JP3807289B2 - 光ディスク記録装置および光ディスク記録装置制御プログラム - Google Patents

光ディスク記録装置および光ディスク記録装置制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、CD−RやCD−RWなどの記録可能型光ディスクに情報を記録する光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、光ディスク記録装置を用いて、CD−R(CD-Recordable)やCD−RW(CD-ReWritable)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc-Random Access Memory)などの記録可能型光ディスクへの情報の記録が行われている。従来の光ディスク記録装置は、再生時の線速度(1倍の線速度)に対して2倍の線速度、4倍の線速度、8倍の線速度、…などの高速な線速度が記録する線速度として設定可能であり、この設定された線速度で情報の記録を行うことにより記録時間の短縮化が図られている。
【0003】
また、情報記録時の光ディスクの回転速度制御方式には、レーザ光の照射位置、すなわち、記録位置における線速度が一定となるように光ディスクの回転速度を制御するCLV(定線速度:Constant Linear Velocity)制御方式と、記録時に光ディスクの回転角速度を常に一定とするCAV(定角速度:Constant Angular Velocity)制御方式と、CLV方式とCAV方式とを適宜切り替える制御方式とがある。
例えば、CLV制御方式では、記録時の線速度は、設定線速度であり、CAV制御方式では、光ディスクの径方向の記録位置における線速度が、設定線速度を越えないように、光ディスクの回転速度が制御され、情報の記録が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、いずれの回転速度制御方式にせよ、情報の記録に要するレーザ出力値は、線速度とともに増大するため、高速な線速度が設定された場合に、レーザ光源であるLD(Laser Diode)の動作が不安定になり、情報記録に失敗する場合があるという問題があった。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、高速な線速度が設定された場合においても、LDを安定に動作させることができ、記録可能型光ディスクへの情報記録の失敗を防止することができる光ディスク記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本件発明の光ディスク記録装置にあっては、記録線速度に応じた出力のレーザ光を光ディスクに照射して情報を記録する光ディスク記録装置であって、設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を算出する第1の算出手段と、前記最適なレーザ出力値が、最大出力値よりも大であるか否かを判別する判別手段と、前記判別の結果が前者である場合に、最適なレーザ出力値が前記最大出力値以下になる線速度を算出するとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指定手段と、情報の記録時に、前記光ディスクからの反射光量を検出する反射光量検出手段と、前記検出された反射光量に応じて前記レーザの出力値を増減させる出力調整手段と、レーザを出力する装置が安定に動作し得るレーザ出力の最大値から、前記出力調整手段によるレーザの出力値の増加量であって光ディスクのプログラム領域の内周側から外周側にかけて情報が記録されレーザの出力値が最大出力値に到達するまでにROPC( Running Optimum Power Calibration )の結果に応じて増加する量を減じて得られる値を前記最大出力値として算出する第2の算出手段とを備えている。
【0007】
この発明の光ディスク記録装置において、例えばユーザなどにより指定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値が算出手段により算出される。そして、判別手段により、この最適なレーザ出力値が、最大出力値よりも大であるか否かが判別され、最適なレーザ出力値が、最大出力値よりも大である場合に、指定手段は、最適なレーザ出力値が、最大出力値以下になる線速度を算出し、この線速度を記録線速度に指定する。したがって、記録線速度に対応する最適なレーザ出力値が、最大出力値を超えることを防ぐことができる。