JP3816338B2 - 取出容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転型取出容器に関する。更に詳しくは、圧力を逃がして適量分を送り出すシステムを呈示する回転型取出容器、及び液体を充填するのに好適な浮動型昇降装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
従来、回転型取出容器は、ユーザーの腋の下に化粧用クリーム製品を施与するのに使用されている。典型的には、供給スクリュー、言い換えれば昇降装置を駆動する手動輪を手動で回転させることによって製品を取出容器の外側端に移動させる。装置を製品の中に入れると製品が加圧され、穿孔されたドーム状蓋の非加圧表面上の孔部から製品が押し出される。
【0003】
クリームを使用するときに起きるこのタイプの容器の望ましくない副次的な悪影響は、取出した後で、容器の中に穿孔されたドーム状蓋に対する圧力が残り、ユーザーが取出した後しばらくの間、穿孔されたドーム状蓋の被加圧表面に製品がしみ出ることである。容器に含有されるクリーム製品の素材特性によって、製品の分離が起きる可能性があり、クリーム製品の個々の成分が被加圧表面に広がる可能性がある。
【0004】
どちらが起きても圧力が加えられた表面は汚れて、望ましくない外観となり、使用時に美観上良くない影響を与える可能性もある。その上、製品及び/又はその成分(製品の化学的又は物理的基質から分離している液状成分として定義される)が圧力が加えられた表面にしみ出した後、製品又はその成分が容器本体の外壁に広がり、ユーザーの手を汚す可能性がある。
【0005】
製品上の残余圧力を逃す1つの方法は、一方向性にクリームを押しやる昇降動装置を駆動するための供給スクリューを有する取出容器を利用することである。供給スクリューの駆動は内部カムによる往復運動の動きと重ね合わされる。供給スクリューが内部カムを持ち上げると、製品における圧力が増加し、穿孔されたドーム状蓋を通して製品の押し出しが起きる。いったん内部カムが頂点の位置に達すると、供給スクリュー上の一体バネ又は分離バネを使用して供給スクリュー及び上下動装置を引っ込めることができる。
【0006】
押し出しの間に製品にかかる圧力が均一になるように、装置の表面を穿孔されたドーム状蓋の内部形状とぴったりと適合させること及び上下動装置をぐらつかせずに供給スクリューに垂直に動かすことが重要である(好適な角測計又は偏向ゲージにより測定されたときに、取出容器内の供給スクリューに垂直ではない方向へぐらつく又は不安定に動くこととして定義される)。
【0007】
適当な間隔で間欠的に上下動装置を引っ込めることによって、個々の量の製品(用量)が各サイクルで取出され、製品上の残余圧力を逃がすということは、取出容器の加圧された表面上に製品がしみ出るのを防ぐ。この方法に基づいた取出容器は、ジョンソンらの米国特許第5,000,356号で詳細に議論されており、参考として本明細書に組み入れる。
【0008】
回転型取出容器に化粧用クリームを充填するための最も一般的な方法の1つは、取出容器の開口した上の端の中に液体として化粧用クリームを注入することである。残念なことに、液体形状の化粧用クリームは、しばしば昇降装置を通り過ぎて望ましくなく漏れる。この問題を処理するための1つの方法は、昇降装置を完全に取り囲む密封ビーズを備えることである。
【0009】
しかしながら、この方法が使用される場合、密封ビーズと取出容器の内壁との干渉が重要な課題となり、ジョンソンらの米国特許第5,000,356号で議論されているように、昇降装置が部分的に又は完全に引っ込まなくなる。昇降装置を完全に取り囲む密封ビーズを使用しない場合、取出装置は今度は浮動性となる(容器本体の内壁との接触圧が最小となり、昇降装置の引っ込みが可能になる)が、使用中に取出容器の中で供給スクリューに垂直であるという適切な方向性を失う傾向がある。昇降装置が取出容器の中で適切な方向を向いていない場合、製品は不均一に分配され、穿孔されたドーム状蓋に対する製品の圧力も不均一となり、従って、昇降装置による圧力逃しも不均一となって、製品がしみ出るという結果になる。
【0010】
