JP3814096B2 - プッシュ型サーバ装置,および画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

プッシュ型サーバ装置,および画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された端末装置に対し、プッシュ技術を用いて情報を送信するプッシュ型サーバ装置に関し、より詳細には、原稿から画像データを読み取り、読み取った画像データをプッシュ技術を利用してリアルタイムで端末装置に送信するプッシュ型サーバ装置,および画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のネットワーク技術の発達により、複数のコンピュータでプリンタを共有するだけでなく、図13に示すようにスキャナをも共有することが可能になっている。図13は、スキャナが接続されたネットワークの説明図であり、1はスキャナ、2a〜2cは複数のコンピュータ(以下、単に「コンピュータ2」と記述する)、3はLANのようなネットワークをそれぞれ示している。図13に示すようなネットワーク構成において、スキャナ1で原稿から画像データを読み取るための読取方法として、以下のような方法が提案されている。
【0003】
第1の方法は、各コンピュータ2にスキャナ1を制御するための専用のソフトウエアをインストールしておき、コンピュータ2からスキャナ1を操作して、スキャナ1にセットされた原稿から画像データを読み取る処理を実行するというものである。具体的に、ユーザは、スキャナ1に原稿をセットした後、自分のコンピュータ2に戻ってソフトウエアを操作してスキャナ1を動作させることにより、原稿から画像データを読み取る処理を実行することができる。この第1の方法について換言すれば、スタンドアローンのコンピュータに例えばSCSIインターフェースを介して接続されたスキャナを用いて原稿から画像データを読み取る場合と同様である。
【0004】
ところが、前述した第1の方法においては、スキャナ1を利用する全てのコンピュータ2に対し、そのスキャナ1を制御するための専用のソフトウエアをインストールしておく必要があるという不都合な点があった。すなわち、使用するスキャナ1に対応したソフトウエアを各コンピュータ2にインストールする必要があることから、スキャナ1を交換したり、追加したりした場合等においては、新たにそのスキャナ1を利用するための専用のソフトウエアを各コンピュータ2毎にインストールする必要がある。そのため、コンピュータ2やソフトウエアの管理上不便であると共に、ユーザは新たなソフトウエアの操作方法を学習しなければならないという不便な点があった。
【0005】
また、第1の方法においては、原稿から画像データを読み取るために、ユーザがスキャナ1と自分のコンピュータ2との間で必要以上に動き回らなければならないという不便な点があった。すなわち、ユーザは、▲1▼原稿をスキャナ1にセットするために自分のコンピュータ2からスキャナ1まで行き、▲2▼読み取り指示のためにスキャナ1から自分のコンピュータ2に戻り、▲3▼原稿を回収するために自分のコンピュータ2からスキャナ1に行き、▲4▼作業続行のためにスキャナ1から自分のコンピュータ2に戻る、というように動き回らなければ原稿から画像データを読み取る処理を行うことができないという不便な点である。
【0006】
前述した第1の方法の不便な点に鑑み、第2の方法として、スキャナ1およびコンピュータ2にそれぞれ画像データを読み取る際に所定の手順で通信処理を行うソフトウエアをインストールしておき、スキャナ1側で画像データの読み取り操作を行えるようにする方法が提案されている。具体的に、ユーザは、スキャナ1に原稿をセットし、スキャナ1に設けられている操作部(図示せず)を操作してあて先を指定すると共に、読取スタートボタンを押下する。このユーザの操作に応じて、あて先として指定されたコンピュータ2およびスキャナ1の間において所定の通信手順に基づいて通信処理がなされ、スキャナ1で原稿から読み取った画像データがコンピュータ2に対して送信される。
【0007】
このように、第2の方法においては、ユーザがスキャナ1を直接操作することによって原稿から画像データを読み取る処理を行うことができる。その上、ユーザが自分のコンピュータ2に戻った時点で直ちに画像データを利用することができる。したがって、第2の方法によれば、上記第1の方法のようにユーザが必要以上に動き回らなければならないという問題点を解消することができる。
【0008】
ところが、第2の方法においても、スキャナ1に対応した専用のソフトウエアを各コンピュータ2にインストールしておく必要があるため、コンピュータ2やソフトウエアの管理上不便であるというような第1の方法と同様の不便な点が未だ存在していた。加えて、第2の方法で使用されるソフトウエアの中には、ユーザが画像データを処理するために利用しているソフトウエアで使用可能なファイルフォーマットと互換性がないファイルフォーマットを用いるものもあるという不便な点も存在していた。
【0009】
さらに、前述した第2の方法の不便な点に鑑み、第3の方法として、スキャナ1で原稿から読み取った画像データを記憶しておくことができるようにすると共に、スキャナ1をWebサーバとして機能させるようにしておき、コンピュータ2に用意されているWebブラウザを用いてスキャナ1にアクセスし、必要な画像データを取得することができるようにする方法が提案されている。具体的に、ユーザがスキャナ1に原稿をセットし、スキャナ1に設けられている読取スタートボタン(図示せず)を押下すると、スキャナ1は原稿から画像データを読み取り、読み取った画像データをハードディスクに保存する。そして、スキャナ1は、ネットワーク3においてWebサーバとして動作するように構成されているため、ユーザは、自分のコンピュータ2上で動作するブラウザを使ってスキャナ1にアクセスし、ハードディスクに保存された画像データを取得することができる。
【0010】
このように、第3の方法においては、ユーザがスキャナ1を直接操作することによって原稿から画像データを読み取る処理を行うと、読み取られた画像データはスキャナ1に記憶されるため、後に自分のコンピュータ2からその画像データを取得することができる。したがって、上記第1の方法のようにユーザが必要以上に動き回らなければならないという問題点を解消することができる。
【0011】
加えて、コンピュータ2に通常用意されている汎用のWebブラウザを使ってスキャナ1側に記憶されている画像データを取得することができるため、各コンピュータ2にスキャナ1に対応した専用のソフトウエアをインストールしておく必要をなくすことができる。したがって、上記第1および第2の方法のように、コンピュータ2やソフトウエアの管理上不便であるという点を解消することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記第3の方法においては、スキャナで原稿から画像データを読み取った後、ユーザ自身がブラウザを操作してWebサーバとしてのスキャナにアクセスして該当する画像データを取得しなければならないため、操作上不便な点があった。加えて、スキャナで画像データを読み取る処理が行われたことについてユーザに通知するための手立てが何ら用意されていないため、スキャナのハードディスクに記憶された画像データが利用されることなく、そのまま放置されてしまうことがあるという問題点もあった。
