドパイプ5を備えている。
【0018】
高圧洗浄車2は、耐圧ホース3に水ジェットを供給する供給源である。高圧洗浄車2は、水ジェットの供給源として機動性を有している点で優れているが、高圧ポンプを使用することも可能である。ここで、水ジェットは、掘削対象の土質や土の強度(地盤強度)、掘削する横穴の直径等によって圧力や流量が異なる。例えば、砂質土の堆積層からなり、地表から深さ10mに至る部分における標準貫入試験によるN値がN=5〜10における地盤に、内径50mm、外径60mmの送込みパイプ4を用いて横穴を掘削するとき、水ジェットは、圧力を30〜40MPa、流量を100〜200リットル/分程度とする。
【0019】
耐圧ホース3は、一端が高圧洗浄車2と接続され、他端に噴射ノズル3aが設けられている。噴射ノズル3aは、高圧洗浄車2から圧送されてくる水ジェットを前方へ噴出する噴射孔を有すると共に、一部を後方へ逆噴射する複数の細孔を有している。噴射ノズル3aは、水ジェットの一部を後方へ逆噴射する複数の細孔を設けたことにより、送込みパイプ4の内部を通る掘削土を含んだ水の円滑な排出と、水ジェットによる横穴の適切な掘削とが実現される。
【0020】
送込みパイプ4は、耐圧ホース3を収容し、水ジェットによる掘削と並行して架台6に設置したフィード装置6aによって掘削された横穴内へ送り込まれる。送込みパイプ4は、ポリエチレンや肉厚ビニール等の合成樹脂からなる弾力性を有する管や、剛性を有する管が用いられ、壁面に多数の孔が形成されたストレーナパイプとしてもよい。フィード装置6aは、送込みパイプ4を耐圧ホース3と共にガイドパイプ5側へ一定の圧力で送り出すように自動制御される。
【0021】
ガイドパイプ5は、一端が横穴を掘削する位置に、他端が井戸10の外に、それぞれ配置され、他端から送り込まれる送込みパイプ4を方向付けし、横穴を掘削する位置へと案内する。ガイドパイプ5は、このような機能を有していれば、図示した円弧状に限定されるものではなく、直管や屈曲管あるいは長手方向に沿って曲率半径が変化する湾曲管を使用することができる。また、ガイドパイプ5は、井戸10における横穴を掘削する深さに応じて適宜の長さのものを用いるが、地上に1m程度突出していた方が送込みパイプ4の挿入作業が容易で、固定も可能となる。一方、横穴は、鉛直方向に形成された井戸10の側壁10aに形成されるものであれば、必ずしも水平に形成されるものに限定されるものではなく、例えば、上方あるいは下方へ傾斜したものも含まれる。
【0022】
以上のように構成される横穴掘削機1を用いて横穴を掘削するときは、先ず、井戸10の外からガイドパイプ5の一端を側壁10aの横穴を掘削する位置に配置し、耐圧ホース3を収容した送込みパイプ4をガイドパイプ5に導入し、図1に示したように、送込みパイプ4の先端を側壁10aに当接させる。このとき、噴射ノズル3aは、送込みパイプ4の先端から内部へ後退した位置に配置されるように、予め送込みパイプ4に対する位置調節をしておく。噴射ノズル3aの位置をこのように調節しておくと、横穴の掘削方向が安定し、掘削される横穴の直径が送込みパイプ4の直径と略同じにすることができると共に、掘削によって生じた排土や排泥等を含む掘削土と水が、送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ適切に排出される。
【0023】
つぎに、高圧洗浄車2から耐圧ホース3へ水ジェットの圧送を開始し、フィード装置6aによって送込みパイプ4を耐圧ホース3と共にガイドパイプ5側へ一定の圧力で送り出す。これにより、噴射ノズル3aから噴出する水ジェットによって横穴が掘削されると共に、掘削された横穴に送込みパイプ4が送り込まれてゆく。このとき、横穴掘削機1においては、図2に示すように、噴射ノズル3aから前方へ噴出する水ジェットJwが横穴11を掘削し、噴射ノズル3aの後方へ逆噴射する水ジェットJwが、掘削によって生じた排土や排泥等を含む掘削土を水と共に送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ排出する。このため、横穴11は、直径方向に過剰に掘削されることがなく、送込みパイプ4の直径と略等しく掘削される。ここで、地表から深さ10mに至る部分における標準貫入試験によるN値がN=5〜10における地盤に、内径50mm、外径60mmの送込みパイプ4を用いて横穴を掘削するとき、水ジェットの圧力を30〜40MPa、流量を100〜200リットル/分程度に設定したところ、横穴を所望の長さ適切に掘削することができ、しかも掘削によって生じた排土や排泥等を含む掘削土と水を、送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ円滑に排出できた。
