JP3817628B2 - 引き出し体の片持ち支持機構 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物等に設置された収納部から引き出して使用する収納可能な引き出し体の片持ち支持機構に関する。例えば、家屋の床下に設置し必要に応じて引き出して使用するガーデンデッキ、家屋の門に設置し必要に応じて引き出して使用する門扉、屋根裏に設置し必要に応じて引き出して使用する収納式庇、また、身障者用収納スロープ、収納式収納庫を兼ねた腰掛と工作台、システムキッチンの収納棚、書庫の収納棚、体育館の収納式屋内ステージ等の片持ち支持機構に使用できる。
家屋の縁先から庭に張り出して設けられるガーデンデッキは、常設型のガーデンデッキが一般的であって、このものは一旦設置されるとデッキの占有面積を簡単に変更することは不可能である。かかる不具合を解消するために、必要時に床下から引き出して用いる引き出し式のガーデンデッキが提案されている。
実開昭57―88801号公報 実開平6−56203号公報
例えば特許文献1のものは、家屋の窓先に設けられる張り出しフェンスの両側支持フェンスに中空部を設けてコ字状に形成したスライドフェンスの両翼を出没可能に収納し、フェンスを引き出したときに蛇腹型の伸縮床板を拡張させるものである。しかしながら、このものは、引き出し長さが両側フェンスの長さの範囲であり、また床板が蛇腹構造のため使い勝手が悪く強度的にも保証し得ないものである。
また特許文献2のものは、箱体から成る収納ボックスにキャスタをつけて必要時に床下から引き出し使用するものである。またそのボックス上面に床板を張ることにより引き出し式縁側としても使用できるようにしてある。しかしながらキャスタを用いているため引き出し範囲の地面を硬く整地するか、コンクリート舗装しないと安定性が無く、引き出し式縁側としては使い勝手も悪く、またその範囲は芝や草花を植えることが出来ないという問題がある。
本発明は、必要なときにガーデンデッキを床下から庭先に引出して使用できる収納式ガーデンデッキを提供することを目的とする。また本発明の支持機構はガーデンデッキに限らず重量のある引出し棚を使用する事務用キャビネットまたは食器棚などにも応用が可能である。
このため、本発明に係る引き出し体の片持ち支持機構は、以下の特徴を有する。
(1)引き出し体と、引き出し体の収納部と、該収納部に固定されたT字形レールと、該T字形レール上に固定されたガイド戸車と、前記引き出し体の下部に前記T字形レールを向いて固定され、T字形レールの上面を走行するスライド戸車と、前記引き出し体の下部に前記T字形レールを向いて固定され、T字形レールの両側下面を走行する吊り戸車と、前記引き出し体の下部に固定され、前記ガイド戸車をガイドするガイドレールとを備えたことを第1の特徴とする。
(2)請求項1に記載の引き出し体の片持ち支持機構において、引き出し体がガーデンデッキであることを第2の特徴とする。
(3)請求項1又は請求項2に記載の引き出し体の片持ち支持機構において、ガイド戸車、スライド戸車、吊り戸車のいずれかの戸車の停止手段を備えたことを第3の特徴とする。
(4)請求項3に記載の引き出し体の片持ち支持機構において、ガイド戸車、スライド戸車、吊り戸車のいずれかの戸車の停止手段が、T字形レール上に固定された突片と、引き出し体側に固定された突片とからなる第4の特徴とする。
(5)請求項3に記載の引き出し体の片持ち支持機構において、ガイド戸車、スライド戸車、吊り戸車のいずれかの戸車の停止手段がリミットスイッチからなることを第5の特徴とする。
(6)請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の引き出し体の片持ち支持機構において、引き出し体を支持する折りたたみ支柱を備えたことを第6の特徴とする。
尚、本発明に係る引き出し体の片持ち支持機構は、上記(1)の構成において、「引き出し体の片持ち支持機構」を「キャビネット内へ収納される収容棚の支持機構」、「T字形レール」を「キャビネット内床面に敷設したレール」などと読み代えれば事務用キャビネットまたは食器棚などの重量のある引き出し棚への応用も可能である。
本発明に係る引き出し体の片持ち支持機構によれば、以下のような優れた効果を有する。
(1)引き出し体の荷重がT字形レールにかかることにより、T字形レールを引き起こそうとする力が緩和され、T字形レールと下地とを堅結する力を軽減できる。
(2)複数の戸車を隔設して間隙を設けることにより、引き出し体の自重も利用しながら引き出し体及び、T字形レールに対する曲げモーメントを大幅に軽減できるので、引き出し体のフレームとT字形レールの部材を小さくすることができ、軽量化が実現できる。