そのため、上から製品を充填する間、効果的に漏出を防ぐための取出容器を密封する密封システムを有し、その上、加圧された表面への製品のしみ出しを防ぐため供給スクリューの引込み作用に応じると共に、使用中に取出容器の中で供給スクリューに垂直であるような適切な方向性を達成する浮動性の昇降装置を有する取出容器を提供することが望ましい。
【0011】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明の目的は第1の端部と第2の端部を有する容器本体を包含する取出容器を提供することである。容器本体は、第1の端部に隣接する第1の内部周辺部及び第2の端部に隣接する第2の内部周辺部を包含し、第1の周辺部は第2の周辺部より大きい。取出容器はまた、容器本体の内部に位置する昇降装置を含んでおり、この昇降装置は容器本体の第1の端部と容器本体の第2の端部との間を移動して、容器本体に入れられている物質を容器本体の第1の末端部の外に押し出すようにされている。
【0012】
上記昇降装置は、容器本体の内壁に面した外側面及び昇降装置の外側面に形成された密封ビーズを包含する。密封ビーズは、容器本体の第2の端部に隣接する容器本体の内壁とかみ合って、密封状態を形成し、取出容器の中に液状製品を充填できるとともに、保管と流通の間、製品の揮発性成分を閉じこめておけるようにする。浮動性の昇降装置が、本体の第2の端部から容器本体の第1の端部に向かって移動するにつれて、第2の内部周辺部が第1の内部周辺部に移行し、その間に密封ビーズは容器本体の内壁から外れる。
【0013】
また、本発明の目的は、昇降装置が、少なくとも1つの上向き及び外向きに延びていて、(外向きに延びているものとして定義される)昇降装置の上面の縁から突き出ているフィンを包含する取出容器を提供することである。
さらに本発明の目的は、昇降装置が昇降装置の長軸及び昇降装置の短軸を包含し、容器本体が容器本体の長軸及び容器本体の短軸を包含し、第1のフィン及び第2のフィンがそれぞれ、昇降装置の長軸に沿って昇降装置の上面の縁から突き出ている取出容器を提供することである。
【0014】
さらに本発明の目的は、容器本体の第2の端部に隣接するより小さな内部周辺部をつくるために、容器本体が、容器本体の第2の端部に隣接した肥厚した部分を包含する取出容器を提供することである。昇降装置を囲む密封ビーズは、肥厚部分とかみ合って密封状態を形成し、昇降装置が容器本体の第1端部に移動するにつれて、肥厚部分の上方に移動し、かくして昇降装置が容器本体の第二端部に移動するとともに容易に浮動性昇降装置が提供される。
【0015】
本発明の更なる目的は、密封ビーズが容器本体の第2の末端部に隣接する容器本体の内壁と共に圧縮密封状態を形成する取出容器を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、第1と第2のフィンが容器本体の内壁と1:1の接触(干渉接触の最小の力として定義される)を形成する取出容器を提供することである。
本発明のその他の目的及び利点は、発明の特定の実施形態を示す添付の図面とともに以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0016】
【好ましい実施態様】
図1から6を参照して取出容器10を詳細に説明する。取出容器10は、デオドラント、及びその他の物質を適用するのに一般的に使用されるネジの付いた取出容器である。取出容器は、圧力解放ネジ構造12を採用し、容器本体16の内部で昇降装置14を移動させ、容器本体16の第1の端部18から物質を押し出す。他の圧力解放ネジ構造は、本発明の精神から逸脱することなく使用され得るが、圧力解放ネジ構造12は、好ましくは、ジョンソンらの米国特許第5,000,356号において開示されたものに類似する。
【0017】
図1から5に関して手短に言えば、ネジ構造12は、供給スクリュー22及び昇降装置14に連結された手動輪20を回すことによって作動する。使用においては、手動輪20を回し、それによって供給スクリュー22を回す。昇降装置14は、容器本体16に納められているので、供給スクリュー22の回転によって昇降装置14は供給スクリュー22に沿って上方へ移動する。従って手動輪20が回って昇降装置14を上方に移動させると取出容器10から物質を押し出される。