【0013】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、例えば、ネットワークを介して複数のコンピュータでスキャナを共有するような場合において、スキャナを使用するための専用のソフトウエアを各コンピュータにインストールする必要をなくすことを目的とする。
【0014】
また、本発明は上記に鑑みてなされたものであって、例えば、ネットワークを介して複数のコンピュータで共有されるスキャナにおいて、原稿から画像データを読み取る処理および読み取った画像データをコンピュータに送信する処理をリアルタイムに行うことを可能にし、原稿から画像データを読み取る作業の利便性の向上を図ることを目的とする。
【0015】
さらに、本発明は上記に鑑みてなされたものであって、例えば、ネットワークを介して複数のコンピュータで共有されるスキャナにおいて、原稿から画像データを読み取る処理を開始することや、読み取り処理が完了したこと等をコンピュータに対して通知することを可能にすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1のプッシュ型サーバ装置は、ネットワークに接続された端末装置に対し、プッシュ技術を用いて情報を送信するプッシュ型サーバ装置において、原稿を走査して画像データを読み取る読取手段と、前記端末装置に対し、前記読取手段で読み取った画像データをプッシュ技術を利用して送信するためのチャネルを指定する指定手段と、前記読取手段に対して画像データの読み取り開始を指示する指示手段と、前記指定手段で指定されたチャネルに対し、前記読取手段で読み取った画像データをプッシュ技術を利用して送信する送信手段と、を備えたものである。
【0017】
また、請求項2のプッシュ型サーバ装置は、請求項1に記載のプッシュ型サーバ装置において、さらに、前記指定手段で指定されたチャネルを登録しておくための登録手段を備え、前記送信手段が、前記登録手段の登録内容を参照し、前記読取手段で読み取った画像データを該当するチャネルに対して送信するものである。
【0018】
また、請求項3のプッシュ型サーバ装置は、請求項1または2に記載のプッシュ型サーバ装置において、前記送信手段が、前記画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを前記端末装置のユーザに通知するための通知情報を前記指定手段で指定されたチャネルと同一または異なるチャネルに対して送信するものである。
【0019】
また、請求項4のプッシュ型サーバ装置は、請求項1,2または3に記載のプッシュ型サーバ装置において、さらに、前記読取手段で読み取った画像データを記憶しておくための記憶手段を備え、前記送信手段が、前記端末装置から要求があった場合に、前記記憶手段から該当する画像データを読み出し、読み出した画像データを前記端末装置に送信するものである。
【0020】
また、請求項5のプッシュ型サーバ装置は、ネットワークに接続された端末装置に対し、プッシュ技術を用いて情報を送信するプッシュ型サーバ装置において、原稿を走査して画像データを読み取る読取手段と、前記読取手段に対して画像データの読み取り開始を指示する指示手段と、前記読取手段で読み取った画像データを記憶しておくための記憶手段と、予め指定されているチャネルに対し、前記画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを前記端末装置のユーザに通知するための通知情報をプッシュ技術を利用して送信し、かつ、前記端末装置から要求があった場合に、前記記憶手段から該当する画像データを読み出し、読み出した画像データを前記端末装置に送信する送信手段と、を備えたものである。
【0021】
また、請求項6のプッシュ型サーバ装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載のプッシュ型サーバ装置をネットワーク接続機能を有した画像読取装置,または画像読取装置が接続されると共に、ネットワーク接続機能を有したコンピュータで構成するようにしたものである。
【0023】
さらに、請求項のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに接続された画像読取装置またはネットワークに接続されると共に、画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムが、原稿を走査して画像データを読み取る処理を実行させる第1の機能と、前記第1の機能の実行を指示する第2の機能と、前記第1の機能を実行して得た画像データを記憶させる第3の機能と、予め指定されているチャネルに対し、前記画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを前記ネットワークに接続された端末装置のユーザに通知するための通知情報をプッシュ技術を利用して送信させる第4の機能と、前記端末装置から要求があった場合に、前記第3の機能を実行して記憶しておいた該当する画像データを前記端末装置に送信させる第5の機能と、を含むものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るプッシュ型サーバ装置,および画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0025】
〔本発明の概要〕
本発明の一実施の形態においては、図13に示したように、ネットワーク3を介して複数のコンピュータ2(端末装置)でスキャナ1(画像読取装置)を共有できるようにした状態において、スキャナ1で原稿から読み取った画像データをプッシュ技術を用いてコンピュータ2に送信できるようにする。すなわち、スキャナ1は、プッシュ技術に対応したWebブラウザがインストールされたコンピュータ2を対象とし、原稿から読み取った画像データをhttpプロトコルのような汎用のプロトコルを使用して送信する。
【0026】
具体的には、スキャナ1をプッシュ型サーバとして構成し、予め指定されたチャネルに対して、原稿から読み取った画像データをhttpプロトコル上で送信する。コンピュータ2では、プッシュ技術対応のWebブラウザが動作しているものとし、スキャナ1から送信された画像データはWebブラウザによって受信される。したがって、コンピュータ2では、汎用のWebブラウザを使用することができるため、各コンピュータ2にスキャナ1を利用するための専用のソフトウエアをインストールする必要をなくすことができる。また、画像データはプッシュ技術によってスキャナ1からコンピュータ2に送信されるため、原稿の読み取りを指示するのみで、コンピュータ2のWebブラウザで直ちに画像データを取得することができる。
【0027】
また、本発明の他の実施の形態においては、図13に示したネットワーク構成において、スキャナ1で原稿から画像データを読み取る処理を開始することや、読み取り処理が完了したこと等をユーザに知らせるための情報を、プッシュ技術を用いてスキャナ1からコンピュータ2に送信できるようにする。すなわち、スキャナ1は、プッシュ技術に対応したWebブラウザがインストールされたコンピュータ2を対象とし、上記情報をhttpプロトコルのような汎用のプロトコルを使用して送信する。加えて、スキャナ1では、読み取った画像データを例えばハードディスクに記憶しておくようにする。その結果、ユーザは、上記情報に応じてコンピュータ2からスキャナ1にアクセスし、必要な画像データを取得することができる。
