JP3808753B2 - 連想メモリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3値のデータを記憶する連想メモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、インターネットの発展により、スイッチングハブやルータ等のネットワーク中継装置に対する高速性の要求が高まっている。このような要求に対応するため、これらの中継装置においては、例えばアドレスフィルタリング、パケットの分類処理(classification)等の処理に連想メモリ(CAM:Content Addressable Memory)を使用することが多くなっている。
【0003】
具体的には、ネットワークのOSI(Open Systems Interconnection)モデルのレイヤー2,3,4での検索処理にCAMが使用される。これらの処理においては、従来の‘0’と‘1’のデータを持つ2値CAM(Binary CAM)で十分なものや、‘0’、‘1’に加えて‘ドントケア’のデータを持つ3値CAM(Ternary CAM )が必要なものもある。
【0004】
前述の3値CAMについては、例えば米国特許第6,154,384号明細書等に開示されている。
【0005】
図8に示すように、米国特許第6,154,384号の3値CAM70は、データを記憶するメインメモリセル72と、マスクデータを記憶するマスクメモリセル74と、メインメモリセル72に保持されたデータと比較データ線対CMP,CMPBを介して与えられる比較データとを比較する比較回路76と、マスクメモリセル74に保持されたマスクデータの状態に応じて、比較回路76による比較結果を一致線に出力するのかしないのかを制御するマスク回路78と、一致線をプリチャージするプリチャージ回路80とを備えている。
【0006】
ここで、メインメモリセル72およびマスクメモリセル74には、メインメモリセル72に記憶されるデータおよびマスクメモリセル74に記憶されるマスクデータが印加される相補的なデータビット線対BL,BLBが共通に接続されている。また、メインメモリセル72には、このメインメモリセル72を選択するためのメインワード線が接続され、マスクメモリセル74には、このマスクメモリセル74を選択するためのマスクワード線が接続されている。
【0007】
この3値CAM70では、マスクしない状態のマスクデータがマスクメモリセル74に設定されると、比較回路76による比較結果は、2値CAMの場合と同じように一致線に出力される。これに対し、マスクする状態のマスクデータがマスクメモリセル74に設定されると、比較回路76による比較結果は、マスク回路78によって一致線から電気的に切り離され、一致線は常に一致の状態に保持される。すなわち、ドントケアの状態となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
この3値CAM70を2値CAMとして使用する場合、メインメモリセル72に2値データを設定する他に、マスクメモリセル74にマスクしない状態のマスクデータを設定しなければならない。すなわち、2値CAMに比べて、データの設定回数が2倍必要になる。
【0013】
これに対し、例えば米国特許第6,108,227号の3値CAMが提案されている。
【0014】
に示すように、この3値CAM90は、米国特許第6,154,384号の3値CAM70において、マスクデータの状態に係わらず、信号MODEの状態に応じて、比較回路76による比較結果を一致線に出力するモードを備えるものである。すなわち、この3値CAM90を2値CAMとして使用する場合には、メインメモリセル72にデータを設定するだけで、すなわち、1回の書き込みで2値CAMとして使用することができる。
【0015】
しかし、この3値CAM90においては、各々のCAMセルに、信号MODEの状態に応じて、マスクデータの状態に係わらず、比較回路76による比較結果を一致線に出力するための回路を設ける必要があるので、必然的にCAMセル面積が増大するという問題点がある。
【0016】
近年、CAMの大容量化に対する要求は強く、セル面積の増大は大きな問題となる。従って、セル面積を大きくすることなく、かつ、2値CAMとして使用する場合に冗長なマスクデータのライトサイクルを必要としない3値CAMが必要とされている。
【0017】
本発明の目的は、前記従来技術に基づく問題点を解消し、回路規模を増大させることなく、1回の書き込みで3値CAMを2値CAMとして使用することができる連想メモリ装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、‘0’、‘1’ないしは‘ドントケア’の状態を表す3値のデータを記憶する、少なくとも1つのCAMセルを備え、
前記CAMセルは、データビット線対を介して印加されるデータを記憶するデータセルと、マスクビット線対を介して印加される、前記CAMセルを一致検索動作からマスクするためのマスクデータを記憶するマスクセルと、前記データセルに記憶されたデータと一致検索のキーデータである比較データとを比較し、前記マスクセルにマスクしない状態のマスクデータが記憶されていれば前記比較した結果を出力し、マスクする状態のマスクデータが記憶されていれば前記比較の結果として常に一致を出力する比較回路を備えるとともに
バイナリー線と、ライトデータ線と、前記データビット線対に前記データセルに記憶するデータを印加する第1のライトドライバと、前記マスクビット線対に前記マスクセルに記憶するマスクデータを印加する第2のライトドライバとを有するドライバを備え、
