JP3816878B2 - 多スピンドル回転機械 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも1つのスタンドとそのスタンドの片側に配置された作動領域を有する機械フレームと、スタンドに配置されスピンドル軸の周りを回転可能な少なくとも1つの、作動領域に面する加工物チャック付き加工物スピンドルと、スタンドに対してX軸及びZ軸方向に移動可能な工具キャリッジと、工具キャリッジに取り付けられる加工工具と、工具キャリッジがX方向に移動可能に取り付けられるキャリッジガイドと、ボールネジスピンドル及びボールネジナットを有する工具キャリッジ用Xフィードギア機構と、キャリッジガイドが取付られ、スタンドを貫通して延伸し、スタンドのガイドに移動可能に取り付けられているZ方向に移動可能なZ移動部を備える、回転機械、特に多スピンドル回転機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
この様な回転機械は例えばDE-A-2517759号又はEP-A-0433722号により公知である。これらの回転機械では工具キャリッジはキャリッジガイドとフィードモータと共に作動領域に配置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、この特定のタイプの回転機械を改良することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明による前述のタイプの回転機械によって達成することができ、Xフィードギア機構のボールネジスピンドルを駆動する駆動軸がZ移動部を貫通し、Xフィードモータのモータ軸からXフィードギア機構のボールネジスピンドルまで延伸している。
【0005】
Zスリーブの取付機構が請求項2と3の主題である。
【0006】
Xフィードモータの配置に関しては、請求項4から7のいずれか一項に記載の解決方法が望ましい。
【0007】
基本的に、駆動軸はZ移動部の片側に延在する。
【0008】
しかし、駆動軸はZ移動部の内部を貫通するのが特に望ましい。
【0009】
駆動軸の好ましい配置も請求項8、9の主題である。
【0010】
Z方向送りの好ましい配置に関する更なる実施態様は、請求項10から15の主題である。
【0011】
回転機械の特に有効な構成が、請求項16から19の主題である。
【0012】
本発明の多スピンドル回転機械の更に有効な実施態様は、機械フレームと、機械フレームに対して実質的に水平な回転軸線の回りを回転可能なドラムと、ドラム上の各個別位置に配置される加工物スピンドルと、工具支持体に配置され、加工物スピンドルに保持される加工物を加工する工具とを備え、上記加工物スピンドルのスピンドル軸線は回転軸に対して実質的に平行に配列され、加工物の加工中は、各スピンドル軸方向に、ドラムに対して互いに独立に、リニアドライブによって移動可能である。
【0013】
この多スピンドル回転機械において、各加工物スピンドルは、それをスピンドル軸方向に動かすためのドラム上に配置されたそれ専用のリニアドライバに連動せしめられ、加工物スピンドルは常時そのリニアドライバに結合されている。
【0014】
この様な解決方法によれば、対応する加工物スピンドルをスピンドル軸方向で、できるだけ正確に位置決めできるようになり、各加工物スピンドルがそれぞれ個別のスピンドルステーションにおいて別のリニアドライバによって駆動されることに起因する全ての問題も取り除かれるという大きな利点を有する。
【0015】
さらに、この解決方法は、個々のリニアドライブと個々の加工物スピンドルの間で個々に解放され、再生されねばならない結合に起因する全ての問題を取り除くという大きな利点を有する。
【0016】
結果的に、本発明による解決方法は、 DE-OS 25 28 001号公報の場合の様に、各シリンダのインデックス動作の前に、加工物スピンドルを初期位置に戻すことを必要としないという、部品レートを低減し、シリンダのインデックスを加速するための大きな利点を有する。本発明による解決では、各加工物スピンドルのスピンドル軸方向の位置は、原則的に、シリンダのインデックスの間は保持され、すなわち、固定された工具との衝突の危険性が無い場合においてのみ新しい位置に近づくことができる。
【0017】
本発明の特に有利な解決方法は、スピンドル軸の方向において、リニアドライブにより、加工物スピンドルが特定的に位置決めされ、その位置に対して、固定されることを提供する。この解決方法はさらに、ディスクカムで制御されるリニアドライブに対して、力がスピンドル軸において反対の方向に吸収することができ、それによって、例えば、対をなすような回転動作もまた可能であるという利点を有し、そこにおいては、切削の力は対向する方向の両方において発生する。
【0018】
この様なリニアドライブの特に有利な実施の形態は、これはスピンドルドライブとして構築されるということを提供し、シリンダに取り付けられたドライブモータを具備し、この場合、加工物スピンドルの縦方向の位置決めは、このドライブモータとスピンドルドライブによって実行され、終了の際に、同時に加工物スピンドルの締結をする。
【0019】
本発明による多スピンドル回転機械の特に有利な実施の形態は、加工物スピンドルが数値制御される軸部材によってスピンドル軸の方向に移動可能にされるということを提供する。この様な、数値制御される軸部材は、一方では数値制御による通常の公知の利点を有するとともに、加えて、加工物スピンドルの素早いモーションの動きが、簡単に得られるということ、特に、シリンダの加工物スピンドルのある1つの場合は既に可能であって、その他の加工物スピンドルの場合は、シリンダが、まだ加工の間、数値制御された軸方向動きに支配されている、という風に、素早いモーションの動きが、簡単に、且つ、それぞれ他のスピンドルから独立して得られるというさらなる利点を有する。
【0020】
各加工物スピンドルのためのリニアドライブは基本的には、シリンダのいかなる点の、いかなる場所にも配設することが可能である。例えば、リニアドライブを回転軸に対して半径方向の各加工物スピンドルの内側にあるように配設することも可能である。しかしながら、これは、加工物スピンドルを回転軸から比較的離れた場所に位置させねばならないとういう欠点もある。
【0021】
この理由のために、特に有利な実施の形態では、リニアドライブは、シリンダ上で各加工物スピンドルに対して、半径方向の外側に配設される。
【0022】
スピンドルシリンダの特に小形の構造を可能とするために、さらに有利な実施の形態は、リニアドライブが加工物スピンドルに対してある角度だけオフセットされ、それにより、リニアドライブは各加工物スピンドルに対して正しく外側にあるのではなく、ある角度だけオフセットされていて、かくして、更に回転軸に対して付加的にオフセットされている。
【0023】
リニアドライブのドライブモータまたはリニアドライブ全体を2つの隣接する加工物スピンドルの間の角度範囲に配設することにより構造は特に小形になり、それにより2つの加工物スピンドルの間のスペースの利用が最適化される。
