JP3818617B2 - 伝送ユニット、画像表示装置、画像入力装置および画像入出力システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、伝送ユニット、画像表示装置、画像入力装置および画像入出力システムに関するものであり、特に強誘電性液晶を用いた液晶表示器のような記憶性を有する表示手段を複数接続し各々の液晶表示器に画像を表示するとともに、画像入力装置からは画像を入力するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特願平7−013046号「表示装置」(以下、先願という)のように、メモリ効果を持つ強誘電性液晶を用いた複数台の液晶表示器(以下、FLCDという)を1台のホストコンピュータに接続し、各々のFLCDに同一もしくは各々異なる画像を表示する画像表示システムが提案されている。
【0003】
先ず、この先願の画像表示システムについて説明をする。
図9はシステム全体の接続図である。同図において、1はホストコンピュータ、101,102,103,104はFLCD、201,202,203,204は分岐伝送ユニット、500,501,502,503は伝送ケーブル、511,512,513,514は分岐ケーブルであり、ホストコンピュータ1からは、アドレスデータを先頭にした16ビット画像データがパラレルで伝送ケーブル500から出力される。
【0004】
各分岐伝送ユニット201〜204はそれぞれ前段から伝送ケーブル500〜503を経て入力された16ビット画像データをそのまま後段の分岐伝送ユニットへ伝送ケーブル501〜503から出力する一方、各分岐伝送ユニットに設けられた不図示のアドレス設定SWの設定値と16ビット画像データの先頭に配置されたアドレスデータとを比較し、一致すれば各々分岐ケーブル511〜514へも16ビット画像データを出力する。各FLCD201〜204はこの16ビット画像データに基づいて表示面に画像を描画する。また、各FLCD201〜204はメモリ効果を有するため、新たに16ビット画像データを受信し描画されるまでは、その直前の画像データを表示し続ける。
図9では4段の分岐伝送ユニットとそれに対応する4台のFLCDが接続されているが、接続段数に制約は特に無い。
【0005】
ここで、ホストコンピュータ1から出力される16ビット画像データとその先頭アドレスについて説明する。図2は16ビット画像データの配列をイメージ的に描いた図であり、“DATA0”〜“DATA15”の16本のデータと、クロック“CLK”およびアドレス/データ判別信号“AHDL”からなる18本の信号からなる。
【0006】
判別信号“AHDL”は通常“L”レベルであり、データの先頭でのみ“H”レベルとなり、その時データ“DATA0”〜“DATA15”はアドレスデータを出力する。つまり、“H”レベルの“AHDL”はデータの先頭を示すだけでなく、“DATA0”〜“DATA15”が画像データではなく、アドレスデータであることを示す信号でもある。
【0007】
“DATA0”〜“DATA15”にのせられたアドレスデータの内下位11ビットの“DATA0〜10”はFLCD201〜204の走査線番号のアドレスを示すものであり、上位5ビット“DATA11〜15”が先に説明した設定SWの設定値に相当するものである。また、先頭のアドレスデータに続いて1水平走査分の画像データが配置されている。
【0008】
各分岐伝送ユニット201〜204は“AHDL”が“H”となった時、“DATA11〜15”のみを監視し、設定SWの設定値と一致しない場合はFLCD101〜104への分岐ケーブル511〜514の“AHDL”をマスクし“L”を出力する。これを受けたFLCDは“AHDL”が“L”であるため“DATA0”〜“DATA10”を走査線アドレスとは認識しない。よって、描画している画像の更新は行なわれず“DATA0”〜“DATA15”にいかなるデータがのっていようと無視される。一方、後段への伝送ケーブル501〜503には、前段から入力された信号“AHDL”および“DATA0”〜“DATA15”を何も加工せずそのまま出力する。
【0009】
また、各分岐伝送ユニット201〜204は、“AHDL”が“H”となった時に“DATA11〜15”が設定SWの設定値と一致しているとみなした場合、FLCDへの分岐出力の“AHDL”をマスクせずそのまま出力する。これを受けたFLCDは“AHDL”の“H”を受け、画像データのスタートを認識し描画画像の更新が行なわれる。なおこの時、後段への伝送ケーブル501〜503にも、前段から入力された信号を何も加工せずそのまま出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この例では、どのような画像を表示させるかはホストコンピュータのみが采配している。例えばこのシステムを会議等で用いるケースを考えると、各FLCDをモニタリングしている参加者の意思は反映しずらい。また、画像データを表示させる機能のみであり、画像入力装置もホストコンピュータのみに接続されることとなる。
【0011】
