JP3817083B2 - 物品の排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品を排出する排出装置に係り、特に、コンベアによって搬送される物品を排出する物品の排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えば、食品の包装装置においては、食品をコンベアで搬送して所定の包装処理を行ない、その後、包装された物品としての食品をコンベアから排出する。
この包装装置としては、例えば、特開平7−206064号公報に掲載されたものが知られている。これは、図13に示すように、食品Sとして、傾斜面Saを有した三角柱状のサンドイッチ等のパン類を樹脂製のフィルムからなる包装袋Fに包装するものである。包装袋Fは、筒状の開放端部Faを有して予め食品Sの形状に対応した三角形状に形成されている。
【0003】
この包装装置は、食品Sが入れられた包装袋Fを、バケット121に支持し、このバケット121をコンベア122で搬送し、その搬送途中で、折り込み板123によって開放端部Faの前側を内側に折り込み、次に、横押板(図示せず)及び櫛歯状のガイド124によって開放端部Faの左右を内側に折り畳み、回転刷毛125で折縁を整形し、バケット121の後側に回動可能に設けた折り返し板126を立ち上げて折り畳まれた後側部127を支持しつつローラ128で押圧しながら第1熱風器129で加熱して折り畳み部を熱溶着し、次に、更に折り返し板126を立ち上げて熱鏝130で上面に折型を付すとともに第2熱風器131で加熱し、その後、更に折り返し板126を回動させて後側部127を前側の溶着部に重ね、第3熱風器132で加熱された大径ロール133でこの折り込み部を一律に押圧して接着するようにしている。
そして、この包装袋Fをコンベア122で搬送し、その終端で、コンベア122が反転されることにより、包装袋Fを落下させて排出させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この包装装置にあっては、包装袋Fをコンベア122で搬送し、コンベア122の終端でベルトが折り返されることにより、包装袋Fを落下させて排出させるようにしているので、包装袋Fの排出位置をコンベアの径路途中に設定できないという問題があった。また、排出位置をコンベアの径路途中に設定できないので、コンベアの径路を、容易に延長したり折り曲げて設置することができないことから、工場での配置の自由度が制限されてしまうという問題もあった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、物品の排出位置をコンベアの径路途中に設定できるようにし、コンベアの径路を容易に延長したり折り曲げて設置することができるようにした物品の排出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明の物品の排出装置は、物品を搬送するコンベアと、該コンベアから上記物品を排出する排出部とを備えた物品の排出装置において、上記コンベアによって搬送され上記物品を保持する保持ケースを設け、該保持ケースを、ベース板と、該ベース板の左右に所定の間隔を有して立設される一対の側板と、該側板の内側に設けられ上記物品を支承する支承部材とを備えて構成し、上記排出部を、上記コンベアで搬送されてくる保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出し、該側板間に臨んで物品を引き上げる引き上げベルトコンベアを備えて構成している。
この構成により、物品が保持ケースに保持されてコンベアで搬送され、その搬送途中で排出部に至ると、引き上げベルトコンベアが、保持ケースの一対の側板間に相対的に入り込み、支承部材に支承された物品に当接してこれを引き上げる。そのため、物品の排出位置を従来のようなコンベアの終端のみならず、コンベアの径路途中に設定できるようになる。その結果、コンベアの径路を容易に延長したり折り曲げて設置することができるようになり、設置の自由度が向上させられる。
【0006】