【0018】
本発明の好ましい実施形態によれば、取出容器10は、中に物質を格納する容器本体16、容器本体16の内部から物質を押し出すのに使用する昇降装置14、及び容器本体16の内部の昇降装置14の移動を制御するネジ構造12を包含する。容器本体16は好ましくはポリプロピレンから構成され、昇降装置14は好ましくはポリエチレンから構成される。容器本体16と昇降装置14を構成するにおいて、このような物質を使用することにより、容器本体16の内壁24と昇降装置14の外側面26の間で相互の円滑な滑りが達成される。しかしながら、本発明の精神を逸脱することなく、その他の物質を用いることができる。
【0019】
図1及び図2Bに関して、容器本体16は横断面では一般に卵形の形状である。しかし、本発明の精神を逸脱することなく、例えば、長方形、円形、楕円形、三角形、及び四角形のようなその他の形状を用いることもできる。容器本体16は、好ましくは1枚のプラスチックで構成され、それを通して物質が取出される第1の端部18、細長い側壁28、及び実質的には閉鎖されている第2の端部30を包含する。容器本体16はまた、何枚かのプラスチックで構成されてもよい。第2の端部30は、以下で極めて詳細に議論する方法でネジ構造12を収容するための大きさと形状を持った開口部32を包含する。
【0020】
ネジ構造12は、類似の取出装置において使用されている従来の作動システムである。手短に言えば、本発明に基づいて好ましく使用されるネジ構造12は、回転可能な手動輪20及び共に回転するために手動輪20に固定されたネジ込み供給スクリュー22を包含する。手動輪20は、容器本体16の第2の端部30の外側に形成された凹部34の内部に保持されている。凹部34は、その中に手動輪20を格納するために形成されるとともに、ユーザーが物質を取出すことを望むとき、ユーザーが手動輪20を使い、それを回転できるようにしている。
【0021】
供給スクリュー22は第1の端部36及び第2の端部38を有する。供給スクリュー22の第2の端部38は、容器本体16の第2の端部30における開口部32を通して延び、手動輪20と連結している。このように、使用者が手動輪20を回転させる時、供給スクリュー22は回転する。供給スクリュー22の第1の端部36は容器本体16の内部で延びているので、昇降装置14は供給スクリュー22の上に乗って容器本体16の第1の端部18に隣接する所望の位置まで達することができる。
【0022】
従って、昇降装置14は、供給スクリュー22を受け入れるための大きさと形状を持つねじ込み型の中央開口部40を包含する。昇降装置14は容器本体16の内部にぴったりはまる形状なので、昇降装置14は容器本体16の内部では回転せず、供給スクリュー22の回転によって昇降装置14が供給スクリュー22の上をずり上がる。
【0023】
使用の際は、使用者が容器本体16の第1の端部18から更に物質を押し出すことを望むとき、ユーザーが手動輪20及び供給スクリュー22を回転させる。手動輪20及び供給スクリュー22が適切な方向に回されると、昇降装置14は容器本体16の第1の端部の方に移動する。昇降装置14の容器本体16の第1の端部18への移動によって、納められた物質は同じ方向に移動し、物質は最終的には容器本体16の第1の端部18から外に押し出され、個々の使用に供される。本取出容器10は圧力解放ネジ構造12を採用しているので、容器本体16から物質が押し出された後、取出容器10から物質が更にしみ出るのを防ぐために、昇降装置14が僅かに引っ込められる。
【0024】
本取出容器10の昇降装置14は、昇降装置14の外側面26と容器本体16の内壁24との間の空間を密封するために、容器本体16の内壁24と協動する。本発明に従って、昇降装置14の外側面26と容器本体16の内壁24との間の空間が適切に密封されると、取出容器10に液体形状の物質を充填してもよい(即ち、取出容器の液体充填)。更に本発明に従った適切な密封は、充填された取出容器における保管及び/又は流通の間、物質の揮発性成分を封じ込める。
【0025】