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本件発明は、記録線速度に応じた出力のレーザ光を光ディスクに照射して情報を記録する光ディスク記録装置を制御するために、ホストコンピュータを、設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を算出する第1の算出手段、前記最適なレーザ出力値が、最大出力値よりも大であるか否かを判別する判別手段、前記判別の結果が前者である場合に、最適なレーザ出力値が前記最大出力値以下になる線速度を算出するとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指定手段、情報の記録時に、前記光ディスクからの反射光量を検出する反射光量検出手段、前記検出された反射光量に応じて前記レーザの出力値を増減させる出力調整手段、および、レーザを出力する装置が安定に動作し得るレーザ出力の最大値から、前記出力調整手段によるレーザの出力値の増加量であって光ディスクのプログラム領域の内周側から外周側にかけて情報が記録されレーザの出力値が最大出力値に到達するまでにROPC( Running Optimum Power Calibration )の結果に応じて増加する量を減じて得られる値を前記最大出力値として算出する第2の算出手段として機能させるための光ディスク記録装置制御プログラムを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る光ディスク記録装置の構成を示すブロック図である。システム制御プログラムメモリ54およびパラメータメモリ56は、例えば、EEP−ROM(Electrical Erasable Programmable-ROM)などにより構成されている。システム制御プログラムメモリ54は、光ディスク記録装置制御プログラムを記憶するものであり、パラメータメモリ56は、レーザ出力に関する所定の値として、例えば、レーザ光源が安定に動作し得る最大出力値を記憶するものである。
また、システム制御50は、CPU(中央演算処理装置:Central Processing Unit)を備え、システム制御プログラムメモリ54に記憶された光ディスク記録装置制御プログラムに従って、各構成部の動作の制御を実行するものである。
【0011】
システム制御プログラムメモリ54に記憶された光ディスク記録装置制御プログラムは、書き換え可能である。例えば、ユーザは、磁気ディスクやCD−ROMなどの記録媒体に記録された光ディスク記録装置制御プログラムや、インターネットなどの通信網を介して送信された光ディスク記録装置制御プログラムを、インターフェース52を介して、システム制御50に供給させることで、光ディスク記録装置制御プログラムは、システム制御プログラムメモリ54に記憶される。
【0012】
さて、光ディスク記録装置は、インターフェース52とシステムバス60とを介して、例えば、パーソナルコンピュータ(以下、単に「PC」と称する。)に接続されている。ユーザが設定する設定線速度や、ユーザが記録を所望する記録情報などは、このインターフェース52を介して、PCから光ディスク記録装置が備えるエンコーダ46に供給される。
記録情報は、エンコーダ46にてEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調された後に、ストラテジ48に供給される。次いで、EFM変調された記録情報は、ストラテジ48において、時間軸(ストラテジに基づくレーザ照射時間、レーザ照射開始タイミングなど)の補正処理がなされ、レーザドライバ42に供給される。そして、レーザドライバ42が、補正された記録情報に従って、光ピックアップ28のレーザ光源(不図示)を駆動することにより、記録情報が光ディスク10に記録される。このとき、レーザの出力は、光パワー制御回路44により、高精度に制御される。
【0013】
ここで、図2に示すように、光ディスク10には、複数の記録領域が設けられており、記録情報は、プログラム領域18に、光ディスク10の内周側から外周側にかけて記録されることとなる。
【0014】
また、再生時に光ピックアップ28により検出されるEFM信号は、RFアンプ30に供給される。このEFM信号は、RFアンプ30において増幅された後、デコーダ38において復調される。次いで、復調された信号は、再生情報として、システムバス60とインターフェース52を介して、PCに出力される。
【0015】
ところで、情報の記録時および再生時において、光ディスク10を回転駆動するスピンドルモータ24の回転速度は、サーボ回路40により制御されている。スピンドルモータ24の回転速度制御方式には、CLV制御方式と、CAV制御方式と、径方向位置に応じてCAV制御方式とCLV制御方式とを切り替えて行う制御とがあるが、本実施形態では、CLV制御方式により、スピンドルモータ24の回転速度の制御を行っている。
