JP3812290B2 - 電動機駆動用制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機を可変速駆動する電動機駆動用制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来の電動機駆動用制御装置としてのインバータ装置の構成を示す図である。図において、21は交流電力を直流電力に変換するコンバータ部、22はコンバータ部21が変換した直流電圧を平滑する平滑コンデンサ、23は直流電力を可変周波数、可変電圧の交流電力に変換するインバータ部、24は可変速駆動される電動機である。また、R,S,Tはインバータ装置の三相入力端子、U,V,Wはインバータ装置の三相出力端子である。また、インバータ部23は、三相出力の各一相につき2個直列に接続される6個のスイッチング素子T1、T2、T3、T4、T5、T6と、スイッチング素子T1〜T6のそれぞれに対して逆並列に接続された6個の還流ダイオードD1、D2、D3、D4、D5、D6とから構成され、スイッチング素子T1〜T6のスイッチング動作により、直流電力を任意の周波数、電圧の交流電力に変換する。
【0003】
また、25は下側スイッチング素子T2、T4、T6のエミッタ側となる直流母線の負側に接続され、インバータ部23から出力される出力電流を検出する電流検出手段である。従来は出力電流を検出するために、スイッチング素子T1、T2の中間点Uと電動機24との間、スイッチング素子T3、T4の中間点Vと電動機24との間およびスイッチング素子T5、T6の中間点Wと電動機24との間に電流検出手段を挿入していたが、図4は電流検出手段の個数削減を図ったものである。
また、26は加減速基準周波数、基準減速時間、低速時周波数、基準電流値など各種データを記憶するデータ記憶手段、27は電流検出手段25により検出された出力電流検出値とデータ記憶手段26に設定された基準電流値との大小比較を行う電流比較手段である。また、28は電流比較手段27が出力電流検出値が基準電流値よりも大きいと判定した場合に、インバータ部23のスイッチング素子T1〜T6を遮断するスイッチング素子遮断信号を作成するスイッチング素子遮断信号作成手段である。
【0004】
また、29は運転周波数指令30および電流比較手段27からの出力に基き、出力電圧指令を作成する出力電圧指令作成手段で、三相出力全てスイッチングを行う三相変調PWM制御と、順次一相はオン状態またはオフ状態を保持し、その間は他の二相出力のみスイッチングを行う二相変調PWM制御とを切り替える手段を備える。また、31は出力電圧指令の変調を行うためのキャリア信号を作成するキャリア信号作成手段、32は出力電圧指令作成手段29から出力された出力電圧指令およびキャリア信号作成手段31から出力されたキャリア信号に基き、インバータ部23のスイッチング素子T1〜T6を導通、遮断するためのスイッチング信号であるPWM信号を作成するPWM信号作成手段である。また、33はPWM信号作成手段から出力されたPWM信号に基き、インバータ部23のスイッチング素子T1〜T6を駆動するスイッチング素子駆動手段である。
【0005】
従来のインバータ装置の過電流保護機能について説明する。
電流比較手段27は、電流検出手段25で検出した出力電流値とデータ記憶手段25に設定された基準電流値との大小比較を行い、検出した出力電流値が基準電流値より大きいと判断した場合(例えば、電動機24の負荷が大きくなって、出力電流が大きくなった場合)には、過電流状態であるとしてスイッチング素子遮断信号作成手段28に出力する。スイッチング素子遮断信号作成手段28は、過電流状態となった場合、スイッチング素子遮断信号をスイッチング素子駆動手段33に出力する。
スイッチング素子駆動手段33は、スイッチング素子遮断信号作成手段28からスイッチング素子遮断信号を入力した場合、インバータ部23のスイッチング素子T1〜T6を全て遮断することにより、インバータ部23からの出力を停止して、過電流状態を回避する。
【0006】
