JP3807913B2 - 真正商品の流通信用保証方法 - Google Patents

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    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品に添付するタグなどの商品識別具を管理すること、及び、この識別具の付された商品の製造及び流通を管理することを、ネットワークとデータベースとで集中的に行うことにより、真正商品を保証し、商品の流通における信用を保証するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、高級な商品又は貴重な商品などの重要な商品では、品質保証書などを商品に添付し、製造者の真正商品であることを保証して商品を取引することが行われている。
そして、企業内では、製造管理や在庫管理が行われ、又、商品の流通を含めて商品を管理する場合、バーコードやICチップを商品に添付し、コンピュータの端末機などにより商品データを読み込んで商品の流通管理を行うPOSシステム(point of sales system)も採用されている。
【0003】
又、本件出願人は、非接触のICチップ又はICチップを内蔵するICカードにおいて、アンテナコイル及びCPUやメモリを封止する樹脂に繊維素や金属粉などを混入し、射出成形されたICチップの封止樹脂やICカード本体の樹脂に繊維素や金属粉などを混入して樹脂の配向による模様を発生させ、この繊維素などによる配向模様である配向パターンによりICチップを識別し、又、繊維素や金属粉などによる配向パターンを登録管理装置に登録しておくことによって、ICチップの偽造を防止する発明を行っている(特願平10−46786号)。
【0004】
更に、この発明では、単に登録された配向パターンによりICチップの真偽を判別するのみでなく、ICチップのメモリにデータを書き込む際、ICチップに現れた繊維素などによる配向パターンを読取装置により読み取り、配向パターンに基づくパターンデータや画像コードを形成し、画像コードと組み合せて暗号化した書き込みデータをICチップのメモリに書き込み、又、画像読取装置で読み取ったパターンデータから画像コードを形成して読み出したデータの復号化を行うことを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来から使用されている品質保証書は、保証書の偽造を防止するためには保証書に使用する紙の製造や保証書の印刷を特定の技術によって行うため、正当な製造業者であっても保証書を容易且つ安価に準備することが困難であり、容易に作成できる保証書は偽造され易い欠点があった。
【0006】
又、POSシステムは、商品の流通保管を管理するものであるため、真正商品の管理は正確に行えるも、偽造商品の販売などを防止することは困難であった。
そして、本件出願人が先に行った発明は、非接触形のICチップ又はICカード自体の真偽を判別するものであり、商品の真偽を判別する機能を直接的には有していなかった。
【0007】
このように、保証書やPOSシステムでは、商品の真贋を判別するには不十分であるため、有名メーカーや取引業者の信用低下や商品の流通自体に対する信用が低下する現象が発生しつつある問題が生じている。
特に、インターネットやテレビなどのメディアによる通信販売においては、消費者などの需要者がネット上に表示される商品を指定すると郵便や宅配便などの郵送手段により商品が配送されるため、商品流通に携わる取引業者個人の信用では、商品取引の安全及び商品販売の拡大が困難となる問題が生じている。
【0008】
このため、各種メディアによる通信販売などでは、製造業者の信用のみでなく、流通過程を含む総合的な取引の信用が求められるようになってきた。
(発明の概要)
本発明は、このような総合的信用を保証し、商品の流通や販売を安全に行うことができるようにする方法を提供するものである。
【0009】
即ち、本発明は、商品や美術工芸品、有価証券などの真贋を、何時でも簡単に確認できる仕組みにより、流通における消費者などの需要者の信用を確立するシステムの運用方式に関するものである。
そして、従来は、保証書や鑑定書、或いは商品の流通過程の管理を行うことによって、商品などの真正を保証しようとしていたのに対し、本発明は、社会的に信用力の高い信用保証機関を設置し、その管理の下に製造された極めて偽造が困難な商品識別具としてのカード型又はシール形やタグ形式のICタグを各商品に取り付け、そのICタグに記録されている情報と、この商品の製造から流通に至る過程を当該信用保証機関のデータベースで集中管理し、専用の検査端末機により、何時でも、何処からでも、当該信用保証機関の情報システムに接続するこによって商品などの真贋を判定する仕組みにより、消費者などの需要者に商品が本物であることを保証するシステムとするものである。又、この検査端末機も、信用保証機関によってその製造から流通及び使用状況を管理されており、検査端末用ICタグによって登録された端末機であることが認証される。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した本発明は、総合管理手段(310)とするコンピュータを設置した管理センター(300)を設け、商品識別具固有の情報又は商品識別具固有の情報及び商品や商品生産者の情報を記憶したICチップを内蔵する商品識別具を製造したとき、この商品識別具に関する情報を総合管理手段(310)に登録することによって商品識別具を管理するものとし、更に、この商品識別具のICチップとデータの交信を可能とするコンピュータ端末機である商品検査登録手段(210)についても、その製造及び使用に関する情報などを総合管理手段(310)に登録して管理するものとし、商品生産業者(500)が商品識別具を商品に取り付けて商品識別具のICチップにこの商品識別具を取り付ける商品の特徴や属性である商品情報やこの商品の出荷に関する情報を書き込むに際し、商品検査登録手段(210)でICチップから識別具固有の識別具情報などを読み出すと共にこの商品検査登録手段(210)が前記総合管理手段(310)に登録された商品検査登録手段(210)であることの確認を行った後、更に識別具情報が読み出された商品識別具が登録された商品識別具であることの確認を行ってこの商品識別具が取り付けられる商品の商品情報や出荷に関する情報を商品検査登録手段(210)によって総合管理手段(310)に登録し、販売業者(600)などが商品の確認を行う際、商品検査登録手段(230)が総合管理手段(310)に登録されている商品検査登録手段(230)であることの確認を行った後、この商品検査登録手段(230)により商品識別具が総合管理手段(310)に登録されている商品識別具であることの確認と共にICチップに記憶されている商品情報などと総合管理手段(310)に登録されている当該商品の商品情報などとの照合を行い、両商品情報などが一致しているとき、照合を行ったことを総合管理手段( 310 )に記録すると共に、この照合を行った記録をキー番号や照合年月日などの流通情報として商品識別具のICチップ( 10 )に書き加え、一致しないときは非登録の通知を行って商品の真贋を判定する真正商品の流通信用保証方法とするものである。