【0024】
これまで加工物スピンドル自体の構造については詳細が与えられてない。したがって、例えば、加工物スピンドルがフランジ搭載スピンドルモータを備えることが可能である。しかし、もし加工物スピンドルがモータスピンドルとして構成されていれば、すなわち、ビルトインモータが加工物スピンドルを受容するスリーブの中に備えられていれば特に有利である。
【0025】
これまで本発明による多スピンドル回転機械のさらなる構造については詳細が与えられてない。
【0026】
基本的に、加工物スピンドルに保持された加工物の加工を個々のステーションにておこなう工具用のキャリッジもまたシリンダが取り付けられた機械フレームの上に配設され、この場合、加工物スピンドルのスピンドル軸方向の動きは、付加的に加工物を加工する間のZ軸方向の動きに利用される。しかしながら、これは、同様に提供された工具のZ軸方向の動きを排除するものではない。
【0027】
しかしながら、もし、少なくとも1つの加工手段が、加工物スピンドルの内の1つと共に、機械フレームの上に、シリンダと反対の作動領域側に配列されるならば、加工物スピンドルのスピンドル軸方向の動きは、特に有利に、利用することができる、そして、これらの加工手段は、以下に詳細が述べられる多くの異なる方法によって構築され、利用される。
【0028】
加工手段の構造と配置は、好ましくは、加工物スピンドルのスピンドル軸方向の動きを利用して、それらが共働するようにされる。
【0029】
一つまたはそれ以上の加工手段は、この場合、機械フレーム上に、基本的に動かないように配設することができる。
【0030】
しかしながら、本発明による多スピンドル回転機械の特に有利な実施の形態は、加工手段がシリンダの回転軸に平行な回転軸の回りに回転可能なサポートの上に配置されることを提供し、それによりサポートがシリンダと同軸的に回転可能であれば特に小形の構造が達成される。
【0031】
一つ及び同じ加工手段を、一つではなく、幾つかのステーションに使用する可能性があるので、この様な、シリンダの回転軸と同軸的に回転可能なサポートの上に配置される加工手段は、多くの、さらなる利点を、本発明による解決方法と共に提供する。
【0032】
これは、例えば、サポートを、回転軸回りの回転動きに対し、シリンダに対して固定的に結合して、それにより加工物スピンドルに対して割り当てられた加工手段を、割り当てられたままにし、加工物スピンドルと一緒に回転することにより可能にされ、そして、例えば加工物スピンドルを割り当てられた加工手段と共に、全てのスピンドルステーションを通して、動かすことが可能である。シリンダとサポートの回転動きの固定的な結合は機械的におこなわれる必要はなく、分離したドライブの適切な制御によっておこなうこともできる。
【0033】
しかしながら、サポートがシリンダから独立して回転可能であることも、ここでは代替的に可能である。これはシリンダとサポートを回転し、それにより加工物スピンドルと割り当てられた加工手段をそれぞれ同じステーションになお在らしめて、しかし、これらを同期した動きには到らしめないことを提供する。しかしながら、加工手段を異なる加工物スピンドルに割り当てることも可能である。
【0034】
もし、シリンダとサポートをドライブするために別々のドライブをそれぞれに備えていれば、特別に有利である、というのは、結果的に、絶対に必要な機械的結合、それは常時、降下時の切削と、付加的な、例えば、半径方向に作動する、工具等の配置を妨げる。
【0035】
シリンダとサポートに別々のドライブを準備することは、シリンダとサポートの間に何ら機械的な結合をせずに、作動領域、特にシリンダとサポートの面の間にある部分の利用の可能性を提供し、工具を配設して動かすためのさらなるスペースが得られる。
【0036】
これまで、シリンダの回転容量についてはこれ以上の詳細は与えられなかった。例えば、従来の多スピンドル回転機械の場合に通常なされるように、機械フレームに堅固に配設された個々のステーションの中にシリンダを動かし、それらの中にそれを位置する、マルタクロス回転駆動を有するシリンダを提供することが考えられる。
【0037】
しかしながら、もしシリンダが数値制御された軸部材として回転可能に制御された場合には特に有利である、というのは、この様なシリンダのための回転駆動は、特定の角速度プロファイルにしたがってシリンダを回転する可能性を提供するからである、そして特に、さらに、加工物スピンドルを1つのステーションからそれぞれ次のステーションに、あるいはさらに離れて配置されたステーションに直接動かすからであって、これはマルタクロスを使う従来のシリンダの位置決めでは不可能であった。
【0038】
同様に、回転可能なサポートの場合には、マルタクロス回転駆動を用いてこれをも回転せしめることが考えられる。しかしながら、サポートをも数値制御された軸部材として回転自在に制御するように構築することはより一層有利であって、そしてサポートはこの様に構築され、回転ドライブとともに正確に位置決めされる。
【0039】
複数の加工動作に対して、もし加工手段が、加工物を加工する間、加工物スピンドルの内の1つに割り当てられていて、作動領域に関してこれと反対に位置されれば、特に有利である、というのは、この位置における加工手段により加工は他の加工物スピンドルにより邪魔されることなくおこなわれるからである。
【0040】
この場合に、もし、サポートが幾つかの加工手段を備え、各加工手段が、シリンダの少なくとも1つの割り当てられた加工物スピンドルと共働する様に配列されているのであれば特に好都合であることが明らかにされている。
【0041】
これは、幾つかの加工物スピンドルに保持された加工物を、格段に簡単に、多数加工することを可能にする。
【0042】
加工手段の構造は、例えば、それが1つの加工物スピンドルに割り当てられるようにすることができる。しかしながら、加工手段がシリンダの各加工物スピンドルに割り当てられる様に構築されれば特に有利であって、この様にすることにより加工物の加工を柔軟におこなうことができる。
【0043】
この場合に、特に有利な解決方法は、加工物を一方では加工物スピンドルで支持、ガイドし、他方では加工手段で支持、ガイドする可能性を提供するために、加工物の加工の間、加工手段がそこに割り当てられた加工物スピンドルのスピンドル軸と同軸な中心軸に整列されることを提供する。
【0044】
特に、加工物が一方では加工物スピンドルで支持、ガイドされ、他方では加工手段で支持、ガイドされねばならない場合には、もし、支持された加工物が加工手段内で回転軸回りを、これまた加工物を支持している割り当てられた加工物スピンドルに同期して回転せしめられ、加工物が両側を支持されている間さらに回転できるようにすれば有利である。
【0045】
最も簡単な場合には、加工手段は置換可能的にサポートの上に保持される。しかし、もし、加工手段が、回転軸の方向に平行に、他の加工手段から独立してるサポートに対して動ければ特に有利である。
【0046】
