JP3818170B2 - 半導体装置の製造方法及び半導体ウェハの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体基板にコンタクトホール及びヴィアホール等のホールを形成し、これらのホール内にプラグを形成する半導体ウェハおよびこの半導体ウェハを用いる半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体基板上に、例えば、コンタクトホールを形成し、このコンタクトホール内にタングステンプラグを形成する工程として以下の方法が考えられる。
【0003】
図8、9にタングステンプラグを形成する工程を示す。なお、これらの図はウェハ端近辺のウェハ周辺領域を示しており、図の左端がウェハ端である。
【0004】
〔図8(a)に示す工程〕
まず、ウェハ1上に、SiO2膜2と、SiN膜3と、フォトレジスト4とを順に形成する。そして、ウェハ周辺領域のレジスト欠けに起因するパーティクルの発生を防ぐために、サイドリンス処理等により、ウェハ周辺領域のフォトレジスト4の一部を除去する。また、図示しないが素子を形成する素子形成領域では、所定位置のフォトレジスト4を除去する。
【0005】
〔図8(b)に示す工程〕
次に、フォトレジスト4をマスクとしたマスクオープンエッチングにより、所定領域のSiO2膜2と、SiN膜3とを除去する。
【0006】
〔図8(c)に示す工程〕
そして、図示しないがチップ形成領域にトレンチを形成すると共に、ウェハ周辺領域にトレンチ16を形成する。
【0007】
〔図8(d)に示す〕
続いて、チップ形成領域のトレンチ内とウェハ周辺領域のトレンチ16内とに埋め込み酸化膜を形成し、CMP等により平坦化する。これにより、図示しないがチップ形成領域にSTI(Shallow Trench Isolation)膜を形成すると共に、ウェハ周辺領域にSTI膜17とを形成する。また、図示しないがチップ形成領域に拡散層領域を形成する。
【0008】
〔図9(a)に示す工程〕
その後、ウェハ1上にBPSG、SiO2などで層間絶縁膜18を形成する。そして、この層間絶縁膜18のフォトリソグラフィ工程及びドライエッチング等により、コンタクトホール19を開口させる。
【0009】
ただし、このとき、後の工程でタングステンを成膜するときに使用するシャドーリングに覆われる領域にはコンタクトホールを形成しない。
【0010】
〔図9(b)に示す工程〕続いて、スパッタ法にてウェハ1全面に密着層として、例えばTi膜及びTiN膜を順に堆積する。以下では、このTi膜の上にTiN膜が堆積された膜をTiN/Ti膜30と呼ぶ。そして、例えば、シャドーリング11等の固定治具にてウェハ周辺領域を抑え、導体膜として例えば、タングステン膜32をCVD法により形成する。
【0011】
このとき、シャドーリング11の下側にコンタクトホールが形成されていると、成膜ガスがシャドーリング11下に回り込み、不安定なタングステン膜成長となるため、コンタクトホールの肩口付近でタングステン膜が剥がれてしまう。しかしながら、図9(a)に示す工程にて、シャドーリング11に覆われる領域にコンタクトホールを形成しないので、タングステン膜が剥がれることはない。
【0012】
〔図9(c)に示す工程〕
次に、シャドーリング11よりもリング幅の狭いクランプリング13でウェハ周辺領域を抑えてウェハ1を固定し、例えば、SF6とArとによりエッチバックして、コンタクトホール19内にのみタングステンを残し、タングステンプラグ34を形成する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
図10に図9(a)に示される工程におけるフォトリソグラフィでの露光パターンを示す。図中の略円形状の領域はシャドーリング11よりも中心側の領域である。また、斜線の太線で等面積に区画された領域35が露光のショット位置であり、細線で区画された領域36がチップである。このように、シャドーリング11よりも中心側の領域に選択的に露光し、ホールパターンを形成する。しかしながら、選択露光では、ウェハ周辺領域でチップ36を形成することができる領域があるにもかかわらず、ホールパターンを形成せず、チップが形成されない領域が存在するという問題がある。
【0014】