前記バイナリー線を2値のデータが書き込まれることを指示するレベルとすることにより、前記第1のライトドライバが前記データビット線対に前記ライトデータ線から受け取ったデータを印加して前記データセルに記憶するのと同時に、前記第2のライトドライバが前記マスクビット線対に前記マスクしない状態のマスクデータを印加して前記マスクセルに記憶することを特徴とする連想メモリ装置を提供するものである。
【0019】
ここで、上記に記載の連想メモリ装置であって、さらに、
前記ドライバが、前記第1のライトドライバに接続されたデータライトイネーブル線と、前記第2のライトドライバに接続されたマスクライトイネーブル線とを備え、
前記バイナリー線を3値のデータが書き込まれることを指示するレベルとするとともに、前記データライトイネーブル線と前記マスクライトイネーブル線の一方を‘1’のレベルとし、他方を‘0’のレベルとすることにより、前記第1のライトドライバが前記データビット線対に前記ライトデータ線から受け取ったデータを印加して前記データセルに記憶するのとは独立に、前記第2のライトドライバ前記マスクビット線対に前記ライトデータ線から受け取ったデータを印加して前記マスクセルに記憶することが好ましい。
【0021】
また、本発明は、3値のデータを記憶する、少なくとも1つのCAMセルを備え、
前記CAMセルは、第1のデータを記憶する第1のデータセルと、第2のデータを記憶する第2のデータセルと、前記第1および第2のデータによって対応付けされる‘1’、‘0’ないしは‘ドントケア’の3値のデータと一致検索のキーデータである比較データとを比較し、3値のデータが‘1’または‘0’であれば前記比較した結果を出力し、‘ドントケア’であれば前記比較の結果として常に一致を出力する比較回路とを備え、
前記第1および第2のデータの‘0,0’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の一方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘1,1’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の他方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘0,1’および‘1,0’のいずれか一方に対して3値のデータの‘ドントケア’が対応付けられ、
さらに、データをライトデータ信号線対に印加するライトドライバと、前記第1のデータセルに接続された第1のデータビット線対と、前記第2のデータセルに接続された第2のデータビット線対と、前記ライトデータ信号線対と前記第1のデータビット線対との間に設けられた第1のカラムゲートと、前記ライトデータ信号線対と前記第2のデータビット線対との間に設けられた第2のカラムゲートと、前記第1のカラムゲートを選択する第1の選択信号線と、前記第2のカラムゲートを選択する第2の選択信号線とを備え、
前記第1および第2の選択信号線を、同時に、前記第1および第2のカラムゲートを選択するレベルにすることにより、前記ライトデータ信号線対に印加されたデータを前記第1のカラムゲートを介して前記第1のデータビット線対に印加するのと同時に前記第2のカラムゲートを介して前記第2のデータビット線対に印加し、前記第1および第2のデータセルに同時に同一データを記憶して、前記CAMセルに2値のデータを記憶することを特徴とする連想メモリ装置を提供する。
【0022】
ここで、上記に記載の連想メモリ装置であって、
前記第1および第2の選択信号線のいずれかだけを対応するカラムゲートを選択するレベルにすることにより、前記ライトデータ信号線対に印加されたデータを前記第1のカラムゲートを介して前記第1のデータビット線対に印加して前記第1のデータセルに記憶するのとは独立に、前記ライトデータ信号線対に印加されたデータを前記第2のカラムゲートを介して前記第2のデータビット線対に印加して前記第2のデータセルに記憶して、前記CAMセルに3値のデータを記憶することが好ましい。
【0023】
また、本発明は、3値のデータを記憶する、少なくとも1つのCAMセルを備え、
前記CAMセルは、第1のデータを記憶する第1のデータセルと、第2のデータを記憶する第2のデータセルと、前記第1および第2のデータによって対応付けされる‘1’、‘0’ないしは‘ドントケア’の3値のデータと一致検索のキーデータである比較データとを比較し、3値のデータが‘1’または‘0’であれば前記比較した結果を出力し、‘ドントケア’であれば前記比較の結果として常に一致を出力する比較回路とを備え、
前記第1および第2のデータの‘0,0’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の一方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘1,1’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の他方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘0,1’および‘1,0’のいずれか一方に対して3値のデータの‘ドントケア’が対応付けられ、
さらに、前記第1のデータセルに接続され、当該第1のデータセルを選択するための第1のワード線と、前記第2のデータセルに接続され、当該第2のデータセルを選択するための第2のワード線と、前記第1および第2のデータセルに接続され、これらの第1および第2のデータセルに記憶されるデータが印加されるデータビット線対とを備え、
前記第1のワード線と第2のワード線とを、同時に、前記第1のデータセルおよび第2のデータセルを選択するレベルにすることにより、前記第1および第2のデータセルを選択して該第1および第2のデータセルに同時に同一データを記憶して、前記CAMセルに2値のデータを記憶することを特徴とする連想メモリ装置を提供する
【0024】
また、上記に記載の連想メモリ装置であって、