この様な、加工手段の移動性は、もし、各加工手段が回転軸の方向において同じ動きのための専用のリニアドライブを割り当てられている場合には、特に簡単な方法で達成される。
【0047】
特に、加工手段をできるだけ精密に位置決めできるようにし、サポートの全ての回転位置において正確に位置させるためには、もし、加工手段が常時リニアドライブに結合されている場合には特に有利である。
【0048】
加工手段を回転軸に平行な方向においてそれらの各々の位置に固定するためのその他の不要な手段を与えるために、もし、リニアドライブによって、加工手段が回転軸の方向に平行な位置に対して、特定的に位置決めされ、固定されれば有利である。
【0049】
これは、もし、リニアドライブがスピンドルドライブとして形成されている場合には最も簡単に達成できる。
【0050】
さらには、特に加工手段の位置決めに高い精度を得るためには、もし、加工手段自体がサポートに対して、全体として単独に直線的に移動可能であれば有利である、というのは加工手段全体の、軸方向に単独に可能な、この様な動きはサポートの上におけるそれの精密なガイドを可能にするからである。
【0051】
特に、一方で加工手段の位置決めが正確にできるように、他方でクイックモーションの動きが可能ななかで特別に素早い動きを得ることができるようにするために、もし、加工手段が数値制御された軸部材によって、回転軸に平行な方向に移動せしめられれば特に好都合である。
【0052】
加工中に降下する切削のため、また加工物の最適な接近性のためには、特に、また、加工物のシリンダからサポートへの、及びその逆の移動のため、もし、加工手段の加工要素が作動領域に面し、特にこれを画定しているシリンダまたはサポートの面の前方に位置されれば、特に好都合である。
【0053】
最適な接近性の確保のために加工要素自体を常時作動領域内に配置することを確実にするために、もし加工要素がシリンダまたはサポートの面の前方にあれば特に有利である。
【0054】
このように述べられた範囲の実施の形態においては加工手段のさらなる詳細については説明されていない。以下、特に有利な実施の形態が、加工手段が工具支持固定具を具備することを提供する。
【0055】
特に有利な実施の形態は加工手段が回転工具のための工具支持固定具を具備することを提供する。
【0056】
さらなる実施の形態は加工手段がテイルストックを具備することを提供する。
【0057】
さらなる有利な実施の形態は加工手段が縦方向回転ガイドを具備することを提供する。
【0058】
特に好ましい実施の形態は、加工手段が加工物スピンドルとして構築され、そこでは、加工物スピンドルは加工物の把持または保持、または縦方向の回転の間のガイドに使用することができ、そして後者の場合、加工物把持要素は加工物、例えば、この加工物スピンドルから取り除くことができ、また、例えば、対向する加工物スピンドルを引っ張る、材料ロッドの形状の物を、ガイドする役をなす。
【0059】
この場合に、加工物スピンドルは、材料ロッドのための軸方向に延伸するガイドチャンネルを有するように構築される。
【0060】
加工物スピンドルそれ自体はさらなる詳細は示されていない。特に有利な実施の形態は加工物スピンドルがモータスピンドルとして構築されることを提供する。
【0061】
本発明による機械では、基本的に、シリンダとサポートの双方に対して、さらに、常時、一方向に回転可能であることができる。これらの場合、従来技術から公知の様に、例えば、マルタクロス回転駆動を備え、それはシリンダとサポートを、加工物スピンドルまたは加工手段が1つのステーションから次のステーションに動くように、常時回転せしめる。
【0062】
しかしながら、この様な作動のモードは、特にデジタルデータの搬送の点で、加工物スピンドルと加工手段に連なる制御と供給のラインがロータリリードを介してそれらと連結せねばならないという欠点を有している。
【0063】
この理由のために、本発明による解決の有利な実施の形態は、シリンダおよび、またはサポートが、初期位置から、略最大角度、最終位置まで、そしてそこから再び初期位置まで回転せしめられ、また、機械フレームとシリンダまたはサポートの間に、端部側において、一端が機械フレームに、他端がシリンダまたはサポートに堅固に結合された柔軟な供給ストランドが配設され、その回転動きの柔軟性によって最大角度の回りに追従するということを提供する。
【0064】
この解決方法は、シリンダまたはサポート上に配設されたすべての加工物スピンドルまたは加工手段との固定的な結合が可能であり、したがって、これらを、例えば、シリンダまたはサポートが回転移動している間に発動したり、さらにまた部品レートを低減するためにそれらに駆動パワーを供給することができるという大きな利点を有する。結果的に、例えば、シリンダの回転中のできるだけ早い時期に、加工物スピンドルは、特定の回転速度まで加速されることもあり、あるいは、特定の回転速度から他の速度へブレーキをかけられる、あるいは、加工物スピンドルを回転軸に平行な方向において、前のステーションで要求された位置から、次のステーションで要求される別の位置への移動の可能性もあり、あるいは、また、例えば、固定された工具との衝突を避けるために、それを動かすこともある。これは加工手段にも適用される。
【0065】
【発明の実施の形態】
本発明のさらなる特徴と利点は以下の説明および実施の形態の図により明らかとなろう。
【0066】
図1に示される本発明による多スピンドル回転機械の一つの実施の形態は総体的に番号10で示される機械フレームを有し、それは基部16で相互に連結される第1スタンド12と第2スタンド14を備えている。総体的に番号18で示される作動領域は二つのスタンド12、14の間にある。
【0067】
総体的に番号20で示される第1シリンダは、作動領域18に面する前側シリンダベアリング24と、第1スタンド12の作動領域18から離れる側の後側シリンダベアリング26を有して、第1スタンド12に横向きの回転軸22の回りを回転できるように取り付けられている。総体的に番号28で示される回転駆動体28が第1シリンダ20に取り付けられていて、回転駆動体28は駆動モータ30と、例えば、歯付きベルト伝達器31を備え、それによってシリンダ20は後側シリンダベアリング26の領域において駆動される。この場合、回転駆動体26は好ましくは数値制御される回転シャフト部材で構成され、それにより、シリンダ20はいかなる回転位置にも正確に位置決めすることができる。
【0068】
第1スタンド12の作動領域18に面する側には、第1スタンドとシリンダ20の間に作用する3分割セレイション34がシリンダ20の各回転位置を固定するために設けられていて、該セレイションは前側シリンダベアリング24と作動領域18の間に配置されていて油圧で操作することが可能である。
【0069】
図1、2に示される様に、例えば、加工物スピンドルとして形成されている複数の加工手段40が、シリンダ20の上の、それぞれ独立した位置42a,42b,42c,42d,42e,42fに配設されていて、各位置42aにおいてどの場合でも加工手段40は回転中心22からの半径方向の距離が等しく、各位置は回転軸22の回りに等角度間隔で配置されている。