図5は従来のインバータ装置における各種波形を示す図で、インバータ部出力電圧とインバータ部出力電流の位相が180°ずれている回生状態の例を示したものである。図において、(a)は各相出力電圧指令とキャリア信号の関係を示す図で、41bはU相出力電圧指令波形、42bはV相出力電圧指令波形、43bはW相出力電圧指令波形、44bはキャリア信号である。また、図では回生エネルギーによりコンデンサ22の端子電圧が上昇し、U相出力電圧指令波形41b、V相出力電圧指令波形42b、W相出力電圧指令波形43bの各相出力電圧指令の振幅がキャリア信号44bの数周期分キャリア信号44bの振幅よりも大きい状態(以後、電圧飽和と記す)を示した。
また、(b)はU相のスイッチング素子T1、T2の導通/遮断状態とU相出力電流波形との関係を示す図で、45bはスイッチング素子T1のスイッチング信号、46bはスイッチング素子T2のスイッチング信号、47bはU相出力電流波形である。また、U相出力電流波形47bにおいて二重線で示す区間48bは、スイッチング素子T1が導通し続けている状態で、スイッチング素子T2が遮断状態となるU相出力電流検出不可能区間である。
また、(c)はV相のスイッチング素子T3、T4の導通/遮断状態とV相出力電流波形との関係を示す図で、49bはスイッチング素子T3のスイッチング信号、50bはスイッチング素子T4のスイッチング信号、51bはV相出力電流波形である。また、V相出力電流波形51bにおいて二重線で示す区間52bは、スイッチング素子T3が導通し続けている状態で、スイッチング素子T4が遮断状態となるV相出力電流検出不可能区間である。
また、(d)はW相のスイッチング素子T5、T6の導通/遮断状態とW相出力電流波形との関係を示す図で、53bはスイッチング素子T5のスイッチング信号、54bはスイッチング素子T6のスイッチング信号、55bはW相出力電流波形である。また、W相出力電流波形55bにおいて二重線で示す区間56bは、スイッチング素子T5が導通し続けている状態で、スイッチング素子T6が遮断状態となるW相出力電流検出不可能区間である。
【0007】
スイッチング素子駆動手段33のスイッチング素子T1〜T6を駆動する動作について説明する。スイッチング素子を駆動する動作は、U相、V相、W相とも同様であり、図5(a)に示すU相の場合について説明する。
U相出力電圧指令41bの振幅がキャリア信号44bの振幅よりも大きい場合には、U相上側スイッチング素子T1のスイッチング信号45bを導通し、U相出力電圧指令41bの振幅がキャリア信号44bの振幅よりも小さい場合には、U相上側スイッチング素子T1のスイッチング信号45bを遮断する。
また、U相下側スイッチング素子T2のスイッチング信号46bはU相上側スイッチング信号T1のスイッチング信号45bと相補的に動作し、U相上側スイッチング素子T1のスイッチング信号45bが導通の場合には遮断、U相上側スイッチング素子T1のスイッチング信号45bが遮断の場合には導通となる。
【0008】
電圧飽和によるU相出力電流検出不可能区間48b、V相出力電流検出不可能区間52b、W相出力電流検出不可能区間56bにおける出力電流の経路を、図6〜図8に示す。
【0009】
図6は従来のインバータ装置においてU相出力電流検出不可能区間48bにおける出力電流の経路を示す図である。図において、22、25、T1〜T6、D1〜D6、U,V,Wは図4に示したものと同様であり、その説明を省略する。また、i47bはU相電流、i51bはV相電流、i55bはW相電流である。U相出力電流検出不可能区間48bは、スイッチング素子T1が導通し続けている状態で、スイッチング素子T2が遮断状態の場合であり、インバータ部23を流れる電流経路は、U相電流i47b、V相電流i51b、W相電流i55bとなる。下側のスイッチング素子T2が遮断状態であるU相出力電流検出不可能区間48bは、電流が上側の還流ダイオードD1に流れ込み、下側のスイッチング素子T2には電流が流れないため、電流検出手段25でU相電流を検出することができなかった。
【0010】
また、図7は従来のインバータ装置においてV相出力電流検出不可能区間52bにおける出力電流の経路を示す図である。図において、22、25、T1〜T6、D1〜D6、U,V,Wは図4に示したものと同様であり、その説明を省略する。また、i47bはU相電流、i51bはV相電流、i55bはW相電流である。