この効果を、例えば、図2に示すスライド式のガーデンデッキ100について言えば、ガーデンデッキ100の荷重がT字形レール6にかかることにより、T字形レール6を引き出し起こそうとする力が緩和され、T字形レール6と下地の固定部材36とを堅結する力を軽減できる。更に、複数の戸車(ガイド戸車7、スライド戸車8、吊り戸車9)を隔設して間隙を設けることにより、自重も利用しながらガーデンデッキ100及び、T字形レール6に対する曲げモーメントを大幅に軽減することができるので、ガーデンデッキ100のフレーム2とT字形レール6の部材を小さくすることができ、軽量化が実現できるという効果がある。
このガーデンデッキ100を用いれば、収納時には収納部15内に隠れてフレーム2の前面11しか露出せず、庭先を自由に利用することができ、且つ、美観を損なうこともない。引き出し後には、ガーデンデッキ100が露出しても、ガーデンデッキ100を片持ち支持するT字形レール6、ガイド戸車7、スライド戸車8、吊り戸車9などは床下の収納部15内に隠れて外部に露出しないため、庭先に草花を植えることも自由である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す実施例に基づいて説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は、本発明の実施例1のガーデンデッキの片持ち支持機構1を正面側から見た斜視図であり、家屋の床下部への取り付け状態を示す。。図2は、図1を右側から見た一部断面説明図である。図3は、図2の要部拡大図であり、各レール、各戸車の関係を示す。図4、図5、図6は、図3を正面から見た要部説明図であり、図4は、図3のガイド戸車7とT字形レール6及びV字形レール10との関係を示し、図5は、図3のスライド戸車8とT字形レール6との関係を示し、図6は、図3の吊り戸車9とT字形レール6の関係を示す。図7は、図2のガーデンデッキ100の先端部の要部拡大図である。図8乃至図11は、本発明に係る引き出し体の片持ち支持機構1の作動原理説明図であり、図8は、ガーデンデッキ100を収納した際の作動原理を示し、図9は、図8のガーデンデッキ100を最大限に引出した際の作動原理を示し、図10は、図9のガイド戸車7と吊り戸車9の2個の戸車を用いた場合の作動原理を示し、図11は、図9のガイド戸車7をT字形レール6上に設置しない場合の作動原理を示す。
図12は、本発明の第2の実施例であるスライド式の門扉の片持ち支持機構1aの側面図である。図13は、図12の戸車の配置の説明図である。図14は、図13の要部拡大図である。図15乃至図18は、図14を正面から見た要部説明図であり、図15は、図14のガイド戸車7aとT字形レール6a及びV字形レール10aとの関係を示し、図16は、図14のスライド戸車8aとT字形レール6aとの関係を示し、図17は、図14の吊り戸車9aとT字形レール6aとの関係を示し、図18は、図14の上部固定ガイド戸車18aとフレーム2a上面に設けられた上部固定ガイドレール21aとの関係を示す。
図19は、本発明の第3の実施例であるスライド式の庇の片持ち支持機構1bの正面図であり、家屋の屋根裏部への取り付け状態を示す。図20は、図19を右側面から見た一部断面説明図である。図21は、図20を正面から見た要部拡大図であり、ガイド戸車7bと、V字形レール10bと、フレーム2bと、上部固定ガイド戸車18bと、上部固定ガイドレール21bと、庇100bとの関係を示す。図22は、図21を左側面から見た説明図であり、ガイド戸車7bと上部固定ガイド戸車18bの取り付け態様を示す。図23は、図20を背面から見た要部拡大図であり、スライド戸車8bとT字形レール6bとの関係を示す。図24は、図23を右側面から見た説明図であり、引き出し用リミットスイッチ19bの取り付け態様を示す。図25は、図20を正面から見た要部拡大図であり、吊り戸車9bとT字形レール6bとの関係を示す。図26は、図25を右側面から見た説明図であり、収納用リミットスイッチ22bの取り付け態様を示す。
図1、図2に示すように、本発明の第1の実施例であるガーデンデッキの片持ち支持機構1は、必要時に家屋床下の収納部15内から引き出して使用するガーデンデッキ100と、収納部15の床下地面に埋設されたコンクリート製の固定部材36に敷設された2本のT字形レール6に設けたガイド戸車7と、ガーデンデッキ100のフレーム2下面に設けたV字形レール10、スライド戸車8、吊り戸車9と、これらの取り付け手段を備えている。引き出し体であるガーデンデッキ100は、木製または合成樹脂製であり、所定の間隔に配設された平板列の周囲に矩形状のフレーム2が取り付けられている。T字形レール6の基端部に取り付けられたガイド戸車7がV字形レール10に係合して転動し、スライド戸車8がT字形レール6上を転動し、吊り戸車9がT字形レール6に係合して転動することによって、ガーデンデッキ100は、引き出し時及び収納時の円滑なスライド動作が可能となる。また、ガーデンデッキ100引き出し時には、ガイド戸車7、スライド戸車8、吊り戸車9によって片持ち支持される。ここで、上述のT字形レール6の基端部とは、T字形レール6の家屋外側(すなわち、図2の左側)の端部、また、T字形レールの終端部とは、T字形レール6の家屋内側(すなわち、図2の右側)の端部と定義する。ガイド戸車7は、T字形レール6の基端部近傍に配設され、スライド戸車8は、ガイド戸車7よりも終端部側に離間して配設され、吊り戸車9は、スライド戸車8よりさらに終端部側に離間して配設されている。