【0070】
さらに、全ての加工手段40は、回転軸22に平行で、それ故、横方向に延伸している軸44にと共に延伸していて、また加工手段40に囲まれた加工要素46、例えば加工物チャック、が作動領域18に面するように配置されていて、そこに把持された加工物Wは作動領域18内で加工される。
【0071】
第2のスタンド14には、作動領域18に面する前側シリンダベアリング52と第2スタンド14の作動領域18から離れる側の後側シリンダベアリング54によって、第2のスタンド14の回転中心22と同軸的に回転するように取り付けられた第2のシリンダ50がさらなる加工手段40の支持体として配置されている。この場合には、第2シリンダ50を後側シリンダベアリング54の領域において駆動する、駆動モータ60と歯付きベルト伝達器61を有する回転駆動体58が、第2シリンダ50を回転すべく備えられている。回転駆動体58も、好ましくは数値制御される回転シャフト部材で構成され、それにより、シリンダ50はいかなる回転位置にも正確に位置決めすることができる。
【0072】
第2のスタンド14の作動領域18に面する側には、第2スタンドとカウンタシリンダ50の間に作用する3分割セレイション56がシリンダ50の各回転位置を固定するために設けられていて、該セレイションは前側シリンダベアリング52と作動領域18の間に配置されていて油圧で操作することが可能である。
【0073】
図3に示される様に、第2シリンダーには62aから62fの6個の位置が設けられていて、62aから62fの個々の位置はどれも回転中心軸22から等距離にあり、また、例えば、42aから42fの様に、互いに等角度間隔で配置されている。回転軸22に平行に配列された中心軸44を有し多く異なるタイプがある加工手段40は、これら62aから62fの位置に配置される。
【0074】
加工手段40のそれぞれはスリーブ64内に配置され、該スリーブ64は、第1シリンダ20または第2シリンダ50の、フロントベアリングプレート70またはリアベアリングプレート72の内部のガイド開口部66と68を通り抜けていて、ガイド開口部66と68にしっかり取り付けられているか、あるいはリニアガイド74または76により回転軸22に平行に、加工手段40の中心軸44に一致する中心軸78の方向に移動可能にガイドされている。
【0075】
シリンダ20および、またはシリンダ50に対するスリーブ64の特定的な移動のために、図4において総体的に番号80で示されるリニアドライブを備えており、該リニアドライブ80はボールスクリュースピンドル82を具備し、該ボールスクリュースピンドル82はベアリングプレート70と72の間に延伸し、リアベアリングプレート72に軸および半径方向ベアリング84により取り付けられ、駆動モータ88のモータ軸86に連結されている、該駆動モータ88はリアベアリングプレート72のフロントベアリングプレート70から遠い方の側に配設され、このリアベアリングプレートに支持されている。ボールスクリュースピンドル82自体は、スリーブ64の外側の回りに動かないように係着されているアーム94の通路92の内部に配設されたボールスクリューナット90の内部を通過している。アーム94は、好ましくは、リニアドライブ80の反対の側において、総体的に番号96で示される長手方向ガイド内でガイドされ、長手方向ガイド96はガイドボデー98を有し、ガイドボデー98はガイドバー100の上を摺動し、ガイドバー100はスリーブ64の中心軸78に平行で、回転軸22に平行である、その長手軸102と共に延伸し、カウンタシリンダ50のフロントベアリングプレート70、リアベアリングプレート72内に支持されている。この場合、長手方向ガイド96はスリーブ64をカウンタシリンダ50上において、長手方向では中心軸78の方向に移動自在で、回転方向には固定されるようにガイドする役を成している。
【0076】
図5に示されるようにリニアドライブ80は、好ましくは、長手方向軸104が連続する2つのスリーブ64の中心軸78の成す角度範囲の中心にあるように配置され、好ましくは、これら2つのスリーブ64と互い違いにされる。
【0077】
同じく図5に示される様に、長手方向ガイド96は、好ましくは、各スリーブ64の回転軸22に面した側に配置される。
【0078】
加工手段40は色々な風に構築することができる。例えば、単純な工具112は、図6に示されるように工具ホルダ110によってスリーブ64内に堅固に係止され、対向する加工物スピンドルの形状、例えばスリーブ64、に構築された加工手段内の加工物に向かって移動可能である。この場合、中心軸78に対する工具112の回転方向位置はシリンダ50内のスリーブ64の回転方向に固定された位置決めによって明確に固定することができる。
【0079】
図7に示される本発明による加工手段の第2の可能性は、工具支持取り付け具114を具備し、それはスリーブ64内に回転自在に配置され、その内部には回転工具118のホルダ116を挿入することができ、該回転工具118は、例えば、フライスとして構成される。
【0080】
この工具支持取り付け具114は中心軸78の回りを回転するように回転ベアリング120を介してスリーブ64内に取り付けられていて、ビルトインモータ122により駆動され、モータ122はスリーブ64の工具支持取り付け具114と反対側の領域に受容されている。ここで、ビルトインモータ122のステータ124はスリーブ64の端部凹部126に堅固に係止され、ロータ128は、一方で工具支持取り付け具114の回転ベアリング120の上方の側に取り付けられ、他方で工具支持取り付け具114とは逆の端部の領域内の端部回転ベアリング132の上方に取り付けられている駆動軸130の上に配置されている。ここで、駆動軸130はそれに堅固に連結された工具支持取り付け具114を駆動する。
【0081】
スリーブ64をその中心軸78に沿って移動せしめることにより、回転工具118は、例えば、加工物スピンドルとして構築された反対側の加工手段40に支持された加工物Wに向かって移動せしめられる、また、同時に回転工具118は、ビルトインモータ122によって回転するように駆動される。
【0082】
本発明による加工手段の第3の実施の形態においては、図8に示されるように、総体的に番号140で示される加工物スピンドルがスリーブ64の内部に配設されている。この加工物スピンドル140は、総体的に番号142で示される加工物把持要素を具備し、それは作動領域18に面するスリーブ64の前側108に配設され、回転ベアリング144によってスリーブ64内に回転自在に取り付けられている。
【0083】
ここで加工物把持要素142は、スリーブ64全体を貫通し、後側が回転ベアリング148を介して、その上に回転可能に取り付けられているスピンドルチューブ146上にあり、そして、この場合、回転軸としての中心軸78と同軸的に回転可能である。総体的な番号152で示されるビルトインモータ152のロータ150はスピンドルチューブ146の上にあり、ステータ154は、この場合、スリーブ64の後側凹部126内部に堅固に配設されている。
