JP3819948B2 - 紙パルプ脱インキ方法およびその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、紙パルプの脱インキ方法およびそのための装置、特に古紙を再利用するための紙パルプの脱インキ方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
古紙を再利用する場合、最初にパルパーと呼ばれる装置によりパルプ化され、このパルプはついで篩などにより異物などの汚染物が除去される。しかし、この汚染物の除去の後もインキ粒子が残存し、良質の紙に再生するにはこれを除いてやらなければならない。
そのため、気泡発生インジェクターを用いてパルプにエアーを吹き込みインキ粒子を除去する方法が知られている。この場合、数千の気泡がパルプ上に現れ、この気泡の壁にインキ粒子が取り付いている。
例えば、このような脱インキのためのエアーインジェクターがヨーロッパ特許出願、EP 0,305,251(本出願人による)、ドイツ特許、DE 3524071に記載されている。
また、ヨーロッパ特許出願、EP 0,122,747には、エアーをパルプを流すダクト(容器の底部に連通する)に導入し、気泡をパルプ内に通過させて、気泡カーペットをパルプ表面に形成させ、ついで、この気泡を吸引するようにした脱インキ装置が開示されている。
ドイツ特許、DE 3524071には、脱インキされるパルプを上方から導入させる容器からなる脱インキ装置が開示されていて、パルプが上から下に向けて渦状に循環させ、パルプの一部をエアー吹き込みのため取り除き、再度、容器の中央底部に注入するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本出願人は研究の結果、エアー気泡により脱インキの効率が、気泡がパルプを通過する際の気泡とインキ粒子との衝突を増大させることにより改善されることを見い出した。
この点に関し、上記の公知の装置は、気泡とインキ粒子との衝突が不十分であり、また、気泡のパルプ内での移動時間が不適切であるという問題点を有している。
したがって、本発明は、パルプ流の循環(上から下)と、気泡流(下から上)とを対向させるようにし、パルプが容器内を上から下に向けて多重段階を経てリサイクル(循環)するようにしたことを特徴とする方法、装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の方法は、以下のような特徴を有する。
脱インキされるパルプのバッチのベースに位置する自己リサイクル回路にて気泡が形成され、他のパルプリサイクルは選択的にエアーの導入を伴いまたは伴わずに行われる。
気泡と共に排出される水を補うための液体を、脱インキされるパルプのバッチのベースに位置する自己リサイクル回路に導入する。
気泡が脱インキされるパルプのバッチのベースにて圧縮空気を吹き込むことにより形成される。
気泡と共に排出される水を補うための液体を、圧縮空気を吹き込み区域より上方の高さに導入する。
気泡と共に排出される水を補うための液体が、気泡形成促進および気泡へのインキ粒子付着促進のための添加薬品を含む。
脱インキされるパルプがインキ粒子の排除を高める薬品添加物を含む。
気泡がパルプの下に位置する開口を介して泡の形態で導入され、異なるリサイクルの段階がエアーの導入なしで行われ、気泡が気泡形成促進および気泡へのインキ粒子付着促進のための添加薬品を含む。
【0005】
さらに、本発明は、上記方法を実施するための装置を提供するものであって、この装置は、複数の取入れ口と、この取入れ口に対応する複数の取出し口を備えた容器と;それぞれポンプを備えた複数の循環回路とを具備してなり、該循環回路の少なくとも1つがエアーインジェクターを有し、最高位置の取入れ口が処理されるべきパルプの導入口であり、最下位の取出し口が容器からパルプを排出させるものであり、連続するリサイクル段階の各取出し口が上流側の取入れ口の下に位置する取入れ口と接続されていることを特徴とする。
【0006】
この装置は以下のように構成されていてもよい。