【0011】
このように、商品に取り付けた商品識別具の情報を総合管理手段(310)に登録すると共に、この商品識別具にデータを書き込み且つ商品識別具からデータの読み出しが可能な商品検査登録手段(210)の製造及び使用状況をすべて総合管理手段(310)に登録する故、商品識別具の偽造や不正な改竄を防止し、適式に商品識別具が取り付けられる真性商品の保証を行うことができ、安全且つ信用のある商品流通を確保することができる。
【0012】
又、商品に取り付けた商品識別具の情報を総合管理手段(310)に登録すると共に、この商品識別具に記録されるデータも逐次読み出して照合を行ったことを管理手段(310)に登録することにより、正規に登録された真正な個々の商品の製造から流通状況までを管理センター(300)で把握及び確認することができる。そして、管理センター(300)の情報によって商品の保証を行うことによって、安全且つ信用のある商品流通を確保することができる。
【0013】
【0014】
そして、商品識別具にも、使用したIDタグキー(20)のキー番号などの流通情報を書き加えることにより、管理センター(300)で商品の流通状態を確認するのみでなく、端末機である商品検査登録手段(210)によっても以前の商品流通経路を即時に確認することができ、迅速に安全な商品の取引を行うことができる。
【0015】
更に、請求項2に記載した本発明は、商品識別具には、樹脂などによってCPUやメモリを内蔵するICチップとアンテナコイル(15)とが密封され、密封材料の流動性配向に基づく配向パターンを有する構造体を使用する真正商品の流通信用保証方法とするものである。
このように、配向パターンを有する構造体を商品識別具に用いるため、商品識別具の偽造が困難であり、商品識別具の登録と合わせ、非保証品の混入を困難とし、信用のある商品流通を確保することができる。
【0016】
又、請求項3に記載した本発明は、商品検査登録手段(210)には、総合管理手段(310)との交信に使用する認証及び暗号化や復号を行うための鍵、又は、総合管理手段(310)との交信に使用する認証及び暗号化や復号を行うための鍵と共に商品識別具との交信を行う際の認証及び暗号化や復号を行うための鍵をも記憶させたICチップを内蔵するカード状などのIDタグキー(20)が装着されたコンピュータ端末機を用いる真正商品の流通信用保証方法とするものである。
【0017】
このように、コンピュータ端末機である商品検査登録手段(210)には、商品識別具や管理センター(300)との交信に必要な情報を記憶させたIDタグキー(20)を装着することにより、正規に生産及び登録された商品検査登録手段(210)以外の手段では同様の検査や登録を行うことが困難となる。
従って、商品検査登録手段(210)を用いて商品識別具や総合管理手段(310)に予定外の商品出荷や商品入荷を記録し、商品及び商品識別具を予定外の流通経路に流通させることを防止でき、安全且つ信用のある商品流通を確保することができる。
【0018】
そして、請求項4に記載した本発明は、IDタグキー(20)は、商品検査登録手段(210)に着脱自在とし、IDタグキー(20)の製造時に総合管理手段(310)に登録すると共に、各IDタグキー(20)のキー番号と合わせてそのIDタグキー(20)の保管及び使用を行う者を総合管理手段(310)に登録しておく真正商品の流通信用保証方法とするものである。
【0019】
このように、IDタグキー(20)を着脱自在とすることにより、複数の者で商品検査登録手段(210)を使用することができ、複数の者が使用する場合であっても、検査確認時の使用者が確認できる。そして、商品検査登録手段(210)に着脱自在とされる各IDタグキー(20)自体の保管及び使用を行う者を登録することにより、IDタグキー(20)の使用を厳格に行わせ、より安全且つ信用のある商品流通を確保することができる。
【0020】
又、請求項5に記載した本発明は、消費者などの需要者(900)に商品を販売する最終の販売業者(600)は、商品を仕入れたとき及び販売するとき、又はそのいずれかの場合に、管理センター(300)に登録されてい商品検査登録手段(210)により商品識別具が登録されていることの確認を行ってICチップに記憶されている商品情報などの情報と総合管理手段(310)に登録されている当該商品の商品情報などの情報とを照合する真正商品の流通信用保証方法とするものである。
【0021】
このように、消費者などの需要者(900)に商品を販売する直前の業者で商品情報を確認する故、需要者(900)に販売される商品に不正な商品が混じることを確実に防止することができる。
更に、請求項6に記載した本発明は、商品を消費者などの需要者(900)に引き渡す際、総合管理手段(310)に登録されている商品情報などの情報とICチップに記憶されている商品情報などの情報とが一致したとき、ICチップに記憶されている商品の商品情報などの情報を商品検査登録手段(210)に表示する真正商品の流通信用保証方法とするものである。
【0022】
このように、適正な商品を引き渡すとき、商品の特徴などを表示することにより、消費者(400)に与える安心感を高めることができる。
そして、請求項7に記載した本発明は、商品の真贋判定を行うに際し、商品検査登録手段(210)が総合管理手段(310)に登録されていることの確認を行って、一部の商品識別具に関する商品情報の一部と識別具情報とを予め商品登録検査手段(210)に読み込み、この商品検査登録手段(210)で商品識別具のICチップに記憶されている識別具情報や商品情報と予め読み込んだ識別具情報や商品情報との照合を行う真正商品の流通信用保証方法とするものである。
【0023】
このように、一部の商品識別具に関する商品情報の一部や識別具情報を予め商品登録検査手段(210)に読込んでおくため、当該商品検査登録手段(210)で商品識別具の確認を行う際、総合管理手段(310)との交信を行う必要がなく、確認を迅速に行うことができる。
【0024】
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態は、図1に示すように、ICタグ製造業者100や検査機製造業者200からの情報により、管理センター300で商品識別具やIDタグキー及び商品検査登録手段210の状況を管理しつつ、商品識別具が取り付けられた商品の流通情報なども管理センター300に集めて管理するものである。
【0026】
(ICタグの製造管理)
ICタグ製造業者100は、管理センター300からのライセンス契約に基づいて、ICチップを内蔵する商品識別具及びICチップを内蔵するIDタグキーを製造する企業や業者であり、商品識別具は、ICチップを内蔵する小型のICタグをコイン型又はカード型やシール形として成形するものである。
【0027】