そこで、チップ収量を増加させるために、図11に示すように、固定治具に覆われない領域を全て露光する方法が考えられる。図11は固定治具として、例えば、シャドーリング11を用いた場合であり、図10と同様に略円形状の領域はシャドーリング11よりも中心側の領域である。また、斜線領域のように太線で等面積に区画された領域が露光のショット位置35であり、細線で区画された領域がチップ36である。
【0015】
この場合、シャドーリング11に覆われる領域において、ホールパターンが形成されていると、タングステン膜形成時に、タングステン膜が剥がれる。そこで、コンタクトホールのフォトリソグラフィ工程において、サイドリンス処理により、シャドーリング11に覆われる領域のフォトレジストを除去する。続く、コンタクトホール形成の為のドライエッチングを行う際に、シャドーリング11にて覆われる領域を層間絶縁膜8ごと除去する。このようにして、シャドーリングで覆われる領域にホールパターンを形成しない。
【0016】
なお、チップ領域のうち×印のある領域は、チップとして無効な領域であり、サイドリンス処理等により、少なくともチップの一部が削除される領域である。
【0017】
このように、固定治具に覆われない領域の全面を露光することで、周辺領域においてもチップとして有効な領域を余すことなくチップを形成する。
【0018】
しかしながら、そのようにしても、次のような問題がある。通常、エッチバックの際にタングステン膜12(図12(a)参照)がウェハ周辺領域に残らないように、エッチバックの際には、シャドーリング11よりも幅の狭いクランプリング13を使用している。したがって、図12(a)に示すように、タングステン膜12のエッチバック時に、シャドーリング11とエッチバック時に使用するクランプリング13との位置の差によりTiN/Ti膜10が露出する領域が生じる。そして、図12(b)に示すように、この露出しているTiN/Ti膜10aが部分的に剥がれることで異物が発生し、これにより配線間の短絡や形状異常が引き起こされる。
【0019】
本発明は上記点に鑑みて、全面露光によりホールパターンを形成し、その後、導体膜を形成することでプラグを形成する際に、導体膜の成膜工程の時に使用するウェハを固定する部材が位置する領域において、導体膜のエッチバック時に密着層が剥がれ異物が発生するのを防止することができる半導体ウェハの製造方法及び半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
発明者らは上記問題の原因及び解決手段の鋭意検討を行った。その結果、エッチバック時にウェハ周辺領域で露出しているTiN/Ti膜の一部が、エッチングにより除去されSi基板表面が剥き出しになり、Si基板がエッチングされることが原因であることを見出した。また、エッチバック時において、TiN/Ti膜が除去されなくても、TiN/Ti膜の粒状結晶の隙間から侵入したエッチバックガスによりTiN/Ti膜直下のSi基板が異常エッチングされることも原因であることを見出した。このようにSi基板が削られることによりTiN/Ti膜が部分的に剥がれてしまう。
【0021】
そこで、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ウェハ(1)を用意する工程と、ウェハ(1)上に層間絶縁膜(8)を形成する工程と、フォトリソグラフィにてウェハ(1)のうちのチップが形成される領域であるホール形成領域の全面を露光することにより、層間絶縁膜(8)内にホール(9)を形成する工程と、ウェハ(1)のうちのホール形成領域を除くウェハ周辺領域の層間絶縁膜(8)を除去し、ウェハ周辺領域を露出させる工程と、ウェハ周辺領域の所定領域に保護膜(7)を形成する工程と、ホール(9)の内部を含む層間絶縁膜(8)と露出しているウェハ周辺領域との上に、層間絶縁膜(8)に導体膜を密着させるための密着層(10)を形成する工程と、第1の固定治具(11)にてウェハ周辺領域を抑えることによりウェハ(1)を固定し、密着層(10)の上に導体膜(12)を形成する工程と、導体膜(12)を形成した後、導体膜(12)を形成する工程のときに第1の固定治具に覆われていたウェハ周辺領域の密着層(10)を露出させた状態で、第2の固定治具(13)にてウェハ周辺領域を抑えることによりウェハ(1)を固定し、導体膜(12)をエッチバックガスにてエッチバックすることにより、ホール(9)内にプラグ(14)を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であって、ウェハ(1)を用意する工程と、層間絶縁膜(8)を形成する工程との間に、導体膜(12)の形成工程にて使用される第1の固定治具(11)に覆われる領域で、かつ、エッチバック工程にて第2の固定治具に覆われない領域に、エッチバックの際に露出した状態である密着層(10)の下側に位置させるために、エッチバックガスに対して耐性のある材料を用いて、エッチバックガスからウェハ(1)を保護する保護膜(7)を形成する工程を有することを特徴としている。