また、本発明の物品の排出装置は、傾斜面を有した物品を搬送するコンベアと、該コンベアから上記物品を排出する排出部とを備えた物品の排出装置において、上記コンベアによって搬送され上記物品を保持する保持ケースを設け、該保持ケースを、ベース板と、該ベース板の左右に所定の間隔を有して立設され物品の左右を押える一対の側板と、該側板の内側に設けられ上記物品の傾斜面を前側にして該物品の傾斜面を支承する支承部材とを備えて構成し、上記排出部を、上記コンベアで搬送されてくる保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出し、該側板間に臨んで物品を引き上げる引き上げベルトコンベアを備えて構成している。この構成により、傾斜面を有した物品においても、物品が保持ケースに保持されてコンベアで搬送され、その搬送途中で排出部に至ると、引き上げベルトコンベアが、保持ケースの側板間に相対的に入り込み、支承部材に支承された物品の傾斜面に当接して物品を引き上げる。そのため、物品の排出位置を従来のようなコンベアの終端のみならず、コンベアの径路途中に設定できるようになる。その結果、コンベアの径路を容易に延長したり折り曲げて設置することができるようになり、設置の自由度が向上させられる。
この場合、必要に応じ、上記保持ケースを、上記側板に設けられ物品の後側を押える押え板を備えて構成している。物品の保持が確実になる。
【0007】
そして、必要に応じ、上記引き上げベルトコンベアを、上記コンベアの両側に設けられる支持脚と、該支持脚側に一端が固定され他端が上流下方に向けて延び上記保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出したアームと、上記支持脚に回転自在に設けられる原動シャフトと、該原動シャフトに設けられる原動プーリと、上記アームの先端に設けられる従動プーリと、上記原動プーリ及び従動プーリに掛け渡されるベルトと、上記原動シャフトを回転させるモータとを備えて構成している。簡易な機構で装置を作製できる。
この場合、必要に応じ、上記アームの中間部に、上記ベルトの傾斜角度を変える第2従動プーリを設けた構成としている。これにより、先端側のベルトの傾斜角度を大きくし、後端側のベルトの傾斜角度を小さくすることができるので、ベルト全体を高角度にしなくても良く、ベルトの後端側を低く調整することができる。また、保持ケースから物品を排出した後、傾斜角度の小さいベルトに移行できるので、物品の姿勢を安定化でき、高角度上昇の不安定さを解消できる。
また、必要に応じ、上記引き上げベルトコンベアの上方に、引き上げられた物品を左右からガイドする一対のガイドシャフトを設けた構成としている。物品は一対のガイドシャフトにガイドされて排出されるので、落下等が防止され、引き上げベルトコンベアに沿って確実に搬送される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施の形態に係る物品の排出装置について説明する。尚、上記と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1乃至図12に示す実施の形態に係る物品の排出装置Hは、食品の包装装置に組み込まれている。図1及び図10に示すように、包装装置は、物品としての食品Sとして、傾斜面Saを有した三角柱状のサンドイッチ等のパン類を樹脂製のフィルムからなる包装袋Fに密封包装するものである。包装袋Fは、筒状の開放端部Faを有して予め食品Sの形状に対応した三角形状に形成されている。
【0009】
実施の形態に係る物品の排出装置Hは、包装袋Fを食品Sの上下逆にした傾斜面Saを前側にしかつ包装袋Fの開放端部Faを上にして保持する保持ケース10を備え、この保持ケース10を介して包装袋Fを搬送するコンベア1を備えている。
コンベア1は、図3に示すように、循環径路を構成しており、人手によって食品Sが入れられた包装袋Fが保持ケース10を介して開放端部Faを上にしてコンベア1に搭載される。
包装装置は、図2に示すように、機枠2に設けられコンベア1の搬送途中で包装袋Fの開放端部Faを溶着によって封止する封止部20を備えている。
封止部20の前位には、搬送される包装袋Fの開放端部Faの前面部中央を該包装袋Fの開放端部Faの開放端縁が溶着切断線Q(図6)よりも上方に位置するように内側に折り込む前面部折り込み機構40と、包装袋Fの開放端部Faの後面部中央を該包装袋Fの開放端部Faの開放端縁が溶着切断線Q(図6)よりも上方に位置するように内側に折り込む後面部折り込み機構46と、前面部折り込み機構40及び後面部折り込み機構46によって折り込まれた開放端部Faを該包装袋Fの開放端部Faの開放端縁が溶着切断線Q(図6)よりも上方に位置するように両側から押圧して開放端部Faを重畳させる重畳機構50とが備えられている。
更に、物品の排出装置は、図1,図3及び図11に示すように、機枠2に設けられ開放端部Faが封止された包装袋Fをコンベア1から排出する排出部60を備えて構成されている。
【0010】
実施の形態に係る物品の排出装置Hにおいて、保持ケース10は、コンベア1によって搬送され食品Sが入れられた包装袋Fを保持するものであり、複数用いられる。