【0028】
具体的には、スキャナ1をプッシュ型サーバとして構成し、予め指定されたチャネルに対し、原稿から画像データを読み取る処理を開始することや、読み取り処理が完了したこと等をユーザに知らせるための情報をhttpプロトコル上で送信する。コンピュータ2では、プッシュ技術対応のWebブラウザが動作しているものとし、スキャナ1から送信された上記情報はWebブラウザによって受信される。したがって、コンピュータ2のユーザは、スキャナ1で画像データの読み取りが行われることや読み取りが完了したこと等を知ることができる。また、スキャナ1では、原稿から読み取った画像データをハードディスク等に記憶するようにし、ユーザは、スキャナ1から送信された上記情報に応じてWebブラウザを操作し、スキャナ1から必要な画像データを取得することができる。このように、コンピュータ2では、汎用のWebブラウザを使用することができるため、各コンピュータ2にスキャナ1を利用するための専用のソフトウエアをインストールする必要をなくすことができる。
【0029】
〔実施の形態1〕
本発明に係るプッシュ型サーバ装置をスキャナを用いて構成する場合を本発明の実施の形態1とし、
(1)スキャナの構成
(2)ユーザの操作
(3)スキャナの動作
(4)応用例
の順で説明する。
【0030】
(1)スキャナの構成
図1は、実施の形態1に係るプッシュ型サーバ装置を構成するスキャナの概略構成を示すブロック図である。図1に示すスキャナ1aは、図13に示したスキャナ1に対応するものであって、原稿からの画像データの読み取り処理やプッシュ技術を用いた画像データの送信処理等、装置全体の動作を制御するCPU11と、所定の処理プログラムが記憶されているROM12と、CPU11のワーキングメモリとして利用されるRAM13と、原稿から画像データを読み取る処理を実行する光学入力装置14と、画像データをプッシュ技術を利用して送信するためのチャネルの指定,画像データの読み取り開始指示等をユーザが行えるようにするための操作パネル15と、ネットワーク3(図13参照)にスキャナ1aを接続するためのネットワーク接続装置16と、上記各部を接続するためのバス17と、を備えている。
【0031】
図2は、図1に示したスキャナ1aをプッシュ型サーバ装置として動作させるためのプログラムの概略を示すブロック図である。このプログラムは、一例として、操作パネル15を介して入力されたチャネルの指定を受けて、プッシュ技術を利用して画像データをスキャナ1aから送信するためのチャネルを示すチャネル情報22を生成するチャネル指定部21と、操作パネル15を介して入力された画像データの読み取り開始指示を受けて、画像データ読み取りイベントを発生するスキャン指示部23と、スキャン指示部23が発生したイベントに基づいて、光学入力装置14を制御して原稿から画像データを読み取る処理を実行するスキャン処理部24と、光学入力装置14で読み取った画像データをコンピュータ2上で動作するWebブラウザで使用可能なデータフォーマット、例えばJPEG,GIF等に変換するデータ変換処理部25と、ネットワーク接続装置16を制御して、データ変換処理部25で変換処理が施された画像データをチャネル情報22で示されているチャネルに対して送信する処理を実行する通信処理部26と、を有している。
【0032】
図2に示したプログラムは、スキャナ1a中の任意の格納場所に格納されることになる。格納場所としては、図1に示すROM12でも良いし、必要に応じてハードディスクや不揮発性のメモリ等を用意することにしても良い。そして、図1に示したCPU11が格納場所からこのプログラムを読み出して実行することにより、図2に示した各部の機能が実現される。
【0033】
(2)ユーザの操作
続いて、前述した構成を有するスキャナ1aの動作を説明する前提として、ユーザがスキャナ1aに対して行う操作について簡単に説明する。なお、図13に示した各コンピュータ2には、プッシュ技術対応の汎用Webブラウザがインストールされているものとする。
【0034】
まず、ユーザは、スキャナ1aを利用して原稿から画像データを読み取る処理を実行する前に、自分のコンピュータ2上のWebブラウザで必要な情報源(URL)、即ちプッシュサーバおよびポートを指定する操作を行う必要がある。この情報源がチャネルであり、プッシュサーバがスキャナ1aに該当する。
【0035】
そして、実際に原稿から画像データを読み取る処理を実行する場合、ユーザは、原稿をスキャナ1aにセットし、スキャナ1aの操作パネル15を操作して、自分のコンピュータ2のWebブラウザで指定したチャネルと同一のチャネルを指定すると共に、画像データの読み取りを指示する。ユーザはこのような操作を行うのみで、予め指定したWebブラウザのチャネルを介し、スキャナ1aで原稿から読み取った画像データを取得することができる。
【0036】
(3)スキャナの動作
つぎに、スキャナ1aの動作について説明する。図3は、画像データの送信先となるチャネルの設定処理を示すフローチャートである。図2に示したチャネル指定部21は、ユーザがスキャナ1aの操作パネル15を介してチャネルを指定する操作を行ったか否かを監視する処理を実行している(S11)。ユーザがチャネルを指定する操作を行った場合(S11;Yes)、チャネル指定部21は、操作パネル15を介して指定されたチャネルを表すチャネル情報22を生成し、画像データの送信先となるチャネルを設定する処理を実行する(S12)。チャネル指定部21で生成されたチャネル情報22は、例えば、図1に示すRAM13に記憶される。
【0037】
実施の形態1に係るスキャナ1aにおいては、原稿から画像データを読み取る処理が実行される毎に、図3に示した処理が実行される。換言すれば、ユーザは、原稿から画像データを読み取る処理を実行する毎にチャネルを指定する操作を行う。
【0038】
図4は、画像データの読み取りおよび送信処理を示すフローチャートである。図2に示したスキャン指示部23は、ユーザがスキャナ1aの操作パネル15を介して画像データの読み取り開始を指示したか否かを監視する処理を実行している(S21)。
【0039】
そして、画像データの読み取り開始が指示されると(S21;Yes)、スキャン指示部23は画像データ読み取りイベントを発生する。スキャン処理部24は、スキャン指示部23が発生したイベントに基づき、光学入力装置14を制御して原稿から画像データを読み取る処理を実行する(S22)。
【0040】
続いて、データ変換処理部25は、光学入力装置14で読み取った画像データをコンピュータ2上で動作するWebブラウザで使用可能なJPEG,GIF等のデータフォーマットに変換する処理を実行する(S23)。このデータ変換処理部25は、光学入力装置14で読み取られた画像データのデータ形式を順次変換する処理を行うものであっても良いし、画像データの読み取りが終了した時点でデータ形式の変換を行うものであっても良い。
【0041】