【0022】
これにより、ホール形成領域の全面を露光することでコンタクトホールを形成しても、Si基板が削られるのを防止することができる。このことから、導体膜の成膜工程の時に使用するウェハを固定する部材が位置する領域において、導体膜のエッチバック工程時に密着層が剥がれ異物が発生するのを防止することができる。
【0023】
なお、第1及び第2の固定治具はリング状でウェハの周辺を全て抑えるものや、ウェハの周辺を部分的に抑えるものを用いることができる。
【0024】
例えば、請求項2に示すように、エッチバックガスに対して耐性のある材料として酸化膜を用いることができる。
【0025】
また、請求項3に記載の発明では、ウェハ(1)を用意する工程と、ウェハ(1)のチップが形成される領域であるホール形成領域に素子分離用のフィールド酸化膜を形成すると共に、ウェハ(1)のうちのホール形成領域を除くウェハ周辺領域にエッチバックガスからウェハ(1)を保護する保護膜としてのフィールド酸化膜(7)を形成する工程と、フィールド酸化膜(7)を形成した後、ウェハ(1)上に層間絶縁間(8)を形成する工程と、フォトリソグラフィにてホール形成領域の全面を露光することにより、層間絶縁膜(8)内にホール(9)を形成する工程と、ホール形成領域を除くウェハ周辺領域の層間絶縁膜(8)を除去することにより、ウェハ周辺領域を露出させる工程と、ホール(9)の内部を含む層間絶縁膜(8)と露出しているウェハ周辺領域との上に層間絶縁膜(8)に導体膜を密着させるための密着層(10)を形成する工程と、第1の固定治具(11)にてウェハ周辺領域を抑えることにより、ウェハ(1)を固定し、ウェハ(1)のうち、ホール形成領域およびウェハ周辺領域の密着層(10)の上に導体膜(12)を形成する工程と、導体膜(12)を形成した後、導体膜(12)を形成する工程のときに第1の固定治具に覆われていたウェハ周辺領域の密着層(10)を露出させた状態で、第2の固定治具(13)にてウェハ周辺領域を抑えることにより、ウェハ(1)を固定し、導体膜(12)をエッチバックガスにてエッチバックすることにより、ホール(9)内にプラグ(14)を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であって、フィールド酸化膜(7)を形成する工程では、導体膜(12)の形成工程にて使用される第1の固定治具(11)に覆われる領域で、かつ、エッチバック工程にて第2の固定治具に覆われない領域に、エッチバックの際に露出した状態である密着層(10)の下側に位置させるために、フィールド酸化膜を形成することを特徴としている。
【0026】
このように、保護膜としてSTI膜を使用することができる。これにより、素子分離用のSTI膜を形成する工程と保護膜を形成する工程とを兼用することができる。
【0027】
このようにしても、ホール形成領域の全面を露光することでコンタクトホールを形成しても、Si基板が削られるのを防止することができる。このことから、導体膜の成膜工程の時に使用するウェハを固定する部材が位置する領域において、導体膜のエッチバック工程時に密着層が剥がれ異物が発生するのを防止することができる。
【0028】
なお、請求項4に示すように、保護膜を形成する工程では、導体膜(12)の形成工程にて第1の固定治具に覆われる領域で、かつエッチバック工程にて第2の固定治具に覆われない領域のうち、Si削れが発生する領域のみに形成することで、導体膜のエッチバック工程時に密着層が剥がれ異物が発生するのを防止することができる。
【0029】
また、請求項5に示すように、Si削れが発生する領域を、例えば、第1の固定治具(11)の端部(11a)からウェハ(1)の端部に向かって0.5mmの位置までの領域とすることでも、導体膜のエッチバック工程時に密着層が剥がれ異物が発生するのを防止することができる。
【0030】