V相出力電流検出不可能区間52bは、スイッチング素子T3が導通し続けている状態で、スイッチング素子T4が遮断状態の場合であり、インバータ部23を流れる電流経路は、U相電流i47b、V相電流i51b、W相電流i55bとなる。下側のスイッチング素子T4が遮断状態であるV相出力電流検出不可能区間52bは、電流が上側の還流ダイオードD3に流れ込み、下側のスイッチング素子T4には電流が流れないため、電流検出手段25でV相電流を検出することができなかった。
【0011】
また、図8は従来のインバータ装置においてW相出力電流検出不可能区間56bにおける出力電流の経路を示す図である。図において、22、25、T1〜T6、D1〜D6、U,V,Wは図4に示したものと同様であり、その説明を省略する。また、i47bはU相電流、i51bはV相電流、i55bはW相電流である。
W相出力電流検出不可能区間56bは、スイッチング素子T5が導通し続けている状態で、スイッチング素子T6が遮断状態の場合であり、インバータ部23を流れる電流経路は、U相電流i47b、V相電流i51b、W相電流i55bとなる。下側のスイッチング素子T6が遮断状態であるW相出力電流検出不可能区間56bは、電流が上側の還流ダイオードD5に流れ込み、下側のスイッチング素子T6には電流が流れないため、電流検出手段25でW相電流を検出することができなかった。
【0012】
従来のインバータ装置では、下側スイッチング素子T2、T4、T6のエミッタ側となる直流母線の負側に電流検出手段25を備え、下側スイッチング素子T2、T4、T6が導通している(図5で、46b、50b、54bが導通状態となっている)間に、各相の出力電流を検出していた。しかし、スイッチング素子T1、T3、T5が導通し続けている状態となる、図5のU相出力電流検出不可能区間48b、V相出力電流検出不可能区間52b、W相出力電流検出不可能区間56bにおいては、図6〜図8に示すように、出力電流が上側の還流ダイオードD1、D3、D5に流れ、電流検出器4が備えられている箇所に出力電流が流れないので、出力電流の検出をすることができなかった。
【0013】
図9は従来の二相変調PWM制御を行っているインバータ装置における各種波形を示す図で、インバータ部出力電圧とインバータ部出力電流の位相が180°ずれている回生状態の例を示したものである。二相変調PWM制御は、スイッチング素子のスイッチングにより生ずる発熱を抑える目的で、順次一相はオン状態(またはオフ状態)を保持し、その間は他の二相出力のみスイッチングを行うという制御を行う。
図において、(a)は各相出力電圧指令とキャリア信号の関係を示す図で、41cはU相出力電圧指令波形、42cはV相出力電圧指令波形、43cはW相出力電圧指令波形、44cはキャリア信号である。また、U相出力電圧指令波形41cにおいて二重線で示す区間57cはU相電圧飽和区間、V相出力電圧指令波形42cにおいて二重線で示す区間58cはV相電圧飽和区間、W相出力電圧指令波形43cにおいて二重線で示す区間59cはW相電圧飽和区間で、スイッチング素子のオン状態(またはオフ状態)を保持するために設けた凸部である。
【0014】
また、(b)はU相スイッチング素子T1、T2の導通/遮断状態とU相出力電流波形との関係を示す図で、45cはスイッチング素子T1のスイッチング信号、46cはスイッチング素子T2のスイッチング信号、47cはU相出力電流波形である。また、U相出力電流波形47cにおいて二重線で示す区間48cは、スイッチング素子T1が導通し続けている状態でスイッチング素子T2が遮断状態となるU相出力電流検出不可能区間である。
また、(c)はV相スイッチング素子T3、T4の導通/遮断状態とV相出力電流波形との関係を示す図で、49cはスイッチング素子T3のスイッチング信号、50cはスイッチング素子T4のスイッチング信号、51cはV相出力電流波形である。また、V相出力電流波形51cにおいて二重線で示す区間52cは、スイッチング素子T3が導通し続けている状態でスイッチング素子T4が遮断状態となるV相出力電流検出不可能区間である。
また、(d)はW相スイッチング素子T5、T6の導通/遮断状態とW相出力電流波形との関係を示す図で、53cはスイッチング素子T5のスイッチング信号、54cはスイッチング素子T6のスイッチング信号、55cはW相出力電流波形である。また、W相出力電流波形55cにおいて二重線で示す区間56cは、スイッチング素子T5が導通し続けている状態でスイッチング素子T6が遮断状態となるW相出力電流検出不可能区間である。