すなわち、複数の取入れ口と、この取入れ口に対応する複数の取出し口を備えた容器と;それぞれポンプを備えた複数の循環回路とを具備してなり、該循環回路のいずれもがエアーインジェクターを備えておらず、最高位置の取入れ口が処理されるべきパルプの導入口であり、最下位の取出し口が容器からパルプを排出させるものであり、連続するリサイクル段階の各取出し口が上流側の取入れ口の下に位置する取入れ口と導管を介して接続され、さらに容器がそのベースにて、水または液体リサイクル回路を備え、該液体リサイクル回路が出口を有し、該出口がエアーインジェクターを備えた導管を介して取入れ口と接続し、該取入れ口がパルプリサイクル回路の最下位より低い位置に配置され、これにより気泡がパルプリサイクル回路より下に位置する循環回路でのみ発生するようにしたことを特徴とする装置である。
上記装置において、気泡を発生させる低位液体リサイクル回路を取入れ口で置き換え、この取入れ口を介して気泡を直接導入するようにしたこと。
上記装置において、気泡を発生させる低位液体リサイクル回路を取入れ口で置き換え、この取入れ口を介して圧縮空気を導入するようにし、該容器が取入れ口の上方にスクリーンを有し、気泡をパルプ全体に拡散するようにしたこと。
上記装置において、気泡拡散スクリーンの上方にて該容器に連通する廃物供給導管設けられていること。
上記装置において、バッフルが複数の取入れ口と、複数の取出し口との間に設けられていること。
上記装置において、バッフルのそれぞれが取入れ口と対向する円筒状垂直部材と、対応する取出し口に通ずる円錐状テーパー面を有し、これにより一方から他方に移動するパルプ流が該垂直部材の上を通過し、ついでテーパー面を降下し該取出し口に向けて流れ、気泡がバッフルの垂直部材と容器の内壁との間の空間を1の段階から上の他の段階に向けて移動するようにしたこと。
上記装置において、バッフルの垂直部材と、容器の内壁との間の空間にゲートが設けられていること。
上記装置において、ゲートが垂直容器の軸に対し垂直で、バッフルの垂直部材と容器の内壁との間をらせん状に巻いている平坦面からなり、該平坦面が複数の部分からなり、取入れ口の下方区域から上方区域に向けて段階的に上昇するように配置され、該複数の部分の間が上下に離間し、この間に気泡を通過させるスロットが設けられていること。
好ましくは、パルプは上から下に向けて垂直に循環するようにし、気泡がパルプの下部から導入されそれを横切るようにして下から上に流れるようにする。
本発明はさらに、上記方法を実施するための装置を提供するもので、2つの相互に対向して循環する流れを生じさせ、また、その循環手段が設けられる。
【0007】
【実施例】
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。図1ないし3は本発明の装置の模式図であって、ここで容器1は複数のバッフル、例えば4つのバッフル(D1 、D2 、D3 、D4 )が備えられた断面長方形をなし、また平行にパイプが施されている。これら模式図は本発明の操作の原理を説明しようとするものである。しかし、図4ないし図7に示すようにこの容器1は好ましくは回転筒状体からなり、垂直バッフル壁も回転筒状体からなり、傾斜壁面は円錐状表面をなしている。
図1は第1の具体例を示すものであって、垂直容器1からなり、この垂直容器1には上から下に亘って4つの取入れ口E1 、E2 、E3 、E4 及び4つの取出し口S1 、S2 、S3 、S4 が設けられている。脱インキされるパルプは最高位の取入れ口、E1 から導入される。
各取入れ口、例えばE1 は取出し口S1 と関連し、E1 で容器内に入る流れはすべてS1 を通って流れ得るようになっている。この取出し口S1 はE1 の下の取入れ口E2 と連通しリサイクルされる製品がより下方の位置でさらにリサイクル(循環)されるようになっている。
【0008】
この実施例の装置においては、取出し口、S1 、S2 、S3 、S4 はそれぞれ関連する取入れ口、E1 、E2 、E3 、E4 より下方に位置しているが、これは絶対的なものではない。
この実施例において、第2の取入れ口E2 は第1の第2の取出し口S1 より若干、下方に位置している。第3の取入れ口E3 は第2の取出し口S2 より若干、下方に位置している。さらに、第4の取入れ口E4 は第3の取出し口S3 より若干、下方に位置している。第4の取出し口S4 は容器1の底部に位置している。
この脱インキされたパルプは第4の取出し口S4 から排出される。