本発明は、画像を表示および入力するシステムにおいて、FLCD等のディスプレイ(画像表示手段)またはその近傍から操作信号や画像データを入力できるようにすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の分岐伝送ユニットは、データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、受信された伝送信号中の判別信号を比較手段の比較結果が一致の場合はIDアドレスデータであることを示す信号として出力し、不一致の場合はIDアドレスデータであることを隠す信号に置き換える判別信号置換手段と、判別信号置換手段の出力と受信された伝送信号中のデータ信号とを記憶性を有する画像表示手段に送出する伝送信号出力手段と、操作ボタン等の操作手段と、操作手段の操作内容をコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加するデータ信号置換手段と、受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記データ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の画像入力伝送ユニットは、データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、外部画像入力機器から入力された画像データを一旦記憶する記憶手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられたことをコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中でID設定手段の設定値に応じた所定の位置のデータをコマンドデータもしくは記憶手段に記憶されている画像データに置き換えるか、または受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータもしくは記憶手段に記憶されている画像データを付加するデータ信号置換手段と、データ信号置換手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられた状況下で受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えるか、前記データ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、比較手段の比較結果が一致の場合は前記所定の位置のデータを記憶手段に記憶されている画像データに置き換えるか、前記データ空きスペースに前記記憶手段に記憶されている画像データを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
本発明の画像表示装置のひとつは、データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、比較手段の比較結果が一致した時のみ描画処理を行なう記憶性を有する画像表示手段と、操作ボタン等の操作手段と、操作手段の操作内容をコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中でID設定手段の設定値に応じた所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えるか、または受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加するデータ信号置換手段と、受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えるか、または付加したID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0016】
本発明の画像入力装置は、データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、画像取り込み手段と、画像取り込み手段で取り込んだ画像データを一旦記憶する記憶手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられたことをコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中でID設定手段の設定値に応じた所定の位置のデータをコマンドデータまたは記憶手段に記憶されている画像データに置き換えるか、または受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータもしくは記憶手段に記憶されている画像データを付加するデータ信号置換手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられた状況下で受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えるか、前記データ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、比較手段の比較結果が一致の場合は前記所定の位置のデータを記憶手段に記憶されている画像データに置き換えるか、前記データ空きスペースに前記記憶手段に記憶されている画像データを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態に係る画像表示および入力システムは、各伝送ユニットのIDデータと画像データを送出するホストコンピュータに、