【0015】
二相変調PWM制御は、順次一相はオン状態(またはオフ状態)を保持し、その間は他の二相出力のみスイッチングを行うことにより、スイッチング素子のスイッチング回数を減らす制御をするもので、オン状態(またはオフ状態)を保持するために、図(a)に示すように出力電圧指令波形に凸部(57c,58c,59c)を形成して、力行運転時においても電圧飽和状態をつくっている。このため、二相変調PWM制御時においては、回生になった場合、U相出力電流検出不可能区間48c、V相出力電流検出不可能区間52c、W相出力電流検出不可能区間56cという出力電流を検出することができない区間が生じる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
従来のインバータ装置では、直流母線の負側に電流検出手段25を備え、下側
スイッチング素子T2、T4、T6が導通している間に各相の出力電流を検出していたため、回生状態となり、回生エネルギーによりコンデンサ22の端子電圧が上昇して、図5に示すように上側スイッチング素子T1、T3、T5が導通し続けている状態になった場合には、区間48b、52bおよび56bにおいて、出力電流の検出ができないという問題点があった。また、二相変調PWM制御においては、出力電圧指令波形の先端部に凸部を形成するため、回生時には出力電圧指令波形の振幅が大きくない場合であっても、出力電流の検出ができないという問題点があった。
【0017】
また、電動機を急減速させた場合には、従来例の図5または図9に示すような回生状態と同様に、電圧飽和して出力電流の検出ができない区間が生じるという問題点があった。
【0018】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、回生時においても出力電流を検知することができる電動機駆動用制御装置を得るものである。
【0019】
また、第2の目的は、電動機が急減速を行った場合も、正確に出力電流を検知することができる電動機駆動用制御装置を得るものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る電動機駆動用制御装置においては、スイッチング素子をスイッチングすることにより、直流電力を任意の周波数、電圧からなる交流電力に変換するインバータ部と、前記インバータ部から出力される出力電流を検出する電流検出手段と、運転周波数指令および前記電流検出手段から検出された出力電流に基き、出力電圧指令を作成する出力電圧指令作成手段と、この出力電圧指令とキャリア信号とに基き作成されたスイッチング信号により前記スイッチング素子をスイッチングするスイッチング素子駆動手段と、を有した電動機駆動用制御装置において、基準位相値、基準電流値など各種データを記憶するデータ記憶手段と、前記インバータ部から出力される出力電流の位相を検出する出力電流位相検出手段と、この出力電流位相検出手段で検出された出力電流位相を基に出力電圧指令に対する位相差と進み/遅れとを演算する位相差演算手段と、この位相差演算手段で演算した位相差と、前記データ記憶手段に設定された基準位相値とを比較し、前記位相差演算手段により演算された位相差が前記データ記憶手段に設定された基準位相値よりも大きく、かつ遅れている場合に回生状態であると判断する位相差比較手段と、前記基準電流値と前記電流検出手段により検出した出力電流検出値とを比較する電流比較手段と、を備え、前記出力電圧指令作成手段は、回生状態となった場合で、かつ前記電流比較手段が前記電流検出手段により検出した出力電流検出値の方が前記基準電流値よりも大きいと判断した場合に、電圧飽和させないように振幅を調整した出力電圧指令を作成するようにしたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施形態1に係る電動機駆動用制御装置としてのインバータ装置の構成を示す図である。図において、21〜25、27、28、30、31、33、T1〜T6、D1〜D6、R,S,T、U,V,Wは、従来例である図4と同様であり、その説明を省略する。