保持ケース10は、図1,図2,図6,図7,図10及び図11に示すように、ベース板11と、ベース板11の左右に所定の間隔を有して立設され包装袋Fの左右を押える一対の側板12と、一対の側板12の内側に設けられ食品Sの上下逆にした傾斜面Saを前側にして包装袋Fを支承し、かつ、一対の側板12の上端よりも包装袋Fの開放端部Faが突出するように支承する支承部材13とを備えて構成されている。支承部材13は、食品Sの上下逆にした傾斜面Saに対応する傾斜面13aを有し、包装袋Fを介して食品Sの傾斜面Saを支承する。14は側板12の後縁部に折曲形成され包装袋Fの後側を押える押え板である。
ベース板11の下側には、3つの脚板15が付設されており、中央の脚板15の底部には歯付ベルトコンベアの歯に噛合するラックギヤ16が形成されている。
そして、コンベア1は、一般部に設けられ、保持ケース10のベース板11を支承して搬送するローラコンベア3と、封止部20,前面部折り込み機構40,後面部折り込み機構46及び重畳機構50が作動する所要区間に設けられ、上記保持ケース10のラックギヤ16に噛合して所定速度で保持ケース10を搬送する歯付ベルトコンベア4とを備えて構成されている。
【0011】
包装装置の封止部20は、図2,図4及び図9に示すように、超音波溶着切断装置により構成されている。図9を用い、この封止部20は、重畳させられた包装袋Fの開放端部Faを外周縁部で受ける円盤状のアンビル21と、アンビル21の外周縁部22に対向して押圧されるホーンチップ(溶着切断刃)及びホーンを有した超音波振動ホーン23とから構成され、フィルムを移動させながら順次溶着切断する。超音波振動ホーン23には、振動を与える超音波振動子(図示せず)と、超音波振動子を介してホーンチップをアンビル21に押圧する加圧用エアシリンダ(図示せず)とが連設されている。ここで、溶着切断とは、ホーンチップにより溶着と同時に切断を行なうことである。
超音波振動ホーン23の溶断条件は、例えば、以下のような設定になる。
周波数 25〜50KHz
振動速度 8〜12m/s(複振幅)
送り速度 約0.2m/s
加圧力 5〜30N
また、アンビル21は溶着切断時には固定されている。これは、アンビル21が回転すると、ホーンチップの摩耗が著しくなるからである。更に、ホーンチップのアンビル21への接触角度は90度である。
また、封止部20は、重畳させられたフィルムの溶着切断時にフィルムを両側から押えて移動させる一対のローラ(26,28)を備えている。
尚、図6に示すように、上記の溶着接断線Qは、超音波振動ホーン23のホーンチップの搬送方向延長線になる。
【0012】
詳しくは、図9に示すように、機枠2のベース部材6に一端部が固定され他端部にアンビル21を固定部材24を介して同軸で固定した支持軸25を設け、支持軸25にローラの一方である第一ローラ26を軸受部材27を介して回転可能に軸支し、ベース部材6にローラの他方である第二ローラ28を第一ローラ26に転動可能に支持している。
また、第一ローラ26に第一ローラ26を回転させる第一ギヤ29を同軸で設け、第二ローラ28に回転軸30を設け、この回転軸30をベース部材6に設けた軸受部31に回転自在に軸支し、この回転軸30に第一ギヤ29に噛合して第一ギヤ29の回転を第二ローラ28に伝達する第二ギヤ32を同軸で設け、ベース部材6に回転モータ33を設け、この回転モータ33のモータ軸34に第一ギヤ29に噛合する原動ギヤ35を設けている。36は回転軸30の上端に固定されこの回転軸30の軸受部31からの抜けを阻止するストッパである。ローラ26,28の回転速度は、保持ケース10の移動速度に合致させられている。
【0013】
更に、支持軸25をベース部材6に対して軸線を中心にして回転可能かつ支持軸25の所要の回転位置でベース部材6に対してロック可能にし、超音波振動ホーン23に対するアンビル21の外周縁部22の位置を調整可能にしている。
より詳しくは、支持軸25の一端部に一般軸部より小径の雄ネジ部25aを設け、ベース部材6に雄ネジ部25aが回転可能に挿通される挿通孔37を設けて、支持軸25をベース部材6に対して軸線を中心にして回転可能にし、挿通孔37に挿通させられた雄ネジ部25aに螺合するナット38を備え、ナット38を締め付けることによりナット38と、雄ネジ部25a及び一般軸部の段差部25bとでベース部材6を挾持することにより支持軸25の所要の回転位置で、支持軸25をベース部材6に対して位置決め固定できるようにしている。
また、図2において、符号39は、溶着切断した包装袋Fの開放端部Faのフィルムを吸引して除去する吸引管である。
【0014】