【0084】
加工物把持要素のコレットチャック156を操作するために、例えば、把持チューブ158がこのスピンドルチューブ146の内側から延伸して、スリーブ64の加工物チャック142と反対側に配設されている油圧式把持シリンダ160に達していて、コレットチャック156は把持チューブ158を介して油圧式把持シリンダ160により操作される。
【0085】
スリーブ64内に挿入された加工物スピンドル140は、この場合、スリーブ64を中心軸78の方向で、対向する加工手段、例えば、加工物スピンドルに配設された加工物Wに向かって動かすことによって、加工物Wに向かって、また、加工物Wから、動くことができる。
【0086】
本発明による加工手段のさらなる実施の形態では、図9に示されるように、材料ロッド172のためのガイド170を備えていて、該ガイド170は、例えば、ガイドブッシュにより形成されていて、スリーブ64を通って延伸して、その中に材料ロッド172が油膜174を介して回転自在にガイドされ、中心軸78に同軸な中心軸78の方向にガイドされる。この様なガイド170は対向する加工物スピンドル46と共働した長手方向の回転の実行の可能性を提供し、この場合に、対向する加工物加工手段40は加工物スピンドルとして構築され、加工物スピンドル140と共に述べられたのと同様に、スピンドル軸の方向に移動可能なようにスピンドルサポート20の内部に取り付けられなければならない。
【0087】
本発明による加工手段のさらなる実施の形態では、図10に示されるように、先端182を有するテイルストック180をスリーブ64の内部に備える。
【0088】
図示される実施の形態においては、位置42aから42fおよび位置62aから62fに配列される加工手段40は、支持20と50を回転することにより、スタンド12と14に対して固定の異なるステーション190aから190fと、192aから192fに位置決めされる。2つのスタンド12と14において、スタンド12と14に対してX軸方向とZ軸方向において全域移動可能な工具キャリッジ190が、ステーション192の一つまたはそれ以上に割り当てられていて、その中に加工手段40を移動することができ、図1と図11に示されるように加工工具196はこれらキャリッジの上に取り付けられる。
【0089】
この場合、工具キャリッジ194は総体的な番号198で示されるキャリッジガイドの上にあり、その上で回転軸22に対して横方向に、その様にして、スリーブ64の中心軸78に対しても横方向に、そして、好ましくはそれに垂直に、X軸方向に移動可能である。キャリッジ194の定められた位置決めのために、それはボールネジナット202を通るボールネジスピンドル204を有するボールネジナット202のためのマウンティング200を有する。ボールネジスピンドル204は、この場合、キャリッジガイド198の端部側に回転自在に、軸方向には動かない様に取り付けられている。
【0090】
キャリッジガイド198の全体はZ軸の方向に移動可能であって、それ自体はZスリーブ206の上にあり、該Zスリーブ206は各スタンド12および14を貫通し、ガイド208、210内に回転軸22または中心軸78に平行な方向に移動自在に取り付けられている。
【0091】
Zスリーブ206の移動のために、これはボールネジナット216を支持するホルダ214により係合されていて、該ボールネジナット216は、Zスリーブ206の次に配置されていて、そこを通るボールネジスピンドル218を有していて、ここでは、該ボールネジスピンドル218はスタンド12と14のそれぞれの内側に延伸し、中心軸212に平行に配置されている。ボールネジスピンドル218は、例えば、各スタンド12、14の一端に、回転ベアリング220によって回転自在に取り付けられていて総体的に番号224で示され、スタンド12、14のキャリッジガイド198と反対の側に突出し、そこに取り付けられているフィードモータの駆動軸222に連結されている。
【0092】
ボールネジスピンドル204を駆動するために、フィードモータ230のモータシャフト228に連結され、ボールネジスピンドル204まで延伸する駆動軸226がZスリーブ206を貫通している。この場合、駆動軸226はZスリーブ206の端部側で、回転ベアリング232内部に回転自在に取り付けられていて、駆動するために、マイター歯車234を介してボールネジスピンドル204に連結されている。
【0093】
したがって、ボールネジスピンドル204はフィードモータ230によって回転可能であり、このようにして横方向キャリッジ194は、各スピンドル軸44または中心軸78に対して横方向に移動可能である、そしてZスリーブ206の全体は、フィードモータ224によって中心軸212に平行に、したがって、また中心軸78のスピンドル軸44に平行に移動可能である。
【0094】
個々のステーション190と192内において、X軸と、Z軸方向に移動可能な工具196の回転駆動体28と58を発動するために、各位置42と62内の加工手段40と同様に、総体的に番号240が与えられている機械制御手段240を備えている(図1)。
【0095】
機械制御手段240と、シリンダ20及び、または50に配列された加工手段40の間の連結が、シリンダ20及び、または50のそれぞれについて、各スタンド12と14の、機械フレーム10と各シリンダ20または50の間の作動領域から離れた側に配列された供給コネクション242によって作られていて、それは、リンクチェーン246内にガイドされた供給ストランド244を具備していて、ここで、供給ストランド244は、一方の端部248において各スタンド12と14の後側の機械フレーム10に堅固に配置されて、他方の端部においてシリンダ20と50のそれぞれを越えて作動領域と反対のそれぞれの側に突出しているチューブ252に堅固に連結されていて、それによって、供給ストランド244は、回転軸22に垂直に拡がる平面内で、2つの端部248と250の間でスパイラル状に延びている。さらに、チューブ252はウォームケーシング254で囲まれていて、供給ストランド244はそこから開口部256を通って方向付けされている。
【0096】
図12と図13に示される様に、各シリンダ20および50は、約最大360−360/(ステーションの数)度、例えば、この実施の形態においては図12に示される初期位置から矢印258の方向に図13に示される最終位置まで300度回転可能である、ここで供給ストランド244の最終位置では、それ自体をチューブ252の回りにきついスパイラル状に巻き付ける。さらに、各シリンダ20と50は、矢印258と反対の方向、すなわち矢印260の方向に、図13に示される最終位置から図12に示される初期位置まで回転可能である、そこでチューブ252の回りにスパイラル状に巻かれていた供給ストランド244は巻きが解かれ、それ自体を開口部256を通ってウォームケーシング254の外に押し出す。
【0097】