【0024】
しかも、横穴掘削機1においては、噴射ノズル3aが送込みパイプ4の先端から内部へ後退した位置に配置される。このため、噴射ノズル3aが送込みパイプ4に案内されながら、送込みパイプ4と共に安定した状態で進むので、横穴11が曲がることなく真っ直ぐに掘削される。
【0025】
そして、横穴11が所望の長さ掘削されたら、フィード装置6aによる送込みパイプ4の送り出しを停止し、高圧洗浄車2から耐圧ホース3への水ジェットの圧送を終了する。そして、送込みパイプ4が、壁面に多数の孔が形成されたストレーナパイプの場合には、耐圧ホース3を引き抜き、井戸10の側壁10a部分で切断して横穴11に放置する。このため、送込みパイプ4は、横穴11から回収する必要がない。但し、送込みパイプ4が壁面に多数の孔を有しない通常のパイプの場合には、送込みパイプ4を耐圧ホース3と共にクレーン等によって吊り上げて横穴11から引き抜き、横穴11の掘削作業を完了する。そして、ガイドパイプ5を新たな掘削位置に移動し、同様にして横穴を掘削する。
【0026】
このように、横穴掘削機1は、水ジェットによって横穴を掘削し、掘削によって生じた掘削土を水と共に送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ排出する。このため、横穴掘削機1は、横穴を安価、かつ、簡易に掘削することができるうえ、作業者は、地上で作業すればよく、井戸10の中に入って作業する必要がないので、掘削作業が非常に安全になる。
【0027】
また、井戸10は、例えば、直径が1mのときに、横穴掘削機1によって3〜4mの横穴11を放射状に複数掘削し、注水用あるいは吸水用の穴として利用すれば、実質的に直径7〜9mの井戸に相当する機能を発揮し、大口径に相当する井戸を安価に掘削できることになる。
【0028】
(実施の形態2)
つぎに、この発明の横穴掘削機に係る実施の形態2について説明する。図3は、この発明の実施の形態2である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。実施の形態1においては、送込みパイプ4がストレーナパイプであるため、水漏れが生じ、掘削土を含む水の円滑な排出が阻害される場合がある。この実施の形態2の横穴掘削機1は、このような水漏れを抑える必要があるときの構成である。実施の形態2である横穴掘削機1は、ストレーナパイプである送込みパイプ4と耐圧ホース3との間に、壁面に孔がなく、水漏れを生じないインナパイプ7を配置し、耐圧ホース3,送込みパイプ4及びインナパイプ7をフィード装置6aによってガイドパイプ5側へ一定の圧力で送り出すように構成されている。
【0029】
実施の形態2の横穴掘削機1においては、実施の形態1と同様に、図3に示すように、噴射ノズル3aから前方へ噴出する水ジェットJwが横穴11を掘削してゆく。このとき、掘削によって生じた掘削土を含む水は、送込みパイプ4ではなく、インナパイプ7によって排出される。すなわち、インナパイプ7は、ストレーナパイプである送込みパイプ4と異なり壁面に孔がなく、水漏れを生じないので、掘削によって生じた掘削土を含む水は、噴射ノズル3aの後方へ逆噴射する水ジェットJwによってインナパイプ7の内部を通って井戸10の外へと円滑に排出される。
【0030】
このようにして、横穴11の掘削が終了したら、フィード装置6aによる耐圧ホース3,送込みパイプ4及びインナパイプ7の送り出しを停止し、高圧洗浄車2から耐圧ホース3への水ジェットの圧送を終了する。そして、送込みパイプ4から耐圧ホース3及びインナパイプ7を引き抜き、井戸10の側壁10aの部分で送込みパイプ4を切断する。これにより、横穴11は、壁面に多数の孔が形成された送込みパイプ4が内部に残され、注水用あるいは給水用の水平井戸として利用できるようになる。
【0031】
(実施の形態3)
