JP3816311B2 - 計量コンベア及びそれを備えた計量装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被計量物を搬送しながらその重量を計量する計量コンベア及び該計量コンベアを備えた計量装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
生産ライン等で被計量物を搬送しながらその重量を計量する計量装置が知られている。このような計量装置として、例えば、重量チェッカや自動重量選別装置等がある。重量チェッカは、被計量物の重量が所定の目標重量に対して所定の許容範囲内にあるか否かを判定するものである。自動重量選別装置は、例えば被計量物の重量に応じて値付け等をするために被計量物を重量別にランク付けするものである。
【0003】
このような計量装置は計量コンベアを備える。計量コンベアは、被計量物を搬送するための搬送機構と、該搬送機構を駆動するための駆動源と、該駆動源の駆動力を搬送機構に伝達するための動力伝達機構と、これらを支持して搬送機構で搬送される被計量物の重量を検出する荷重検出器とを有する。
【0004】
図12及び図13に従来知られた代表的な計量コンベアaの概略構成を示す。一対の駆動ローラbと従動ローラcとに亘って搬送用の平ベルトdが巻き掛けられ、被計量物xを矢印y方向に搬送する搬送機構eが構成されている。ローラb,cを支持するコンベアフレームf及び支持フレームgが荷重検出器としてのロードセルhの起歪体の自由端部に連結されている。ロードセルhの起歪体の固定端部はフロアiに載置された固定支柱jに連結されている。
【0005】
支持フレームgには駆動源としてのモータkが取り付けられている。モータkの回転軸lに取り付けられたプーリmと、駆動ローラbと同軸のプーリnとに亘って細ベルトoが巻き掛けられ、モータkの駆動力を動力伝達用ベルトoを介して搬送機構eに伝達する動力伝達機構pが構成されている。ロードセルhには、これらの搬送機構e、駆動モータk、及び動力伝達機構p(以下、これらe,k,pをまとめて適宜「コンベア装置q」という)の重量がすべて負荷される。ロードセルhは、コンベア装置qの重量を風袋重量として、搬送機構eで搬送される被計量物xの重量を検出する。
【0006】
なお、図13に示す計量コンベアaは、搬送機構e、駆動モータk、動力伝達機構p、及びロードセルhをすべて同じ高さに配置し、また、駆動モータk及びロードセルhを、被計量物xの搬送方向において、搬送機構eの中央に集中して配置することにより、コンベア装置qの重心をロードセルhのモーメント中心に近接させたものである。これにより、被計量物Xのコンベア装置qへの乗り移りや、被計量物Xのコンベア装置q上での移動等に起因して、ロードセルhの計量信号に発生するノイズの周波数を高くし、該ノイズを除去するローパスフィルタのフィルタ処理時間を短縮化して、計量の高速化を図っている。
【0007】
また、図例の計量コンベアa,aはいずれもベルトコンベア式のものであるが、これに限らず、例えば、多数のローラを並設し、これらのローラを回転させることにより被計量物xを搬送するローラコンベア式のものであってもよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の計量コンベアaでは、駆動モータkの回転軸lが、ロードセルhの起歪体が荷重を受けて変位する方向と直交して延びているため、回転軸lの回転により発生する遠心力の一部の方向が上記の変位方向と同じとなる。したがって、ロードセルhが出力する計量信号にノイズが発生し、計量精度が低下するという不具合があった。
【0009】
すなわち、上記計量コンベアaは、搬送用ベルトd上に載置された被計量物xを水平方向に搬送する形式のものである。したがって、搬送機構eの搬送面、つまり搬送用ベルトd、より詳しくは該搬送用ベルトdの上側走行面が水平方向に延びると共に、該ベルトdが巻き掛けられたローラb,cもまた水平方向に延びている。そして、搬送機構eを駆動する駆動モータkの回転軸lもまたこれらと平行に水平方向に延び、該回転軸lと同軸のプーリmと、駆動ローラbと同軸のプーリnとの間に動力伝達用ベルトoが巻き掛けられている。
【0010】
一方、ロードセルhには重力によって物品の荷重が下方に負荷されるから、起歪体が荷重検出時に変位する方向は上下方向とされている。つまり、従来、この形式の計量コンベアaでは、搬送機構eの搬送面dと、起歪体の変位方向とが直交しており、駆動源kの回転軸lの軸線と、搬送機構eの搬送面dとが平行になっていた。
【0011】
すると、駆動源kの回転軸lの回転によって遠心力が生じ、振動が発生したときには、その遠心力による振動の方向の一部が上下方向にも作用する。そして、上下方向は、ロードセルhの起歪体が荷重検出時に変位する方向であるから、上記振動による荷重の変化がロードセルhで検出され、ロードセルhの計量信号にノイズとなって表われて、計量精度が低下するのである。