前記第1のワード線もしくは第2のワード線のどちらかを対応するデータセルを選択するレベルにすることにより、前記第1のデータセルを選択して前記第1のデータを記憶するのとは独立に、前記第2のデータセルを選択して前記第2のデータを記憶して、前記CAMセルに3値のデータを記憶することが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、添付の図面に示す好適実施例に基づいて、本発明の連想メモリ装置を詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の連想メモリ装置の一実施例の構成概念図である。
同図に示す連想メモリ装置(以下、CAMという)10は、‘0’、‘1’および‘ドントケア’の3つの状態のいずれかの状態に設定可能な3値CAMの1ビット分のメモリセル(以下、CAMセルという)を表したものであり、データセル(DATA)12と、マスクセル(MASK)14と、マスク可能な比較回路(MCMP)16とを備えている。
【0027】
なお、図示例では、説明を簡単化するために、1ビット分のCAMセルだけを示しているが、CAM10が備えるCAMセルのビット数に何ら制限はない。また、CAM10が複数ビットのCAMセルを備えている場合、その1ワードは1ビット以上、何ビットのCAMセルを用いて構成されていてもよいし、そのワード数も何ら限定されない。
【0028】
図示例のCAM10において、まず、データセル12は、一致検索の対象となる1ビットのデータを記憶するものである。このデータセル12には、データセル12にデータを書き込んだり、データセル12からデータを読み出す時に用いられる相補的な信号線対であるデータビット線対DBIT,DBITNと、このデータセル12を選択し、データの読み書きを制御するためのワード線WLとが接続されている。
【0029】
一方、マスクセル(MASK)14は、このCAMセルを一致検索動作からマスクするための1ビットのマスクデータを記憶するものである。マスクセル14には、マスクセル14に対してマスクデータの読み書きを行う時に用いられる相補的な信号線対であるマスクビット線対MBIT,MBITNと、このマスクセル14を選択し、マスクデータの読み書きを制御するためのワード線(データセル12と共通)WLとが接続されている。
【0030】
なお、データセル12およびマスクセル14は、1ビットのデータおよびマスクデータを保持することができればどのような回路構成であってもよく、従来公知の構成のメモリセルがいずれも適用可能である。
【0031】
続いて、比較回路16は、データセル12から相補的な信号線対であるデータ信号線対D,DNを介して供給されるデータと相補的な信号線対である比較データ線対CMP,CMPNを介して供給される一致検索のキーデータである比較データとを比較し、マスクセル14からマスクデータの反転信号線MNを介して供給されるマスクデータの反転信号の状態に応じて、その比較結果を一致線MLに出力するものである。
【0032】
本実施例では、マスクデータの反転信号が‘0’、すなわち、マスクデータが‘1’の場合、データセル12に保持されているデータがマスクされ(ドントケアとされ)、その値に関係なく、比較回路16による比較結果は一致の状態とされる。一方、マスクデータの反転信号が‘1’、すなわち、マスクデータが‘0’の場合、データセル12に保持されているデータと比較データとの比較結果が一致線MLに出力される。
【0033】
以下、図2(a)および(b)に示す具体例を挙げて、比較回路16について説明する。
【0034】
まず、同図(a)に示す比較回路16aは、5つのN型MOSトランジスタ(以下、NMOSという)18,20,22,24,26によって構成されている。
【0035】
ここで、NMOS18は、一致線MLとノードAとの間に接続され、そのゲートはマスクデータの反転信号線MNに接続されている。また、NMOS20,22はノードAとグランドとの間に直列に接続され、そのゲートは、それぞれデータ線Dおよび比較データ線CMPNに接続されている。同様に、NMOS24,26はノードAとグランドとの間に直列に接続され、そのゲートは、それぞれデータ線DNおよび比較データ線CMPに接続されている。
【0036】
同図(a)に示す比較回路16aにおいて、一致線MLは、一致検索の開始前に、図示していないプリチャージ回路により、あらかじめ‘1’のレベルにプリチャージされる。
【0037】
一致検索を行うに際し、マスクデータの反転信号線MNが‘0’の場合、NMOS18は常にオフであり、比較回路16aは、データ信号線対D,DNおよび比較データ線対CMP,CMPNの状態に関わらず一致線MLから電気的に分離される。すなわち、データセル12に保持されているデータはマスクされ(ドントケアとされ)、本実施例の場合、一致線MLは、プリチャージされた‘1’の状態を保持する。
【0038】
一方、マスクデータの反転信号線MNが‘1’の場合、データ信号線Dおよび比較データ線CMPNが共に‘1’、または、データビット線DNおよび比較データ線CMPが共に‘1’の時、言い換えると、データセル12に保持されているデータと比較データとが不一致の時に、一致線MLは、オンしたNMOS18,20,22またはNMOS18,24,26を介してグランド電位までディスチャージされて‘0’となり、それ以外の時には‘1’の状態を保持する。
【0039】
また、図2(b)に示す比較回路16bは、4つのNMOS28,30,32,34によって構成されている。
【0040】
ここで、NMOS28,30は、比較データ線CMPNおよびCMPの間に直列に接続され、そのゲートは、それぞれデータ信号線DおよびDNに接続されている。また、NMOS32,34は、一致線MLとグランドとの間に直列に接続され、そのゲートは、それぞれマスクデータの反転信号線MNおよびノードBに接続されている。