つぎに、この発明の横穴掘削機に係る実施の形態3について説明する。図4は、この発明の実施の形態3である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。実施の形態3である横穴掘削機1は、実施の形態2の横穴掘削機1において、耐圧ホース3に、噴射ノズル3a近傍において水ジェットと並行して圧縮空気を噴出する空気パイプ8を併設したものである。空気パイプ8は、エアコンプレッサ等の圧縮空気を供給する供給源と接続されている。
【0032】
実施の形態3である横穴掘削機1においては、図4に示すように、噴射ノズル3aから前方へ噴出する水ジェットJwが横穴11を掘削し、噴射ノズル3aの後方へ逆噴射する水ジェットJwが、掘削によって生じた掘削土を含む水を送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ排出する。このとき、横穴掘削機1は、空気パイプ8から噴出した圧縮空気が、掘削土を含む水を巻き込んでインナパイプ7の内部を上昇するので、水ジェットによる排出効果に加えてエアリフトによる排出効果が加わり、掘削土を含む水が一層円滑に井戸10の外へ排出される。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、鉛直方向に掘削された井戸の側壁に、供給源から圧送される水ジェットによって横穴を掘削する横穴掘削機であって、一端が前記供給源と接続され、他端に噴射ノズルが設けられた耐圧ホースと、前記耐圧ホースを収容し、前記水ジェットによる掘削と並行して前記横穴内へ送り込まれる送込みパイプと、一端が前記横穴を掘削する位置に、他端が前記井戸の外に、それぞれ配置され、他端から送り込まれる前記送込みパイプを方向付けし、前記横穴を掘削する位置へと案内するガイドパイプとを備え、前記噴射ノズルは、前記水ジェットを前方へ噴出すると共に、一部を後方へ逆噴射し、前方へ噴出する水ジェットによって横穴を掘削し、後方へ逆噴射する前記水ジェットにより、掘削によって生じた掘削土を水と共に前記送込みパイプの内部を通って前記井戸の外へ排出するので、横穴を安価、かつ、簡易に掘削することができ、安全に作業することが可能な横穴掘削機を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である横穴掘削機の構成を示す正面図である。
【図2】図1に示す横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。
【図3】この発明の実施の形態2である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。
【図4】この発明の実施の形態3である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。
【符号の説明】
1 横穴掘削機
2 高圧洗浄車
3 耐圧ホース
3a 噴射ノズル
4 送込みパイプ
5 ガイドパイプ
6 架台
6a フィード装置
7 インナパイプ
8 空気パイプ
10 井戸
10a 側壁
11 横穴
Jw 水ジェット
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉛直方向に掘削された井戸の側壁に、水ジェットによって横穴を掘削する横穴掘削機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、鉛直方向に井戸を掘削する装置としては、水ジェット掘削装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、鉛直方向に掘られた井戸に対し、水平方向に延びる横穴を掘削する場合、井戸の底にアースオーガやボーリングマシン等の掘削機械を設置し、井戸の中に作業者が入って掘削機械を操作していた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−140254号公報(第2−3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、横穴を掘削する際、アースオーガやボーリングマシン等の掘削機械を用いると、作業が大掛かりとなって掘削コストが高くなるうえ、作業者が井戸の中に入って掘削機械を操作することから、事故等の際に避難し難く、危険を伴うという問題があった。