【0012】
このような振動は、回転軸の回転バランスが崩れているほど大きくなる。つまり、回転中心に対して回転物の重量バランスが崩れているときや、あるいは、回転軸がぶれているとき等に、ノイズが大きくなる。
【0013】
これに対処するためには、特開平8−136330号公報に開示される技術を用いることができる。すなわち、上下方向に変位して被計量物の重量を検出する通常の第一のロードセルの他に、水平方向における搬送方向に変位する第二のロードセルを備えるのである。この第二のロードセルは、回転物の回転による搬送方向に作用する振動を検出する。ここで、この振動は遠心力であるため、搬送面に対して垂直な面内においては、全方向で等しい大きさになる。それゆえ、この第二のロードセルで検出された振動を、第一のロードセルで検出された計量信号から位相を正して減算することにより、振動によるノイズを除去するのである。
【0014】
しかし、これでは、ロードセルが複数必要になり、ハード的な構成が複雑化するばかりでなく、ソフト的にも計量信号の処理プロセスが複雑化してしまい、コスト面等において好ましくない。
【0015】
本発明は、被計量物を搬送しながら計量する計量コンベア及び計量装置における上記のような不具合に対処するもので、ハード構成及びソフト構成を複雑化させずに、簡素な構成で、駆動源の回転振動によって荷重検出器の計量信号にノイズが表われて計量精度が低下することを回避することを課題とする。以下、その他の課題も含め、本発明を詳しく説明する。
【0016】
【課題を解決するための手段】
すなわち、上記課題を解決するため、本願の特許請求の範囲の請求項1に記載の発明(以下「第1発明」という)は、被計量物を搬送しながらその重量を計量する計量コンベアであって、搬送面が水平に配置され、被計量物を搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動する駆動源と、これらを支持して搬送機構で搬送される被計量物の重量を上下の変位によって検出する荷重検出器とを備え、上記駆動源の回転軸線が上記変位方向と平行に配置されていることを特徴とする。
【0017】
また、請求項2に記載の発明(以下「第2発明」という)は、上記第1発明において、駆動源は、荷重検出器の自由端に配置されていることを特徴とする。
【0018】
さらに、請求項3に記載の発明(以下「第3発明」という)は、上記第1発明又は第2発明において、駆動源の駆動力を搬送機構に伝達する動力伝達機構が備えられ、該動力伝達機構により、駆動源で生成された回転駆動力の軸線が、搬送面と平行な方向に変換されることを特徴とする。
【0019】
そして、請求項4に記載の発明(以下「第4発明」という)は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の計量コンベアを備えたことを特徴とする計量装置に関する。
【0020】
これら第1発明〜第4発明のいずれにおいても、搬送機構の搬送面と、荷重検出器の変位方向とが直交している場合に、駆動源の回転軸線を、搬送面と平行にせず、変位方向と平行にしている。すなわち、駆動源の回転軸線が荷重検出器の変位方向と平行になるように該駆動源を配置するのである。
【0021】
すると、駆動源の回転軸の回転振動が作用する方向と、荷重検出器の変位方向とが直交し、一致することがなくなる。したがって、荷重検出器が回転による振動ノイズを検出することが回避され、計量信号に余分な外乱ノイズが表われず、計量精度が低下することが回避される。
【0022】
しかも、駆動源の回転軸を荷重検出器の変位方向に延びるように該駆動源を配置しただけであるから、ハード構成を複雑化することがない。また、荷重検出器の計量信号をそのまま使用することができて、信号処理のソフト構成を複雑化することもない。さらに、搬送面を水平に配置しているから、例えば一対の搬送面を垂直に対向させて配置し、その対向面間に被計量物を挟持して搬送する形式のものに比べて、多種多様な被計量物の搬送が可能となる。
【0023】
そして、第2発明によれば、主な駆動ノイズの発生源であり、且つ重量物である駆動源を荷重検出器の自由端側に配置することで、該駆動源の重心が荷重検出器のモーメント中心に近づき、これにより、荷重検出器に対する外乱ノイズの影響が低減される。しかも、駆動ノイズ源である駆動源が自由端に存在していても、その振動の作用方向が荷重検出器の検出方向と異なるから、荷重検出器が駆動ノイズの影響を受けることがない。
【0024】
そして、第3発明によれば、駆動源で生成された回転駆動力の軸線の延びる方向が動力伝達機構によって適正に修正されながら、該駆動源の駆動力が搬送機構にきっちりと伝達されることになる。