さらに、通信処理部26は、チャネル指定部21によって生成されたチャネル情報22を参照すると共に、ネットワーク接続装置16を制御して、データ変換処理部25で変換処理が施された画像データを順次該当するチャネルに対して送信する処理を実行する(S24)。すなわち、通信処理部26は、httpプロトコル上において、データ変換処理部25で変換処理が施された画像データを指定されたチャネルに対して送信する処理を実行する。
【0042】
通信処理部26から送信された画像データは、ユーザのコンピュータ2で起動されているWebブラウザの該当する受信チャネルを活性化し、その結果、Webブラウザ上に画像データに基づく原稿の画像が表示されることになる。
【0043】
なお、通信処理部26は、例えばスキャン処理部24からの指示に応じて、画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことをユーザに対して通知する通知情報を送信することができる。送信処理部26は、チャネル情報22で示されているチャネルと同一または異なるチャネルに対して上記通知情報を送信することができる。チャネル情報22で示されているチャネルと異なるチャネルに対して通知情報を送信することにする場合には、各コンピュータ2のWebブラウザにおいて、そのチャネルでスキャナ1から情報を受信できるような設定が行われていることが必要である。したがって、コンピュータ2で起動されているWebブラウザの該当する受信チャネルにはこの通知情報の内容が表示されることになり、ユーザは画像データの読み取りが開始されたことや完了したこと等を知ることができ、画像データに基づく画像を表示させるか否か、または画像データを保存するか否か等を選択することができる。
【0044】
なお、原稿の読み取り操作を行ったユーザ以外のユーザのコンピュータ2におけるWebブラウザにおいて、図3のステップS11で指定されたチャネルと同一のチャネルがスキャナ1aを対象として指定されている場合も考えられる。前述したように、ここではプッシュ技術を利用して画像データをスキャナ1aからコンピュータ2に送信するため、上記のような場合には、原稿の読み取り操作を行ったユーザ以外のユーザのコンピュータ2にも画像データが送信されて来ることになる。このような場合に、ユーザは通知情報を参照することによって画像を表示させないようにしたり、保存しないようにしたりすることができる。また、必要に応じて、他のユーザが読み取り操作を行うことによって得られた画像データを参照することもできる。
【0045】
(4)応用例
さらに、前述したスキャナ1aを用いた応用例について簡単に説明する。実施の形態1に係るスキャナ1aは、原稿から読み取った画像データをプッシュ技術を利用してコンピュータ2に送信することが可能であるため、同報配信を行う場合の情報の発信源としてこのスキャナ1aを利用することが可能である。例えば、ネットワーク3に接続されている全てのコンピュータ2のユーザは、自分のコンピュータ2上で動作しているWebブラウザを操作して、予め定められた共通のチャネルを指定する。そして、各コンピュータ2に対してある紙媒体の情報を送信しようとする者がスキャナ1aに原稿をセットし、スキャナ1aを操作して上記予め定められたチャネルを指定すると共に、画像データの読み取りを指示することにより、各コンピュータ2のWebブラウザに原稿の画像データが送信されることになる。したがって、ネットワーク3上において、実施の形態1に係るスキャナ1aを利用した同報配信を実現することができる。
【0046】
また、各コンピュータ2のユーザ毎に、スキャナ1aで使用するチャネルを予め定めておくことにより、自己のコンピュータ2のみに対し、原稿から読み取った画像データを送信することも可能である。この場合、ユーザは、スキャナ1aにおいて自分専用のチャネルを指定して画像データの読み取りを指示すれば良い。
【0047】
このように、実施の形態1に係るスキャナ1aによれば、httpプロトコルを使用し、原稿から読み取った画像データをプッシュ技術を用いてコンピュータ2に送信するようにしたため、ネットワーク3に接続されたコンピュータ2において汎用Webブラウザを画像データを受信するために利用することができる。したがって、スキャナ1aを利用するための専用のソフトウエアを各コンピュータ2に用意する必要をなくすことができる。
【0048】
また、スキャナ1a側で原稿の読み取り操作を行うことができ、読み取られた画像データはプッシュ技術によってコンピュータ2に送信されることから、コンピュータ2において原稿から画像データを読み取るための操作を行う必要はない。加えて、スキャナ1aで読み取られた画像データは直ちにコンピュータ2に送信されるため、原稿から画像データを読み取る作業の効率化を図ることができる。
【0049】
さらに、スキャナ1aで原稿から読み取られた画像データはプッシュ技術によって直ちにコンピュータ2に送信され、Webブラウザに画像が表示されるため、ユーザは画像データを読み取る処理が実行されたことを直ちに知ることができる。
【0050】
〔実施の形態2〕
つぎに、本発明の実施の形態2として、実施の形態1と同様に、プッシュ型サーバ装置を構成するスキャナについて説明する。図5は、実施の形態2に係るスキャナの概略構成を示すブロック図である。以下では、この図5を用いて、実施の形態1に係るスキャナ1aと異なる点についてのみ説明することにする。
【0051】
実施の形態2に係るスキャナ1bには、不揮発性のRAM、例えばNVRAM18が設けられている。このNVRAM18は、図2に示したチャネル指定部21で生成されたチャネル情報22を登録しておくために利用され、原稿から画像データを読み取る処理を実行する毎にチャネルを指定するためのユーザの操作をなくすことを可能にするためのものである。なお、ここでは一例としてNVRAMを用いることにするが、ハードディスクのような外部記憶装置やその他の記憶装置等、チャネル指定部21で生成されたチャネル情報22を登録しておくことができるものであれば、いかなるものを用いても良い。
【0052】
つぎに、図5に示したNVRAM18の利用方法について簡単に説明する。例えば、スキャナ1bをネットワーク3に接続した際に、ネットワークの管理者が図3を用いて説明したチャネルの設定処理を実行することにする。その結果、図2のチャネル指定部21がチャネル情報22を生成し、生成したチャネル情報22をNVRAM18に登録する処理を実行する。そして、各コンピュータ2のユーザは、スキャナ1bに設定されたチャネルと同一のチャネルをWebブラウザにおいて指定する操作を予め行う。その結果、ユーザは、スキャナ1bに原稿をセットし、操作パネル15で画像データの読み取り開始を指示するのみで、コンピュータ2において原稿の画像データを利用することができるようになる。
【0053】
また、通信処理部26は、画像データを送信する際に、NVRAM18に記憶されているチャネル情報22を参照し、該当するチャネルに対して画像データを送信する処理を行う。
【0054】
なお、画像データを読み取る操作を行う際に、NVRAM18にチャネル情報22として予め設定されているチャネル以外のチャネルをユーザの好みに応じて指定することも可能である。さらに、NVRAM18中のチャネル情報22を任意のタイミングで変更することが可能であることはいうまでもない。
【0055】
このように、実施の形態2に係るスキャナ1bによれば、予め画像データの送信先となるチャネルを登録しておくことを可能にしたことにより、原稿から画像データを読み取る処理を実行する毎にチャネルを指定するためのユーザの操作をなくすことができるため、原稿から画像データを読み取る作業の効率化を図ることができる。