前段の伝送ユニットあるいはホストコンピュータから入力されたユニットIDデータと画像データを後段の伝送ユニットあるいはホストコンピュータに出力し、入力されたユニットIDデータがその伝送ユニットの設定IDと一致した場合には接続されているFLCDにも画像データを転送し、所定のユニットIDデータが入力された場合にはその伝送ユニットの設定IDに応じて所定のデータ位置に、もしくは未使用のデータ位置に、FLCDからの情報を付加した後、後段の伝送ユニットあるいはホストコンピュータに出力する、分岐伝送ユニットと、
前段の伝送ユニットあるいはホストコンピュータから入力されたユニットIDデータと画像データを後段に出力し、入力されたユニットIDデータがその伝送ユニットの設定IDと一致した場合には接続されているスキャナーもしくはディジタルスチルビデオカメラ等の画像入力機器から入力された画像データを後段の伝送ユニットあるいはホストコンピュータに出力し、所定のユニットIDデータが入力された場合にはその伝送ユニットの設定IDに応じて所定のデータ位置に、もしくは未使用のデータ位置に、その伝送ユニットからの情報を付加した後、後段に出力する、画像入力伝送ユニットとをそれぞれ任意の数、縦列(カスケード)接続し、最終段の分岐伝送ユニットあるいは画像入力伝送ユニットの出力をホストコンピュータに接続することにより、FLCDからの情報や画像入力機器から入力された画像データをホストコンピュータに戻すようにしたものである。
【0019】
【作用】
これにより、画像入力機器をホストコンピュータの近傍に限らず所望の位置に配置することができ、ディスプレイ操作者による画像入力が容易になる。また、ディスプレイ操作者の意思をホストコンピュータへ伝達することができる。
【0020】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
(第1の実施例)
図1は本発明の一実施例に係る画像表示および入力システムの接続例を示す図であり、図2は16ビット画像データの配列をイメージ的に描いた図である。先ず図1を用いてシステムの概要を説明する。
図1において、1はホストコンピュータ、101,102,103はFLCD、201,202,203は分岐伝送ユニット、301はスキャナー用画像入力伝送ユニット、310はスキャナー、311はスキャナー専用ケーブル、401はディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニット、410はディジタルスチルビデオカメラ、411はディジタルスチルビデオカメラ専用ケーブル、500,501,502,503,504,505は伝送ケーブル、511,512,513は分岐ケーブルである。
【0021】
ホストコンピュータ1からは、図2に示すようなIDアドレスデータが先頭でそれ以降は16ビット画像データである16ビットデータ信号がパラレルで伝送ケーブル500から出力される。
【0022】
各分岐伝送ユニット201〜203は前段の伝送ユニットあるいはホストコンピュータ1から入力された16ビットデータ信号をそのまま後段の伝送ユニットあるいはホストコンピュータ1へ出力する一方、後述の5ビットからなるID設定SWの設定値と16ビットデータの先頭に配置されたIDアドレスデータの上位5ビットのユニットIDデータとを比較し、両者が一致すれば各々接続された分岐伝送ケーブル511〜513へも16ビットデータをそのまま出力する。各FLCD201〜203はこの16ビット画像データに基づいて表示面に画像を描画する。このID設定SWは“1”から“31”の間の任意の値を設定することができる。また、各FLCD201〜203はメモリ効果を有するため、新たに16ビット画像データを受信して画像データが更新されるまでは、その直前の画像データを表示し続ける。
【0023】
ホストコンピュータは定期的に、ユニットIDデータとして“0”を出力する。操作者は分岐伝送ユニットから「Yes,No,Up,Down」のような簡単な意思を図1には不図示の操作SWの操作により入力できる。操作SWが操作された時、分岐伝送ユニットはホストコンピュータからユニットIDデータ“0”が出力されるのを待つ。そしてユニットIDデータ“0”を受け取った時に操作SWの内容をコマンドコード化して、ID設定SWに対応した16ビットデータ内の所定位置にのせて後段に送る。このコマンドデータは最終的に伝送ケーブル505を通じて、ホストコンピュータ1に送られることになる。
【0024】
また、スキャナー用画像入力伝送ユニット301およびディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニット401はそれぞれスキャナー310およびディジタルスチルビデオカメラ410に専用ケーブル311および411で接続されており、スキャナー用画像入力伝送ユニット301およびディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニット401に設けられた不図示の操作SWの操作により、それぞれスキャナー310およびディジタルスチルビデオカメラ401から画像データを吸い上げ、後述のホストコンピュータ1が出力する画像データと同じフォーマットに変換し、不図示のメモリに一旦蓄える。