前面部折り込み機構40は、図2,図4乃至図7に示すように、機枠2に設けられており、主に図5を用い、包装袋Fの開放端部Faの搬送径路に進出して開放端部Faの前面部中央を後側に折り込む進出位置A及び進出位置Aから後退する後退位置Bに移動させられる先端鋭角のフィンガ41と、フィンガ41を進出位置A及び後退位置Bに移動させる移動機構42とを備えて構成されている。フィンガ41及び移動機構42は、コンベア1を挟んで左右に夫々設けられている。フィンガ41は、横方に突出した略三角形状の鉤部に形成されており、包装袋Fの開放端部Faの開放端縁が溶着切断線よりも上方に位置するように内側に折り込む。
フィンガ41で包装袋Fを内側に折り込むようにしたので、フィンガ41で直接包装袋Fを押圧して折り込むことができ、包装袋Fの開放端部Faの開放端縁が溶着切断線よりも上方に位置するように行なう折り込みが確実になる。
移動機構42は、一端にフィンガ41が設けられるアーム43と、アーム43の他端が固定され回動させられてアーム43を揺動させてフィンガ41を進出位置A及び後退位置Bに位置させる回動軸44と、回動軸44を正逆回転させるサーボーモータ45とを備えて構成されている。フィンガ41の進出及び後退のタイミングは、フィンガ41の進出は重畳機構50が押圧,重畳のために作動する直前であり、重畳機構50が作動している間は進出位置で維持され、重畳機構50の作動終了直後に後退するように、保持ケース10の搬送位置を図示外のリミットスイッチ等のセンサで検知してからタイマで設定した所要時間の間に1サイクルを行なうように定めている。
【0015】
後面部折り込み機構46は、図2,図4及び図8に示すように、機枠2に設けられており、包装袋Fの開放端部Faの搬送径路に進出して開放端部Faの後面部中央を内側に折り込む進出位置A及び進出位置Aから後退する後退位置Bに揺動移動させられる振り子棒47と、振り子棒47を進出位置A及び後退位置Bに揺動移動させる揺動機構48とを備えて構成されている。揺動機構48は、機枠2に設けられる取付部材48aに取付けられ振り子棒を所定のタイミングで往復揺動させるモータ49で構成されている。
振り子棒47を揺動させるモータ49のタイミングは、包装袋Fが重畳機構50の重畳位置に位置したとき駆動を開始して振り子棒47を進出位置Aに位置させ、重畳機構50の作動する直前に振り子棒47を後退位置Bに位置させるように、保持ケース10の搬送位置を図示外のリミットスイッチ等のセンサで検知して所要時間の間に1サイクルを行なうように定めている。
【0016】
重畳機構50は、図2,図4,図6乃至図8に示すように、機枠2に設けられており、包装袋Fの開放端部Faを両側から押圧して重畳させる押圧位置X及び押圧位置Xから離間する離間位置Yに位置させられる互いに対面した一対の押圧板51と、押圧板51を押圧位置X及び離間位置Yに駆動する押圧板駆動機構52とを備えて構成されている。押圧板駆動機構52は、押圧板51を進退動させるエアシリンダ53で構成されている。また、一対の押圧板51同士は、押圧位置Xにおいては、僅かに離間しており、包装袋Fの重畳された開放端部Faの移動を許容している。押圧板51の駆動タイミングは、包装袋Fの開放端部Faが前面部折り込み機構40及び後面部折り込み機構46によって折り込まれた直後から、折り込まれた包装袋Fの開放端部Faの最後部が後述のガイド部55のスリット54に入り込むまで、好ましくはその後、超音波溶着切断装置20による包装袋Fの開放端部Faの溶着切断開始時まで、更に好ましくは該溶着切断終了までの所要時間になるように、保持ケース10の搬送位置を図示外のリミットスイッチ等のセンサで検知してからタイマで設定した所要時間の間に1サイクルを行なうように定めている。
更に、重畳機構50の後流側には、図2,図4及び図5に示すように、重畳機構50で重畳させられた包装袋Fの開放端部Faが通過するスリット54を有し、封止部20の溶着時に、開放端部Faを重畳状態でガイドするガイド部55が設けられている。
【0017】
実施の形態に係る排出装置Hの排出部60は、図1,図3及び図11に示すように、封止部20の後流側に設けられコンベア1で搬送されてくる保持ケース10の一対の側板12間を通過可能に突出し、側板12間に臨んで包装袋Fを引き上げる引き上げベルトコンベア61を備えて構成されている。