【0041】
図2(b)に示す比較回路16bにおいて、マスクデータの反転信号線MNが‘0’の場合、NMOS32は常にオフであり、比較回路16bは、データ信号線対D,DNおよび比較データ線対CMP,CMPNの状態に関わらず一致線MLから電気的に分離される。すなわち、データセル12に保持されているデータはマスクされ(ドントケアとされ)、本実施例の場合、一致線MLは、プリチャージされた‘1’の状態を保持する。
【0042】
一方、マスクデータの反転信号線MNが‘1’の場合、データ信号線Dおよび比較データ線CMPNが共に‘1’、または、データビット線DNおよび比較データ線CMPが共に‘1’の時、言い換えると、データセル12に保持されているデータと比較データとが不一致の時に、一致線MLは、オンしたNMOS32,34を介してグランド電位までディスチャージされて‘0’となり、それ以外の時には‘1’の状態を保持する。
【0043】
なお、比較回路16の具体例を挙げて説明したが、その回路構成は何ら限定されず、上述する機能を実現するためのどのような回路構成であってもよく、従来公知のものがいずれも利用可能である。
【0044】
続いて、図3を参照しながら、図1に示すCAMセルのドライバについて説明する。
【0045】
図3に示すドライバ36は、データセル用およびマスクセル用のライトドライバ(WRITE DRIVER)38,40と、ANDゲート42と、プリチャージ回路P,Qとを備えている。
【0046】
図示例のドライバ36において、まず、ライトドライバ38は、データセル12に書き込まれるデータおよびその反転データをデータビット線対DBIT,DBITNにドライブするものである。ライトドライバ38には、データセル12に書き込まれるデータが印加されるライトデータ線WDATA、グローバルマスク線GMASKおよびデータライトイネーブル線DB_WREが接続されている。
【0047】
一方、ライトドライバ40は、マスクセル14に書き込まれるマスクデータおよびその反転データをマスクビット線対MBIT,MBITNにドライブするものである。ライトドライバ40には、ANDゲート42の出力端子、グローバルマスク線GMASKおよびマスクライトイネーブル線MB_WREが接続されている。また、ANDゲート42の入力端子には、ライトデータ線WDATAおよびバイナリー線BINARYが接続されている。
【0048】
ここで、グローバルマスク線GMASKは、データセル12へのデータの書き込み、および、マスクセル14へのマスクデータの書き込みを禁止する制御線である。本実施例では、グローバルマスク線GMASKが‘1’の場合、ライトドライバ38,40によってデータビット線対DBIT,DBITNおよびマスクビット線対MBIT,MBITNは全て‘1’にドライブされて書き込みが禁止される。
【0049】
また、バイナリー線BINARYは、データセル12に書き込まれるデータがバイナリー(2値)なのかターナリー(3値)なのかを指示する信号線である。本実施例の場合、バイナリー線BINARYが‘1’の時には、データセル12に書き込まれるデータはバイナリーのデータ、‘0’の時にはターナリーのデータであるものとする。
【0050】
ドライバ36において、グローバルマスク線GMASKが‘1’の場合の動作は既に述べた通りである。グローバルマスク線GMASKが‘0’、すなわち、書き込みが許可されている場合、データビット線対DBIT,DBITNは、データライトイネーブル線DB_WREが‘1’の期間、ライトドライバ38により、それぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。
【0051】
なお、データライトイネーブル線DB_WREが‘0’の期間、データビット線対DBIT,DBITNは、ライトドライバ38によってドライブされず、プリチャージ回路Pにより‘1’の同電位にプリチャージされる。
【0052】
一方、マスクビット線対MBIT,MBITNは、バイナリー線BINARYが‘1’、すなわち、2値データの書き込みが行われる場合、ANDゲート42の出力信号がライトデータ線WDATAの状態に係わらず‘0’となり、マスクライトイネーブル線MB_WREが‘1’の期間、ライトドライバ40により、それぞれ‘0’および‘1’にドライブされる。
【0053】
また、バイナリー線BINARYが‘0’、すなわち、3値データの書き込みが行われる場合、ANDゲート42の出力信号は、ライトデータ線WDATAのレベルとなる。従って、マスクビット線対MBIT,MBITNは、マスクライトイネーブル線MB_WREが‘1’の期間、ライトドライバ40により、それぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。
【0054】
なお、マスクライトイネーブル線MB_WREが‘0’の期間、マスクビット線対MBIT,MBITNは、ライトドライバ40によってドライブされず、プリチャージ回路Qにより‘1’の同電位にプリチャージされる。
【0055】
ドライバ36の回路構成は図示例のものに限定されず、同一の機能を実現する他の回路構成であってもよい。また、ライトドライバ38,40も上記機能を実現するものであればよく、その具体的な回路構成は限定されない。
【0056】
次に、グローバルマスク線GMASKが‘0’の場合、すなわち、書き込みが許可されている場合について、図1〜3に示す本発明のCAM10の動作を説明する。
【0057】
2値データを書き込む場合、言い換えると、CAM10を2値CAMとして使用する場合、バイナリー線BINARYが‘1’とされ、データセル12に書き込もうとするデータがライトデータ線WDATAに印加される。
【0058】