【0025】
スキャナー用画像入力伝送ユニット301およびディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニット401も各々不図示のID設定SWを持ち、前段からのユニットIDデータが“0”以外でかつ、ID設定SWの設定値でもない時には、前段から入力された16ビットデータをそのまま後段に出力する。
【0026】
もし、メモリ内に転送すべき画像データが蓄えられている時には、分岐伝送ユニットにおけるコマンドコードの送出と同様に画像データを出力したい旨を後段に送り、ホストコンピュータ1に伝える。
【0027】
ホストコンピュータ1がこのコマンドデータを受け取るとデータを吸い上げるために該当する画像入力伝送ユニットのユニットIDデータを16ビットデータ信号として出力するので、各画像入力伝送ユニット301,401はこれを待つ。つまり今度は、ID設定SWの設定値と同じユニットIDデータが入力されるのを待つ。
【0028】
ユニットIDデータが一致した場合には、前述のメモリから画像データを読み出し、16ビット画像データを後段に出力する。この16ビット画像データも最終的に伝送ケーブル505を通じて、ホストコンピュータ1に送られることになる。ホストコンピュータ1は必要に応じて、受け取った画像データをFLCD101〜103に描画させるため、伝送ケーブル500に送出する。
【0029】
ここで、ホストコンピュータ1から出力される16ビット画像データとIDアドレスデータについて説明する。図2において、“DATA0”〜“DATA15”の16本のデータが16ビットデータ信号であり、伝送信号は、これとクロック“FCLK”および判別信号“AHDL”の合計18本の信号からなる。
【0030】
“AHDL”は通常“L”であり、データの先頭でのみ“H”となり、その時“DATA0”〜“DATA15”はIDアドレスデータを出力する。つまり、レベル“H”の“AHDL”はデータの先頭を示すだけでなく、16ビットデータ信号が画像データではなくIDアドレスデータであることを示す信号でもある。
【0031】
“DATA0”〜“DATA15”にのせられたIDアドレスデータの内下位11ビット“DATA0〜10”はFLCD201〜204の走査線アドレスを示すものであり、上位5ビット“DATA11〜15”は先に説明したユニットIDデータに相当するものである。
この先頭に配置されたIDアドレスデータに続いて1水平走査分の画像データが配置されており、これが1セット分のデータである。
【0032】
次に、各ユニットの構成について説明する。
先ず、図3は分岐伝送ユニットの内部回路のブロック図であり、図1における分岐伝送ユニット201〜204の内の1台に相当する。
【0033】
図3において、210は前段伝送ユニットあるいはホストコンピュータからの伝送ケーブル、211は差動伝送レシーバ、220はFLCDへの分岐ケーブル、230は次段ユニットあるいはホストコンピュータへの伝送ケーブル、221はFLCDへ伝送信号を送出する伝送信号出力手段としての差動伝送ドライバ、231は後段へ伝送信号を送信する伝送信号送信手段としての差動伝送ドライバ、212,213,214,222,223,224,232,233,234はDタイプ−フリップフロップ(以後、D−F/Fという)、240は伝送ユニットを制御し、かつ符合化手段としても機能するCPU、241は比較手段としてのデジタルコンパレータ、242はID設定手段としての設定SW、243はインバータ、244はORゲート、245は判別信号置換手段としてのANDゲート、246,247はデータ信号置換手段としてのデータ切り換えSW、248は操作手段としての操作SWである。
【0034】
前段からの伝送ケーブル210はツイストペアケーブルで“DATA0”から“DATA15”までの16本のデータと、判別信号“AHDL”およびクロック“FCLK”の合計18本の信号が差動伝送される。これを差動伝送レシーバ211で受けた後、“FCLK”以外の各信号線は先ず“FCLK”で、D−F/F212〜214によりラッチされる。
【0035】
この図において、“DATA11”から“DATA15”までの5本のデータをラッチするためのD−F/F212は1ケで表わされているが、実際には5ケのD−F/Fによってラッチされる。“DATA0”から“DATA10”までの11本のデータに関しても同様に、D−F/F213は11ケをまとめて表現してある。
【0036】
ここでラッチされた各信号は、D−F/F232〜234により再びラッチされた後、クロック“FCLK”とともに差動伝送ドライバ231により差動信号で次段のユニットあるいはホストコンピュータヘ伝送ケーブル230を経て伝送される。後段へは、前段から入力された信号を何も加工せずそのまま出力することになる。
【0037】