回転軸22に対して垂直に拡がる面253内に供給ストランド244を保持するガイド板262が好ましくはウォームケーシング254の両側に備えられる。
【0098】
結果的に、各シリンダ20と50は、例えば、各独立したステップにおいて約300度の角度回転可能であり、位置42内の加工手段40のそれぞれは、最終位置に来るまで全てのステーション190または192を通過する。その後、ここのステーション190、192に停止することなく初期位置への素早い戻り回転が発生する、そしてこれに各ステーション190または192に停止する移動が発生する。
【0099】
本発明による多スピンドル回転機械に関し、以下の加工操作が、以下に詳細に述べられるバージョンによって可能となった。
【0100】
本発明による多スピンドル回転機械の非常に単純なバージョンでは(図14)、シリンダ内の加工手段のそれぞれは加工物スピンドル140を具備し、それの加工物把持手段142の中に加工物Wが把持される。
【0101】
第1のシリンダに対向して配置される第2のシリンダ50は、工具支持具110上に保持されスリーブ64内に配設され、作動領域18に面する工具112を具備する。
【0102】
最も簡単な場合には、この実施の形態において、シリンダ50を第2のスタンド14に堅固に係止し、それを回転駆動体58によって回転軸22の回りに回転できるように構築しないことも可能である。
【0103】
加工物スピンドル140をスリーブの中心軸78の方向に動かすことにより、今や、加工物Wは工具112の方向に移動可能であって、この動きは加工物Wを加工するためのZ軸の動きを構成する。この場合、加工物Wはビルトインモータにより同時に回転可能に駆動され、加工物Wの加工は、加工物Wと工具112の間のZ軸の動きにより、一方の側S1上で行われる。
【0104】
この様な加工物Wの加工は、例えば図14に示される様にステーション190a内でおこなわれる。ステーション190a内で加工物Wの加工が完了した後、シリンダ20は、加工物Wがすぐ次のステーション190b内の加工物スピンドル140によって位置決めされるようにインデックスされ、前のステーション190f内に位置決めされていた加工物Wはこれをステーション190aに保持している加工物スピンドル140により位置決めされ、したがって、工具112によるZ軸に沿った相互の動きによって同じ加工がおこなわれる。
【0105】
工具112による加工物Wの加工と同様な方法によって、別のバージョンにおいて、例えば、図15に示されるように、スピンドル位置190bにある加工物Wを、回転工具118により加工することができる、ここで回転工具118は、回転可能な工具保持フィクスチャ120として形成された加工手段40内の位置62bに取り付けられ、スリーブ64内のビルトインモータ122により回転するように駆動される。この場合に、加工物Wと工具118の間のZ軸にそった相対的な動きも、図14に関して説明した方法によって加工物スピンドル140をスリーブ64の中を動かすことによって得られる。このスピンドルステーションにおいては、直ぐ続く加工物Wのそれぞれも、シリンダ20を、図14に示した加工操作に関して説明したのと同じ方法によってインデックスすることによって加工することができる。
【0106】
図16に示される、本発明の多スピンドル回転機械のさらなるバージョンにおいては、加工物スピンドル140はシリンダ20の中に加工手段としてスリーブ64の内部にも備えられていて、また第2のシリンダ50の中のスリーブ内にも加工物スピンドル140を備える。この場合、第2のシリンダ50は、回転軸22の回りを第1のシリンダ20と同期して回転することが可能であり、そして、個々の位置42aおよび62aにおける個々の加工手段40は互いに同軸的に配列され、互いに明確に割り当てられる。
【0107】
この場合における、2つのシリンダ20、50の同期した回転は、数値制御される回転軸部材として構成された2つの回転駆動体28、58の同期した発動により発生せしめられる。
【0108】
この実施の形態では、加工物スピンドル140の両方共また、好ましくは、中心軸78の方向に移動可能とされる。
【0109】
このバージョンでは、加工物Wを、例えば、ステーション190aと192aのそれぞれにおいて、既述のキャリッジ194の上にそれぞれ配設された工具196によって加工することができ、この場合、キャリッジ194を動かすことにより、工具196は一方ではX軸にそって加工物Wに対して移動可能であり、他方では加工物Wは、対応するスリーブ64を中心軸78の方向に移動することにより工具196に対してZ軸の方向に移動可能である。
【0110】
この場合に、例えば、ステーション190aにおいてはS1の側で加工物Wの加工が発生し、ステーション192aにおいては対向して配列された加工物Wの加工はS2の側、すなわち、各ステーションにおいて前側S1において加工物Wが、後側S2において対向する加工物Wが加工される。
【0111】
この様なバージョンでは、例えば、ステーション190fと192fにおいて、加工物スピンドル140をそれらの中心軸78の方向において相互に向けて動かし、加工物Wを位置42fの加工物把持手段142から位置62fの加工物把持手段142に移動し、加工物スピンドル140加工物Wを位置42fの加工物スピンドル140から位置62fの加工物スピンドル140に移動することも、付加的に可能であり、それによって、例えば、ステーション190aから190eにおいては加工物Wの前側のS1の加工を発生せしめ、ステーション190fにおいては、加工物Wの移動が位置42の加工物スピンドル140から、ステーション192fの位置62fの加工物スピンドル140へおこなわれ、そこからステーション192aから192fへ、加工物Wの後側S2の加工がおこなわれる。
【0112】
本発明による多スピンドル回転機械のさらなるバージョンでは、図17に示される様に、位置42において加工物スピンドル140として構築された各加工手段は、それに割り当てられた加工手段を有し、それはまた加工物スピンドル140の形をとっており、そこではシリンダ20と50は同様に、相互に同期して回転可能に形成されている。
【0113】
このバージョンは加工物Wを両方の加工物スピンドル140の両方の加工物把持手段142によって把持することを企図しており、キャリッジ194の上の工具196によるシャフトの2つの加工物把持手段142の間の全長にわたっての回転動作により、加工物Wの直径を回転する。このようなシャフトの回転動作は、例えば、対向するステーション190aと192aで発生し、その他のステーション190bから190f、192bから192fでは(例えばステーション190fと192fにおいて)付加的なシャフト加工操作が、あるいは端部側(例えばステーション190eと192e)で加工物Wの加工がまた可能であって、この場合、加工物スピンドル140は、それぞれ、加工物Wが各加工物スピンドル140内の中央ガイドチャンネル141を通って押し出されるように構築されている。
【0114】