CLV制御方式では、記録位置における線速度を一定に維持するために、サーボ回路40が、例えば、検出されたEFM信号に含まれるウォブル信号の周波数を、所定の周波数と等しくなるようにスピンドルモータ24を制御する。
また、本実施形態において、サーボ回路40は、スピンドルモータ24の回転速度制御の他にも、光ピックアップ28のフォーカス、トラッキング、送りなどの各制御も行っている。
【0016】
本実施形態では、ユーザが記録を所望する記録情報の記録に先立って、ユーザにより設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を算出するするために、ある定線速度Vでテスト記録を実行して、該線速度Vに対応する最適レーザ出力値Pを決定するといった、いわゆる、OPC(Optimum Power Control)が実行される。このテスト記録は、光ディスク10に設けられたPCA領域(Power Calibration Area:パワー較正領域)12内のテスト領域12a(図2参照)に記録される。詳細には、テスト記録の際に、例えば、1回のテスト記録(線速度一定)においてレーザ出力値を15段階に変化させ、1つのレーザ出力値につき1サブコード分のEFM信号を記録するといった合計15サブコードフレーム分のEFM信号記録が行われる。
【0017】
さらに、図1に示す構成において、システム制御50は、先のテスト記録で記録された複数のEFM信号を、光ピックアップ28で検出した後、RFアンプ30により増幅して、アドレス検出回路32、β検出回路34、エンベロープ検出回路36に出力する構成となっている。
β検出回路34は、テスト記録されたEFM信号波形の再生信号品位に関するパラメータとしてβ(アシンメトリ)値を算出し、システム制御50に出力するものである。ここで、β値は、再生EFM信号波形のピークレベル(正符号)をa、ボトムレベルをb(負符号)とすると、(a+b)/(a−b)で定義される値である。
システム制御50は、テスト記録された全EFM信号のそれぞれのβ値をβ検出回路34から取得し、このβ値が予め定められた値(例えば0.04など)に最も近くなるEFM信号を記録する際に使用されたレーザ出力を、定線速度Vに対応する最適レーザ出力値Pとして決定する。
【0018】
また、図2に示すように、PCA領域12には、カウント領域12bが設けられている。このカウント領域12bは、テスト領域12aにおいて、OPCによるEFM信号がどこまで記録されているかを記録するためのものである。具体的には、カウント領域12bには、OPCが実行されるごとに、1サブコード分のEFM信号が記録されることになる。
図1に示すエンベロープ検出回路36は、OPCの実行に先立って、カウント領域12bのEFM信号を検出することで、テスト記録をテスト領域12aのどこから行うかを検出している。
【0019】
一方、アドレス検出回路32は、EFM信号からウォブル信号成分を抽出し、さらに、このウォブル信号成分に含まれるATIP(Absolute Time In Pregroove)情報を復元するものである。このATIP情報には、各記録位置のアドレス情報が含まれている。
【0020】
このような構成の光ディスク記録装置において、情報の記録の際に、ユーザは、予め記録線速度の候補(例えば、等倍線速度、2倍線速度、4倍線速度、…など)の中から、記録する線速度を設定(設定線速度)する。本実施形態では、ユーザが、PCに接続されたキーボードを操作するなどして8倍線速度を設定線速度Vsと設定した場合を例にして、以下に、光ディスク記録装置の動作について説明する。
【0021】
先ず、システム制御50は、ユーザにより設定された設定線速度Vsを取得して、該設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psを決定するために、各構成部を制御して、上述したOPCを実行する。さらに詳述すると、システム制御50は、光ディスク10上でのテスト記録位置における線速度がVsとなるように、サーボ回路40にスピンドルモータ24を制御させる。システム制御50は、この設定線速度Vsでテスト記録が行われた後、記録されたEFM信号のβ値から、最適レーザ出力値Psを決定する。そして、システム制御50は、算出した最適レーザ出力値Psが、パラメータメモリ56に記憶されているレーザの最大出力値Pmaxより大であるか否かを判別する。
【0022】
この判別の結果により、最適レーザ出力値Psが、最大出力値Pmaxよりも大であると判別された場合には、システム制御50は、設定線速度Vsよりも低い定線速度V1についてOPCを実行し、該定線速度V1に対応する最適レーザ出力値P1を決定する。
次いで、システム制御50は、設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psと、定線速度V1に対応する最適レーザ出力値P1とから、線速度に対する最適レーザ出力値の特性を例えば一次関数として設定する。