また、請求項6に記載の発明では、ウェハ(1)上に層間絶縁膜(8)を形成し、フォトリソグラフィにてウェハ(1)のうちのチップが形成される領域であるホール形成領域を全面露光することで層間絶縁膜(8)中にホール(9)を形成し、ウェハ(1)のうちのホール形成領域を除くウェハ周辺領域の層間絶縁膜(8)を除去し、ウェハ周辺領域上と、ホール(9)内を含む層間絶縁膜(8)との上に、層間絶縁膜(8)に導体膜を密着させるための密着層(10)を形成し、ホール形成領域の密着層(10)の上に導体膜(12)を成膜し、ウェハ周辺領域の密着層(10)を露出させた状態で、導体膜(12)をエッチバックすることでプラグ(14)が形成された半導体ウェハの製造方法であって、ウェハ周辺領域にて、プラグ形成の際のエッチバック工程時に密着層(10)が剥がれないように、露出した状態である密着層(10a)の下側となる位置に、ウェハ(1)上に層間絶縁膜(8)を形成する前に、エッチバックガスからウェハ(1)を保護する保護膜(7)を形成することを特徴としている。
【0031】
これにより、導体膜の成膜工程の時に使用するウェハを固定する部材が位置する領域において、導体膜のエッチバック工程時に密着層が剥がれ異物が発生するのを防止することができる。
【0032】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0033】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の一実施形態を適用した半導体装置の製造工程を図1、図2に示す。以下これらの図を用いて製造方法を説明する。なお、これらの図は、ウェハ端近辺のウェハ周辺領域を示しており、図の左端がウェハ端である。また、図中の露出TiN/Ti膜領域とは、シャドーリングの先端部の位置からエッチバック時のクランプリングの先端部の位置の間での領域であり、後の工程にて説明するエッチバック工程において、TiN/Ti膜が露出する領域である。
【0034】
〔図1(a)に示す工程〕
まず、ウェハ1上に、SiO2膜2と、SiN膜3と、ポジ型のフォトレジスト4とを順に形成する。そして、例えば、サイドリンス処理により、ウェハ周辺領域のフォトレジスト4の一部を除去する。このとき、ウェハ周辺領域のうち、露出TiN/Ti膜領域を含むように除去する。なお、サイドリンス処理の代わりに、フォトレジスト4を周辺露光するフォトリソグラフィを行うこともできる。
【0035】
〔図1(b)に示す工程〕
続いて、ウェハ端をクランプリング5にて抑え、フォトレジスト4をマスクとしたマスクオープンエッチングにより、フォトレジスト4がオープンとなっている領域のうち、クランプリング5にて覆われていない領域のSiO2膜2とSiN膜3とを除去する。
【0036】
〔図1(c)に示す工程〕
そして、図示しないがチップ形成領域にトレンチを形成すると共に、ウェハ周辺領域にトレンチ6を形成する。
【0037】
〔図1(d)に示す〕
続いて、チップ形成領域のトレンチ内とウェハ周辺領域のトレンチ6内とに埋め込み酸化膜を形成する。これにより、チップ形成領域にSTI膜を形成すると共に、露出TiN/Ti膜領域を含むようにウェハ周辺領域にSTI膜7を形成する。また、図示しないがチップ形成領域において拡散層領域を形成する。このように、エッチバックガスに対して耐性のある材料として、例えば、STI膜7を用いている。なお、選択露光してコンタクトホールを形成する方法のように、露出TiN/Ti膜の下側に層間絶縁膜が存在している場合では、TiN/Ti膜の剥がれは発生しないことがわかっている。このことから、エッチバックガスに耐性のある材料として酸化膜を用いることが好ましい。
【0038】
〔図2(a)に示す工程〕
その後、ウェハ1上に層間絶縁膜8を形成する。そして、図示しないが、コンタクトホール形成のフォトリソグラフィ工程を行う。このとき、フォトレジスト塗布後にサイドリンス処理等により、シャドーリング11に覆われる全領域のフォトレジストを除去する。続いて、ウェハ1の全面にパターンを露光した後、所定領域のフォトレジストを除去することにより、後の工程に使用するシャドーリング内の領域の全面にフォトレジストパターンを形成する。
【0039】
そして、例えば、ドライエッチングにより、ウェハ1上の層間絶縁膜8にコンタクトホール9を形成する。また、このとき、後の工程で使用するシャドーリングに覆われる領域の層間絶縁膜8上のフォトレジストにも露光し、エッチング工程により、シャドーリングに覆われる領域の層間絶縁膜8を除去する。本実施形態では、STI膜7のウェハ中心側の端部7aよりも外周側の層間絶縁膜8を除去している。この層間絶縁膜8が残存している領域が特許請求の範囲に記載しているホール形成領域であり、層間絶縁膜を除去した領域が同じくウェハ周辺領域である。ホール形成領域の端部(層間絶縁膜8のウェハ端側の端部)8aは、STI膜7の端部7aの位置と一致している。
