JP3810674B2 - 電気二重層キャパシタの製造方法 - Google Patents

電気二重層キャパシタの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電気二重層キャパシタの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各種の蓄電装置として、急速充電が可能で充放電サイクル寿命が長い、電気二重層キャパシタの適用技術が注目される。
【0003】
電気二重層キャパシタは、同数の正極体と負極体をこれらの間にセパレータを介在させて交互に積層して構成される。これら積層体(キャパシタ本体)は電解液に浸され、容器に収容して密封される(特許第3005992号,特開平7−94374号、参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような電気二重層キャパシタの従来技術を踏まえつつ、高性能の電気二重層キャパシタを能率よく製造する方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、正極体と負極体とこれらの間に介在するセパレータとから所定の積層体を組成し、正極体および負極体のリード部をそれぞれ極性の対応する端子に接合し、積層体を電解液と共に収容する容器から1対の端子の一部を引き出した状態で容器を密封して構成される電気二重層キャパシタの製造方法において、積層体の構成材料毎に製品の所定期間あたりの生産量に相当する数量を所要数のパレットに分けて搬送しやすく積み重ね状態に支持する一方、積層体の構成材料毎にハンドリング位置のパレットが空になると空のパレットを送り出して次のパレットをハンドリング位置にセットする給送装置を用い、給送装置は、パレットの1つを交換可能に載置するパレットと同数の基板と、各段毎に同数の基板をこれら平面が連なる1列の水平方向へ移動可能に載置する階層式の保管台と、保管台の段の1つを基準段にその入口側に隣接して基板の載置面を昇降可能に支持する搬入用のリフタと、同じく基準段の出口側に隣接して基板の載置面を昇降可能に支持する搬出用のリフタと、保管台の基準段に並ぶ基板を搬出用のリフタの載置面へ送り出すように搬入用のリフタに載置の基板を基準段の載置面に引き込むための繰出機構と、保管台の基準段以外の段に並ぶ基板を搬入側のリフタの載置面へ送り出すように搬出用のリフタに載置の基板を段の載置面に引き込むための繰出機構とを用い、保管台の基準段に基板を引き込むための繰出機構のストロークは、搬出用のリフタの載置面とこれに隣接する基準段との隙間分を含めて設定され、保管台の基準段以外の段に基板を引き込むための繰出機構のストロークは、搬入側のリフタの載置面とこれに隣接する段との隙間を含めて設定され、保管台の基準段およびそれ以外の段に各繰出機構のストロークに基づく過剰な送り出し量を引き戻すための補正機構とを用い、パレットに係合穴を設け、基板に係合穴に係合する位置決め突起を設け、ハンドリング位置のパレットおよびこれに続くパレットが空かどうかを検出する2つのセンサの検出信号に基づいて、ハンドリング位置のパレットが空になると、これに続くパレットをハンドリング位置へ順次にセットし、ハンドリング位置のパレットとこれに続くパレットの両方が空になると、全てのパレットが空になったものと判定することを特徴とする。
【0008】
【発明の効果】
第1の発明においては、積層体の構成材料毎に所定期間あたり(たとえば、1日間あたり)の生産量に相当する数量が所要数のパレットに分けて搬送しやすく積み重ねる支持状態にストックされ、積層体の構成材料毎にハンドリング位置のパレットが空になると、給送装置により、空のパレットを送り出して次のパレットがハンドリング位置にセットされる。したがって、所定期間に亘り間断なく、積層体の構成材料を自動的に給送し続けられ、各構成材料の供給も所定期間に1回のみで済み、製品(電気二重層キャパシタ)の生産性を高める効果が得られる。
【0009】