図3は、このようにして得られた、線速度に対する最適レーザ出力値の特性を示す図である。
【0023】
同図に示すように、システム制御50は、最大出力値Pmaxに対応する最大記録可能線速度Vmaxを算出して、記録線速度をこの最大記録可能線速度Vmaxに指定する。また、この場合に、システム制御50は、最適レーザ出力値Psが最大出力値Pmax以下になる任意の線速度を記録線速度として指定してもよい。さらに、最大記録可能線速度Vmax以下の記録線速度候補の中から、ユーザに、設定線速度を再度選択させるようにしてもよい。
一方、最適レーザ出力値Psが、最大出力値Pmaxよりも小であると判別された場合に、システム制御50は、ユーザにより設定された設定線速度Vsを記録線速度と指定する。
【0024】
次いで、システム制御50は、記録する情報の情報量と、記録線速度とから、情報記録に要する所要時間を算出して、該所要時間と該記録線速度とを、例えば、インターフェース52を介してPCに供給する。PCは、取得した所要時間と記録線速度とを、例えば、ディスプレイ(不図示)に表示させるなどして、ユーザへ報知する。
ユーザは、ディスプレイに表示された内容に同意する場合は、例えば、PCのキーボード(不図示)を操作するなどして、光ディスク記録装置に記録要求を行う。一方、ユーザは、表示された内容に同意できない場合には、例えば、最大記録可能線速度Vmax以下の記録線速度候補の中から所望の記録線速度を選択し、この選択した記録線速度を再度設定線速度として設定する。
システム制御50は、ユーザからの記録要求を取得すると、各部を制御して情報の記録を開始する。また、ユーザにより、最大記録可能線速度Vmax以下の設定線速度の設定が新たになされた場合には、システム制御50は、この設定線速度を記録線速度に指定し、該記録線速度と記録する情報の情報量とから所要時間を算出して、該所要時間と該記録線速度とをユーザへ報知する。
【0025】
このように、第1実施形態において、記録線速度に対応するレーザ出力値が最大出力値を上回ることがないので、LDが不安定になることを防止できる。さらに、ユーザによりレーザの最大出力値を上回るような線速度が設定され、該線速度による記録ができない場合であっても、記録線速度を最大出力値に対応する最大記録線速度に指定可能なため、光ディスク記録装置が達成可能な最大の記録線速度で記録を行うことができる。
【0026】
<第2実施形態>
第1実施形態では、CLV制御方式によりスピンドルモータ24の回転速度を制御して、光ディスク10への情報の記録を行った。
しかしながら、ユーザにより非常に高速な設定線速度の設定(例えば、16倍線速度、20倍線速度など)がなされた場合、CLV制御方式では、光ディスクの内周側の記録時に、スピンドルモータ24を高速回転させる必要があることから、記録位置における線速度を一定に維持することが困難となる。
そこで、光ディスクの内周側への情報記録の際には、スピンドルモータ24の回転速度をCAV制御方式で制御し、径の増加につれて線速度が設定線速度に達した時点で、CLV制御方式により制御するといったCAV制御方式とCLV制御方式を併用した制御方式が用いられることがある。ここでは、このCAV制御方式とCLV制御方式を併用した制御方式に好適な本発明の実施形態について説明する。
【0027】
図4は、本発明の第2実施形態に係る光ディスク記録装置の構成を示す図である。同図に示すように、スピンドルモータ24の回転速度を検出するための周波数発生器26が、スピンドルモータ24に設けられている点を除いて、第1実施形態に示した構成と同様である。
周波数発生器26は、スピンドルモータ24の回転速度を検出するものであり、検出したスピンドルモータ24の回転速度をサーボ回路40へ出力する。そして、CAV制御方式において、サーボ回路40は、検出されたスピンドルモータ24の回転速度が、設定された回転速度に一致するようにスピンドルモータ24の回転速度を制御する。この周波数発生器26は、例えば、スピンドルモータ24のロータの磁界変化を検出するホール素子を備えている。
また、サーボ回路40は、記録位置における線速度が記録線速度に達したときに、CAV制御方式からCLV制御方式へと、スピンドルモータ24の回転速度制御方式の切り替えを行っている。
【0028】
一方、パラメータメモリ56は、レーザが安定に動作し得る最大出力値Pmaxの他に、光ディスク10の種類(例えば、光ディスクの製造元や記録層に使われている材質など)ごとに、線速度−最適レーザ出力値特性の特徴値が取り得る範囲を記憶している。例えば、線速度−最適レーザ出力特性が一次関数として設定される場合には、この特性の特徴値は、一次関数の傾きとなる。また、例えば、二次関数