この容器1の上部には泡を排出させるためのオリフィスMが1以上設けられている。取出し口S1 は取入れ口E2 と、ポンプP1 が介在されたダクト2を介して接続されている。同様に取出し口S2 はポンプP2 が介在されたダクト3を介して取入れ口E3 と接続されている。取出し口S3 はポンプP3 が介在されたダクト4を介して取入れ口E4 と接続されている。
この装置は以下のようにして操作される。
まず、パルプが適当な手段により取入れ口E1 を介して容器1内に供給され、取入れ口E1 上方で、かつ泡排出ダクトMより下方のNのレベルまで満たされる。パルプがこの位置まで満たされたとき、リサイクル用のポンプP1 、P2 、P3 が始動する。
【0009】
取入れ口E1 から導入されたパルプは、その一部または全部が取出し口S1 から排出され、ダクト2を介して再び取入れ口E2 を通って容器に導入される。
取入れ口E2 から導入されたパルプは、その一部または全部が取出し口S2 から排出され、再び取入れ口E3 を通って容器に導入され、さらに取入れ口E3 から取出し口S3 へと排出され、さらに再度、取入れ口E4 に導入される。さらに、取入れ口E4 から取出し口S4 へと移動し、ここでダクト7を通って排出される。
好ましくは、導管6と連通するエアーインジェクターI3 が容器1の最下位置でリサイクルするためのポンプP3 と関連して設ける。その結果、最も下位に位置する取入れ口E4 に達するパルプ流にエアーバブルが混入される。これらのエアーバブルは上昇し、これにより取出し口S3 、S2 、S1 でリサイクルされるパルプが気泡と再度、混合され、Mのレベルに最終的に達する気泡は数回、パルプと混合され気泡とインキ粒子との衝突の機会が増大する。
さらに別のエアーインジェクターI2 、I1 をポンプP2 、P1 と関連させて設け、降下するパルプを通って上昇する気泡の量を増大させてもよい。
図示の具体例においては、3つのリサイクル回路、S1 −E2 、S2 −E3 、S3 −E4 が設けられているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば単一のリサイクル回路あるいは4つ以上のリサイクル回路を設けてもよい。さらに、再循環流を案内する手段を容器1内に設けることもできる。
【0010】
図1に示すように、バッフルDを各取入れ口Eと各取出し口Sとの間に配置してもよい。例えばD1 をS1 とE1 との間に、D2 をS2 とE2 との間に配置してもよい。この場合、各取出し口、S1 、S2 、S3 、S4 は、各取入れ口、E1 、E2 、E3 、E4 より下方に配置される。
好ましくは図示のように、バッフルDは取入れ口Eと対向する垂直壁面と取出し口Sに向かって傾斜する傾斜壁面とからなる。
さらに、ゲートCがバッフルDの垂直壁面と容器1の内壁面との間に設けられていてパルプが降下するのを防止するが気泡の上昇を妨げないようにしている。したがって、各取入れ口Eから導入されたパルプ流はこのゲートCを通過できないか、若しくは通過が極めて困難であり、そのためバッフルDの垂直壁面の周りを移動せざるを得ず、これにより傾斜壁面に沿って再び各取出し口に向かって降下することになる。すなわち、このバッフルのため、パルプは容器1の上部から下部に向けて順々に、かつ連続的なリサイクル段階を経て降下することになる。
【0011】
図2は第2の具体例を示しており、ここで同一部材については同一符号が付されている。
上記具体例との相違は、この例ではポンプP5 を備えた特別のリサイクル回路5との関連でわずか1個のエアーインジェクターI5 が備えられていることである。この回路5の特徴は水のみをリサイクルするように図られていることである。この水は要求に応じて導管5aから導入される。
ある程度の水は泡とともに引出される。その結果、少量の水を加える必要がある。さらに、開始時において、容器1の底には水を満たしておくことが必要である。このように水は必要に応じて導入される。水はE4 の下の付加口E5 を経て容器1に導入され取出し口S4 の下のS5 から排出される。したがって、この水は実質的にパルプと混ざり合うことなく閉鎖ループ、S5 、5、P5 、5、I5 、E5 を循環する。空気はインジェクターI5 により水中に吹き込まれ、気泡がバッフルDの垂直壁面と容器1の内壁との間の通路を垂直に上昇する。