そして、パレットは所要数の基板に1つずつ載置され、1つ(片側のリフタに載置される)を除いて保管台の各段毎に同数がストックされる。保管台の基準段に1対のリフタ(搬入用および搬出用)の載置面が連なる位置において、その段の繰出機構が作動すると、搬入用のリフタに載置の基板が基準段の載置面に引き込まれ、基準段に1列の基板は反対側へ送り出され、列の最前(送り出し方向)の基板が搬出用のリフタに載置される。保管台の基準段以外の段に1対のリフタ(搬入用および搬出用)の配置面が連なる位置において、その段の繰出機構が作動すると、搬出用のリフタに載置の基板が段の載置面に引き込まれ、段に1列の基板は反対側へ送り出され、列の最前(送り出し方向)の基板が搬入用のリフタに載置される。したがって、1対のリフタおよび各段の繰出機構を制御することにより、1対のリフタに基板を交互に載置しつつ、基準段に1列の基板を基準段以外の段に1列の基板と1つずつ順次に入れ替え可能となる。そのため、基準段に設定のハンドリング位置のパレットが空になると、空のパレットを送り出して次のパレットがハンドリング位置にセットされるのであり、このような動作の反復により、所定期間(所要数のパレットの全部が空になるまでの間)に亘り間断なく、積層体の構成材料を自動的に給送し続けられるのである。
【0010】
そして、1対のリフタ(搬入用および搬出用)の載置面と保管台の各段の載置面との間に保管台の各段の載置面と干渉することなく、リフタが円滑に作動(昇降)できるように隙間が与えられる。保管台の各繰出機構(基準段の繰出機構および基準段以外の繰出機構)のストロークは、これらの隙間を含めて設定されるので、各繰出機構のストロークに基づく過剰な送り出し量を生じるが、補正機構によりその過剰量が保管台の載置面に引き戻され、基板の一部が保管台の載置面から突き出る状態のままにならないので、1対のリフタの円滑な昇降を確保できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1において、電気二重層キャパシタの一例を説明する。10はキャパシタ本体(積層体)を電解液と共に収容する容器、11は容器10の外部に引き出される1対の端子板(キャパシタ電極)であり、各端子板11a,11bは軽量かつ抵抗の小さいアルミニウムから短尺状に形成される。
【0012】
キャパシタ本体については、同数の正極体と負極体をこれらの間にセパレータを介在させて交互に積層して構成される。正極体および負極体は、集電極とその両面の分極性電極(活性炭電極)とから組成される。これらの集電極は、矩形状の金属箔(たとえば、アルミニウム箔)からなり、その矩形平面の一辺に片側へ寄せて帯状のリード部が一体に成形される。各リード部の同極どうしは束ねられ、この結束部に極性の対応する端子板11a,11bが接合される。
【0013】
容器10は、金属層を含む積層構造の柔軟な材質の樹脂フィルム(たとえば、アルミラミネートフィルム)から同一形状に成形される2つの構成部分(底側部分と蓋側部分と)からなり、これらを組み合わせると、互いに向き合う平面矩形状の凹部によって積層体の収容部が形成される。
【0014】
底側部分の内側にキャパシタ本体は納められ、その上から蓋側部分が被せられる。容器10の周縁において、1対の端子板11(その一部)が引き出される一辺を除く三辺が熱溶着(熱シール)される。容器10は、1対の端子板11が突き出る一辺が開口可能となり、その開口部から内部に電解液が注入され、電解液の含浸および電解精製が終わると、余分な電解液が抜き取られ、真空状態に密封(残りの開口可能な一辺が熱溶着)されるのである。図1において、13a〜13dは熱溶着部を表す。
【0015】
図2は、キャパシタ本体の組成を説明するものであり、1は正極体1aおよび負極体1bを構成する電極シートを表す。電極シート1は、素材(結着剤を含む活性炭を金属箔の両面に塗布または貼り合わせることにより作られる)から、プレスの型抜き加工により、所定形状(矩形平面の一辺に集電極のリード部2aを備える)に成形される。素材の一側に金属箔の露出領域(活性炭の着かない部分)が設定され、この露出領域から集電極に一体のリード部2aが成形される。
【0016】