y=ax2+bx+c
但し、y:記録パワー
x:線速度
として特性を設定した場合には、この特性の特徴値は、aおよびbとなる。
【0029】
さて、このような構成の光ディスク記録装置において、ユーザにより、高速な線速度が設定線速度Vsとして設定された場合の、本実施形態の情報記録動作について説明する。
【0030】
まず、システム制御50は、光ディスク10のリードインエリアに書き込まれているディスクIDを取得する。この取得したディスクIDから、システム制御50は、光ディスク10の種類として製造元や記録層に使われている材質などを判断する。
次いで、システム制御50は、線速度−最適レーザ出力特性を設定するために、OPCを実行して、例えば図5に示すような、一次関数の特性を設定する。具体的には、設定線速度Vsよりも低い、2つの異なる定線速度V1、V2(設定線速度が8倍線速度の場合、例えば、V1=1倍線速度、V2=2倍線速度とする)でOPCが実行され、それぞれの定線速度V1、V2に対応した最適レーザ出力値P1、P2が決定される。そして、システム制御50は、定線速度V1に対応する最適レーザ出力値P1と定線速度V2に対応する最適レーザ出力値P2とから、線速度に対する最適レーザ出力値の特性を一次関数として設定する。
【0031】
そして、システム制御50は、一次関数として設定された線速度−最適レーザ出力特性の一次式を算出する。
次に、システム制御50は、取得したディスクIDに対応する特徴値(ここでは、傾き)の取り得る範囲を、パラメータメモリ56から読み出し、算出した傾きaが、この範囲内にあるか否かを判別する。
この判別の結果、傾きaが取り得る範囲内にない場合、システム制御50は、各構成部を制御して、OPCを実行し、線速度−最適レーザ出力値特性を再度、設定する。一方、傾きaが取り得る範囲内にある場合、システム制御50は、先に得られた線速度−最適レーザ出力値が正確であると判断する。
これにより、例えば、光ディスク上の傷や指紋などの汚れなどにより、OPCの実行結果として得られる値に誤差が生じた場合であっても、再度、OPCが実行され、正確な線速度−最適レーザ出力値特性が設定されることになる。
【0032】
さて、正確な線速度−最適レーザ出力値特性が得られた後、システム制御50は、パラメータメモリ56からレーザの最大出力値Pmaxを読み出し、この最大出力値Pmaxと、先に設定した線速度−最適レーザ出力値特性とから、最大出力値Pmaxに対応する最大記録可能線速度Vmaxを決定する。
そして、システム制御50は、ユーザにより指定された設定線速度Vsと最大記録可能線速度Vmaxとの大小を判別する。
この判別の結果、設定線速度Vsが、最大記録可能線速度Vmaxよりも大である場合、システム制御50は、記録線速度を最大記録可能線速度Vmaxに指定する。また、この場合に、システム制御50は、記録線速度として、最大記録可能線速度Vmax以下の任意の線速度を指定してもよいし、最大記録可能線速度Vmax以下の記録線速度候補の中からユーザに選択させてもよい。
【0033】
図6は、一例として記録線速度に最大記録可能線速度Vmaxを指定したときの記録線速度制御方法を示す図である。同図に示すように、光ディスク10におけるプログラム領域18の内周側では、スピンドルモータ24の回転速度をCAV制御方式により制御して情報の記録が行われる。そして、記録位置における線速度が最大記録可能線速度Vmaxに達した後は、スピンドルモータ24の回転速度をCLV制御方式により制御して、この最大記録可能線速度Vmaxで、情報の記録が行われることとなる。
同図に示すように、記録線速度を最大記録可能線速度Vmaxに指定することで、記録時間の短縮化を図ることができる。
一方、設定線速度Vsと最大記録可能線速度Vmaxの大小判別の結果、設定線速度Vsが、最大記録可能線速度Vmaxよりも小である場合、システム制御50は、設定線速度Vsを記録線速度に指定する。
【0034】
次いで、システム制御50は、記録線速度と、記録する情報の情報量とから、記録に要する所要時間を計算する。そして、システム制御50は、記録線速度と、算出した所要時間とをインターフェース52を介して、例えばPCに出力する。次いで、PCは、取得した記録線速度と所要時間とを、ディスプレイに表示させるなどして、ユーザに報知する。
ユーザは、この報知内容に同意する場合には、例えば、PCに接続されたキーボードを操作するなどして、光ディスク記録装置に記録要求を送信し、システム制御50は、この記録要求を取得すると、情報の記録を開始する。
また、ユーザは、報知内容に同意できない場合には、例えば、最大記録可能線速度Vmax以下の記録線速度候補の中から、再度設定線速度の設定を行う。そして、システム制御50は、ユーザにより新たに設定された設定線速度を記録線速度に指定して、該記録線速度と記録する情報の情報量とから所要時間を算出して、この所要時間と記録線速度とをユーザに報知する。