そして、この商品識別具とするICタグ10は、管理センター300からの発行指示にもとづてICタグ製造業者100で製造されるものであり、ICタグ製造業者100は、ICタグ10を製造した際、各ICタグ10に固有の識別具情報をICタグ10に内蔵されたICチップに記憶させると共に、このICタグ10毎の各識別具情報を管理センター300の総合管理手段310に登録するものとしている。
【0028】
又、このICタグ10を、後述する商品生産業者500などに出荷する際、何れのICタグ10を何処に出荷したかをタグ出荷情報として総合管理手段310に登録して記憶させるものである。
(ICタグ)
このICタグ10としては、図2に示すように、CPU11やメモリ13を樹脂17などにより密封したものであり、CPU11やメモリ13を構成するICチップの周囲などには、アンテナコイル15も樹脂17の内部に密封されており、例えば厚さを0.5mm程度とし、直径を10mm以下とする円形や四角形などとされる種々のもの、更に小さくするものや薄くするものなど、又は多少大きくするものなどもある。
【0029】
尚、このICタグ10は、射出成形などにより製造し、合成樹脂17などに繊維素や金属粉などを混入し、図3に示すように、繊維素などによって合成樹脂などの封止体の流動配向特性が検出できるICタグ10とすることが好ましい。
従って、図3に示した繊維素などを含む合成樹脂17を射出成形した構造体とされるICタグ10では、射出成形時における樹脂の流動により、各ICタグ10は繊維素などによる固有の配向パターンとされる模様を有する。このため、この配向パターンを可視光又は赤外線などにより画像を撮像する撮像手段で読み取り、この配向パターンに応じた画像コードを形成することにより、この画像コードによって商品識別具の確認を正確に行う商品識別具とすることができる。
【0030】
又、この画像コードや暗号鍵、署名などと合わせてタグ番号を識別具の固有情報として各ICタグ10のICチップに記憶させるものとし、この識別具固有の識別具情報をタグ番号と共にICタグ10に書き込むに際しては、暗号化したデータを書き込むものである。
このようにして、ICタグ製造業者100で製造された各ICタグ10は、その配向パターンによる画像コードなどの識別具情報が記憶され、各商品生産業者500に出荷される。
【0031】
尚、ICタグ10としては、アンテナコイル15によって非接触でICチップのデータを外部の端末機などと交信することができるものに限ることなく、表面に接触端子を有し、端子を接触させてICチップに記憶されるデータの読み出しや書込みを行うものもある。
(IDタグキー)
又、ICタグ製造業者100で製造するIDタグキー20は、ICタグ10と同様に、CPUやメモリを構成するICチップを樹脂などの内部に密封したものであり、この樹脂に繊維素や金属粉などを混入し、樹脂の流動配向特性が検出できるIDタグキー20とするものである。
【0032】
このIDタグキー20は、名刺やカード程度の大きさとするものや、ICタグ10と同様に10mm程度のコイン状とするものである。又、ICタグ10と同様に、アンテナコイルにより外部とのデータ交信を行うようにするものに限ることなく、樹脂の表面に接触端子を設け、コンピュータのスロットに挿入してデータの交信を行うようにすることもある。
【0033】
そして、このIDタグキー20にキー番号を付与し、このキー番号と合わせてタグキー情報をIDタグキー20のメモリに記憶させるものである。このタグキー情報としてしては、当該IDタグキー20とした樹脂の配向パターンに基づく画像コード及び暗号鍵や署名などの適宜のタグキーに固有の情報、及び、このIDタグキー20に適合する商品検査登録手段210の情報をタグキー情報とするものである。
【0034】
尚、キー番号及びタグキー情報は、各々のICチップに暗号化して書き込むものである。
(管理センターへの登録)
そして、ICタグ製造業者100で商品識別具としてのICタグ10を製造したときは、識別具登録手段110により、各商品識別具のタグ番号及び識別具情報を管理センター300の総合管理手段310に登録する。更に、この管理センター300に登録した商品識別具を商品生産業者500に納入する際、出荷情報として納入先の住所や名称、及び、業者コードや商品コード、発行年月日などをICタグ10に書き込み、この出荷情報と合わせて納入する商品識別具の個数、及び、各商品識別具のタグ番号などを管理センター300の総合管理手段310に登録する。
【0035】
又、商品検査登録手段210に用いるIDタグキー20を製造したときも、各IDタグキー20のキー番号及びタグキー情報を管理センター300の総合管理手段310に登録する。そして、このIDタグキー20を検査機製造業者200や商品生産業者500及び販売業者600などに納入する際、出荷情報として納入先の住所や名称、及び、業者コードや商品コード、発行年月日などをIDタグキー20に書き込み、この出荷情報と合わせて納入するIDタグキー20の個数及び各IDタグキー20のキー番号などを管理センター300の総合管理手段310に登録する。
【0036】
従って、管理センター300では、個々の商品識別具及び個々のIDタグキー20に関する製造及び在庫や出荷先の情報を確実に確認することができる。
尚、ICタグ10やIDタグキー20は、配向パターンを読み取り可能とする成形体を用いることなく、ICタグ10として、タグ番号と識別具情報をメモリ13に記憶させた商品識別具とし、IDタグキー20も同様に、配向パターンを読み取り可能とする成形体を用いることなく、キー番号とタグキー情報とをメモリ13に記憶させたIDタグキー20とすることもある。
【0037】
(商品検査登録手段の製造管理)
検査機製造業者200は、管理センター300からのライセンス契約に基づいて、管理センター300にIDタグキー20の発行要求を行い、ICタグ製造業者100からIDタグキー20の配布を受けることにより、IDタグキー20と組み合せて出荷する商品検査登録手段210を製造するものである。
【0038】
この商品検査登録手段210は、商品識別具に組み込まれるICチップからデータを読み出し、又、ICチップにデータを書き込むと共に、総合管理手段310にも種々のデータを登録することができるコンピュータ端末機である。
そして、検査機製造業者200は、商品検査登録手段210を製造した際、商品検査登録手段210の形式、ロット番号や製品番号、及び、製造年月日などの検査機製造情報を管理センター300の総合管理手段310に記憶させて各商品検査登録手段210を総合管理手段310に登録する。
【0039】
又、この商品検査登録手段210を出荷する際、その製品番号に合わせて出荷先の情報を総合管理手段310に登録するものである。
(商品検査登録手段)
この商品検査登録手段210は、図4に示すように、CCDカメラなどの撮像部71を有するものであり、撮像部71と、この撮像部71で撮像した画像データを二値化したデジタルデータとするアナログデジタル変換器73、及び、このデジタルデータのパターンデータから画像コードを形成する画像コード形成部75を有するものである。