続いて、データライトイネーブル線DB_WREが‘1’とされ、データビット線対DBIT,DBITNは、ライトドライバ38により、それぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。また、同時にマスクライトイネーブル線MB_WREが‘1’とされ、マスクビット線対MBIT,MBITNは、ライトドライバ40により、前述の通りそれぞれ‘0’および‘1’にドライブされる。
【0059】
その後、ワード線WLが‘1’となり、データビット線対DBIT,DBITNにドライブされたデータがデータセル12に書き込まれ、これと同時にマスクビット線対MBIT,MBITNにドライブされたマスクデータ、すなわち、‘0’がマスクセル14に書き込まれる。つまり、データセル12にデータが書き込まれるのと同時にマスクセル14は、マスクしない(ドントケアではない)状態に設定される。
【0060】
従って、本実施例のCAM10を2値CAMとして使用する場合、1回の書き込みだけでCAM10を2値CAMとして使用することができる。
【0061】
一方、3値データを書き込む場合、言い換えると、CAM10を3値CAMとして使用する場合、バイナリー線BINARYが‘0’とされ、例えばデータセル12に書き込もうとするデータがライトデータ線WDATAにドライブされる。
【0062】
この場合、データライトイネーブル線DB_WREが‘1’とされ、データビット線対DBIT,DBITNは、ライトドライバ38により、それぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。なお、この時、マスクビット線対MBIT,MBITNはドライブされず、プリチャージ回路Qにより共に‘1’の同電位にプリチャージされる。
【0063】
その後、ワード線WLが‘1’となり、データビット線対DBIT,DBITNにドライブされたデータがデータセル12に書き込まれる。なお、この時、マスクビット線対MBIT,MBITNは共にハイインピーダンス状態であり、マスクセル14によりどちらか一方がゆっくりと引き落とされるが、マスクセル14に保持されているマスクデータのレベルは変化しない。また、マスクセル14にマスクデータを書き込む場合の動作は、前述のデータセル12とマスクセル14の立場が逆になる点を除いて同じである。
【0064】
次に、別の実施例を挙げて、本発明のCAMを説明する。
【0065】
図4は、本発明の連想メモリ装置の別の実施例の構成概念図である。
同図に示すCAM44も、説明を簡単化するために、1ビット分の3値CAMセルだけを示したものであり、2つのデータセル46,48と、比較回路50とを備えている。
【0066】
データセル46,48は、図1に示すデータセル12と同じ構成のものである。データセル46には、ビット線対BIT1,BIT1Nが接続され、データセル48には、ビット線対BIT2,BIT2Nが接続されている。また、データセル46,48には、同じワード線WLが共通に接続されている。すなわち、2つのデータセル46,48には、それぞれ独立したビット線対が接続され、共通のワード線が接続されている。
【0067】
CAM44では、データセル46,48に記憶される2ビットのデータ1,2(D1,D2)に対して、3値CAMの‘1’、‘0’および‘ドントケア’の各状態が対応付けられる。本実施例の場合、図5の対応表に示すように、データ1,2が‘0,0’の場合に3値データの‘0’、‘1,1’の場合に‘1’、‘1,0’の場合に‘ドントケア’がそれぞれ対応付けられている。また、データ1,2が‘0,1’の設定は無効である。
【0068】
なお、データセル46,48に記憶されるデータと3値データとの間の対応付けはこれに限定されず、データ1,2の‘0,0’を3値データの‘0’または‘1’の一方に対応付け、‘1,1’を‘0’または‘1’の他方に対応付けることができる。
【0069】
比較回路50は、4つのNMOS52,54,56,58を備えている。NMOS52,54は、一致線MLとグランドとの間に直列に接続され、そのゲートは、それぞれデータセル46の出力信号の反転信号D1Nおよび比較データ線CMPに接続されている。また、NMOS56,58は、一致線MLとグランドとの間に直列に接続され、そのゲートは、それぞれデータセル48の出力信号D2および比較データ線CMPNに接続されている。
【0070】
この比較回路50は、データセル46,48に保持されているデータによって対応付けされる‘1’、‘0’ないしは‘ドントケア’の3値データと、比較データ線対CMP,CMPNを介して供給される比較データとを比較し、その比較結果を一致線MLに出力する。
【0071】
例えば、3値データとして‘0’が保持されている場合、図5の対応表に示すように、データ信号D1Nは‘1’、データ信号D2は‘0’となる。この時、比較データとして‘0’、すなわち、比較データ線対CMP,CMPNに‘0,1’がドライブされると、NMOS52,56はオンおよびオフであり、NMOS54,58はオフおよびオンである。従って、一致の状態が検出され、一致線MLはプリチャージされた‘1’の状態を維持する。
【0072】
これに対し、比較データとして‘1’、すなわち、比較データ線対CMP,CMPNに‘1,0’がドライブされると、NMOS54,58はオン、オフする。従って、一致線MLのレベルは、NMOS52,54を介してディスチャージされ、‘0’になる。すなわち、不一致が検出される。なお、3値データとして‘1’が保持されている場合の動作も‘0’が保持されている場合と立場が逆になるだけで同様である。
【0073】
一方、3値データとして‘ドントケア’が保持されている場合、図5の対応表に示すように、データ信号D1N,D2は共に‘0’となる。この時、比較データとして‘0’が与えられても‘1’が与えられても、NMOS52,56は常にオフなので、一致線MLは、プリチャージされた‘1’の状態、すなわち、比較結果として、常に一致が検出された状態が維持される。