このT字形レール6は、頂部を平坦面とするT字形状のレールであれば良く、本実施例では、H型鋼を上方がT字形、下方が逆T字形をなすように回転させ、逆T字形の底部平坦面を、固定部材36にアンカーボルト16で固定した。この際、T字形レール6は、ガーデンデッキ100のフレーム2の引き出し方向に対応した位置に配設されている。尚、このH型鋼の代わりに、頂部を平坦面とし、脚部を平坦面から下方に垂設されたT字形鋼を用いても良い。
図3に示すように、ガーデンデッキ100を片持ち保持する戸車は、3個で構成されている。まず、ガイド戸車7は、図3、図4に示すように、T字形レール6上の基端部から数10cm終端側の位置に、フレーム2の下面に取り付けたV字形レール10に対向して固設される。この際、他の戸車との高さ調整のため、ガイド戸車6が固定される位置のT字形レール6の底部平坦面より上方部分は、切削加工されている。このガイド戸車7は、ガイド戸車ハウジング内に中央にV字形の溝を有するローラー体31が設けられ、フレーム2の引き出し方向下面の全域に渡って各張設されるV字形レール10と係合することにより、ガーデンデッキ100が円滑にスライドされると共に、ガーデンデッキ100の下方への荷重が支持される。
スライド戸車8は、図3、図5に示すように、スライド戸車ハウジング内にローラー体32が設けられ、ガーデンデッキ100の引き出し方向のフレーム2下面に、T字形レール6に接触可能な位置に各取り付けられており、そして、ガーデンデッキ100を家屋外側に最大限引き出した際に、前記ガイド戸車7の位置よりも数10cmほど家屋内側に位置するように配設される。このスライド戸車8が、T字形レール6上を転動しながら走行することにより、ガーデンデッキ100が円滑にスライドされると共に、ガーデンデッキ100の下方への荷重が支持される。
ガーデンデッキ100を引き出すと、図3に示すように、このスライド戸車8の引き出し方向直前のフレーム2下面に設けられた停止手段のストッパ用突片13と、前記ガイド戸車7から家屋内側方向へ離間させてT字形レール6上に設られた停止手段のストッパ用突片12とが相互に当接した位置で、スライド戸車8が停止する。ガーデンデッキ100の引き出し最大長は、この位置で決定される。このように、本実施例1では、ガーデンデッキ100を引き出した際に最大長で停止させるために、スライド戸車8の停止手段が設けられている。尚、ストッパー用突片12、13の位置を移動させることによって、スライド戸車8を適所で停止させることもできるし、また、停止手段は、ガイド戸車7や吊り戸車9に設けてもよい。
吊り戸車9は、図3、図6に示すように、ガーデンデッキ100の引き出し方向のフレーム2下面に各取り付けられており、T字形レール6の頂部の平坦面両側の下面を、対向する一対のローラー体33で把持するようになっている。従って、吊り戸車9は、T字形レール6の頂部平坦面の下面に係合して転動しながら走行することにより、ガーデンデッキ100を円滑にスライドさせると共に、ローラー体33がT字形レール6に係合することにより、ガーデンデッキ100の上方向への荷重を支持する。尚、この実施例1では、T字形レール6の頂部平坦面両側の下面を把持する一対のローラー体33を、引き出し方向にも一対設け、合計4個のローラー体33が吊り戸車ハウジング14内に設けられている。
折りたたみ支柱3は、図2、図7に示すように、ガーデンデッキ100の先端部に格納されており、ガーデンデッキ100を引き出した状態で折りたたみ支柱3を起立させて地面に埋設された折りたたみ支柱受け台4に当接させて、ガーデンデッキ100を支持する。また、図1、図2に示すように、ガーデンデッキ100を所定位置で固定するためのロッド5を挿入するロッド挿通孔17を、家屋の室内床面及びガーデンデッキ100上面の所定位置に複数個設け、引き出したガーデンデッキ100が所定位置で動かないように、ロッド5を挿通して保持することができる。
以上のような構成としたので、ガーデンデッキ100の引き出し当初は、ガイド戸車7とスライド戸車8とにより、ガーデンデッキ100の荷重が支持される。一定長引き出し後は、ガイド戸車7を支点とする回転モーメントが吊り戸車9に加わり、上方向にT字形レール6を引き上げようとするが、吊り戸車9がT字形レール6頂部平坦面の両側下面を把持しており、ガーデンデッキ100の上方向への荷重が支持される。また、ガーデンデッキ100の下方向への荷重が作用するガイド戸車7とスライド戸車8とが、T字形レール6を押さえ込むように作用して支持する。従って、このT字形レール6に沿って配した3個の戸車が、ガーデンデッキ100を引き出す際に有効に作用して、ガーデンデッキ100の荷重を支持しながら円滑にスライドさせることができる。