端部側で加工物Wを加工する時に、既に図16に関して説明した様に、例えば、各加工物スピンドル140を工具196に対して移動することによりZ軸の動きが発生する。
【0115】
さらに、加工物スピンドル140の中心軸78方向の移動が、両方の側の一方に加工物Wを把持するするため、あるいは、各ガイドチャンネル141から離してそれを加工することを可能とするために加工物Wを押すために必要である。
【0116】
本発明による多スピンドル回転機械のさらなるバージョンでは、図18に示される様に、中心軸78に沿って移動可能な加工物スピンドル140はシリンダ20の各位置42にある。図9に関して説明されたガイド170がシリンダ50の各位置62の各加工物スピンドル140に分配されていて、ここでガイド170を越えて作業領域18に突出している材料ロッド172は、このガイド170を通して供給される。
【0117】
材料ロッド172は一端173で加工物スピンドル140の加工物把持手段142により把持され、Z軸方向でガイド170から離れる。この場合、作動領域18内のガイド170に近接して立ち、Z軸方向に転置可能に、またX軸方向、すなわち中心軸78に垂直に、のみ移動可能な工具196がキャリッジ194の上に配置されている。この工具196は長手方向の回転を可能ならしめ、それで、一方ではスピンドル140は端部173で把持された材料ロッドを回転可能に駆動し、他方では、それを常にガイド170から離間させ、これにより、Z方向の前方供給動きは、スイス型の縦方向回転の原理にしたがって、加工された加工物Wが作られることができるという結果をもたらす。
【0118】
例えば、この様な、縦方向の回転動作は、対向するスピンドルステーション190aから190fおよび192aから192fの領域で可能であり、スピンドルステーションのその他の部分では、端部側の加工は遮断、または、殆どおこなわれないということが発生し(例えば、ステーション190eと192e)、この場合に加工物スピンドル140は、また好ましくは中央ガイドチャンネル141を備えていて、縦方向回転の一部として加工された加工物Wは中心軸78と同軸的に加工物スピンドル140を介して押し出される。
【0119】
しかしながら、加工物Wの、この様な、スイスタイプの縦方向の回転工程は、また、もし、ガイド170の代わりに、加工物スピンドル140が使用された場合にも可能であって、その加工物把持手段142がスイスタイプの縦方向の回転工程において材料ロッド172のガイドの役のみをなし、材料ロッドは他の加工物スピンドル140、例えば位置42における加工物スピンドル140、を介して、既述の方法で、位置62の加工物スピンドル140から引っ張られ、かくして、位置62における加工物スピンドル140はスイスタイプの縦方向回転工程のために同じ様に作用する。
【0120】
しかしながら、位置62における加工物スピンドル140はその他のステーション190、192において、一方は、これらを通して押し込まれた材料ロッドの、端部173の領域と、他方は、位置42における加工物スピンドル140の一つによって加工物Wを材料ロッド172から切り離して形成された、反対の端部171とで、付加的に端部側加工動作を実行する役をなすことができる。
【0121】
上記のバージョンで既に提供された様に、図19に示されるさらなるバージョンにおいても加工物スピンドル140は位置42のそれぞれに提供され、この加工物スピンドルは中心軸78の方向に移動可能で、これに対向して、対向する位置62において、テイルストック62が移動可能とされており、この場合、好ましくはテイルストック180を保持しているスリーブ64は中心軸78の方向に移動可能である。
【0122】
結果的に、加工物Wの縦方向の回転は、これを、一端は加工物スピンドル140の加工物把持手段142に他端はテイルストック80に把持することによって可能である、この場合に、Z方向の前進供給の動きは位置42と62において互いに割り当てられた2つのスリーブ64の同期的な移動により得られる。この様な、縦方向の回転は対向するスピンドルステーション190aから190fおよび192aから192fで可能であり、または、その一部分において可能である。
【0123】
この場合に、シリンダ20と50は、互いに同期して回転軸22の回りを回転することができ、シリンダ20と50をインデックスすることにより、加工物Wは、それぞれ、次のステーションにおけるさらなる加工のために、一対の対向するステーション190aと192aから、次の一対の対向するステーション190bと192bへそれぞれ、移動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】多スピンドル回転機械の側面図であって、図2、図3のI-I 線に沿って見た部分断面図を含んでいて、加工物スピンドルの形の加工手段が例として示されている。
【図2】図1のII-II 線に沿って見た断面図である。
【図3】図1のIII-III 線に沿って見た断面図である。
【図4】図1のシリンダを通るある断面を拡大した断面図である。
【図5】図1のV-V 線に沿って見た断面図である。
【図6】本発明の加工手段の第1の実施の形態の拡大図である。
【図7】本発明の加工手段の第2の実施の形態の拡大図である。
【図8】本発明の加工手段の第3の実施の形態の拡大図である。
【図9】本発明の加工手段の第4の実施の形態の拡大図である。
【図10】本発明の加工手段の第5の実施の形態の拡大図である。
【図11】図2のVI-VI 線に沿って見た工具キャリッジを通る断面を拡大した図である。
【図12】シリンダが初期位置にある時の図1のVII-VII 線に沿って見た断面図である。
【図13】図12と同様の断面図で、シリンダが最終位置にある時のものである。
【図14】多スピンドル回転機械の第1のバージョンにおける加工物の加工動作を示す図である。
【図15】多スピンドル回転機械の第2のバージョンにおける加工物の加工動作を示す図である。
【図16】多スピンドル回転機械の第3のバージョンにおける加工物の加工動作を示す図である。
【図17】多スピンドル回転機械の第4のバージョンにおける加工物の加工動作を示す図である。
【図18】多スピンドル回転機械の第5のバージョンにおける加工物の加工動作を示す図である。
【図19】多スピンドル回転機械の第6のバージョンにおける加工物の加工動作を示す図である。
【符号の説明】
10…機械フレーム
12,14…第1、第2スタンド
18…作動領域
20…第1シリンダ
22…スピンドル軸
24、26…前側、後側シリンダベアリング
28…回転駆動体
30…駆動モータ
31…歯付きベルト伝達器
34…セレイション
40…加工物スピンドル
44…軸
46…加工物チャック
50…第2シリンダ
52、54…前側、後側シリンダベアリング
56…セレイション
58…回転駆動体
60…駆動モータ
61…歯付きベルト伝達器
64…スリーブ
66、68…ガイド開口部
70…フロントベアリングプレート
72…リアベアリングプレート
74、76…リニアガイド
78…中心軸
80…リニアドライブ
82…ボールスクリュースピンドル