詳しくは、図1及び図11を用い、引き上げベルトコンベア61は、コンベア1の両側に支持脚62を設け、一方の支持脚62に一端が固定され他端が上流下方に向けて延び保持ケース10の一対の側板12間を通過可能に突出したアーム63を設け、支持脚62に原動シャフト64を架設し、この原動シャフト64に原動プーリ65を設けるとともに、アーム63の先端及び中間に第1及び第2の従動プーリ66,67を設け、この原動プーリ65及び第1及び第2の従動プーリ66,67にベルト68を掛け渡し、また、一方の支持脚62に原動シャフト64を減速ギヤボックス69を介して回転させるモータ70を設けて構成されている。即ち、アーム63の中間部には、ベルト68の傾斜角度を変える第2従動プーリ67が設けられることになる。これにより、先端側のベルト68の傾斜角度が大きく設定され、後端側のベルト68の傾斜角度が小さく設定される。
また、引き上げベルトコンベア61の上方には、ベルト68に引き上げられた包装袋Fをベルト68に沿って左右からガイドする一対のガイドシャフト71が設けられている。ガイドシャフト71は、一方の支持脚62に設けた取付部材72に吊下されている。
【0018】
従って、この排出装置Hが組み込まれた包装装置によって、食品Sを包装するときは、図12に示す工程図を参照しながら説明すると、以下のように行なわれる。
先ず、人手によって、図10に示すように、予め食品Sが入れられた包装袋Fを、保持ケース10に保持させ(図12(a))、図3に示すように、この保持ケース10をコンベア1によって搬送する。
保持ケース10が、封止部20の前位に至ると、前面部折り込み機構40のフィンガ41が進出位置Aに位置させられ、これにより、搬送される包装袋Fの開放端部Faの前面部中央が前後方向の内側に折り込まれる(図12(b))とともに、フィンガ41の先端鉤部により前後方向の内側に折り込まれた左右の折り込み端縁を幅方向の内側によらないように保持する。また、後面部折り込み機構46のモータ49が往復駆動し振り子棒47を進出位置Aに位置させ、包装袋Fの開放端部Faの後面部中央を内側に折り込み、重畳機構50の作動する直前に振り子棒47を後退位置Bに位置させる(図12(c))。この前面部折り込み機構40及び後面部折り込み機構46によって、包装袋Fの全ての開放端部Faの開放端縁が溶着切断線よりも上方に位置するように折り畳まれる。そして、その直後に、重畳機構50が作動する。
【0019】
重畳機構50においては、図8に示すように、押圧板駆動機構52であるエアシリンダ53が進出して、押圧板51を離間位置Yから押圧位置Xに進出させる。これにより、包装袋Fの開放端部Faが両側から押圧されて重畳させられる(図12(d))。
この場合、包装袋Fの開放端部Faが押圧板51で押圧されるので、開放端部Faを確実に扁平にすることができ、開放端部Faの折り込み状態が均一に安定化させられる。また、包装袋Fは、上記の前面部折り込み機構40及び後面部折り込み機構46によって、包装袋Fの開放端部Faの開放端縁が溶着切断線よりも上方に位置するように内側に折り込まれているので、一度の溶着切断による密封包装が確実に行なわれる状態で重畳させられる。
また、この場合、前面部折り込み機構40,後面部折り込み機構46及び重畳機構50が作動するタイミングが、保持ケース10の搬送位置の検知に基づいて行なわれるが、保持ケース10は、そのラックギヤ16が歯付ベルトコンベア4に噛合して所定速度で搬送されるので、各機構の作用が包装袋Fに対して一定の位置関係を保持して行なわれることになり、ずれが生じることが防止されることから、確実に包装袋Fの折り込み及び重畳が行なわれる。
【0020】
次に、保持ケース10が搬送されて、封止部20に至り、超音波溶着切断装置のアンビル21と超音波振動ホーン23によって、溶着切断される(図12(e))。そして、吸引管39により、溶着切断された包装袋Fの開放端部Faのフィィムが吸引されて除去される(図12(f))。
この場合、一度の溶断により重畳させられたフィルムの重ね枚数如何にかかわらず、フィルムをより一層均一かつ確実に溶着切断することができるようになる。即ち、正常に重畳したフィルムの枚数は、溶着線に沿って2枚,4枚及び/又は6枚の部分のいずれかになる。従って、フィルムの重なった枚数が最小2枚から最大6枚まで変動する。通常熱圧着では、気密確保に難があるが、超音波溶着切断の採用によって密封を確保できるのである。
更に、この場合、包装袋Fの開放端部Faは、溶断される前に、重畳機構50によって押圧されて予め重畳させられており、開放端部Faの折り込み状態が均一に安定化されているので、フィルムの重なりにずれが生じてしまう事態が防止され、溶着不良が生じて密封精度を損ねたり、外観品質を低下させてしまう事態が防止される。
また、包装袋Fの開放端部Faは、ガイド部55のスリット54に入り込んで溶断されるので、封止部20の溶着時に、開放端部Faが重畳状態でガイドされることになり、この点でも、開放端部Faの折り込み状態を均一に安定化しているので、フィルムの重なりにずれが生じてしまう事態が防止され、溶着不良が生じて密封精度を損ねたり、外観品質を低下させてしまう事態が防止される。