【0040】
なお、本実施形態では、サイドリンス処理等でシャドーリング11に覆われる全領域のフォトレジストをまず除去することにより、シャドーリング11よりも内側にあるシャドーリング11に覆われていない領域のホール形成領域の全面にフォトレジストパターンを形成したが、ウェハ1の全面にパターンを露光した後、シャドーリング11に覆われる全領域を含む領域を周辺露光することにより、シャドーリング11に覆われていない領域のホール形成領域の全面にフォトレジストパターンを形成しても良い。
【0041】
〔図2(b)に示す工程〕
続いて、スパッタ法にてウェハ1全面に密着層として、例えばTi膜及びTiN膜を順に堆積し、TiN/Ti膜10を形成する。そして、第1の固定治具としてシャドーリング11を用いてウェハ1を抑え、層間絶縁膜8上に導体膜として例えば、タングステン膜12をCVD法により形成する。
【0042】
このとき、前の工程にて、層間絶縁膜8の端部8aがシャドーリング11の端部11aよりもウェハ1の中心側に位置するように形成している。このようにシャドーリング11に覆われる領域の層間絶縁膜8を除去していることから、シャドーリング11に覆われる領域にてタングステン膜が剥がれるのを防ぐことができる。
【0043】
〔図2(c)に示す工程〕
次に、シャドーリング11よりもリング幅の狭い第2の固定治具としてのクランプリング13でウェハ周辺領域を覆い、例えば、SF6とArとによりエッチバックして、コンタクトホール9内にのみタングステン膜12を残し、タングステンプラグ14を形成する。
【0044】
このとき、クランプリング13はシャドーリング11よりもリング幅が狭いことから、図2(c)中のシャドーリング端部11aとこのクランプリング13の端部13aとの間にて、TiN/Ti膜10が露出した状態となる。本実施形態では、STI膜7の端部7aがシャドーリング端部11aよりもウェハ1の中心側となるようにSTI膜7aが形成されている。つまり、この露出しているTiN/Ti膜10aの下側にSTI膜7が形成されている。このことから、エッチバック時にSF6及びAr等のエッチバックガスにより、TiN/Ti膜10がオーバーエッチングされ、若しくは、エッチバックガスがTiN/Ti膜10の粒界結晶中を通過しても、STI膜7により、ウェハ1を保護することができる。
【0045】
なお、本発明を適用しない場合では、このTiN/Ti膜が露出した領域において、エッチバックの際にSi基板が異常エッチングされることにより、TiN/Ti膜10が部分的に剥がれていた。これに対して、本実施形態では、露出TiN/Ti膜領域において、上記のようにSi削れを防止することができるので、TiN/Ti膜10が剥がれることによる異物の発生を防止することができる。
【0046】
また、本実施形態では、酸化膜として、通常、サイドリンスや周辺露光により形成されているSTI膜7を利用しているので、TiN/Ti膜10の剥がれを防止する為の酸化膜を形成する工程を新たに加える必要がない。
【0047】
これまでに説明してきたように、ホールパターンの形成時にシャドーリングに覆われない領域を全面露光していることから、シャドーリングに覆われない領域を選択露光した場合に比べてチップ収量を向上させることができる。具体的には、例えば、図10に示す選択露光を行った場合ではチップ収量が682ヶであったのが、図11に示すように露光を行った本実施形態の場合では、チップ収量は703ヶとなり、チップ個数で21ヶ(約3%)増加させることができる。なお、チップ収量の増加率は、チップサイズが小さいほど大きくなる。
【0048】
なお、本実施形態では、図2(a)に示されるように、STI膜7のウェハ1中心側の端部7aとホール形成領域の端部8aとが一致している場合を説明しているが、どちらの位置もシャドーリング11の端部11aよりもウェハ1の中心側の位置となるように設定していれば、STI膜7の端部7aとホール形成領域の端部8aとの位置はどちらがウェハ1の中心側であっても良い。
【0049】
つまり、露出TiN/Ti膜10aの領域の下側にSTI膜7が形成されるように、STI膜7の端部7aをシャドーリング11の端部11aよりウェハ1の中心側に配置する。また、シャドーリング11の下側にホールが形成されないように、ホール領域の端部8aをシャドーリング11の端部11aよりもウェハ1の中心側に配置する。