【0040】
更に、この商品検査登録手段210は、ICタグ10を商品検査登録手段210に近接させたとき、ICタグ10と非接触の状態でICタグ10のアンテナコイル15とデータ交信を行うためのアンテナ89、及び、アンテナ89に書き込みデータを送る書込み部88、又、ICタグ10からのデータを読み出す読み出し部87を有し、ICタグ10又はIDタグキー20へのアクセス制御機能を有して必要に応じて各データの暗号化及び復号を行う情報変換部77を有する。更に、この商品検査登録手段210の動作制御を行う中央制御部81と商品検査登録手段210を作動させるための入力操作を行う操作部83、データなどを表示する表示部85、IDタグキー20としてのICカードを接続する入出力装置93を備え、インターフェース95により適宜管理センター300の総合管理手段310とするコンピュータに接続可能とするものである。
【0041】
尚、撮像部71は、可視光によって映像を形成し、ICタグ10の表面模様による配向特性を読み取る場合のみでなく、赤外線やエックス線などにより樹脂内部の配向特性を読み取るようにすることも有る。
又、IDタグキー20は、接触端子を有するカード形状のものを使用するときは、商品検査登録手段210のスロットに挿入して情報変換部77と接続することとしている。
【0042】
更に、IDタグキー20として外部に接触端子を有することなく封止体の内部にICチップと共にアンテナコイルを有するものを使用することもある。
この場合は、図4に示した入出力装置93に換えて、アンテナ及び書込み部や読み出し部を有する商品検査登録手段210とし、IDタグキー20を商品検査登録手段210に近接させて使用するものである。
【0043】
そして、この商品検査登録手段210としては、撮像部71やアナログデジタル変換器73及び画像コード形成部75を有することなく、ICタグ10のICチップに記憶されたデータを情報変換部77で変換し、このデータを総合管理手段310に送り、管理センター300の識別具確認手段330でデータの比較を行う場合や、商品検査登録手段210に比較部を設け、総合管理手段310からのデータとICタグ10のICチップに記憶されたデータとを比較部で比較するものもある。
【0044】
又、この商品検査登録手段210としては、カード状などのIDタグキー20を着脱自在に設けて商品検査登録手段210としての管理を行う場合に限ることなく、商品検査登録手段210とするコンピュータ端末機に専用のICチップなどを組み込み、管理センター300の総合管理手段310との交信を可能とする専用の端末機をもって商品検査登録手段210とすることもある。
【0045】
そして、この商品検査登録手段210は、携帯用のコンピュータ端末機を使用することも有る。
(商品検査登録手段の設置管理)
商品生産業者500は、IDタグキー20及び商品検査登録手段210を納入されたとき、IDタグキー20の使用及び保管や管理を行う者を定め、商品検査登録手段210を用いて総合管理手段310との交信によりIDタグキー20毎に取扱者情報として当該IDタグキー20を使用保管する者の使用者番号や役職、業務範囲、氏名などのデータを総合管理手段310に登録する。
【0046】
この商品検査登録手段210による総合管理手段310との交信は、電話回線などの有線通信又は無線通信などの適宜の通信回線やインターネットを介して行う。
又、通信に際しては、端末機である商品検査登録手段210から総合管理手段310に通信要求がされたとき、管理センター300の検査機確認手段320から確認信号が出力され、この確認信号に基づいて署名データなどが検査機確認手段320に戻されることにより、所定のICタグ製造業者100から納入され、且つ、既に総合管理手段310に登録されているIDタグキー20を組み込んだ商品検査登録手段210であることの確認が行われる。
【0047】
即ち、商品検査登録手段210を操作することにより、商品検査登録手段210から管理センター300の総合管理手段310に通信メッセージと商品検査登録手段210の識別番号とを出力して通信要求を行ったとき、管理センター300の検査機確認手段320が作動し、図5に示すように、商品検査登録手段210からの通信要求(S100)に対し、検査機確認手段320が署名要求(S102)を行うものとしている。この署名要求(S102)は、例えばランダムチャレンジデータなどの確認信号を出力するものであり、商品検査登録手段210は、この確認信号をIDタグキー20に記録されている認証鍵の一種である署名用鍵で暗号化して署名データを形成し、この署名データを出力する(S104)。
【0048】
そして、検査機確認手段320は、総合管理手段310に登録されているタグキー情報に基づき、この署名データを復号化し(S106)、署名要求(S102)で出力した確認信号との照合により、通信要求を行った商品検査登録手段210が登録されたIDタグキー20の組み込まれた商品検査登録手段210であるか否かの検証(S108)及び判断(S110)を行う。
【0049】
このようにして、署名データによる照合や送信されてきたタグキー情報と登録されているタグキー情報との照合により登録されている商品検査登録手段210の確認を行った後、商品検査登録手段210が登録されいるものと相違するときは通信が終了する。又、データが一致したときは、検査機確認手段320は認証通知(S112)を行い、商品検査登録手段210は、認証通知を復号(S114)して総合管理手段310に接続されたことを表示部85に表示する適正表示(S116)を行う。
【0050】
そして、操作部83が操作され、予め商品検査登録手段210に入力されていた管理者情報をIDタグキー20に書き込む準備(S118)がされると、この管理者情報をIDタグキー20に書き込む(S120)と共に、この管理者情報を暗号化して総合管理手段310に送信する(S122)。
そして、総合管理手段310では、この管理者情報を復号し(S124)、検査機製造業者200が登録した当該商品検査登録手段210の出荷情報と合わせた登録手段管理情報として総合管理手段310に記録するものである。
【0051】
このようにして、IDタグキー20毎の取扱者情報は、各IDタグキー20のメモリに記録されると共に、総合管理手段310にも登録手段管理情報として登録されるものである。
従って、IDタグキー20及び商品検査登録手段210は、その製造のみでなく、使用状況も管理センター300で管理され、確認を行うことができる。
【0052】
(商品識別具の取り付け及び商品情報の登録)
更に、商品生産業者500では、商品の製造完成時に商品識別具であるICタグ10をシールとして商品に添付し、又は銘版や商品の一部にICタグ10を埋め込み、商品とICタグ10とを一体とする。
そして、商品識別具であるICタグ10を商品と一体とするとき、このICタグ10に各商品における商品情報を記憶させるものである。
【0053】
この商品情報としては、商品の製造履歴である生産者名及び商品名や製造番号、製造年月日などの製造履歴情報が有る。又、商品情報としては、製造履歴情報の他に商品の特徴や簡単な使用説明などの商品説明情報を加えてICタグ10に記憶させることも有る。