【0025】
すなわち、駆動源の回転軸線を荷重検出器の変位方向と平行に配置したから、当初駆動源で生成された回転駆動力の軸線と、搬送機構の搬送面とが直交し、一致しなくなる。そこで、駆動源と搬送機構との間に配設される動力伝達機構を介して、回転駆動力の軸線を搬送機構の搬送面と平行な方向に変換し、これにより、円滑な動力の伝達が実現するようにしたものである。このような構成を採用することにより、汎用的な搬送を実現することも可能となる。
【0026】
そして、第4発明では、重量チェッカや自動重量選別装置等の計量装置において、上記第1発明から第3発明と同様の作用効果が得られる。以下、その他の課題も含め、図面に基き、発明の実施の形態を通して、本発明をさらに詳しく説明する。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の実施の形態に係る計量装置1の概略斜視図、図2は、同計量装置1の一部切欠きの平面図であって、搬送用ベルト17を仮想線(二点鎖線)で示し、また、下方に見えるべき筐体8、支持フレーム9の一部、及び脚部材10,11等の図示を省略したもの、図3は、同計量装置1の上部の一部切欠きの右側面図であって、搬送用ベルト17を仮想線で示し、且つ、該ベルト17の左右の突出縁部17aの図示を省略したもの、図4は、同計量装置1の上部の左側面図であって、筐体8内の構造を示すため、該筐体8、脚部材10、及び支持フレーム9の一部を破断したもの、図5は、同計量装置1の上部の縦断面図であって、搬送機構5においては、天板部材21…21,23,25の直上流側から搬送方向Aの下流側を見たもの、筐体8においては、該筐体8内の構造を示すため、該筐体8を破断したもの、支持フレーム9においては、該支持フレーム9内に収容された動力伝達機構7の構造を示すため、支持フレーム9の一部を破断したもの、図6は、同計量装置1の搬送機構5の従動ローラ15の支持部周辺を示す拡大右側面図であって、最外縦壁25b,55bを除去したもの、図7は、搬送用ベルト17と駆動ローラ13又は従動ローラ15との係合状態を示す拡大断面図であって、ローラ13又は15の手前側から終端部側又は始端部側を見たもの、及び、図8は、支持フレーム9の右下流側アーム97aの上端部の内面の拡大図であって、動力伝達機構7から駆動ローラ13への駆動力の伝達のために該動力伝達機構7の出力端部に形成した矩形状の穴109bを示すものである。
【0028】
この実施の形態においては、本発明は、図1に示す計量装置1に適用されている。この計量装置1は、例えば重量チェッカ又は自動重量選別装置である。計量装置1は例えば生産ラインの途中に配置され、上流側に設置された図示しない製袋包装装置等の商品供給装置あるいは商品排出装置から商品、すなわち被計量物Xが供給される。計量装置1は被計量物Xを矢印A方向に搬送しながらその重量を計測し、下流側に設置された図示しない振分装置やその他の商品処理装置に受け渡す。
【0029】
計量装置1は計量コンベア2を備える。あるいは、必要に応じて、上流側機器から供給される被計量物Xの取込みを行なう取込みコンベアを備えてもよい。計量コンベア2はコンベア装置3とロードセル4とを有する。さらに、コンベア装置3は搬送機構5と駆動モータ6と動力伝達機構7とを含んでいる。
【0030】
この計量装置1はベルトコンベア式のものであると共に、水平な搬送面上に被計量物Xを載置して搬送する物品載置式のものである。また、この計量装置1はロードセル4及び駆動モータ6を収容する筐体8を有する。筐体8は前後一対の脚部材10,11に固定されている。さらに、この計量装置1は、搬送機構5をロードセル4の自由端4cに連結するための支持フレーム9を有する。
【0031】
図2に示すように、搬送機構5は、前後一対のローラ13,15間に搬送用ベルトとしての無端状の平ベルト17が巻き掛けられた構成である。搬送機構5は筐体8の上方に配置されている。特に、該筐体8内に収容されたロードセル4の上方に配置されている。
【0032】
搬送機構5において、搬送方向Aの下流側のローラ(前側のローラ)13は駆動ローラであり、上流側のローラ(後側のローラ)15は従動ローラである。両ローラ13,15の間には、5つに分割された天板部材21…21,23,25が配設されている。
【0033】
各天板部材21…21,23,25は、いずれも前後に細長く延び、所定の間隔で平行に並んでいる。内側の3つの天板部材21…21は、搬送用ベルト17の搬送面である上側走行面の直下方に位置し、該搬送面を全面で裏から支える。これに対し、搬送方向Aに向かって左側(この実施の形態ではこの側を左側とする)の天板部材23と、搬送方向Aに向かって右側(同じくこの側を右側とする)の天板部材25とは、ローラ13,15の端部寄りに位置し、搬送用ベルト17の搬送面の左右の側縁部を部分的に裏から支える。