また、D−F/F212でラッチされた“DATA11”から“DATA15”までの上位5ビットはユニットIDデータであり、デジタルコンパレータ241にも入力され設定SW242の設定値と比較される。ユニットIDデータとID設定SW242の設定値が一致した場合、 比較結果として“H”が出力され、CPU240を介してANDゲート245に送られる。ANDゲート245のもう一方の入力端子はD−F/F214でラッチされた“AHDL”が接続されており、デジタルコンパレータ241の比較結果に基づいて“AHDL”をマスキング処理をする。つまり、“DATA11”から“DATA15”までの上位5ビットに振り分けられたユニットIDデータとID設定SW242の設定値が一致した場合のみ“AHDL”を通過させ、 不一致の場合は“L”にマスクする。D−F/F212と213でラッチされた“DATA0”から“DATA15”までの各データ信号と、 ANDゲート245でマスキング処理された“AHDL”は各々、D−F/F222〜224により、 “FCLK”で再度ラッチされる。
【0038】
なお、ここでもD−F/F222および223は複数個のD−F/Fをまとめて表現してあることは言うまでもない。
【0039】
D−F/F222〜224でラッチされた各信号と“FCLK”は差動伝送ドライバ221により差動信号でFLCDへ分岐ケーブル220を経て伝送される。
【0040】
分岐伝送ユニット内でユニットIDデータとID設定SWの設定値の不一致により“L”にマスキングされた“AHDL”を受けたFLCDは、“AHDL”が“L”であるためその時のデータをIDアドレスデータとは認識しない。よって“DATA11〜15”にいかなるデータがのっていようと無視され、 描画している画像の更新は行なわれない。
【0041】
おおもとのホストコンピュータ1は、各伝送ユニットからのメッセージを得るために、ID設定には無いユニットIDデータ“0”を定期的に出力している。操作SW248が操作された場合、 先ずCPU240がこれを検知し、 ユニットIDデータ“0”を待つ。インバータ243とORゲート244がこれを検出するためのゲートであり、“AHDL”が“H”でかつ“DATA11”から“DATA15”までの5ビット全てが“L”になった時に、これをCPU240に知らせる。
【0042】
CPU240がユニットIDデータ“0”を検知すると、ID設定SWの設定値が“n”である場合、ユニットIDデータ“0”からn番目のデータ位置に、 操作SWの操作内容をコマンドデータ化してのせる。その操作を行なうのがデータ切り換えSW246,247である。このコマンドとしては“DATA0”から“DATA15”までの16ビットを使って複数のコマンドを設定可能である。
【0043】
図4はコマンドデータをのせる位置を表わしたチャートであり、ID設定値が“21”であった場合の例である。ユニットIDデータから21番目の各データ線“DATA0”〜“DATA15”のハッチングしてある部分がコマンドをのせる位置である。
【0044】
データ切り換えSW246,247により所定の位置にコマンドデータをのせたデータはD−F/F232〜234でラッチされた後、“FCLK”とともに差動伝送ドライバ231により差動信号で次段伝送ユニットあるいはホストコンピュータヘ伝送ケーブル230を経て伝送される。このコマンドデータは最終的にホストコンピュータ1に伝送される。
【0045】
ホストコンピュータ1はユニットIDデータ“0”から何番目のデータ位置にコマンドがあるかから、コマンドを発信した伝送ユニットの設定IDが判別できる。
【0046】
続いてスキャナー用画像入力伝送ユニット301およびディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニット401について説明する。図5はスキャナー用画像入力伝送ユニットもしくはディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニットの内部回路のブロック図であり、 この両者は、 基本的な構成に差は無いので、まとめて説明する。
【0047】
図5において、341は画像データ入力端子、342は記憶手段としてのメモリであり、 先に説明した分岐伝送ユニットにおけると同一の機能を有するものは同一の番号で示されている。
【0048】
前段伝送ユニットあるいはホストコンピュータから伝送ケーブル210はツイストペアケーブルで“DATA0”から“DATA15”までの16本のデータと、判別信号“AHDL”およびクロック“FCLK”の合計18本の信号が差動伝送され、 これを差動伝送レシーバ211で受けた後、“FCLK”以外の各信号線は先ず“FCLK”で、D−F/F212〜214によりラッチされ、 さらにD−F/F232〜234によりラッチされた後、“FCLK”とともに差動伝送ドライバ231により差動信号で次段伝送ユニットあるいはホストコンピュータヘ伝送ケーブル230を経て伝送される所までは、先の分岐伝送ユニットと同じである。
【0049】
画像入力伝送ユニットでは、 入力端子としてこの差動伝送レシーバ211以外に画像データ入力端子341があり、 図1のスキャナー専用ケーブル311もしくはディジタルスチルビデオカメラ専用ケーブル411と接続される。
【0050】
操作者がこれら外部入力機器から画像データを取り込みたい場合、 操作SW248を操作することにより、 画像データ入力端子341から入力された画像データは一旦メモリ342に書き込まれる。
【0051】