気泡形成促進添加物、気泡へのインキ粒子付着促進添加物はインジェクターI5 を通って移動する水に添加することができる。さらに、水の代りに気泡を発生させ、パルプを通って上昇させ得る他の適当な液体を用いることもできる。さらに、気泡を発生させる液体を用いることなく、E5 にて気泡を導入させることも考えられる。
【0012】
この場合、水回路にエアーのみを注入するからインジェクターが詰まることを回避することができる。したがって、より小さい径のエアーインジェクション・ノズルを用いることができ、パルプはインジェクターを用いることなく、より簡単な方法で容器1内に導入することができる。
気泡の形成はパルプ濃度に関係しないから、一定の容積に対しより多くの気泡を形成することができ、これにより小さな脱インキ用容器を用いることができる。さらに、インキ粒子を除去するために他の薬品添加剤を用いることもできる。
【0013】
図3は図2の変形例を示しており、ポンプP1 、P2 、P3 を備えたリサイクル回路2、3、4には図2のようなエアー注入手段が設けられていない。すなわち、エアーは容器1のベースでのみ導入される。しかし、図3の場合、容器のベースにはエアー導入手段を備えた水循環回路がない。すなわち、エアーは導管6を介して取入れ口E5 から容器1内に直接、注入される。
気泡をより良く拡散させるため、多数のオリフィスが形成されたスクリーンGがエアー供給口E5 より高い位置に設けられている。気泡とともに排出される水を補うのに必要な水はこのスクリーンGより上の口E1 を介して導入される。
図2の場合と同様に、気泡形成促進添加剤を水に加えてもよい。
図1ないし図3は模式的な図であるが、図4ないし図8は本発明の具体的形態を示している。
これら図において、円筒状の容器10は中央筒状コラム11を有し、その内部に中央導管12と4個のチューブ13、14、15、16が配置されている。この2つの導管11、12は同心的に設けられ、それらの上にテーパー面17が形成され、その上部に孔または通路18が環状に形成されている。
4個の重ねられた環状装置19、20、21、22は図1〜3のバッフルDに対応するものであり、中央筒状コラム11の周りに設けられている。これらの環状装置は好ましくは垂直壁19a、20a、21a、22aと、円錐状端部19b、20b、21bと、最下部の平坦で容器1の底部に置かれた22bとを有する。取入れ口23ないし26は、環状装置19ないし22のそれぞれに対応している。各環状装置のベース部にて、中央筒状コラム11が窓13a、14a、15a、16aにより開口している。これら窓はそれぞれ、チューブ13、14、15、16の1つと連通している。
【0014】
図4を簡素化するため、図4には2つの窓13a、16a、チューブ13の一部のみが示されている。
取入れ口23ないし26は図1ないし図3の取入れ口E1 〜E4 に相当し、窓13aないし16aは取出し口S1 〜S4 に相当する。リサイクル(循環)回路およびポンプは省略されている。
この図4には円錐状端部19b、20b、21bのベース部が不規則な円錐状のフード19c、20c、21cによりキャップされている状態を示している。
【0015】
図5、図6に示すように、この円錐状フード19c、20c、21cは中央筒状コラム11の軸に対し偏心的に設けられ、その最大部分が対応する窓13a、14a、15aの上に位置するようになっている。各フード19c、20c、21cはベース部分に孔19d、20d、21dが設けられていて、パルプを窓13a、14a、15a方向へ通過させるようになっている。
円形状取入れ口23ないし26のそれぞれは平坦で断面長方形のボックス27ないし30と連通している。このボックスの幅は容器壁面と対応する環状装置19ないし21の垂直壁面19a、20a、21aとの間の空間全体を占めるものとなっている。このボックス27ないし30を越えた部分の空間には、図1ないし3のゲートCに対応するゲートシステム31ないし34が設けられている。
図5ないし図7は取入れ口23と関連するボックス27に連続するゲートシステム31を示している。このシステムはらせん状をなし、したがって図5に示すように円形で示されている。これに対し、図7は幾何学的に展開されていてこのシステムが直線状に示されている。他方、その長さが図7に3つの部分にカットされて示されている。
【0016】
