JP3817712B2 - 封入口を広くした封筒及びその誘導片 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、封筒の封入口を封筒の幅よりも長くして、封入口を広くした封筒及びその誘導片に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の封筒の側辺部が折れ線によって厚さを設けていない封筒体にあっては、その封入口が封筒の幅より広いものはなかった。
目的が異なり構造も異なるもので、見た目が同じように感じられるものとしては、中身を傷つけずに開けられる封筒(実開昭61−77338号)があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の封筒体の側辺部が折れ線で形成した厚さのない封筒体においては、その封入口を開けるとその封入口の最大である幅よりも狭いものとなるもので、封入物を反り曲げてその幅を小さくしたり、注意深くゆっくりと差し込まなければならないという入れ難い欠点があった。
また、封入物の幅が狭くなるように折り畳みを重ねると厚い物となり、郵送料が高くなる損もあって、なるべく封筒の幅一杯に折り畳んでから封筒に挿入したいものでもあった。
封入物がA4判やB5判の書類で折らずに送りたいときなどの大型の封筒幅に一杯のものを、封入口から挿入することにおいても、裏側口縁部に書類が引っ掛かるなど同じように手間の掛かる欠点があった。
【0004】
また、実開昭61−77338号のものでは、封緘したときののり付け部分が封入物に付着して破損させてしまうことから、この子孔を大きくすることが出来ないもので、若しこの孔を大きくすれば、封緘片の下側に内部が直接見えてしまう孔ができ、この孔から封筒が破損される恐れのあるものでもあった。
したがって、裏側口縁部を長くして封入口を広くすることは、出来ないものであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、封筒体4の封入口1を封筒体4の横幅よりも長くして、封入物14を挿入し易くする誘導片10を裏側口縁部8より設けるものであって、一方の側辺部5が折り返し線2より垂直に延長して封緘片3の高さの先端延長線と交叉する部分となる封緘のり部18の位置に延長し、その延長端6と他方の側辺部7との間で延長端6から裏側口縁部8とを結ぶ長さが短くとも封入口1の中央部分の位置となるものとした裏紙9の部分を封緘片3の上に形成して誘導片10とし、その延長側辺部11においては裏紙9と封緘片3とが連続状態として設けることを手段としている。
このように、誘導片10によってその封入口1の幅となる長さは、他方の側辺部7の上端となる側辺上端部16から一方の側辺部5に向けた水平状態の長さよりも傾斜状態の長さのものが長いものとなって封入口1が広くなり、封筒体4の幅に一杯の書類等の挿入を容易にする手段としている。
この傾斜状態の封入口1を、逆の傾斜とすることもできる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる実施の形態を、図1に基づいて説明する。図1は、封筒体4の裏側を示す背面図である。
封筒体4は、封入口1に折り返し線2を介して封緘片3を備えたものであって、その一方の側片部5を折り返し線2より垂直に延長して封緘片3の高さの先端延長線と交叉する部分となる封緘のり部18の位置に延長し、その延長端6と他方の側辺部7からの裏側口縁部8とを直線で結んだ傾斜状態の縁を裏側口縁部8'とし、封緘片3の上に重なる裏紙9を誘導片10として形成している。
この誘導片10は他方の側辺部7の逆より設けることが考えられる。
この誘導片10の延長側辺部11においては、裏紙9と封緘片3とが連続状態として形成している。
【0007】
以上に示した封筒体4に封入物14を挿入するときには、図2に示すようにする。
まず、封入物14の右下端15を他方の側辺部7である側辺上端部16となる封入口1に差し入れ、側辺上端部16を軸として固定状態にする。このとき、指先などで誘導片10を摘まみ上げて、封入口1を広げることが出来る。
そして、封入物14が側辺上端部16を軸にして回動させて封入口1へ差し入れると、封入物14の左下端17が延長端6より内側になる。これは、封筒体4の幅よりも延長端6から側辺上端部16までの長さが大きくなることによるものである。
封入物14は、誘導片10の案内によって封入口1に入って封入物14と封筒体4とが平行状態となり、裏側口縁部8に封入物14が引っ掛かることなく、挿入が円滑に出来るものである。
【0008】
図3に示す封筒体4のものでは、延長端6から他方の側辺部7への裏側口縁部8’を、直線ではなく波型の線によって結んでいるものとしている。この図3のものは、誘導片10が指先などで摘み易く、封入口1を広くして取り扱いの良いものである。
【0009】