また、1は加減速基準周波数、基準減速時間、低速時周波数、基準電流値、基準位相値、減速時間指定値、減速時間選択など各種データを記憶するデータ記憶手段、2は三相出力のうち、少なくとも一相の出力電流の位相を検出する出力電流位相検出手段、3は検出された出力電流位相を基に出力電圧指令に対する位相差と進み/遅れとを演算する位相差演算手段、4は位相差演算手段3で演算した位相差と、データ記憶手段1に設定された基準位相値とを比較する位相差比較手段である。
【0025】
位相差比較手段4は、位相差演算手段3により演算された位相差がデータ記憶手段1に設定された基準位相値よりも大きく、かつ遅れている場合に回生と判断し、出力電圧指令作成手段5に回生状態である旨出力する。
【0026】
また、5は運転周波数指令30および電流比較手段27からの出力に基き、出力電圧指令を作成する出力電圧指令作成手段で、三相出力全てスイッチングを行う三相変調PWM制御と二相出力のみスイッチングを行う二相変調PWM制御とを切り替える手段を備え、二相変調PWM制御時に位相差比較手段4が回生状態と判断した場合には、三相変調PWM制御に切り替える。また、出力電圧指令作成手段5は、位相差比較手段4が回生状態と判断した場合で、運転周波数指令30および電流比較手段27からの出力に基き作成した出力電圧指令の振幅がキャリア信号の振幅よりも大きい場合には、キャリア信号の振幅よりも小さくなるように振幅を調整した出力電圧指令を作成する。
【0027】
また、6はスイッチング素子を導通、遮断するためのPWM信号を作成するPWM信号作成手段である。また、7はあらかじめ設定されている減速時間指定値による減速を指令する減速時間指定減速指令、8は減速時間指定減速指令7が入力された場合に減速時間指定値の大小比較を行う減速時間比較手段である。
【0028】
電流比較手段27が、電流検出手段25で検出した出力電流値が基準電流値より大きいと判断した場合に、スイッチング素子遮断信号作成手段28、スイッチング素子駆動手段33を経てインバータ部23のスイッチング素子T1〜T6を全て遮断することにより、インバータ部23からの出力を停止して、過電流状態を回避する過電流保護機能については、従来のインバータ装置と同様であり、その説明を省略する。
ただし、実施形態1においては、二相変調PWM制御時に位相差比較手段4が回生状態と判断した場合には、三相変調PWM制御に切り替えることにより、出力電流を検知することができるようにする。さらに、三相変調PWM制御時において、回生状態かつ出力電圧指令の振幅がキャリア信号の振幅よりも大きい場合には、キャリア信号の振幅よりも振幅を小さくなるように調整した出力電圧指令を作成することにより、回生時においても(スイッチング素子T1〜T6が導通/遮断の状態によらず)、出力電流を検知することができるようにする。
【0029】
図2はこの発明の実施形態1に係るインバータ装置における各種波形を示す図で、インバータ部出力電圧とインバータ部出力電流の位相が180°ずれている回生状態の例を示したものである。図において、(a)は各相出力電圧指令とキャリア信号の関係を示す図で、41aはU相出力電圧指令波形、42aはV相出力電圧指令波形、43aはW相出力電圧指令波形、44aはキャリア信号である。
また、(b)はU相スイッチング素子T1、T2の導通/遮断状態とU相出力電流波形との関係を示す図で、45aはスイッチング素子T1のスイッチング信号、46aはスイッチング素子T2のスイッチング信号、47aはU相出力電流波形である。
また、(c)はV相スイッチング素子T3、T4の導通/遮断状態とV相出力電流波形との関係を示す図で、49aはスイッチング素子T3のスイッチング信号、50aはスイッチング素子T4のスイッチング信号、51aはV相出力電流波形である。
また、(d)はW相スイッチング素子T5、T6の導通/遮断状態とW相出力電流波形との関係を示す図で、53aはスイッチング素子T5のスイッチング信号、54aはスイッチング素子T6のスイッチング信号、55aはW相出力電流波形である。
【0030】
図3はこの発明の実施形態1に係るインバータ装置においてU相出力電流が負となる区間(U相出力電流波形47aの下側部分)にインバータ部23を流れる出力電流の経路を示す図である。図において、22、25、T1〜T6、D1〜D6、U,V,Wは従来例である図4に示したものと同様でありその説明を省略する。また、i47a1,i47a2はU相電流、i51aはV相電流、i55aはW相電流である。
【0031】