【0074】
続いて、図6を参照しながら、図4に示すCAMセルのドライバについて説明する。
【0075】
図6に示すドライバ60は、ライトドライバ(WRITE DRIVER)62と、それぞれデータセル46,48用のカラムゲート(COL1,COL2)64,66と、プリチャージ回路R,S,Tとを備えている。
【0076】
まず、ライトドライバ62は、図3に示すライトドライバ38,40と同じ構成のものである。ライトドライバ62には、ライトデータ線WDATA、グローバルマスク線GMASKおよびライトイネーブル線WREが接続されている。
【0077】
ドライバ60において、ライトドライバ62の動作は、図3に示すライトドライバ38,40と同じである。すなわち、グローバルマスク線GMASKが‘1’の場合、ライトデータ信号線対DL,DLNは、プリチャージ回路Rにより共に‘1’の同電位にドライブされ、‘0’の場合には、ライトイネーブル線WREが‘1’の期間、それぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。
【0078】
なお、ライトイネーブル線WREが‘0’の期間、ライトデータ信号線対DL,DLNは、ライトドライバ62によってドライブされず、プリチャージ回路Rにより‘1’の同電位にプリチャージされた状態を保持する。
【0079】
また、カラムゲート64,66は、それぞれデータビット線対BIT1,BIT1Nおよびデータビット線対BIT2,BIT2Nをドライブするものである。カラムゲート64には、選択信号線D1SELの他、ライトドライバ62からライトデータ信号線対DL,DLNが接続されている。また、カラムゲート66には、選択信号線D2SELの他、同じくライトドライバ62からライトデータ信号線対DL,DLNが接続されている。
【0080】
カラムゲート64では、選択信号線D1SELが‘1’の期間、ライトデータ信号線対DL,DLNにドライブされたレベルがデータビット線対BIT1,BIT1Nにドライブされる。また、カラムゲート66の動作も同様である。
【0081】
なお、ドライバ60の回路構成は図示例のものに限定されず、同一の機能を実現する他の回路構成であってもよい。また、ライトドライバ62およびカラムゲート64,66も上記機能を実現するものであればよく、その具体的な回路構成は限定されない。
【0082】
次に、図4に示す本発明のCAM44の動作を説明する。
【0083】
2値データを書き込む場合、書き込もうとするデータがライトデータ線WDATAに印加される。本実施例の場合、ライトデータ線WDATAに‘0’を書き込む場合には‘0’が、逆に‘1’を書き込む場合には‘1’が印加される。
【0084】
続いて、ライトイネーブル線WREが‘1’とされ、ライトデータ信号線対DL,DLNは、ライトドライバ62により、それぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。また、選択信号線D1SEL,D2SELが同時に‘1’とされ、データビット線対BIT1,BIT1Nもそれぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。データビット線対BIT2,BIT2Nも同じである。
【0085】
その後、ワード線WLが‘1’となり、データビット線対BIT1,BIT1Nにドライブされたデータがデータセル46に書き込まれ、これと同時に、データビット線対BIT2,BIT2Nにドライブされたデータがデータセル48に書き込まれる。つまり、データセル46,48は、ライトデータ線WDATAが‘0’にドライブされると‘0,0’に設定され、逆に‘1’にドライブされると‘1,1’に設定される。
【0086】
従って、本実施例のCAM44を2値CAMとして使用する場合も、1回の書き込みだけでCAM44を2値CAMとして使用することができる。
【0087】
一方、3値データを書き込む場合、例えばデータセル46に書き込もうとするデータがライトデータ線WDATAにドライブされる。
【0088】
この場合、ライトイネーブル線WREが‘1’とされ、ライトデータ信号線対DL,DLNは、ライトドライバ62により、それぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。
【0089】
また、選択信号線D1SELだけが‘1’とされ、データビット線対BIT1,BIT1Nもそれぞれライトデータ線WDATAのレベルおよびその反転レベルにドライブされる。なお、この時、データビット線対BIT2,BIT2Nはドライブされず、プリチャージ回路Tにより共に‘1’の同電位にプリチャージされた状態を保持する。
【0090】
その後、ワード線WLが‘1’となり、データビット線対BIT1,BIT1Nにドライブされたデータがデータセル46に書き込まれる。なお、この時、データビット線対BIT2,BIT2Nは共にハイインピーダンス状態であり、データセル48によりどちらか一方がゆっくり引き落とされるが、データセル48に保持されているデータのレベルは変化しない。また、データセル48にデータを書き込む場合の動作は、データセル46と立場が逆になる点を除いて同じである。
【0091】
次に、さらに別の実施例を挙げて、本発明のCAMを説明する。
【0092】
図7は、本発明の連想メモリ装置の別の実施例の構成概念図である。
同図に示すCAM68は、図4に示すCAM44において、2つのデータセル46,48に対してデータビット線対BIT,BITNを共通に接続し、データセル46にはワード線WL1を、また、データセル48にはワード線WL2を接続したものである。なお、同一の構成要件には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0093】