【0005】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、横穴を安価、かつ、簡易に掘削することができ、安全に作業することが可能な横穴掘削機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る横穴掘削機は、鉛直方向に掘削された井戸の側壁に、供給源から圧送される水ジェットによって横穴を掘削する横穴掘削機であって、一端が前記供給源と接続され、他端に噴射ノズルが設けられた耐圧ホースと、前記耐圧ホースを収容し、前記水ジェットによる掘削と並行して前記横穴内へ送り込まれる送込みパイプと、一端が前記横穴を掘削する位置に、他端が前記井戸の外に、それぞれ配置され、他端から送り込まれる前記送込みパイプを方向付けし、前記横穴を掘削する位置へと案内するガイドパイプとを備え、前記噴射ノズルは、前記水ジェットを前方へ噴出すると共に、一部を後方へ逆噴射し、前方へ噴出する水ジェットによって横穴を掘削し、後方へ逆噴射する前記水ジェットにより、掘削によって生じた掘削土を水と共に前記送込みパイプの内部を通って前記井戸の外へ排出することを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明によれば、横穴を安価、かつ、簡易に掘削すると共に、井戸の外で安全に作業するようにしている。
【0008】
また、請求項2の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、前記送込みパイプは、壁面に多数の孔が形成され、弾力性を有するストレーナパイプであり、掘削終了時に横穴内に放置されることを特徴とする。
【0009】
請求項2の発明によれば、送込みパイプを横穴内に放置することで、回収不要としている。
【0010】
また、請求項3の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、前記噴射ノズルは、前記送込みパイプの先端から内部へ後退した位置に配置されることを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明によれば、噴射ノズルを適正な位置に配置するようにしている。
【0012】
また、請求項4の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、さらに、前記送込みパイプと前記耐圧ホースとの間に、インナパイプが配置されることを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明によれば、送込みパイプがストレーナパイプの場合に、送込みパイプからの水漏れを回避し、インナパイプによって掘削土を含む水を円滑に排出するようにしている。
【0014】
また、請求項5の発明に係る横穴掘削機は、上記の発明において、さらに、前記耐圧ホースには、前記噴射ノズル近傍において前記水ジェットと並行して圧縮空気を噴出する空気パイプが併設されていることを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明によれば、掘削土を含む水を、水ジェットの他にエアリフトの効果を利用して更に円滑に排出するようにしている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明に係る横穴掘削機の好適な実施の形態について説明する。
【0017】
(実施の形態1)
まず、この発明の横穴掘削機に係る実施の形態1について説明する。図1は、この発明の実施の形態1である横穴掘削機の構成を示す正面図である。横穴掘削機1は、鉛直方向に掘削された井戸10の側壁10aに水ジェットによって横穴を掘削するもので、高圧洗浄車2、耐圧ホース3、送込みパイプ4およびガイドパイプ5を備えている。
【0018】
高圧洗浄車2は、耐圧ホース3に水ジェットを供給する供給源である。高圧洗浄車2は、水ジェットの供給源として機動性を有している点で優れているが、高圧ポンプを使用することも可能である。ここで、水ジェットは、掘削対象の土質や土の強度(地盤強度)、掘削する横穴の直径等によって圧力や流量が異なる。例えば、砂質土の堆積層からなり、地表から深さ10mに至る部分における標準貫入試験によるN値がN=5〜10における地盤に、内径50mm、外径60mmの送込みパイプ4を用いて横穴を掘削するとき、水ジェットは、圧力を30〜40MPa、流量を100〜200リットル/分程度とする。