出力電流が負となる区間における出力電流の経路を、図2(a),(b)および図3によりU相出力電流の場合について説明する。
出力電圧指令作成手段5は、回生状態となった場合には図2(a)に示すように出力電圧指令の振幅をキャリア信号44aの振幅よりも小さくして、電圧飽和させないような出力電圧指令を作成する。このため、U相出力電流が負となる区間(U相出力電流波形47aの下側部分)においても、スイッチング素子T1が導通し続ける状態がなくなり、スイッチング素子T1がオン、スイッチング素子T2がオフで上側の還流ダイオードD1に流れ込む(i47a1)状態と、スイッチング素子T1がオフ、スイッチング素子T2がオンで下側のスイッチング素子T2に流れ込む(i47a2)状態とが発生するので、電流検出手段25で出力電流(i47a2)の検出が可能となる。
【0032】
電圧飽和となり易い回生状態となった場合に、出力電圧指令を変更することにより、図2(b)に示すように、U相出力電流が負となるU相出力電流波形47aの下側部分においても、スイッチング素子T1およびスイッチング素子T2はスイッチング信号(45a、46a)の導通/遮断状態を繰り返すことにより、出力電流(i47a2)の検出が可能となるので、出力電流の検出精度を向上させることができる。
【0033】
図2(c)に示したV相スイッチング素子T3、T4のスイッチング信号と出力電流が負となる区間におけるインバータ部23を流れる出力電流の経路との関係、および図2(d)に示したW相スイッチング素子T5、T6のスイッチング信号と出力電流が負となる区間におけるインバータ部23を流れる出力電流の経路との関係については、上述の図2(b)に示したU相スイッチング素子T1、T2のスイッチング信号と出力電流が負となる区間におけるインバータ部23を流れる出力電流の経路との関係と同様であり、その説明を省略する。
【0034】
実施の形態2.
上述の実施の形態1では、回生状態となった場合で、運転周波数指令30および電流比較手段27からの出力に基き作成した出力電圧指令の振幅がキャリア信号の振幅よりも大きい場合に、キャリア信号の振幅よりも振幅を小さくなるように調整した出力電圧指令を作成する例を説明したが、実施の形態2における出力電圧指令作成手段5は、回生状態で、かつ電流比較手段27において電流検出手段25により検出した出力電流検出値がデータ記憶手段1に記憶された基準電流値よりも大きいと判断した場合に、出力電圧指令作成手段5が電圧飽和させないように振幅を変更した出力電圧指令を作成するようにしたものである。
【0035】
また、上述の実施の形態1では、通常の制御において電圧飽和状態を有する二相変調PWM制御時に回生状態になった場合、三相変調PWM制御に切り替え、さらに出力電圧指令の振幅がキャリア信号の振幅よりも大きい場合に、キャリア信号の振幅よりも振幅を小さくなるように調整した出力電圧指令を作成する例を説明したが、実施の形態2における出力電圧指令作成手段5は、二相変調PWM制御時に回生状態になった場合に、制御上電圧飽和状態の少ない三相変調PWM制御に切り替え、さらに電流比較手段27において電流検出手段25により検出した出力電流検出値がデータ記憶手段1に記憶された基準電流値よりも大きいと判断した場合に、電圧飽和させないように振幅を変更した出力電圧指令を作成するようにしたものである。
二相変調PWM制御時に回生状態になった場合、制御上電圧飽和状態の少ない三相変調PWM制御に切り替え、三相変調PWM制御において電圧飽和となる場合に、出力電圧指令の振幅を電圧飽和させないように変更するものであり、さらに出力電圧指令の振幅を変更する判断基準となる基準電流値を変化させることにより、負荷の種類および運転状態に対応して出力電圧指令の振幅変更を効率良くでき、出力電流検出精度を向上させることができる。
実施の形態2では、出力電圧指令の振幅を変更する判断基準を、インバータ装置により固定値であるキャリア信号の振幅ではなく、任意に設定可能な基準電流値とし、出力電流値が基準電流値よりも大きい場合に、電圧飽和させないように振幅を変更した出力電圧指令を作成するようにしたので、基準電流値を変化させることにより、負荷の種類および運転状態に対応して出力電圧指令の振幅変更を効率良くでき、出力電流検出精度を向上させることができる。
【0036】
実施の形態3.