【0021】
更に、歯付ベルトコンベア4が、封止部20が作動する所要区間にも設けられているので、保持ケース10は、そのラックギヤ16が歯付ベルトコンベア4に噛合して所定速度で搬送され、これに伴って包装袋Fの開放端部Faも所定速度で移動することから、この点でも、フィルムの重なりにずれが生じてしまう事態が防止され、溶着不良が生じて密封精度を損ねたり、外観品質を低下させてしまう事態が防止される。
更にまた、超音波溶着切断装置においては、図9に示すように、重畳された包装袋Fの開放端部Faがローラ26,28で押えられ、ローラ26,28の回転速度は、保持ケース10の移動速度に合致させられているので、フィルムがずれたり捩じれたりすることがなく、均一に溶断される。即ち、アンビル21の外周縁部22とホーン23との間に加圧挾持されたフィルム同士が溶断抵抗によってずれたり捩じれたりして不均一に溶着されることが防止され、そのため、包装袋Fの形状が歪んで中の食品Sを押し潰したり、外観品質を損ねたりすることが防止されるのである。
【0022】
その後、保持ケース10が搬送されて、封止部20の後流に設けられたラベラ7により包装袋Fに日付け等を印字したラベルが貼付された後、図1及び図11に示すように、排出部60に至り、引き上げベルトコンベア61によって、封止された包装袋Fが排出される(図12(g))。
この場合、引き上げベルトコンベア61が、保持ケース10の一対の側板12間に相対的に入り込み、保持ケース10の支承部材13に支承された包装袋Fにベルト68が当接してこれを引き上げる。
この場合、アーム63の中間部に設けた第2従動プーリ67により、先端側のベルト68の傾斜角度が大きく設定され、後端側のベルト68の傾斜角度が小さく設定されているので、ベルト68全体を高角度にしなくても良く、ベルト68の後端側を低く調整することができる。また、保持ケース10から包装袋Fを排出した後、傾斜角度の小さいベルト68に移行できるので、包装袋Fの姿勢を安定化でき、高角度上昇の不安定さが解消される。
そして、包装袋Fは、一対のガイドシャフト71にガイドされて搬送されていく。そのため、落下等が防止され、引き上げベルトコンベア61のベルト68に沿って確実に搬送される。また、包装袋Fは引き上げられて排出されるので、落下させて排出する場合に比較して、製品が傷みにくくなる。
そしてまた、包装袋Fが引き上げられて排出されることは、以下の利点をもたらす。即ち、引き上げベルトコンベア61が包装袋Fを引き上げるので、包装袋Fの排出位置を従来のようなコンベアの終端のみならず、コンベア1の径路途中に設定できるようになる。その結果、コンベア1の径路を、図3(a)に示す点線のように、容易に延長したり折り曲げて設置することができ、そのため、工場での配置の自由度が向上させられる。
【0023】
また、封止部20において、所定回数の溶着が行なわれたならば、図9に示すように、ナット38をゆるめて、支持軸25をベース部材6に対して軸を中心にして回転させ、超音波振動ホーン23に対するアンビル21の外周縁部22の位置を調整する。これにより、アンビル21の外周縁部22の全周を超音波振動ホーン23に対して対向させることができ、そのため、偏った摩耗が低減され、アンビル21の寿命を延ばすことができる。
【0024】
尚、上記実施の形態では、前面部折り込み機構40をフィンガ41で包装袋Fの開放端部の前面部中央を内側に折り込むようにし、後面部折り込み機構46を振り子棒47で包装袋Fの開放端部の後面部中央を内側に折り込むようにしたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、前後逆の構成にし、あるいは、両者をフィンガタイプとし、あるいはまた、両者を振り子棒タイプとして構成しても良く適宜変更して差支えない。
この場合、食品Sが上記のように三角柱状で柔らかい鋭角部分があるような場合には、鋭角部分側(上記の例では前側)は、フィンガ41で折り込むことが望ましい。その理由は、フィンガ41を使用しないでエアー等で折り曲げるだけであると、上記押圧板51の押圧により包装袋Fの開放端部Faの鋭角側に幅方向の内側方向への引っ張り力が生じて、柔らかい製品の鋭角部分のつぶれが生じるからであるが、フィンガ41の先端鉤部により前後方向の内側に折り込まれた包装袋Fの開放端部Faの前面中央の左右の折り込み端縁を保持し、上記押圧板51の押圧による幅方向の内側方向への引っ張り力に抵抗するようにしてこれを防止するためである。