【0019】
耐圧ホース3は、一端が高圧洗浄車2と接続され、他端に噴射ノズル3aが設けられている。噴射ノズル3aは、高圧洗浄車2から圧送されてくる水ジェットを前方へ噴出する噴射孔を有すると共に、一部を後方へ逆噴射する複数の細孔を有している。噴射ノズル3aは、水ジェットの一部を後方へ逆噴射する複数の細孔を設けたことにより、送込みパイプ4の内部を通る掘削土を含んだ水の円滑な排出と、水ジェットによる横穴の適切な掘削とが実現される。
【0020】
送込みパイプ4は、耐圧ホース3を収容し、水ジェットによる掘削と並行して架台6に設置したフィード装置6aによって掘削された横穴内へ送り込まれる。送込みパイプ4は、ポリエチレンや肉厚ビニール等の合成樹脂からなる弾力性を有する管や、剛性を有する管が用いられ、壁面に多数の孔が形成されたストレーナパイプとしてもよい。フィード装置6aは、送込みパイプ4を耐圧ホース3と共にガイドパイプ5側へ一定の圧力で送り出すように自動制御される。
【0021】
ガイドパイプ5は、一端が横穴を掘削する位置に、他端が井戸10の外に、それぞれ配置され、他端から送り込まれる送込みパイプ4を方向付けし、横穴を掘削する位置へと案内する。ガイドパイプ5は、このような機能を有していれば、図示した円弧状に限定されるものではなく、直管や屈曲管あるいは長手方向に沿って曲率半径が変化する湾曲管を使用することができる。また、ガイドパイプ5は、井戸10における横穴を掘削する深さに応じて適宜の長さのものを用いるが、地上に1m程度突出していた方が送込みパイプ4の挿入作業が容易で、固定も可能となる。一方、横穴は、鉛直方向に形成された井戸10の側壁10aに形成されるものであれば、必ずしも水平に形成されるものに限定されるものではなく、例えば、上方あるいは下方へ傾斜したものも含まれる。
【0022】
以上のように構成される横穴掘削機1を用いて横穴を掘削するときは、先ず、井戸10の外からガイドパイプ5の一端を側壁10aの横穴を掘削する位置に配置し、耐圧ホース3を収容した送込みパイプ4をガイドパイプ5に導入し、図1に示したように、送込みパイプ4の先端を側壁10aに当接させる。このとき、噴射ノズル3aは、送込みパイプ4の先端から内部へ後退した位置に配置されるように、予め送込みパイプ4に対する位置調節をしておく。噴射ノズル3aの位置をこのように調節しておくと、横穴の掘削方向が安定し、掘削される横穴の直径が送込みパイプ4の直径と略同じにすることができると共に、掘削によって生じた排土や排泥等を含む掘削土と水が、送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ適切に排出される。
【0023】
つぎに、高圧洗浄車2から耐圧ホース3へ水ジェットの圧送を開始し、フィード装置6aによって送込みパイプ4を耐圧ホース3と共にガイドパイプ5側へ一定の圧力で送り出す。これにより、噴射ノズル3aから噴出する水ジェットによって横穴が掘削されると共に、掘削された横穴に送込みパイプ4が送り込まれてゆく。このとき、横穴掘削機1においては、図2に示すように、噴射ノズル3aから前方へ噴出する水ジェットJwが横穴11を掘削し、噴射ノズル3aの後方へ逆噴射する水ジェットJwが、掘削によって生じた排土や排泥等を含む掘削土を水と共に送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ排出する。このため、横穴11は、直径方向に過剰に掘削されることがなく、送込みパイプ4の直径と略等しく掘削される。ここで、地表から深さ10mに至る部分における標準貫入試験によるN値がN=5〜10における地盤に、内径50mm、外径60mmの送込みパイプ4を用いて横穴を掘削するとき、水ジェットの圧力を30〜40MPa、流量を100〜200リットル/分程度に設定したところ、横穴を所望の長さ適切に掘削することができ、しかも掘削によって生じた排土や排泥等を含む掘削土と水を、送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ円滑に排出できた。
【0024】