制御装置の減速については、通常はあらかじめ加減速基準周波数、基準減速時間、低速時周波数などをパラメータ設定しておき、運転周波数(=加減速基準周波数)で定速運転中、減速停止指令が入力されると、低速時周波数まで基準減速時間で減速し、低速時周波数で定速運転した後、停止指令の入力により減速停止するという可変速制御を行っていた。ここで、基準減速時間は加減速基準周波数から低速時周波数まで減速する基準減速時間として設定され、減速停止指令入力時の運転周波数が加減速基準周波数と異なる場合には、基準減速時間に減速停止指令入力時の運転周波数と加減速基準周波数との比を掛けて減速時間を算出し、この減速時間で減速制御していた。
【0037】
減速時間選択は、減速停止指令が入力された場合に、加減速基準周波数、低速時周波数、基準減速時間および減速停止指令入力時の運転周波数から算出される減速時間により減速するか、パラメータ設定されている減速時間指定値により減速するか、を選択するもので、減速時間指定値を選択されている場合の減速指令を減速時間指定減速指令7とする。
減速時間指定減速指令7は、減速指令入力時点の運転周波数にかかわらず、減速指令入力後、一定時間(=減速時間指定値)で減速させるものであり、減速指令入力時点の運転周波数によって減速の傾きが変わることになる。このため、減速時間比較手段8は、減速時間指定減速指令7入力時、加減速基準周波数、低速時周波数、基準減速時間および減速停止指令入力時の運転周波数から算出される減速時間と減速時間指定値との大小比較を行い、減速時間指定値の方が短い場合に急減速と判断する。
【0038】
実施の形態3においては、出力電圧指令作成手段5は、減速時間比較手段8により減速時間指定値の方が、加減速基準周波数、低速時周波数、基準減速時間および減速停止指令入力時の運転周波数から算出される減速時間よりも短い急減速と判定した場合には、減速時間指定減速指令7による減速動作を開始する時点に出力電圧指令の振幅を電圧飽和させないように変更する。
【0039】
上述の実施の形態1では、位相差比較手段4が位相差演算手段3により演算された位相差がデータ記憶手段1に設定された基準位相値よりも大きく、かつ遅れている場合に回生と判断し、出力電圧指令作成手段5で出力電圧指令の振幅を電圧飽和させないように変更する例を示したが、実施の形態3においては、電動機を急減速させた場合においても、従来例の図5または図9に示すような回生状態と同様に、電圧飽和して出力電流の検出ができない区間が生じることがあるので、あらかじめ電動機を急減速させる時点で回生状態となると認識して、出力電圧指令の振幅を電圧飽和させないように変更するようにしたものである。
【0040】
上述では電動機駆動用制御装置としてインバータ装置について述べたが、サーボモータ駆動装置、主軸モータ駆動装置、その他、任意の周波数と電圧の交流電圧を出力可能で、電動機を駆動する用途に用いられる電動機駆動用制御装置全てに適用可能である。
【0041】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0042】
この発明に係る電動機駆動用制御装置においては、基準位相値、基準電流値など各種データを記憶するデータ記憶手段と、前記インバータ部から出力される出力電流の位相を検出する出力電流位相検出手段と、この出力電流位相検出手段で検出された出力電流位相を基に出力電圧指令に対する位相差と進み/遅れとを演算する位相差演算手段と、この位相差演算手段で演算した位相差と、前記データ記憶手段に設定された基準位相値とを比較し、前記位相差演算手段により演算された位相差が前記データ記憶手段に設定された基準位相値よりも大きく、かつ遅れている場合に回生状態であると判断する位相差比較手段と、前記基準電流値と前記電流検出手段により検出した出力電流検出値とを比較する電流比較手段と、を備え、前記出力電圧指令作成手段は、回生状態となった場合で、かつ前記電流比較手段が前記電流検出手段により検出した出力電流検出値の方が前記基準電流値よりも大きいと判断した場合に、電圧飽和させないように振幅を調整した出力電圧指令を作成するようにしたので、前記基準電流値を変化させることにより、任意の出力電流値における出力電流検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1に係る電動機駆動用制御装置としてのインバータ装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施形態1に係るインバータ装置における各種波形を示す図である。