【0034】
ここで、搬送用ベルト17の幅は、ローラ13,15の長さよりやや長く、図5及び図7に符号17aで示すように、搬送用ベルト17の左右側縁部の裏面が裏方向に突出している。そして、その突出縁部17a,17aがローラ13,15の端部に係合している。これにより、搬送用ベルト17は、ローラ13,15に対する巻き掛けがずれて幅方向に蛇行したりせず、常に、正しく、安定してローラ13,15間に巻き掛けられる。
【0035】
なお、外側の天板部材23,25の上面には、上記の搬送用ベルト17の突出縁部17a,17aを避けるための段差23a,25aが形成されている。
【0036】
図5に示すように、天板部材21…21,23,25は、いずれもほぼ縦断面コ字状に折り曲げ成形されている。そして、図2に示すように、天板部材21…21,23,25は、搬送幅方向に延びる3つのL型ビーム31,33,35によって連結されている。図3〜図5に示すように、左右側方の天板部材23,25の外側の縦壁23b,25bは上下に長く延び、この搬送機構5の左右の側壁を構成している。
【0037】
図2に示すように、下流側の駆動ローラ13は、その両端部から突出するシャフト13a,13bと一体回転する。最下流側のL型ビーム31の縦壁に軸受ユニット37,39が取り付けられ、該軸受ユニット37,39に上記シャフト13a,13bが回転自在に支持されている。
【0038】
一方のシャフト(図例では左側のシャフト)13aは、対応する軸受ユニット(同じく左側の軸受ユニット)37内に収容されている。この軸受ユニット37の外面には係合部材41が突設されている。これに対し、他方のシャフト(図例では右側のシャフト)13bは、対応する軸受ユニット(同じく右側の軸受ユニット)39を貫通している。該軸受ユニット39の外面には、貫通したシャフト13bの端部13cが突出している。図3に示すように、そのシャフト13bの突出端部13cは、矩形状に成形されている。
【0039】
ここで、左右の天板部材23,25は、搬送用ベルト17の搬送面を裏から支える機能と共に、搬送機構5のフレームとしての機能も有する。つまり、駆動ローラ13は、軸受ユニット37,39やL型ビーム31を介して、フレーム23,25に回転自在に支持されている。
【0040】
一方、図2に示すように、最上流側のL型ビーム35の縦壁35aの左右両端部は上流側に曲折し、その曲折片部35b,35bに、それぞれブラケット51,51がピン部材52,52を支点として回動自在に取り付けられている。図6に示すように、各ブラケット51は、上流側端部が半円形状とされて、その上流側端部において、前後に長い長穴53が開口されている。そして、その長穴53,53に、従動ローラ15のシャフト15aの両端部15b,15bが挿通している。
【0041】
図6に示すように、シャフト15aの両端部15b,15bは、それぞれ矩形状に成形され、上記長穴53,53に、回転不能であるが、長穴53,53に沿って前後に移動自在に係合している。図2に示すように、シャフト15aは従動ローラ15を貫通し、従動ローラ15は、このシャフト15aに対して相対回転する。
【0042】
ここで、上記の左右一対のブラケット51,51は、この搬送機構5のフレームとしての機能を有する。つまり、従動ローラ15は、フレーム51,51に回転自在に支持されている。
【0043】
図2に示すように、ブラケット51,51の上縁部に亘って天板部材55が接合されている。この天板部材55は、左右幅方向に長く延び、その左右の外側縦壁55b,55bに係合部材57,57が突設されている(図3、図4も参照)。
【0044】
なお、天板部材55の上面には、前述の左右外側の天板部材23,25と同様に、搬送用ベルト17の裏面の突出縁部17a,17aを避けるための段差55a,55aが形成されている(図6も参照)。
【0045】
図6に示すように、各ブラケット51には、従動ローラ15のシャフト15aの矩形状の端部15bと当接して、これを上流側に押圧するスプリング59が備えられている。スプリング59の他端部はプレート部材61に当接している。プレート部材61は螺子棒63と螺合している。螺子棒63はブラケット51の下流側端部の曲折片部51aに回転自在に支持されている。
【0046】
図5に示すように、プレート部材61の一辺はブラケット51の外面に対接している。したがって、螺子棒63を回転させることによりプレート部材61を前後に移動させることができる。その結果、スプリング59の付勢力が調整でき、従動ローラ15を上流側へ押圧する押圧力を調整することができる。すなわち、駆動ローラ13と従動ローラ15との間隔を可変に調整することが可能となる。この場合、従動ローラ15は搬送用ベルト17の張力と釣り合ったところで停止する。これにより、搬送用ベルト17の長さがばらついていても、該搬送用ベルト17に常に適正な張力が付与されることになる。