図示のように、ゲートシステム31は環状装置19の周りに360度巻かれた平坦シートメタルまたはプレートからなり、環状システムと容器1の内壁との間の空間の全てを占め、ボックス27の出口の下面から次第に上昇するようにして形成されている(その上面まで)。ゲートシステム31のシートメタルは9つの部分31aないし31iにカットされていて、互いに部分的にオーバーラップし、かつ、それらの間に空隙35が形成されている。下方のリサイクル段階から到達する気泡はこの空隙35を通って移動する。
図6ないし図8は同様にゲートシステム33を示しており、わずか3つの部分33aないし33cからなっている点を除いてゲートシステム31と同様である。
【0017】
脱インキされるパルプが23の箇所から導入され、窓13aから排出され、導管13を通って降下し、24の箇所で再導入される。さらに、窓14aから排出され、導管14を通って降下し、25の箇所で再導入される。続いて、窓15aから排出され、導管15を通って降下し、26の箇所で再導入され、さらに窓16aから排出され、導管16を通って降下し、ついで再導入される。
24、25、26に接続されたリサイクル回路は図1に示すように全てエアーインジェクターを備えるようにしてもよいし、また、図2に示すように取入れ口26の高さで下方回路にのみエアーを注入するようにしてもよい。
したがって、脱インキされるパルプは連続的リサイクルを経ながら上から下に向けて移動し、気泡はこの数段のリサイクルを経るパルプを通過しながら下から上に向けて移動する。なお、この気泡は1つの段階からゲート35を通って次の段階へ移動する。
角環状ゲートシステム31〜34は一方では下方の段階からの気泡をゲート35を通過せしめ、他方においてはパルプを壁面19a、20a、21aに沿って上昇せしめる作用をなす。降下したパルプはついでホッパー形部材19b、20b、21bへと再度降下し、また、これらの末端には排出窓13a、14a、15aが設けられている。
このようにして形成された気泡は容器1の上方へと上昇し、孔18を経てホッパーへと通過し、中央導管12を通って降下し、そこから排出される。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための第1の装置を模式的に示す図。
【図2】本発明の方法を実施するための第2の装置を模式的に示す図。
【図3】本発明の方法を実施するための第3の装置を模式的に示す図。
【図4】本発明の装置のバッフルの一例を示すもので、図5、図6のC−C線に沿う断面図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図。
【図7】図5のゲートを幾何学的に展開して示す模式図。
【図8】図6のゲートを幾何学的に展開して示す模式図。
【符号の説明】
1…容器、
1 、D2 、D3 、D4 …バッフル、
1 、E2 、E3 、E4 …取入れ口、
1 、S2 、S3 、S4 …取出し口、
M…オリフィス、
2、3、4…ダクト、
1 、P2 、P3 …ポンプ。

Claims (23)

  1. 脱インキされるパルプを上から下に向けて循環させ、気泡を少なくとも下部に導入し下から上に向けて移動させるようにした紙パルプ脱インキ方法であって、
    容器の上から下にわたって設けられて脱インキされるパルプを容器内に導入する複数の取入れ口(E 、E 、E 、E 等)と、各取入れ口に対応して一対となると共に対応する取入れ口より下方に位置するように形成されて、前記導入された前記パルプを容器から取り出す複数の取出し口(S 、S 、S 、S 等)と、対応する取入れ口と取出し口の間に設けられて前記容器(1)内で前記取入れ口から導入された前記パルプを対応する取出し口へ通過させるバッフル(D 、D 、D 、D 等)と、前記各取出し口を対となる取入れ口の下に位置する取入れ口と接続し、容器から取出された前記パルプを容器内に再び戻すためのポンプ(P 、P 、P )を設けた導管からなる複数の循環回路(2、3、4)とを有し、
    前記バッフルが該バッフルに対応する取入れ口と対向する壁面状の垂直部材と、該バッフルに対応する取出し口に向かって傾斜する傾斜面とからなっており、
    パルプ流をバッフルの垂直部材の周りを移動させ、傾斜面に沿って取出し口に向けて流下させ、気泡をバッフルの垂直部材と容器の内壁の間の通路から上昇させるようにしたことを特徴とする紙パルプ脱インキ方法。