【0050】
図3、図4にシャドーリング11の端部11aとSTI膜7の端部7aとホール形成領域の端部8aの位置関係を示す。
【0051】
例えば、図3に示すように、STI膜7の端部7aとホール形成領域の端部8aとをシャドーリング11の端部11aよりもウェハ1の中心側に配置する。かつ、ホール形成領域の端部8aをSTI膜7の端部よりも中心側に配置する構造とすることもできる。
【0052】
これによっても、TiN/Ti膜10の剥がれによる異物の発生を防止できる。また、シャドーリング11下にホールが存在する場合でのタングステン膜12の剥がれも防止できる。なお、この場合では、ホール形成領域が素子として有効な領域となる。
【0053】
また、図4に示すように、STI膜7の端部7aとホール形成領域の端部8aとをシャドーリング11の端部よりもウェハ1の中心側に配置するのは図3と同じであるが、図3と異なり、STI膜7の端部7aをホール形成領域の端部8aよりも中心側に配置する構造とすることもできる。これによっても同様の効果が得られる。なお、この場合では、ホール形成領域のうち、STI膜7の端部7aよりもウェハ1の中心側の領域が素子として有効な領域となる。
【0054】
また、図示しないが、シャドーリングの端部11aと、STI膜7の端部7aと、ホール形成領域の端部8aとの位置が一致させることもできる。この場合では、素子が有効な領域が最も大きくなる。
【0055】
また、図5〜図7にSTI膜7の形成領域の範囲がそれぞれ異なる場合のウェハ周辺領域を示す。
【0056】
図1(b)に示す工程では、クランプリング5を使用していたことから、ウェハのクランプリング5の下側では、SiO2膜2とSiN膜3とが除去されず、STI膜7が形成されていなかった。しかしながら、図5に示すように、クランプリングを使用しないことで、STI膜7をウェハ1の外周端まで形成することもできる。
【0057】
また、図12(b)に示すように、TiN/Ti膜10の剥がれは、露出TiN/Ti膜10aの領域で起きていることから、図6に示すように、露出TiN/Ti膜の領域にのみSTI膜7を形成することもできる。これによっても、TiN/Ti膜10の剥がれによる異物の発生を防止することができる。
【0058】
また、露出TiN/Ti膜の領域のうち、シャドーリング11の端部11aからウェハ端に向かって0.5mmの位置までの領域にてSi基板が削られ、これにより、TiN/Ti膜10が剥がれることがわかっている。これは、エッチバック時にクランプリング13より離れているシャドーリング11の端部11aの位置近辺では、エッチバックガスが集中し、エッチング作用が活性化するためであると考えられる。このため、シャドーリング11の端部11aからウェハ端に向かって0.5mmの位置までの領域にて、TiN/Ti膜10がより過剰にエッチングされ、若しくは、TiN/Ti膜10を通過してSi基板がエッチングされやすくなったと推測される。
【0059】
したがって、図7に示すように、このようにエッチバックガスが集中し活性する領域のみにSTI膜7を形成する。具体的には、例えば、シャドーリング11の端部11aの位置からウェハ端に向かって0.5mmの位置までの領域にSTI膜7を形成する。これによっても、TiN/Ti膜10の剥がれによる異物の発生を防止することができる。
【0060】
(他の実施形態)
第1実施形態では、エッチバックガスに対して耐性のある材料として、素子分離のために形成されるSTI膜7を使用していたが、STI膜7の代わりにLOCOS法により形成される素子分離膜を使用することもできる。
【0061】
これによっても、チップ形成の工程と兼用してTiN/Ti膜10の下に酸化膜を形成することができ、また、TiN/Ti膜10の剥がれを防止することができる。
【0062】
また、素子形成の工程とは別途新たな工程にて、TiN/Ti膜10の剥がれを防止するために、エッチバックガスに対して耐性のある材料をウェハ周辺領域に形成することもできる。
【0063】
例えば、図示しないが、ウェハ1上に層間絶縁膜8を形成する工程の前において、ウェハ1全面に酸化膜を形成する。続いて、ネガ型のフォトレジスト4を酸化膜上に形成する。そして、フォトリソグラフィとエッチングとの工程において、ウェハ1の周辺領域を露光し、ウェハ周辺領域以外の酸化膜を除去する。このようにして、第1実施形態でSTI膜7を形成していた領域と同じ領域に、酸化膜を形成する。その後は、図2(a)、(b)、(c)に示す工程と同様の工程を行う。