【0047】
図3、図4に示すように、ブラケット51の回動支点52,52は、駆動ローラ13の回転軸心としてのシャフト13a,13bと、従動ローラ15の回転軸心としてのシャフト15aとを結ぶ直線D上にはなく、該直線Dよりも下方にずれて位置している。上記回動支点52,52は、駆動ローラ13を回転自在に支持するフレーム23,25と、従動ローラ15を回転自在に支持するフレーム51,51とが曲折するときの支点である。
【0048】
したがって、図3、図4に示したように、フレーム23,25,51,51が曲折せずに、直線状に延びているときは、ローラ13,15間の距離が長くなり、該ローラ13,15間に巻き掛けた搬送用ベルト17が引っ張られて、該ベルト17に適度な張力が作用し、該ベルト17が緩まない。それゆえ、この搬送用ベルト17で被計量物Xを適正に搬送することができる。
【0049】
一方、このとき、引張された搬送用ベルト17の弾性復元力によって、フレーム23,25,51,51には上記支点52,52回りに折れ曲げようとする力が作用する。その場合に、特に、該支点52,52が、ローラ13,15同士を結ぶ直線Dから下方にオフセットしているので、フレーム23,25,51,51は、図3及び図4に矢印B,Bで示すように、上側の搬送面側に折れ曲がろうとする。
【0050】
そして、このとき、図2、図3、図6に示すように、一方のフレームである左右外側の天板部材23,25の上面が上流側に延びて、もう一方のフレームであるブラケット51,51の上方にまで至っている。その結果、一方のフレーム(左右外側の天板部材)23,25に、もう一方のフレーム(ブラケット)51,51の上縁部が当接し、これにより、フレーム23,25,51,51が、それ以上に、矢印B,Bのように、上側の搬送面の側に折れ曲がることが阻止されている。
【0051】
一方、図4及び図5に示すように、筐体8は、下半部を構成する本体71と、上半部を構成するカバー部材72とが上下に重ね合わされた構成及び外観である。筐体8の内部には、荷重検出器であるロードセル4と、搬送機構5の駆動源である駆動モータ6とが収容されている。
【0052】
図4に示すように、ロードセル4の起歪体4aは、その固定端部4bが取付部材75を介して筐体本体71側に固定されている。起歪体4aの自由端部4cには、取付部材77及びブラケット79を介して上記駆動モータ6が組み付けられている。
【0053】
図5に示すように、駆動モータ6は、その回転軸73aが上下方向に延びるように配置されている。特に、この実施の形態においては、モータ6の回転軸73aは下方向に向かって延びている。ブラケット79の下面には中空のスペーサ81が組み付けられ、該スペーサ81の下端部にはさらにギヤボックス83が結合されている。
【0054】
ギヤボックス83は、筐体本体71の下面に形成された開口71aを挿通して、筐体8から下方に向けて外部へ突出している。スペーサ81とギヤボックス83との合せ面にダイヤフラム85が挟み込まれている。ダイヤフラム85は、また、開口71aの周縁部と、該周縁部に取り付けられたリング部材87とによっても挟み付けられ、上記開口71aを塞いでいる。
【0055】
図3〜図5に示すように、ギヤボックス83の左右の側面からは、それぞれ中空の円柱部材91,93が水平に延びている。このうち、搬送機構5の側面に、二つの係合部材41,57が突設された側(図例では左側)に向かう円柱部材91については、図4及び図5に示すように、該円柱部材91の延設端部に側面視V字状のアーム部材95が取り付けられている(図2も参照)。このアーム部材95の前後のアーム95a,95bはそれぞれ離反するように斜め上方に延び、各アーム95a,95bの上端部に形成された切欠き95c,95dに、上記搬送機構5の係合部材41,57がそれぞれ係合している。
【0056】
一方、搬送機構5の側面に、一つの係合部材57と、駆動ローラ13のシャフト13bの矩形状端部13cとが突設された側(図例では右側)に向かう円柱部材93についても、図3及び図5に示すように、該円柱部材93の延設端部に側面視V字状のアーム部材97が取り付けられている(図2も参照)。このアーム部材97の前後のアーム97a,97bはそれぞれ離反するように斜め上方に延び、そのうち、係合部材57に向けて延びる上流側(後側)のアーム97bは、上端部に切欠き97cが形成されて、該切欠き97cに、上記搬送機構5の係合部材57が係合している。
【0057】
これに対し、駆動ローラ13のシャフト13bの端部13cに向けて延びる下流側(前側)のアーム97aの外面には、図5に示すように、細長いカバー部材99が取り付けられている。そして、これらのアーム97aとカバー部材99とにより密閉された小部屋140が形成され、その小部屋140の内部に支持プレート100が組み入れられている。