84…ベアリング
86…モータ軸
88…駆動モータ
90…ボールスクリューナット
92…通路
94…アーム
96…長手方向ガイド
98…ガイドボデー
100…ガイドバー
110…工具ホルダ
112…工具
114…工具支持取り付け具
116…ホルダ
118…回転工具
120…回転ベアリング
122…ビルトインモータ
124…ステータ
126…端部凹部
128…ロータ
130…駆動軸
132…端部回転ベアリング
140…加工物スピンドル
142…加工物把持要素
144…回転ベアリング
146…スピンドルチューブ
148…回転ベアリング
150…ロータ
152…ビルトインモータ
154…ステータ
156…コレットチャック
158…把持チューブ
160…油圧式把持シリンダ
170…ガイド
172…材料ロッド
174…油膜
180…テイルストック
182…先端
190…工具キャリッジ
190a〜190f…ステーション
194…工具キャリッジ
196…加工工具
198…キャリッジガイド
200…マウンティング
202…ボールネジナット
204…ボールネジスピンドル
206…Z移動部
208、210…ガイド
206…Z移動部
208、210…ガイド
216…ボールネジナット
218…ボールネジスピンドル
220…回転ベアリング
222…駆動軸
224…Zフィードモータ
226…駆動軸
228…モータ軸
230…Xフィードモータ
234…マイター歯車
240…機械制御手段
242…供給コネクション
246…リンクチェーン
244…供給ストランド
252…チューブ
254…ウォームケーシング
256…開口部
258…矢印

Claims (20)

  1. 少なくとも1つのスタンド(12、14)とこのスタンド(12、14)の片側に配置された作動領域(18)を有する機械フレーム(10)と、スタンド(12、14)に配置されスピンドル軸(22)の周りを回転可能な少なくとも1つの、作動領域(18)に面する加工物チャック(46)付き加工物スピンドル(140)と、スタンド(12、14)に対してX軸及びZ軸方向に移動可能な工具キャリッジ(194)と、工具キャリッジに取り付けられる加工工具(196)と、工具キャリッジ(194)がX方向に移動可能に取り付けられるキャリッジガイド(198)と、工具キャリッジ(194)用Xフィードギア機構と、キャリッジガイド(198)が取付られ、スタンド(12、14)を貫通し、スタンド(12、14)のガイド(208、210)に移動可能に取り付けられるZ方向に移動可能なZ移動部(206)と、を有する、回転機械であって、
    Xフィードギア機構を駆動する駆動軸(226)がZ移動部(206)を貫通し、Xフィードモータ(230)のモータ軸(228)からXフィードギア機構のボールネジスピンドル(204)まで延在することを特徴とする回転機械。
  2. Z移動部(206)は作動領域(18)から離れるZ方向へガイド(208、210)を越えて延びることを特徴とする請求項1に記載の回転機械。
  3. Z移動部(206)は、ガイド(208、210)を支持する機械フレーム(10)のスタンド(12、14)を貫通し、それを越えて延びることを特徴とする請求項1または2のいずれか一項に記載の回転機械。
  4. 駆動軸(226)に連結されるXフィードモータ(230)は、キャリッジガイド(198)から遠位のZ移動部(206)の端部に配置されることを特徴とする前記請求項1から3のいずれか一項に記載の回転機械。
  5. Xフィードモータ(230)はZ移動部(206)の作動領域(18)から遠位の側部に配置されることを特徴とする前記請求項1から4のいずれか一項に記載の回転機械。
  6. Xフィードモータ(230)はZ移動部(206)のガイド(208、210)の作動領域(18)と反対側を向いた側部に配置されることを特徴とする前記請求項1から5のいずれか一項に記載の回転機械。
  7. Xフィードモータ(230)は、スタンド(12、14)の作動領域(18)と反対側を向いた側部に配置されることを特徴とする前記請求項1から6のいずれか一項に記載の回転機械。
  8. 駆動軸(226)はZ方向に平行に延び、同方向においてZ移動部(206)を貫通することを特徴とする前記請求項1から7のいずれか一項に記載の回転機械。
  9. Xフィードギア機構はボールネジスピンドル(204)とボールネジナット(202)とを有することを特徴とする前記請求項1から8のいずれか一項に記載の回転機械。
  10. 駆動軸(226)はマイター歯車(234)を介してボールネジスピンドル(204)と駆動結合関係にあることを特徴とする請求項9に記載の回転機械。
  11. Z移動部(206)に隣接してボールネジスピンドル(218)とボールネジナット(216)とを有するZフィードギア機構が配置され、Z移動部(206)はZフィードギア機構によってZ方向に移動可能であることを特徴とする前記請求項1から10のいずれかに一項に記載の回転機械。
  12. Zフィードギア機構のボールネジスピンドル(218)はZ移動部(206)を取り付けるスタンド(12、14)内に配置されることを特徴とする請求項11に記載の回転機械。
  13. Zフィードギア機構のボールネジナット(216)はZ移動部(206)に係合するホルダ(214)に取り付けられていることを特徴とする請求項11または12のいずれか一項に記載の回転機械。
  14. Z移動部(206)の移動用に、キャリッジガイド(198)に面するスタンド(12、14)側を越えて突出するZフィードモータ(224)が設けられることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の回転機械。
  15. Z移動部(206)の移動用に、スタンド(12、14)に保持されるZフィードモータ(224)が設けられることを特徴とする請求項11から14のいずれか一項に記載の回転機械。
  16. Zフィードモータ(224)の駆動軸(222)はZフィードギア機構のボールネジスピンドル(218)に結合されていることを特徴とする請求項14または15のいずれか一項に記載の回転機械。
  17. 機械フレーム(10)は第1スタンド(12)と第2スタンド(14)とを有し、該両者間に作動領域(18)が配置されていることを特徴とする前記請求項1から16のいずれか一項に記載の回転機械。
  18. 加工物スピンドル(40)とZ移動部(206)とは同一のスタンド(12)に配置されることを特徴とする請求項17に記載の回転機械。
  19. 加工物スピンドル(40)は一方のスタンド(12)に配置され、Z移動部(206)は他方のスタンド(14)に配置されることを特徴とする請求項17または18のいずれか一項に記載の回転機械。
  20. 加工物スピンドル(40)は、スタンド(12)に回転自在に取り付けられるスピンドルドラム上に配置されることを特徴とする前記請求項1から19のいずれか一に記載の回転機械。
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