  2. 循環回路の少なくとも1つにエアーインジェクターを設け、循環回路中のパルプに気泡を混入し、該気泡を容器の下から上に上昇させて前記容器内で下降するパルプと衝突させることを特許とする請求項1に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  3. 容器の下方で、容器内に水を供給して循環させるポンプ(P)を備えた自己リサイクル回路(5)を形成し、該自己リサイクル回路にエアーインジェクター(I )を設けて自己リサイクル回路中の水の中に気泡を混入し、該気泡を容器の下から上に上昇させることを特徴とする請求項1に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  4. 自己リサイクル回路に導管(6)が接続されており、該導管から自己リサイクル回路に水を補うことができるようになっていることを特徴とする請求項に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  5. 気泡が、脱インキされる紙パルプを収納する容器の底部に位置する自己リサイクル回路内で形成されことを特徴とする請求項に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  6. 気泡が、容器のベースに導管(6)を介して圧縮空気を吹き込まれることにより形成されることを特徴とする請求項1に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  7. 気泡と共に排出される水を補うための水などの液体を、圧縮空気吹き込み区域より上方の高さに設けた口(E)から導入することを特徴とする請求項6に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  8. 気泡と共に排出される水を補うための水などの液体が、気泡形成促進および気泡へのインキ粒子付着促進のための添加薬品を含むものであることを特徴とする請求項に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  9. 異なるリサイクルの段階がエアーの導入なしで行われ、圧縮空気の吹き込み区域より上方の高さに設けた口(E )から導入される水が気泡形成促進添加剤を含むものであることを特徴とする請求項に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  10. 脱インキされるパルプがインキ粒子の排除を高める薬品添加物を含むものであることを特徴とする請求項に記載の紙パルプ脱インキ方法。
  11. 請求項2の方法を実施するための装置であって、複数の取入れ口(E 、E 、E 、E 等)と、この取入れ口に対応する複数の取出し口(S 、S 、S 、S 等)を備えた容器(1)と、それぞれポンプ(P 、P 、P )を備えた複数の循環回路(2、3、4)とを具備してなり、
    該循環回路の少なくとも1つがエアーインジェクター(I )を有し、最高位置の取入れ口(E )が処理されるべきパルプの導入口であり、最下位の取出し口(S )が容器(1)からパルプを排出させるものであり、連続するリサイクル段階の各取出し口が上流側の取入れ口の下に位置する取入れ口と接続されていることを特徴とする紙パルプ脱インキ装置。
  12. 請求項3の方法を実施するための装置であって、複数の取入れ口(E 、E 、E 、E 等)と、この取入れ口に対応する複数の取出し口(S 、S 、S 、S 等)を備えた容器(1)とを備えた容器(1)と、それぞれポンプ(P 、P 、P )を備えた複数の循環回路(2、3、4)とを具備してなり、
    該循環回路のいずれもがエアーインジェクターを備えておらず、最高位置の取入れ口(E )が処理されるべきパルプの導入口であり、最下位の取出し口(S )が容器(1)からパルプを排出させるものであり、連続するリサイクル段階の各取出し口が上流側の取入れ口の下に位置する取入れ口と導管(2、3、4)を介して接続され、
    さらに容器(1)がそのベースに自己リサイクル回路(5)を備え、該自己リサイクル回路が、出口(S )を有し、該出口がエアーインジェクター(I )を備えた導管(5)を介して取入れ口(E )と接続しており、該取入れ口(E )が前記パルプの循環回路の最下位より低い位置に配置され、これにより気泡がパルプの循環回路より下に配置された自己リサイクル回路でのみ発生するようにしたことを特徴とする紙パルプ脱インキ装置。