CPU240は、 入力機器から画像データを取り込み、 メモリ342への書き込みが終了した時点でホストコンピュータ1からのユニットIDデータ“0”を待つ。図3の分岐伝送ユニットにおける操作SW248に対するコマンドデータの場合と同様に、ID設定SWの設定値に対応した“DATA0”から“DATA15”までの所定の位置に「転送したいデータがある」旨のコマンドデータをのせ、 次段伝送ユニットあるいはホストコンピュータヘ伝送ケーブル230を経て伝送し、最終的にホストコンピュータ1に伝える。
【0052】
ホストコンピュータ1は「転送したいデータがある」旨のコマンドを受け取ると、該当ユニットIDデータとそれに続けて必要なデータ量の空きスペースを設けて伝送する。
【0053】
スキャナー用画像入力伝送ユニットもしくはディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニット内のCPU240は「転送したいデータがある」旨のコマンドを発した後、 自分のユニットIDデータが送られて来るのを待つ。そして自分のユニットIDデータが送られて来た際、 それに引き続きデータ切り換えSW246,247を切り換え、“FCLK”に同期してメモリ342に書き込まれているデータを読み出し、“DATA0”〜“DATA15”の各データラインにのせる。
【0054】
メモリ342のデータがのせられた“DATA0”〜“DATA15”の各データラインの信号と“AHDL”はD−F/F232〜234でラッチされた後、“FCLK”とともに差動伝送ドライバ231により差動信号で次段ユニットあるいはホストコンピュータヘ伝送ケーブル230を経て伝送される。このようにして、 メモリ342のデータは最終的にホストコンピュータ1に伝送される。
【0055】
なお、 図1では、3台のFLCDと、スキャナーおよびディジタルスチルビデオカメラがそれぞれ1台ずつとが接続されているが、伝送ユニットIDデータの制約である31台以内であれば、 接続機器の数は何台であっても差し支えない。また、 スキャナーおよびディジタルスチルビデオカメラ等の画像入力伝送ユニットではID設定値の重複はできないが、FLCDについては操作SWの使用に制限をかければID設定値の重複も可能であり、 その場合同一のID設定がなされたFLCDは常に同一の画像が表示される。また、図3の分岐伝送ユニットから操作SW248、インバータ243、ORゲート244およびデータ切り換えSW246,247を除去したもの、またはそのような分岐伝送ユニットを内蔵した画像表示装置は何らの制限も無しに他の分岐伝送ユニットまたは図8に示すような画像表示装置とのID設定値の重複が可能である。
【0056】
(第2の実施例)
図6は本発明の第2の実施例による、 コマンドデータの挿入位置を示すチャートであり、 システムの接続例や、各ユニット内の回路ブロックの構成は第1の実施例のそれと変わらない。
【0057】
第1の実施例では、 各伝送ユニットからコマンドを発する場合、 ユニットIDデータからn番目の位置に16ビットデータをパラレルに発信していたが、 この第2の実施例の場合、 図6の各データ線に番号を付けて示したように、 設定ID値に応じた所定の位置にシリアルで送信する。例えば設定ID値が“21”の場合、“DATA4”の17番目から32番目までのハッチングされた、16クロック分の位置にコマンドデータをのせる。
【0058】
これをホストコンピュータ1が受け取った場合も、 コマンド発信源の伝送ユニットIDデータは容易に判断できる。そして第1の実施例と同様に画像入力伝送ユニットに対しては、 該当IDデータとそれに続く空きスペースをホストコンピュータ1が発すれば、 画像入力伝送ユニットはその空きスペースに画像入力機器からの画像データをのせてホストコンピュータ1に戻す。
【0059】
この場合、 伝送ユニットの接続台数の制限やID設定の重複についても第1の実施例と同様であることは言うまでもない。
【0060】
(第3の実施例)
図7は本発明の第3の実施例による、コマンドデータの挿入位置を示すチャートであり、システムの接続例や、各ユニット内の回路ブロックの構成は第1の実施例のそれと変わらない。
【0061】
第1の実施例では、各伝送ユニットからコマンドを発する場合、ユニットIDデータからn番目の位置に16ビットデータをパラレルに発信していたが、この例の場合、図7の各データ線に番号を付けて示したように、未使用エリア、つまりデータ信号が全て“0”である位置(データ空白位置)を探し、上位5ビットには設定ID値を、下位11ビットにはコマンドデータをのせる。
【0062】
例えば図7で設定ID値が“21”の場合、IDアドレスデータ直後の“DATA11”から“DATA15”までの上位5ビットは“5”であり、 これと同時に伝送されて来た“DATA0”から“DATA10”までの下位11ビットはユニットIDが“5”である他のユニットから発せられたコマンドデータである。同様に2番目、3番目はそれぞれユニットIDが“7”、“10”の他のユニットによるものである。そしてハッチングされた4番目の上位5ビットは“0”であり、 未使用エリアであることを示す。ホストコンピュータに伝送すべきコマンドがある場合は、 この位置の上位5ビットに自分のユニットID“21”を、下位11ビットにコマンドデータをのせて次段へ送る。
【0063】