尚、商品生産業者500としては、自己が製造生産した商品にICタグ10を取り付けて商品属性のデータをICタグ10に記憶させる形態を説明したが、商品生産業者500としては、商品などの製造業者に限るものでなく、絵画や骨董品などの取り扱い業者も商品生産業者500に含むものである。
【0054】
即ち、絵画や骨董品などの取り扱い業者である商品生産業者500おいても、鑑定を行った際、鑑定者名や鑑定組織名、商品の特徴又は鑑定の内容等を商品情報としてICタグ10に記憶させ、且つ、この商品情報を総合管理手段310に登録し、この商品情報を記憶させたICタグ10を商品識別具としてシールなどにより商品に添付しておけば、以後、商品としての流通を安全且つ確実に行うことができる。
【0055】
又、商品情報の記録は、商品識別具であるICタグ10を商品検査登録手段210のアンテナ89に近接させ、又は、商品検査登録手段210のアンテナ89をICタグ10に近接させて行うものである。
そして、ICタグ10を商品検査登録手段210に近接させた状態で商品検査登録手段210の操作部83を操作し、総合管理手段310への通信要求を行うものである。
【0056】
従って、図6に示すように、ICタグ10を近接させた状態(S200)で通信要求(S202)を行うと、管理者情報の登録と同様に、検査機確認手段320が署名要求(S204)を行い、商品検査登録手段210はタグキー情報に基づいて署名データを送信(S206)し、検査機確認手段320はデータの復号(S208)、検証(S210)及び登録された端末機であるかの判断(S212)を行い、商品検査登録手段210が適正に登録されていなければ通信を終了し、適正に登録された商品検査登録手段210であればタグデータの送信要求(S214)を行う。
【0057】
そして、タグデータの送信要求(S214)に際しては、商品検査登録手段210とICタグ10との交信の際に暗号化及び復号を行うための暗号鍵を送信し、商品検査登録手段210は、この暗号鍵を復号し(S216)、商品識別具であるICタグ10から識別具情報の読み出しを行う(S218)。
更に、商品検査登録手段210は、読み出した識別具情報を管理センター300の識別具確認手段330に送信し(S220)、識別具確認手段330は、この識別具情報を復号し(S222)、総合管理手段310に登録されている識別具情報と照合する検証(S224)を行う。
【0058】
尚、この検証(S224)に際しては、受信したICタグ10固有の識別具情報と、総合管理手段310に登録されている当該ICタグ10の識別具情報を比較するのみでなく、ICタグ10の出荷情報及び商品検査登録手段210の出荷情報などの情報における一致又は不一致などを比較することもある。
このようにして、商品識別具が登録されているICタグ10であるか否かの判断(S226)を行い、データに不一致があったときはICタグ10が正規登録でないことを示す非登録通知(S228)を行い、データが完全一致のときは商品検査登録手段210からのデータを要求するデータ要求(S250)を行う。
【0059】
従って、商品検査登録手段210は、商品識別具に関して非登録の通知(S228)を受けたとき、登録処理を終了し(S230)、データの要求(S250)を受けたとき、この要求信号を復号(S252)して表示部85に適正なICタグ10であることを表示(S254)する。
更に、予め商品検査登録手段210に入力されている商品情報として、このICタグ10が取り付けられた商品の製造履歴情報や適宜の商品説明情報などの情報の書込み及び送信の準備を行い(S258)、この商品情報にタグ書込み用の暗号化を行ってICタグ10に書き込み(S258)、又、管理センター300への送信用暗号化を行って総合管理手段310に送信(S260)する。
【0060】
従って、総合管理手段310では、この商品情報を復号(S262)し、識別具情報に対応させて商品情報を記憶する登録を行う(S264)。
このようにして、登録されているIDタグキー20の組み込まれた商品検査登録手段210からの交信である場合に、総合管理手段310に登録されているICタグ10のデータに商品情報の追加登録を行うものである。
【0061】
尚、このICタグ10に商品情報を記憶させるに際しては、IDタグキー20にICタグ10との交信に使用する認証鍵及び暗号鍵を記憶させることなく、このICタグ10の暗号データを読み出して解読する際、この解読復号に必要な鍵は管理センター300の総合管理手段310に記憶させ、管理センター300の識別具確認手段330で比較することが好ましい。しかし、画像コードなどを用いる場合、商品検査登録手段210による確認で高度な偽造防止を図ることができるため、管理センター300との通信をリアルタイムに行うことなくICタグ10の確認やICタグ10への情報の書込みを可能とすることもできる。
【0062】
又、商品識別具であるICタグ10と商品検査登録手段210との交信は、ICタグ10と商品検査登録手段210とを近接させて行う場合のみでなく、接触端子を有するICタグ10を使用する場合は、ICタグ10の端子と商品検査登録手段210の端子とを相互に接触させてデータの読み出しや書込みを行うものである。
更に、ICタグ10に記憶させる商品情報の一部は、予めICタグ製造業者100で商品識別具としてのICタグ10を製造する際に記憶させおき、商品生産業者500では、商品説明情報や出荷情報などを追加記憶させることも有る。
【0063】
(商品の出荷記録)
そして、商品生産業者500は、商品を出荷する際には、商品識別具に流通情報の一部となる出荷情報をICタグ10に書込み、且つ、総合管理手段310に登録するものであって、商品検査登録手段210を用い、商品の出荷時に取扱者を示すタグキー情報及び出荷年月日などの出荷情報をICタグ10に書込み、又、読み出した識別具情報の内のタグ番号などのデータに基づいて総合管理手段310に商品の出荷情報を記憶させる。
【0064】
この出荷情報の書込み及び登録も、商品情報の登録と同様に、商品検査登録手段210の確認及び商品識別具の確認を行う処理が商品検査登録手段210から総合管理手段310や検査機確認手段320及び識別具確認手段330との間で暗号通信により行われる。そして、商品情報に変えて商品検査登録手段210を有する販売業者600や配達業者700、又は図1には示していないが、問屋などの中間業者であって商品検査登録手段210を有する業者などの商品を納入すべき相手の情報を出荷情報として登録するものである。
【0065】
従って、管理センター300では、個々の商品識別具が取り付けられた商品の製造及び出荷の状態を個々の商品識別具の情報と合わせて確認することができる。
(商品検査登録手段の設置登録)
販売業者600や配達業者700においては、IDタグキー20及び商品検査登録手段210が納入されたとき、IDタグキー20の使用及び管理を行う者を定め、商品検査登録手段210を用いて総合管理手段310との交信によりIDタグキー20毎に取扱者情報として当該IDタグキー20を使用保管する者の使用者番号や役職、業務範囲、氏名などのデータを総合管理手段310に登録することは、商品生産業者500と同様である。