次に、本発明の実施例1のガーデンデッキの片持ち支持機構1の作動原理を説明する。図8には、ガーデンデッキ100を最大押し込んだ際(すわわち、ガーデンデッキ100を完全に収納した際)の各戸車の位置関係が示されている。この状態では、ガーデンデッキ100の荷重はガイド戸車7とスライド戸車8とで支持され、吊り戸車9にはガーデンデッキ100の荷重が作用しない。
図9(a)は、図8に示したガーデンデッキ100の片持ち支持機構1において、ガーデンデッキ100を最大限引き出した際の戸車の位置関係を示し、図9(b)は、ガーデンデッキ100及びT字形レール6にかかる回転モーメントを示している。ガイド戸車7は、T字形レール6上に配設され、スライド戸車8は、T字形レール6上を走行する。これにより、図9(b)に示すように、ガーデンデッキ100の下方向への荷重がT字形レール6に作用することにより、T字形レール6を引き起こそうとする上方向への力が緩和され、T字形レール6とT字形レール6が固定されている下地(床下の固定部材36)とを堅結する力を軽減できる。更に、各戸車を隔設して、区間A、区間B、区間Cの間隙を設けることにより、自重も利用しながらガーデンデッキ100に対する曲げモーメント、及び、T字形レール6に対する曲げモーメントを大幅に軽減できる。すなわち、図9(b)に示すように、ガーデンデッキ100に対する曲げモーメントと、T字形レール6に対する曲げモーメントと、T字形レール6全体を引き起こそうとするモーメントとを軽減できるため、ガーデンデッキ100のフレーム2やT字形レール6の部材を小さくすることができ、軽量化を実現することができる。
図10(a)は、ガイド戸車7と吊り戸車9との2個のみを用い、ガイド戸車7をT字形レール6上に配設し、区間AをT字形レール6基端部から数10cm終端部側にとった場合の作動原理を示す。この場合、図10(b)に示すように、T字形レール6全体を引き起こそうとする支点が、点Dと点Eの2点となり、1点にかかる力が2点に分散され緩和される。また、ガイド戸車7をT字形レール6上に載せることにより、T字形レール6を引き起こそうとする力が更に緩和され、T字形レール6と固定部材36とを堅結する力が軽減される。しかしながら、点Dと点Eの2点支持機構であるため、T字形レール6自体に対する曲げモーメントは、実施例1の3点支持の片持ち支持機構1よりも大きい。
図11(a)は、ガイド戸車7と吊り戸車9との2個のみを用い、且つ、ガイド戸車7をT字形レール6上に配設しない場合の作動原理を示す。この場合、図11(b)に示すように、点Dを支点としてT字形レール6全体を引き起こそうとする非常に大きい力が働くため、T字形レール6を固定部材36に堅結する力を非常に大きくする必要があり、このため、T字形レール6の下地(固定部材36)への固定手段やT字形レール6自体を非常に堅固にしなくてはならない。
尚、充分な部材が施設可能な空間において、あるいは、堅固な部材を利用できる場合は、図10や図11のような片持ち支持機構でも、ガーデンデッキ100を設置することが可能である。また、さらに大きなステージ等に応用する場合は、スライド戸車8、吊り戸車9を図9(a)に示す区間Bに必要数増やして設置すればよい。
図8乃至図11で説明した本発明の作動原理は、以下に説明する実施例2及び実施例3においても基本的に同じであるので、多少の部材追加、取り付け構成変更をすることで、本発明を実現することができる。
本発明の第2の実施例であるスライド式の門扉の片持ち支持機構1aは、基本構成は実施例1と同様であり、図12、図13に示すように、必要時に、内部に戸車が配設された門柱26aを介して収納部15a内から引き出して使用する門扉100aと、地面に埋設されたコンクリート製の固定部材36aに敷設したT字形レール6aに設けられたガイド戸車7aと、門扉100aのフレーム2a下面に設けたV字形レール10a、スライド戸車8a、吊り戸車9aと、これらの取り付け手段を備えている。引き出し体である門扉100aは、木製または合成樹脂製であり、所定の間隔に配設された平板列の周囲に矩形状のフレーム2aが取り付けられている。T字形レール6aの基端部に取り付けられたガイド戸車7aがV字形レール10aに係合して転動し、スライド戸車8aがT字形レール6a上を転動し、吊り戸車9aがT字形レール6aに係合して転動することによって、門扉100aは、引き出し時及び収納時の円滑なスライド動作が可能となる。また、門扉100a引き出し時には、ガイド戸車7a、スライド戸車8a、吊り戸車9aによって、門扉100aが片持ち支持される。ここで、上述のT字形レール6aの基端部とは、前述の固定部材36aに敷設されたT字形レール6aの門扉100a引き出し側(すなわち、図13の左側)の端部、また、T字形レール6aの終端部とは、固定部材36aに敷設されたT字形レール6aの収納部15a側(すなわち、図2の右側)の端部と定義する。ガイド戸車7aは、T字形レール6aの基端部近傍に配設され、スライド戸車8aは、ガイド戸車7aよりも終端部側に離間して配設され、吊り戸車9aは、スライド戸車8aよりさらに終端部側に離間して配設されている。