これをホストコンピュータ1が受け取った場合も、コマンド発信源の伝送ユニットIDデータは容易に判断できる。そして第1の実施例と同様に画像入力伝送ユニットに対しては、該当IDデータとそれに続く空きスペースをホストコンピュータ1が発すれば、画像入力伝送ユニットはその空きスペースに画像入力機器からの画像データをのせてホストコンピュータ1に戻す。
【0064】
この場合、伝送ユニットの接続台数の制限やID設定の重複についても第1の実施例と同様であることは言うまでも無い。
【0065】
(第4の実施例)
図8は本発明の第4の実施例であり、 同図において、111,112,113は伝送ユニット内蔵のFLCD、320,420もそれぞれ、 伝送ユニット内蔵のスキャナーおよびディジタルスチルビデオカメラであり、 それ以外で第1の実施例として揚げた図1と同等の機能を有するものは同一の番号が振り当ててある。
【0066】
この例ではそれぞれの伝送ユニットをFLCD、スキャナーおよびディジタルスチルビデオカメラと一体化しただけであり、 動作上特に差は無い。また、 第4の実施例に示した伝送ユニット内蔵のスキャナーおよびディジタルスチルビデオカメラは、 図1に示したシステムと混在して接続しても構わない。
【0067】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、FLCD等のディスプレイの操作者の近傍に画像入力機器が配置しやすくなるとともに、 操作者の意思をホストコンピュータに伝えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1〜3の実施例に係る画像表示および入力システムの接続例を示す図である。
【図2】 16ビット画像データの配列をイメージ的に描いた図である。
【図3】 図1における分岐伝送ユニットの内部回路のブロック図である。
【図4】 図1のシステムにおける16ビット画像データの配列をイメージ的に描いた図である。
【図5】 図1における画像入力伝送ユニットの内部回路のブロック図である。
【図6】 本発明の第2の実施例に係る16ビット画像データの配列をイメージ的に描いた図である。
【図7】 本発明の第3の実施例に係る16ビット画像データの配列をイメージ的に描いた図である。
【図8】 本発明の第4の実施例に係る画像表示および入力システムの接続例を示す図である。
【図9】 従来例の画像表示および入力システムの接続例を示す図である。
【符号の説明】
1:ホストコンピュータ、101,102,103:強誘電性液晶ディスプレイ装置、111,112,113:伝送ユニット内蔵の強誘電性液晶ディスプレイ装置、301:スキャナー用画像入力伝送ユニット、320:伝送ユニット内蔵のスキャナー、401:ディジタルスチルビデオカメラ用画像入力伝送ユニット、420:ディジタルスチルビデオカメラ。
Claims (7)
- データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、外部画像入力機器から入力された画像データを一旦記憶する記憶手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられたことをコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中でID設定手段の設定値に応じた所定の位置のデータをコマンドデータまたは記憶手段に記憶されている画像データに置き換えるデータ信号置換手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられた状況下で受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えた伝送信号を、比較手段の比較結果が一致の場合は前記所定の位置のデータを記憶手段に記憶されている画像データに置き換えた伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする画像入力伝送ユニット。
- データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、比較手段の比較結果が一致した時のみ描画処理を行なう記憶性を有する画像表示手段と、操作ボタン等の操作手段と、操作手段の操作内容をコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中でID設定手段の設定値に応じた所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えるデータ信号置換手段と、受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えた伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする画像表示装置。
- データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、画像取り込み手段と、画像取り込み手段で取り込んだ画像データを一旦記憶する記憶手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられたことをコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中でID設定手段の設定値に応じた所定の位置のデータをコマンドデータまたは記憶手段に記憶されている画像データに置き換えるデータ信号置換手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられた状況下で受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記所定の位置のデータをコマンドデータに置き換えた伝送信号を、比較手段の比較結果が一致の場合は前記所定の位置のデータを記憶手段に記憶されている画像データに置き換えたデータ信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする画像入力装置。
- データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、受信された伝送信号中の判別信号を比較手段の比較結果が一致の場合はIDアドレスデータであることを示す信号に置き換え、不一致の場合はIDアドレスデータであることを隠す信号に置き換える判別信号置換手段と、判別信号置換手段の出力と受信された伝送信号中のデータ信号とを記憶性を有する画像表示手段に送出する伝送信号出力手段と、操作ボタン等の操作手段と、操作手段の操作内容をコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加するデータ信号置換手段と、受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合はデータ信号置換手段により前記データ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする分岐伝送ユニット。
- データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、外部画像入力機器から入力された画像データを一旦記憶する記憶手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられたことをコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータまたは記憶手段に記憶されている画像データを付加するデータ信号置換手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられた状況下で受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合は受信された伝送信号中の前記データ空きスペースにデータ信号置換手段によりID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、比較手段の比較結果が一致の場合は前記データ空きスペースに記憶手段に記憶されている画像データを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする画像入力伝送ユニット。
- データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、比較手段の比較結果が一致した時のみ描画処理を行なう記憶性を有する画像表示手段と、操作ボタン等の操作手段と、操作手段の操作内容をコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータを付加するデータ信号置換手段と、受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合は前記データ空きスペースにデータ信号置換手段によりID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする画像表示装置。
- データ信号とこのデータ信号が画像データであるかIDアドレスデータであるかを判別するための判別信号とからなる伝送信号の受信手段と、ID設定手段と、ID設定手段の設定値と受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータとを比較する比較手段と、画像取り込み手段と、画像取り込み手段で取り込んだ画像データを一旦記憶する記憶手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられたことをコマンドデータ化する符号化手段と、受信された伝送信号中のデータ空きスペースにID設定手段の設定値とコマンドデータまたは記憶手段に記憶されている画像データを付加するデータ信号置換手段と、転送すべき画像データが記憶手段に蓄えられた状況下で受信された伝送信号中のIDアドレスデータのIDデータがID設定範囲外の所定の値であった場合は受信された伝送信号中の前記データ空きスペースにデータ信号置換手段によりID設定手段の設定値とコマンドデータを付加した伝送信号を、比較手段の比較結果が一致の場合は前記データ空きスペースに記憶手段に記憶されている画像データを付加した伝送信号を、それ以外のIDアドレスデータの場合は受信された伝送信号をそのまま、送信する伝送信号送信手段とを具備することを特徴とする画像入力装置。
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