【0066】
そして、IDタグキー20毎の取扱者情報は、総合管理手段310に登録されると共に、各IDタグキー20のメモリにも記録するものとし、商品検査登録手段210に組み込むIDタグキー20のICチップには、取扱者の年齢や性別、更には顔写真のデータなども取扱者情報として記憶させることもある。
(販売業者による商品の確認)
そして商品識別具であるICタグ10から商品情報や流通経過データを読み出せば、ICタグ10のデータからその商品の製造業者や取扱者などを知ることができる。
【0067】
特に、消費者などの需要者900に商品を販売する小売業者などの最終販売業者600、又、消費者などの需要者900に商品を直接渡す配達業者700などでは、商品の入荷時に確認検査を行い、又、商品の出荷時に確認検査を行い、流通経過などに異常がない商品であるかをICチップのデータと総合管理手段310に登録されているデータとの比較により確認することが重要である。
【0068】
この確認に際しても、図7に示すように、商品識別具であるICタグ10と商品検査登録手段210のアンテナ89とを近接状態(S200)とし、商品検査登録手段210を操作して通信要求(S202)を行い、通信要求(S202)に対して署名データが送信される(S206)と、検査機確認手段320は署名データの復号(S208)を行って商品検査登録手段210が登録されているかの確認(S210、S212)を行った後、タグデータの要求(S214)によってICタグ10の交信に必要な認証鍵及び暗号鍵を送る。そして、商品検査登録手段210は、受信したこのICタグ10との交信用の鍵などをIDタグキー20内の暗号鍵を用いて復号する(S216)。更に、当該商品検査登録手段210は識別具情報の読込み(S218)を行い、この読み込んだ識別具情報は復号や暗号化を行うことなく識別具確認手段330に送る。識別具確認手段330はこの識別具情報などを復号し(S222)、識別具確認手段330が商品識別具の検証(S224)及び登録された商品識別具であるか否かの判断(S226)を行うことは、商品生産業者500が行う商品情報の登録及び出荷情報を登録する際と同様である。
【0069】
尤も、この検証(S224)に際しては、ICタグ10及び総合管理手段310において、商品生産業者500が登録及び記録した出荷情報が記録されており、最新の出荷情報と商品検査登録手段210の設置登録情報との一致により、正規の流通により当該販売業者600に納入されたことが確認できる。
そして、ICタグ10から読み出した情報と総合管理手段310に登録されている情報とが一致しないときには、非登録の通知(S228)を行い、確認処理の終了(S230)を行う。
【0070】
又、読み出した情報と登録されている情報とが一致したとき、総合管理手段310からの結果通知(S300)により、商品検査登録手段210では判定結果の表示(S302)を行う。
この判定結果の表示(S302)では、ICチップから読み出された情報又は総合管理手段310登録されていた情報に基づき、商品情報の表示を行うことも可能としている。
【0071】
又、商品検査登録手段210によりICタグ10からデータを読み出して確認したときは、この読み出し年月日とIDタグキー20のキー番号や販売業者600などの流通業者名の情報を流通情報としてICタグ10に書き加える検査履歴の書込み(S304)を行うと共に、商品を販売又は出荷するに際しては、納入先情報を作成し(S308)、この流通情報として総合管理手段310の登録データにも書き加える(S310)ものである。
【0072】
尚、このとき、商品の納入時の検査か出荷時の検査確認であるか、又は、在庫商品の単純な真正商品の確認や販売などの検査種別を示す種別データを加えた流通情報として総合管理手段310に登録することもある。
又、図7に示した検査方法は、商品の確認を行う場合、商品検査登録手段210と管理センター300との交信を行いつつ、管理センター300の検査機確認手段320及び識別具確認手段330で商品検査登録手段210の登録及び商品識別具の登録の確認を行っている。
【0073】
しかし、検査に際しては、予め一部商品のデータを総合管理手段310から商品検査登録手段210に読み込んでおき、商品の入荷検査時又は在庫商品の検査時に正規の商品であることを簡易に確認することもある。
この場合は、商品コードやメーカー名により特定された一部商品に関するタグ番号と、その商品識別具の認証鍵及び暗号鍵などの識別具情報と製造年月日などの商品情報の一部のデータとをIDタグキー20又は商品検査登録手段210のメモリに読み込んでおき、商品に取り付けられているICタグ10が登録されているか否かの確認を簡便に行うものである。
【0074】
尚、この簡便な確認を行った場合は、後に管理センター300の総合管理手段310と当該商品検査登録手段210とを接続し、検査機確認手段320及び識別具確認手段330により確認を受けた後、簡便な確認を行った商品及び月日などのデータを総合管理手段310に登録するものである。
(配達業者による確認)
配達業者700においても、商品検査登録手段210の納入を受けたとき、商品検査登録手段210に着脱可能に組み込まれているIDタグキー20の使用及び管理する者を定めて総合管理手段310に登録することは、販売業者600と同様である。
【0075】
更に、商品の受取入荷時や商品の配送手渡し時においても登録した商品検査登録手段210により商品識別具が登録されていることの確認と必要に応じて商品の流通経過の確認を行うものである。
そして、配達業者700においては、携帯用の端末機を用いた商品検査登録手段210の納入を受けることが好ましく、携帯用のコンピュータ端末機を用いる真正商品の流通信用保証方法とすることにより、商品を確認する場所の制限を少なくし、商品の受け渡しなど、取引場所を拡大しつつ安全な取引を広範囲で行うことが容易となり、適式な情報を保持するICタグ10と組み合せた商品を取り扱うことにより、真正な商品の確認を行って広範囲での円滑な流通に寄与することができる。
【0076】
又、配達業者700でも、限られた商品に関するデータを総合管理手段310から予め商品検査登録手段210に読み込んでおくことがある。
このように、予め一部のデータを商品検査登録手段210に読み込んでおくことにより、商品の確認を行うためにICタグ10と商品検査登録手段210とを近接させて検査を行う場合、商品検査登録手段210と管理センター300との交信を行う必要がなく、迅速に検査を行って商品を需要者900に手渡すことができる。
【0077】
尚、予め読み込んだデータにより確認を行った後は、管理センター300との交信により、当該商品検査登録手段210が登録されていること及び検査した商品識別具が登録されていることの確認を検査機確認手段320及び識別具確認手段330により確認を受けた後、検査確認を行った商品及び月日など、管理センター300と交信をすることなく行った確認に関する全てのデータを総合管理手段310に登録するものである。