4は2つ折りのセパレータであり、所定面積の矩形生地(樹脂製または紙製の多孔質膜)から成形(折り加工)される。2つ折りのセパレータ4に電極シート1が1枚ずつ差し込まれ、1つのモジュール5が作成される。電極シートは、集電極の一辺の片側へ寄るリード部2aとの関係から、2つ折りのセパレータ4へ交互に表裏を入れ替えて挟み込まれる。偶数のモジュール5は、正極体1aのリード部2aが集電極の一辺の片側、負極体1bのリード部がその反対側、に各1列に並ぶよう、所定の積層体に組成されるのである。
【0017】
電気二重層キャパシタの製造過程においては、グローブボックスの外部で処理される工程と、グローブボックスの内部で処理される工程と、に分けられる。グローブボックスの外部においては、電極シート1を作成する工程、所定面積の矩形生地から2つ折りのセパレータ4を成形する工程、1対の端子板11を作成する工程、容器10の2つの構成部分を作成する工程、などが処理される。これらの構成材料は、グローブボックスの内部へ運び入れるに先立ち、真空乾燥炉に入れて乾燥(水分などの除去)が十分に行われる。
【0018】
グローブボックスの高度に乾燥した不活性ガスの雰囲気中(露点温度は−60℃程度)においては、2つ折りのセパレータ4に電極シート1を挟み込む工程(モジュール5を作成する工程)、偶数のモジュール5を所定の積層状態に組む工程、積層体の同極どうしのリード部2a(その結束部)に極性の対応する端子板11を接合(溶接)する工程、積層体を容器10に収容する工程(容器10を積層体の収容状態に組み立てる工程)、積層体を収容する容器10の開口可能な一辺から電解液を注入する工程、積層体に電解液を含浸させる工程、積層体の残存水分や官能基を電解精製(電気分解)する工程、容器10の開閉可能な一辺を密封する工程、などが処理される。
【0019】
グローブボックスの内部に各工程の処理手段(密閉可能な槽,2つ折りのセパレータ4を開閉して電極シート1を挟む込む装置など)およびワークを搬送する工程の処理手段が設備される。密閉可能な槽の内部においては、容器10の内部への電解液の注入から積層体の電解精製までの各工程が順次に行われる。
【0020】
電解液の含浸においては、密閉した槽の内部を真空状態に吸引する処理と、同じく槽の内部を高度に乾燥した常圧の不活性ガスを充填する(大気圧に戻す)処理と、が交互に繰り返される。これにより、積層体の分極性電極およびセパレータ4の隅々に電解液が十分に行き渡るようになり、電解液の含浸が短時間に効率よく処理される。
【0021】
電解精製は、分極性電極(活性炭電極)などに含まれる残存水分や官能基を電気分解してCO2ガスに変えて除去する処理であり、電解液の含浸に続いて密閉した槽の内部において、1対の端子板11a,11bの間に一定の電流を流して設定電圧まで充電し、その後に放電させる、充放電のサイクルが何回か繰り返される。その際のCO2ガスは、真空引きにより、密閉した槽の内部からグローブボックスの外部へ吸引されるのである。
【0022】
図3,図4は、グローブボックスの内部における、その一部のレイアウトを表す平面図,そのA矢視図である。図3,図4において、30は2つ折りのセパレータ4を開閉する装置、40はその装置30へ2つ折りのセパレータ4を搬送する工程の処理手段(搬送ロボット)、50は同じく装置30へ正極体1aに相当する電極シート1と負極体1bに相当する電極シート1を交互に搬送する工程の処理手段(搬送ロボット)、60aは搬送ロボット40のハンドリング位置へ2つ折りのセパレータ4を給送する手段(給送装置)、60bは搬送ロボット50のハンドリング位置へ正極体1aに相当する電極シート1を給送する手段(給送装置)、60cは同じく負極体1bに相当する電極シート1を給送する手段(給送装置)を示す。
【0023】
80は2つ折りのセパレータ4を開閉する装置30に作成される2種のモジュール5(正極体1aの電極シート1を2つ折りのセパレータ4に挟むモジュール,負極体1bの電極シート1を2つ折りのセパレータ4に挟むモジュール)を交互にハンドリング位置から次の段階(偶数のモジュールを所定の積層体に組成する処理)へ搬送する工程の処理手段(搬送ロボット)である。
【0024】