図4のものでは、裏側口縁部8’を曲線によって形成しているものであって、誘導片10による裏側口縁部8’は直線ばかりだけでなく様々な線によって形成されるものであり、図5に示す延長端6から側辺上端部16へと直接結んだ裏側口縁部8'にすること等が考えられるものである。
また、横長の洋式封筒のものにおいても誘導片10を設けることが考えられることは当然である。
【0010】
他の実施の形態として考えられるものとしては、図6から図8までのものがある。これは、誘導片10を封筒体4から切り離した状態のものであって、その単体誘導片12に糊代部13を設けたものとしている。
【0011】
以上に示した誘導片10を設けた封筒体4を封緘するときには、封緘片3と誘導片10とを折り返し線2のところで下側に折り返す。
これは、従来のものと同じであって、封緘片3の部分が二枚重ねの状態で折り返すことになる点が異なるものとしている。
また、封緘片3の封緘のり部18は、封緘片3の全体に掛からない先端側だけとした状態や封緘片3の面に広や掛かった状態として設けることが出来るものである。
本発明に係わる誘導片10は、左右の側辺部5,7に幅を設けていてその幅の中央に縦方向の谷折り部分を設けた厚みのある封筒に対しても、適応する形にすることが出来るものである。
本発明に係わる封筒は、封緘されたものを切り開けた後では誘導片10が封緘のり部18によって封筒体4と連結して残るものである。
したがって、図9に示すように、特に、B5判やA4判に対応する用紙サイズの封筒のものは、その誘導片10の折り込まれた状態となっている部分を引き出してから、図9のAからCに示す折り返し手順によって突出した見出し19を形成することが出来るものである。
この見出し19とした誘導片10には、孔を設けてカ−ドリングやフック等に吊り掛けたり、色や切り欠き部などの選別手段を設けたりすることでより良い整理用収納袋となるものである。
本立てや机の引き出し、それにボックスファイル等にこの見出し付き封筒体4を横に立て掛けて並べると、その見出し19が同じ位置となって見分け難く感じるものであるが、指先で見出し19部分を撫でるように擦り動かすことで本のペ−ジをパラパラ捲る状態と同じようになるので、選別が容易に出来るものである。
また、机の引き出しに平重ねに並べるものでは、誘導片10の見出し19の位置を右と左とに互い違いに並べることも出来るものである。
【0012】
【発明の効果】
本発明に係わる封筒を使用するときには、封筒の幅一杯となる封入物であっても裏側口縁部8に封入物が引っ掛かることなく、挿入が容易になるものであり、封入物の折り畳み方を薄いものとすれば郵送料が高くなることはない。
封筒体4に孔や切れ線などを設けることがないので、封筒体4を破損する恐れがない。
また、誘導片10を指で摘まみ上げれば、封筒体4の幅を反り曲げることなく、封入口1を開けることができる。
開封後の封筒体4は、その誘導片10が見出し19や吊り掛け部として使うことが出来るので、整理用収納袋として役立つものである。
単体誘導片12によって、従来の封筒を無駄にすることなく、生かすことが出来るものである。
封筒以外の袋物においても、その袋口に誘導片10を設けることは、当然出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる封筒体の裏側を示す背面図である。
【図2】封筒体に封入物を挿入する状態を示す説明図である。
【図3】誘導片の裏側口縁部を波型の線とした背面図である。
【図4】誘導片の裏側口縁部を曲線とした背面図である。
【図5】延長端資と側辺上端部とを結んだ裏側口縁部を示す背面図である。
【図6】直線の裏側口縁部による単体誘導片を示す正面図である。
【図7】波線の裏側口縁部による単体誘導片を示す正面図である。
【図8】封筒幅の長さとした単体誘導片を示す正面図である。
【図9】開封後の誘導片を見出しにする手順ABCを示す説明図である。
【符号の説明】
1 封入口
2 折り返し線
3 封緘片
4 封筒体
5 一方の側辺部
6 延長端
7 他方の側辺部
8,8’裏側口縁部
9 裏紙
10 誘導片
11 延長側辺部
12 単体誘導片
13 糊代部
14 封入物
15 右下端
16 側辺上端部
17 左下端
18 封緘のり部
19 見出し

Claims (1)

  1. 封入口(1)に折り返し線(2)を介して封緘片(3)を備えた封筒体(4)であって、その一方の側辺部(5)を折り返し線(2)より垂直に延長して封緘片(3)の高さの先端延長線と交叉する部分となる封緘のり部(18)の位置に延長し、その延長端(6)と他方の側辺部(7)との間で延長端(6)から裏側口縁部(8)とを結ぶ長さが短くとも封入口(1)の中央部分の位置となるものとした裏紙(9)の部分を封緘片(3)の上に形成して誘導片(10)とし、その延長側辺部(11)においては裏紙(9)と封緘片(3)とが連続状態として設けたことを特徴とする封入口を広くした封筒。
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