【0078】
又、需要者900がショッピングサイト800などを利用し、通信販売によって商品の購入を行うとき、需要者900は取り扱い専門店などの信用により真正な商品として要求した品質が保証されているかに不安を有することが多く、通信販売による商品が配送されるとき、商品に対する安心感が薄く通信販売による商品の流通量の増大を阻害することもある。しかし、商品識別具により個々の商品の製造から流通経過を順次管理しつつ確認される商品は、適正な商品である確率が極めて高く、又、信用され得る商品として取引されることになる。
【0079】
又、商品検査登録手段210に組み込むIDタグキー20には、取扱者情報として性別や年齢、更に顔写真データなどもメモリ13に記憶させておくこともある。
この場合は、商品を引き渡す際、商品の確認を行うと共に、商品情報や取扱者情報を商品検査登録手段210の表示部85に表示し、需要者900などの消費者に一層の安心感を与えることができる。
【0080】
(商品検査登録手段の他の例)
そして、商品検査登録手段210は、前述のように、IDタグキー20を備える端末機に限ることなく、端末機自体にキー情報を暗号化して記憶させておき、端末機の取扱者を定めておくことによりIDタグキー20を着脱可能として有しないコンピュータの端末機を使用することもできる。
【0081】
尤も、ICカードなどの着脱可能なIDタグキー20を組み込み可能な端末機を使用する場合は、IDタグキー20の保管及び使用者を定め、この特定のIDタグキー20を特定の取扱者のみに使用させることにより、予め予定された範囲内で不特定の端末機を商品検査登録手段210として使用することができる。
従って、商品の配送者などにIDタグキー20を所持させることにより、インターネットなどの通信販売における商品を顧客に引き渡す際、携帯用の端末機などの簡便な端末機を商品検査登録手段210として使用し、消費者などの需要者900に商品の確認を行わせて商品の引き渡しを行うことも容易に可能となる。
【0082】
(保証機関)
更に、需要者900が不審を抱いた商品を購入したとき、管理センター300や商品識別具に記録されている商品情報や流通情報などを調査し、適正な情報が記録されているにも拘わらず、真正な商品でないときは目的の真正商品を不整商品と交換し、又は金銭の返却などの保証を商品の受取人に対して行う保証機関400を設けることにより、一層需要者900に安心感を与え、信用の高い商品取引を行うことができる。
【0083】
このようにして、信用の高く、需要者900が安心して商品の購入をすることができる流通信用の保証方法により、ショッピングサイト400などを介するインターネットを利用する商品取引において、商品の注文により商品が配達される場合であっても、商品の受取を安心して行うことができ、商品の取引量を増大させることが容易にできる。
【0084】
【発明の効果】
請求項1に記載した本願発明は、総合管理手段とするコンピュータを設置した管理センターを設け、商品識別具固有の情報などを記憶したICチップを内蔵する商品識別具を製造したとき、この商品識別具の情報を総合管理手段に登録して管理するものとし、又、この商品識別具のICチップと交信を可能とする商品検査登録手段も登録して管理するものとし、商品識別具を商品に取り付けて商品の特徴や属性などを書き込む際、商品検査登録手段で識別具の情報を読み出すと共にこの商品検査登録手段が登録されたものであることの確認を行った後、商品識別具が登録されたものであることの確認を行うと共にこの商品識別具が取り付けられる商品の特徴や属性などを登録し、販売業者などが商品の確認を行う際、商品検査登録手段が登録されているものであることの確認を行った後、この商品検査登録手段により商品識別具が登録されている商品識別具であることの確認と共にICチップに記憶されている商品属性と総合管理手段に登録されている当該商品の商品属性との照合を行って商品の真贋を判定することを特徴とする真正商品の流通信用保証方法である。
【0085】
従って、商品識別具や検査手段を管理し、且、管理センターで真正な商品の製造出荷を管理することにより、真正商品の安全且つ円滑な取引の信用を保証することができる。
【0086】
更に、管理センターで真正な商品の製造及び流通を管理することにより、管理センターの信用によって安全且つ円滑な商品の取引を行わせることができる。
【0087】
そして、商品識別具のデータを商品検査登録手段で読み出すことによって即時に製造及び流通の経過などを確認することができ、安全な取引を迅速に行うことができる。
又、請求項2に記載した本願発明は、商品識別具としては、ICチップとアンテナコイルとが密封され、密封材料の流動性配向に基づく配向パターンを有する構造体とされていることを特徴とする請求 1 に記載した真正商品の流通信用保証方法である。
【0088】
従って、商品識別具の偽造や不正な改竄を困難とし、信用度の高い商品の流通を確保することができる。
そして、請求項3に記載した本願発明は、商品検査登録手段としては、総合管理手段との交信に使用する認証及び暗号化や復号に用いる鍵、又は更に商品識別具との交信を行う際に使用する認証及び暗号化や復号に用いる鍵を記憶させたICチップを内蔵するカード状などのIDタグキーが装着されたコンピュータ端末機を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した真正商品の流通信用保証方法である。
【0089】
従って、IDタグキーと組み合せた商品検査登録手段の偽造や改造及び総合管理手段のデータ改竄などが困難となり、より信用度の高い商品の流通を確保することができる。
更に、請求項4に記載した本願発明は、IDタグキーは、商品検査登録手段と着脱自在とし、IDタグキーの製造時に総合管理手段に登録すると共に、各IDタグキーのキー番号と合わせてそのIDタグキーの保管及び使用を行う者を総合管理手段に登録しておくことを特徴とする請求項3に記載した真正商品の流通信用保証方法である。
【0090】
従って、商品検査登録手段を複数の者で使用しつつ、IDタグキーひいては商品検査登録手段の使用を厳格に行わせ、信用度の高い商品の流通を確保することができる。
又、請求項5に記載した本願発明は、消費者などの需要者に商品を販売する最終の販売業者が商品を仕入れたとき及び販売するとき、又はそのいずれかの場合に商品識別具が登録されていることの確認を行ってICチップに記憶されている商品情報と総合管理手段に登録されている当該商品の商品情報とを照合することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載した真正商品の流通信用保証方法である。
【0091】
このように、消費者などの需要者に商品を販売する直前の業者で商品情報を確認する故、需要者に真正な商品を確実に販売することができる。