2つ折りのセパレータ4を開閉する装置30(開閉装置)は、本体31が第1の停止位置と第2の停止位置と第3の停止位置(搬送ロボット80のハンドリング位置)との間を順次に往動する一方、第3の停止位置から第1の停止位置へ復動(第2の停止位置は素通り)する。本体31は、水平なセット面32(基台の上面)と、その一側を支点に上下方向へ駆動される開閉盤33と、を備える。基台のセット面32および開閉盤33の内面(セット面32との対向面)は、負圧の作用によってそれぞれ2つ折りのセパレータ4の半面を吸引する吸着面に構成される。
【0025】
本体31は、第1の停止位置において、開閉盤33が開状態のセット面31に2つ折りのセパレータ4の搬送を受けると、第2の停止位置へ往動するのであり、その間に開閉盤33が閉じられ、吸着(基台のセット面32および開閉盤33の内面に負圧を作用させる)の開始と共に開かれる。2つ折りのセパレータ4は、片側の半面が基台のセット面31に吸着(位置決め)され、開閉盤33の内面に吸着する反対側の半面が上方へ開かれる。
【0026】
第2の停止位置において、2つ折りのセパレータ4が開状態の内側に電極シート1の搬送を受けると、本体31は第3の停止位置へ往動するのであり、その間に開閉盤33が閉じられ、その吸着の解除と共に開かれる。2つ折りのセパレータ4は、基台のセット面31に吸着される半面に電極シート1がセットされ、その上に開閉盤33の内面から反対側の半面が重なるように閉じられる(1つのモジュール5が作成される)。
【0027】
第3の停止位置において、開閉盤33が開状態のセット面にモジュール5を位置決めする吸着の解除と共に搬送ロボット80のハンドリングを受ける。その後、本体31は、開閉盤33が開状態のまま、第1の停止位置へ復動するのである。
【0028】
各給送装置60a〜60cは2つ折りのセパレータ4を開閉する装置30の本体31が往復する動作方向と平行に配置され、各搬送ロボット40,50はこれらを同じく開閉装置30の本体31が往復する動作方向と直交方向へ跨るように配置される。
【0029】
搬送ロボット40,50は、1対の支柱41,51と、これらの間に架設される横梁42,52と、横梁42,52をx軸方向へ移動可能なスライダ43,53と、スライダ43,53をx軸方向へ移動させる駆動機構44,54と、ロッドのy軸方向へ伸縮可能なエアシリンダ54,55と、を備える。エアシリンダ45,55はスライダ43,53にロッド側を下向きに取り付けられ、そのy軸方向へ伸縮可能なロッドの先端部(ロボットハンド)に吸着パッド46,56が下向きに支持される。
【0030】
吸着パッド46,56は、駆動機構44,54およびエアシリンダ45,55により、所定の範囲をx軸方向およびy軸方向へ移動可能に設定される。ハンドリング位置においては、エアシリンダ45,55の伸張により、吸着パッド46,56がy軸方向へ降下する。吸着パッド46,56がワーク(2つ折りのセパレータ4または電極シート1)に密接すると、エアシリンダ45,55の停止と共に吸着パッド46,56の吸引が開始される。ワークは、吸着パッド46,56に吸引され、エアシリンダ45,55の収縮により、吸着パッド46,56が上昇すると、パレット61から持ち上げられる。
【0031】
その後、駆動機能44,54が正方向へ作動すると、スライダ43,53のx軸方向への往動により、既述の開閉装置30へ搬送される。搬送先においては、エアシリンダ45,55の伸張により、吸着パッド46,56がy軸方向へ降下する。吸着パッド46,56は、ワークを所定位置にセットすると、エアシリンダ45,55の停止と共に吸引(ワークの吸着)が停止される。ワークは、エアシリンダ45,55の作動により、吸着パッド46,56が上昇すると、所定位置に残される。
【0032】
吸着パッド46は、駆動機構44が逆方向へ作動すると、スライダ43のx軸方向へ復動により、2つ折りのセパレータ4のハンドリング位置へ戻される一方、吸着パッド56は、駆動機構54が正方向へ作動すると、スライダ53のx軸方向への往動により、負極体1bの電極シート1(または正極体1aの電極シート1)のハンドリング位置へ進むことになる。つまり、搬送ロボット40は、2つ折りのセパレータ4を給送装置60aのパレット61から開閉装置30の第1の停止位置に待機する本体31のセット面32へ搬送する。搬送ロボット50は、正極体1aの電極シート1と負極体1bの電極シート1を交互に給送装置60b,60cのパレット61から開閉装置30の第2の停止位置に待機する本体31のセット面32と開状態の開閉盤33とに吸着される2つ折りのセパレータ4の内側へ搬送するのである。