【0056】
〔実施の形態3〕
また、本発明の実施の形態3として、実施の形態1および2と同様に、プッシュ型サーバ装置を構成するスキャナについて説明する。実施の形態3に係るスキャナは、実施の形態1および2に係るスキャナ1aおよび1bをプッシュ型のサーバ装置としてだけではなく、プル型のサーバ装置として機能させるための構成を有するものである。以下では、実施の形態1および2に係るスキャナ1aおよび1bと異なる点を中心にして、実施の形態3に係るスキャナを説明する。
【0057】
図6は、実施の形態3に係るスキャナの概略構成を示すブロック図であり、実施の形態2に係るスキャナ1bを示す図5に対応させたものである。図6に示すスキャナ1cにおいて、実施の形態1および2のスキャナ1aおよび1bと異なる点は、光学入力装置15で読み取った画像データを格納しておくためのハードディスク19を備えた点である。
【0058】
なお、ここでは、一例としてハードディスク19に画像データを格納することにするが、ハードディスク19を省略してNVRAM18に画像データを格納することにしても良いし、さらに、ハードディスク19およびNVRAM18を省略して、RAM13に画像データを格納することにしても良い。換言すれば、画像データの格納先はハードディスク19に限定されるのではなく、任意の記憶装置を選択することができる。
【0059】
図7は、図6に示したスキャナをプッシュ型およびプル型のサーバ装置として動作させるためのプログラムの概略を示すブロック図であり、図2に対応させたものである。図7に示すプログラムにおいて、図2に示したものと異なる点は、データ変換処理25で変換処理が行われた画像データをハードディスク19に記憶して管理すると共に、コンピュータ2から画像データのリクエストがあった場合に、該当する画像データをハードディスク19から読み出す処理を実行するデータ管理部27が設けられている点である。なお、通信処理部26は、コンピュータ2からのリクエストを受け付け、データ管理部27にハードディスク19からの画像データの読み出し処理の実行を要求し、ハードディスク19から読み出された画像データをリクエストのあったコンピュータ2に送信する処理を実行する。
【0060】
つぎに、実施の形態3に係るスキャナ1cの動作について説明する。なお、ユーザの操作については実施の形態1および2で説明した通りであり、また、チャネルの設定処理については図3に示した通りであるため、ここでは説明を省略する。
【0061】
図8は、画像データの読み取りおよび送信処理を示すフローチャートである。この図8において、図4に示したステップと同一のステップについては同一のステップ番号を付すことにして簡単に説明する。ユーザによって画像データの読み取り開始が指示されると(S21;Yes)、図7のスキャン指示部23は画像データ読み取りイベントを発生する。スキャン処理部24は、スキャン指示部23が発生したイベントに基づいて、光学入力装置14を制御して原稿から画像データを読み取る処理を実行する(S22)。そして、データ変換処理部25は、光学入力装置14で読み取った画像データをコンピュータ2上で動作するWebブラウザで使用可能なJPEG,GIF等のデータフォーマットに変換する処理を実行する(S23)。
【0062】
続いて、データ管理部27は、データ変換処理部25で変換処理が施された画像データをハードディスク19に保存する処理を実行する(S31)。この際、データ管理部27は、他の画像データと識別できるように、適当な名称、例えば画像データの読み取り時刻,ユーザ名等をハードディスク19に保存する画像データに付与することができる。
【0063】
また、通信処理部26は、チャネル情報22を参照すると共に、ネットワーク接続装置16を制御して、データ変換処理部25で変換処理が施された画像データを順次該当するチャネルに対して送信する処理を実行する(S24)。
【0064】
なお、図8は、データ管理部27による画像データの保存処理と通信処理部26による画像データの送信処理とを別々のステップで示しているが、これらのステップの実行タイミングは同時であっても良い。また、通信処理部26は、実施の形態1で説明したように、画像データの読み取りを開始することや、読み取りが完了したことをユーザに通知する通知情報をコンピュータ2に送信することができる。
【0065】
図9は、ハードディスク19に保存した画像データをコンピュータ2からのリクエストに基づいて送信する処理、即ち、スキャナ1cがプル型のサーバ装置として動作する場合の処理の概略を示すフローチャートである。ユーザは、コンピュータ2上でWebブラウザを操作し、スキャナ1cに対して所望の画像データを取得するためのリクエストを行うことができる。すなわち、コンピュータ2のWebブラウザは、httpプロトコルに基づいて、スキャナ1cに対して画像データの送信をリクエストする。ここで、図7に示した通信処理部26は、コンピュータ2から画像データのリクエストがあったか否かを監視する処理を実行している(S41)。
【0066】
そして、画像データのリクエストがあると(S41;Yes)、通信処理部26およびデータ管理部27は、該当する画像データを取得する処理を実行する(S42)。すなわち、通信処理部26は、リクエストの内容に応じてコンピュータ2に送信すべき画像データをデータ管理部27に指示する。データ管理部27は、通信処理部26の指示に応じて、該当する画像データをハードディスク19から読み出す処理を実行する。
【0067】
その後、通信処理部26は、データ管理部27によってハードディスク19から読み出された画像データをリクエストを行ったコンピュータ2に送信する処理を実行する(S43)。その結果、リクエストを行ったコンピュータ2におけるWebブラウザには、スキャナ1cから送信された画像データが表示されることになる。
【0068】
このように、実施の形態3に係るスキャナ1cによれば、原稿から読み取った画像データを保存しておき、コンピュータ2のリクエストに応じて該当する画像データを送信する機能を有することにしたため、ユーザは必要な画像データをスキャナ1cから直ちに読み出すことができる。また、スキャナ1cに画像検索を行うためのプログラムを設けることにより、他のユーザが読み取り処理を行った画像データを検索して利用することも可能となる。
【0069】
〔実施の形態4〕
さらに、本発明の実施の形態4として、実施の形態1〜3と同様に、プッシュ型サーバ装置を構成するスキャナについて説明する。なお、実施の形態4に係るスキャナのハードウエア構成および使用されるプログラムの構成については 図6および図7にそれぞれ示した通りであるため、以下では、図6および図7を参照しつつ実施の形態4に係るスキャナの動作について説明する。
【0070】
実施の形態4に係るスキャナは、実施の形態1〜3のスキャナ1a〜1cとは異なり、画像データをプッシュ技術を利用して送信するのではなく、原稿から画像データを読み取る処理を開始することや、読み取り処理が完了したこと等をユーザに知らせるための通知情報を、プッシュ技術を用いてコンピュータ2に送信するようにしたものである。また、スキャナは、上記通知情報を送信すると共に、読み取った画像データを例えばハードディスク19に記憶しておくようにし、ユーザが通知情報に応じてスキャナから必要な情報を取得することを可能にしたものである。