【図3】 この発明の実施形態1に係るインバータ装置においてU相出力電流が負となる区間にインバータ部23を流れる出力電流の経路を示す図である。
【図4】 従来例の電動機駆動用制御装置としてのインバータ装置の構成を示す図である。
【図5】 従来例のインバータ装置における各種波形を示す図である。
【図6】 従来例のインバータ装置においてU相出力電流検出不可能区間48bにおける出力電流の経路を示す図である。
【図7】 従来例のインバータ装置においてV相出力電流検出不可能区間52bにおける出力電流の経路を示す図である。
【図8】 従来例のインバータ装置においてW相出力電流検出不可能区間56bにおける出力電流の経路を示す図である。
【図9】 従来例の二相変調PWM制御を行っているインバータ装置における各種波形を示す図である。
【符号の説明】
1 データ記憶手段、 2 出力電流位相検出手段、 3 位相差演算手段、4 位相差比較手段、 5 出力電圧指令作成手段、 6 PWM信号作成手段、 7 減速時間指定減速指令、 8 減速時間比較手段、 21 コンバータ部、 22 平滑コンデンサ、 23 インバータ部、 24 電動機、 25 電流検出手段、 26 データ記憶手段、 27 電流比較手段、 28 スイッチング素子遮断信号作成手段、 29 出力電圧指令作成手段、 30 運転周波数指令、 31 キャリア信号作成手段、 32 PWM信号作成手段、 33 スイッチング素子駆動手段、 41a,41b,41c U相出力電圧指令波形、 42a,42b,42c V相出力電圧指令波形、 43a,43b,43c W相出力電圧指令波形、 44a,44b,44c キャリア信号、 45a,45b,45c スイッチング素子T1のスイッチング信号、 46a,46b,46c スイッチング素子T2のスイッチング信号、 47a,47b,47c U相出力電流波形、 48b,48c U相出力電流検出不可能区間、 49a,49b,49c スイッチング素子T3のスイッチング信号、 50a,50b,50c スイッチング素子T4のスイッチング信号、 51a,51b,51c V相出力電流波形、 52b,52c V相出力電流検出不可能区間、 53a,53b,53c スイッチング素子T5のスイッチング信号、 54a,54b,54c スイッチング素子T6のスイッチング信号、 55a,55b,55c W相出力電流波形、 56b,56c W相出力電流検出不可能区間、 57c U相電圧飽和区間、 58c V相電圧飽和区間、 59c W相電圧飽和区間、 i47aU,i47aL,i47b,i48b U相出力電流、 i51a,i51b,i52b V相出力電流、 i55a、i55b W相出力電流、 T1〜T6 スイッチング素子、 D1〜D6 還流ダイオード。

Claims (1)

  1. スイッチング素子をスイッチングすることにより、直流電力を任意の周波数、電圧からなる交流電力に変換するインバータ部と、
    前記インバータ部から出力される出力電流を検出する電流検出手段と、
    運転周波数指令および前記電流検出手段から検出された出力電流に基き、出力電圧指令を作成する出力電圧指令作成手段と、
    この出力電圧指令とキャリア信号とに基き作成されたスイッチング信号により前記スイッチング素子をスイッチングするスイッチング素子駆動手段と、
    を有した電動機駆動用制御装置において、
    基準位相値、基準電流値など各種データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記インバータ部から出力される出力電流の位相を検出する出力電流位相検出手段と、
    この出力電流位相検出手段で検出された出力電流位相を基に出力電圧指令に対する位相差と進み/遅れとを演算する位相差演算手段と、
    この位相差演算手段で演算した位相差と、前記データ記憶手段に設定された基準位相値とを比較し、前記位相差演算手段により演算された位相差が前記データ記憶手段に設定された基準位相値よりも大きく、かつ遅れている場合に回生状態であると判断する位相差比較手段と、
    前記基準電流値と前記電流検出手段により検出した出力電流検出値とを比較する電流比較手段と、を備え、
    前記出力電圧指令作成手段は、回生状態となった場合で、かつ前記電流比較手段が前記電流検出手段により検出した出力電流検出値の方が前記基準電流値よりも大きいと判断した場合に、電圧飽和させないように振幅を調整した出力電圧指令を作成するようにしたことを特徴とする電動機駆動用制御装置。
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