【0033】
積層体の各構成材料(2つ折りのセパレータ4,正極体1aの電極シート1,負極体1bの電極シート1)は、製品の所定期間あたりの生産量に相当する数量が所要数のパレット61に分けて搬送しやすく積み重ね状態に支持される。各構成材料毎に所要数のパレット61を保管しつつ、ハンドリング位置のパレット61が空になると、空のパレット61を送り出して次のパレット61をハンドリング位置へセットするのが給送装置60(60a〜60c)であり、パレット61の1つを交換可能に載置する所定数の基板62(スライダ)が備えられる。
【0034】
図5〜図7において、63は階層式(図示の場合、2段)の保管台であり、各段毎に同数の基板62がこれら平面が連なる1列の水平方向へ移動可能に載置される。保管台63の段の1つを基準段63a(この場合、2段の上段)にその両端(入口側と出口側)に隣接して基板63の載置面を昇降可能に支持する1対のリフタ(搬入用のリフタ64aと搬出用のリフタ64b)が配置される。
【0035】
保管台63の各段63a,63bは、載置面の両側が基板62の移動を案内するガイドレール65に形成され、これらの間に繰出機構66a,66bおよび補正機構67a,67bの取付面68a,68bが構成される。1対のリフタ64a,64bについても、載置面の両側が保管台63のガイドレール65と同一方向へ基板62の移動を案内するガイドレール69に形成される。
【0036】
保管台63の上段63aにおいて、取付面68aの搬入用のリフタ64a側に繰出機構66aのエアシリンダ70、取付面68aの搬出用のリフタ64b側に補正機構67aのエアシリンダ71、が配置される。保管台63の下段63bにおいて、取付面68bの搬入用のリフタ64a側に補正機構67bのエアシリンダ74、取付面68bの搬出用のリフト64b側に繰出機構66bのエアシリンダ73、が配置される。繰出機構66a,66bのエアシリンダ70,73および補正機構67a,67bのエアシリンダ71,74は、ロッドの先端部70aと73a,71aと74aを互いに反対側へ向けて段63a,63bの下面を水平に添うように取り付けられる。
【0037】
ロッドの先端部70a,71a,73a,74aにそれぞれクランプレバー75が設けられる。クランプレバー75は、ロッドの先端部70a,71a,73a,74aにこれと直交するピン(水平軸)を介して揺動可能に支持され、電磁ソレノイド76のONにより、プランジャが引っ込むと、ロッドの先端部70a,71a,73a,74aに垂直な起立状態に拘束される。電磁ソレノイド76のOFFにより、プランジャが進退自由に解放されるので、そのストローク範囲において、クランプレバー75は、基板62の干渉を避けるように起伏(傾倒)可能となる。
【0038】
基板62(スライダ)は、矩形平面にパレット61の位置決め突起78(ボルトの頭部)が配置され、配列方向の両辺部にクランプレバー75の係止溝79が形成される。また、矩形平面の所定位置に覗き穴82(貫通穴)が設定される。パレット61は、底板とその四辺を箱形に囲う側板とからなり、底板に基板側の位置決め突起78に対応する係合穴85と、基板側の覗き穴82に対応する覗き穴83と、が設けられる。そして、保管台63の上段63aにおいて、ハンドリング位置のパレット61およびこれに続くパレット61が空かどうかを検出するため、2つのセンサ84がパレット61および基板62の覗き穴82,8に合致する位置関係に配置される。
【0039】
なお、図5〜図7は、2つ折りのセパレータ4を給送する装置60aを表すものであるが、電極シート1を給送する装置60b,60cについても、ハンドリング位置の相違に基づいてセンサ84の位置が異なるほか、給送装置60aと同様に構成される。
【0040】