このT字形レール6aは、頂部を平坦面とするT字形状のレールであれば良く、本実施例では、H型鋼を上方がT字形、下方が逆T字形をなすように回転させ、逆T字形の底部平坦面を、門扉100aの収納部15aの地面に埋設されたコンクリート製の固定部材36aにアンカーボルト16aで固定した。この際、T字形レール6aは、門扉100aの引き出し方向であるフレーム2aの下面に対応した位置に配設されている。尚、このH型鋼の代わりに、頂部を平坦面とし,脚部を平坦面から下方に垂設されたT字形鋼を用いても良い。
図14、図15に示すように、門扉100aを片持ち保持する戸車は、実施例1で示したように、基本的に3個で構成されている。まず、ガイド戸車7aは、T字形レール6a上の基端部から数10cm終端部寄りの位置に、フレーム2aの下面に取り付けたV字形レール10aに対向して固設される。この際、他の戸車との高さ調整のため、ガイド戸車6aが固定される位置のT字形レール6aの中央部より上方部分は、切削加工されている。このガイド戸車7aは、ガイド戸車ハウジング内に中央にV字形の溝を有するローラー体31aが設けられており、フレーム2aの引き出し方向下面の全域に渡って各張設されるV字形レール10aと係合して、門扉100aの円滑なスライドをガイドすると共に、門扉100aの下方への荷重を支持する。また、実施例2では、電動駆動モータ25aを門扉100a内部に設置し、この電動駆動モータ25aの出力軸が一組の笠歯車30aによってガイド戸車7aのローラー軸と連結されている。このローラー軸は、ローラー体31aと一体に回動するように形成されている。門柱26aに設けられ、電動駆動モーター25aと電気的に接続された出入り可動スイッチ20aをONにすると、電動駆動モーター25aが駆動され回転出力が笠歯車30aを介してガイド戸車7aに伝達され、ガイド戸車7aが回転する。従って、門扉100aも連動して円滑にスライドする。尚、電動区駆動モーター25aは、リモコンで駆動制御されてもよい。また、ガイド戸車7a以外のスライド戸車8a、吊り戸車9aを電動制御してもよい。
また、実施例2の門扉の片持ち支持機構1aでは、図14に示すように、一対の上部固定ガイド戸車18aの間に、一対のリミットスイッチが設けられている。左側の上部固定ガイド戸車18aの右側適所には、収納用リミットスイッチ22aが設けられ、右側の上部固定ガイド戸車18aの左側の適所には、引き出し用リミットスイッチ19aが設けられている。門扉100aを引き出すと、引き出し用リミットイッチ19aのセンサー40aが、フレーム2aの上面に設けられたセンサー用突起27aに接触して門扉100aの停止位置が検出され、電気的に接続された電動駆動モータ25aが自動的に停止される。引き出された門扉100aを収納すると、収納用リミットスイッチ22aのセンサー41aがセンサー用突起27aに接触して門扉100aの停止位置が検出され、電動駆動モータ25aが自動的に停止される。
スライド戸車8aは、図14、図16に示すように、スライド戸車ハウジング内にローラー体32aを有し、門扉100aのフレーム2a下面に、T字形レール6aに接触可能な位置に取り付けられており、そして、門扉100aをT字形レール6a基端部側に最大限引き出した際に、前記ガイド戸車7aの位置よりも数10cmほど終端寄りに位置するように配設される。このスライド戸車8aが、T字形レール6a上を転動しながら走行することにより、門扉100aが円滑にスライドされると共に、門扉100aの下方への荷重が支持される。
吊り戸車9aは、図14、図17に示すように、門扉100aのフレーム2a下面に取り付けられており、T字形レール6aの頂部の平坦面両側の下面を、対抗するローラー体33aで把持するようになっている。従って、吊り戸車9aは、T字形レール6aの頂部平坦面の下面に係合して転動しながら走行することにより、門扉100aを円滑にスライドさせると共に、ローラー体33aがT字形レール6aに係合することにより、門扉100aの上方向への荷重を支持する。尚、この実施例2では、T字形レール6aの頂部平坦面両側の下面を対向して把持する一対のローラー体33aを、引き出し方向にも一対設け、合計4個のローラー体33aが吊り戸車ハウジング14a内に設けられている。