  13. 請求項6の方法を実施するための装置であって、複数の取入れ口(E 、E 、E 、E 等)と、この取入れ口に対応する複数の取出し口(S 、S 、S 、S 等)を備えた容器(1)とを備えた容器(1)と;それぞれポンプ(P 、P 、P )を備えた複数の循環回路(2、3、4)とを具備してなり、
    該循環回路のいずれもがエアーインジェクターを備えておらず、最高位置の取入れ口(E )が処理されるべきパルプの導入口であり、最下位の取出し口(S )が容器(1)からパルプを排出させるものであり、連続するリサイクル段階の各取出し口が上流側の取入れ口の下に位置する取入れ口と導管(2、3、4)を介して接続され、
    容器の下方に導管(6)を介して圧縮空気を吹き込む取入れ口(E )を設け、この取入れ口(E )を介して気泡を直接導入するようにした紙パルプ脱インキ装置。
  14. 容器(1)の下方に設けた取入れ口(E )を介して圧縮空気を導入するようにし、該取入れ口(E )の上方にスクリーン(G)を設けて気泡をパルプ全体に拡散するようにした請求項13に記載の紙パルプ脱インキ装置。
  15. 気泡拡散スクリーン(G)の上方に該容器(1)に連通して気泡とともに排出される水を補うのに必要な水を導入する口 が設けられていることを特徴とする請求項14に記載の紙パルプ脱インキ装置。
  16. 複数の取入れ口(E 、E 、E 、E 等)と、この取入れ口に対応する複数の取出し口(S 、S 、S 、S 等)とを備えた容器内で、各対応するそれぞれの取入れ口と取出し口の間にバッフル(D 、D 、D 、D 等)が設けられていることを特徴とする請求項11、12または13のいずれかに記載の紙パルプ脱インキ装置。
  17. バッフル(D)のそれぞれが取入れ口(E)と対向する円筒状垂直部材と、対応する取出し口(S)に通ずる円錐状テーパー面からなる傾斜面を有し、取入れ口から容器(1)の内壁とバッフル(D)の垂直部材との間に形成されて通路となるゲート(C)を通って導入されたパルプ流が該垂直部材の上を通過し、ついで傾斜面を降下し該取出し口(S)に向けて流れ、気泡は前記ゲートに形成された隙間から上昇させてなることを特徴とする請求項11、12または13のいずれかに記載の紙パルプ脱インキ装置。
  18. ゲート(C)が、バッフル(D)の垂直部材と、容器(1)の内壁との間の空間に設けられていることを特徴とする請求項17に記載の紙パルプ脱インキ装置。
  19. ゲート(C)が容器の軸に対し垂直で、バッフル(D)の円筒状の垂直部材と容器(1)の内壁との間を垂直部材のまわりに沿ってらせん状に巻いている平坦面からなり、該平坦面が複数の部分からなり、取入れ口(E)の下方区域から上方区域に向けて段階的に上昇するように配置され、該複数の部分の間が上下に離間し、この間に気泡を通過させるスロット(35)が設けられている請求項17に記載の紙パルプ脱インキ装置。
  20. 容器(1)が円筒状からなり、バッフル(D)が円筒状に形成された垂直部材(19a、20a、21a)と、容器の中央に形成された中央状コラム(11)により横切られた傾斜面としての円錐状端部(19b、20b、21b)とからなる環状装置(19、20、21)を有してなることを特徴とする請求項17に記載の紙パルプ脱インキ装置。
  21. 各環状装置(19、20、21、22)の末端部にて排出管(13、14、15、16)と連通して取出し口となる排出窓(13a、14a、15a、16a)が中央管状コラム(11)に設けられている請求項20に記載の紙パルプ脱インキ装置。
  22. 各排出窓(13a、14a、15a、16a)が、孔(19d、20d、21d、22d)を備えた円錐状フード(19c、20c、21c、22c)によりキャップされている請求項21に記載の紙パルプ脱インキ装置。
  23. リサイクルのため、容器(1)の各取出し口と、該取出し口と対になる取入れ口の下に位置する取入れ口とを接続する導管(13、14、15、16)が中央状コラム(11)の内部に設けられている請求項20に記載の紙パルプ脱インキ装置。
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