パレット61は所要数の基板62に1つずつ載置され、1つ(搬入用のリフタ64aに載置される)を除いて保管台63の各段毎に同数がストックされる。保管台63の上段63a(基準段)に1対のリフタ64a,64bの載置面が連なる位置において、その段63aの繰出機構66aのエアシリンダ70が伸張すると、クランプレバー75が基板62との干渉を避けるように傾きながら、搬入用のリフタ64aの載置面の下を基板62の奥方の係止溝79へ進む。繰出機構67aのクランプレバー75は、基板62の奥方の係止溝79に達すると、電磁ソレノイド76のONにより、垂直な起立状態に拘束され、基板62の係止溝79に引っ掛かるようになる。
【0041】
その一方、補正機構67aのクランプレバー75は、電磁ソレノイド76のOFFにより、起伏可能な状態になる。繰出機構66aのエアシリンダ70が収縮に切り替わると、搬入用のリフタ64aから基板62が繰出機構66aのクランプレバー75に引き込まれる。その基板62に押され、段63aに1列の基板62は反対側へ送り出され、列63aの最前部の基板62が補正機構67aのクランプレバー75を越えて搬出用のリフタ64bに載置されるのである。
【0042】
1対のリフタ64a,64b(搬入用および搬出用)の載置面と保管台63の各段の載置面との間に各段の載置面と干渉することなく、リフタ64a,64bが円滑に作動(昇降)できるように隙間が与えられる。このため、保管台63の繰出機構66a(または66b)のストロークは、これらの隙間を含めて設定されるので、保管台63の載置面から搬出用のリフタ64b(または搬入用のリフタ64a)側へ基板の一部が突き出る状態となる。
【0043】
補正機構67aのエアシリンダ71が伸張すると、クランプレバー75が基板62の突出側の係止溝79へ進む。補正機構67aのクランプレバー75は、基板62の係止溝79に達すると、電磁ソレノイド76のONにより、垂直な起立状態に拘束され、基板62の係止溝79に引っ掛かるようになる。
【0044】
その一方、繰出機構66aのクランプレバー75は、電磁ソレノイド76のOFFにより、起伏可能な状態になる。補正機構67aのエアシリンダ70が収縮に切り替わると、基板62の段からの突出量(過剰な送り出し量)が補正機構67aのクランプレバー75に引き戻される。つまり、基板62の一部が保管台63の載置面から突き出る状態のままにならないので、1対のリフタ64a,64bの円滑な昇降を確保できるのである。
【0045】
1対のリフタ64a,64bは、次の繰出動作に備えるため、保管台63の下段63bへ降下される。1対のリフタ64a,64bの載置面が下段63bの載置面に連なる位置において、その段63bの繰出機構66bのエアシリンダ73が伸張すると、そのクランプレバー75が基板62との干渉を避けるように起伏しながら、搬出用のリフタ64bの載置面の下を基板62の奥方の係止溝79へ進む。繰出機構66bのクラッチレバー75は、基板62の奥方の係止溝79に達すると、電磁ソレノイド76のONにより、垂直な起立状態に拘束され、基板62の係止溝79に引っ掛かるようになる。
【0046】
その一方、補正機構67bのクランプレバー75は、電磁ソレノイド76のOFFにより、起伏可能な状態になり、繰出機構66bのエアシリンダ73が収縮に切り替わると、搬出用のリフタ64bから基板62がクランプレバー75に引き込まれる。その基板62に押され、段63bに1列の基板62は反対側へ送り出され、列の最前部の基板62が補正機構67bのクランプレバー75を越えて搬入用のリフタ64aに載置されるのである。
【0047】
このように1対のリフタ64a,64bと各段の繰出機構66a,66bおよび補正機構67a,67bを制御することにより、1対のリフタ64a,64bに基板62を交互に載置しつつ、保管台63の上段63aに1列の基板62を下段63bに1列の基板62と1つずつ順次に入れ替え可能となる。
【0048】
ハンドリング位置のパレット61およびこれに続くパレット61が空かどうかを検出する2つのセンサ84に基づいて、既述の制御を行うことにより、ハンドリング位置のパレット61が空になると、これに続くパレット61がハンドリング位置へ順次にセットされる。