【0035】
このように、第2実施形態において、OPCを実行することにより得られる線速度−最適レーザ出力値特性が、例えば、光ディスクに付いた傷や指紋などにより異常な特性となる場合であっても、再度、特性を設定しなおす事から、正常な線速度−最適レーザ出力値特性を設定することができる。これにより、正確に、記録時に必要な最適レーザ出力値を算出することができる。また、正確な最適レーザ出力により情報記録を行うことから、光ディスクにおける記録信号品位を良好なものにすることができる。
【0036】
<変形例>
上述した第1および第2の実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変更可能である。そこで以下に、各種の変形例を説明する。
【0037】
(1)第1実施形態において、第2実施形態と同様に、線速度−最適レーザ出力値特性の設定時に、設定された特性が正常であるか否かを判別するようにしてもよい。これにより、より正確に記録線速度に必要な最適レーザ出力値を算出することができる。
【0038】
(2)第1実施形態において、ユーザにより設定された設定線速度Vsに対してOPCを実行し、該設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psを決定している。これにかえて、第2実施形態で述べたように、設定線速度Vsよりも低い2点の定線速度V1、V2に対してOPCを実行して、それぞれに対応する最適レーザ出力値P1、P2を決定した後、線速度−最適レーザ出力値特性を設定する。そして、このようにして設定された特性から、設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psを求めても良い。
【0039】
(3)第2実施形態において、ユーザにより設定された設定線速度Vsよりも低い2点の定速度V1、V2に対してOPCを実行して、それぞれに対応する最適レーザ出力値P1、P2を決定した後、線速度−最適レーザ出力値特性を設定して、このようにして設定された特性から、設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psを求めている。これにかえて、第1実施形態に述べたように、ユーザにより設定された設定線速度Vsに対してOPCを実行し、該設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psを決定してもよい。さらに、このようにして決定した最適レーザ出力値Psとレーザの最大出力値Pmaxとの大小判別を行い、最適レーザ出力値Psがレーザの最大出力値Pmaxよりも大である場合に、設定線速度Vsよりも低い定線速度V1に対してOPCを実行して、最適レーザ出力値P1を決定する。次いで、設定線速度Vsと定線速度V1、および、それぞれに対応する最適レーザ出力値Ps、P1とから線速度−最適レーザ出力値特性を設定する。そして、このようにして設定された特性から、レーザの最大出力値Pmaxに対応する線速度Vmaxを算出するようにしてもよい。
【0040】
(4)各実施形態において、2点の線速度と、それぞれの線速度に対応する最適レーザ出力値とから線速度−最適レーザ出力値特性を設定しているが、これに限らず、1点の線速度と、該線速度に対応する最適レーザ出力値特性、および、パラメータメモリ56に記憶されている線速度−最適レーザ出力値特性の特徴値が取り得る範囲とから、線速度−最適レーザ出力値特性を設定してもよい。
具体的には、特徴値が取り得る範囲の代表値を予め決定しておき(例えば、一次関数の場合は、傾きaなど)、この代表値と、1点の線速度と、該線速度に対応する最適レーザ出力値とから、線速度−最適レーザ出力値特性を設定する。
【0041】
さらに、OPCを実行した結果に応じて、パラメータメモリ56に記憶された代表値を補正するようにしてもよい。
例えば、パラメータメモリ56に、線速度−最適レーザ出力値特性を一次関数として設定した場合の傾きaと切片bの代表値が記憶されており、それぞれの代表値が、a=2、b=4であるならば、代表値を用いて設定される線速度−最適レーザ出力値特性は、
y=2x+4
となる。このとき、8倍線速度でOPCを実行した結果、該8倍線速度に対応する最適レーザ出力値が20mWであったならば、この結果に適合するように、代表値に補正を加える。
具体的には、切片のみに補正を加える場合、
y=2x+2
として、b=2を補正後の切片としてパラメータメモリ56に記憶する。
また、傾きのみに補正を加える場合、
y=1.75x+4
として、a=1.75を補正後の傾きとしてパラメータメモリ56に記憶する。
【0042】