また、実施例2では、図14、図18に示すように、門扉100aのフレーム2a上面全域に、突条の上部固定ガイドレール21aを張設し、この上部固定ガイドレール21aと対応する位置に、門柱26aの上部内壁に左右一対の上部固定ガイド戸車18aを離隔して固設する。この上部固定ガイド戸車18aは、上部固定ガイド戸車ハウジング内に中央に凹溝を有するローラー体35aを有し、上部固定ガイドレール21aと係合して、門扉100aの円滑なスライドをガイドする。門扉100aは、前述のガーデンデッキ100と異なり、地面から上空方向に一定の長さを有するので、門扉100a下部側に位置する戸車だけでは、スライド時に倒れてしまう可能性があるので、門扉100a上部にも戸車を設けてスライド時の安定性を保つ必要がある。本実施例2の上部固定ガイド戸車18aは、このために設けられたものであり、門扉100aをスライドさせる際に、上部固定ガイド戸車18aが上部固定ガイドレール21aと係合することによって、門扉100aのスライドを可倒なく安定にガイドすることができる。
尚、図示しないが、実施例1と同様に、門扉100aの先端部近傍に折りたたみ支柱を格納し、門扉100aを引き出した状態で折りたたみ支柱を起立させて地面に接地させて、門扉100aを支持してもよい。
以上のような構成としたので、門扉100aの引き出し当初は、ガイド戸車7aとスライド戸車8aとにより、門扉100aの荷重が支持される。一定長引き出し後は、ガイド戸車7aを支点とする回転モーメントが吊り戸車9aに加わり、上方向にT字形レール6aを引き上げようとするが、吊り戸車9aがT字形レール6a頂部平坦面両側の下面を把持して、門扉100aの上方向への荷重が支持される。また、門扉100aの下方向への荷重が作用するガイド戸車7aとスライド戸車8aとが、T字形レール6aを押さえ込むように作用して支持する。従って、このT字形レール6aに沿って配した3個の戸車が、門扉100aを引き出す際に有効に作用して、門扉100aの荷重を支持しながら、安定に且つ円滑にスライドさせることができる。
本発明の第3の実施例であるスライド式の庇の片持ち支持機構1bは、基本構成は実施例1、実施例2と同様であり、図19、図20に示すように、必要時に、屋根裏に設けられた収納部15b内から引き出して使用する庇100bと、屋根裏の梁などの固定部材36bに敷設されたT字形レール6bに設けられたガイド戸車7bと、庇100bに連結されたフレーム2bの下面に設けられたV字形レール10b、スライド戸車8b、吊り戸車9bと、これらの取り付け手段を備えている。引き出し体である庇100bは、木製または合成樹脂製であり、屋根と同形状に中央部を頂部として両側に下方へ向かう傾斜面が形成された突き出し部分屋根23bの前面に、収納時に庇100bの出入り口の蓋としての平板のパネルが取り付けられている。庇100bの引き出し方向の両端はフレーム2bに連結されており、庇100bは、このフレーム2bと共にスライド可能となっている。また、図示しないが、庇100bは、収納部15bへの雨水等が浸入するのを防止するために、収納部15bから家屋外側に向かって下方に傾斜しており、この傾斜角度を保持したままT字形レール6bに平行にスライドすることができる。
庇100bは、T字形レール6bの基端部に取り付けられたガイド戸車7bが、V字形レール10bに係合して転動し、スライド戸車8bがT字形レール6b上を転動し、吊り戸車9bがT字形レール6bに係合して転動することによって、引き出し時及び収納時の円滑なスライド動作が可能となる。また、庇100b引き出し時には、ガイド戸車7b、スライド戸車8b、吊り戸車9bによって片持ち支持される。ここで、上述のT字形レール6bの基端部とは、前述の固定部材36bに敷設されたT字形レール6bの庇100b引き出し側(すなわち、図20の左側)の端部、また、T字形レール6bの終端部とは、固定部材36bに敷設されたT字形レール6bの、収納部15b側(すなわち、図20の右側)の端部と定義する。ガイド戸車7bは、T字形レール6bの基端部近傍に配設され、スライド戸車8bは、ガイド戸車7bよりも終端部側に離間して配設され、吊り戸車9bは、スライド戸車8bよりさらに終端部側に離間して配設されている。
図21に示すように、T字形レール6bは、頂部を平坦面とするT字形状のレールであれば良く、本実施例では、H型鋼を上方がT字形、下方が逆T字形をなすように回転させ、逆T字形の底部平坦面を、庇100bの収納部15bの固定部材36bにアンカーボルト16bで固定した。この際、T字形レール6bは、庇100bの引き出し方向であるフレーム2bの下面に対応した位置に配設されている。尚、このH型鋼の代わりに、頂部を平坦面とし脚部を平坦面から下方に垂設されたT字形鋼を用いても良い。
実施例3では、フレーム2bを引き出し体下面に取り付けずに、引き出し体の庇100bの引き出し方向の両側に連結する。図21に示すように、まず、屋根裏の固定部材36bに固定支柱24bを立設して取り付ける。固定支柱24bの側面は屋根裏の他の固定部材にもネジ止めされている。T字形レール6bは、この固定支柱24bの下部の固定部材36bにアンカーボルト6bで固設される。ガイド戸車7bは、T字形レール6b上の基端部から数10cm終端部寄りの位置にT字形レール6b上にネジ止めで固設される。このガイド戸車7bは、ガイド戸車ハウジング内に中央にV字形の溝が形成されたローラー体31bを有し、このV字形溝に係合するV字形レール10bを下面に張設されたフレーム2bを、ローラー体31b上にV字形溝に係合させて載置する。このフレーム2bはC字形鋼で形成され、下部には庇100bを連結する庇連結具28bがネジ止めされている。また、フレーム2bの頂部には、突条の上部固定ガイドレール21bが設けられている。