しかしながら、昇降装置14の密封ビーズ54と容器本体16の内壁24との間につくられた密封は、液状製品が固まった後、そして、昇降装置14が、容器本体16の第1の端部18の方に移動した後破られる。このようにして、本取出容器10は、圧力を逃がす取出容器と共に使用するように理想的に設計された浮動性の昇降装置を提供する。
【0026】
具体的には、昇降装置14は、容器本体16の第一の端部18に面した上面42と容器本体16の第2の端部30に面した下面44を備えている。上面42は、容器本体16の内部で物質が移動する間、物質を載せる支持表面を提供する。上面42は、取出容器を使用する間、製品と穿孔されたドーム状蓋72との間の内部圧を均一にするために、穿孔されたドーム状蓋72の内部形状ときっちりと適合した外形を有する。
【0027】
昇降装置14はまた、上面42と下面44との間の外側面26を包含する。昇降装置14の外側面26は、容器本体16の内壁24に接して移動するように設計され、14が16の内部で16から物質を取出すように移動する。従って、昇降装置14の外側面26は、容器本体16の内壁24に適合するように形成されている。容器本体16が一般に卵形の形状で、長軸46及び短軸48を包含するので、昇降装置14も同様に卵形の形状であり、長軸50及び短軸52を包含する。
【0028】
昇降装置14の外側面26と容器本体16の内壁24との間の確実な密封の形成は、図2Aに最も良く示されているように昇降装置14の下面44に隣接する昇降装置14の外部面に沿ってビーズ54で密封することによって達成される。密封ビーズ54は、容器本体16の肥厚部分56と共に、取出容器10の中に液状製品を充填できるような確実な密封状態を形成するように機能する。
【0029】
従って、容器本体16は、第1の端部18に沿った第1の内部周辺部58及び容器本体16の中央区分60及び容器本体16の第2の端部30に隣接する第2の内部周辺部62(即ち、肥厚部分)を包含し、そこでは、第1の内部周辺部58の方が第2の内部周辺部62より僅かに大きい。第2内部周辺部62は容器本体16の第2端部30に隣接する内壁を厚くすることによって形成される。
【0030】
本発明の好ましい実施形態に従えば、容器本体16の第2の端部30に接する容器本体16の壁は、容器本体16の第1の端部18に接する容器本体16の壁よりもおよそ0.0762mm(=0.003”)〜およそ0.127mm(=0.005”)厚い。容器本体16の内部周辺部は、開示された実施形態における容器本体16の壁の厚さを調整することによって統制されるが、容器本体16の内部周辺部は、本発明の精神を逸脱することなく他の方法によって統制してもよい。
【0031】
昇降装置14の密封ビーズは、昇降装置14が容器本体16の第2の端部30に接する、完全に引っ込められた位置にあるとき、容器本体16の肥厚部分56と確実にかみ合うような形状と寸法を持つ(図1及び2Aを参照)。密封ビーズ54は、昇降装置14の外部面26から、およそ0.381mm(=0.015”)伸びている。このようにして密封ビーズ54は容器本体16の肥厚部分56において圧縮密封状態を形成し、昇降装置14の外部面26と容器本体16の内壁24の間の空間を封止する。容器本体16は長期に亘って使用されるので、密封ビーズ54は、容器本体16の内壁24の形状と寸法に合わせる。
【0032】
昇降装置14が完全に引っ込められた位置にあり、密封ビーズ54が容器本体16の肥厚部分56との圧縮密封状態を形成している場合、物質が昇降装置14の外側面26と容器本体16の内壁24との間から漏れるという心配をせずに、従来の方法により取出容器10を物質で満たしてもよい。要約すれば、昇降装置14及び密封ビーズ54は、容器本体16の第2の端部に接する容器本体16の内壁24をかみ合わせて取出容器に液体を充填できるように、及び保管と流通の間に物質の揮発性成分を閉じ込めておくことができるような形状である。
【0033】
消費者が取出容器10の使用を望んだ場合、消費者は、まず、昇降装置14が容器本体16の第1の端部18の方に移動するように容器本体16の肥厚部分56の上の密封ビーズ54を動かす。即ち、密封ビーズ54は容器本体16の内壁24から素早く外れ、第2の内部周辺部62が第1の内部周辺部58に移り変わり、圧力解放式取出容器と共に使用するのに理想的に適合させた浮動型の昇降装置14を提供する(図5及び6参照)。内壁24の第2の内部周辺部62から第1の内部周辺部58への移行における高さと勾配は、密封ビーズ54と内壁24との間のかみ合い/外れの関係を特定する上で重要である。内壁24の第2の内部周辺部62から第1の内部周辺部58への移行の好ましい角度は水平から約3度〜約10度である。