しかも、横穴掘削機1においては、噴射ノズル3aが送込みパイプ4の先端から内部へ後退した位置に配置される。このため、噴射ノズル3aが送込みパイプ4に案内されながら、送込みパイプ4と共に安定した状態で進むので、横穴11が曲がることなく真っ直ぐに掘削される。
【0025】
そして、横穴11が所望の長さ掘削されたら、フィード装置6aによる送込みパイプ4の送り出しを停止し、高圧洗浄車2から耐圧ホース3への水ジェットの圧送を終了する。そして、送込みパイプ4が、壁面に多数の孔が形成されたストレーナパイプの場合には、耐圧ホース3を引き抜き、井戸10の側壁10a部分で切断して横穴11に放置する。このため、送込みパイプ4は、横穴11から回収する必要がない。但し、送込みパイプ4が壁面に多数の孔を有しない通常のパイプの場合には、送込みパイプ4を耐圧ホース3と共にクレーン等によって吊り上げて横穴11から引き抜き、横穴11の掘削作業を完了する。そして、ガイドパイプ5を新たな掘削位置に移動し、同様にして横穴を掘削する。
【0026】
このように、横穴掘削機1は、水ジェットによって横穴を掘削し、掘削によって生じた掘削土を水と共に送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ排出する。このため、横穴掘削機1は、横穴を安価、かつ、簡易に掘削することができるうえ、作業者は、地上で作業すればよく、井戸10の中に入って作業する必要がないので、掘削作業が非常に安全になる。
【0027】
また、井戸10は、例えば、直径が1mのときに、横穴掘削機1によって3〜4mの横穴11を放射状に複数掘削し、注水用あるいは吸水用の穴として利用すれば、実質的に直径7〜9mの井戸に相当する機能を発揮し、大口径に相当する井戸を安価に掘削できることになる。
【0028】
(実施の形態2)
つぎに、この発明の横穴掘削機に係る実施の形態2について説明する。図3は、この発明の実施の形態2である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。実施の形態1においては、送込みパイプ4がストレーナパイプであるため、水漏れが生じ、掘削土を含む水の円滑な排出が阻害される場合がある。この実施の形態2の横穴掘削機1は、このような水漏れを抑える必要があるときの構成である。実施の形態2である横穴掘削機1は、ストレーナパイプである送込みパイプ4と耐圧ホース3との間に、壁面に孔がなく、水漏れを生じないインナパイプ7を配置し、耐圧ホース3,送込みパイプ4及びインナパイプ7をフィード装置6aによってガイドパイプ5側へ一定の圧力で送り出すように構成されている。
【0029】
実施の形態2の横穴掘削機1においては、実施の形態1と同様に、図3に示すように、噴射ノズル3aから前方へ噴出する水ジェットJwが横穴11を掘削してゆく。このとき、掘削によって生じた掘削土を含む水は、送込みパイプ4ではなく、インナパイプ7によって排出される。すなわち、インナパイプ7は、ストレーナパイプである送込みパイプ4と異なり壁面に孔がなく、水漏れを生じないので、掘削によって生じた掘削土を含む水は、噴射ノズル3aの後方へ逆噴射する水ジェットJwによってインナパイプ7の内部を通って井戸10の外へと円滑に排出される。
【0030】
このようにして、横穴11の掘削が終了したら、フィード装置6aによる耐圧ホース3,送込みパイプ4及びインナパイプ7の送り出しを停止し、高圧洗浄車2から耐圧ホース3への水ジェットの圧送を終了する。そして、送込みパイプ4から耐圧ホース3及びインナパイプ7を引き抜き、井戸10の側壁10aの部分で送込みパイプ4を切断する。これにより、横穴11は、壁面に多数の孔が形成された送込みパイプ4が内部に残され、注水用あるいは給水用の水平井戸として利用できるようになる。
【0031】
(実施の形態3)
つぎに、この発明の横穴掘削機に係る実施の形態3について説明する。図4は、この発明の実施の形態3である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。実施の形態3である横穴掘削機1は、実施の形態2の横穴掘削機1において、耐圧ホース3に、噴射ノズル3a近傍において水ジェットと並行して圧縮空気を噴出する空気パイプ8を併設したものである。空気パイプ8は、エアコンプレッサ等の圧縮空気を供給する供給源と接続されている。