尚また、前面部折り込み機構40または後面部折り込み機構46を、上記の機構に替えて、従来周知のエアーの吹き出しによって包装袋Fの開放端部の中央を内側に折り込む機構で構成しても良く、適宜変更して差支えない。
また、本発明のコンベアは、上側から下側に反転する縦回転式のコンベアに限らず、平面回転式のコンベアであっても良く、どちらのタイプのコンベアにも適用できる。
更に、上記実施の形態では、食品Sとして食パン,菓子パン等のパン類及びケーキ等の菓子類を対象としたが、必ずしもこれに限定されるものではなく、他の種々の食品を対象として良い。また、物品として食品Sに限らず、どのような物品であっても本発明を適用できることは勿論である。即ち、上記の食品の包装装置に組み込まれたものに限定されるものではなく、どのような物品の排出用にも本発明を適用できることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の物品の排出装置によれば、排出部を、コンベアで搬送されてくる保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出し、側板間に臨んで物品を引き上げる引き上げベルトコンベアを備えて構成したので、引き上げベルトコンベアが、保持ケースの一対の側板間に相対的に入り込み、保持ケースの支承部材に支承された物品に当接してこれを引き上げることから、物品の排出位置を従来のようなコンベアの終端のみならず、コンベアの径路途中に設定できるようになる。その結果、コンベアの径路を容易に延長したり折り曲げて設置することができるようになり、工場での配置の自由度を大幅に向上させることができる。
また、傾斜面を有した物品を保持できるように、保持ケースを、ベース板と、ベース板の左右に所定の間隔を有して立設され物品の左右を押える一対の側板と、側板に設けられ物品の傾斜面を前側にして物品の傾斜面を支承する支承部材とを備えて構成した場合には、傾斜面を有した物品においても、引き上げベルトコンベアで排出させることができる。
この場合、保持ケースを、側板に設けられ物品の後側を押える押え板を備えて構成すれば、物品の保持を確実にすることができる。
【0026】
更に、引き上げベルトコンベアを、支持脚側に一端が固定され他端が上流下方に向けて延び保持ケースの側板間を通過可能に突出したアームと、支持脚に回転自在に設けられる原動シャフトに設けられる原動プーリと、アームの先端に設けられる従動プーリと、原動プーリ及び従動プーリに掛け渡されるベルトと、原動シャフトを回転させるモータとを備えて構成した場合には、簡易な機構で装置を作製できる。
この場合、上記アームの中間部に、上記ベルトの傾斜角度を変える第2従動プーリを設けた構成とすれば、先端側のベルトの傾斜角度を大きくし、後端側のベルトの傾斜角度を小さくすることができるので、ベルト全体を高角度にしなくても良く、ベルトの後端側を低く調整することができる。また、保持ケースから物品を排出した後、傾斜角度の小さいベルトに移行できるので、物品の姿勢を安定化でき、高角度上昇の不安定さを解消できる。
更にまた、引き上げベルトコンベアの上方に、引き上げられた物品を左右からガイドする一対のガイドシャフトを設けた場合には、物品は一対のガイドシャフトにガイドされて排出されるので、落下等を防止することができ、引き上げベルトコンベアに沿って確実に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置をその作用とともに示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置の全体を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置の要部を示す平面図である。
【図5】図4に示す部分を抜き出して示す平面図である。
【図6】図4に示す本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置の正面図である。
【図7】図6に示す本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置の側面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置の重畳機構をその作用とともに示す図であり、(a)は離間位置における平面図、(b)は押圧位置における平面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置の封止部の構成を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置の保持ケースを物品としての包装袋及び食品とともに示す斜視図である。