(5)各実施形態において、情報記録時のスピンドルモータ24の回転速度制御をCAV制御方式のみで行ってもよい。このとき、システム制御50は、情報記録終了時の記録位置における線速度が、レーザの最大出力値Pmaxに対応する最大記録可能線速度Vmaxと等しくなる角速度を算出して、該角速度を一定に維持したまま情報の記録を実行する。
【0043】
(6)各実施形態において、ユーザにより設定された設定線速度とレーザの最大出力値との大小判別を行った結果に応じて、記録線速度を指定しているが、レーザ出力値ではなく、レーザ光源であるLDに供給する駆動電流値を比較してもよい。具体的には、OPCを実行した際に、システム制御50は、ある線速度Vに対応する最適レーザ出力値Pの他に、該最適レーザ出力値Pを得るに必要な最適駆動電流値Iを取得して、線速度−最適駆動電流値特性を設定する。システム制御50は、設定線速度に対応する最適駆動電流値Iが、LDに供給可能な最大駆動電流値Imaxよりも大であるか否かの判別を行う。判別の結果が肯定的である場合、例えば最大駆動電流値Imaxに対応する線速度で、情報の記録を行うことになる。
このような構成において、例えば、使用回数を重ねることによりレーザ出力−駆動電流特性が変化し、レーザの最大出力値Pmaxが変わる場合であっても、最大駆動電流値Imaxは常に一定であるので、LDの経年変化の影響を受けることがない。
【0044】
(7)各実施形態において、光ディスク記録装置制御プログラムは、システム制御プログラムメモリ54に記録されていたが、これに限らず、インターフェース52を介して接続されるコンピュータの記憶装置に記憶させ、該コンピュータに光ディスク記録装置の動作を制御させるようにしてもよい。、
【0045】
(8)各実施形態において、一定の記録信号品位が維持されるように、光ディスク記録装置は、光ディスク10にレーザ光を照射して記録情報を記録している間、光ディスク10からの反射光量を例えばフォトディテクタなどで検出し、この検出した反射光量に応じてレーザ出力値を調整する、いわゆる、ROPC(Running Optimum Power Calibration)を実行しても良い。
【0046】
ここで、光ディスク記録装置がROPCの結果に応じてレーザ出力値を調整しても調整後のレーザ出力値がレーザの最大出力値Pmaxを越えることのないように、最大記録可能線速度Vmaxが設定されることが望ましい。
具体的には、パラメータメモリ56には、レーザの最大出力値Pmaxの他に、ROPCの結果に応じて調整され得るレーザ出力値の調整量Dが記憶されている。光ディスク記録装置のシステム制御50は、最大出力値Pmaxから調整量Dを減算し、この演算結果から補正最大出力値P’maxを求める。そして、図7に示すように、システム制御50は、OPCの結果得られた線速度に対する最適レーザ出力値の特性から、補正最大出力値P’maxに対応する線速度を補正最大記録可能線速度V’maxとして特定する。
【0047】
光ディスク記録装置は、ユーザにより設定された設定線速度Vsに対応する最適レーザ出力値Psが最大出力値Pmaxよりも大であると判別した場合には、補正最大記録可能線速度V’maxを記録線速度に指定する。
これにより、光ディスク記録装置が一定の記録信号品位を維持すべく、ROPCを実行したとしても、出力調整後のレーザ出力値がレーザの最大出力値Pmaxを越えることが防止される。
【0048】
なお、光ディスク記録装置は、調整量Dを光ディスク10の種類毎にパラメータメモリ56に記憶させておいても良い。さらに説明すると、ROPCにおいては、光ディスク10の記録層に用いられている色素毎の温度特性や熱効率などの違いにより反射光量が変動することがある。記録層に用いられる色素の種類は、光ディスク10の製造元毎に決まっている。また、光ディスク10に予め書き込まれているディスクIDには、この光ディスク10の製造元を示す情報が含まれている。
そこで、光ディスク記録装置のシステム制御50は、製造元と、色素の種類と、調整量Dとの各々を対応づけてパラメータメモリ56に記憶させておく。システム制御50は、光ディスク10から取得したディスクIDから、この光ディスク10に対応する調整量Dを特定し、この特性された調整量Dを用いて補正最大記録可能線速度V’maxを特定する。
これにより、光ディスク10の種類毎により正確なレーザ出力値の制御を行うことができる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、高速な線速度を設定した場合であっても、LDを安定動作させることができ、情報記録の失敗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る光ディスク記録装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 光ディスクのフォーマットの一例を示す図である。