【0064】
これによっても、Si削れを防止することができるので、TiN/Ti膜10が剥がれることによる異物の発生を防止することができる。
【0065】
また、これまでに説明してきた実施形態では、導体膜を形成するときのウェハの固定治具として、シャドーリングを例に挙げて説明したが、リング状以外の形状のもの、例えば、ウェハの周辺の3点や6点を抑えることで、ウェハを固定する固定治具を使用したときにおいても本発明を適用することができる。
【0066】
この場合においても、エッチバック工程のとき、ウェハのうち、固定治具によって覆われる領域において、TiN/Ti膜10が剥がれることを防ぐことができる。
【0067】
また、これまでに説明してきた実施形態では、コンタクトプラグを形成するときの工程を例に挙げて説明したが、ヴィアプラグを形成するときにおいても、本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を適用した半導体装置の製造工程を示す図である。
【図2】図1に続く半導体装置の製造工程を示す図である。
【図3】図2(a)に示す工程におけるSTI膜とホール形成領域との位置を変更した図である。
【図4】図2(a)に示す工程におけるSTI膜とホール形成領域との位置を変更した図である。
【図5】図1の工程におけるSTI膜の形成位置を変更したときの図である。
【図6】図1の工程におけるSTI膜の形成位置を変更したときの図である。
【図7】図1の工程におけるSTI膜の形成位置を変更したときの図である。
【図8】ホール形成領域を選択露光してホールを形成する工程を有する半導体装置の製造工程を示す図である。
【図9】図9に続く半導体装置の製造工程を示す図である。
【図10】フォトリソグラフィ工程でホール形成領域を選択露光したときの露光パターンを示す図である。
【図11】フォトリソグラフィ工程でホール形成領域を全面露光したときの露光パターンを示す図である。
【図12】従来における半導体装置の製造工程を示す図である。
【符号の説明】
1…ウェハ(半導体基板)、2…SiO2膜、3…SiN膜、
4…フォトレジスト、7、17…STI膜、8、18…層間絶縁膜、
9、19…コンタクトホール、10、30…TiN/Ti膜、
11…タングステン成膜用固定治具、14、34…コンタクトプラグ。
Claims (6)
- ウェハ(1)を用意する工程と、
前記ウェハ(1)上に層間絶縁膜(8)を形成する工程と、
フォトリソグラフィにて前記ウェハ(1)のうちのチップが形成される領域であるホール形成領域の全面を露光することによって、前記層間絶縁膜(8)上にフォトレジストパターンを形成し、形成された前記フォトレジストパターンをマスクとしたエッチングによって、前記層間絶縁膜(8)にホール(9)を形成する工程と、
前記ウェハ(1)のうちの前記ホール形成領域を除くウェハ周辺領域の前記層間絶縁膜(8)を除去し、前記ウェハ周辺領域を露出させる工程と、
前記ホール(9)の内部を含む前記層間絶縁膜(8)と前記露出しているウェハ周辺領域との上に、前記層間絶縁膜(8)に導体膜を密着させるための密着層(10)を形成する工程と、
第1の固定治具(11)にて前記ウェハ周辺領域を抑えることにより前記ウェハ(1)を固定し、前記密着層(10)の上に導体膜(12)を形成する工程と、
前記導体膜(12)を形成した後、前記導体膜(12)を形成する工程のときに前記第1の固定治具に覆われていた前記ウェハ周辺領域の前記密着層(10)を露出させた状態で、第2の固定治具(13)にて前記ウェハ周辺領域を抑えることにより前記ウェハ(1)を固定し、前記導体膜(12)をエッチバックガスにてエッチバックすることにより、前記ホール(9)内にプラグ(14)を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であって、
前記ウェハ(1)を用意する工程と、前記層間絶縁膜(8)を形成する工程との間に、前記ウェハ周辺領域のうち、前記導体膜(12)の形成工程にて前記第1の固定治具に覆われる領域で、かつ前記エッチバック工程にて前記第2の固定治具に覆われない領域に、前記エッチバックの際に露出した状態である前記密着層(10)の下側に位置させるために、前記エッチバックガスに対して耐性のある材料を用いて、前記エッチバックガスから前記ウェハ(1)を保護する保護膜(7)を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記エッチバックガスに対して耐性のある材料として酸化膜を用いることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- ウェハ(1)を用意する工程と、