図示していないが、図7に示すCAMセルのドライバは、例えば図6に示すドライバ60のライトドライバ62と同じものを用いることができる。この場合、ライトデータ信号線対DL,DLNがそれぞれデータビット線対BIT,BITNに対応する信号線となる。また、2つのデータセル46,48の設定と3値CAMの‘0’、‘1’および‘ドントケア’の各状態との関係は図5の対応表に示す通りである。
【0094】
次に、図7に示す本発明のCAM68の動作を説明する。
【0095】
2値データを書き込む場合、例えば‘0’を書き込む場合には、図示省略したドライバにより、データビット線対BIT,BITNは‘0,1’にドライブされ、逆に‘1’を書き込む場合には‘1,0’にドライブされる。
【0096】
その後、ワード線WL1,WL2が同時に‘1’となり、データビット線対BIT,BITNにドライブされたデータが2つのデータセル46,48に同時に書き込まれる。つまり、データセル46,48は、‘0’が書き込まれると‘0,0’に設定され、逆に‘1’が書き込まれると‘1,1’に設定される。
【0097】
従って、本実施例のCAM68を2値CAMとして使用する場合も、1回の書き込みだけでCAM68を2値CAMとして使用することができる。
【0098】
また、3値データを書き込む場合、ワード線WL1もしくはWL2のどちらかを‘1’とすることにより、データビット線対BIT,BITNにドライブされたデータが、各々対応するデータセル46もしくは48に書き込まれる。
【0099】
本発明の連想メモリ装置は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明の連想メモリ装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
【0100】
【発明の効果】
以上詳細に説明した様に、本発明の連想メモリ装置によれば、3値CAMを2値CAMとして使用する場合に、CAMセル面積すなわち回路規模を増大させることなく、1回のライトサイクルで3値CAMを2値CAMとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の連想メモリ装置の一実施例の構成概念図である。
【図2】 (a)および(b)は、どちらも比較回路の一実施例の構成回路図である。
【図3】 図1のCAMで用いられるドライバの一実施例の構成概念図である。
【図4】 本発明の連想メモリ装置の別の実施例の構成概念図である。
【図5】 データセルの設定と3値CAMの状態との関係を表す一実施例の対応表である。
【図6】 図4のCAMで用いられるドライバの一実施例の構成概念図である。
【図7】 本発明の連想メモリ装置の別の実施例の構成概念図である。
【図8】 従来の連想メモリ装置の一例の構成概念図である。
【図9】 従来の連想メモリ装置の別の例の構成概念図である。
【符号の説明】
10,44,68,70,90 連想メモリ装置
12,46,48 データセル
14 マスクセル
16,16a,16b,50,76 比較回路
18,20,22,24,26,28,30,32,34,52,54,56,58 N型MOSトランジスタ
36,60 ドライバ
38,40,62 ライトドライバ
42 ANDゲート
64,66 カラムゲート
72 メインメモリセル
74 マスクメモリセル
78 マスク回路
80 プリチャージ回路
P,Q,R,S,T プリチャージ回路
DBIT,DBITN データビット線対
BIT1,BIT1N データビット線対
BIT2,BIT2N データビット線対
BIT,BITN データビット線対
BL,BLB データビット線対
MBIT,MBITN マスクビット線対
CMP,CMPN 比較データ線対
CMP,CMPB 比較データ線対
WL,WL1,WL2 ワード線
D,DN データ信号線対
MN マスクデータの反転信号線
ML 一致線
MODE 信号
WDATA ライトデータ線
GMASK グローバルマスク線
BINARY バイナリー線
DB_WRE データライトイネーブル線
MB_WRE マスクライトイネーブル線
WRE ライトイネーブル線
D1SEL,D2SEL 選択信号線
BLPCN プリチャージ線

Claims (6)

  1. ‘0’、‘1’ないしは‘ドントケア’の状態を表す3値のデータを記憶する、少なくとも1つのCAMセルを備え、
    前記CAMセルは、データビット線対を介して印加されるデータを記憶するデータセルと、マスクビット線対を介して印加される、前記CAMセルを一致検索動作からマスクするためのマスクデータを記憶するマスクセルと、前記データセルに記憶されたデータと一致検索のキーデータである比較データとを比較し、前記マスクセルにマスクしない状態のマスクデータが記憶されていれば前記比較した結果を出力し、マスクする状態のマスクデータが記憶されていれば前記比較の結果として常に一致を出力する比較回路を備えるとともに
    バイナリー線と、ライトデータ線と、前記データビット線対に前記データセルに記憶するデータを印加する第1のライトドライバと、前記マスクビット線対に前記マスクセルに記憶するマスクデータを印加する第2のライトドライバとを有するドライバを備え、
    前記バイナリー線を2値のデータが書き込まれることを指示するレベルとすることにより、前記第1のライトドライバが前記データビット線対に前記ライトデータ線から受け取ったデータを印加して前記データセルに記憶するのと同時に、前記第2のライトドライバが前記マスクビット線対に前記マスクしない状態のマスクデータを印加して前記マスクセルに記憶することを特徴とする連想メモリ装置。
  2. 請求項1に記載の連想メモリ装置であって、さらに、