【0071】
図10は、実施の形態4に係るスキャナにおいて実行される画像データの読み取りおよび通知情報の送信処理を示すフローチャートである。この図10において、実施の形態1〜3において既に説明した処理と共通する処理については簡単に説明することにする。また、前述した通知情報をスキャナから送信するためのチャネルについては、例えば実施の形態2で説明したように、スキャナおよび各コンピュータ2において共通のチャネルが予め設定されているものとする(例えば、スキャナにおいては、図7に示すチャネル情報22が生成され、NVRAM18に登録されているものとする)。
【0072】
ユーザによって画像データの読み取り開始が指示されると(S51;Yes)、図7のスキャン指示部23は画像データ読み取りイベントを発生する。スキャン処理部24は、スキャン指示部23が発生したイベントに基づいて、光学入力装置14を制御して原稿から画像データを読み取る処理を実行する(S52)。そして、データ変換処理部25は、光学入力装置14で読み取った画像データをコンピュータ2上で動作するWebブラウザで使用可能なJPEG,GIF等のデータフォーマットに変換する処理を実行する(S53)。続いて、データ管理部27は、データ変換処理部25で変換処理が施された画像データをハードディスク19に保存する処理を実行する(S54)。なお、実施の形態3で説明したように、画像データの保存先はハードディスク19に限定されるのではなく、任意の記憶装置を利用することができる。
【0073】
そして、通信処理部26は、例えばスキャン処理部24から画像データの読み取りが完了した旨の通知を受けると、チャネル情報22を参照すると共に、ネットワーク接続装置16を制御して、画像データの読み取りが完了したことをユーザに通知するための通知情報を該当するチャネルに対して送信する処理を実行する(S55)。すなわち、実施の形態4に係るスキャナは、プッシュ技術に対応したWebブラウザがインストールされたコンピュータ2を対象とし、通知情報をhttpプロトコルのような汎用のプロトコルを使用して送信する。
【0074】
通信処理部26から送信された通知情報は、ユーザのコンピュータ2で起動されているWebブラウザの該当する受信チャネルを活性化し、その結果、Webブラウザ上に画像データの読み取りが完了したことを示す情報がが表示されることになる。
【0075】
なお、図10においては、ステップS55において通信処理部26が通知情報を送信することにしているが、通知情報を送信するタイミングは図10に示すタイミングに限定されるものではない。すなわち、通信処理部26は、例えばスキャン処理部24から画像データの読み取りが完了した旨の通知を受けると、データ変換処理部25による変換処理のような他の処理に関係なく、通知情報を送信することができる。
【0076】
また、ここでは、画像データの読み取りが完了したことをユーザに通知する通知情報を送信することにしたが、これに代えて、または加えて、画像データの読み取りを開始することや画像データの読み取り中であることを通知情報として送信することもできる。
【0077】
一方、ユーザは、前述した通知情報を受け取ると、コンピュータ2上のWebブラウザを操作して、スキャナから通知情報に該当する画像データを取得することができる。ここで、実施の形態4に係るスキャナはプル型のサーバ装置として動作し、コンピュータ2からリクエストされた画像データを該当するコンピュータ2に送信する処理を実行する。この処理の詳細については、実施の形態3において図9を用いて説明した通りであるため、ここでは説明を省略する。
【0078】
このように、実施の形態4に係るスキャナによれば、ユーザに対して画像データの読み取りが行われることや読み取りが行われたことをリアルタイムで通知することができるため、ネットワーク上の各コンピュータ2のユーザは画像データが読み取られたことを知ることができ、必要に応じて該当する画像データを取得することができる。ここで、画像データの読み取り処理を行ったユーザは、通知情報に応じて画像データをスキャナから取得する処理を行うことができ、一方、他のユーザは、通知情報に応じて、興味があればスキャナにアクセスして画像データを取得することができると共に、興味がなければ通知情報を無視すれば良い。
【0079】
なお、実施の形態4に係るスキャナは、読み取った画像データをハードディスク19に保存しているため、ユーザは、通知情報を受けた場合以外においても必要な画像データをスキャナから取得することができる。
【0080】
〔実施の形態5〕
前述した本発明の実施の形態1〜4においては、スキャナを用いてプッシュ型サーバ装置を構成する例について説明したが、実施の形態5として、本発明に係るプッシュ型サーバ装置をコンピュータおよびコンピュータに接続されたスキャナで構成する例について簡単に説明する。
【0081】
図11は、実施の形態5に係るプッシュ型サーバ装置を構成するコンピュータおよびコンピュータに接続されたスキャナを示す構成図であり、図12は、図11に示すコンピュータの概略構成を示すブロック図である。コンピュータ31は、図12に示すように、全体を制御するCPU41と、ブートプログラム等を記憶したROM42と、CPU41のワークエリアとして使用されるRAM43と、OSや各種アプリケーションプログラムが記憶されているハードディスク44と、文字,数値,各種命令等の入力を行うためのキーボード45およびマウス46と、各種情報を表示するためのCRTや液晶ディスプレイ等のディスプレイ47と、スキャナ32をコンピュータ31に接続するためのI/F48(例えばSCSI)と、ネットワーク3にコンピュータ31を接続するためのネットワーク接続装置49と、上記各部を接続するためのバス50と、を備えている。
【0082】
詳細な説明については省略するが、このような構成を有するコンピュータ31の例えばハードディスク44に、図2や図7に示したプログラムをインストールしておくことにより、実施の形態1〜4においてフローチャートを用いて説明した機能を有するプッシュ型サーバ装置を実現することができる。
【0083】
なお、ここでは、図2および図7に示したスキャン指示部23やスキャン処理部24をスキャナ32のドライバとして考えることも可能であり、また、図2および図7に示す各部をスキャナ32のドライバとして構成することも可能である。
【0084】
また、原稿から画像データを読み取る際に、コンピュータ31およびスキャナ32の間で行われる処理については既に良く知られているものであるため、ここでは説明を省略する。
【0085】
このように、実施の形態5に係るプッシュ型サーバ装置によれば、コンピュータ31およびコンピュータ31に接続されたスキャナ32を用いた場合であっても、実施の形態1〜4で説明したスキャナを用いたプッシュ型サーバ装置と同様の処理を実行することができると共に、同様の効果を得ることができる。
【0086】