また、図21、図22に示すように、上部固定ガイド戸車18bが、上部固定ガイドレール21bに対向して、固定支柱24bの上部にネジ止めで取り付けられている。この上部固定ガイド戸車18bは、上部固定ガイド戸車ハウジング内に中央にV字形の溝が形成されたローラー体35bを有し、このV字形溝と上部固定ガイドレール21bが係合する。ガイド戸車7bは、実施例1及び実施例2と同様に、引き出し体の庇100bを円滑にスライドさせ、且つ、庇100bを引き出した際に、フレーム2bを介して作用する庇100bの下方向の荷重を片持ち支持することができる。上部固定ガイド戸車18bは、上部固定ガイドレール21bに係合することで、実施例2の上部ガイド戸車18aと同様に、フレーム2bが倒れないように安定に保持する。また、実施例3では、実施例2と同様に、電動駆動モータ25bを庇100b内部に設置し、この電動駆動モータ25bの出力軸が一組の笠歯車30bによってガイド歯車7bのローラー軸と連結されている。このローラー軸は、ローラー体31bと一体に回動するように形成されている。家屋の適所に設けられ、電動駆動モーター25bと電気的に接続された出入り可動スイッチ20bをONにすると、電動駆動モーター25bが駆動され回転出力が笠歯車30bを介してガイド戸車7bに伝達され、ガイド戸車7bが回転する。従って、庇100bも連動して円滑にスライドする。尚、電動区駆動モーター25bは、リモコンで駆動制御されてもよい。また、ガイド戸車7b以外のスライド戸車8b、吊り戸車9bを電動制御してもよい。
スライド戸車8bは、図23、図24に示すように、庇100bの引き出し方向のフレーム2b下面に取り付けられており、そして庇100bをT字形レール6b基端部側に最大限引き出した際に、前記ガイド戸車7bの位置よりも数10cmほど終端寄りに位置するように配設される。このスライド戸車8bが、T字形レール6b上を転動しながら走行することにより、庇100bが円滑にスライドされると共に、フレーム2bを介して庇100bの下方への荷重が支持される。
また、実施例3の庇の片持ち支持機構1bでは、図23に示すように、スライド戸車8bの右側の適所に、引き出し用リミットスイッチ19bが設けられている。庇100bを引き出すと、スライド戸車8bがセンサー40bに接触して庇100bの停止位置が検出され、電気的に接続された電動駆動モータ25bが自動的に停止される。
吊り戸車9bは、図25、図26に示すように、庇100bの引き出し方向のフレーム2b下面にネジ止めで取り付けられており、T字形レール6bの頂部の平坦面両側の下面を対向する一対のローラー体33bで把持するようになっている。従って、吊り戸車9bは、T字形レール6bの頂部平坦面の下面に係合して転動しながら走行し、フレーム2bに連動して庇100bを円滑にスライドさせると共に、庇100bの上方向への荷重を支持する。尚、この実施例3では、T字形レール6bの頂部平坦面両側の下面を対向して把持する一対のローラー体33bを、引き出し方向にも一対設け、合計4個のローラー体33bが吊り戸車ハウジング14b内に設けられている。
また、図26に示すように、吊り戸車9bの右側の適所に、収納用リミットスイッチ22bが設けられている。引き出された庇100bを収納すると、吊り戸車9bがセンサー41bに接触して庇100bの停止位置が検出され、電動駆動モータ25bが自動的に停止される。
尚、図示しないが、庇100bの先端部近傍に折りたたみ支柱を格納し、庇100bを引き出した状態で折りたたみ支柱を起立させて地面に接地させて、庇100bを支持してもよい。また、庇100bは高所に設置される場合が多いので、庇100bの先端部に支柱挿入孔を設け、庇100bを引き出した際に、この支柱挿入孔に支柱の一端をを挿入し、他端を地面に接触させて庇100bを支持してもよい。また、フレーム2bと庇100bとを連結する庇連結具28bは、庇100bの傾斜面に沿って、収納部15bから家屋外側に向かって下方に傾斜しており、突き出し部分屋根23bの傾斜面から流れ落ちた雨水などの排水手段としても利用できる。