【0058】
図5に示すように、右側円柱部材93の内部には伝動シャフト101が収容され、該シャフト101に組み付けられたベベルギヤ103と、モータ73の回転軸73aに組み付けられたベベルギヤ105とが噛合している。伝動シャフト101は上記小部屋140の内部まで延び、上記支持プレート100等により回転自在に軸支されている。そして、伝動シャフト101には、上記小部屋140の内部の部分において、伝動プーリ107が組み付けられている。
【0059】
一方、図5に示すように、支持プレート100の上部において、駆動ローラ13のシャフト13bに対応する位置には、第二の伝動シャフト109が回転自在に軸支され、該シャフト109に第二の伝動プーリ111が組み付けられている。そして、両伝動プーリ107,111間に亘って、動力伝達用の無端状のタイミングベルト113が巻き掛けられている。
【0060】
ここで、第二の伝動シャフト109は、V字状のアーム部材97の下流側アーム97aから搬送機構5に向けて内側に突出し、図8にも示すように、その突出部分109aに、上記駆動ローラ13のシャフト13bの矩形状端部13cと嵌合し得る矩形状の穴109bが形成されている(図2も参照)。
【0061】
以上により、スペーサ81、ギヤボックス83、左右一対の水平円柱部材91,93、及びV字状アーム部材95,97等は、搬送機構5を支持すると共に、該搬送機構5をロードセル4の起歪体4aの自由端部4c側に連結する支持フレーム9を全体として構成する。そして、筐体8内に駆動モータ6が収容されていると共に、上記支持フレーム9内に、該駆動モータ6の駆動力を搬送機構5に伝達するためのシャフト101,109や、プーリ107,111、タイミングベルト113等で構成される動力伝達機構7が収容されている。その結果、筐体8の上面や側面、及び支持フレーム9の表面等が、開口や突起等の凹凸のないすっきりとした外観形状となり、清掃がし易い構成となっている。
【0062】
また、重量物である搬送機構5、駆動モータ6、及び動力伝達機構7(並びに支持フレーム9)のロードセル4に対する配置を総合的に考慮することにより、コンベア装置3の重心を、上下、前後、左右の三方向において、三次元的に、ロードセル4のモーメント中心に近接させている。したがって、ロードセル4に作用するモーメント力が小さく抑制され、該モーメント力に起因してロードセル4の検出信号に発生する除去すべきノイズ成分の周波数帯域が高くなる。その結果、該ノイズを除去するローパスフィルタのフィルタ処理時間を短くすることができ、計量の高速化を図ることが可能となっている。
【0063】
次に、この実施の形態に係る計量装置1の作用を説明する。
【0064】
まず、搬送機構5に搬送用ベルト17を装着して使用時の状態にするときは、図9に示すように、フレーム23,25,51,51を曲折支点52で搬送面の反対側に折り曲げ、この状態でベルト17をローラ13,15間に亘って巻き掛ける。このとき、ローラ13,15間の距離が短くなっているから、ベルト17を緩んだ状態のまま容易に巻き掛けることができる。
【0065】
次いで、フレーム23,25,51,51を、曲折支点52を中心にして、矢印B,B方向に回動させて、図10に示すように、直線的に延びた姿勢とする。このフレーム23,25,51,51が曲折支点52,52で折り曲がらず、直線状態に延びた姿勢とされたときには、ローラ13,15間の距離が長くなっているから、搬送用ベルト17は適度に引張され、該ベルト17はローラ13,15間に安定に装着される。
【0066】
一方、フレーム23,25,51,51に対しては、搬送用ベルト17の張力の反作用として、該ベルト17の弾性復元力が作用する。その外部応力は、フレーム23,25,51,51を、曲折支点52,52回りに、搬送面方向B,B、又は反搬送面方向に、首を振るように、折り曲げようとする。しかし、前述したように、曲折の支点52,52が、ローラ13,15間を結ぶ直線D上になく、特に、搬送面と反対側の下方にオフセットして配置されているので、フレーム23,25,51,51は、例えば図10に示すような直線姿勢のときは、必ず、搬送面側の上方B,Bに折れ曲ろうとする。
【0067】
そして、そのときには、前述したように、一方のフレームであるブラケット51,51の上縁部が、もう一方のフレームである左右外側の天板部材23,25の上面に当接して、直線姿勢を越えたそれ以上のB,B方向への折れ曲がりが阻止されるから、この搬送機構5のフレーム23,25,51,51は、結局、使用時の直線姿勢に維持され、ロックされることになる。
【0068】