【0034】
図1が示すように、密封ビーズ54は肥厚部位56と僅かにかみ合っているにすぎない。その結果、昇降装置14が容器本体16の第1の端部18及び密封ビーズ54が肥厚部分56の上方に移動する前はごく限られた圧力を適用しなければならない。しかしながら、密封ビーズ54を容器本体16の肥厚部分56の中のあまり下のほうに置かないことが重要である。それは、密封ビーズ54上へ内壁24から適用される内力によって昇降装置14が中央区分60の中を上方に移動できない可能性があり、内部カム74の破損を生じるためである。
【0035】
一旦、密封ビーズが容器本体16の肥厚部分54の上方に移動すると、密封ビーズは肥厚部分56に合わせた形状と寸法を保ち、昇降装置が容器本体16の中央区分60及び第1の端部18を通り抜けて移動するので、容器本体16の内壁24とは接触しない(図5及び6を参照)。このようにして本発明は、浮動型昇降装置14を提供する。
【0036】
容器本体16の内部における昇降装置14の動きは、容器本体16の第1の端部18に向かって昇降装置14の上面42の端から突き出て、上方及び外側に伸びている第1と第2のフィン64、66によって向上される。フィン64、66を備えることによって容器本体16内部における昇降装置14のぐらつきが制止され昇降装置14の動きが向上する。
【0037】
フィン64、66は、昇降装置14の長軸50に沿った昇降装置14の上面42の第1と第2の端、68、70から突き出ている。具体的にはフィン64、66は、昇降装置14の外部面に沿った上面42の端68、70から、長軸50の半径が短軸52の半径と交差している点の方へ僅かに中に入った位置に突き出ている。フィン64、66は、望ましくない方法でフィンが挟まれたり、ねじれたりするのを防ぐために、このような限定された隙間に延びるように設計されている。
【0038】
更に、上面42の端68、70の部分にのみ沿ってフィン64、66を置くことによって、フィン64、66により生じた抵抗は、フィン64、66に機能を損なうことなく限られる。フィン64、66により生じた抵抗が大きすぎる場合は、昇降装置14が不適切に機能し、ネジ構造12が損傷する可能性がある。
【0039】
容器本体16及び昇降装置14の両方の通常の射出成形における寸法の変動範囲に妨げられず、フィン64、66が、容器本体16の内壁24と適合するように折り曲げられ、そして十分に薄くされている。フィン64、66は、容器本体16の内壁24との均一な1:1の接触を形成している(即ち、フィン64、66は内壁24と同一の大きさを有し、内壁24によって圧縮される必要がない。このようにして、フィン64、66は、容器本体16の内壁24との浮動的接触をする。)。
【0040】
1)フィン64、66と容器本体16の内壁24の間の最低接触面積と、2)フィン64、66と容器本体16の内壁24の間の最低接触角度と、3)フィン64、66の最低限の厚さと十分な柔軟性との結果、フィン64、66と容器本体16の内壁24との間の1:1の接触は、本質的に浮動性であり、最低限の力で往復運動を達成できる。昇降装置14の高さは、取出容器10の高さの変化に合わせて調整してもよい。例えば、取出容器10の高さが増加した場合、使用中に昇降装置14がぐらつくのを防ぐために昇降装置14の高さを増してもよい。
【0041】
密封ビーズ54の効力は上で議論したようにフィン64、66を備えることによって向上する。具体的には、フィン64、66はぐらつきを防ぎ、従って密封ビーズ54と容器本体16の肥厚部分の間の密封を確実なものとする。
好ましい実施様態を示し、説明してきたが、そのような開示によって発明に制限を加える意図はなく、むしろ、本明細書中の請求項で定義されるような発明の精神と範囲の中で、あらゆる修正及び代替解釈を網羅することを意図していることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 昇降装置が完全に引っ込められた位置における本取出容器の縦断面図である。