【0032】
実施の形態3である横穴掘削機1においては、図4に示すように、噴射ノズル3aから前方へ噴出する水ジェットJwが横穴11を掘削し、噴射ノズル3aの後方へ逆噴射する水ジェットJwが、掘削によって生じた掘削土を含む水を送込みパイプ4の内部を通って井戸10の外へ排出する。このとき、横穴掘削機1は、空気パイプ8から噴出した圧縮空気が、掘削土を含む水を巻き込んでインナパイプ7の内部を上昇するので、水ジェットによる排出効果に加えてエアリフトによる排出効果が加わり、掘削土を含む水が一層円滑に井戸10の外へ排出される。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、鉛直方向に掘削された井戸の側壁に、供給源から圧送される水ジェットによって横穴を掘削する横穴掘削機であって、一端が前記供給源と接続され、他端に噴射ノズルが設けられた耐圧ホースと、前記耐圧ホースを収容し、前記水ジェットによる掘削と並行して前記横穴内へ送り込まれる送込みパイプと、一端が前記横穴を掘削する位置に、他端が前記井戸の外に、それぞれ配置され、他端から送り込まれる前記送込みパイプを方向付けし、前記横穴を掘削する位置へと案内するガイドパイプとを備え、前記噴射ノズルは、前記水ジェットを前方へ噴出すると共に、一部を後方へ逆噴射し、前方へ噴出する水ジェットによって横穴を掘削し、後方へ逆噴射する前記水ジェットにより、掘削によって生じた掘削土を水と共に前記送込みパイプの内部を通って前記井戸の外へ排出するので、横穴を安価、かつ、簡易に掘削することができ、安全に作業することが可能な横穴掘削機を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1である横穴掘削機の構成を示す正面図である。
【図2】図1に示す横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。
【図3】この発明の実施の形態2である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。
【図4】この発明の実施の形態3である横穴掘削機の特徴部分を拡大して示した正面図である。
【符号の説明】
1 横穴掘削機
2 高圧洗浄車
3 耐圧ホース
3a 噴射ノズル
4 送込みパイプ
5 ガイドパイプ
6 架台
6a フィード装置
7 インナパイプ
8 空気パイプ
10 井戸
10a 側壁
11 横穴
Jw 水ジェット
Claims (5)
- 鉛直方向に掘削された井戸の側壁に、供給源から圧送される水ジェットによって横穴を掘削する横穴掘削機であって、
一端が前記供給源と接続され、他端に噴射ノズルが設けられた耐圧ホースと、
前記耐圧ホースを収容し、前記水ジェットによる掘削と並行して前記横穴内へ送り込まれる送込みパイプと、
一端が前記横穴を掘削する位置に、他端が前記井戸の外に、それぞれ配置され、他端から送り込まれる前記送込みパイプを方向付けし、前記横穴を掘削する位置へと案内するガイドパイプと、
を備え、
前記噴射ノズルは、前記水ジェットを前方へ噴出すると共に、一部を後方へ逆噴射し、前方へ噴出する水ジェットによって横穴を掘削し、後方へ逆噴射する前記水ジェットにより、掘削によって生じた掘削土を水と共に前記送込みパイプの内部を通って前記井戸の外へ排出することを特徴とする横穴掘削機。 - 前記送込みパイプは、壁面に多数の孔が形成され、弾力性を有するストレーナパイプであり、掘削終了時に横穴内に放置されることを特徴とする請求項1に記載の横穴掘削機。
- 前記噴射ノズルは、前記送込みパイプの先端から内部へ後退した位置に配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の横穴掘削機。
- さらに、前記送込みパイプと前記耐圧ホースとの間に、インナパイプが配置されることを特徴とする請求項2または3に記載の横穴掘削機。
- さらに、前記耐圧ホースには、前記噴射ノズル近傍において前記水ジェットと並行して圧縮空気を噴出する空気パイプが併設されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一つに記載の横穴掘削機。
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