前記ウェハ(1)のチップが形成される領域であるホール形成領域に素子分離用のフィールド酸化膜を形成すると共に、前記ウェハ(1)のうちの前記ホール形成領域を除くウェハ周辺領域に、エッチバックガスから前記ウェハ(1)を保護する保護膜としてのフィールド酸化膜(7)を形成する工程と、
前記フィールド酸化膜(7)を形成した後、前記ウェハ(1)上に層間絶縁膜(8)を形成する工程と、
フォトリソグラフィにて前記ホール形成領域の全面を露光することによって、前記層間絶縁膜(8)上にフォトレジストパターンを形成し、形成された前記フォトレジストパターンをマスクとしたエッチングによって、前記層間絶縁膜(8)内にホール(9)を形成する工程と、
前記ホール形成領域を除く前記ウェハ周辺領域の前記層間絶縁膜(8)を除去することより、前記ウェハ周辺領域を露出させる工程と、
前記ホール(9)の内部を含む前記層間絶縁膜(8)と前記露出しているウェハ周辺領域との上に、前記層間絶縁膜(8)に導体膜を密着させるための密着層(10)を形成する工程と、
第1の固定治具(11)にて前記ウェハ周辺領域を抑えることにより、前記ウェハ(1)を固定し、前記ウェハ(1)のうち、前記ホール形成領域およびウェハ周辺領域の前記密着層(10)の上に導体膜(12)を形成する工程と、
前記導体膜(12)を形成した後、前記導体膜(12)を形成する工程のときに前記第1の固定治具に覆われていた前記ウェハ周辺領域の前記密着層(10)を露出させた状態で、第2の固定治具(13)にて前記ウェハ周辺領域を抑えることにより、前記ウェハ(1)を固定し、前記導体膜(12)をエッチバックガスにてエッチバックすることにより、前記ホール(9)内にプラグ(14)を形成する工程とを有する半導体装置の製造方法であって、
前記保護膜としてのフィールド酸化膜(7)を形成する工程では、前記導体膜(12)の形成工程にて前記第1の固定治具に覆われる領域で、かつ前記エッチバック工程にて前記第2の固定治具に覆われない領域に、前記エッチバックの際に露出した状態である前記密着層(10)の下側に位置させるために、前記フィールド酸化膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記保護膜を形成する工程では、前記導体膜(12)の形成工程にて前記第1の固定治具に覆われる領域で、かつ前記エッチバック工程にて前記第2の固定治具に覆われない領域のうち、Si削れが発生する領域のみに形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
- 前記Si削れが発生する領域は、前記第1の固定治具(11)の端部(11a)から前記ウェハ(1)の端部に向かって0.5mmの位置までの領域であることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
- ウェハ(1)上に層間絶縁膜(8)を形成し、フォトリソグラフィにて前記ウェハ(1)のうちのチップが形成される領域であるホール形成領域を全面露光することによって、前記層間絶縁膜(8)上にフォトレジストパターンを形成し、形成された前記フォトレジストパターンをマスクとしたエッチングによって、前記層間絶縁膜(8)中にホール(9)を形成し、前記ウェハ(1)のうちの前記ホール形成領域を除くウェハ周辺領域の前記層間絶縁膜(8)を除去し、前記ウェハ周辺領域上と前記ホール(9)内を含む前記層間絶縁膜(8)との上に、前記層間絶縁膜(8)に導体膜を密着させるための密着層(10)を形成し、前記ホール形成領域の前記密着層(10)の上に導体膜(12)を成膜し、前記ウェハ周辺領域の前記密着層(10)を露出させた状態で、前記導体膜(12)をエッチバックすることでプラグ(14)が形成された半導体ウェハの製造方法であって、
前記ウェハ周辺領域にて、前記プラグ形成の際の前記エッチバック工程時に前記密着層(10)が剥がれないように、前記露出した状態である前記密着層(10a)の下側となる位置に、前記ウェハ(1)上に層間絶縁膜(8)を形成する前に、エッチバックガスから前記ウェハ(1)を保護する保護膜(7)を形成することを特徴とする半導体ウェハの製造方法。
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