以上のような構成としたので、庇100bの引き出し当初は、ガイド戸車7bとスライド戸車8bとにより、フレーム2bを介して庇100bの荷重が支持される。庇100bを一定長引き出した後は、ガイド戸車7bを支点とする回転モーメントが吊り戸車9bに加わり、上方向にT字形レール6bを引き上げようとするが、吊り戸車9bがT字形レール6b頂部平坦面両側の下面を把持して、フレーム2bを介して庇100bの上方向への荷重が支持される。また、庇100bの下方向への荷重が作用するガイド戸車7bとスライド戸車8bとが、T字形レール6bを押さえ込むように作用して支持する。従って、このT字形レール6bに沿って配した3個の戸車が、庇100bを引き出す際に有効に作用して、庇100bの荷重を支持しながら円滑にスライドさせることができる。
本発明の構成は、かかる収納型の、スライド式のガーデンデッキ、スライド式の門扉、スライド式の庇に限らず、重量物を収納する事務用キャビネットの引き出し棚、システムキチンの食器収容棚、ステージ用の大型デッキにも応用が可能であり、多方面に使用ができる有益な効果をもたらす。
本発明の実施例1のガーデンデッキの片持ち支持機構を正面側から見た斜視図である。 図1を右側から見た一部断面説明図である。 図2の要部拡大図である。 図3を正面から見た要部説明図である。 図3を正面から見た要部説明図である。 図3を正面から見た要部説明図である。 図2のガーデンデッキ100の先端部の要部拡大図である。 本発明の作動原理説明図である。 本発明の作動原理説明図である。 本発明の作動原理説明図である。 本発明の作動原理説明図である。 本発明の実施例2の門扉の片持ち支持機構の側面図である。 図12の戸車の配置説明図である。 図13の要部拡大図である。 図14を正面から見た要部説明図である。 図14を正面から見た要部説明図である。 図14を正面から見た要部説明図である。 図14を正面から見た要部説明図である。 本発明の実施例3の庇の片持ち支持機構の正面図である。 図19を右側面から見た一部断面説明図である。 図20を正面から見た要部拡大図である。 図21を左側面から見た説明図である。 図20を背面から見た要部拡大図である。 図23を右側面から見た説明図である。 図20を正面から見た要部拡大図である。 図25を右側面から見た説明図である。
符号の説明
1 ガーデンデッキの片持ち支持機構
1a 門扉の片持ち支持機構
1b 庇の片持ち支持機構
2、2a、2b フレーム
3 折りたたみ支柱
4 折りたたみ支柱受け台
5 ストッパ用のロッド
6、6a、6b T字形レール
7、7a、7b ガイド戸車
8、8a、8b スライド戸車
9、9a、9b 吊り戸車
10、10a、10b V字形レール
11 フレーム前面
12、13 ストッパ用突片
14、14a、14b 吊り戸車ハウジング
15、15a、15b 収納部
16、16a、16b アンカーボルト
17 ロッド挿通孔
18a、18b 上部固定ガイド戸車
19a、19b 引き出し用リミットスイッチ
20a、20b 出入り可動スイッチ
21a、21b 上部固定ガイドレール
22a、22b 収納用リミットスイッチ
23b 突き出し部分屋根
24b 固定支柱
25a、25b 電動駆動モーター
26a 門柱
27a、27b センサー用突起
28b 庇連結具
30a、30b 笠歯車
31、31a、31b ローラー体
32、32a、32b ローラー体
33、33a、33b ローラー体
35a、35b ローラー体
36、36a、36b 固定部材
40a、40b センサー
41a、41b センサー
100 ガーデンデッキ
100a 門扉
100b 庇

Claims (6)

  1. 引き出し体と、
    引き出し体の収納部と、
    該収納部に敷設されたT字形レールと、
    該T字形レール上に固定されたガイド戸車と、
    前記引き出し体の下部に前記T字形レールを向けて固定され、T字形レールの上面を走行するスライド戸車と、
    前記引き出し体の下部に前記T字形レールを向けて固定され、T字形レールの頂部両側下面を走行する吊り戸車と、
    前記引き出し体の下部に固定され、前記ガイド戸車をガイドするガイドレールとを備えたことを特徴とする引き出し体の片持ち支持機構。
  2. 引き出し体がガーデンデッキであることを特徴とする請求項1に記載の引き出し体の片持ち支持機構。
  3. ガイド戸車、スライド戸車、吊り戸車のいずれかの戸車の停止手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の引き出し体の片持ち支持機構。
  4. ガイド戸車、スライド戸車、吊り戸車のいずれかの戸車の停止手段が、T字形レール上に固定された突片と、引き出し体側に固定された突片とからなる請求項3に記載の引き出し体の片持ち支持機構。
  5. ガイド戸車、スライド戸車、吊り戸車のいずれかの戸車の停止手段がリミットスイッチからなる請求項3に記載の引き出し体の片持ち支持機構。
  6. 引き出し体を支持する折りたたみ支柱を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の引き出し体の片持ち支持機構。
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