【図3】 線速度に対応する最適レーザ出力値の特性を示す図である。
【図4】 本件発明の第2実施形態に係る光ディスク記録装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 線速度に対応する最適レーザ出力値の特性を示す図である。
【図6】 スピンドルモータの回転速度制御方法を示す図である。
【図7】 各実施形態の変形例に係る線速度に対応する最適レーザ出力値の特性を示す図である。
【符号の説明】
10…光ディスク、26…周波数発生器、40…サーボ回路、44…光パワー制御回路、50…システム制御、52…インターフェース、54…システム制御プログラムメモリ、56…パラメータメモリ、60…システムバス、D…調整量

Claims (4)

  1. 記録線速度に応じた出力のレーザ光を光ディスクに照射して情報を記録する光ディスク記録装置であって、
    設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を算出する第1の算出手段と、
    前記最適なレーザ出力値が、最大出力値よりも大であるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別の結果が前者である場合に、最適なレーザ出力値が最大出力値以下になる線速度を算出するとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指定手段と、
    情報の記録時に、前記光ディスクからの反射光量を検出する反射光量検出手段と、
    前記検出された反射光量に応じて前記レーザの出力値を増減させる出力調整手段と、
    レーザを出力する装置が安定に動作し得るレーザ出力の最大値から前記出力調整手段によるレーザの出力値の増加量であって光ディスクのプログラム領域の内周側から外周側にかけて情報が記録されレーザの出力値が最大出力値に到達するまでにROPC( Running Optimum Power Calibration )の結果に応じて増加する量を減じて得られる値を前記最大出力値として算出する第2の算出手段と
    を具備することを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 光ディスクの種類と、ROPCの結果に応じて前記出力調整手段によるレーザの出力値の増加量としてとり得る値とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記第2の算出手段は、情報を記録すべき光ディスクの種類に対応した、レーザの出力値の増加量としてとり得る値を前記記憶手段から読み出し、前記レーザを出力する装置が安定に動作し得るレーザ出力の最大値から当該読み出した値を減じて得られる値を前記最大出力値として算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
  3. 記録する情報の情報量と、前記記録線速度とから、該情報を記録するに要する所要時間を算出する所要時間算出手段と、
    前記所要時間を出力する出力手段と
    を具備することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の光ディスク記録装置。
  4. 記録線速度に応じた出力のレーザ光を光ディスクに照射して情報を記録する光ディスク記録装置を制御するために、ホストコンピュータを、
    設定された設定線速度に対応する最適なレーザ出力値を算出する第1の算出手段、
    前記最適なレーザ出力値が、最大出力値よりも大であるか否かを判別する判別手段、
    前記判別の結果が前者である場合に、最適なレーザ出力値が前記最大出力値以下になる線速度を算出するとともに、前記記録線速度を当該線速度に指定する指定手段、
    情報の記録時に、前記光ディスクからの反射光量を検出する反射光量検出手段、
    前記検出された反射光量に応じて前記レーザの出力値を増減させる出力調整手段、および、
    レーザを出力する装置が安定に動作し得るレーザ出力の最大値から前記出力調整手段によるレーザの出力値の増加量であって光ディスクのプログラム領域の内周側から外周側にかけて情報が記録されレーザの出力値が最大出力値に到達するまでにROPC( Running Optimum Power Calibration )の結果に応じて増加する量を減じて得られる値を前記最大出力値として算出する第2の算出手段
    として機能させるための光ディスク記録装置制御プログラム。
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