更に、請求項6に記載した本願発明は、商品を消費者などの需要者に引き渡す際、総合管理手段のデータとICチップに記憶されているデータとが一致したとき、商品の特徴や属性を商品検査登録手段に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載した真正商品の流通信用保証方法である。
【0092】
従って、受取人などに一層の安心感を与えることができる。
そして、請求項7に記載した本願発明は、商品検査登録手段が総合管理手段に登録されていることの確認を行って、一部の商品識別具に関する商品情報の一部や識別具情報を予め商品登録検査手段に読み込み、この商品検査登録手段で商品識別具の識別具情報や商品情報と予め読み込んだ識別具情報や商品情報との照合を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載した真正商品の流通信用保証方法である。
【0093】
従って、商品識別具により商品を検査するとき、迅速に検査を行って商品の確認を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る商品保証システムの概要図。
【図2】 本発明に係る商品保証システムに使用するICタグの一例を示す断面図。
【図3】 本発明に係る商品保証システムに使用するICタグの一例を示す平面図。
【図4】 本発明に係る商品保証システムに使用する商品確認手段の一例を示すブロック図。
【図5】 本発明に係る方法に使用する商品検査登録手段の登録手順を示すフローチャート図。
【図6】 本発明に係る方法として商品情報を登録する際の手順を示すフローチャート図。
【図7】 本発明に係る方法として商品情報を確認する際の手順を示すフローチャート図。
【符号の説明】
10 ICタグ
11 CPU 13 メモリ
15 アンテナコイル 17 樹脂
20 IDタグキー
71 撮像部 73 アナログデジタル変換器
75 画像コード形成部 77 情報変換部
79 比較部 81 中央制御手段
83 操作部 85 表示部
87 読み出し部 88 書込み部
89 アンテナ 91 データ記憶部
93 入出力ポート 95 インターフェース
100 ICタグ製造業者 110識別具登録手段
200 検査機製造業者
210 商品検査登録手段
300 管理センター 310 総合管理手段
320 検査機確認手段 330 識別具確認手段
400 保証機関
500 商品生産業者
700 配達業者
800 ショッピングサイト
900 需要者

Claims (7)

  1. 総合管理手段とするコンピュータを設置した管理センターを設け、商品識別具固有の情報又は商品識別具固有の情報及び商品や商品生産者の情報を記憶したICチップを内蔵する商品識別具を製造したとき、この商品識別具に関する情報を総合管理手段に登録することによって商品識別具を管理するものとし、更に、この商品識別具のICチップとデータの交信を可能とするコンピュータ端末機である商品検査登録手段についても、その製造及び使用に関する情報などを総合管理手段に登録して管理するものとし、
    商品生産業者が商品識別具を商品に取り付けて商品識別具のICチップにこの商品識別具を取り付ける商品の特徴や属性を示す商品情報やこの商品の出荷に関する情報を書き込むに際し、商品検査登録手段でICチップから商品識別具固有の識別具情報などを読み出すと共にこの商品検査登録手段が前記総合管理手段に登録された商品検査登録手段であることの確認を行った後、更に識別具情報が読み出されたこの商品識別具が登録された商品識別具であることの確認を行ってこの商品識別具が取り付けられる商品の商品情報や出荷に関する情報を商品検査登録手段によって総合管理手段に登録し、
    販売業者などが商品の確認を行う際、商品検査登録手段が総合管理手段に登録されている商品検査登録手段であることの確認を行った後、この商品検査登録手段により商品識別具が総合管理手段に登録されている商品識別具であることの確認と共にICチップに記憶されている商品情報などと総合管理手段に登録されている当該商品の商品情報などとの照合を行い、両商品情報が一致しているときは、この照合を行ったことを総合管理手段に登録すると共に、この照合を行った記録を流通情報として商品識別具のICチップに書き加え、一致しないときは非登録の通知を行うことにより、商品の真贋を判定することを特徴とする真正商品の流通信用保証方法。
  2. 商品識別具は、樹脂などによってCPUやメモリを内蔵するICチップとアンテナコイルとが密封され、密封材料の流動性配向に基づく配向パターンを有する構造体とされていることを特徴とする請求項1に記載した真正商品の流通信用保証方法。
  3. 商品検査登録手段は、総合管理手段との交信に使用する認証及び暗号化や復号を行うための鍵、又は、総合管理手段との交信に使用する認証及び暗号化や復号を行うための鍵と共に商品識別具との交信を行う際の認証及び暗号化や復号を行うための鍵をも記憶させたICチップを内蔵するカード状などのIDタグキーが装着されたコンピュータ端末機を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した真正商品の流通信用保証方法。
  4. IDタグキーは、商品検査登録手段に着脱自在とし、IDタグキーの製造時に総合管理手段に登録すると共に、各IDタグキーのキー番号と合わせてそのIDタグキーの保管及び使用を行う者を総合管理手段に登録しておくことを特徴とする請求項3に記載した真正商品の流通信用保証方法。
  5. 消費者などの需要者に商品を販売する最終販売業者は、商品を仕入れたとき及び販売するとき、又はそのいずれかの場合に、管理センターに登録されている商品検査登録手段により商品識別具が登録されていることの確認を行ってICチップに記憶されている商品情報などの情報と総合管理手段に登録されている当該商品の商品情報などの情報とを照合することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載した真正商品の流通信用保証方法。
  6. 商品を消費者などの需要者に引き渡す際、総合管理手段に登録されている商品情報などの情報とICチップに記憶されている商品情報などの情報とを照合し、両情報が一致したとき、ICチップに記憶されている商品の商品情報などを商品検査登録手段に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載した真正商品の流通信用保証方法。
  7. 商品の真贋判定を行うに際し、商品検査登録手段が総合管理手段に登録されていることの確認を行って、一部の商品識別具に関する商品情報の一部とこの商品 識別具の識別具情報とを予め商品登録検査手段に読み込み、この商品検査登録手段で商品識別具のICチップに記憶されている識別具情報や商品情報と予め読み込んだ識別具情報や商品情報との照合を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載した真正商品の流通信用保証方法。
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