【図11】 本発明の実施の形態に係る物品の排出装置の排出部の構成を示す斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る物品の排出装置が組み込まれた包装装置により食品を包装するときの工程を示す図である。
【図13】包装装置における従来の物品の排出方法を示す図である。
【符号の説明】
H 排出装置
S 食品(物品)
Sa 傾斜面
F 包装袋
Fa 開放端部
1 コンベア
2 機枠
3 ローラコンベア
4 歯付ベルトコンベア
6 ベース部材
7 ラベラ
10 保持ケース
11 ベース板
12 側板
13 支承部材
13a 傾斜面
14 押え板
15 脚板
16 ラックギヤ
20 封止部
21 アンビル
22 外周縁部
23 超音波振動ホーン
25 支持軸
26 第一ローラ
28 第二ローラ
39 吸引管
40 前面部折り込み機構
41 フィンガ
42 移動機構
46 後面部折り込み機構
47 振り子棒
48 揺動機構
49 モータ
A 進出位置
B 後退位置
50 重畳機構
51 押圧板
X 押圧位置
Y 離間位置
52 押圧板駆動機構
53 エアシリンダ
54 スリット
55 ガイド部
60 排出部
61 引き上げベルトコンベア
62 支持脚
63 アーム
64 原動シャフト
65 原動プーリ
66,67 従動プーリ
68 ベルト
69 減速ギヤボックス
70 モータ
71 ガイドシャフト
72 取付部材

Claims (5)

  1. 物品を搬送するコンベアと、該コンベアから上記物品を排出する排出部とを備えた物品の排出装置において、上記コンベアによって搬送され上記物品を保持する保持ケースを設け、該保持ケースを、ベース板と、該ベース板の左右に所定の間隔を有して立設される一対の側板と、該側板の内側に設けられ上記物品を支承する支承部材とを備えて構成し、上記排出部を、上記コンベアで搬送されてくる保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出し、該側板間に臨んで物品を引き上げる引き上げベルトコンベアを備えて構成し、該引き上げベルトコンベアを、上記コンベアの両側に設けられる支持脚と、該支持脚側に一端が固定され他端が上流下方に向けて延び上記保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出したアームと、上記支持脚に回転自在に設けられる原動シャフトと、該原動シャフトに設けられる原動プーリと、上記アームの先端に設けられる従動プーリと、上記原動プーリ及び従動プーリに掛け渡されるベルトと、上記原動シャフトを回転させるモータとを備えて構成したことを特徴とする物品の排出装置。
  2. 傾斜面を有した物品を搬送するコンベアと、該コンベアから上記物品を排出する排出部とを備えた物品の排出装置において、上記コンベアによって搬送され上記物品を保持する保持ケースを設け、該保持ケースを、ベース板と、該ベース板の左右に所定の間隔を有して立設され物品の左右を押える一対の側板と、該側板の内側に設けられ上記物品の傾斜面を前側にして該物品の傾斜面を支承する支承部材とを備えて構成し、上記排出部を、上記コンベアで搬送されてくる保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出し、該側板間に臨んで物品を引き上げる引き上げベルトコンベアを備えて構成し、該引き上げベルトコンベアを、上記コンベアの両側に設けられる支持脚と、該支持脚側に一端が固定され他端が上流下方に向けて延び上記保持ケースの一対の側板間を通過可能に突出したアームと、上記支持脚に回転自在に設けられる原動シャフトと、該原動シャフトに設けられる原動プーリと、上記アームの先端に設けられる従動プーリと、上記原動プーリ及び従動プーリに掛け渡されるベルトと、上記原動シャフトを回転させるモータとを備えて構成したことを特徴とする物品の排出装置。
  3. 上記保持ケースを、上記側板に設けられ物品の後側を押える押え板を備えて構成したことを特徴とする請求項2記載の物品の排出装置。
  4. 上記アームの中間部に、上記ベルトの傾斜角度を変える第2従動プーリを設けたことを特徴とする請求項1,2または3記載の物品の排出装置。
  5. 上記引き上げベルトコンベアの上方に、引き上げられた物品を左右からガイドする一対のガイドシャフトを設けたことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の物品の排出装置。
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