    前記ドライバが、前記第1のライトドライバに接続されたデータライトイネーブル線と、前記第2のライトドライバに接続されたマスクライトイネーブル線とを備え、
    前記バイナリー線を3値のデータが書き込まれることを指示するレベルとするとともに、前記データライトイネーブル線と前記マスクライトイネーブル線の一方を‘1’のレベルとし、他方を‘0’のレベルとすることにより、前記第1のライトドライバが前記データビット線対に前記ライトデータ線から受け取ったデータを印加して前記データセルに記憶するのとは独立に、前記第2のライトドライバ前記マスクビット線対に前記ライトデータ線から受け取ったデータを印加して前記マスクセルに記憶することを特徴とする連想メモリ装置。
  3. 3値のデータを記憶する、少なくとも1つのCAMセルを備え、
    前記CAMセルは、第1のデータを記憶する第1のデータセルと、第2のデータを記憶する第2のデータセルと、前記第1および第2のデータによって対応付けされる‘1’、‘0’ないしは‘ドントケア’の3値のデータと一致検索のキーデータである比較データとを比較し、3値のデータが‘1’または‘0’であれば前記比較した結果を出力し、‘ドントケア’であれば前記比較の結果として常に一致を出力する比較回路とを備え、
    前記第1および第2のデータの‘0,0’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の一方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘1,1’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の他方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘0,1’および‘1,0’のいずれか一方に対して3値のデータの‘ドントケア’が対応付けられ、
    さらに、データをライトデータ信号線対に印加するライトドライバと、前記第1のデータセルに接続された第1のデータビット線対と、前記第2のデータセルに接続された第2のデータビット線対と、前記ライトデータ信号線対と前記第1のデータビット線対との間に設けられた第1のカラムゲートと、前記ライトデータ信号線対と前記第2のデータビット線対との間に設けられた第2のカラムゲートと、前記第1のカラムゲートを選択する第1の選択信号線と、前記第2のカラムゲートを選択する第2の選択信号線とを備え、
    前記第1および第2の選択信号線を、同時に、前記第1および第2のカラムゲートを選択するレベルにすることにより、前記ライトデータ信号線対に印加されたデータを前記第 1のカラムゲートを介して前記第1のデータビット線対に印加するのと同時に前記第2のカラムゲートを介して前記第2のデータビット線対に印加し、前記第1および第2のデータセルに同時に同一データを記憶して、前記CAMセルに2値のデータを記憶することを特徴とする連想メモリ装置。
  4. 請求項3に記載の連想メモリ装置であって、
    前記第1および第2の選択信号線のいずれかだけを対応するカラムゲートを選択するレベルにすることにより、前記ライトデータ信号線対に印加されたデータを前記第1のカラムゲートを介して前記第1のデータビット線対に印加して前記第1のデータセルに記憶するのとは独立に、前記ライトデータ信号線対に印加されたデータを前記第2のカラムゲートを介して前記第2のデータビット線対に印加して前記第2のデータセルに記憶して、前記CAMセルに3値のデータを記憶することを特徴とする連想メモリ装置。
  5. 3値のデータを記憶する、少なくとも1つのCAMセルを備え、
    前記CAMセルは、第1のデータを記憶する第1のデータセルと、第2のデータを記憶する第2のデータセルと、前記第1および第2のデータによって対応付けされる‘1’、‘0’ないしは‘ドントケア’の3値のデータと一致検索のキーデータである比較データとを比較し、3値のデータが‘1’または‘0’であれば前記比較した結果を出力し、‘ドントケア’であれば前記比較の結果として常に一致を出力する比較回路とを備え、
    前記第1および第2のデータの‘0,0’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の一方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘1,1’に対して3値のデータの‘0’または‘1’の内の他方が対応付けられ、前記第1および第2のデータの‘0,1’および‘1,0’のいずれか一方に対して3値のデータの‘ドントケア’が対応付けられ、
    さらに、前記第1のデータセルに接続され、当該第1のデータセルを選択するための第1のワード線と、前記第2のデータセルに接続され、当該第2のデータセルを選択するための第2のワード線と、前記第1および第2のデータセルに接続され、これらの第1および第2のデータセルに記憶されるデータが印加されるデータビット線対とを備え
    前記第1のワード線と第2のワード線とを、同時に、前記第1のデータセルおよび第2のデータセルを選択するレベルにすることにより、前記第1および第2のデータセルを選択して該第1および第2のデータセルに同時に同一データを記憶して、前記CAMセルに2値のデータを記憶することを特徴とする連想メモリ装置。
  6. 請求項5に記載の連想メモリ装置であって、
    前記第1のワード線もしくは第2のワード線のどちらかを対応するデータセルを選択するレベルにすることにより、前記第1のデータセルを選択して前記第1のデータを記憶するのとは独立に、前記第2のデータセルを選択して前記第2のデータを記憶して、前記CAMセルに3値のデータを記憶することを特徴とする連想メモリ装置。
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