それゆえ、例えば、フレーム23,25,51,51の曲折を阻止するための専用のロックピン等を別途備える必要がなくなり、搬送機構5の構成が簡素化し、風袋重量Wqの低減、ひいては計量精度の向上が図られる。また、搬送機構5の洗浄作業等がし易くなり、清掃性が向上する。さらに、ロックピン等を操作する必要がなくなり、単にフレーム23,25,51,51を曲折したり直線形状に伸ばしたりするだけで、搬送用ベルト17を着脱することができる。
【0069】
そして、搬送機構5を使用時の姿勢に組み立てたら、駆動ローラ13のシャフト13bの矩形状端部13cを、右下流側のV字アーム97aから内側に突出する第二伝動シャフト109の突出部分109aの矩形状の穴109bに嵌入する。
【0070】
次いで、同じく下流側で左側の駆動ローラ13のシャフト13aを支持する軸受ユニット37の係合部材41を、左下流側のV字アーム95aの切欠き95cに係合させる。そして、図11に符号Cで示すように、これらの係合部(13cと109b、及び、41と95c)を支点として、搬送機構5を支持フレーム9上に降ろしていくことにより、該搬送機構5の上流側の左右の係合部材57,57を、同じく上流側の左右のV字アーム95b,97bの切欠き95d,97cに係合させる。これにより、搬送機構5が支持フレーム9に支持され、計量コンベア2、ひいては計量装置1が完成する。
【0071】
そして、駆動モータ6を駆動させて、ベベルギヤ105,103、第一伝動シャフト101、第一伝動プーリ107、動力伝達用タイミングベルト113、第二伝動プーリ111、第二伝動シャフト109を介して、該モータ6の駆動力を駆動ローラ13に伝達し、これにより搬送用ベルト17の上側の搬送面を矢印A方向に走行させ、被計量物Xを搬送する。
【0072】
一方、ロードセル4の起歪体4aの自由端部4cには、取付部材77やブラケット79を介して、上記駆動モータ6と、スペーサ81、ギヤボックス83、円柱部材91,93、V字アーム95,97、及びカバー部材99等でなる支持フレーム9と、伝動シャフト101やプーリ107等でなる動力伝達機構7と、搬送機構5とが連結されて、これらで構成されるコンベア装置3の総重量が風袋重量Wqとして常にロードセル4に負荷されている。そして、被計量物Xの搬送中は、該被計量物Xの重量がそこに加わるので、その重量差から該被計量物Xの重量が検出される。
【0073】
そして、特に、この実施の形態に係る計量装置1は、搬送用ベルト17上に載置された被計量物Xを水平方向に搬送する形式のものである。したがって、図2〜図5に示したように、搬送機構5の搬送面、つまり搬送用ベルト17、より詳しくはその上側走行面が水平方向に延びている。また、搬送用ベルト17が巻き掛けられたローラ13,15も同様に水平方向に延びている。この搬送機構5の搬送面17が延びる方向を第一の方向とし、図中駆動ローラ13の延びる方向に沿って符号L1で例示する。
【0074】
一方、ロードセル4には重力によってコンベア装置3や被計量物Xの荷重が下方に向けて負荷される。したがって、ロードセル4の起歪体4aは荷重検出時には上下方向に変位する。このロードセル4の起歪体4aが荷重検出時に変位する方向を第二の方向とし、図中自由端部4cの延びる方向に沿って符号L2で例示する。
【0075】
つまり、この計量装置1では、搬送機構5の搬送面17の延びる方向L1と、ロードセル4の起歪体4aの変位する方向L2とが直交している。そして、その場合に、搬送機構5を駆動する駆動モータ6の回転軸73aを、搬送機構5の搬送面17が延びる方向L1と同じ水平方向とせず、ロードセル4の起歪体4aが変位する方向L2と同じ上下方向に延設している。この駆動モータ6の回転軸73aが延びる方向を第三の方向とし、図中回転軸73aの延びる方向に沿って符号L3で例示する。
【0076】
これにより、駆動モータ6の回転軸73aの回転振動は、水平方向においてのみ作用し、その方向は、起歪体4aが変位する上下方向と直交する。したがって、駆動モータ6の回転軸73aの回転振動が作用する方向(水平方向)と、起歪体4aが荷重検出時に変位する方向(上下方向)とが一致しなくなる。その結果、ロードセル4が上記回転振動による荷重の変化をひろって検出することが回避され、該ロードセル4の計量信号に余分な外乱ノイズが表われることが回避される。それゆえ、計量精度の低下が有効に回避されることになる。
【0077】
しかも、駆動モータ6の回転軸73aをロードセル4の起歪体4aの変位方向に平行に延びるように縦置きしただけであるから、この計量装置1のハード構成が複雑化しない。また、ロードセル4の計量信号に上記ノイズが含まれていないのであるから、該計量信号をそのまま使用することができ、信号処理のソフト構成も複雑化しない。
【0078】
さらに、主な駆動ノイズの発生源であり、且つ重量物である駆動モータ6をロードセル4のの起歪体4aの自由端部4c側に配置することで、駆動モータ6の重心がロードセル4のモーメント中心に近づき、これにより、ロードセル4に対する外乱ノイズの影響が低減される。しかも、駆動ノイズ源である駆動モータ6が自由端部4c側に存在していても、その振動の作用方向がロードセル4の検出方向と異なるから、ロードセル4が駆動ノイズの影響を受けることがない。