以上説明したように、実施の形態1〜4のスキャナや実施の形態5のスキャナが接続されたコンピュータは、予め用意されたプログラムを実行することによって本発明のプッシュ型サーバ装置として機能するものである。すなわち、実施の形態1〜3で説明した処理を実現するためのプログラムは、原稿を走査して画像データを読み取る処理を実行させる第1の機能(スキャン処理部24)と、第1の機能を実行して得た画像データをプッシュ技術を利用して送信するためのチャネルを指定する第2の機能(チャネル指定部21)と、第1の機能の実行を指示する第3の機能(スキャン指示部23)と、第2の機能で指定されたチャネルに対し、第1の機能を実行して得た画像データをプッシュ技術を利用して送信させる第4の機能(通信処理部26)と、を含むものである。また、実施の形態3で説明したように、このプログラムには、画像データを保存し管理する第5の機能(データ管理部27)を含めることもできる。
【0087】
また、実施の形態4で説明した処理を実現するためのプログラムは、原稿を走査して画像データを読み取る処理を実行させる第1の機能(スキャン処理部24)と、第1の機能の実行を指示する第2の機能(スキャン指示部23)と、第1の機能を実行して得た画像データを記憶させる第3の機能(データ管理部27)と、予め指定されているチャネルに対し、画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことをコンピュータ2のユーザに通知するための通知情報をプッシュ技術を利用して送信させる第4の機能通信処理部26)と、コンピュータ2から要求があった場合に、第3の機能を実行して記憶しておいた該当する画像データをコンピュータ2に送信させる第5の機能(通信処理部26)と、を含むものである。
【0088】
また、上記プログラムを、実施の形態1〜4のスキャナや実施の形態5のスキャナが接続されたコンピュータに予めインストールして提供することにしても良いし、フロッピーディスク,CD−ROM,MO,DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供することにしても良い。加えて、上記プログラムを、ネットワークや放送波等を介して提供することもできる。
【0089】
さらに、作成するプログラムの形態によっては、各機能を別々のプログラムとして構成することもできる。例えば、実施の形態5のスキャナが接続されたコンピュータを対象とする場合、図2のスキャン指示部23およびスキャン処理部24をスキャナのドライバとして構成し、他の構成要素をコンピュータの一アプリケーションプログラムとして構成することもできる。
【0090】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプッシュ型サーバ装置(請求項1)によれば、原稿を走査して画像データを読み取る読取手段を備え、ネットワークに接続された端末装置に対し、読取手段で読み取った画像データをプッシュ技術を利用して送信するためのチャネルを指定し、読取手段に対して画像データの読み取り開始を指示し、指定されたチャネルに対し、読取手段で読み取った画像データをプッシュ技術を利用して送信することを可能にしたことにより、端末装置において原稿から画像データを読み取るための操作を行う必要はなく、読み取られた画像データはリアルタイムで端末装置に送信されるため、原稿から画像データを読み取る作業の効率化を図ることができる。また、プッシュ技術を用いて画像データを送信する処理は既存のプロトコルを用いて実現可能であることから、ネットワークに接続された端末装置において例えば汎用のWebブラウザを画像データを受信するために利用することが可能となるため、従来技術で説明したような専用のソフトウエアを各端末装置に用意する必要をなくすことができる。
【0091】
また、本発明のプッシュ型サーバ装置(請求項2)によれば、指定手段で指定されたチャネルを登録しておくための登録手段を設け、送信手段が登録手段の登録内容を参照し、読取手段で読み取った画像データを該当するチャネルに対して送信するようにしたことにより、原稿から画像データを読み取る処理を実行する毎にチャネルを指定するためのユーザの操作をなくすことができるため、原稿から画像データを読み取る作業の効率化を図ることができる。
【0092】
また、本発明のプッシュ型サーバ装置(請求項3)によれば、送信手段が、画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを端末装置のユーザに通知するための通知情報を指定されたチャネルと同一または異なるチャネルに対して送信することにしたため、ユーザは画像データの読み取りが開始されることや画像データの読み取りが完了したこと等を知ることができ、画像データに基づく画像を表示させるか否か、または画像データを保存するか否か等を選択することができる。
【0093】
また、本発明のプッシュ型サーバ装置(請求項4)によれば、読取手段で読み取った画像データを記憶する記憶手段を設けておき、端末装置から要求があった場合に、送信手段が記憶手段から該当する画像データを読み出し、読み出した画像データを端末装置に送信することを可能にしたため、ユーザは必要な画像データをリクエストすることによって直ちに利用することが可能となる。
【0094】
また、本発明のプッシュ型サーバ装置(請求項5)によれば、原稿を走査して画像データを読み取る読取手段と、読取手段に対して画像データの読み取り開始を指示する指示手段と、読取手段で読み取った画像データを記憶しておくための記憶手段と、予め指定されているチャネルに対し、画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを端末装置のユーザに通知するための通知情報をプッシュ技術を利用して送信し、かつ、端末装置から要求があった場合に、記憶手段から該当する画像データを読み出し、読み出した画像データを端末装置に送信する送信手段と、を備えたことにより、ユーザに対して画像データの読み取りが行われることや読み取りが行われたことをリアルタイムで通知することができるため、ネットワーク上の各端末装置のユーザは画像データが読み取られたことを知ることができ、必要に応じて該当する画像データを取得することができる。
【0095】
また、本発明のプッシュ型サーバ装置(請求項6)によれば、ネットワーク接続機能を有した画像読取装置,または画像読取装置が接続されると共に、ネットワーク接続機能を有したコンピュータでプッシュ型サーバ装置を構成することが可能であるため、原稿から画像データを読み取って直ちに送信する処理を実行可能なプッシュ型サーバ装置を既存の装置を利用して容易に構成することができる。
【0097】