【図2A】 図1の円2Aの部分を拡大した時の、完全に引っ込めた位置での昇降装置を伴った取出容器の縦断面図である。
【図2B】 図1に示された線2B〜2Bに沿う昇降装置を有する容器本体の横断面図である。
【図3】 昇降装置の平面図である。
【図3A】 図3で示された円3Aの部分を拡大した昇降装置の詳細平面図である。
【図4】 図2Bで示された線4−4に沿う昇降装置の縦断面図である。
【図5】 容器本体壁の肥厚部分の上方へ移動した昇降装置を有する取出容器の縦断面図である。
【図6】 図5に示された円6の部分を拡大した時の、容器本体壁の肥厚部分上を移動した昇降装置を伴った取出容器の詳細な縦断面図である。
Claims (9)
- 容器本体と、昇降装置と、少なくとも2つのフィンとを備える取出容器であって、
前記容器本体は、穿孔された蓋を備える第1端部と第2端部を有すると共に、前記第1端部に隣接した第1内部周辺部と前記第2端部に隣接した第2内部周辺部を含み、前記第1内部周辺部は前記第2内部周辺部よりも大きく、
前記昇降装置は、前記穿孔された蓋の内部形状に適合した外形を有する上面を有し、前記容器本体内に位置して前記容器本体の第2端部と前記容器本体の前記第1端部の間を移動し、前記容器本体内に保持されている物質を前記第1端部の前記穿孔された蓋から外に押し出し、さらに前記昇降装置は外側面を含み、前記外側面は前記容器本体の前記第2端部に隣接する前記容器本体の内壁にかみ合って密封状態を形成し、また、前記外側面は、前記昇降装置と前記容器本体の前記第2端部の間に実質的に僅かに干渉して前記第2内部周辺部が前記第1内部周辺部に移行する際に、前記容器本体の内壁から外れ、その間、前記昇降装置は前記容器本体の前記第2端部から前記第1端部に移動するようにされており、
前記少なくとも2つのフィンは、前記昇降装置の外側面から前記昇降装置の長軸に沿って突き出ると共に、上記昇降装置のぐらつきを制止しつつ引込み可能なように前記容器本体の前記内壁に掛かる形状とされている取出容器。 - 前記第2内部周辺部から前記第1内部周辺部への前記内壁の移行の際の好ましい角度が水平から約3度〜約10度である請求項1記載の取出容器。
- 前記昇降装置は、前記容器本体の前記第1端部と前記第2端部との間で前記昇降装置を移動させるための圧力解放ネジ機構をさらに備える請求項1又は2記載の取出容器。
- 前記容器本体は、前記容器本体の前記第2の端部に隣接したより小さな内部周辺部をつくるために、前記容器本体の前記第2の端部に隣接した肥厚部分を包含する請求項1〜3の内のいずれか1項に記載の取出容器。
- 上記昇降装置の前記外側面は、密封状態を形成するために肥厚部分をかみ合わせる密封ビーズを包含し、上記昇降装置が上記容器本体の前記第2の端部から上記容器本体の前記第1の端部に移動するにつれて上記昇降装置と上記容器本体の前記第2の端部との間の干渉を実質的に少なくするために、上記昇降装置が上記容器本体の前記第1の端部への移動する時に前記肥厚部分の上方に移動する請求項4記載の取出容器。
- 前記容器本体及び前記昇降装置は一般に卵形の形状であり、前記昇降装置は、前記昇降装置の長軸及び昇降装置の短軸を包含し、前記容器本体は、前記容器本体の長軸及び容器本体の短軸を包含し、前記少なくとも2つのフィンは前記昇降装置の長軸に沿って前記昇降装置の前記外側面から突き出ている請求項1〜5の内のいずれか1項に記載の取出容器。
- 前記昇降装置は、前記昇降装置の長軸に沿って前記昇降装置の前記外部面から突き出ている第1のフィン及び第2のフィンを包含する請求項1〜6の内のいずれか1項に記載の取出容器。
- 前記第1のフィン及び前記第2のフィンは、それぞれ、前記昇降装置の長軸の半径が前記昇降装置の短軸の半径と交差する点の内方に位置するように前記昇降装置の長軸に沿って前記昇降装置の上面の第1と第2の縁から突き出ている請求項7記載の取出容器。
- 前記昇降装置の前記外部面は、前記容器本体の第2の端部に隣接する前記容器本体の内壁と圧縮密封状態を形成する密封ビーズを包含する請求項1〜8の内のいずれか1項に記載の取出容器。
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