【0079】
ところで、駆動モータ6の回転軸73aを上下方向に延設したから、該駆動モータ6で最初に生成される回転駆動力の軸心もまた上下方向に延びる。この方向は、搬送機構5の搬送面17の延びる水平方向と一致していない。ましてや、駆動力を最初に伝達すべき駆動ローラ13の軸心が延びる左右方向と一致していない。
【0080】
そこで、駆動モータ6と駆動ローラ13との間に配設した動力伝達機構7で動力を伝達している間に、駆動モータ6で生成された回転駆動力の軸心が延びる方向を、搬送機構5の搬送面17の延びる水平方向であって、且つ、駆動ローラ13の軸心が延びる左右方向に変換するようにしている。
【0081】
具体的には、一対のべべルギヤ105,103を使って、動力伝達経路を回転軸73aの延設方向L3から伝動シャフト101の延設方向L4へと曲折している。このとき、伝動シャフト101は、駆動ローラ13と平行に、左右方向に延びる。これにより、駆動モータ6の駆動力が、適正、円滑に、駆動ローラ13に入力され、搬送機構5に伝達されることになる。
【0082】
なお、この実施の形態では、荷重検出器としてロードセル4を採用したが、これに限らず、例えば電磁平衡式の荷重検出器を採用してもよい。すなわち、一端が固定端とされ、他端が自由端とされて、該自由端に荷重が負荷されて、その荷重を上下方向の変位によって検出するような構成の荷重検出器であれば本発明を適用することができる。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ハード構成及びソフト構成を複雑化させずに、簡素な構成で、駆動源の回転振動によって計量精度が低下することを回避することができる。本発明は、搬送機構の搬送面の延びる方向と、荷重検出器の(起歪体の)変位する方向とが直交する形式の、ベルトコンベア式あるいはローラコンベア式等の各種の計量コンベア及び計量装置一般に広く好ましく適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る計量装置の概略斜視図である。
【図2】 同計量装置の主として搬送機構の平面図である。
【図3】 同計量装置の上部の一部切欠き右側面図である。
【図4】 同計量装置の上部の左側面図であって、筐体内の構造を示す一部縦断面図である。
【図5】 同計量装置の上部の縦断面図であって、搬送方向の上流側から下流方向を見たものである。
【図6】 同計量装置の従動ローラの支持部周辺を示す要部拡大側面図である。
【図7】 搬送ベルトとローラとの係合を示す拡大断面図である。
【図8】 動力伝達機構の出力端部を示す部分拡大図である。
【図9】 搬送機構の組み立ての説明図である。
【図10】 同搬送機構の作用の説明図である。
【図11】 計量装置の組み立ての説明図である。
【図12】 従来の典型的な計量コンベアの概略構成を示す側面図である。
【図13】 同じく従来知られた計量コンベアの概略構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 計量装置
2 計量コンベア
3 コンベア装置
4 ロードセル(荷重検出器)
4a 起歪体
5 搬送機構
6 駆動モータ(駆動源)
7 動力伝達機構
8 筐体
9 支持フレーム
13 駆動ローラ
15 従動ローラ
17 搬送用ベルト(搬送面)
73a 駆動モータの回転軸
L1 搬送機構の搬送面が延びる方向
L2 ロードセルの起歪体が変位する方向(変位方向)
L3 駆動モータの回転軸が延びる方向
X 被計量物
Claims (4)
- 被計量物を搬送しながらその重量を計量する計量コンベアであって、搬送面が水平に配置され、被計量物を搬送する搬送機構と、該搬送機構を駆動する駆動源と、これらを支持して搬送機構で搬送される被計量物の重量を上下の変位によって検出する荷重検出器とを備え、上記駆動源の回転軸線が上記変位方向と平行に配置されていることを特徴とする計量コンベア。
- 駆動源は、荷重検出器の自由端に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の計量コンベア。
- 駆動源の駆動力を搬送機構に伝達する動力伝達機構が備えられ、該動力伝達機構により、駆動源で生成された回転駆動力の軸線が、搬送面と平行な方向に変換されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の計量コンベア。
- 請求項1から請求項3のいずれかに記載の計量コンベアを備えたことを特徴とする計量装置。
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