【0049】
その結果、所定期間(所要数のパレット61の全部が空になるまでの間)に亘り、各給送装置60a〜60cから積層体の構成材料(2つ折りのセパレータ,正極体の電極シート,負極体の電極シート)を間断なく自動的に供給し続けられ、各構成材料の供給も所定期間に1回のみで済み、製品(電気二重層キャパシタ)の生産性を大いに高められるようになる。
【0050】
2つのセンサ84を保管台63の基準段63aに配置するので、所要数のパレット61の全部が空の状態を確実に検出できる。1つの場合、ハンドリング位置のパレット61が空かどうかは検出できるが、これに続くパレット61が空かどうか(つまり、所定数のパレット61の全部が空かどうか)は検出できないのである。もちろん、給送装置60は、積層体の他の構成材料についても、適用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電気二重層キャパシタの外観図である。
【図2】キャパシタ本体の組成を表す説明図である。
【図3】グローブボックス内部の一部を表すレイアウトの平面図である。
【図4】図3のA矢視図である。
【図5】給送装置の正面図である。
【図6】給送装置の平面図である。
【図7】図5のB−B矢視図である。
【符号の説明】
1 電極シート
4 2つ折りのセパレータ
5 モジュール
10 容器
11a,11b 端子板(キャパシタ電極)
30 開閉装置
40,50 搬送ロボット
60(60a〜60c) 給送装置
61 パレット
62 基板(スライダ)
63 保管台
63a 上段
63b 下段
64a,64b リフタ
66a,66b 繰出機構
67a,67b 補正機構
75 クランプレバー

Claims (1)

  1. 正極体と負極体とこれらの間に介在するセパレータとから所定の積層体を組成し、正極体および負極体のリード部をそれぞれ極性の対応する端子に接合し、積層体を電解液と共に収容する容器から1対の端子の一部を引き出した状態で容器を密封して構成される電気二重層キャパシタの製造方法において、積層体の構成材料毎に製品の所定期間あたりの生産量に相当する数量を所要数のパレットに分けて搬送しやすく積み重ね状態に支持する一方、積層体の構成材料毎にハンドリング位置のパレットが空になると空のパレットを送り出して次のパレットをハンドリング位置にセットする給送装置を用い、給送装置は、パレットの1つを交換可能に載置するパレットと同数の基板と、各段毎に同数の基板をこれら平面が連なる1列の水平方向へ移動可能に載置する階層式の保管台と、保管台の段の1つを基準段にその入口側に隣接して基板の載置面を昇降可能に支持する搬入用のリフタと、同じく基準段の出口側に隣接して基板の載置面を昇降可能に支持する搬出用のリフタと、保管台の基準段に並ぶ基板を搬出用のリフタの載置面へ送り出すように搬入用のリフタに載置の基板を基準段の載置面に引き込むための繰出機構と、保管台の基準段以外の段に並ぶ基板を搬入側のリフタの載置面へ送り出すように搬出用のリフタに載置の基板を段の載置面に引き込むための繰出機構とを用い、保管台の基準段に基板を引き込むための繰出機構のストロークは、搬出用のリフタの載置面とこれに隣接する基準段との隙間分を含めて設定され、保管台の基準段以外の段に基板を引き込むための繰出機構のストロークは、搬入側のリフタの載置面とこれに隣接する段との隙間を含めて設定され、保管台の基準段およびそれ以外の段に各繰出機構のストロークに基づく過剰な送り出し量を引き戻すための補正機構とを用い、パレットに係合穴を設け、基板に係合穴に係合する位置決め突起を設け、ハンドリング位置のパレットおよびこれに続くパレットが空かどうかを検出する2つのセンサの検出信号に基づいて、ハンドリング位置のパレットが空になると、これに続くパレットをハンドリング位置へ順次にセットし、ハンドリング位置のパレットとこれに続くパレットの両方が空になると、全てのパレットが空になったものと判定することを特徴とする電気二重層キャパシタの製造方法。
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