さらに、画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(請求項)によれば、原稿を走査して画像データを読み取る処理を実行させる第1の機能と、第1の機能の実行を指示する第2の機能と、第1の機能を実行して得た画像データを記憶させる第3の機能と、予め指定されているチャネルに対し、画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことをネットワークに接続された端末装置のユーザに通知するための通知情報をプッシュ技術を利用して送信させる第4の機能と、端末装置から要求があった場合に、第3の機能を実行して記憶しておいた該当する画像データを端末装置に送信させる第5の機能と、を含むプログラムが記録されているため、このプログラムを画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータで実行することにより、画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータを前述したプッシュ型サーバ装置として機能させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るプッシュ型サーバ装置としてのスキャナの概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したスキャナをプッシュ型サーバ装置として動作させるためのプログラムの概略を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るスキャナにおいて実行されるチャネルの設定処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態1に係るスキャナにおいて実行される画像データの読み取りおよび送信処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態2に係るプッシュ型サーバ装置としてのスキャナの概略構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係るプッシュ型サーバ装置としてのスキャナの概略構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示したスキャナをプッシュ型およびプル型のサーバ装置として動作させるためのプログラムの概略を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係るスキャナにおいて実行される画像データの読み取りおよび送信処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態3に係るスキャナがプル型のサーバ装置として動作する場合の処理の概略を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の形態4に係るスキャナにおいて実行される画像データの読み取りおよび通知情報の送信処理を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態5に係るプッシュ型サーバ装置を構成するコンピュータおよびコンピュータに接続されたスキャナを示す構成図である。
【図12】図11に示すコンピュータの概略構成を示すブロック図である。
【図13】スキャナが接続されたネットワークの説明図である。
【符号の説明】
1,1a〜1c,32 スキャナ
2a〜2c,31 コンピュータ
3 ネットワーク
11,41 CPU
12,42 ROM
13,43 RAM
14 光学入力装置
15 操作パネル
16,49 ネットワーク接続装置
17,50 バス
18 NVRAM
19,44 ハードディスク
21 チャネル指定部
22 チャネル情報
23 スキャン指示部
24 スキャン処理部
25 データ変換処理部
26 通信処理部
27 データ管理部
45 キーボード
46 マウス
47 ディスプレイ
48 I/F

Claims (7)

  1. ネットワークに接続された端末装置に対し、プッシュ技術を用いて情報を送信するプッシュ型サーバ装置において、
    原稿を走査して画像データを読み取る読取手段と、
    前記端末装置に対し、前記読取手段で読み取った画像データをプッシュ技術を利用して送信するためのチャネルを指定する指定手段と、
    前記読取手段に対して画像データの読み取り開始を指示する指示手段と、
    前記指定手段で指定されたチャネルに対し、前記読取手段で読み取った画像データをプッシュ技術を利用して送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするプッシュ型サーバ装置。
  2. さらに、前記指定手段で指定されたチャネルを登録しておくための登録手段を備え、
    前記送信手段は、前記登録手段の登録内容を参照し、前記読取手段で読み取った画像データを該当するチャネルに対して送信することを特徴とする請求項1に記載のプッシュ型サーバ装置。
  3. 前記送信手段は、前記画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを前記端末装置のユーザに通知するための通知情報を前記指定手段で指定されたチャネルと同一または異なるチャネルに対して送信することを特徴とする請求項1または2に記載のプッシュ型サーバ装置。
  4. さらに、前記読取手段で読み取った画像データを記憶しておくための記憶手段を備え、
    前記送信手段は、前記端末装置から要求があった場合に、前記記憶手段から該当する画像データを読み出し、読み出した画像データを前記端末装置に送信することを特徴とする請求項1,2または3に記載のプッシュ型サーバ装置。
  5. ネットワークに接続された端末装置に対し、プッシュ技術を用いて情報を送信するプッシュ型サーバ装置において、
    原稿を走査して画像データを読み取る読取手段と、
    前記読取手段に対して画像データの読み取り開始を指示する指示手段と、
    前記読取手段で読み取った画像データを記憶しておくための記憶手段と、
    予め指定されているチャネルに対し、前記画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを前記端末装置のユーザに通知するための通知情報をプッシュ技術を利用して送信し、かつ、前記端末装置から要求があった場合に、前記記憶手段から該当する画像データを読み出し、読み出した画像データを前記端末装置に送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするプッシュ型サーバ装置。
  6. 前記プッシュ型サーバ装置は、ネットワーク接続機能を有した画像読取装置,または画像読取装置が接続されると共に、ネットワーク接続機能を有したコンピュータで構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のプッシュ型サーバ装置。
  7. ネットワークに接続された画像読取装置またはネットワークに接続されると共に、画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログラムは、
    原稿を走査して画像データを読み取る処理を実行させる第1の機能と、
    前記第1の機能の実行を指示する第2の機能と、
    前記第1の機能を実行して得た画像データを記憶させる第3の機能と、
    予め指定されているチャネルに対し、前記画像データの読み取りを開始すること,読み取り中であること,または読み取りを完了したことを前記ネットワークに接続された端末装置のユーザに通知するための通知情報をプッシュ技術を利用して送信させる第4の機能と、
    前記端末装置から要求があった場合に、前記第3の機能を実行して記憶しておいた該当する画像データを前記端末装置に送信させる第5の機能と、
    を含むことを特徴とする画像読取装置または画像読取装置が接続されたコンピュータをプッシュ型サーバ装置として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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